朝日放送テレビ: 近畿広域圏のテレビ朝日系列準キー局、朝日放送グループの中核企業

朝日放送テレビ株式会社(あさひほうそうテレビ、英: Asahi Television Broadcasting Corporation)は、朝日放送グループホールディングスの連結子会社で、近畿広域圏を放送対象地域とするテレビジョン放送事業を運営している特定地上基幹放送事業者。

朝日放送テレビ株式会社
Asahi Television Broadcasting Corporation
朝日放送テレビ: 概要, 企業情報, キー局との関係
実際はロゴの右下に「TV」又は「テレビ」が入る。
朝日放送テレビ: 概要, 企業情報, キー局との関係
本社社屋
種類 株式会社
略称 ABC TV
ABCテレビ
本社所在地 日本の旗 日本
553-8503
大阪府大阪市福島区福島1丁目1番30号
設立 2017年4月5日
(朝日放送テレビ分割準備会社株式会社)
業種 情報・通信業
法人番号 8120001204927 ウィキデータを編集
事業内容 放送法による基幹放送事業及び
一般放送事業 他
代表者 代表取締役会長 山本晋也
代表取締役社長 今村俊昭
資本金 1億円(2021年3月31日現在)
発行済株式総数 1万株
(2021年6月24日効力発生)
売上高 565億2700万円(2022年度)
営業利益 25億3700万円(2022年度)
経常利益 29億8700万円(2022年度)
純利益 19億6800万円(2022年度)
純資産 158億8300万円
(2023年3月31日現在)
総資産 360億8000万円
(2023年3月31日現在)
決算期 3月31日
主要株主 朝日放送グループホールディングス
株式会社 100%
外部リンク https://www.asahi.co.jp/
特記事項:2018年4月1日に朝日放送からテレビ放送事業を承継し、朝日放送テレビ株式会社に商号変更。
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朝日放送テレビ
英名 Asahi Television Broadcasting Corporation
放送対象地域 近畿広域圏
ニュース系列 ANN
番組供給系列 テレビ朝日ネットワーク
略称 ABC
愛称 ABCテレビ
ABC TV
呼出符号 JOAY-DTV
呼出名称 あさひほうそう
デジタルテレビジョン
開局日 1956年12月1日
本社 553-8503
大阪府大阪市福島区福島
1丁目1番30号
北緯34度41分38.18秒 東経135度29分18.32秒 / 北緯34.6939389度 東経135.4884222度 / 34.6939389; 135.4884222 東経135度29分18.32秒 / 北緯34.6939389度 東経135.4884222度 / 34.6939389; 135.4884222
演奏所 本社と同じ
リモコンキーID 6
デジタル親局 大阪 15ch
アナログ親局 大阪 6ch
ガイドチャンネル 6ch
主なデジタル中継局 神戸・姫路 15chほか
詳細はデジタルテレビ放送参照
主なアナログ中継局 アナログテレビ放送参照
公式サイト https://www.asahi.co.jp/
特記事項:
大阪テレビ放送合併時から1975年3月30日放送分まで、TBSテレビ系の番組を全国ネットしていた。
2018年3月31日までラテ兼営、コールサインはJONR
2018年4月1日、朝日放送グループホールディングスからテレビジョン放送免許を承継。
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通称はABCテレビ(エービーシーテレビ)。テレビ朝日系列ANN)の準キー局で、コールサインJOAY-DTV(大阪 15ch)、リモコンキーIDは「6」。

2018年4月1日、朝日放送は放送免許を含めたテレビ放送事業を、朝日放送テレビ分割準備会社株式会社に分割・承継し、放送持株会社朝日放送グループホールディングス株式会社)へ移行した。本項では、2018年3月31日までの朝日放送によるテレビ放送事業と、2018年4月1日以降の現行会社について述べる。

概要

朝日放送テレビ: 概要, 企業情報, キー局との関係 
ANN系列のリモコンキーID地図

テレビ朝日キー局とするオールニッポン・ニュースネットワーク(ANN)準キー局。日本の民間放送局としては中部日本放送毎日放送に次いで日本で3番目に開局した。なお、朝日新聞社主導で開局した放送局としては最も歴史が古く、キー局であるテレビ朝日よりも開局が約7年早い。

全国ネットレギュラー番組『新婚さんいらっしゃい!』、『朝だ!生です旅サラダ』、『ポツンと一軒家』のほか、全国ネット特別番組の『M-1グランプリ』、『芸能人格付けチェック』、関西ローカル番組の『相席食堂』、『探偵!ナイトスクープ』など、数多くの人気番組を制作していることで知られている。

また、ABCテレビが大阪テレビ放送を吸収合併してから腸捻転を解消するまでの15年9か月の間は、TBSテレビ(旧・ラジオ東京→東京放送)をキー局とし、ジャパン・ニュース・ネットワーク(JNN)に属していた。

ANNのパリ上海台北の各支局記者は朝日放送テレビから派遣されている。

チャンネル番号はアナログ放送では同社を引き継ぎ6chであり、近畿2府4県約200箇所所在するUHF中継局から受信する場合でも6にプリセットされていた。親局6chを使う民放はTBSテレビ、本局、IBC岩手放送北陸放送の4局で、本局以外は3局ともにJNN系列で、本局も上述の通りかつてはJNN系列だった。また、デジタル放送におけるリモコンキーIDもその流れを引き継ぎ「6」である。ANN系列では同局の他にメ〜テレ北海道テレビ放送(HTB)も同じ「6」を使用している。ANN系列でアナログ親局と同じリモコンキーIDを使うのは「6」の本局と「1」の九州朝日放送(KBC)だけである。

文字多重放送を実施する場合、キー局のテレビ朝日と違い原則句点(。)は使用していない。

各種呼称や表記に関して

新聞のラ・テ欄EPGにおいては、『ABCテレビ』と表記されることが多い。

一方で本局公式サイトにおいては社名の「ABC朝日放送」→「朝日放送テレビ」が多く使われているが、公式サイトフッターの著作権表記は「Asahi Television Broadcasting Corporation」ではなく「ABC TV」で統一されている。

また各種クレジットで用いるロゴは、旧朝日放送時代は歴代「ABC」ロゴが使われてきたが、朝日放送テレビとしての運営が開始されてから「ABC」ロゴのみのクレジットが廃止され、4代目「ABC」ロゴの右下部、すなわち“C”から伸びる斜めラインの下に小さく「TV」または「テレビ」が入った「ABC TV」と「ABCテレビ」のロゴへとマイナーチェンジされている。基本的には以下の通り使い分けられているが、若干の例外は存在する。

さらにTwitter公式アカウント名も「ABCテレビ」であるが、そのユーザー名「@asahi_tv」をそのまま読むと「朝日テレビ」になる。一方で『キャスト』(関西ローカル)・『ポツンと一軒家』(全国ネット)のTwitter公式アカウントのユーザー名には「abctv」が用いられている(「@cast_abctv」と「@potsun_abctv」)。そのため、本局においては呼称や表記の振れ幅が大きい状態にある(専ら「ABCラジオ」の通称を使う兄弟会社の朝日放送ラジオよりも振れ幅が大きい)。

取材エリア

朝日放送は徳島県及び高知県も報道の取材エリアとして担当しており、それぞれ朝日放送テレビ徳島支局朝日放送テレビ高知支局を設置している。また、テレビ朝日富山支局は、1991年の設立からしばらく朝日放送富山報道分室も兼ねていたため、衛星中継車はテレビ朝日名義、取材車は朝日放送名義で配置されていた。

特に徳島ではA-SAT中継車も配備されている。高知で中継車が必要な台風中継などでは、徳島から応援に行っている。また、本局からアナウンサーなどの中継要員を派遣することがある。

ただし、高知で緊急性のある事件・事故が発生した場合は、香川県の瀬戸内海放送や愛媛県の愛媛朝日テレビが先発隊として取材を行なうこともあり(2007年発生した全日空機胴体着陸のニュースでは瀬戸内海放送と共同で取材)、早明浦ダム渇水が発生した場合などはその役割の関係上、朝日放送テレビではなく瀬戸内海放送が取材することが多い。

福井県では福井放送NNNとのクロスネット局)がANNに加盟しているが、大事件があった場合はテレビ朝日北陸朝日放送名古屋テレビ放送メ~テレ)などとともに取材することがある。また、関西電力高浜発電所が福井県大飯郡高浜町にある為、関連のニュースを放送することがある。

ケーブルテレビ局での再配信に関しては、三重県の報道取材に関しては全域で名古屋テレビ放送が行っているが、伊賀地方熊野地方ではケーブルテレビで朝日放送テレビの区域外再放送を行っているほか、福井県では主に嶺南地方の一部局(嶺北と富山県の大半は北陸朝日放送)で再放送されている。高知県においてはABCテレビのケーブルテレビでの再放送は地形的な問題上行っておらず、地域によって瀬戸内海放送か愛媛朝日テレビのどちらかを再放送している(ただし、梼原あんしん光ネットはどちらも配信していない)。

なお、報道局の公式Twitterの紹介文には「主に近畿・徳島エリアでの取材活動を行っています。」と書かれている。

地上波デジタル放送の告知・案内に関する対応について

朝日放送(当時)でのアナログ放送の終了の告知案内は、平日は深夜に放送されるテレショップとテレショップの合間に、休日はオープニングの前に放送されていた。当初は緑バックの静止画(ナレーションあり)だったが、2009年9月より地デジカのイラストのものが流れていた。

企業情報

会社概要

沿革

朝日放送テレビ: 概要, 企業情報, キー局との関係 
朝日放送テレビのロゴ。
  • 1951年昭和26年)3月15日 - 朝日放送株式会社設立。
  • 1952年(昭和27年)8月 - 朝日放送・新日本放送毎日新聞社朝日新聞社が共同で「大阪テレビジョン放送」の名でテレビ免許を申請。
  • 1953年(昭和28年)
    • 3月 - 大阪テレビ設立準備委員会を設置。
    • 8月 - 社名を「大阪テレビ放送株式会社」と定め、略称を「OTV」と正式決定。
  • 1955年(昭和30年)5月25日 - 大阪テレビ放送株式会社設立。
  • 1956年(昭和31年)
  • 1957年(昭和32年)12月6日 - 郵政大臣より、朝日放送と大阪テレビ放送の合併を勧告される。
  • 1958年(昭和33年)
  • 1959年(昭和34年)
    • 2月28日 - 大阪テレビ放送と朝日放送の合併にともない、合併作業完了までの呼称を「朝日放送大阪テレビ」、略称を「ABC-OTV」とする。この日をもってコールサインJOBX-TVを廃止し、3月1日よりJONR-TVの放送を開始することでコールサイン変更。
    • 6月1日 - 朝日放送と大阪テレビ放送が合併手続き完了。大阪市北区堂島1丁目42番地の旧大阪テレビ放送の本社社屋は、合併後ABC堂島社屋(テレビ社屋)となり、1966年に大淀社屋へ移転するまで引き続きテレビ部門の拠点として運用された。
      • 合併したことに伴い、テレビのネットワークもそのまま引き継がれ、KRT系列の準キー局となった。ラジオ東京は朝日新聞の資本が入ってはいたが、どちらかといえば毎日新聞と関係が深く、また朝日新聞は同年2月1日に開局した日本教育テレビ(NET。現:テレビ朝日)の全ニュース番組の制作を担当した事で、次第にNETとの関係を強化していった。しかしこのNETは大阪地区では毎日放送とネットワークを結んだため、この状態は新聞資本側からみて「腸捻転」と呼ばれていた(「腸捻転」に関しては、ネットチェンジ#近畿広域圏におけるいわゆる大阪準キー局「腸捻転」の解消の項を参照のこと)。
      • 1966年から1967年にかけて放送された、TBSテレビ系列の人気特撮ドラマ番組『ウルトラマン』では、第27話に朝日放送本社構内の大阪タワーが登場する。
  • 1960年(昭和35年)9月10日 - カラーテレビ放送開始。大阪地区ではNHK読売テレビ、東京地区ではNHK・日本テレビ・TBSテレビと並んで初めてであった。
  • 1961年(昭和36年) - 当時カメラマンとして勤務していた小林一郎が、1964年東京オリンピックの開催に向けて朝日新聞社が結成した「オリンピア→東京聖火リレー踏査隊」の一員として、ユーラシア大陸を横断しながらギリシャトルコシリアイラクイランアフガニスタンパキスタンインドネパールビルマタイマラヤ連邦の12カ国(国名はいずれも当時の呼称)を踏査。渡航期間は6月4日から12月28日までの約7ヶ月間で、日本の放送局からは唯一の参加者だった。
    • 12月1日 - 朝日放送労働組合が実施したストライキの影響で、23時30分からテレビ・ラジオとも停波。労使交渉妥結後の12月3日20時まで、2日近くにわたって停波が続けられた。
  • 1966年(昭和41年)6月1日 - 大阪市大淀区(現在の北区)大淀南2-2-48の旧関西大倉高校跡地 に新社屋が落成し、中之島から本社・ラジオ部門が、堂島からテレビ部門がそれぞれ移転、テレビ・ラジオ共に同日から新社屋からの放送を開始した(ABCセンターも参照)。また、新社屋敷地内にはABCホール(2代目)がオープンし、中之島のABCホール(初代)はSABホールに改称。
  • 1975年(昭和50年)3月31日 - TBSテレビ(JNN)とのネットワーク関係を、この日で解消。NET(現:テレビ朝日/ANN)との間でネットワーク関係を新たに構築したことによって、前述の「腸捻転」が解消された。
  • 1979年(昭和54年)3月21日 - 音声多重放送開始。
  • 1983年(昭和58年)4月1日 - 気象情報の提供元を日本気象協会からオーシャンルーツ日本社(現在のウェザーニューズ)へ変更。
  • 1984年(昭和59年)3月25日 - 世界初の双方向放送をアメリカABCと共同制作。日本では朝10:00より朝日系全国ネットで放送(アメリカではゴールデンタイムでタイトルは「TOUCH NOW」)。日本側の司会は関口宏
  • 1989年平成元年)4月1日 - テレビでのクレジット表示を朝日放送からABCに変更、テレビの通称を「ABCテレビ」へ変更。
  • 1994年(平成6年)11月25日 - 同日開始のハイビジョン試験放送に在阪局では唯一参加(コールサインはJO348-BS-HDTV→JO248-BS-HDTV)、ABCテレビは夏季の全国高等学校野球選手権大会のみを担当した。
  • 1995年(平成7年)
    • 1月17日 - 『おはよう天気です』の生放送開始直後に阪神・淡路大震災が発生。その瞬間のスタジオ内や外部カメラからの生々しい映像が記録され、後にそれらをまとめた映像がソフト化された。また、1階にあったショールームの窓ガラスが割れる被害があった。
    • 8月 - テレビ24時間放送開始(放送終了後にフィラーを流すことにより)。
  • 2003年(平成15年)12月1日 - 午前11時、地上デジタルテレビ放送JONR-DTV、15ch)放送開始。
  • 2006年(平成18年) - 2005年度テレビ年間視聴率において、全日・プライム・プライム2(午後11時〜翌日午前1時の時間帯)において首位を獲得し、三冠を達成した。三冠御礼として、4月6日・7日の2日間、局内の社員食堂の昼食が無料となった。
  • 2008年(平成20年)
  • 2010年(平成22年)
    • 1月5日 - 朝日放送にて美人時計のテレビ版放映(毎週火曜日付けの放送開始前・原則4時から4時55分放送。実質的なフィラー扱い)。
    • 11月11日 - 朝日放送ラジオ開局記念日に当たるこの日から2012年3月31日まで、テレビ・ラジオ合同で「開局60周年企画」を展開。現在までに、数々の特別番組やスペシャルドラマを放送している。
  • 2011年(平成23年)7月24日 - 同日正午を以てアナログテレビ放送の番組が終了 し、番組終了を告知する青色単色画面に切り替わった。23時56分からはアナログ放送停波専用の特別の局名告知が放送され、23時59分にはアナログ放送の電波が停止されて約55年に亘る歴史に幕を下ろし、デジタル放送へと完全移行。最後の一声は「JONR-TV」のみと、あえてコメントを残さずにコールサインだけで締めた(大阪テレビ放送時代の「ch.6」 もなし)。
  • 2012年(平成24年) - 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)テレビ中継の放映権スカパー!日本放送協会と共に取得(TBSテレビ共々スカパーからサブライセンスの形で取得)し、関連の衛星放送スカイ・Aスポーツプラスを通してJ1リーグ各節1試合(適宜J2も)の実況を開始。
  • 2017年(平成29年)4月5日 - 放送事業承継の為の準備会社として朝日放送テレビ分割準備会社株式会社を設立。
  • 2018年(平成30年)4月1日 - 放送持株会社体制移行に伴い、ラジオ放送事業・グループ経営管理事業・不動産管理事業・太陽光発電事業を除く一切の事業とテレビ放送免許・諸権利、従業員を朝日放送グループホールディングス株式会社(旧朝日放送)から朝日放送テレビ分割準備会社に分割承継し、朝日放送テレビ株式会社に商号を変更。併せて朝日放送グループホールディングスが引き受ける新規株式を発行し1億円に増資。これに伴い、同日0時付でJONR-DTVの放送を終了するのと入れ替わりにJOAY-DTV の放送を開始することで再びコールサイン変更。また、コールサイン「JONR-DTV」は、総務省の取り決めにより分化扱いとなったため返上された。なお、ABCラジオコールサイン「JONR」は、従来通り維持。
  • 2020年令和2年)10月26日 - 出版事業等を担う子会社として株式会社ABCアークを設立、12月1日付でベストセラーズから歴史雑誌『歴史人』及びその付帯事業の譲渡を受ける。
  • 2022年(令和4年)2月 - 主調整室(マスター)設備を更新。
  • 2023年(令和5年)3月6日 - 自社制作番組の魅力を紹介するオウンドメディアサイト「ABC magazine」を開設。
  • 2024年(令和6年)4月1日 - 朝日放送グループホールディングスとの株式交換により、ABCフロンティアを子会社化。

テレビネットワークの移り変わり

社史・記念誌

  • ABC 創業五周年記念 1956年11月11日発行、272ページ。
  • ABC十年(朝日放送株式会社 十周年記念誌編集委員会・編) 1961年3月15日発行、198ページ。
  • 朝日放送の50年・本史(朝日放送社史編集室・編) 2000年3月発行、423ページ。
  • 朝日放送の50年・番組おもしろ史(朝日放送社史編集室・編) 2000年3月発行、183ページ。
  • 朝日放送の50年・資料集(朝日放送社史編集室・編) 2000年3月発行、391ページ。
  • 朝日放送グループ70年の歩み:更なる進化、未来への躍動(朝日放送グループホールディングス株式会社コンプライアンス広報局社史編集担当・編集) 2021年9月発行、423ページ。

キー局との関係

腸捻転時代のTBSテレビとの関係

腸捻転 時代はTBSテレビとの関係は比較的に良好で全国ネットの帯番組は週1日、朝日放送テレビの制作となるケースがあった(『ヤング720』等)。早朝の情報番組はJNN協定が関係したとはいえ、TBSテレビからのネット受けだった(『モーニングジャンボ』等)。

末期は『必殺仕置人殺人事件』の影響によるTBSテレビの『必殺シリーズ』の番組内容に対する介入や、一社提供スポンサーも関係した『お笑い頭の体操』(TBSテレビ制作・ロート製薬提供)の同時ネット化と『部長刑事』(自社制作番組。大阪ガス提供)の枠移動の問題などで若干の軋轢が起きていた。

ネットチェンジ後のNET・テレビ朝日との関係

腸捻転解消当初、NETテレビ → テレビ朝日との関係は腸捻転時代の名残もあり、決して従順なものではなく、特に情報番組や報道番組などを中心に、自社番組への差し替え が目立っていた。

これは、朝日放送テレビの方が歴史が古いことや、全国的に後発局(平成新局)の多いテレビ朝日系列局 が苦戦を強いられている中で、老舗局として近畿地区で大きなシェアを誇る自負の大きさや、朝日放送への出資企業である大阪ガス等が提供となっている番組もあり、その兼ね合いから時間移動が困難な場合もあったからである。また、朝日放送テレビは、開局からネットチェンジまでの前述の経緯から他の在阪局と異なり、在京キー局との関係が上下関係のある「親子」あるいは「上司と部下」の関係ではなく、対等に近い「夫婦」の協定であるため、自社制作番組を中心に「ABC・テレビ朝日系列」→「ABCテレビ・テレビ朝日系列」 という表記が許されている。その意味で、在阪の中で唯一キー局としての立ち位置を全国系列局に対して持っている局でもあり、そのため、ネットチェンジ後のNET→テレビ朝日から番組編成の変更を要請されても、頑なに辞退することがあった 他、逆にテレビ朝日や番組スポンサー側が、朝日放送テレビやローカル番組のスポンサーに就く関西地区の地場大手企業に配慮した形で関西地区での編成変更に対応しやすい編成とすることがあった。

ただし、日曜洋画劇場は番組スポンサー4社のうち3社 が当時朝日放送テレビの放送エリア内に本社を置いていたこともあり、テレビ朝日の選択した内容を朝日放送テレビもそのまま放送した。

一方のNET〜テレビ朝日もネットチェンジ直後は番組制作能力が高くなかったこともあり、放送番組確保のため、週末や平日午後等のローカルセールス枠で、朝日放送テレビから関西ローカル番組(『夕やけ笑劇場』『お笑い花月劇場』『ただいま恋愛中』など)や腸捻転時代に関東地区においてTBSテレビで放送されたアニメ・ドラマの再放送(『必殺シリーズ』『海のトリトン』など)を相当数購入して放送していた。また朝日放送テレビも、腸捻転時代にMBSテレビや近畿広域圏の独立放送局(主にサンテレビおよび近畿放送)で放送されたNET制作のアニメ(「東映魔女っ子シリーズ」など)・ドラマ(「ナショナルゴールデン劇場」や時代劇など)から人気作品を中心に相当数の再放送を行った。

朝日放送でプロデューサーを務めた澤田隆治が在職のまま設立に関与した東阪企画は、TBSテレビ・テレビ朝日の双方と番組制作で関係を持った。

ワールドプロレスリング』の近畿地区開催での試合中継については、MBSテレビは精力的に制作協力したが、朝日放送テレビは「TBSテレビの国際プロレス中継を放送していた頃、うちにも抗議が殺到して困った」という理由からMBSテレビほど協力的ではなく、苦労したという。

現在

2000年代の後半以降は、テレビ朝日による朝日放送株の保有比率が上昇した ほか、両局による人材交流が活発化。テレビ朝日の番組制作能力が年月を経て向上したこともあって、当初からテレビ朝日との共同制作だった『熱闘甲子園』 に加え、『必殺仕事人』 や、金曜21時台のドラマ(2011年4月改編で廃枠)がテレビ朝日との共同制作体制へ移行している。また、『M-1グランプリ』は朝日放送テレビ単独の制作著作だが、テレビ朝日がスタジオを会場に提供するなど全面的に協力している。また、旧朝日放送時代に自社で制作した番組(TBS系時代を含む『必殺シリーズ』など)が、BS朝日やテレ朝チャンネルで改めて放送されている。2017年10月1日から毎週日曜日の早朝にテレビ朝日の本社から放送されている『サンデーLIVE!!』には、同局およびメ〜テレと並ぶ共同制作局として、キャスターやスタッフを派遣している。さらに、これまで朝日放送主導(NETテレビ→テレビ朝日は制作協力団体扱い)で制作・配信していた関西圏で開催のプロ野球オールスターゲームは、放映権獲得が広告代理店関与による日本野球機構主導となった影響もあり、2012年以降はテレビ朝日主導の制作・配信(朝日放送→朝日放送テレビは制作協力団体扱い)に移行している。

その一方で、日曜以外の曜日の早朝、平日の夕方、深夜などの時間帯には自社制作番組を数多く編成。平日の早朝には『おはよう朝日です』、土曜日の早朝には『おはよう朝日 土曜日です』(いずれも関西ローカル向けの生放送番組)を優先しているため、テレビ朝日制作の情報番組(2021年4月改編時点では『グッド!モーニング』 と『週刊ニュースリーダー』)の本編を一切放送していない。また、年度上半期(プロ野球シーズン中)の水曜夜間・日曜午後には阪神タイガース戦の中継、8月上旬 - 中旬には(2020年を除いて)全国高等学校野球選手権大会の中継を優先している。

もっとも、テレビ朝日が制作する番組の同時・遅れネットに充てる時間帯は年々拡大している。2009年3月から2011年9月までは、『スーパーJチャンネル』の17時台(本来はテレビ朝日と一部の系列局でしか放送していない)を『NEWSゆう+』(当時平日の夕方に放送していたローカルワイドニュース)への内包コーナー扱いで部分ネットを行い、2012年10月1日からは、平日10時台に『大下容子ワイド!スクランブル・第1部』(本来はローカルセールス扱いのパート)の同時ネットに踏み切った 他、2018年10月6日から2019年9月までは、『スーパーJチャンネル』の土曜版をテレビ朝日と同じ時刻からのネットも行った。長年にわたって自社制作番組を中心に編成してきた土曜・日曜の12時台についても、日曜では2016年4月3日から『ビートたけしのTVタックル』 を、土曜では2019年5月4日から『中居正広のニュースな会』の同時ネットへ各々移行している。

ちなみに、2004年度までは、プロ野球シーズン中の水曜夜間に阪神主催のナイトゲームとサッカー日本代表の国際試合が重なった場合に、テレビ朝日による後者のサッカー中継枠を自社制作による阪神戦の中継に差し替えたうえで、同局制作の『ニュースステーション』(2003年度まで)→『報道STATION』以降に録画で放送することが多かった。サッカー日本代表の中継と『報道STATION』が連結されるようになった2005年度からは、阪神戦と同時に開催される日でもサッカー中継の同時ネットを優先。阪神戦については、同じ時間帯にサンテレビで中継する一方で、技術協力局として制作に携わっている。

その他、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の発生時に行った『ABC東日本大震災義援金』や『スイートプリキュア♪キラキラハーモニー』会場での募金は、テレビ朝日福祉文化事業団を各団体への寄付の中継窓口としている。

番組

全国向け放送

ゴールデンタイムプライムタイムの日曜日20時枠(『ポツンと一軒家』)・22時枠(連続ドラマ枠)を手がけるほか、全日・ノンプライム帯は日曜日2時枠(『ANiMAZiNG!!!』、ABCアニメーション製作の深夜アニメ枠)・日曜日8時30分枠(アニメ枠、『プリキュアシリーズ』)・13時前・後半枠(『新婚さんいらっしゃい!』と『あなたの代わりに見てきます!リア突WEST.』)・平日13時台後半の帯番組(『DAIGOも台所〜きょうの献立何にする?〜』)・土曜日朝8時枠(『朝だ!生です旅サラダ』)を手掛けている。特に日曜日朝8時30分枠は、情報番組枠だった1980年4月からの歴史を持つ。

このほか、2017年10月1日からは『サンデーLIVE!!』(日曜5:50 - 8:30)を開始。こちらはテレビ朝日・メ〜テレとの3局共同制作番組である。

かつては日曜日9時30分枠(『住めば地球』〜『住まいのダイエット』)・日曜日10時・11時枠(テレ朝中心の共同制作番組『サンデープロジェクト』)・日曜日19時枠(『世界一周双六ゲーム』など)・月曜日20時枠(『クイズ仕事人』など)・火曜日20時枠(『たけしの家庭の医学』シリーズなど)・火曜日21時枠(『人気者でいこう』など)・火曜日22時枠(『プロポーズ大作戦』など)・水曜日19時枠(『霊感ヤマカン第六感』など)・木曜日19時30分枠(『三枝の国盗りゲーム』『怪盗セイント・テール』など)・金曜日22時枠(『必殺シリーズ』など)・土曜日19時枠も手がけていた。また、TBS系列時代は『花王 愛の劇場』の制作を1970年4月まで担当していた。

現在同時ネットで放送されているレギュラー番組は9本で、在阪民放の中では1番多い。特に、日曜日においては全国ネットのレギュラー番組だけで6本を有していることに加えて、長寿番組を数多く擁している。

朝日放送テレビホームページのアクセスランキング数は『上沼恵美子のおしゃべりクッキング』(平日)、「プリキュアシリーズ」(日曜日)が1・2位の争いをしている。

2010年11月から2012年3月まで制作局クレジットに創立60周年にちなんで「ABC 60th anniversary」を表示した。

在阪テレビ局では読売テレビと共に、全曜日で大阪本社のスタジオから放送されている全国放送番組を抱えている。

火曜20時枠

  • 1992年4月から始まった枠で、移行前は月曜20時枠(1988年10月 - 1992年3月)、その前は金曜22時枠(1975年4月 - 1988年3月)だった。
  • 火曜20時はテレビ朝日と共同制作の2時間ドラマ枠「火曜スーパーワイド」「火曜ミステリー劇場」を放送。終了後はいったんテレビ朝日制作枠になるものの、1992年4月に月曜20時枠と交換し情報番組平成ふしぎ探検隊』がスタート。1993年火曜ドラマリーグ」でいったんドラマ枠に転向したが、1995年10月にスタートしたビートたけし司会の『たけしの万物創世紀』でバラエティ枠に再転向。その後、『たけし・所のWA風が来た!』、『たけしの家庭の医学』シリーズなど、たけしメインの番組が数多く放送されてきた。
  • 2020年7月7日から2021年1月19日までは、『これって私だけ?』が放送されていた。当初は同年4月から開始する予定だったが、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく新型インフルエンザ等緊急事態宣言発出の影響で宣言の解除(5月下旬)までスタジオ収録やロケの休止を余儀なくされたため、6月末までは別の自社制作番組(後述する『トリニクって何の肉!?』や『世界の村で発見!こんなところに日本人』のスペシャル版など)や『林修の今でしょ!講座』(当時は基本として火曜19時枠に編成されていたテレビ朝日制作の全国ネット番組)の2時間・3時間スペシャルに充てていた。放送が始まってからも、『林修の今でしょ!講座』と交互に2時間スペシャルを編成することが多く、火曜20時枠のみでの放送は2回にとどまった。
  • 朝日放送テレビでは、『これって私だけ?』の放送終了後も延期中と同様の編成(本来は同局と系列局の一部でしか放送されない『相席食堂』初の全国ネット向け2時間スペシャルなど)で対応しているが、21時枠の拡大スペシャル時を除き、2021年3月でレギュラー番組としての当該枠向けの番組制作業務から撤退。同年4月改編からは、当該枠をテレビ朝日制作枠へ再び転換するとともに、『林修の今でしょ!講座』 を19時枠から移動させる。単発特別番組については『芸能人格付けチェックシリーズ』など朝日放送テレビ制作となる場合がある。

金曜21時枠→火曜21時枠(第2期)

アニメ放送枠(日曜2時<土曜深夜>枠、日曜8時30分枠)

過去には平日のゴールデンタイムにおいて、当社制作による全国ネットのアニメ枠が複数設定されていた(テレビ朝日系列土曜夜7時台枠のアニメテレビ朝日系列木曜夜7時台枠のアニメ等も参照)が、その後枠移動や改編によって、2020年9月までは日曜8時30分枠が当社唯一の全国ネットのアニメ枠として続いていた。2020年10月からは日曜2時(土曜深夜)に新たに深夜アニメ枠『ANiMAZiNG!!!』が設けられ、当社制作の全国ネットアニメ枠は2つとなる。

朝日放送テレビにおける自社制作のアニメ作品第1号は、TBS系列時代の1971年に放送された『ふしぎなメルモ』である。これ以降、在阪局では先にテレビアニメの制作に参入した毎日放送・読売テレビと並んで、テレビアニメの制作に注力するようになる。

日曜20時枠(19時58分 - 20時56分)

  • 日曜20時枠は、2001年10月に当時の『稲妻!ロンドンハーツ』と火曜21時枠の枠交換で得られたもの。移行前は火曜21時枠(1987年4月 - 2001年9月、現在の枠とは異なる)、その前は木曜20時枠(1985年10月 - 1987年3月)、さらにその前は火曜22時枠(1975年4月 - 1985年9月)だった。
  • 2002年4月に『大改造!!劇的ビフォーアフター』(SEASON I)がスタート、人気番組となった。2006年4月、終了した『ビフォーアフター』に替わりそれまで金曜21時枠で放送されていた『笑いの金メダル』が移動した。しかし、2006年以降の秋期がプロ野球中継(日米野球アジアシリーズ)・スポーツ中継(ISUグランプリシリーズ)・年末特番(『M-1グランプリ』)などの影響で、2006年10月1日から11月26日まではスポーツ中継等を挟みながらテレビ朝日制作の『旅の香り』と『笑いの金メダル』の2時間スペシャルを交互に放送。12月3日以降から『笑いの金メダル』はスペシャル番組などを除いて『旅の香り』と同様に通常の1時間番組として放送されていたが、2007年6月をもって視聴率不振の為打ち切りという形で終了した。
    • 2007年7月以降は、朝日放送テレビ制作による2時間単発バラエティ番組枠「サンデーデラックス」を設置したが、大半の放送回は『旅の香り』の拡大版や他の特番(参議院選挙の報道特番・『選挙ステーション』など)で穴埋めされていた。2007年10月からは『旅の香り』が18:30からに繰り上がり、放送時間も26分と半分以下に縮小される。年内一杯は前出のスポーツイベントに加え、アジア野球選手権大会の中継も決定しているためこの枠は流動的となっていたが、2008年1月27日より「サンデーデラックス」枠で放送した爆笑問題司会の『近未来予測!テレビ ジキル&ハイド』がレギュラー化され、半年ぶりに元の鞘に納まった(19時枠はテレビ朝日制作の『大胆MAP』、2008年1月20日は2時間スペシャルを放送)。
  • また、『大改造!!劇的ビフォーアフター』も1月と春期(3月中旬 - 4月中旬)と秋期(9月中旬 - 10月中旬)の3回、18:56 - 20:54に放送していた。2007年春期のみ4月14日(土曜日)に放送された。その効果なのかはわからないが、2009年4月より再び『大改造!!劇的ビフォーアフター』(SEASON II)が同じ枠で放送開始され、2016年11月までレギュラー放送された。「SEASON II」終了後は、再度不定期特番として放送されている。
  • 2017年1月15日からは、2016年11月に特番として放送された『人生で大事なことは○○から学んだ』のレギュラー放送が開始されたが、同年10月改編で『ビートたけしのスポーツ大将』のレギュラー放送が再開することになったため、わずか9か月で終了。これにより『弾丸!ヒーローズ』(2001年10月 - 2002年3月)以来16年間続いた朝日放送テレビ制作の日曜20時枠は、同時期終了の日曜朝9時半枠(スーパー戦隊シリーズ枠移動に伴う)と共にテレビ朝日制作枠に移行されたが、2018年10月7日より特番として放送された『ポツンと一軒家』(前述の『人生○○』を改題・リニューアルしたもの)のレギュラー放送開始に伴い、再度朝日放送テレビ制作枠に移行した。

日曜22時枠(2023年4月から)

  • 2023年4月より日曜22時台にて朝日放送テレビ制作の連続ドラマ枠が新設されている。ゴールデン・プライムタイムにおける朝日放送テレビ制作の連続ドラマは2011年3月まで放送されていた金曜21時枠ドラマ(テレビ朝日との共同制作)以来12年ぶり、単独制作に限れば1995年9月まで放送されていた火曜ドラマ以来27年半ぶりとなる。
  • 番組改編期の特別番組は引き続きテレビ朝日が製作している。

特別番組について

  • 主に春・秋・年末年始を中心に数回ゴールデンタイムで特番を編成している。日曜20時台は18時半(または19時) - 21時に、火曜20時台、21時台(21時台は2016年春に金曜と枠交換)は主に19時 - 22時 に編成している。スポンサーは朝日放送テレビの該当制作時間枠に関しては概ねのレギュラー放送時のスポンサーが付き、それ以外の時間帯は概ね朝日放送テレビの該当制作時間枠がテレビ朝日の制作に返上での休止振替えをするスポンサーがいる。2009年以降は単発特番の場合は、金曜日や日曜日に放送されることが多く、逆に火曜日は稀に放送される程度になった。稀に日曜14時 - 15時半の枠に特番を制作することがある。この他、テレビ朝日と共同制作する特番では、配信元はテレビ朝日であるが、番組制作とセールスを朝日放送テレビとテレビ朝日が共同に行っている。2016年4月以降、金曜21時台の制作枠がテレビ朝日に変更されたが、2018年頃まで、年2回程度金曜19時 - 22時に特番を編成していた。
  • 2021年から7月上旬~下旬の日曜日19:00 - 20:56に若手料理人のコンテストを決める『CHEF-1グランプリ』を放送。2023年は収録中にようる事故の影響で、10月22日(日)18:00 -19:58に放送。これにより、当日の18時 - 23時のうち21時台を除いた4時間分が朝日放送テレビ制作番組となる。
  • 年末は2002年から2010年まで12月最終週の日曜日(2006年・2007年は特番編成の折り合いから12月第4日曜、2008年・2009年は12月第3日曜に編成)の18:30 - 20:54(2002年・2003年は18:56 - 20:54)、2015年から12月第1日曜日(2019年は12月第4日曜、2020年は12月第3日曜に編成)の18:34 - 22:10に、朝日放送テレビと吉本興業が主催する漫才日本一決定戦『M-1グランプリ』を放送。
    • なお、2011年の最終日曜日は『大改造!!劇的ビフォーアフター』の年末2時間スペシャルを放送し、2012年1月8日には『M-1』の後継企画にあたる『KAMIWAZA〜神芸〜2012』を放送した。
  • 年始は元日にテレビ朝日と共同で制作・セールスする『志村&所の戦うお正月』(1999年 - 2020年)、1月2日の16:00 - 17:55に2時間の特番を担当している。また、正月3ヶ日の中の1回・ゴールデンタイムで3時間の特番も制作しており、2005年からは『芸能人格付けチェック』を放送、2008年に元日へ移行してからは毎年高視聴率を獲得している。
    • なお、2024年は、『芸能人格付けチェック』は2024年1月1日に放送予定だったが、当日16時10分ごろに発生した令和6年能登半島地震関連の報道特別番組で放送を中止し、2024年1月7日18:00-21:56に振替放送された。

平日19時に放送される全国ネット特番に関する措置

2008年10月改編で、本来19時から放送される全国ネットの特番の冒頭の4分間を、朝日放送の大株主である大阪ガスが一社提供しているローカル番組美味彩菜』(2009年7月以降は『ココイロ』)に差し替え、19時04分から飛び乗るという編成が行なわれるようになった。これが初めて実行に移されたのが同年11月26日放送の『ナニコレ珍百景2時間スペシャル』で、放送の1番目の「珍百景候補」の部分がミニ番組にかかってしまい放送されなかった。翌週の12月3日放送『クイズ雑学王スペシャル』と、その約1カ月後の2009年1月12日に放送された『Qさま!! 3時間スペシャル』では、クイズの冒頭4分間が近畿地区のみ放送されなかった。

2008年10月改編以前は全国同様、スペシャルの冒頭から放送が行われていたが、なぜ急遽このような編成をとったのかという公式見解はない。なお飛び乗り編成は特番がテレビ朝日制作の場合に集中しており、特番を朝日放送テレビが制作する際はミニ番組の部分にあたる4分間を19:04からの本編とは別番組扱いとなる「このあと」枠に充当し、予告編や本編と関係ないコーナー(スポーツ中継の場合は直前情報)として系列局へ裏送りしているため、内容自体は飛び乗りとならない。なお、水曜日放送分では関西ローカルのプロ野球中継に差し替える関係で土曜日午後に全国ネット特番が時差放送される場合は冒頭4分間の部分も含めて全編放送される。19:00からの3時間特番(スポーツ中継以外)がある時は『ココイロ』を『ABC NEWS』の休止で時間帯が空く21:48に移して特番を完全フルネットで放送するケースも見られるようになった。

2009年10月以降に放送された特別番組についてはテレビ朝日制作であっても、番組によっては冒頭4分に本編とは直接関係のないミニコーナーや本編予告を放送し、以前のようにいきなり放送開始という事態とはならなくなった例もある他、2013年にはテレビ朝日制作特番での19:04飛び乗り局ならびに朝日放送制作特番で19:04まで放送の「このあと」枠を非ネットとする局が複数ある場合を中心に、番組本編の最初のCMまで編集を別としたバージョンを作り、裏送りする場合がある。しかし、特番の前の18時台に設定されているローカルニュース枠を縮小して、ミニ番組を前倒しするといった対応は緊急時を除いて実施していない。年末年始の特別編成期間の時は『ココイロ』の番組自体が休止となるため飛び乗りは行われない。

2014年4月改編より20:54のスポットニュースを廃止、月 - 水曜は番宣枠になったため、この枠で『ココイロ』を放送することにより平日19時に放送される全国ネット特番の飛び乗り編成はなくなった(木・金は20:54にレギュラー放送のミニ番組があるため、これまで通り冒頭4分を『ココイロ』に差し替え。2017年4月改編より冒頭4分の差し替えは金曜のみとなった)。

ちなみに2002年度以降、野球シーズン時の水曜日の特番は阪神戦がホームゲーム(甲子園京セラドーム大阪)開催時は原則として阪神戦中継に差し替えられる。この場合、その特番は土曜日の昼間(『おひるのワイド120』枠など)または日曜日の昼間に振替放送される。過去には振替先の土曜日が『ABC高校野球中継』と重なって休止・返上されたケースもある。

2020年10月以降、テレビ朝日系列バラエティ番組の19時台は、18:45 - 19:00の任意ネット枠を設けて放送枠を拡大しているが、朝日放送テレビを含む過半数の局では従前通り19:00開始(飛び乗り)としているため、朝日放送テレビ制作の火曜20時・21時台レギュラー番組が19時台からの2時間または3時間スペシャルとなったり、単発特別番組が朝日放送テレビ制作となった場合は、冒頭15分間の裏送りで対応する。また『芸能人格付けチェック』など朝日放送テレビ制作の特別番組で当該番組の番宣告知を行う場合は「18:45~※一部地域を除く」と案内する。

ローカル枠

MBSテレビや関西テレビなどがローカル番組への差し替えを原則ローカルセールス枠に留めているのに対し、朝日放送テレビはネットセールス枠でもローカル番組への差し替えが目立つ(阪神戦中継『ABC高校野球中継』『ネオバラエティ』など)。また2020年4月よりローカルセールス枠が月曜19時から水曜19時枠に移動すると番組の差し替えが増えた。(月曜19時の時代は番組の差し替えが稀だった。

ゴールデンタイムの番組が近畿地区のみ野球中継に差し替えとなった場合は後日放送される。

未明を除くテレビショッピング番組では原則字幕放送を実施しており、木曜・金曜9:55の『買いなび』及び日曜11:20(不定期)の『サンデーショッピング』は朝日放送グループは関与しない持ち込み番組であるにもかかわらず、独自で字幕放送を実施している。

平日午前枠

朝の情報番組『おはよう朝日です』が1979年4月から放送されており、その前には『おはようコールABC』が1995年10月から2020年10月2日まで25年間放送されていた。ANNフルネット局では唯一『グッド!モーニング』を5時台終盤の『ANNニュース』(5:50 - 5:59)のみしか放送していない局である。また、年末年始に『おはよう朝日です』が休止となる場合でも『グッド!モーニング』は「ANNニュース」パートを除き一切ネットされない。

  • ネットされない番組の一部は、AbemaTVAbemaNewsチャンネルでの時差配信で視聴可能。
  • メ〜テレ・北海道テレビ(HTB)・九州朝日放送(KBC)も独自の朝番組 を持っているが、これら3局では4:55 - 5:50(九州朝日放送は5:25 - )に『グッド!モーニング』を部分ネットしていて、こちらの3局は年末年始のローカル番組休止期間中は同番組の6:00 - 8:00のパートを臨時に番販ネットしている。

平日夕方枠

関西地区では他局に先駆け夕方ワイド番組である『ワイドABCDE(で)〜す』をスタート。関西密着した番組づくりで支持を得たが、長年のライバルであるMBSテレビが1999年に『ちちんぷいぷい』を開始して以来次第に劣勢に立たされ、2004年10月からは報道色を増した『ムーブ!』で巻き返しを行った。そして2006年6月の視聴率調査ではついに『ちちんぷいぷい』を抜いて同時間帯ではトップを奪還した。なお『ムーブ!』の放送により、『スーパーJチャンネル』の17時台の内容は一切ネットされていなかったが、2009年3月に『ムーブ!』が終了して、『NEWSゆう+』に衣替えされると共に『スーパーJチャンネル』の17時台の内容を一部ネットすることになった。

その後、全国ニュース『ANNスーパーJチャンネル』を挟み、18:15からはローカルニュース『NEWSゆう+』→『キャスト』を放送している。2022年4月からは、『キャスト』に代わり『newsおかえり』が開始された。

平日深夜枠

平日深夜には、月 - 金曜日のローカルバラエティ番組枠「ナイトinナイト」 が編成されているため、「スーパーバラバラ大作戦」枠の番組や「金曜ナイトドラマ」シリーズは、テレビ朝日や系列同時ネット局より1時間15分(金曜日は1時間9分)遅れで放送されている。

また、テレビ朝日では土曜未明に放送されている『タモリ倶楽部』、日曜未明に放送されている『さまぁ〜ず×さまぁ〜ず』(2009年10月よりネット開始)、そしてメ〜テレでは月曜に放送されている『キングコングのあるコトないコト』は、2011年2月より月曜未明に一括りの形式で3番組まとめて放送されるようになった(放送順は『あるコトないコト』→『さまぁ〜ず』→『タモリ倶楽部』)。また、これらは本来30分の番組だが、近畿地区ではCMを増枠した上で35分としている。一括り形式放送になった現在でも各番組35分のままであるため、非常にCMが長い。テレビ欄やEPGでもまとめて表示されるため、2つ目以降の番組の放送時間がわかりにくく、視聴や録画の際の妨げとなっている。朝日放送テレビに限らず近畿民放では本来30分の番組を35分に、60分の番組を65分にするというCMを増枠する編成が非常に多い。

不定期ながら「ネオバラエティ」枠後に3分間のミニ番組(番組やイベントのPR等)を放送したり、各曜日の放送時間がまちまちなため、1時以降の番組が週によって違う時間に放送される(これはメ〜テレでも同じ現象が発生することがある)。

7月下旬から8月下旬まで、高校野球関連の番組によって23時台以降の番組は25 - 30分繰り下げて放送される。特に7月下旬は全英オープンゴルフ世界水泳といったスポーツ中継の影響でレギュラー番組を休止するケースもある。また、これらの期間中に23時台の各曜日のレギュラー番組を休止し、代わりに単発特番を組まれている。

深夜アニメ&UHFアニメ

かつて朝日放送で放送された深夜アニメは全てキー局のテレビ朝日製作のものであったが、2006年4月からは自社製作の深夜アニメやUHFアニメが放送されている。

深夜アニメへの製作参入は在阪局では最後発であり、これで在阪局全5局が深夜アニメの製作実績を持つことになった。またUHFアニメへの参入は在阪局では4番目である(残る読売テレビも2006年7月より参入したことで、近畿2府4県全ての民放テレビ局がUHFアニメの放送実績を持つことになった)。

自社製作の深夜アニメ第1号は『ガラスの艦隊』。UHFアニメは『うたわれるもの』と『夢使い』。朝日放送テレビにとって日曜8時30分枠以外でのアニメ自社製作および同時期の複数作品でのキー局担当は、1996年10月改編で『怪盗セイント・テール』の終了と共にゴールデン枠から撤退して以来から約10年振り。同年10月期にはメ〜テレとの共同製作である『銀色のオリンシス』 も放送している。

2007年4月改編でテレビ朝日の深夜アニメ枠は一時撤廃されたが、朝日放送テレビの深夜アニメ枠は同改編で開始されたメ〜テレ製作のUHFアニメ枠の1本で辛うじて残っていた(1本しかないのは、朝日放送テレビはメ〜テレほどUHFアニメを多くネットしていなかったため。先述のように2006年4月期は2本ネットしていた)。しかし2008年4月改編でそのメ〜テレ製作UHFアニメ枠も消滅し、以後は2009年1月より2クールの間テレビ朝日製作『黒神 The Animation』を放送しただけに留まっていた。

その後、2012年10月改編では木曜未明(水曜深夜)にテレビ朝日製作『新世界より』および、UHFアニメ『俺の妹がこんなに可愛いわけがない TRUE ROUTEスペシャル版』(別ルート版はMBSテレビで放送済み)の放送に伴い、「水曜アニメ〈水もん〉」の名称で新たに深夜アニメ枠を設定した。更に2013年7月期には7年ぶりの単独製作深夜アニメとなる『幻影ヲ駆ケル太陽』・『Free!』を「〈水もん〉」枠、『サーバント×サービス』を金曜未明(木曜深夜)に臨時設定した「木曜アニメ」枠にて放送。このように同時期に3本新作深夜アニメに参画するのは初めてとなる。同年10月期にはTBSテレビ製作委員会参加のUHFアニメ『境界の彼方』を放送。

2016年4月改編では、古くからMBSテレビが「アニメシャワー」枠を設けている日曜未明(土曜深夜)に新たに「アニサタ」枠を新設、合計3本枠体制となった。

また、同年7月からはアニメ事業を分社、発足したABCアニメーションが製作業務を担当、同社が日曜朝8時半枠(プリキュアシリーズ)とともに深夜アニメ作品の製作やメディア展開を担っている。

2020年10月からは上述の通り当社制作による全国ネット枠「ANiMAZiNG!!!」を開始、さらに従来は関東ローカル放送だったテレビ朝日の「NUMAnimation」枠の全国ネット化に伴い当社でも同枠をネット受けする。これにより日曜未明(土曜深夜)に両枠あわせて1時間の全国ネット深夜アニメ枠が誕生することになる。さらにこれまでの「アニサタ」枠も時間を繰り下げ、枠名称を「ANiMAZiNG2!!!」に変更して存続するため、当社においては土曜深夜に3枠合計1時間半のアニメ枠が成立する。

深夜アニメにおいて「テレビから離れて見る」というテロップは2009年までは表示していたが、2012年から表示を行っていない。

在阪局の中では京都アニメーションとの関係が最も深く、2013年の『Free!』を皮切りに同社製作作品を多数放送しているほか、同社主催のイベントにも後援企業として名を連ねることが多い。

土曜夕方枠

部長刑事』を放送する都合から、2002年3月までは土曜夕方枠も独自の編成を敷いていた。朝日放送の主要取引会社である大阪ガス40年以上提供する放送枠を動かすことができないためで、全国ネットで土曜19:30から(後に改編に伴い18:30から)放送されている番組を朝日放送では夕方の全国ネット開始枠より前に放送することで、朝日放送では19:30からの30分間を『部長刑事』放送枠に充てるというものである。1999年2月27日の放送番組を例に挙げる(参考:1999年2月27日付の山陽新聞)。

テレビ朝日
関東 10ch.
朝日放送テレビ
関西 6ch.
15 00 土曜スペシャル 引き続き
土曜スペシャルI
30 神風怪盗ジャンヌ
16 00 土曜スペシャルII
17 00
24 今夜の番組 今夜の番組
30 ANN
スーパーJチャンネル
ANN
スーパーJチャンネル
18 00 まもって守護月天! まもって守護月天!
30 神風怪盗ジャンヌ 激突!ハッピーチェック
19 00 激突!ハッピーチェック
30 新・部長刑事
アーバンポリス24

この編成のため、1987年10月には通常金曜19:30からの放送だったアニメ『宇宙船サジタリウス』(テレビ朝日制作)が最終回のみ、同年7月の石原裕次郎逝去特番の影響による特例で全国ネットでは土曜19:30からの放送となったことから、朝日放送テレビのみ同日17:55から放送されるという珍現象が発生した。なお、前回の放送(通常通り前日19:30)は朝日放送テレビでも通常通り放送されたが、上記特別編成の影響からか朝日放送テレビのみ次回予告が独自のものとなった。

また、1986年9月に『光の伝説』が終了するまでは、土曜19:00は本局制作によるアニメの放映枠だった。

スポーツ中継

プロ野球については、原則毎週水曜・日曜日開催の阪神タイガース主催ゲームを『スーパーベースボール 虎バン主義。』として放送。

また、全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)開催期間は、原則全試合を同時生中継している。

Jリーグについては、セレッソ大阪の株主に名を連ねながら、セレッソ戦を含めたリーグ戦の中継実績が少ない。ただし、2009年12月には、Jリーグユース選手権の決勝(長居スタジアム)で、録画放送ながらサッカー中継を再開。2010年からスカパー!向けガンバ大阪ホームゲーム中継の制作業務を担うほか、2015年からは、「(ヴィッセル神戸京都サンガを含めた)関西の(Jリーグに加盟する)4クラブを応援する」という趣旨で『Jフットニスタ』というサッカー情報番組をレギュラーで編成している。2020年7月4日の深夜(5日未明)には、4日の夜にパナソニックスタジアム吹田リモートマッチとして開催された「大阪ダービー」(J1リーグ公式戦・ガンバ大阪対セレッソ)の試合映像(DAZN向けの配信と共用するJリーグ公式映像)を編集したうえで、1時間分の放送枠による録画ながら地上波で唯一の中継を実施した。2021年に発足した女子プロサッカーのWEリーグでも、同年9月12日の午前中にノエビアスタジアム神戸で開催された開幕戦(INAC神戸大宮アルディージャVENTUS)で、DAZN向けの映像を活用しながら地上波(関西ローカル)向けに生中継。女子プロサッカーの公式戦を自社制作で中継することは、旧朝日放送時代を含めても初めてであった。

深夜ドラマ

2018年4月期より日曜23時台に『ドラマL』枠を開設、テレビ朝日ほか一部系列局にネット。また2018年10月期には、木曜未明(水曜深夜)に『KBOYS』が放送されている。

インターネット配信

TVerなどを使った制作番組の見逃し無料配信は、独自の配信サービス を持っていないので、キー局のテレビ朝日に権利を委託して配信を行なっている。また、一部番組はGYAO!や、キー局のテレビ朝日が出資するインターネットテレビAbemaTVでも無料配信を実施している。

見逃し無料配信終了後の過去分については、HuluU-NEXTAmazonプライムビデオTSUTAYA TVTELASAなどに供給されている。

X(旧・Twitter)での番組宣伝

ABCテレビ名義で行うX(旧・Twitter)における番組宣伝では、主に自社制作番組の宣伝ポスト(旧・ツイート)を行うとともに、『テレビ朝日宣伝部』が発信する番組宣伝のリポスト(旧・リツイート)も行っている。

2023年2月現在における各曜日ごとの基本的なパターンは次の通りである。かつては、土曜日・日曜日も『テレビ朝日宣伝部』によるツイートをリツイートしていたが、2020年3月を最後に行っていない。

  • 月曜日〜金曜日 - 自社制作番組とテレビ朝日制作番組のうち遅れネット番組は自社にてポストを行うほか、『ナイトinナイト』枠の一部番組はTVerでの配信時にも自社による番宣ポストを行う場合がある。テレビ朝日制作で同時ネットの場合には『テレビ朝日宣伝部』によるポストをリポストしている。
  • 土曜日・日曜日 - 自社制作番組とテレビ朝日制作番組(ドラマ枠など一部のみ、同時ネット・遅れネットを問わず)のいずれも自社による番宣ポストを行う。

なお、全国ネットの自社制作番組であっても『サンデーLIVE!!』や『DAIGOも台所』のように基本的に番宣ポストを行わない番組もある。

2023年1月より、テレビ朝日制作の『金曜ナイトドラマ』・『オシドラサタデー』・『土曜ナイトドラマ』の番宣ツイートを自社にて行うようになった。これは、『金曜ナイトドラマ』は遅れネットのため、『オシドラサタデー』・『土曜ナイトドラマ』は土曜日であるため『テレビ朝日宣伝部』によるツイートのリツイートを行っていないためである。

この他、スポーツニッポンにシリーズ連載されている『ABCテレビの探偵!ナイショスクープ』の内容を引用したポストも行っている。

送信所

区域外再放送

ここではテレビ朝日系フルネットが所在しない福井県山陰地方徳島県、並びに中京広域圏の局と並列配信している三重県に限り記載する。

    福井県

福井県は主に嶺南地域(京都府・滋賀県寄り)のケーブルテレビ局で配信されている(嶺北=石川県寄りは北陸朝日放送を再放送している)。

    三重県

鳥取県は主に兵庫県の豊岡・丹後半島地域に近い東部の一部のケーブルテレビ局で配信されている(八頭町と日本海ケーブルネットワークの倉吉市を含む中西部は瀬戸内海放送島根県は地域により広島ホームテレビ山口朝日放送のどちらかを再放送している。なおアナログ時代には鳥取中西部・島根東部の広範囲でABCテレビを再放送していた局が存在した)。

    徳島県

お天気カメラ設置ポイント

※HD:ハイビジョンカメラ

スタジオ

全てHD対応。

社員

2018年4月の朝日放送テレビ分社設立に伴い、従業員が朝日放送グループホールディングスから当社に承継の上で移籍している。

アナウンサー

2018年4月以降は旧朝日放送から全員が自動的に転籍して当社への所属となるため、朝日放送ラジオスカイAでのアナウンス業務は当社から派遣される形で従事している(同じくラテ兼営から分社したTBSテレビ&TBSラジオ札幌テレビ&STVラジオ・CBCテレビ&CBCラジオ毎日放送〈新社〉&MBSラジオと同様で事実上のラテ兼営局共通)。テレビでの肩書きも「ABCアナウンサー」から「ABCテレビアナウンサー」に変更されている。

記者

男性

  • 半田俊介
  • 田中啓介
  • 大亀孝治
  • 神志那諒
  • 大橋洋平
  • 工藤亮介
  • 平岩和之
  • 横森太一

女性

  • 田実万紗子
  • 高岡可愛
  • 小関紗英
  • 仲埜涼子
  • 大木望未

関係の深い系列外放送局

脚注

注釈

出典

外部リンク

過去

Tags:

朝日放送テレビ 概要朝日放送テレビ 企業情報朝日放送テレビ キー局との関係朝日放送テレビ 番組朝日放送テレビ 送信所朝日放送テレビ 区域外再放送朝日放送テレビ お天気カメラ設置ポイント朝日放送テレビ スタジオ朝日放送テレビ 社員朝日放送テレビ 関係の深い系列外放送局朝日放送テレビ 脚注朝日放送テレビ 外部リンク朝日放送テレビテレビジョン放送広域放送放送対象地域朝日放送グループホールディングス特定地上基幹放送事業者英語

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