中央競馬(ちゅうおうけいば、英語: national racing)とは、日本中央競馬会(JRA)が主催する競馬である。1954年9月25日に東京競馬場、京都競馬場において初めて開催された。
現在、中央競馬は10の競馬場で年間で最大288日行われる。10の競馬場(競馬場一覧を参照)において、原則、週末の土・日曜日の2日間を4週、計8日間で1つの開催とすることが基本である。1年(平年)=365日=52週+1日なので52週÷4週=13開催であるが、関東(東京・中山)で10開催、関西(京都・阪神)で10開催、中京・小倉・福島・新潟がそれぞれ3開催、北海道(札幌・函館)で4開催、合計36開催を基本に2006年まで日数を1開催8日間の固定で日程が組まれていた。ただ各競馬場の改修工事がある場合は代替開催で必ずしも基本通りの開催日程にならないことが多かった。また2007年以降は全体の開催日数288日は変らずに、1開催12日までが可能となって各競馬場の開催日程は毎年変動している。なお年間スケジュールは「暦年制」であるが、基本に1年の開催初日は1月5日、最終日は12月28日で、これは年末年始の地方競馬の開催と重複しないようにしているためである。ただし、1月4日が日曜日に当たる場合、初日、最終日がそれぞれ前倒し、あとずらしとする場合もある。
2012年は「4大競馬場と新潟競馬場の日程を重視」した日程となり、
2013年は「4大競馬場と中京競馬場の日程を重視」した日程となり、
といった日程の見直しを行ったが、全体開催数の36回・288日の日程は維持されている。
2014年は中山競馬場の改修工事のため、第4回(9月)の開催分を新潟競馬場に振り替えた以外は本来の日程で行われたが、3連休開催のうち、敬老の日(9月15日)には開催せず、3月21日の春分の日を含めた3月23日までの3日間開催(中山・中京・阪神のその週の2日間ずつの開催を、1日2場ずつ、3日間に分けて行う)を行った。2015年は2008年以来7年ぶりとなる本来の通年スケジュールでの開催となった。
2020年は京都競馬場が同年度から全面改築・改修工事を行い同11月以後の競馬開催ができないことと、東京オリンピック開催への協力などの観点から、次のような日程に変更された。
2021年・2022年も京都競馬の開催が改築のため使用できなかったため、次のような日程に変更された。
2021年は引き続き東京2020オリンピックへの協力の観点から、平年の第1回函館(6日間)と第1回札幌(6日間)の日程を交換し、まず第1回札幌(6日間)→第1回函館(12日間=平年の第2回函館と第1回札幌各6日間を統合)→第2回札幌(8日間)に変更された。
2020年からの東京五輪への協力と、暑熱対策のための7-8月の西日本地区の休催期間については、2022年以後も2週間(4日間)に短縮のうえで継続し、この期間中は新潟・札幌(2021年のみ函館)のみの開催となる。
競走は競馬番組に従って行われる。1日に開催される競走は最大12である。2019年までジャパンカップ開催日の東京競馬は混雑緩和のため全11競走であったが、2020年以降は12競走を編成する。
「競走の数は、1日につき12以内とし、日出から日没までの間に行う」とされるが通常は第1競走が10時頃、途中昼休みを挟んで最終競走が16時15分前後が原則であるが、2013年以後、薄暮を含む夏季(6 - 8月)、及び日没が早く時間的な制約を受ける冬季(11 - 1月)を除いて、1日の全体の最終競走はファンにゆとりをもって競馬を観戦してもらうために16:25に設定している。なお、2004年からは薄暮開催が行われるようになった。
なお、1997年までは基本的な競走数を11とし、出馬投票によって出走希望馬が多かった競走のうち1つを分割し、最大12競走を開催することもあった(あらかじめ12競走組まれる場合と旧3歳<現2歳>戦以外のGI開催日は除く)が、1998年からは基本競走数が12に定められたため分割競走は原則行わなくなった。当該項の詳述参照。
1日のメイン競走の開催順序については旧来は第3場→東日本→西日本、冬期は東日本→第3場→西日本と東から西へという流れであったが2009年以降、これが西日本でGI級レースが行われる場合でない限り第3場→西日本→東日本と東西逆転した。春期の3月下旬から6月中旬、秋期の9月は関西の準薄暮開催、夏期は薄暮開催により競走番号を調整して対応するが、1月(2024年以降)から3月中旬、10月、12月(2023年以降)は東日本のレースが1日の最終レースとなる。日没時間の関係で11月、1月(2023年まで)は第3場→東日本→西日本の順、12月(2022年まで)は東日本→第3場→西日本の順になるため、西日本のレースが1日の最終競走となる。
2024年の第2回新潟競馬(7月27日から8月4日まで)については暑熱対策のため、11時35分発走の第5競走終了後から15時10分まで「休止時間」が設定されることとなった。このため、準メイン競走は第6競走、メイン競走は第7競走となり、最終の第12競走は18時25分に設定される。なお、この期間は西日本主場は開催されず、札幌競馬との二場開催となる。
競馬開催日の競馬場には入場料が必要である。金額は各競馬場ごとに異なる。15歳未満の入場は無料。
競馬非開催日の競馬場(パークウインズ)ならびに場外勝馬投票券発売所(WINS)は入場は無料である。競馬場への未成年者(20歳未満)の入場は保護者の同伴が必要である。WINSは馬券購入が目的となることから未成年者の入場は禁止されている[要出典]。しかし、一部のWINSでは、キッズエリアやイベントスペースを設ける(例:鳥取県米子市のWINS米子)など、保護者同伴のもとでの入場ができる場合がある。
開門は原則9時であるが、GI競走施行日などで来場者が多い場合には繰り上げられる(2013年5月26日の東京競馬場は7時20分)。馬券の発売・払戻は原則9時30分(東京競馬場は9時25分)から開始されるが中山・中京では第1競走の発走時刻が9時50分の場合、発売開始時刻が5分繰り上がる。また一部投票所では9時から前売発売を行っている。
競馬場の指定席は各競馬場・席によって料金に差異があり、スタンド内に指定席発売窓口がある福島・東京・中山・中京・小倉競馬場の指定席は別途入場料が必要である。入場門に指定席発売窓口がある札幌・函館・新潟・京都・阪神競馬場の指定席は入場料込みとなっている。指定席の販売はJRAカード・一般クレジットカードによる前売発売(インターネット予約)と当日発売の併用となっている。指定席があるエリアへは指定席を購入していない客は入れないが、馬主席章や馬主席通行章を持っている人は指定席エリアに入れる。
1場に1日、「フリーパスの日」が設定されており、該当日は入場料が無料となる。大抵は、その競馬場で行われる主要GII・GIIIの競走である。なお、2011年3月19日 - 21日の開催に関しては特別にフリーパスの日とした。入場料に相当する金額を義援金として捻出するためである。なお一部競馬場では、牝馬限定の重賞競走が施行される日には、女性のみ(同伴者も同)を対象としたフリーパスの日が制定されている。
一部GI競走(天皇賞、東京優駿、菊花賞、ジャパンカップ、有馬記念など)施行日は、入場・指定席の販売が通常とは異なる場合がある。GI競走における入場券・指定席券の販売を参照。
中央競馬では馬券を各中央競馬場(非開催の競馬場含む)ならびにWINS、一部の地方競馬の競馬場や場外馬券売場(主に中央競馬の施設の設置されていない地区)で該当競走の発走時刻の前まで購入できる。また電話投票(PAT)会員制で、電話投票やインターネット投票(iモードやEZwebといった携帯電話のインターネット接続サービスなど)でも馬券を購入できる。未成年者は勝馬投票券の購入ならびに譲り受けが禁止されている。
以前は中央競馬でも東日本と西日本で勝馬投票券が購入できる競走は異なっていたが(夏の北海道開催と全国発売のグレードワン競走を除き、東西でブロック化されていた)、現在は概ね全国どこの競走でも購入できる。ただし、現在でも一部の馬券売場では、馬投票券が購入できる競走および購入できる額が制限されている。販売している勝馬投票券種類についてはJRAで発売している勝馬投票券を参照。一部の競走では前日発売も行っている。
2015年の凱旋門賞からは海外競馬(主に世界各国の国際G1レース)の勝馬投票券を発売する様になった。ドバイワールドカップ等のドバイ国際競走、凱旋門賞、香港国際競走の4レース等が対象で日本馬が出場するレースはインターネット発売すると言う。
中央競馬に出走できる競走馬は後に掲げた例外を除き、中央競馬に厩舎を置く調教師に管理されたサラブレッド系の馬に限定されている。
競走馬の産地は日本産のほか、日本国外産(JRAでは「外国産」と表記)でも構わないが、外国産馬は「混合競走」あるいは上記の国際競走に指定されている競走にしか出走できない。外国産馬の記事を参照。
騎乗できる騎手は、中央競馬の騎手免許を所持していなければならない。所持していない場合には、短期免許および競走限定免許を取得しなければならない。調教師として開業するには中央競馬の調教師免許を所持し、なおかつ日本中央競馬会から馬房が割り当てられなければならない。割り当てられる馬房は美浦トレーニングセンター、栗東トレーニングセンターにある。騎手ならびに調教師の免許は3月1日を更新の時期としている。
参考:JRAホームページ JRAのあゆみ、JRA60年の歩み
名称 | 所在地 | 位置 | 最大入場 人員(人) | 最大入場人員の記録日 |
---|---|---|---|---|
札幌競馬場 | 北海道札幌市中央区 | 北緯43度4分36.7秒 東経141度19分26.2秒 | 60,549 | 1976年7月11日(第11回札幌記念) |
函館競馬場 | 北海道函館市 | 北緯41度46分57.9秒 東経140度46分31.6秒 | 29,757 | 1974年9月1日(第6回函館3歳ステークス) |
福島競馬場 | 福島県福島市 | 北緯37度45分55.5秒 東経140度28分48.8秒 | 47,391 | 1993年7月11日(第29回七夕賞) |
中山競馬場 | 千葉県船橋市 | 北緯35度43分31.7秒 東経139度57分37.2秒 | 177,779 | 1990年12月23日(第35回有馬記念) |
東京競馬場 | 東京都府中市 | 北緯35度39分54.1秒 東経139度29分9.1秒 | 196,517 | 1990年5月27日(第57回東京優駿) |
新潟競馬場 | 新潟県新潟市北区 | 北緯37度56分56.5秒 東経139度11分8.6秒 | 35,135 | 1991年4月28日(同日開催の第103回天皇賞(春)の影響) |
中京競馬場 | 愛知県豊明市 | 北緯35度3分57.9秒 東経136度59分18.7秒 | 74,201 | 1996年5月19日(第26回高松宮杯) |
京都競馬場 | 京都府京都市伏見区 | 北緯34度54分25.3秒 東経135度43分28.6秒 | 143,606 | 1995年11月12日(第20回エリザベス女王杯) |
阪神競馬場 | 兵庫県宝塚市 | 北緯34度46分43.9秒 東経135度21分39.7秒 | 92,986 | 1997年7月6日(第38回宝塚記念) |
小倉競馬場 | 福岡県北九州市小倉南区 | 北緯33度50分35.8秒 東経130度52分29.1秒 | 40,196 | 2018年8月5日(第54回小倉記念) |
1枠(白) | 2枠(黒) | 3枠(赤) | 4枠(青) | 5枠(黄) | 6枠(緑) | 7枠(橙) | 8枠(桃) |
なお、他の公営ギャンブル3種、競輪,競艇,オートレースもすべてこの枠(車、舟)順と同じである。
中央競馬の競馬場はいずれも外側に芝コース、内側にダートコースが作られている。新潟、中山、京都、阪神の4場では芝コースの途中が内回りと外回りに分かれている。また東京、中山、京都、阪神、小倉の5場にはダートコースのさらに内側に障害専用のコースがあり、障害競走が行なわれる。新潟、福島、中京の3場では芝コースに置き障害を置くかたちで障害競走を行なう。
芝コースは競馬を行うと損耗するため各競馬場によって芝の損耗状態、生育管理などを踏まえたうえで移動柵によって適宜コース幅を変更して円滑な競走ができるようにコース幅が設定されている。コース幅によって最内からAコース、Bコース、Cコースとアルファベット順に名前がつけられている。コースの幅員が広く開催が多い東京、京都では移動柵によってコース幅を4 - 5段階、その他の競馬場は2 - 3段階で調整される。コース幅の設定は各競馬場毎の方針によって決められGI級競走が集中する春季と秋季に最内のAコースかBコースを使用し、それ以外のシーズンは移動柵をより外側に出すという方針の競馬場もある。一方で2004年の秋季から2005年の春季の京都競馬場のように秋季から春季にかけてAコース→Bコース→Cコース→Dコースの順に徐々に外側へ柵を出していき、芝の成長が著しい夏季に馬場を回復させて再び秋季にAコースから使っていくという競馬場もある。またローカルの場合、概ね開催の前半がAコース、後半がBコースに設定することもある。使われない場所では芝生の養生、あるいは痛んだ箇所の補修を行う。1・2回京都(1 - 2月)と1回小倉(2月)では積雪時の対策のため外側にも柵が設けられる(かつては1回東京(1 - 2月)でも行われていた)。
特に、芝の損耗状態が激しいほど競走の波乱要素になるともいわれる。また冬季は積雪などによる芝生の損傷などの可能性を考慮して芝コースの競走を大幅に減らし、ダートの競走を多くしている。
またファンサービスの一環として主として春季・夏季開催の最終日終了後に芝コースをファンに一般開放されるケースも増えている。開放する場所は競馬場によって異なり、天候や芝生の損耗状態などの都合で開放しないこともある。
過去には「砂コース」というものも存在した。これは現在のダートコースとは若干違っており砂分が多いコースであったが、ダートコース導入により順次転換され現在では存在していない。古い競走記録に砂コースの記録が残っており、存在していたことを伝えている。
1年の開催は例年、以下のように開催が行われる。なお、暦の関係で月の対応が一部ずれる場合がある。また、暦の関係で月に土曜日が5回あるときは原則として2回目の土曜日がある週をその月の第1週とする。
月 | 関東 | 関西 | 第3場 |
---|---|---|---|
1月上旬 | 1回中山 | 1回京都 | |
1月中旬〜下旬 | 1回中京 | ||
1月下旬 | 1回東京(2月第3週)フェブラリーステークス | 2回京都 | |
2月上旬〜下旬 | 1回小倉 | ||
2月下旬〜3月上旬 | 2回中山 | 1回阪神 | |
3月中旬〜下旬 | 2回中京(3月第4週)高松宮記念 | ||
3月下旬 | 3回中山(4月第3週)*中山グランドジャンプ、皐月賞 | 2回阪神(4月第1週)大阪杯、(4月第2週)桜花賞 | |
4月上旬〜中旬 | 1回福島 | ||
4月下旬 | 2回東京(5月第2週) NHKマイルカップ、(5月第3週)ヴィクトリアマイル、(5月第4週)優駿牝馬、(5月第5週)東京優駿 | 3回京都(5月第1週)天皇賞(春) | |
4月下旬〜5月下旬 | 1回新潟 | ||
6月上旬〜中旬 | 3回東京(6月第1週)安田記念 | 3回阪神(6月第4週)宝塚記念 | |
6月中旬〜下旬 | 1回函館 | ||
7月上旬〜中旬 | 2回福島 | 3回中京 | |
7月下旬 | 1回札幌 | ||
7月下旬〜8月上旬 | 2回新潟 | ||
8月中旬〜9月上旬 | 3回新潟 | 2回小倉 | 2回札幌 |
9月上旬〜10月上旬 | 4回中山(10月第1週)スプリンターズステークス | 4回阪神 | |
10月上旬 | 4回東京(10月第5週)天皇賞(秋) | 4回京都(10月第3週)秋華賞、(10月第4週)菊花賞 | |
10月中旬〜下旬 | 4回新潟 | ||
11月 | 5回東京(11月第4週)ジャパンカップ | 5回京都(11月第2週) エリザベス女王杯、(11月第3週)マイルチャンピオンシップ | 3回福島 |
12月 | 5回中山(12月第4週)*中山大障害、有馬記念、ホープフルステークス | 5回阪神(12月第2週)阪神ジュベナイルフィリーズ、(12月第3週)朝日杯フューチュリティステークス | 4回中京(12月第1週)チャンピオンズカップ |
中央競馬では2004年に中央競馬50周年記念「JRAゴールデンジュビリーキャンペーン」の一環として7月から9月の函館競馬場および札幌競馬場における発走時刻を通常より1時間遅くし第1競走は10:55に、15:25発走の第9競走をテレビ中継放送の関係上メイン競走扱いとした上で16:40と17:10に発走する第11・12競走(いずれも特別競走で第11競走は準メイン競走扱い)を「函館(札幌)はくぼ」と題した薄暮競走を試行的に実施した。これは、2005年以降も継続されることとなった。また2005年からは小倉競馬場でも、2009年からは阪神競馬場でも薄暮競走が開催されるようになり2006年からは東京優駿(日本ダービー)開催日も薄暮開催が行われるようになった(薄暮の当該競走は目黒記念)。
また2007年から秋季、2008年からは6 - 7月の開催(2009年に北海道開催共々正式な薄暮開催扱いとなる)、2009年・2010年は春季の開催で公式な薄暮開催ではないものの日没がやや遅くなる関西主場の発走時間を30分程度遅らせるようになった。なお、2011年は電力事情に配慮し中止となったほか、2012年以降も電力事情を考慮し日本ダービー開催日を除き、通常の春・秋の準薄暮・夏季の薄暮開催のすべてが中止されるが夏季開催期間中は東京→福島→新潟競馬場の6 - 9月開催の一部を最終競走を16:30にずらして行われる(新潟は2012年、福島は2013年、東京は2014年より。東京は後半4 - 6日間が対象)。
なお、2010・2011年は中京競馬場の馬場改修に伴い、通常の中京最終日に開催すべき「尾張ステークス」の代替として小倉競馬場で「アンコールステークス」を施行したが日没の時間が九州地方では遅いことを踏まえ、阪神の最終競走(平年の中央競馬そのものの最終競走でもあり、16:20発走)の「ファイナルステークス」の次、16:35にスタートした。
さらに今後の予定として、JRAは2024年の夏季競馬で酷暑期の暑熱対策の一環で「熱中症リスクが著しく高い時間帯での競馬を休止」し、「競走時間帯を拡大」することが発表された。具体的には第1競走の発走時刻を9時35分頃に設定し午前中に5競走を実施、11時35分頃から休止時間を挟み15時10分頃から再開、18時25分頃に最終競走を実施する。実施時期及び会場は7月末 - 8月上旬の新潟競馬場となる。準メイン・メイン競走の時間帯は現行からの据え置きとなる。
また装鞍所の集合を通常発走50分前のところを40分前(ダービーに関しても80分前から70分前)に変更し、馬体重の発表も変更するほか、パドックの周回についても通常の夏季開催よりさらに短めに行う。
特別競走は原則として第9 - 11競走(11競走の場合は第8 - 10競走)の3競走であるが近年は第3場(ローカル開催)やGI級競走と障害重賞の開催場の最終競走を特別競走にしたり、夏季を中心とした第3場開催の重賞開催日及びGI級開催場の特別競走数を4 - 5競走に増やしたりすることもある。
また、GI級開催日は当該競走をその日のメイン競走として盛り上げるため全開催場の競走出走時間・順序を調整し同時開催のGI級以外のメイン競走(重賞・平地特別)をGI級競走の前、GI級競走は15時台後半に行うようにしている。ただし11月最終週に行われるジャパンカップと12月開催のG1については日没の時間等を考慮して通常の冬季編成と同じ順序で発走する他、J・GIの中山グランドジャンプ施行日も福島→阪神→中山の順で発走する(2009年から適用)。また、場内やウインズの混雑緩和という理由でジャパンカップ開催日の東京競馬場は11競走(特別競走はそれぞれ後半5競走)になる。
なお前述の通り、2006年から東京優駿開催日の第10競走に東京優駿、(2019年は第11競走)第12競走に薄暮開催として目黒記念が行われることになった(2019年から東京優駿は第11競走に編成)。中央競馬で重賞競走が2つ以上同じ開催日に同じ競馬場で行われた例は2004年11月28日のJRAゴールデンジュビリーデーのジャパンカップダートとジャパンカップがある。しかしこれはJRA創立50周年記念行事の一環として行われたものである。
重賞競走を除く特別競走でも出走頭数が8頭以下になった場合は予定の競走順序を変更することもあり、その日の特別競走で最も賞金条件の高いクラス(一般にはオープン、3勝クラス)を割り当てるメイン競走であっても準メインなどに降格させることもまれにある。
特別競走の名称は原則として次のものに統一されている。
また、日中の昼休みをこれまでの第5競走終了後から第4競走終了後に変更して12時台の開催にも積極的に取り組んでいる。
中央競馬で施行される最高峰のGI競走は以下の通り。施行順は2022年の競馬番組に従って並べられている。競走の施行場所、1着賞金、施行コースなどの詳細は各項目に譲る。太字の競走は国際格付けを得られている競走(GI)である。
競走名 | 備考 | 出走可能性齢 | |
---|---|---|---|
1 | フェブラリーステークス | 上半期ダートチャンピオン決定戦 | 4歳以上 |
2@ | 高松宮記念 | 春の短距離チャンピオン決定戦 | 4歳以上 |
3@ | 大阪杯 | 春の中距離チャンピオン決定戦 | 4歳以上 |
4@ | 桜花賞 | クラシック 牝馬三冠競走第1戦 | 3歳牝馬 |
5@ | 中山グランドジャンプ | 春の障害チャンピオン決定戦 | 4歳以上 |
6@ | 皐月賞 | クラシック 三冠競走第1戦 | 3歳牡・牝馬 |
7@ | 天皇賞(春) | 長距離年間チャンピオン決定戦 | 4歳以上 |
8@ | NHKマイルカップ | 3歳マイルチャンピオン決定戦 | 3歳牡・牝馬 |
9 | ヴィクトリアマイル | 春の牝馬チャンピオン決定戦 | 4歳以上牝馬 |
10@ | 優駿牝馬(オークス) | クラシック 牝馬三冠競走第2戦 | 3歳牝馬 |
11@ | 東京優駿(日本ダービー) | クラシック 三冠競走第2戦 | 3歳牡・牝馬 |
12 | 安田記念 | 春のマイルチャンピオン決定戦 | 3歳以上 |
13@ | 宝塚記念 | 春のグランプリ競走(上半期の総決算) | 3歳以上 |
14@ | スプリンターズステークス | 秋の短距離チャンピオン決定戦 | 3歳以上 |
15@ | 秋華賞 | 牝馬三冠競走最終戦 | 3歳牝馬 |
16@ | 菊花賞 | クラシック 三冠競走最終戦 | 3歳牡・牝馬 |
17@ | 天皇賞(秋) | 秋の中距離チャンピオン決定戦 | 3歳以上 |
18@ | エリザベス女王杯 | 秋の牝馬チャンピオン決定戦 | 3歳以上牝馬 |
19@ | マイルチャンピオンシップ | 秋のマイルチャンピオン決定戦 | 3歳以上 |
20@ | ジャパンカップ | 国内唯一 芝の国際招待競走 | 3歳以上 |
21@ | チャンピオンズカップ | ダート年間チャンピオン決定戦 | 3歳以上 |
22@ | 阪神ジュベナイルフィリーズ | 2歳牝馬チャンピオン決定戦 | 2歳牝馬 |
23@ | 朝日杯フューチュリティステークス | 2歳マイルチャンピオン決定戦 | 2歳牡・牝馬 |
24@ | 中山大障害 | 秋の障害チャンピオン決定戦 | 3歳以上 |
25@ | 有馬記念(グランプリ) | 1年を締め括るグランプリ競走 | 3歳以上 |
26@ | ホープフルステークス | 2歳中距離チャンピオン決定戦 | 2歳牡・牝馬 |
@印は原則、ファンファーレを生演奏で行う競走。ただし大規模な災害が起きた年度など、状況によっては生演奏が取り止められる場合もある。[要出典]なお、GII以下の競走は各競馬場の項を参照。
現在地方競馬に障害競走は存在しないため、日本では中央競馬のみで行われている。
1999年に平地競走の重賞競走と同様、障害競走の重賞にもグレード制が導入。中山グランドジャンプと中山大障害はJ・GIに格付けされており、中山競馬場の名物と言われる年に2回しか使用されない大障害コースを使う。馬も騎手もこの春のグランドジャンプと暮れの大障害のタイトルを目指す。
JRAで発売している勝馬投票券は、単勝式(通称:単勝)・複勝式(複勝)・枠番連勝複式(枠連)・馬番連勝複式(馬連)・馬番連勝単式(馬単)・拡大馬番号連勝複式(ワイド)・馬番号三連勝複式(三連複)・馬番号三連勝単式(三連単)の8種類である。
また、このほかにインターネット投票限定で5重勝単勝式(愛称WIN5)を発売している。詳細は同項目を参照。
○…発売 ▲…限定発売 ×…発売なし
単 勝 | 複 勝 | 枠 番 連 複 | 枠 番 連 単 | 馬 番 連 複 | 馬 番 連 単 | ワ イ ド | 三 連 複 | 三 連 単 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
中央競馬における3連単の発売は、2008年7月19日から全レース発売されている。2008年7月13日までは最終競走から数えて4競走前までの競走(12競走の場合、第9 - 12競走の4競走)に限られていた。また、2006年10月から同じ馬の単勝と複勝を同じ金額で一括購入できる「応援馬券」が発売されている。
通常は開催日の前日に出馬投票を行い馬番を抽選で決定し、開催当日にすべての競走の発売を開始する。GI級の場合は前々日に出馬投票 - 馬番決定を行い、それ以後発売を開始する。
投票カード(もしくはマークカード)とは、勝馬投票券を購入する際に使用されるマークシートのカードである。ごく僅かな口頭窓口(口頭によって勝馬投票券が購入できる窓口)以外の窓口で勝馬投票券の購入の際に記入する(口頭窓口でも投票カードでの購入は可能)。現在、投票カードは4種類あり緑色の基本投票カード・ライトカード・赤色のボックス&フォーメーション・青色の連複&連単ながしである。いずれも両面印刷であるが赤色のボックス&フォーメーション・青色の連複&連単ながしのタイプは1枚で片面の利用により、どちらか一方しか利用できない。
数年に一度、デザインが変更される(近年は勝馬投票券の種類の増加に対応するための変更が多い)。昔の投票カードは自動発売機で対応の問題もあり、ある期間は利用可能であるが、余りに古い投票カードは対応できなくなる。
詳細はこちらも参照。
緑色の基本カードは全種類の馬券に対応。両面を利用することで、1枚で1競走に1種類8点または2種類4点ずつ(馬単に限りウラを利用することで購入可能点数が増える)まで購入が可能。
緑色の基本投票カードをベースに、よりシンプルなデザインになっているマークカード。2009年4月25日にウインズ米子で試験導入されたのち、同年5月23日から全国の競馬場およびウインズで導入された。緑色の基本カード同様、全種類の馬券に対応しており両面を利用することで1枚で1競走に1種類5点まで購入が可能であるが、
ことが基本カードとの違いである。
赤色のボックス&フォーメーションタイプは、単勝、複勝を除く6種類の馬券に対応している。片面を利用して、1枚で1競走のボックス買いまたはフォーメーション買いのみ可能。なお、ボックス買いでは枠連のゾロ目は含まれず購入もできない。
青色の連複&連単流しタイプは単勝、複勝を除く6種類の馬券に対応している。両面とも流し買いのために利用されるが片面は枠連、馬連、ワイド、3連複に対応した連複流し。もう一面が馬単と3連単に対応した連単流し用であり、1枚ではどちらか片面のみが利用可能。3連複と3連単は1頭流し、2頭流しともに対応している。
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中央競馬では、以前から出走馬が本馬場入場する際に著名作曲家が作った入場テーマソングを演奏(テープ)している。最初に本馬場入場曲として使用されたのは、服部逸郎(レイモンド服部)作曲の行進曲「かもめ」で、国営競馬時代の1952年9月に東京競馬場で初めて流され、1953年4月からは中山競馬場や札幌競馬場、函館競馬場でも使用される様になり、その後数年間使用されたという。服部の曲は、他にも1987年まで阪神競馬場の本馬場入場曲として、行進曲「若駒」が使用されていた。
また、1969年に東京で開催された「アジア競馬会議」のテーマ曲であった渡辺岳夫作曲の「サラブレッド・マーチ」が、重賞競走用本馬場入場曲として使われる事となり、中央競馬の全競馬場で使用された。
1987年、同年に中央競馬会の略称がNCKからJRAに変更されたのを契機に、12月より4大場で、翌1988年6月には残る6場での、各競走の本馬場入場曲とファンファーレを一新する事となった。関東はすぎやまこういち、関西、北海道は鷺巣詩郎が作曲したが、「サラブレッド・マーチ」のみ関西の特別競走用に残される事になり、鷺巣によってアレンジされたものが使用された。
2008年には再び曲が変更される事になり、一般競走、特別競走、新馬戦は2008年から、重賞競走は2010年から現在の楽曲が用いられていた。作曲は、一般競走と特別競走、新馬戦は椎名邦仁が、重賞競走は岩代太郎が担当。一般競走、特別競走、GI競走を除く重賞競走の楽曲は東日本、西日本、第3場の3種類ずつ。GI競走は東日本、西日本の2種類、新馬戦は全競馬場共通で1種類が存在した。
その後、2012年以降、再び2009年までの曲がGI競走などで再使用される機会も多く、特にGI競走について八大競走と宝塚記念、チャンピオンズカップは「グレード・エクウス・マーチ」(東日本)「ザ・チャンピオン」(西日本)、それ以外のGI競走(J・GI含む)は「Glory」(東日本)「Victory Road」(西日本)と事実上使い分けられている。中には数週間に渡って全ての競走で過去の馬場入場曲を使用する開催もある。競走馬の引退式の際の本馬場入場の際にも、これらの楽曲が用いられることが多い。
また、一部競走では通常の本馬場入場曲と違う曲を使用している。
東日本大震災の影響にて2年ぶりの開催となった2012年の七夕賞は、福島県の復興を願い地元福島県出身猪苗代湖ズの「I love you & I need you ふくしま」が使用された。
2014年はスプリングステークスで『みんなのKEIBA』主題曲の「Now1」が、花のみち特別で宝塚歌劇団の「すみれの花咲く頃」が使用された。2019年は皐月賞で「Theme of SUPER KEIBA,from '95 to '07(『スーパー競馬』本馬場入場曲、『涙を馬のたてがみに〜寺山修司・競走馬の詩』メインテーマ)」が使用された。
その他の例として、カウントダウンステークス、ファイナルステークスで「ファイナルカウントダウン」(前者:2000年 後者:2001年 - )、中山大障害で「Jump」(1999 - 2002年)「スカイ・ハイ」(2004年の第126・127回)、バレンタインステークスで「バレンタイン・キッス」(2017年 - 2018年・2024年)「チョコレイト・ディスコ」(2019年)、府中ステークスで「府中市の歌」、フリーウェイステークスで「中央フリーウェイ」、フォーチュンカップで「恋するフォーチュンクッキー」、京阪杯で「A Promising Moment」、クリスマス開催ではクリスマス関連の楽曲、樅の木賞及びクリスマスカップで「ラスト・クリスマス」(前者:2013年 - 2016年 後者:2017年)などの使用実績がある。また、中山競馬場では一時期騎手などのリクエストで本馬場入場曲を決めていた時期があった[要出典]。
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発走ファンファーレは、以前は各競馬場毎に異なる曲を使用しており、統一性が無かったが、本馬場入場曲同様、1987年より曲が一新された。ファンファーレはグレード毎に設定され、2022年現在もそのまま使用されている。
演奏については、通常は事前録音されたテープを流すが、GI競走については、一部競走を除いて楽団(主に陸上自衛隊、海上自衛隊音楽隊、地元の交響楽団、地元の大学の吹奏楽部、NHKマイルカップに限りNHK交響楽団)による生演奏が行われている(ローカル開催(特に夏季)での重賞でも地元の音楽隊・交響楽団による生演奏が行われる場合もある)。
ただし、競馬ブームが頂点に達した1990年代前半から、GI競走を中心に観客がその曲に合わせるかの様に手拍子を打つようになり、特に観客から近いスタンド前に発走地点のある競走(例:東京芝2,400m、京都芝2,000m)などで競走馬に悪影響を与えるケースが発生した。これは、馬群がゴール前に到達するタイミングに併せて、場内放送やテレビ中継の実況のテレビカメラ映像に映り込ませることを目的に、紙吹雪・クラッカー・紙テープやゴミなどを投げ散らすもので、万一の事故を考えれば競走の公正確保にも関わる重大な問題であり、JRAは平時より幾度となく「それらの行為は絶対におやめ下さい」とファンに繰り返し告知しているが、改善は遅々として進まず、JRAは現在も苦慮し続けている。
基本的には、観客のモラルと行動の節度に訴える他ないものであるが限界があり、後に追加された障害競走のファンファーレについては、作曲の際に「手拍子を打ちにくいこと」が主要コンセプトの1つになったほどである。平地競走のファンファーレについても、手拍子の問題を理由として何度か変更の話題が上がっている。
特殊なケースとして中京競馬場で開催される名鉄杯がある。これについては特別戦であるにもかかわらず賞を提供している名古屋鉄道の看板車輛の1つである名鉄パノラマカーのミュージックホーンの音色をアレンジした独自のファンファーレが用意され、また名鉄所属のブラスバンドが生演奏でファンファーレを行っている。
この他、2004年のJRAゴールデンジュビリーキャンペーンの「名馬メモリアル競走」にも特別にファンファーレが用意された。
詳細は「ファンファーレ (競馬)」を参照。
2016年現在、ファンファーレは以下21曲が使用されている。
本節ではすぎやまプロデュースによりポリグラム株式会社から発売・販売されているCDについて記述する。
中央競馬のファンファーレ「KING OF TURF」 | ||||
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# | 種別 | 競馬場 | 作曲 | 競走・曲名 |
1 | ファンファーレ (全曲楽譜付) | 東京・中山 | すぎやまこういち | G1競走 |
2 | 重賞競走 | |||
3 | 特別競走 | |||
4 | 一般競走 | |||
5 | 西日本 | 宮川泰 | G1競走 | |
6 | 京都・阪神 | 重賞競走 | ||
7 | 特別競走 | |||
8 | 一般競走 | |||
9 | 中京・小倉 | 川口真 | 重賞競走 | |
10 | 特別競走 | |||
11 | 一般競走 | |||
12 | 福島・新潟 | 服部克久 | 重賞競走 | |
13 | 特別競走 | |||
14 | 一般競走 | |||
15 | 札幌・函館 | 鷺巣詩郎 | 重賞競走 | |
16 | 特別競走 | |||
17 | 一般競走 | |||
18 | マーチ | 東京・中山 | すぎやまこういち | グレード・エクウス・マーチ(Grade Eques March) |
19 | クロマティック・マーチ(Chromatic March) | |||
20 | パドック・マーチ(Paddock March) | |||
21 | 白馬のギャロップ(White Horse Gallop) | |||
22 | キング・オブ・ターフ(King Of Turf) |
なお、2001年9月27日に「KING OF TURF - 中央競馬のファンファーレ 2001年完全盤 - 」として、宝塚記念と障害競走のファンファーレを追加したCDが発売された。曲目は以下のとおり。
KING OF TURF - 中央競馬のファンファーレ 2001年完全盤 - | ||||
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# | 種別 | 競馬場 | 作曲 | 競走・曲名 |
1 | ファンファーレ (全曲楽譜付) | 東日本 | すぎやまこういち | G1競走 |
2 | 東京・中山 | 重賞競走 | ||
3 | 特別競走 | |||
4 | 一般競走 | |||
5 | 西日本 | 宮川泰 | G1競走 | |
6 | 京都・阪神 | 重賞競走 | ||
7 | 特別競走 | |||
8 | 一般競走 | |||
9 | 阪神 | 早川太海 | 宝塚記念 | |
10 | 中京・小倉 | 川口真 | 重賞競走 | |
11 | 特別競走 | |||
12 | 一般競走 | |||
13 | 福島・新潟 | 服部克久 | 重賞競走 | |
14 | 特別競走 | |||
15 | 一般競走 | |||
16 | 札幌・函館 | 鷺巣詩郎 | 重賞競走 | |
17 | 特別競走 | |||
18 | 一般競走 | |||
19 | 中山 | 三枝成彰 | J・GI競走(障害競走) | |
20 | 全場 | 重賞競走・一般競走(障害競走) | ||
21 | マーチ | 東京・中山 | すぎやまこういち | グレード・エクウス・マーチ(Grade Eques March) |
22 | クロマティック・マーチ(Chromatic March) | |||
23 | パドック・マーチ(Paddock March) | |||
24 | 白馬のギャロップ(White Horse Gallop) | |||
25 | キング・オブ・ターフ(King Of Turf) |
本節では岩代プロデュースによりエイベックス・グループ・ホールディングス株式会社から発売・販売されているCDについて記述する。
Road to Glory 〜 岩代太郎 本馬場入場曲(JRA GI・GII・GIII) 〜 | ||||
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# | 競走 | 曲名 | ||
1 | 関東主場GI競走 | Glory | ||
2 | 関西主場GI競走 | Victory Road | ||
3 | 関東主場重賞競走 | A Winner | ||
4 | 関西主場重賞競走 | Get A Chance | ||
5 | 従場重賞競走 | To The Top |
民放テレビジョンにおけるJRA主催の競馬中継番組の場合、放送中、主に番組の冒頭や最後に、「提供 ○○(スポンサー名)」とは別に「主催 JRA」の表示が出る。これは、テレビ局が賭博を行っているのではなく、違法性阻却される主催者による競走施行であることを明示するためである。
その他の中央競馬中継は中央競馬テレビ・ラジオ中継一覧参照
JRAの公式映像は、有料の衛星放送・グリーンチャンネル、並びに無料放送のBS11(BSイレブン競馬中継)などで配信されているが、2023年3月25日以後、中央競馬の全開催日・全競馬場・全レースのライブ映像を配信している。特別な会員手続きや利用料は一切不要で、パソコン・タブレット、スマートフォンから視聴できるようになっている。レース以外のオッズ・関連情報などの映像は提供しない。なおこれに先駆け、同2月25日から3月19日の中央競馬全開催日に、配信するレース数は限定されるが、実証試験配信を実施している。
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