概要
日本を代表する日用品 メーカーである。洗剤 、トイレタリー で国内では1位、化粧品 は2位。世界では化粧品・トイレタリー企業のシェアランキング7位。衣料用洗濯用洗剤の2019年時点のシェアは、約4割となっている。2000年代以降、体脂肪をエネルギーとして燃やしやすくする飲料「ヘルシア 」に代表される機能系食品やペット用品なども販売しており、高い収益力を誇っている。用途によって細分化された製品を展開しており、ライオン 、P&G 、ユニリーバ・ジャパン 、資生堂 、サンスター など様々な企業と競合している。原料からの一貫生産と物流・販売システムに強みがあり、国内外に多数の工場や営業拠点をもっている。
化粧品はドラッグストア などで陳列販売するバラエティ化粧品が中心のソフィーナ 、カウンセリング化粧品のエスト 、通信販売 の「オリエナ」といったブランドがある。2006年1月に投資ファンド 3社からなるトリニティ・インベストメントと共同でカネボウ化粧品 をカネボウ から買収。同社と合計して化粧品分野のシェアは国内4位から資生堂に次ぐ2位に上昇した。
かつてはフロッピーディスク や光磁気ディスク 、DAT テープ、ブランクMD などの電子媒体 製造販売や一般用医薬品 事業にも進出したが、経営判断により1998年から2000年までに撤退した。また、トイレタリー商品の通信販売事業「花王セレクトショップ・はっぴぃ工房」をローカルテレビ局やインターネットなどで展開していたが、2005年3月で終了となった。なお、通信販売事業はその後業態を変え、製造終了品・店頭に見当たらない(近くの店で見当たらない、または行きつけの店で取扱いが無くなった)製品・製品の付属品を扱う「花王ダイレクト販売サービス」や「オリエナ」に継承されている。
沿革
1887年 (明治 20年)6月19日 - 花王創業者長瀬富郎 が日本橋馬喰町に花王の前身の「長瀬商店」を創業(石鹸や輸入文房具などを販売)。 1890年 (明治23年) - 「花王石鹸」発売。 1902年 (明治35年) - 原料仕込みから包装までを一貫生産する直営工場として、請地工場完成。 1923年 (大正 12年) - 「吾嬬町工場」(現在の東京工場)操業開始、石鹸の生産に乗り出す。 1925年 (大正14年)5月16日 - 「花王石鹸株式会社長瀬商会」設立。 1934年 (昭和 9年)- 家事全般について科学的にアプローチする研究施設として、家事科学研究所を設立(1937年長瀬家事科学研究所に、1954年花王家事科学研究所に改称)。 1935年 (昭和10年)3月17日 - 大日本油脂株式会社設立。 1940年 (昭和15年)5月21日 - 「花王石鹸株式会社長瀬商会」と株式会社鐵興社(現・東北東ソー化学 )の両者折半出資により日本有機株式会社設立。 1946年 (昭和21年)10月15日 - 「花王石鹸株式会社長瀬商会」が「株式会社花王」に商号変更。 1949年 (昭和24年)5月20日 - 日本有機が旧・「花王石鹸株式会社 」に商号変更。一方、花王と大日本油脂が合併し「花王油脂株式会社 」となる。 1954年 (昭和29年)8月3日 - 花王石鹸と花王油脂が合併し、新・「花王石鹸株式会社 」となる。 1964年 (昭和39年) - 初の海外拠点となる、花王インダストリアル(タイランド)社設立。台湾花王社設立(1991年花王(台湾)社に改称)。 1968年 (昭和43年) - ドイツのバイヤスドルフ社との提携により「ニベア花王株式会社」を設立。 1976年 (昭和51年) - 日本コルゲートパルモリーブとの合弁で「花王コルゲートオーラルプロダクツ株式会社」を設立。翌1977年より1985年3月(社名変更の半年前)まで花王のオーラルケア品を販売。現在、花王のホームページにはコルゲート関連に関しては全く掲載されていない。 1985年 (昭和60年)10月1日 - 商号を「花王株式会社 」に変更し、CI導入(ただしCI導入は社名変更の半年前 月のマークはそのまま)。 2000年 (平成 12年)8月 - ノバルティス コンシューマーヘルス社との折半出資による共同事業として、ノバルティス花王を設立。 2002年 (平成14年)3月 - 業績未達成のため、ノバルティス花王を解散。 2005年 (平成17年) - イギリスのモルトンブラウン社買収。 2006年 (平成18年)1月 - 化粧品大手のカネボウを買収、子会社化。中国に花王(中国)研究開発中心社設立。 2009年 (平成21年)10月 - 新CIを導入。以前から使われている月のマークは引き続き使用。ドイツのプレミアムヘアケア製品の工場を取得(2013年花王製造ドイツ社に改称)。 2012年 (平成24年) - 欧米ビューティケア事業のマネジメントを統合し、一体運営を開始。中国に花王(合肥)社と葫芦島(フルダオ)錦星社の化学製品の新工場が竣工。 2013年 (平成25年) - 北欧でのビューティケア事業強化のために企業買収を行ない、花王(スウェーデン)社に改称。花王インドネシア化学社の新工場が竣工。 2014年 (平成26年)4月2日 - 酒田工場内に新設したサニタリー製品工場が操業開始。花王インドネシア社の日用品の第2工場が竣工。 2015年 (平成27年)7月1日 - 東京ディズニーランド と東京ディズニーシー の参加企業となる。前者は「スプラッシュ・マウンテン 」、後者は「トイ・ストーリー・マニア! 」のオフィシャルスポンサーを務める。花王(上海)化工社の新工場が竣工。 2016年 (平成28年) - 米国のコリンズインクジェット社を買収し、花王コリンズ社に改称。 2017年 (平成29年) - 米国のオリベヘアケア社を買収。 2019年 (令和 元年) - インドネシアの合弁会社アピカル花王ケミカルズの化学品新工場が竣工。 2022年 (令和4年)10月1日 - グループ会社のカネボウ化粧品が運営していた「カネボウ陸上競技部」の運営を引き継ぎ、「花王陸上競技部 」として始動。 2024年 (令和6年)6月1日 - ニャンとも清潔トイレ事業をエステー へ譲渡する予定。 歴代社長
CI(コーポレート・アイデンティティ)
2009年10月から、CIを「自然と調和する こころ豊かな毎日をめざして 」(日本国外では英語で「Enriching lives, in harmony with nature 」と表記される)に改めると共に、月のマークの「花王」ブランドにおいては、日本・アジアのコンシューマープロダクツ事業分野、ケミカル事業分野において、日本語表記の「花王 」から英語表記の「kao 」に変更した。製品への反映は同年9月から始められており、従来の「花王」ロゴと混在する状態がしばらく続いていたが、2011年6月現在は一部の製品を除くほとんどの製品が新ロゴへの切り替えを終えている。
2010年からはパッケージ正面に用途名を表記するようになった。これまで花王では特定の用途に合わせてブランド名を策定(例えば、「アタック」や「ニュービーズ」は洗たく用洗剤、「ハミング」は柔軟剤)したうえで、パッケージの裏面には品目名が表記されていることから、ユーザーには用途が理解されていると考えられていた。しかし、柔軟剤入り洗剤(「ニュービーズNeo」など)といった多機能な製品が発売されるようになり、製品名では用途がわからないという指摘があったことから、全ての製品においてパッケージ正面に用途名を表記するようになった。既に新ロゴへの切り替えを終えた製品を含め、順次用途名を表記したパッケージへと切り替えられている。
2021年10月にコーポレートスローガンが12年ぶりに改定され、「きれいを こころに 未来に 」(日本国外では英語で「Kirei-Making Life Beautiful 」と表記される)に変更された。
歴代キャッチフレーズ 1887年 - 1985年9月:月のマークでおなじみの花王石鹸(または花王) 1984年 - 1985年6月:清潔な暮らしをひろげる月のマークの花王石鹸(または花王) (関西テレビ 『花王名人劇場 』、TBS 『枝里子と鶴太郎のデータブティック 』のみ。それ以外は上記を継続。) 1985年7月 - 2009年9月:清潔で美しく健やかな毎日をめざして (提供アナウンスでは、「清潔で美しく健やかな毎日をめざす」や「清潔で美しく健やかに」も使われていた) 2009年10月 - 2021年9月:自然と調和する こころ豊かな毎日をめざして (一部の一社提供番組では、当コピーではなく「髪から、新しい私へ。ヘアケアーで応援するkao」が使われている) 2021年10月 - 現在:きれいを こころに 未来に ブランドマーク
英語圏などで2009年9月以前に用いられていたロゴ 1890年発売の花王石鹸は当時「顔洗い」(かおをあらう)と呼んでいた化粧石鹸の高級な品質を訴求するため、発音が「顔」に通じる「花王」と命名したものである。当時は「香王」「華王」なども候補に挙がっていた。
このとき「美と清浄のシンボル」として使われた「月のマーク」は何度か形を変えている。
初代 1890年 - 右向き(下弦の月 )のリアルな男顔で、「花王石鹸」と吹き出していた(創業者長瀬富郎が自主的に描いていた)。 2代目 1897年 - ややマイナーチェンジ(花王石鹸の文字が旧字体から新字体に変更された)。 3代目 1912年 - 同上の吹き出しがなくなり、「叫ぶ三日月」と呼ばれていた。 4代目 1925年 - シワのある老人顔になった。 5代目 1943年 - 下弦の月は徐々に欠けていくので縁起が悪いからと左向き(上弦の月 )に変わる。 6代目 1948年 - この頃から女性顔になる。現在のマークに近づく。 7代目 1953年 - 現在のマークに。花王のロゴマーク遍歴サイト によれば、このころから2021年9月(日本を含むアジア地区のコンシューマプロダクツとケミカル事業に継続して使用。後述の世界的な展開では2009年9月で使用廃止。)まで使われていた月マークは消費者に親しみと信頼感を持ってもらえるように子供の顔をイメージしたものにし、公式なカラーリングもオレンジを使用していたという。 8代目 1985年 - 社名変更に伴い、「花王」の社名ロゴ(CI導入)を追加した(ただし、CI導入は社名変更前の同年4月頃から行われ、広告・提供表示も順次切り替えられた。過度期には社名ロゴ部分がゴシックだった。)。このころから、月マークを含む公式なコーポレートカラーを若草色に変更。 9代目 2009年10月 - : 新CI導入に伴い、「月のマーク」は現行のまま「花王」のロゴを「Kao」に変更(日本のみならず、タイ ・マレーシア ・シンガポール ・インドネシア でも同日にブランドマークを変更)。 10代目 2021年10月 - :9代目をベースに、従来からグループで表す場合に表記されていた「月のマーク」の無いロゴとなり、地平線 をモチーフとしたアーク を配したスローガン付ロゴマークが新たに制定される。月のマーク自体は廃止されずに単体で使われており、SDGSに関する取り組みを社公式Instagramで紹介する際に使っている他、同じく取り組みを紹介する企業広告「もったいないをほっとけない」では巨大な月のマークが描かれており、テレビCMのラストでは画面のどこかに隠れて登場している。 上弦の月を採用した「月のマーク」は、同じ家庭用品メーカーであるP&G のブランドマークとしても知られており、花王は北米およびヨーロッパ市場向けには月のマークのない「Kao」のロゴのみの製品を販売しているが、日本でも2022年1月以降にリニューアル並びにパッケージデザインの変更を受けた製品より月のマークのない「Kao」のロゴのみへの切り替えを開始している。
なお、一時期販売されていた情報関連 商品(フロッピーディスク 、音楽録音用DAT など)では上記変遷と異なる「KAO」ロゴを表記していたほか、「月のマーク」の採用有無が時期により異なる(当該項目を参照)。
製品
主な拠点 事業場 工場 研究所 栃木研究所(栃木県芳賀郡市貝町・栃木工場内) 東京研究所(東京都墨田区・すみだ事業場内) 小田原研究所(神奈川県小田原市・小田原事業場内) 和歌山研究所(和歌山県和歌山市・和歌山工場内) 広告展開・スポンサー番組 現在の提供番組 花王単独の「一社提供 」で協賛する場合、社名変更とCI導入後の1985年 頃から2007年 頃まで一社提供専用のクレジット(白地に若草色で全面に「花王(月マークを大きく)」、右下に「提供」という文字を入れたもの。ナレーションも統一されていた)が放送されていたが、一部の一社提供番組では2000年代 に入ってからそれを使わず、通常の各放送局の字幕出しと各放送局アナウンサーのコメントによる提供に切り替えられた。
新CIとなった2009年 10月 からはA-Studio (TBS系列 )とドラマチック・サンデー →あすなろラボ→全力教室 →ワンダフルライフ (フジテレビ系列 )でそれぞれ全面に白地・若草色で「Kao(月マークを大きく)」の共通提供表示を採用しているが、アナウンスは今までどおり各放送局のアナウンサーが録音したコメントを使用している。
2012年 4月 から、放送されている複数スポンサー提供番組において、CM提供時間が縮小傾向にあり、特に1分30秒以上のCMを提供する筆頭スポンサーの番組が大幅に縮小されていたが、2020年 10月度の改編現在は、下述の一社提供を含む4番組が90秒以上の提供となっている。
月マークの表示については、90秒以上の提供の場合は正式な月マークと同じ大きめのもの、60秒以下のものは小さめのものを基本としていたが、60秒筆頭提供の番組でも、初頭スポンサーとして単独クレジットされる場合にはフレーズ読みはないが、90秒以上提供時と同じものを使う番組もあった(下記表のうち、2017年6月中旬ごろまでのもので、60秒以下提供の場合の☆マークが付いた番組がそれに当たる)。2017年6月下旬ごろから提供する時間に関わらず、全て正式な月マークと同じ大きめのものしか使われなくなった。
前述したコーポレートスローガンの改定を受け、2021年10月より月マークのロゴが廃止された。原則として90秒以上の筆頭提供番組と一部の60秒筆頭提供番組(下記の一覧において◎を付けた番組)では前述のスローガン付ロゴマークを掲載したクレジット表示に改められた。なお、商品CMにおいては、先行で同年9月放映分から社名の「Kao」の文字のみとなり、既存のTVCMの一部も順次、「Kao」のみのロゴマーク改定版に切り替わっている。
またこれまで、一部のバラエティーやドラマ番組、提供番組に特定の出演者が出演したとき、及び30秒1回のいわゆる「ご覧のスポンサー」の扱いである番組のCM提供である場合は、協賛表示を自粛する「パーティシペーション 」(PT)となるもの、あるいは社名は露出せず花王の製品ブランド(例・「ヘルシア緑茶」「メリーズ」「アジエンス」など)をクレジットに使う場合があったが、2011年7月以後段階的にではあるものの、これらの番組でも花王の社名を協賛表示する番組が増えており、新規スポンサー番組に30秒1回のみの提供となるケースが増えたほか、上記の広告縮小のため、それまで60秒以上筆頭の扱いだった番組が30秒の一般スポンサーに降格したもの、さらには子会社のカネボウ化粧品 から提供スポンサード枠を継承したものもある。
ただし、一部例外の事例もある。
複数社提供の番組
CM枠が1分の番組 以下に示す番組ではまれに、協賛スポンサーの枠(週替わり協賛社など)の都合により、臨時にCM枠を拡大することもある。 CM枠が30秒の番組 - 2011年6月までPT での協賛扱いだった一部番組は、同年7月からクレジット解禁。 日本テレビ系列 TBS系列 サンデーモーニング (関口宏のサンデーモーニング )(TBS・1996年3月まで60秒の筆頭スポンサー。降板後「ヘルシア」名義でスポンサー復帰。花王の企業スポンサーとしては2017年4月より現在に至る。2020年9月にスポンサーを降板している) フジテレビ系列 テレビ朝日系列 テレビ東京系列 ここにあげたもの以外の単発提供であっても、表示される番組が存在する。 CM枠30秒の放送で、提供クレジット表示がないPT 花王の企業としてではなく、花王が製造・販売する製品ブランド名で提供する番組 以上「キュレル」
過去の提供番組 一社提供の番組
日本テレビ金曜19:30〜枠 日本テレビ平日13:30〜枠 愛のサスペンス劇場 (1975年3月〜1977年3月4日) 女の劇場 (1977年3月7日〜10月) うどん一代(1977年10月〜1978年3月。なおこの次の『おてんば人生』は当社筆頭の複数社提供) フジテレビ日曜9:30〜枠 フジテレビ日曜21:00〜枠 フジテレビ火曜19:54〜枠 フジテレビ木曜22:54〜枠 (以下の3番組は「アジエンス」名義) TBS月曜19:00〜枠 TBS水曜22:25〜枠 TBS金曜23:00〜枠 その他 複数社提供の番組
日本テレビ ズームイン!!朝! (「朝の詩(ポエム)」の1コーナー提供) スッキリ!! SUPER SURPRISE (2009年10月 - 12月 19:50台提供で、一社提供扱い) 月曜20時枠 人生が変わる1分間の深イイ話 (2011年10月 - 12月まで期間限定で筆頭に昇格。2012年3月で降板) 火曜21時・22時枠 ネプ&イモトの世界番付 (火曜時代)(2011年10月 - 12月 10月は各社でPT扱い、11月〜12月は筆頭に昇格していた。) 火曜ドラマ (花王名義は2007年4月 - 2008年12月。このうち30秒提供だった2008年9月まではPT=ノンクレジット扱いで、2008年10月は60秒提供で表示があった。終了末期は子会社であるカネボウ化粧品の提供となっていた。) 水曜ロードショー (隔週で前半・後半入れ替え。放送内容によっては提供クレジット自粛があった。) 追跡 (木曜日。30秒提供であったため各社扱いながら表示されていた) 木曜20時枠 カックラキン大放送!! (末期のみ)→カックラキン決定版!!(同系) 金曜20時枠 サッカーアース (2006年 4月 - 9月・4月 - 6月編成時は「MEN'S Viore」名義。但し、各社扱い) 天才!志村どうぶつ園 (2009年4月 - 2020年9月、2014年6月までと2014年10月から2020年3月までは60秒☆) 水曜ドラマ (若草色のカラー表示・薄い白絨毯)☆◎ 土曜ドラマ (若草色のカラー表示・薄い白絨毯 )☆→◎ 土曜23時30分枠 日曜18時30分枠の番組(1973年 頃から1975年 - 1976年 放送の『蝶々・談志のあまから家族→あまから家族→蝶々のあまから家族 』までヒッチハイクを担当) 日曜20時枠 美味しんぼ ワイルド7 情報ライブ ミヤネ屋 (読売テレビ 制作)※2010年3月までは14時台に複数社提供でクレジットなし、2010年4月放送分から6月放送分までは14:45頃のニュース前に一社提供(提供クレジットは60秒時のロゴと同一ながら☆)。2010年7月2日放送分からは同時間帯で複数社提供(30秒)に移行したため、2011年7月29日までクレジット表記が再びなしとなっていたが、同年8月1日放送分よりクレジット表記を再開。月曜日・水曜日・金曜日に提供していたが、2020年3月に降板。後継は月曜日がアサヒ緑健 と前半ネットワークスポンサー6社中1社週替わり、水曜日が当初オリックス生命 ・2021年4月から2022年3月まではDMMほけん・2022年4月以降は朝日生命グループ のなないろ生命保険、金曜日はオリックス生命。 ZIP! ※2011年7月放送分から提供クレジットを開始。1994年10月の『ズームイン!!朝! 』の1コーナー「朝の詩(ポエム)」終了による降格以来、16年10か月ぶりに提供に復帰。末期は日産自動車 とともに隔日提供していたが、2022年3月に降板。後継はアース製薬 で、日産自動車とともに隔日提供。 踊る!さんま御殿!! ※2020年8月25日から末期はカラー表示、2022年9月に降板し、現在はP&Gに交代。 テレビ朝日 TBS テレビ東京 フジテレビ ひらけ!ポンキッキ (初期〜中期のみ。1社提供の時期もあった) おはよう!ナイスデイ →とくダネ! (前半枠) ゴールデン洋画劇場→ゴールデンシアター 東海テレビ制作昼の帯ドラマ (1976年〜1981年まで。後に同業者のP&Gに交代) 知りたがり! - 全国ネットに昇格した2012年 4月2日 より前半ナショナルセールスの帯スポンサー。開始当初の数ヶ月は30秒だったが、後に生CMが放送されるため筆頭スポンサー扱い(☆ 日によっては表面上1社提供となるケースもある)となった。 桑田佳祐の音楽寅さん 〜MUSIC TIGER〜 (第2期) 火曜ワイドスペシャル (一時提供クレジット自粛期間あり) タモリのジャポニカロゴス (提供クレジットの表示は無し) にじいろジーン (関西テレビ 制作、後半の担当) 火曜21時→22時枠(2015年4月〜) ※関西テレビ制作枠 水曜23時枠(〜2012年3月)→火曜23時枠(2012年4月〜)※関西テレビ制作枠、2022年10月からは30秒となり、「ご覧のスポンサーの提供でお送りします(しました)」。 グータンヌーボ (2007年9月までは30秒で提供クレジットなし、2010年4月は90秒、2010年5月から2011年9月まで60秒で、2011年10月から90秒。うち30秒分は9月限りでスポンサーを降板した帝人 から枠を買い取って拡大。提供アナウンスは、「自然と調和する心豊かな毎日を目指して花王と、ご覧のスポンサーの提供でお送りします/しました」に変更されていた。若草色のカラー表示。☆)→キャサリン→キャサリン三世 (2012年9月までは1分提供で☆・若草色カラー表示だったが、2012年10月から30秒スポンサーに降格。ただし、週によってはスポンサーの都合により60秒筆頭扱いもあった。) #nakedEve (2016年10月〜2017年3月) セブンルール (2017年4月 - 若草色のカラー表示・薄い白絨毯。2018年1月9日までは一社提供、1月16日〜2022年9月27日までは同社90秒筆頭の複数社提供。2022年10月4日以降は30秒のみとなり、「ご覧のスポンサーの提供でお送りします(しました)。」に変更された。) ※提供読みは2021年9月28日までは「全ての女性たちの輝きのために。セブンルールは、花王と、ご覧のスポンサーの提供でお送りいたします(いたしました)。」とアナウンスされていたが、同年10月1日のコーポレートスローガンの改定に伴い、同年10月5日〜2022年9月27日は他の提供番組と同じ提供読みへ変更された。2022年秋から30秒に縮小、そのまま番組終了となった。 花王の企業としてではなく、花王が製造・販売する商品ブランド名で提供した番組 ふるさと再生 日本の昔ばなし (ヒッチハイク)(テレビ東京・「メリーズ」) テレビ大阪制作日曜朝9時30分枠のアニメ (テレビ大阪 制作) 木曜8時のコンサート〜名曲!にっぽんの歌〜 (テレビ東京・「リリーフ」) AKB48のオールナイトニッポン (ニッポン放送、2012年7月〜9月・「エッセンシャル」) #nakedeve(スキンケア商品のCMを放送する場合に「SOFINA」として提供 上記詳述参照) 提供クレジット表示がなかったもののコマーシャルを放送していた番組 スポットCM 日本テレビ ・テレビ朝日 ・TBS の各系列では深夜と早朝を除き時間帯に関係なくスポットCM が放映されているが、特にフジテレビ 系は大量に放映されている。テレビ東京 系や独立局ではあまり流れていない。
CM出演者 ニベア花王 、ソフィーナ は該当項目参照。
現在
波瑠 - ビオレ マシュマロホイップ(過去にはビオレUV アクアリッチ、リーゼ ふんわりボリュームつくれるスプレー、ケープ キープ&リセット、ロリエ エフ しあわせ素肌にも出演) 新井恵理那 - ビオレ 朝用ジュレ洗顔料 川栄李奈 - ビオレ メイクの上からリフレッシュシート(過去にはロリエ しあわせ素肌にも出演) 二階堂ふみ - ビオレUV アクアリッチ 渡辺直美 - ビオレZ、エマール 浜辺美波 - ビオレ(さらさらパウダーシート、冷シート) 桜井ユキ - ビオレ パチパチはたらくメイク落とし 田中圭 - ビオレu ザ ボディ(過去にはアタック Neo抗菌EX スーパークリアジェル、ハミング ファインにも出演) 橋本環奈 - ビオレu ザ ボディ 休井美郷 - ビオレu ザ ボディ(Web CM 2022年5月から) 野村萬斎 - ビオレガード 菅田将暉 - メンズビオレ、アタックZERO 澤部佑 - メンズビオレ、クイックル(指原と共演) 白石聖 - キュレル 櫻井翔 - エッセンシャルflat 、めぐりズム(過去にはエッセンシャルにも出演) 多部未華子 - エッセンシャルflat、キュキュット (谷原章介 から引き継ぎ) 広瀬アリス - エッセンシャル ザビューティー 麻生久美子 - メリット 西島秀俊 - メリット 前田典子 - セグレタ 美活チャージ(過去にはアタックNeoにも出演) 三浦りさ子 - セグレタ 美活チャージ(過去にはビオレ、つぶ塩、エッセンシャルにも出演(当時は設楽りさ子として出演)) 亀梨和也 - サクセス 指原莉乃 - リーゼ 、クイックル ワイパー(過去にはビオレ さらさらパウダーシート、ビオレ 冷シート、トイレクイックルにも出演) 山﨑賢人 - リーゼフォーメン 竹下玲奈 - ブローネ (過去にはビオレ パーフェクトオイル、ビオレ ボディデリ、ビオレ さらさらUV アクアリッチ、プリティアふんわり泡カラー、ロリエ、台湾や香港でのシフォネのCMにも出演) 豊川悦司 - リライズ(過去にはアタックNeo抗菌EX Wパワーにも出演) 遠藤憲一 - クリアクリーン NEXDENT 蛯原友里 - クリアクリーン プレミアム(過去にはリーゼにも出演) 押切もえ - クリアクリーン プレミアム(過去にはクリアクリーン チェンジにも出演) 美香 - クリアクリーン プレミアム マツコ・デラックス - ピュオーラ /ピュオーラGRAN(過去にはエッセンシャルにも出演) ぺこぱ - ピュオーラ 大竹しのぶ - ディープクリーン 阿部サダヲ - バブ 、バスマジックリン SUPER CLEAN(過去にはクイックルワイパーにも出演) 松坂桃李 - アタックZERO 賀来賢人 - アタックZERO 間宮祥太朗 - アタックZERO 杉野遥亮 - アタックZERO 安藤和津 - アタック消臭ストロング(過去にはアタックにも出演) 石原さとみ - フレア フレグランス(過去にはリーゼに出演) 永野芽郁 - フレア フレグランス 向井慧 - フレアフレグランス IROKAメイクアップフレグランス 井上咲楽 - フレアフレグランス IROKAメイクアップフレグランス 安田顕 - ワイドハイター クリアヒーロー 内村光良 - リセッシュ 除菌EX 原美穂・原晋 ・青山学院大学陸上競技部員 - キッチン泡ハイター 中村獅童 - 強力カビハイター 山里亮太 - クイックルワイパー(指原と共演、過去に南海キャンディーズとして出演しており、再起用となる) 照英 - トイレマジックリン 消臭・洗浄スプレー ツヤツヤコートプラス、トイレクイックル ニオイ予防プラス(過去にはメリーズにも出演) SHELLY - メリーズ(過去にはリーゼ いっきに毛先までまとまるシャワー、クリアクリーンにも出演) チェリッシュ - リリーフ 未唯mie - リリーフ パンツタイプ 超うす型まるで下着 ローライズ 清野菜名 - ロリエ スリムガード(過去にはエッセンシャル、ロリエ エフ しあわせ素肌に出演) 飯豊まりえ - ロリエ しあわせ素肌 3時のヒロイン - ロリエ 朝までブロック、めぐりズム(上野と共演) 柳沢慎吾 - ヘルシア 上野樹里 - バブ、めぐりズム(過去にはクリアクリーン プラス ホワイトニングに出演) 前野朋哉 - バブ など。
過去
など
※☆は花王石鹸時代に出演(1985年9月まで)
※★は花王コルゲートオーラルプロダクツ時代に出演(1977年から1985年3月まで)
※同業他社のCMに現在出演しているもしくは出演経験があるタレント、複数の製品CMに起用されているタレント、一旦当社製品のCMの起用経験があり、別の製品で再起用されるタレントも多い。
CMソング 注目を集めた出来事 エコナの販売自粛 エコナに発ガン性物質があるとして、花王は「エコナ」全製品を販売自粛に追い込まれた。
スポンサー抗議デモ 2011年9月16日、約1,200人(主催者発表)の市民が、花王がフジテレビジョン の“偏向報道 ”を支える大口スポンサーであるとして、花王本社のまわりでデモを行った。
東京ディズニーランド・東京ディズニーシーのオフィシャルスポンサー入り 2015年3月31日、株式会社オリエンタルランド が運営する東京ディズニーランド や東京ディズニーシー の参加企業(オフィシャルスポンサー)となることが発表された。
同年7月1日に東京ディズニーランドの「スプラッシュ・マウンテン 」および東京ディズニーシーの「トイビル・トロリーパーク」、「トイ・ストーリー ・マニア!」の計3か所の提供を開始すると同時に、新スポットとして、ボタン操作や手をかざすとミッキーマウス の形をした泡が出てくる「ハンドウォッシングエリア」の提供も開始された。
ダイエーとの対立 ダイエー にて花王製品を安売りされ、さらに多額のリベートを要求されたことに反発して、1965年から10年にわたってダイエーとの取引を停止したことがあった。その後、住友銀行 が仲裁に入り1975年に和解し、現在はダイエーでも(他のイオングループ 各店舗と同様に)花王製品は取り扱われている。
賞歴 関連会社 日本国内
花王グループカスタマーマーケティング(中間持株会社)
日本国外
花王(中国)投資有限公司 上海花王有限公司 上海花王化学有限公司 花王(上海)産品服務有限公司 花王(上海)貿易有限公司 花王(上海)化工有限公司 佳麗宝化粧品(中国)有限公司 上海佳麗宝化粧品有限公司 花王(香港)有限公司 花王(台湾)股份有限公司 PT Kao Indonesia(インドネシア) PT. Kao Indonesia Chemicals(インドネシア) Kao (Malaysia) Sdn. Bhd.(マレーシア) Fatty Chemical (Malaysia) Sdn. Bhd.(マレーシア) Kao Soap (Malaysia) Sdn. Bhd.(マレーシア) Kao Oleochemical (Malaysia) Sdn. Bhd.(マレーシア) Kao Plasticizer (Malaysia) Sdn. Bhd.(マレーシア) Pilipinas Kao,Inc. (フィリピン) Kao Singapore Pte. Ltd.(シンガポール) Kao Industrial (Thailand) Co., Ltd.(タイ)
Kao Commercial (Thailand) Co., Ltd.(タイ) Kao Vietnam Co., Ltd.(ベトナム) Kao Australia Pty. Limited(オーストラリア) Kao Canada Inc.(カナダ) Kao USA Inc.(米国) Kao Specialties Americas LLC(米国) Quimi-Kao, S.A. de C.V.(メキシコ) Kao (UK) Limited(英国) KPSS (UK) Limited(英国) Molton Brown Limited(英国) Kao Netherlands B.V.(ベルギー) Kao Germany GmbH(ドイツ) Guhl Ikebana GmbH(ドイツ) Kao Manufacturing Germany GmbH(ドイツ) Kao Chemicals GmbH(ドイツ) Kao Switzerland AG(スイス) Kanebo Cosmetics (Europe) Ltd.(スイス) Kao Chemicals Europe, S.L.(スペイン) Kao Corporation S.A.(スペイン)
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