メンバー
- 川北 茂澄(かわきた しげと、1989年〈平成元年〉5月23日 - )(34歳)
- ボケ・ネタ作り担当、立ち位置は向かって右。
- ガク(1990年〈平成2年〉12月3日 - )(33歳)
- ツッコミ・嘆き担当、立ち位置は向かって左。
- 本名は川俣 岳(かわまた たける)。
- 旧芸名はガクカワマタ。2020年8月8日に現芸名に改名。
- 身長172 cm、体重71 kg。血液型B型。
- 神奈川県横浜市港北区出身。横浜市立綱島小学校、青山学院中等部・高等部、青山学院大学経営学部卒業。
- 金髪のマッシュルームカットと丸眼鏡が特徴。眼鏡は5万円のものを使用しており、現在の事務所に入る前は眼鏡をかけているという理由で眼鏡屋へ就職しようとしていた。
- 趣味・特技は漫画(一般向け・成人向け)、乃木坂46(推しは久保史緒里)、妖怪の知識。
- 小学時代は中学受験のため、慶應対策コースに通っていた。
- 高校時代、たまたまテレビでマヂカルラブリーのネタを見た際に「ガリガリでもこんな面白い人がいるんだ」と感銘を受けて芸人を志したことを明かしている。しかしその後、メンバーの野田クリスタルがみるみるうちにムキムキになってしまい、現在は憧れていないと断言している。
- 大学時代、子供の頃から『エンタの神様』(日本テレビ)や『笑いの金メダル』(テレビ朝日)を観ていたがプロになろうとは考えていなかった。就職活動で全社落ちてしまったタイミングでたまたま人力舎から『うちに入らないか?』と声が掛かり、人力舎への所属が決まる。元々は芸人よりも裏方志望で、大学2年生の頃はよしもとクリエイティブカレッジ(YCC)の総合コースに通っていた。
- お抹茶(トンツカタン)、宇野慎太郎(さすらいラビー)との3人で『まだまだお笑いの赤ちゃん』という集合体(ユニット)を組み、週一回YouTubeの生配信を行ったり、不定期でライブを行ったりしている。
- 憧れのツッコミ芸人として、芝大輔(モグライダー)を挙げている。
略歴・概要
川北は慶應義塾大学お笑い道場O-keis、ガクは青山学院大学ナショグルお笑い愛好会へそれぞれ所属しており、学生芸人として出会う。
2011年1月15日、大学在学中にコンビ結成。以前はそれぞれ別々(川北:レジデンシャル、ガク:玉露Gメン)で活動していたが、川北と組んでいた相方がプロになろうとしなかったために少しでもプロへ行く可能性がある人と組もうと思い、川北の方から、同じく前コンビを解散していたガクを誘ってコンビを結成。川北はガクを誘った理由として「僕より痩せている人が良かったのと、お笑いの好みが違う人(川北曰く、自分はリズムネタが“この世で2番目に嫌い”だが、ガクはリズムネタが大好き)と組んだらどうなるだろうという好奇心から」、「学生時代の相方(ガク)はシュールを全面に押し出したネタをしていて、同じタイプ(の笑い)同士だと偏ってしまうので」としている。また、ガクは川北とコンビを組んだ理由として「同世代で1番面白いヤツだと思ったから」と答えている。
当初のコンビ名は「川北コンビ」だったが、川北の好きなAV女優である希崎ジェシカから「ジェシカ」を取り、それにガクが語感の良さから「真空」を付け加える形で現在の名前となった。
同年3月、学生才能発掘バラエティ 学生HEROES!「第1回漫才を愛する学生芸人No.1決定戦」で決勝進出。その際に人力舎から声をかけられ、スパナペンチ(現在は解散)と共に2012年からスカウトという形で所属。そのため事務所が運営する養成所のスクールJCAには通っていないが、20期と同期扱いとされている。
不定期でYouTubeとXVideosにネタ動画をアップしている。またYouTubeにて、後輩の肉体戦士ギガと共に「真空ジェシカのギガラジオ」を配信中。
2021年、M-1グランプリにて初の決勝進出を果たした。翌2022、2023年と3年連続で決勝に進出。
芸風
初期はコントが中心で、結成5〜6年目あたりから漫才も始める。「漫才は荷物もリハーサルもいらなく、営業もやりやすいなど色々考えたら漫才の方がいい」と思うようになって、徐々に漫才に力を入れるようになったという。漫才ではメタフィクション的な要素を入れることが多かった。近年は主にコント漫才を披露しており、ゼロ年代のインターネット文化をバックボーンにしたボケを入れることが多い。また、それぞれがピンネタを行うこともある。
漫才では、川北が「○○です」と、ガクに似ているキャラクター(CDTVのメガネの奴、オトナ帝国の逆襲のメガネの奴等)を使って自己紹介をし、ガクが「言うとしたら僕〜」と返すつかみをすることもある。 一時期、ガクが川北に対し、「お前は田園前の玉置浩二ね」と訂正する流れがあった。
小沢一敬(スピードワゴン)は「シンプルにボケが面白い、大喜利が強い漫才」として、メディアで何度も真空ジェシカを絶賛している。同期のオズワルドには「芸人が見ても面白い芸人」とライバル視されている。
出囃子
賞レース成績
M-1グランプリ
キングオブコント
- 2011年 2回戦進出(※アマチュア時代)
- 2012年 準々決勝進出
- 2013年 2回戦進出
- 2014年 2回戦進出
- 2015年 1回戦敗退
- 2016年 1回戦敗退
R-1ぐらんぷり/R-1グランプリ
- 2013年 準決勝進出(川北)
- 2014年 3回戦進出(川北)
- 2015年 2回戦進出(川北)
- 2020年 3回戦進出(ガク)
- 2021年 2回戦進出(ガク)
- 2023年 準々決勝進出(川北・ガク)
- 2024年 準々決勝進出(ガク)
その他
出演
テレビ
- 過去のレギュラー番組
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- 不定期出演
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- 学生才能発掘バラエティ 学生HEROES!(テレビ朝日、2011年4月21日、5月12日、6月16日、7月3日、28日、10月6日、13日、20日、11月17日〈ガク〉、12月15日、2012年1月12日、15日、26日、2月23日、3月1日、8日、15日、29日、5月3日、6月28日、7月12日、8月9日、30日、10月25日、11月15日〈川北〉、29日、2013年2月7日、3月7日、8月8日、9月5日、10月10日、2014年3月6日〈川北〉、2015年4月16日、5月7日、 2017年9月14日)
- ネタパレ(フジテレビ、2019年5月17日、2020年4月24日、6月19日、2022年1月21日、3月4日、11日、5月20日、7月1日、2023年2月17日)
- 千原ジュニアの座王(関西テレビ、2022年1月29日、2月5日、3月5日〈ガク〉、19日、4月30日〈ガク〉、10月18日〈ガク〉、11月19日〈ガク〉、2023年3月24日〈ガク〉、4月29日〈ガク〉、6月24日〈ガク〉、11月18日〈ガク〉、12月9日〈ガク〉、2024年1月2日〈ガク〉、2月10日〈ガク〉)
- ラヴィット!(TBSテレビ、2022年2月2日、5月4日、8月10日、9月15日、12月5日、12日、2023年2月1日、3月22日、4月12日、5月4日〈川北〉、15日、22日、6月30日、8月9日、16日、9月27日、2024年2月19日、26日、3月22日〈川北〉、27日、4月10日)
- 特別番組(MCまたはメインキャスト)
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- 単発出演・ゲスト出演など
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ラジオ
- 現在のレギュラー番組
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- 真空ジェシカのギガラジオ(YouTube・stand.fm、2017年7月10日 - )- 肉体戦士ギガとのネットラジオ
- 真空ジェシカのラジオ父ちゃん(TBSラジオ)
- マイナビ Laughter Night2019年グランドチャンピオン大会優勝記念特番。2019年12月15日深夜放送。
- 2020年4月3日よりレギュラー化し、2021年3月でレギュラー放送が終了。
- 2021年5月14日よりPodcastで復活し、同年5月11日にエピソード00が先行配信された。毎週土曜19:00に配信中。
- 過去のレギュラー番組
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- 真空ジェシカのジンリキポッドキャスト(Podcast→YouTube、2012年5月7日 - 2013年2月14日、2015年2月19日、6月17日)
- 不定期出演
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- マイナビ Laughter Night(TBSラジオ)
- 2017年1月28日・8月25日、2018年6月8日、2019年4月5日・6月14日・10月18日
- 2018年6月・2019年10月に月間チャンピオンとなり、2019年の年間チャンピオンとなった。
- ちょいさき(FM NACK5、2021年12月12日、2022年2月6日、3月27日、12月4日) - 最多ゲスト出演
- パーソナリティ担当
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- 単発出演・ゲスト出演など
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ネット配信
- 不定期出演
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- スピードワゴンの月曜 The NIGHT(ABEMA、2021年9月21日〈川北〉、12月21日、2022年3月15日、4月12日〈川北〉、5月17日、9月6日、10月4日〈川北〉、12月13日、20日〈川北〉)
- 特別番組(MCまたはメインキャスト)
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- Abema杯 第1回フリップ芸-1グランプリ(ABEMA、2017年7月8日) - 川北のみ、ファイナリスト
- 怪奇!ミステリーサークルサークル(テレビ東京公式YouTubeほか、2022年3月4日) - メインキャスト
- 単発出演・ゲスト出演など
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CM
- 日清カップヌードル「壁ドン」編(2014年、日清食品) - ガクのみ
- クーナッツ「クーナッツ漫才大賞 supported by 食玩ジャパン」真空ジェシカ編(2020年、バンダイ×BEAMS JAPAN)
- JINS「JINS 2022 Spring & Summer Fashion Collection」モデル(2022年、JINS)
- 日清焼そばU.F.O.「U.F.O.レッドロック 篇 実写版」(2023年、日清食品)
- SoftBank Air「ソフトバンクタウン 引っ越したら」篇(2024年、SoftBank) - ガクのみ
- アクロボール「真空ジェシカの大喜利100問ノック」(2024年、PILOT)
映画
- まーごめ180キロ(2023年5月19日劇場公開)
舞台・ライブ
- バカ爆走!(事務所ライブ、新宿Fu-)
- Spark!(事務所ライブ)
- どっきん!(事務所ライブ)
- でかぷっしゅ!!(新ネタライブ)
- 人力舎×マセキ Presents 映画ネタ-1グランプリ(2016年9月、東京都台東区)
- プロダクション人力舎ライブ・Spark!「真空ジェシカがライブを4本やるうさぎ」(2016年9月17日、新宿バティオス)
- 浅井企画×人力舎×マセキ Presents 映画ネタ-1グランプリ(2017年9月、東京都台東区)
- プロダクション人力舎ライブ・どっきん!【2部】「漫ノ者」(2019年4月19日)
- 真空ジェシカのギガラジオ1000回突破記念!大祝賀パーティーライブ「殺伐」(2019年6月7日、新宿ネイキッドロフト)
- プロダクション人力舎ライブ・どっきん!【3部】「ドクターベーション」(2019年7月14日)
- プロダクション人力舎ライブ・どっきん!【2部】「モンキー・M・マンザイ」(2020年2月21日)
- プロダクション人力舎ライブ・どっきん!【2部】「ミセマス」(2020年9月29日)
- プロダクション人力舎ライブ・どっきん!【3部】「真空ジェシカvs現役東大生0人」(2021年4月17日)
- 真空ジェシカ寄席「寄席崎心中」
- 2021年2月20日、新宿バティオス
- 2022年4月27日、座・高円寺2
- 2023年3月23日、北沢タウンホール
- 2023年10月10日、座・高円寺2
- 真空ジェシカ×竹内ズ ツーマンライブ「プイプイゆういちカー」(2022年4月28日、座・高円寺2)
- ザ・マミィ×吉住×真空ジェシカ 福山お笑いライブ(2022年8月11日、広島県民文化センターふくやま)
- もてあそばれる21組のネタライブ「審査委員長は真空ジェシカ」(2022年8月25日、渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール)
- もてあそばれる24組のネタライブ「審査委員長は真空ジェシカ2」(2023年9月14日、渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール)
- 真空ジェシカ×吉住ツーマンライブ「GATSUMORI」(2022年9月8日、座・高円寺2)
- 「ななまんざい」(2023年1月9日、紀伊國屋サザンシアター) - 吉本興業所属・ななまがり主催ライブのゲスト
- カワマタカケル(2023年6月26日、座・高円寺2) - ガクのみ
- 真空ジェシカ川北とぼく脳の『きたろう』(2023年10月31日、座・高円寺2) - 川北のみ
- 真空ジェシカの冠位大喜利presents べひろし(2023年11月15日、シアターマーキュリー新宿)
単独公演など
- 第1回単独ライブ「犬の整形の立会い」(2018年6月29日・30日、中目黒キンケロ・シアター)
- 真空ジェシカライブ「言うとしたら僕。死ぬのはキミ。」(2022年3月18日、新宿バティオス)
- 真空ジェシカ漫才ライブ「セロ弾きのポーズ」(2022年6月23日、座・高円寺2)
- 真空ジェシカ漫才ライブ「二人同時漫才」(2023年3月24日、北沢タウンホール)
- 真空ジェシカ漫才ライブ「全身漫才」(2023年6月26日、座・高円寺2)
- 真空ジェシカ漫才ライブ「喫漫」~漫才を喫して下さい~(2023年10月11日、座・高円寺2)
連載
- 脳まで亀頭にならないように(ワニマガジン社『COMIC快楽天』、2020年6月号 - ) - ガクによる成人向け漫画に関するコラム連載
- 真空ジェシカの大喜利品評会→真空ジェシカの冠位大喜利(QJWeb、2021年5月6日 - ) - 大喜利のお題に対する読者の回答を募集し、紹介・品評する連載
- 真空ジェシカ ガクの「岳漫読」→真空ジェシカ ガクの「ガクマンドク」(ホンシェルジュ、2022年6月20日 - 11月19日) - ガクによる自分の人生に影響を与えた漫画を紹介するコラム連載
- 真空ジェシカ ガクの文字しぼり(だいわlog、2023年10月19日 - 2024年3月6日)
脚注
外部リンク
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