伊賀市(いがし)は、三重県の北西部に位置する市である。
いがし 伊賀市 | |||||
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上野城(伊賀上野城) | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 東海地方、近畿地方 | ||||
都道府県 | 三重県 | ||||
市町村コード | 24216-1 | ||||
法人番号 | 6000020242161 | ||||
面積 | 558.23km2 | ||||
総人口 | 84,362人 [編集] (推計人口、2024年3月1日) | ||||
人口密度 | 151人/km2 | ||||
隣接自治体 | 亀山市、津市、名張市 滋賀県甲賀市 京都府相楽郡南山城村 奈良県:奈良市、山辺郡山添村 | ||||
市の木 | アカマツ | ||||
市の花 | ササユリ | ||||
市の鳥 | キジ | ||||
伊賀市役所 | |||||
市長 | 岡本栄 | ||||
所在地 | 〒518-8501 三重県伊賀市四十九町3184番地 北緯34度44分59秒 東経136度08分32秒 / 北緯34.74986度 東経136.14228度 東経136度08分32秒 / 北緯34.74986度 東経136.14228度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
特記事項 | 地震保険料等地区分:4等地 | ||||
ウィキプロジェクト |
京都・奈良や伊勢を結ぶ奈良街道・伊賀街道・初瀬街道が通り、古来より都(飛鳥、奈良、京都など)に隣接する地域として、また、交通の要衝として、江戸時代には藤堂家の城下町や伊勢神宮への参宮者の宿場町として栄えてきた。地理的・歴史的背景から京・大和文化の影響を強く受けながらも独自の文化を醸成している。特に旧上野市の中心部は歴史資産を早くから観光資源化することに成功したため、伊賀流忍者の里、松尾芭蕉生誕の地として知られるようになり、昭和初期に再築された上野城や、忍者屋敷、芭蕉翁生家、鍵屋の辻などの観光名所を有している。また、市街地は戦災による破壊を免れ、小京都の1つに数えられ、町家と呼ばれる住居が多い。
伊賀市の主な特産品では、伊賀くみひもをはじめ、伊賀牛や伊賀酒、伊賀米など、多くの特産品がある。
近年は郊外の複数の温泉施設や、山野の中で農業体験やキャンプ等ができる伊賀の里モクモク手づくりファームも運営されている。大阪と名古屋の中間に位置し、市の中心部まで双方から自動車で約1時間30分と比較的近いため、大阪・名古屋方面からのアクセスは容易である。
江戸を発ち、東北から北陸を経て大垣までを巡った旅を記した紀行文『おくのほそ道』としても有名な俳諧師、松尾芭蕉も伊賀市で生まれ、29歳まで伊賀市を過ごした。伊賀市の中心市街地には松尾芭蕉を知れる、芭蕉翁記念館や、幼少のころを過ごした生家、芭蕉翁生家などがある。
北に隣接する滋賀県甲賀市とは、伊賀流と甲賀流に因み忍術対決が行われる。負けた市は勝った市のPRポスターを1年間掲示することになっている。2007年3月の対決では伊賀市、2007年11月の対決では甲賀市が、いずれも市長による直接対決で勝利している。
1990年に策定された伊賀創世計画に「伊賀市を目標とする」の文言が登場するなど、平成の大合併の流れの前より、伊賀市の名称が先行していた。実際の市の名称の決定に際しては、名張市を含めた市の名称として公募を行い、その結果を踏まえて伊賀市と決定した。なお公募の結果は、1位「伊賀市」、2位「伊賀上野市」、3位「いが市」であった。その後、名張市は住民投票で合併が否決された結果を踏まえて合併構想から離脱したものの、名張市が抜けた後の法定合併協議会においても、公募の結果の通り、市の名称を伊賀市と決定した。
この決定に対して「伊賀全体の合併で無いから、伊賀市の名称はおかしい」「知名度の高い伊賀上野という地名にするべきだ」との意見があり、旧上野市議会の一部で、市の名称を「伊賀上野市」とすべしとの意見もあった。また、市の名称を「伊賀市」とはしないよう、住民による署名運動も起きたが、最終的に「伊賀市」で落ち着いた。
ところで上野市は、三重県内で6番目に市制を施行した町であり、昭和の大合併時にも存在していた。この時点から三重県に存在した市の中で、平成の大合併の結果として合併後の名称が変わった唯一の市である。平成の大合併以前に三重県内で存在した市が初めて合併したケースが上野市であり、自治体名が変わったため、地方公共団体コードは最後の市に変わった。よって、県の統計資料等では、最後に出てくる市になった。
また、旧伊賀町だった地域では、合併後の旧伊賀町の施設の名称に「伊賀」の名称を冠すると混同されるケースが出る恐れがあったため、「いがまち」や「柘植」という冠が名称に付けられた施設が多い。
なお、上野市と青山町は、伊賀市成立により市町村名としては消滅したが、それぞれ駅名としては存続しているなど、名称に影響の出なかった物も存在する。(詳細は上野市駅・青山町駅の項を参照)
伊賀市は三重県の北西部に位置する。北東部を鈴鹿山脈、北西部を信楽台地、南西部を大和高原(室生火山群)、南東部を布引山地に囲まれた盆地(上野盆地)である。低地・台地は少なく、丘陵地が多い。淀川水系に属する木津川の上流域であり、滋賀県や奈良県、京都府に接することから、三重県を東海地方に分類する場合においても、名張市を含む伊賀地域は近畿地方として扱われる場合もある。
いずれも淀川水系。
冬の底冷えや1日の寒暖差が特徴の典型的な内陸性気候である。しかし、夏は蒸し暑く太平洋側気候に含める場合や、降水量が比較的少なく瀬戸内海式気候に含める場合もある。1月の平均気温が3.5 °Cで、三重県内では最も寒さの厳しい地域であり、年降水量は県内で最も少ない。夏は場所によっては40 °Cを超えた記録がある。冬期には、強い冬型の気圧配置になると甲賀方面からの雪雲の影響で大雪に見舞われることがあるほか、南岸低気圧が紀伊半島沖の太平洋上を通過する時にも大雪になることが多い。なお、1997年2月28日までは市内の上野測候所で降雪量の観測を行っていたものの、翌3月1日に同測候所が特別地域気象観測所に移行してからは積雪量の観測は行わなくなり、降雪の有無のみを観測している。年間を通じて霧が多く発生する。気象区分は名張市と共に「三重県>北中部>伊賀」に分類される。
上野特別地域気象観測所(伊賀市緑ケ丘本町、標高159m)の気候 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
最高気温記録 °C (°F) | 17.8 (64) | 22.1 (71.8) | 25.7 (78.3) | 30.2 (86.4) | 33.8 (92.8) | 36.2 (97.2) | 38.0 (100.4) | 38.8 (101.8) | 36.1 (97) | 32.2 (90) | 26.5 (79.7) | 22.1 (71.8) | 38.8 (101.8) |
平均最高気温 °C (°F) | 8.3 (46.9) | 9.4 (48.9) | 13.4 (56.1) | 19.2 (66.6) | 24.0 (75.2) | 26.9 (80.4) | 31.0 (87.8) | 32.5 (90.5) | 28.1 (82.6) | 22.2 (72) | 16.5 (61.7) | 10.9 (51.6) | 20.2 (68.4) |
日平均気温 °C (°F) | 3.5 (38.3) | 4.0 (39.2) | 7.3 (45.1) | 12.7 (54.9) | 17.9 (64.2) | 21.8 (71.2) | 25.8 (78.4) | 26.7 (80.1) | 22.8 (73) | 16.7 (62.1) | 10.7 (51.3) | 5.7 (42.3) | 14.6 (58.3) |
平均最低気温 °C (°F) | −0.6 (30.9) | −0.5 (31.1) | 2.0 (35.6) | 6.8 (44.2) | 12.4 (54.3) | 17.5 (63.5) | 21.9 (71.4) | 22.6 (72.7) | 18.7 (65.7) | 12.1 (53.8) | 5.7 (42.3) | 1.2 (34.2) | 10.0 (50) |
最低気温記録 °C (°F) | −9.6 (14.7) | −9.6 (14.7) | −7.8 (18) | −4.8 (23.4) | −0.8 (30.6) | 5.6 (42.1) | 11.3 (52.3) | 11.1 (52) | 5.1 (41.2) | −1.0 (30.2) | −5.0 (23) | −9.5 (14.9) | −9.6 (14.7) |
降水量 mm (inch) | 50.9 (2.004) | 60.0 (2.362) | 104.2 (4.102) | 104.2 (4.102) | 139.7 (5.5) | 194.3 (7.65) | 194.3 (7.65) | 136.4 (5.37) | 187.3 (7.374) | 146.7 (5.776) | 72.1 (2.839) | 50.8 (2) | 1,440.9 (56.728) |
平均降水日数 (≥0.5 mm) | 8.0 | 8.8 | 11.4 | 10.9 | 11.2 | 13.3 | 13.1 | 10.1 | 11.6 | 10.3 | 8.0 | 8.2 | 125.0 |
% 湿度 | 71 | 70 | 69 | 67 | 69 | 75 | 76 | 75 | 77 | 77 | 76 | 73 | 73 |
平均月間日照時間 | 125.0 | 121.0 | 154.7 | 174.8 | 183.4 | 132.8 | 155.3 | 191.7 | 142.0 | 143.4 | 136.1 | 135.0 | 1,806.9 |
出典:気象庁 (平均値:1991年-2020年、極値:1937年-現在) |
伊賀市では町村制施行時の町村単位を区域として、「××地区」と呼ばれている。行政側が概ね地区単位に「地区市民センター」を整備しており、住民自治協議会という組織が組織されている。現在、住居表示上は存在しない地区も多い。旧町村の範囲を基本としているが、大規模団地造成等のため地区割を変更したケースも一部存在する。
伊賀市成立時に、住所表示は原則として、旧市町村の町名・字名が踏襲されている(【例】上野市朝日ヶ丘町→伊賀市朝日ヶ丘町)。ただし、次の通り例外がある。
伊賀市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 伊賀市の年齢・男女別人口分布(2005年) |
■紫色 ― 伊賀市 ■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 |
伊賀市(に相当する地域)の人口の推移 | |
総務省統計局 国勢調査より |
伊賀市成立以前の年表は、伊賀市の新設合併に関するもののみ記載。旧市町村や旧郡の記事も参照。
2004年11月1日の伊賀市成立と同時に制定された。
2021年4月15日現在
会派 | 議席数 |
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街づくり研究会 | 4 |
草の根・無所属フォーラム | 3 |
新政会 | 3 |
公明党 | 2 |
自民絆 | 2 |
市民の風いがラボ | 2 |
日本共産党伊賀市議団 | 2 |
無会派 | 4 |
欠員 | 0 |
※なお、衆議院議員選挙の選挙区は「三重県第2区」で、三重県議会議員選挙の選挙区は「伊賀市選挙区」(定数3)である。
新設合併時は旧上野市役所が市役所本庁舎とされ、それ以外の旧町村役場は支所とされた。しかし、2019年1月4日に本庁舎が四十九町に移転した。
伊賀市役所本庁舎(南庁舎)は耐震基準を満たしておらず、老朽化が進んでいる。そのため内保博仁市長時代に建て替えが決定し、現在地での新築に向け計画が進んでいた。このため北庁舎は取り壊された。2012年11月、坂倉準三が設計した市役所庁舎の保存運動を行っていた岡本栄が市長に当選すると計画を白紙撤回し、2013年に現庁舎から2.5 km離れた三重県伊賀庁舎の隣接地への建設を表明した。
これに対して上野商工会議所の木津龍平会頭らは現在地での建て替えを主張し、2014年2月に住民投票条例制定を目指して7180人の署名を集めた。この署名は書類不備のため無効とされた。しかし、岡本市長自らが住民投票条例案を提出、可決された。同年8月24日、現在地か移転かを問う住民投票が実施されるも、条例で「50%未満では住民投票は不成立」と規定されていたため、投票率42.51%で開票されなかった。これを受けて、市長は9月議会に庁舎移転を提案することが決まり、9月11日に賛成16人、反対8人で庁舎移転は可決された。ところが、2014年12月24日の伊賀市議会12月定例会で、一般会計補正予算案に計上された南庁舎活用計画策定予算を削除する議員提案がなされ、賛成20人、反対3人で可決された。
旧庁舎は、図書館や美術館などからなる複合施設として利用し、現行の伊賀市上野図書館を芭蕉翁記念館とする構想がある。
(2012年12月現在)
伊賀市内の郵便番号は以下の通り。
伊賀市は地理的に大阪と名古屋の中間に位置することから、特に名阪国道の物流利便性を受け、名阪国道沿いへの工場立地等が増加している。なお、サービス業を中心に就業者割合が高まっており、観光関連産業の活性化が望まれている。
2015年国勢調査によると、伊賀市に在住する48,777人の15歳以上就業・就学者の8割に当たる39,472人が市内で就業・就学しており、県内の名張市への通勤・通学者は3275人、津市への通勤・通学者は957人、北勢地区への通勤・通学者は786人、滋賀県甲賀地区(甲賀郡(現在の甲賀市))への通勤・通学者は672人であった。なお、大都市への通勤・通学者は、大阪市が627人、名古屋市が109人であった。
2016年現在、三重県内で稲作の盛んな地域は、大きく分けて2箇所あり、それは伊勢平野と上野盆地である。2016年現在、三重県のコメの収穫量は、日本の都道府県別順位で21位であり、三重県内でコメの収穫量が多い自治体として、松阪市の次に、伊賀市が挙がる。さらに、2016年現在、三重県では耕地面積に対する水田の割合が目立つ一方で、三重県はコムギの収穫量の日本の都道府県別順位で8位に入っており、三重県内のコムギの作付面積では、松阪市が24.0パーセント、津市が14.3パーセント、鈴鹿市が9.9パーセント、菰野町が8.0パーセントに次ぐ、ほぼ同率の8.0パーセントで伊賀市が入る。この他、2016年現在、三重県内において伊賀市はアズキの主産地に挙げられるものの、アズキの収穫量に関しては日本では北海道産が9割以上と圧倒的であって、日本全体で見れば伊賀市がアズキの主産地というわけではない。また、2016年現在、ダイズも三重県内においては、松阪市、津市、菰野町、鈴鹿市と並んで、伊賀市も主産地として名前が出るものの、ダイズの収穫量も日本では北海道産が35.4パーセントを占め、その次が宮城県、秋田県、福岡県、佐賀県と続き、三重県は都道府県別のダイズ収穫量順位で14位にようやく出てくる程度と、日本全体で見れば伊賀市がダイズの主産地というわけではない。
なお、市政の上でも、農業を基幹産業として位置づけており、農業公園も整備したが、農業就業者の高齢化・後継者や担い手の不足・採算性の悪化などの問題も抱えている。
市町村合併により、旧町村部の商工会は合併したが、商工会議所との合併には到っていない。
市街地に大型総合ショッピング施設が集中している。
古くは都市銀行も存在したが、銀行は地方銀行のみである。なお、地域的に、近畿地方に本店を置く地方銀行の支店も存在する。
全国紙は三重県内では一般に名古屋市で発行された物が販売されているものの、伊賀市では大阪本社(大阪市)で発行された物が販売されている(名張市および熊野市以南も同様)。中部地方のブロック紙である中日新聞も販売されている。番組表は名古屋発行の新聞が中京広域圏の番組欄がメインであるのに対し、大阪発行の「伊賀版」は近畿広域圏の番組欄がメインで掲載されている(中日新聞伊賀版も同様。伊勢新聞は全県共通のため差し替え無し)。またスポーツ新聞も、名古屋市で発行する中日スポーツを除き、大阪版が販売されている。
伊賀市の北部をJR関西本線が加茂駅から亀山駅へ、また柘植駅からは、JR草津線が京都駅や草津駅へ直通している。南部は近鉄大阪線が走り、両線を伊賀鉄道伊賀線が結んでいる。これらの路線に存在する駅の中で、伊賀市の中心駅とされるのは、伊賀上野駅ではなく、上野市駅である。ただし、市役所の最寄り駅は上野市駅ではなく四十九駅である。しかし、最も利用客が多いのは伊賀神戸駅である。なお、上野市駅と青山町駅は合併前の自治体名のまま変更はされていない。
近鉄大阪線沿線などには大阪方面への通勤者向けに開発された中規模住宅地が存在する。
伊賀鉄道伊賀線には「忍者線」の愛称が付いているほか、伊賀鉄道伊賀線には漫画家の松本零士がデザインした忍者をペイントした「忍者列車」が運行されている。また、JR草津線でも忍者ラッピング列車の「SHINOBI-TRAIN」が運行されている。さらに、伊賀上野駅や上野市駅には、これらの駅の天井付近などにも、イミテーションの「忍者」が潜んでいる。
無料で利用できる名阪国道(国道25号)が、有料の東名阪自動車道・西名阪自動車道と直結しているため、旧上野市市街地からは鉄道よりは高速道路の利用の方が利便性が高く、大阪および名古屋まで約1時間30分で到達できる。なお、雪が降るとチェーン規制を実施することがある。
2009年3月20日に新名神高速道路の甲南IC(滋賀県甲賀市)が新設された結果、北陸方面や草津・京都方面から一般道路経由で行くより、短時間で行けるようになった。
国道163号によって津市へと移動することができる。旧青山町からは名張市からつながる国道165号を以って、津市へと移動することができる。この際、青山峠を超える必要があり、秋から冬にかけては濃霧におおわれる日が多く、また路面が凍結することもあるため時間帯によっては注意が必要である。青山町区間は片側一車線でありながら、林業等に利用されるトラックが登坂の際徐行することも多いため、国道165号のボトルネックとなっている。
上野市駅から名鉄バスセンターへ向かう高速バス路線と奈良県山辺郡山添村へ向かう乗合バス路線がある。かつては針インターや天理駅方面への路線があったが、ともに廃止された。なお、大阪方面への高速バス路線と夜行高速バス路線(西武大宮営業所行き)はともに休止路線となっているため当項では省略する。
伊賀市は戦災による被害をほとんど受けなかったため、名所旧跡が残っている。ただし、天正伊賀の乱による徹底的な破壊により、それ以前の建物等は少ない。
東部に広がる山地はドライブや別荘地などに使われ、関西や東海地域の避暑地として利用される事がある。室生赤目青山国定公園の一角を占める地域では、山岳の自然や植物相を見られる。
この他、2008年2月7日に仮想世界「Second Life」において、忍者の体験型テーマパークをオープンさせている。
地域では関西弁の一種である伊賀弁という方言が使用されている。名阪国道の上野東インターチェンジから市街地へ向かう方には「忍者の里いがうえの ようおこし(ようこそ)」、市街地から上野東インターチェンジへ向かう方には「またきてだーこ(また来て頂戴)」という伊賀弁の書かれた看板が立てられている。
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