島根県(しまねけん)は、日本の中国地方(山陰地方)にある県。県庁所在地は松江市。
しまねけん 島根県 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 中国地方(山陰地方) | ||||
団体コード | 32000-5 | ||||
ISO 3166-2:JP | JP-32 | ||||
面積 | 6,707.81km2 | ||||
総人口 | 643,316人[編集] (推計人口、2024年4月1日) | ||||
人口密度 | 95.9人/km2 | ||||
隣接都道府県 | 鳥取県 広島県 山口県 | ||||
県の木 | クロマツ | ||||
県の花 | ボタン | ||||
県の鳥 | ハクチョウ | ||||
他のシンボル | 県の魚:トビウオ 県民歌:薄紫の山脈(1951年制定) | ||||
島根県庁 | |||||
知事 | 丸山達也 | ||||
法人番号 | 1000020320005 | ||||
所在地 | 〒690-8501 島根県松江市殿町1番 北緯35度28分20秒 東経133度03分01秒 / 北緯35.4722度 東経133.0503度 東経133度03分01秒 / 北緯35.4722度 東経133.0503度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキポータル | 日本の都道府県/島根県 | ||||
ウィキプロジェクト |
本州西部に位置し、山陰地方の西側を占める。離島の隠岐諸島や竹島なども含む。
旧令制国における出雲国・石見国・隠岐国の3国に相当する。現在でも県内の地域分類として出雲地方・石見地方・隠岐地方の3区分が用いられることがある。
島根県の名称の由来は、県庁の置かれた松江城が、かつて旧島根郡(嶋根郡)に属していたためとされる。「嶋根」の名は、古代の『出雲国風土記』において八束水臣津野命(やつかみずおみつののみこと)が命名したと伝えられる。
1871年(明治4年)7月の廃藩置県の直後には旧松江藩の領地に『松江県』が設置された。その4ヶ月後、同年11月に松江県は周辺の他県と合併して改称し、ここに『島根県』が成立した。
この改称の理由については、「明治維新において松江藩が倒幕に消極的であったため」と伝えられている。
尚、松江城下町(現在の松江市)は松江城が立地する島根郡(大橋川以北。橋北)だけでなく、意宇郡(大橋川以南。橋南)にもまたがる。
国土地理院の全国都道府県市区町村別面積調によると、島根県の面積は6707.81平方キロメートルである。北東方向から西南方向へかけて、細長い形に広がった県である。
国土地理院地理情報 によると島根県の東西南北それぞれの端は以下の位置で、東西の長さは155.45 km、南北の長さは326.52kmである。
県内全域が日本海側気候であるが、日本海側気候の地域としては最西南端にあるため比較的温和な気候で沿岸部に豪雪地帯はない。しかし年間を通じて湿度が高く、降雨回数も多い。曇り・雨の日が晴れの日より多い。
松江市や出雲市など東部の沿岸部は、西部に比べると冬期の平均気温が低いものの、松江市の1月平均気温は4.3℃と、京都市や太平洋側の大都市である愛知県名古屋市とほとんど同じで、比較的温暖である。出雲市より松江市と東へいくほど雪が多いが、松江市の年降雪量は89cmと、鳥取県の米子市の133cmと比べると少なくなっている。年に1,2回、15 cm - 30cm程度のまとまった積雪があるものの、最低気温が比較的高いこともあり数日で溶けることがほとんどで、根雪となった年は非常に少ない(松江市の根雪は1961年以降で2011年/1984年/1977年/1963年の4回のみ)。しかしながら、大陸に近いために数年に一度の猛烈な寒気団に覆われると、沿岸部でも日中の気温が氷点下の真冬日になることもある。夏は熱帯夜も数日あるが、山陽地方の沿岸部と比べると暑さは穏やかである。
浜田市、大田市、益田市、江津市など県西部の沿岸部においては冬期の気温は比較的高めで1月の平均気温は約5.0 - 6.0℃と東京都心や大阪市とほとんど同じで、温暖である。日本海側気候から九州型太平洋側気候への遷移地帯に属し、冬期の降水は雨が多く、積雪しても数センチメートル程度にとどまることが多く、大雪となることは少ない。梅雨末期に梅雨前線の影響で大雨となることがあり、過去にも山陰豪雨(1983年)や2013年の豪雨で被害を受けた地域がある。夏は熱帯夜も数日あるが、山陽地方の沿岸部と比べると暑さは穏やかである。
内陸部は1月平均気温が0.0 - 3.0℃程と寒さが厳しく、飯南町赤名(-13.5度、2012/2/19)、弥栄(-16.3度、2012/2/19)、瑞穂(-15.2度、2012/2/19)、六日市(-13.4度、1981/2/28)などでは氷点下15℃程度まで冷え込んだことがある。 西部の津和野町と吉賀町を除いて全域が豪雪地帯に指定されており、標高の高い地域では1m程度の積雪に達する年もある。夏の夜は涼しく、熱帯夜となることはほとんどない。
平年値 (月単位) | 隠岐 | 出雲・沿岸部 | 出雲・内陸部 | ||||||||
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隠岐の島町 西郷 | 隠岐の島町 西郷岬 | 海士 | 松江市 鹿島 | 松江 | 斐川 | 出雲 | 奥出雲町 横田 | 雲南市 掛合 | 飯南町 赤名 | ||
平均 気温 (°C) | 最暖月 | 25.6 (8月) | 25.8 (8月) | 25.6 (8月) | 26.3 (8月) | 25.8 (8月) | 24.0 (8月) | 24.5 (8月) | 23.4 (8月) | ||
最寒月 | 3.9 (2月) | 4.5 (2月) | 4.4 (2月) | 4.2 (1月) | 4.5 (2月) | 0.7 (2月) | 2.3 (2月) | 0.4 (1、2月) | |||
降水量 (mm) | 最多月 | 211.6 (9月) | 227.0 (7月) | 218.0 (9月) | 240.5 (7月) | 236.2 (7月) | 234.2 (7月) | 257.1 (7月) | 282.2 (7月) | ||
最少月 | 110.4 (10月) | 96.4 (2月) | 104.7 (4月) | 114.5 (4月) | 96.3 (2月) | 103.4 (4月) | 120.7 (4月) | 116.5 (10月) | |||
平年値 (月単位) | 石見・沿岸部 | 石見・内陸部 | |||||||||
大田 | 浜田 | 益田 | 益田市 高津 | 川本 | 邑南町 瑞穂 | 浜田市 弥栄 | 津和野 | 吉賀 | 吉賀町 六日市 | ||
平均 気温 (°C) | 最暖月 | 26.5 (8月) | 26.2 (8月) | 26.8 (8月) | 24.2 (8月) | 23.9 (8月) | 23.6 (8月) | 25.7 (8月) | 24.5 (8月) | ||
最寒月 | 4.9 (1、2月) | 5.8 (2月) | 5.4 (1、2月) | 2.7 (1月) | 0.8 (1月) | 1.5 (1月) | 3.0 (1月) | 1.9 (1月) | |||
降水量 (mm) | 最多月 | 246.3 (7月) | 257.7 (7月) | 223.9 (6月) | 260.2 (7月) | 260.6 (7月) | 340.0 (7月) | 285.6 (7月) | 337.4 (6月) | ||
最少月 | 98.3 (2月) | 90.9 (2月) | 87.9 (2月) | 112.5 (2月) | 109.2 (11月) | 130.4 (4月) | 99.7 (12月) | 76.8 (12月) |
県下には8市・5郡・10町・1村がある。
島根県では、町は川本町のみ「まち」で、それ以外は全て「ちょう」、村は「むら」と読む。
旧出雲国の区域(ただし出雲市の一部、飯南町の一部は旧石見国)
旧隠岐国の区域
昭和51年4月 | 平成23年1月 | 平成24年1月 | ||
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出雲地方 | 松江市(旧制) | 松江市(新制) | 松江市 (平成23年8月1日 東出雲町を編入合併) | |
八束郡 | 鹿島町 | |||
島根町 | ||||
美保関町 | ||||
八雲村 | ||||
玉湯町 | ||||
宍道町 | ||||
八束町 | ||||
東出雲町 | ||||
安来市(旧制) | 安来市(新制) | 安来市 | ||
能義郡 | 広瀬町 | |||
伯太町 | ||||
仁多郡 | 横田町 | 奥出雲町 | ||
仁多町 | ||||
出雲市(旧制) | 出雲市(新制) | 出雲市 (平成23年10月1日 斐川町を編入合併) | ||
平田市 | ||||
簸川郡 | 大社町 | |||
湖陵町 | ||||
多伎町 | ||||
佐田町 | ||||
斐川町 | ||||
大原郡 | 大東町 | 雲南市 | ||
加茂町 | ||||
木次町 | ||||
飯石郡 | 三刀屋町 | |||
掛合町 | ||||
吉田村 | ||||
頓原町 | 飯南町 | |||
赤来町 | ||||
石見地方 | 大田市(旧制) | 大田市(新制) | 大田市 | |
邇摩郡 | 温泉津町 | |||
仁摩町 | ||||
江津市(旧制) | 江津市(新制) | 江津市 | ||
邑智郡 | 桜江町 | |||
邑智町 | 美郷町 | |||
大和村 | ||||
石見町 | 邑南町 | |||
瑞穂町 | ||||
羽須美村 | ||||
川本町 | ||||
浜田市(旧制) | 浜田市(新制) | 浜田市 | ||
那賀郡 | 旭町 | |||
金城町 | ||||
三隅町 | ||||
弥栄村 | ||||
益田市(旧制) | 益田市(新制) | 益田市 | ||
美濃郡 | 美都町 | |||
匹見町 | ||||
鹿足郡 | 津和野町(旧制) | 津和野町(新制) | 津和野町 | |
日原町 | ||||
六日市町 | 吉賀町 | |||
柿木村 | ||||
隠岐地方 | 隠岐郡 | 西郷町 | 隠岐の島町 | |
布施村 | ||||
五箇村 | ||||
都万村 | ||||
西ノ島町 | ||||
海士町 | ||||
知夫村 |
島根県の人口は、県民歌『薄紫の山脈』の歌詞に「九十万の県民の……」とあるように、1950年代には90万人を超えていた。1955年(昭和30年)には約93万人に達した。
しかし、以後は減少傾向が続き2014年(平成26年)には70万人を割った。翌2015年(平成27年)の第20回国勢調査では69万4,352人と記録された。
1920年(大正9年)の第1回国勢調査では71万4,712人であったため、第1回調査に対する人口の増減率では全国の都道府県で本県が最下位となった。また第1回調査での人口を以後の調査で下回った、全国で最初の都道府県となった(太平洋戦争による大規模な疎開の発生によって第6回調査(昭和20年)のみ一時的に急減した東京都を除く)。
地域別に見ると、出雲地域は1950年代から2020年代にかけて50万人前後のほぼ横ばいで推移しているのに対し、石見地域と隠岐地域はそれぞれ38万人から18万人、4万人から2万人と半減しており、二大都市である松江市・出雲市への集積が進んでいる。
日本の都道府県人口としては、隣接する鳥取県に次ぎ全国で2番目に少ない。また政令指定都市の中で最少の静岡市よりも少ない。人口密度は、西日本では高知県に次いで低い。
島根県の『県民ホットライン』には、県民が考える人口減少の要因として「はっきり言って魅力がない」「働ける職場がない」「医療・福祉が十分でない」「人間関係が保守的で変化を拒む気風は煩わしいから嫌だと思われている」などの意見が2015年までに寄せられた。
県はそれらの意見に対し、解決策として「県内産業の振興と雇用の確保」「企業誘致の推進と観光振興」「売れる農林水産品づくり」「県外からのUターン・Iターン対策」の4つを提唱した。
2018年(平成30年)の合計特殊出生率は1.74で、沖縄県に次いで全国2位。自然増減率は-0.71%で全国41位、社会増減率は+0.01%の転入超過で全国14位だった。
増加 0.0 - 2.49 % | 減少 0.0 - 2.5 % 2.5 - 5.0 % 5.0 - 7.5 % 7.5 - 10.0 % 10.0 % 以上 |
10万人以上の都市雇用圏(2015年国勢調査時点の10%都市圏)
島根県と全国の年齢別人口分布(2005年) | 島根県の年齢・男女別人口分布(2005年) |
■紫色 ― 島根県 ■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 |
島根県の人口の推移 | |
総務省統計局 国勢調査より |
平成16年度以降の財政力指数は、都道府県の中で19年間ワースト1である。
衆議院の小選挙区が2。参議院では、島根県選挙区として全県で1区を構成していたが、2016年の第24回参議院議員通常選挙より鳥取県選挙区と合区され、鳥取県とともに1区を構成する合同選挙区が創設された。
全国的な流れと同様に島根県においても農業の衰退が進んでおり、島根県の総農家数・耕地面積・農業生産額も年々低下している。農業生産額の割合では、米が全生産額の33.3%で最も多く、野菜が16.2%、乳用牛が13.7%、肉用牛が13.6%を占めている。特産品としては米(仁多米、きぬむすめなど)、ブドウ、西条柿、牛肉、メロンなどがある。付加価値が高く、観光との相乗効果が見込める薬草やハーブの栽培にも力を入れている。
日本海に面しているため漁業が盛んに行われており、総漁獲量(2011年)は15万3,000トン で中国・四国地方で最も漁獲量の多い県である。
2010年の調査では、ベニズワイガニの漁獲量が5,163トンで全国1位、ブリ類の漁獲量が17,963トンと全国1位、アジ類の漁獲量が33,432トンで全国2位を誇っている。 また、宍道湖などで採れるしじみは、2014年(平成26年)には3622トンで4年ぶりに日本一の漁獲高となった。
島根県では、建設事業者数は4,657社で全事業者数の約12%、従業員数でも32,723人と全産業の従業員数の約11%を占めている。全国では、建設業の全産業に占める事業所数は9.7%・従業員数は6.9% となっており全国と比べても島根県でも建設業が占める割合が大きくなっている。
特に公共工事の比率は66.94%と高知県に次いで全国2位 と高く建設業において公共事業が大きな役割を担っている。しかし近年の国や県・市町村の財政難などから公共事業は減少しており、建設業を取り巻く環境は厳しくなっている。
島根県の製造品出荷額等は9,840億円(2010年) であり鉄鋼が1,578億円(2010年) と最も高い割合を占めている。江戸時代から明治時代にかけてたたら製鉄が栄え、古くからの鉄鋼技術を背景に島根県では鉄鋼産業が盛んに行われておりプロテリアル(旧・日立金属)や東洋製鉄、NTN鋳造など鉄鋼関連の企業が多数集積している。この他、情報通信機械が1,565億円、電子部品・デバイスが1,295億円と続いている。
情報通信機械の分野では出雲市に本社を置く島根富士通がノートパソコンの生産拠点を構えており、出雲市の本社工場では年間200万台のノートパソコンが生産されている。
製造業出荷額等は2010年の統計データでは、島根富士通や島根島津・出雲村田製作所などが本社・工場を構える斐川町(当時)が2,634億円 と県内の市町村でトップとなっている。なお、斐川町は2011年に出雲市と合併しており、2010年時点の統計では、出雲市が3,818億円が製造業出荷額等でトップとなっている。
島根県の小売業の年間商品販売額は1999年の約8,463億4,700万円、事業所数は1994年の12,018事業所、従業員数は2002年の50,546人をピークにそれぞれ年々減少傾向にある。2009年現在では、年間商品販売額は約7317億5,300万円事業所数は8,952事業所、従業員数は45,628人となっている。
百貨店(日本百貨店協会に加入している店舗)は存在しない。2024年1月14日まで一畑百貨店松江店(松江市)が営業していたが、同日をもって閉店したことにより「百貨店ゼロの県」となった。
大型スーパーでは、イオンモールなどのイオングループ複数社や、広島県のイズミなどが島根県内で総合スーパー(GMS)やショッピングセンターなどを展開している。出店が進む一方で、競争が激化し2000年代にはマイカル(現:イオンリテール)の浜田サティ (現在のゆめマート浜田)や出雲サティ、ジャスコ(現:イオンリテール)の浜田店(現在はトライアルが出店)や平田店(現在はショッピングセンターViVAが出店)などが閉店している。
地場スーパーには、みしまや、ふくしま、フーズマーケット ホック、グッディー、キヌヤ、ラピタといった店舗がある。
島根県の観光入込客延べ数は、年間33,158千人(2015年) となっている。観光入込客延べ数変動の要因は尾道松江線の全線開通や松江城が国宝に指定されたこととなっている。
市町村別の上位では、出雲市が12,495,489人と最も多く、次いで松江市が 10,061,918人、浜田市が 1,825,247人となっている。観光施設では、出雲大社が607万6千人と最も多くの観光客を集めている。
県外からの観光客入り込み割合は、広島県が22.9%、近畿地方が18.7%、関東地方が13.1%となっている。中国地方4県の合計では、県外観光客入込客数全体の5割近くを占める。
島根県の観光客による観光消費額は1,367億円(平成27年度)と推定されており、観光消費額が県内に及ぼす経済波及効果は1,634億億円と推定されている。
島根県警察本部の管轄にある。2005年(平成17年)4月1日に再編が行われ、以下の12警察署が置かれている。
第八管区海上保安本部の管轄にある。
県内一帯で普通列車の本数は毎時1本以下となっており、県内における営業列車の運用は臨時列車を除きすべて当日中に終了する(=日付越えの運用は行われていない)。
島根県内を運行する路線バス事業者(リムジンバス、デマンドバス、自治体バスを除く)。
なお、島根県内に本部を置く私立大学・短期大学はない。かつては島根中央女子短期大学が存在した。他都道府県に本部を置く大学のキャンパスはある。
島根県は平地が少なく起伏に富んだ地形の地域が多い。そのため、テレビやラジオの受信環境は必ずしも安定しているとは言えない。そのため、共聴設備やケーブルテレビ経由での受信が必須となる地域も多い。また、朝鮮半島に近いこともあって韓国などの電波との混信も少なくなかったが、地上デジタルテレビ放送やケーブルテレビ網の整備、FM補完中継局の開始とともに解消されつつある。
この節の加筆が望まれています。 |
先代 松江県・母里県・広瀬県 浜田県 | 行政区の変遷 1871年 - | 次代 ----- |
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