本項目では、石ノ森章太郎のSF漫画『サイボーグ009』(サイボーグ ゼロゼロナイン)を原作としたアニメ作品全般について解説する。
サイボーグ009 | |
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ジャンル | SFアニメ |
映画:サイボーグ009 | |
監督 | 芹川有吾 |
制作 | 東映動画 |
封切日 | 1966年7月21日 |
上映時間 | 64分 |
映画:サイボーグ009 怪獣戦争 | |
監督 | 芹川有吾 |
制作 | 東映動画 |
封切日 | 1967年3月19日 |
上映時間 | 60分 |
アニメ:サイボーグ009(第1作) | |
原作 | 石ノ森章太郎 |
キャラクターデザイン | 木村圭市郎 |
音楽 | 小杉太一郎 |
アニメーション制作 | 東映動画 |
放送局 | NET系列 |
放送期間 | 1968年4月5日 - 9月27日 |
話数 | 全26話 |
その他 | モノクロ |
アニメ:サイボーグ009(第2作) | |
原作 | 石ノ森章太郎 |
監督 | 高橋良輔 |
キャラクターデザイン | 芦田豊雄 |
メカニックデザイン | サブマリン |
音楽 | すぎやまこういち |
アニメーション制作 | 日本サンライズ |
製作 | テレビ朝日、東映 |
放送局 | テレビ朝日系列 |
放送期間 | 1979年3月6日 - 1980年3月25日 |
話数 | 全50話 |
映画:サイボーグ009 超銀河伝説 | |
監督 | 明比正行 |
制作 | 東映動画 |
封切日 | 1980年12月20日 |
上映時間 | 130分 |
アニメ:サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER | |
原作 | 石ノ森章太郎 |
監督 | 川越淳 |
シリーズ構成 | 大西信介 |
キャラクターデザイン | 紺野直幸 |
メカニックデザイン | 紺野直幸 |
音楽 | 小室哲哉 |
アニメーション制作 | ジャパンヴィステック |
製作 | テレビ東京、ジャパンヴィステック |
放送局 | テレビ東京系列 |
放送期間 | 2001年10月14日 - 2002年10月13日 |
話数 | 全51話 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画・アニメ |
ポータル | 漫画・アニメ |
大半の作品は、原作通り『サイボーグ009』という題名で制作されているが、21世紀以降に制作された作品の中には原作から大幅に内容をアレンジしているものも多く、それらの作品は「009」の部分はそのままとしつつも、題名にもアレンジが加えられている。
テレビシリーズは、1968年に第1作目、1979年 - 1980年に第2作目、2001年 - 2002年に第3作目が放送された。さらに「サイボーグ009」と題された劇場版アニメーション作品が1966年・1967年・1980年に公開されている。
2010年、原作を翻案した3D短編アニメ『009』が限定公開(詳細は#3Dアニメを参照)。2012年、劇場用3Dアニメーション作品『009 RE:CYBORG』が公開された。
2015年、テレビシリーズ第3作目からは約13年ぶりとなる新作映像作品『サイボーグ009vsデビルマン』がイベント劇場公開(詳細は#2015年を参照)。
2016年、フル3DCGアニメーション作品『CYBORG009 CALL OF JUSTICE』(サイボーグ ゼロゼロナイン コール オブ ジャスティス)がイベント公開。
先行して劇場版2作が作られ、その後テレビシリーズが始まった。
当時、東映のアニメ映画は文芸性の高い長編が制作されていたが、プロデューサーの旗野義文がテレビアニメの手法による中編映画を企てた。すなわち、東映動画が創立以来年に1本から2本公開してきた名作ものを原作とする長編のフルアニメーション作品をA作。このA作に対して長編フルアニメとテレビアニメの中間的位置付けとして、海外輸出を意識した3コマ撮りの中編で日本国内向け作品をB作とするものである。そしてテレビシリーズの『レインボー戦隊ロビン』のスタッフを投入して制作された、B作の第一弾が『サイボーグ009』であった。B作の第一弾として『009』が選定されたのは、『西遊記』などを演出した東映動画の白川大作と、原作者の石ノ森との縁による。
演出は映画2作とテレビシリーズともに芹川有吾が担当。音楽はいずれも小杉太一郎が担当し、映画用の曲はテレビシリーズでも新曲と併せて使用された他、以後の複数の東映動画作品にも流用されている(『タイガーマスク』、『マジンガーZ』など)。映画『怪獣戦争』の主題歌(第1作では挿入歌として使用)は、テレビシリーズでも継承された。その際、メンバーの名乗りが曲の前に入れられたが、このアフレコでは、009役の田中雪弥(現:森功至)が中々タイミングを合わせることができずNGを連発した、と述懐している。
テレビシリーズ第1作は、終了直後の1968年11月10日から1969年2月16日まで、日曜18:25 - 18:55にて一部話数が再放送されたのを皮切りに、1970年代前半までNET夕方の再放送枠や、夏休み朝の特別編成『夏休みまんが大会』でしばしば再放送された。一方の劇場版は地上波・衛星放送・CS放送で幾度となく放送、特に1976年では、NETの土曜20時台に設けられていた「単発番組枠」にて、7月3日に第1作、8月14日に第2作をそれぞれ放送。当時、直前の土曜19時台後半では、同作品と同じく石ノ森原作の特撮テレビドラマ『秘密戦隊ゴレンジャー』が放送(一部地域を除く)されていたため、土曜のゴールデン帯に連続して石ノ森原作による集団ヒーロー物が編成される格好となった。また劇場版1作目は、2008年3月にBS2の特別番組「とことん!! 石ノ森章太郎」においても番組の一環として放映されたが、作中にて放送禁止用語が多用されていたことで多くの修正が入った。
テレビシリーズではキャラクターデザインが変更され、髪形や表情が原作に近づけられている。この改変について、原作の石森はテレビシリーズのキャラクターが自分の絵柄と違うことに不満を抱いており、脚本の辻真先は直にクレームを聞かされたという。さらにアニメ化にあたって、設定面でも以下のような変更が加えられた。
特に007の設定変更は、原作者の石ノ森の不満とは裏腹に子供たちからは好評を博し、当時のキャラクター人気投票で1位を獲得。変身能力は持ち合わせてはいない007が主人公である短編の「サイボーグちゃん」も描かれた。原作漫画でも、007は「永久変身」として、子供の姿が基本になったことがある。
クレジットで最初に記載されているのは009、003、006、007の順で、第2作ではこの4人とヘレナだけが大きな文字で表記されている。第1作ではギルモア博士、ブラック・ゴースト団ボス、ビーグルよりも後ろに、それ以外のサイボーグ戦士が配置されている。
第1・2作の音楽をCD2枚組で収録。主題歌に加えて、本編未使用の音源も収録している。
「東映オンデマンド」サービス開始を記念して、第1作がYouTubeの「東映シアターオンライン」で、2022年12月15日21:00(JST)から同年同月22日23:59(JST)まで期間限定無料配信が行われた。
「東映シアターオンライン」でアニメが配信されるのは、前身の「toei Xstream theater」時代から数えて初。また東映グループのYouTubeチャンネルで石ノ森作品が配信されるのは史上初となる。
シリーズに共通した明確な敵はおらず、009を中心にして事件に挑む。主な舞台は日本で、日本に在住している009、003、006(張々湖飯店を経営)、007(張々湖飯店の従業員)、ギルモア博士がレギュラーとなっている。他のサイボーグは001を除いて外国(主に生国)に住んでおり、状況に応じて登場するので、全員がそろうことは少ない(第3話「南極の対決」、第14話「呪われた砂漠」、第24話「非情な挑戦者」、最終回「平和の戦士は死なず」の4回。このうち「南極の対決」は、最初に制作されたエピソードでもある)。
前述したスタイルを採用した都合上、ブラックゴーストの設定は排除されているが、第1作においてもスカールがモチーフの敵が2度登場する(第13話「悪魔城の秘密」のドクロ、第17話「幽霊同盟」のゴースト。いずれの話数も脚本は伊上勝によるものだが、両者が同一人物かどうかは不明であると、DVD-BOXの映像特典で説明されている)他、サイボーグマンに似たデザインの戦闘員も登場する(第3話「南極の対決」、第19話「恐怖の原潜シースネイク号」。ともに芹川有吾が関わっている)。また、芹川によると、最終回に出てくる「マスコット人形」は、劇場版2作に登場したブラックゴーストの観念的な姿だという。3班編制に制作されており、脚本も辻真先、伊上勝、小沢洋の3名で、オリジナルエピソードも加えられた。
原作の『009』のエピソードをアニメ化したものの他、オリジナル脚本と、『009』以外の石森作品をモチーフにしたものの、と、主に3パターンある(個々については#各話リストを参照)。オリジナル脚本でも、前述のように原作を部分的に活用したものも存在する。
10本の脚本を担当し、事実上のメインライターであった辻真先によると、第1作は当初テレビ局が予定していた番組が諸事情により制作中止になり、急遽依頼された作品だったという。そのため、劇場版の実績があり、原作も存在する同作品が、準備期間がかからないという理由で採用されることとなった。基本設定やキャラクターデザイン、声優の多くは劇場版を引き継いだものとなっている。テレビ局側は、穴埋め用の作品なので、人気が出ても出なくても半年で終了、その代わり打ち切りはしないという条件を提示した。そのため、制作期間が短いことを除けば、ほとんど制約を受けることなく、当時のテレビアニメとしては考えられないほど自由な環境で作ることができたという。
中でも脚本の辻真先と、演出の芹川有吾のコンビによる第16話「太平洋の亡霊」と第2話「Xの挑戦」は、ビデオが普及していない1970年代後半のファンの自主上映会でよく上映されるエピソードだった。本シリーズのテーマは「反戦」である。
同作品の放送終了後に、再び劇場版制作の話が持ち上がったものの、これについては実現しなかった。
クレジットでは役名の表記がなく、声優のみが記載されている。
劇場版2作品の音楽を手がけた小杉太一郎自身が、テレビ用に小編成の音楽を1967年11月に追加録音。2009年発売のテレビアニメ版の音楽集アルバムは、このテレビ用BGMをメインに構成している(劇場版からの流用曲も僅かに収録あり)。
話数 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 演出 | 作画監督 | 美術 | 原作 |
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1 | 1968年 4月5日 | 恐怖の怪人島 | 伊上勝 | 田宮武 | 若林哲弘 | 福本智雄 | |
2 | 4月12日 | Xの挑戦 | 辻真先 | 芹川有吾 | 木村圭市郎 | ||
3 | 4月19日 | 南極の対決 | 009「オーロラ作戦編」 | ||||
4 | 4月26日 | 宇宙魔人 | 伊上勝 | 勝間田具治 | 国保誠 | - | |
5 | 5月3日 | あゝクビクロ | 小沢洋 | 勝田稔男 | 009「クビクロ」 | ||
6 | 5月10日 | ガラリヤ王救出作戦 | 辻真先 |
| 若林哲弘 | - | |
7 | 5月17日 | 消えたスクール・バス | 佐藤純弥 | 田宮武 | 窪詔之 | - | |
8 | 5月24日 | 金色の眼の少女 | 小沢洋 | 新田義方 | 国保誠 | 『金色の目の少女』より | |
9 | 5月31日 | 悪魔は夜歩く | 辻真先 | 勝間田具治 | 木村圭市郎 | 『怪人同盟』より | |
10 | 6月7日 | 地底の黄金宮殿 | 伊上勝 | 宮崎一哉 | 小泉謙三 | - | |
11 | 6月14日 | 黄金のライオン | 高久進 | 永樹凡人 | 009「黄金のライオン編」 | ||
12 | 6月21日 | 天かける巨人 | 辻真先 | 芹川有吾 | 国保誠 | - | |
13 | 6月28日 | 悪魔城の秘密 | 伊上勝 | 宮崎一哉 | 木村圭市郎 | 一部を009「地底帝国ヨミ編」より | |
14 | 7月5日 | 呪われた砂漠 | 勝間田具治 | 009「中東編」 | |||
15 | 7月12日 | 悲劇の獣人 | 辻真先 | 勝田稔男 | 国保誠 | 009「移民編」 | |
16 | 7月19日 | 太平洋の亡霊 | 芹川有吾 | 小泉謙三 | - | ||
17 | 7月26日 | 幽霊同盟 | 伊上勝 | 田宮武 | 窪詔之 | 一部を009「地底帝国ヨミ編」などより | |
18 | 8月2日 | わが父は悪魔の使徒 | 小沢洋 | 宮崎一哉 | 村田耕一 | - | |
19 | 8月9日 | 恐怖の原潜シースネイク号 | 芹川有吾 | 新田義方 | 木村圭市郎 | - | |
20 | 8月16日 | 果てしなき逃亡 | 小沢洋 | 勝間田具治 | 窪詔之 | 遠藤重義 | - |
21 | 8月23日 | 幻の騎馬軍団 | 高久進 | 宮崎一哉 | 福本智雄 | - | |
22 | 8月30日 | 復讐鬼 | 辻真先 | 永樹凡人 | 小泉謙三 | 遠藤重義 | - |
23 | 9月6日 | 復讐鬼(後編) | 岡崎稔 | 一部を009「暗殺者編」より | |||
24 | 9月13日 | 非情な挑戦者 | 安藤豊弘 | 田宮武 | 高橋信也 | 福本智雄 | - |
25 | 9月20日 | よみがえれ! | 芹川有吾 | 高見義雄 | 窪詔之 | - | |
26 | 9月27日 | 平和の戦士は死なず | 辻真先 | 芹川有吾 | 国保誠 | 一部を009「地底帝国ヨミ編」より |
この節の加筆が望まれています。 |
テレビシリーズが1年間放送された後、劇場版が作られた。
前作に引き続き放送局はテレビ朝日であるが、制作は前作の東映動画に代わり、東映本社のテレビ事業部(当時)が担当し、アニメーション制作は日本サンライズ(当時、現・バンダイナムコフィルムワークス)が手がけている。元々、同事業部のプロデューサーである鈴木武幸が、石ノ森原作の特撮番組(『がんばれ!!ロボコン』〈1974年 - 1977年〉、『アクマイザー3』〈1975年 - 1976年〉など)を手がけていた頃から、石ノ森に再アニメ化を打診していたもので、数年の説得の末、実現した企画である。
第2作では酒井あきよしがメインライターを務め、全部で18本を担当している。前作でのメインライター格であった辻真先も、第1話(他6本)を執筆している。スタッフとして、アニメーターの金田伊功(OP)、作画監督の芦田豊雄、演出の高橋良輔(ペンネーム・山口和十八を使用)らが参加した。
第2作におけるストーリーは、「宇宙樹編」、「戦士の休暇編」、「ネオ・ブラック・ゴースト編」からなった。石ノ森の提示により、エッダ(北欧神話)編をベースにした宇宙樹編は、監督の高橋の手に余るという理由で9話で終了した。「ミュートスサイボーグ編」のアニメ化の構想もあり、石森がラフデザインを描き下し、脚本も3話分の第1稿が完成していたが、実現しなかった。ここでヘレンの代わりとして考案されたアルテミスのデザインは、2001年版のテレビシリーズで使われた。
第2作は、『宇宙海賊キャプテンハーロック』(1978年 - 1979年)の後番組として火曜19時台前半に放送された。番組開始に先立ち前夜祭と称して、スタジオに石ノ森や声優、一般のファンやキャロライン洋子、南州太郎ほかの芸能人を集め、柏村武昭が司会を務めた前宣伝の番組『サイボーグ009前夜祭 アニメでフィーバー!』が、1979年2月20日・27日の2週にわたって放映された。当初はこの特番を挟まず、『キャプテンハーロック』終了翌週の2月第3週から放送開始とする予定だった。しかし、鈴木武幸プロデューサーが効果音を実写的なものにしようと、実写畑で活躍する映広音響の太田克己に音響演出を打診した際に、「通常アニメ番組では絵が完成されないまま、絵コンテの状態で音を入れることもあるが、そういった状態ならできない」と言われ、「アフレコ時には100%画が入っていることを保証します」と鈴木が約束。そのため、本来のアニメ制作環境であれば2月3週目の放送に間に合うところを、この約束を守るためにはスケジュールが間に合わず、2週の特番を挟むことになった。
前作で変更されたコスチューム・009の髪の色・007の年齢設定も、第2作では原作に準ずるものになっている。ただ加速装置については009のみが装備する特殊能力となり、002は装備しない。ただしネオ・ブラック・ゴーストのサイボーグの中には、加速装置が装着されていると思わしき描かれ方がされた場面もある。前作の設定変更などに不満を露わにした石ノ森は、第2作に関しては打ち合わせなどに積極的に参加し、また、芦田豊雄が起こしたキャラクターデザインに関しても「若干の手直しですみました」として「原作に近く、自分の意図を掴んでくれている」と好意的なコメントを残している。
サイボーグ戦士と博士は、第18話以降のエンディングのクレジットで、それぞれ括弧内に本名が表記されるようになる。
主題歌の作曲は、前番組『宇宙海賊キャプテンハーロック』に引き続き平尾昌晃が担当した。オープニングテーマ(OP)とエンディングテーマ(ED)の初出音盤は1979年3月に発売されたシングル(SCS-467)。
第2作は、1975年に復活した原作漫画の流れと、1977年からのアニメブームの流れを受ける大作として期待され、そのOPを誰が歌うのかも注目された。当初「アニメソング歌手としてのイメージが固まっていない人物」とのみ発表された歌唱担当は、後に成田賢と明かされた。成田の歌手デビューはグループ・サウンズ時代に遡るが、アニメ・特撮ソングでは同作品がデビュー作である。
当時の日本のテレビアニメ・特撮作品は、OPの題名に番組名(またはその一部)が含まれるものが主流だったが、第2作では題名のみならず歌詞にも「009」は含まれず、かろうじて「サイボーグ戦士」という歌詞があるのみである。OPの題名は「誰がために」(「たがために」と読む)という、子供にとってはあまりなじみがない文語的表現で、高年齢層向けであることをアピールした。
ED「いつの日か」は、OPのコーラスも担当したこおろぎ'73が歌唱。それまでグループとしてのイメージが強かったこおろぎ'73であるが、同曲ではAパートはソロ歌唱になっている。
主題歌の編曲およびBGMの作曲・編曲は、前年公開の劇場版『科学忍者隊ガッチャマン』のBGMで実績を挙げていたすぎやまこういちが担当し、同作品に続く組曲仕立てのLP『交響組曲 サイボーグ009』(CQ-7018)として、1979年5月に発売。この『組曲』には平尾作曲によるOPをモチーフにした曲も含まれていたが、すぎやま自身は「平尾君のメロディーを生かしきれなかった」と述懐している。
BGMの録音は合計3回にわたって行われた。『交響組曲 サイボーグ009』は第1回録音分にあたる。第2回・第3回録音分の曲はあまり使われなかったが、これについて、選曲の村田好次は「組曲が素晴らしいものだったため」と語っている。
1980年3月に発売された主題歌・挿入歌LP(CS-7174)には、OPとEDを含む全10曲が収録された。そのうち1曲は、スキャット入りのインストゥルメンタル曲だった。挿入歌の編曲はすべて、武市昌久が担当。また、成田賢が一部の挿入歌を作詞・作曲した。
レコードおよびCDはいずれも日本コロムビアから発売。
第12話で009が、『誕生編』のプロローグ部分を回想している。タイトルコールはナレーションである野田圭一。次回予告ナレーションは井上和彦だが、2話での予告では杉山佳寿子。
放送日 | 話数 | サブタイトル | 脚本 | ストーリーボード | 演出 | 作画監督 |
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宇宙樹編 | ||||||
1979年 3月6日 | 1 | よみがえった神々 | 辻真先 | 小田経堂 | 広川和之 | 芦田豊雄 |
3月13日 | 2 | 氷にねむる巨人 | 酒井あきよし | 山口和十八 | 滝沢敏文 | |
3月20日 | 3 | 凱旋門の鬼 | 辻真先 | 西牧秀夫 | 三浦将則 | |
3月27日 | 4 | 誇りに燃えよアフリカの星 | 遠藤克己 | 広川和之 | ||
4月3日 | 5 | 巨人よ眠れ伝説の中に | 山口和十八 | 滝沢敏文 | ||
4月10日 | 6 | 女神の涙なんかほしくない | 酒井あきよし | 布川ゆうじ | 三浦将則 | 上村栄司 |
4月17日 | 7 | 神々の罠 | 丘克美 | 広川和之 | 芦田豊雄 | |
4月24日 | 8 | 愛に響けバイオリン | 滝沢敏文 | アニメアール | ||
5月1日 | 9 | 宇宙樹の村が呼んでいる | 井上和夫 | 三浦将則 | 酒井明雄 | |
戦士の休息編 | ||||||
1979年 5月8日 | 10 | 大西部に散った友情 | 酒井あきよし | 山口和十八 | 広川和之 | 奥井一郎 |
5月15日 | 11 | よみがえった幻の総統 | 吉川惣司 | 丘克美 | 滝沢敏文 | |
5月22日 | 12 | 闘うマシーンにはさせない! | 辻真先 | 遠藤克己 | 三浦将則 | 芦田豊雄 |
5月29日 | 13 | 姿なき暗殺者 | 吉田喜昭 | 井上和夫 | 広川和之 | 井上和夫 |
6月5日 | 14 | イルカにのった少年 | 吉川惣司 | 八尋旭 | 滝沢敏文 | 芦田豊雄 |
6月12日 | 15 | 恐怖の異常植物 | 吉田喜昭 | 井上和夫 | 三浦将則 | アニメアール |
6月26日 | 16 | ウエストサイドの決闘 | 酒井あきよし | 生頼昭憲 | 広川和之 | 上村栄司 |
7月3日 | 17 | 阻止せよ! Xの悲劇 | 吉田喜昭 | 八尋旭 | 滝沢敏文 | 酒井明雄 |
7月10日 | 18 | 我が心の吸血鬼 | 酒井あきよし | 丘克美 | 広川和之 | 芦田豊雄 |
7月17日 | 19 | 人食いメルヘンランド | 辻真先 | 吉田浩 | 三浦将則 | 山下征二 |
7月24日 | 20 | 裏切りの砂漠 | 酒井あきよし | 遠藤克己 | 滝沢敏文 | 芦田豊雄 |
7月31日 | 21 | 永遠に眠れ 恐竜ディノニクス | 桜井正明 | 吉田浩 | 井上和夫 | |
ネオ・ブラック・ゴースト編 | ||||||
1979年 8月7日 | 22 | ネオ・ブラックゴーストの挑戦 | 吉田喜昭 | 八尋旭 | 三浦将則 | 小林慶輝 |
8月14日 | 23 | 死闘! V2作戦 | 山崎晴哉 | 吉田浩 | 広川和之 | 芦田豊雄 |
8月28日 | 24 | 世界平和会議を守れ! | 新田義方 | 滝沢敏文 | 植田栄司 | |
9月4日 | 25 | 優しきぼくらの父 ギルモア | 酒井あきよし | 生頼昭憲 | 広川和之 | 山下征二 |
9月11日 | 26 | 追え! 熱砂の武器ルート | 加藤有芳 | 丘克美 | 三浦将則 | 酒井明雄 |
9月25日 | 27 | 美しく生きよ! 愛しき王女 | 安藤豊弘 | さかいあきお | 吉田浩 | 芦田豊雄 |
10月2日 | 28 | サイボーグ帝国をたたけ! | 吉田喜昭 | 八尋旭 | 滝沢敏文 | 井上和夫 |
10月9日 | 29 | 走れ! オスカー、平和を胸に! | 桜井正明 | 吉田浩 | 三浦将則 | 小林慶輝 |
10月16日 | 30 | ジョー! 父さんを追え! | 酒井あきよし | 遠藤克己 | 広川和之 | 芦田豊雄 |
10月30日 | 31 | 必殺キック! 決死の暗殺サッカー | 山崎晴哉 | 吉田浩 | 滝沢敏文 | 上村栄司 |
11月6日 | 32 | 豪華客船フェアリー号の罠 | 辻真先 | 八尋旭 | 三浦将則 | 山下征二 |
11月20日 | 33 | 一人ぼっちの少年 | 加藤有芳 | 遠藤克己 | 鈴木行 | 芦田豊雄 |
11月27日 | 34 | あした鳴れ 愛の鐘 | 安藤豊弘 | 丘克美 | 広川和之 | 井上和夫 |
12月4日 | 35 | 悲しき友情のケルン | 吉田喜昭 | 生頼昭憲 | 滝沢敏文 | 芦田豊雄 |
12月11日 | 36 | カジノ攻防戦! イカサマには替え玉を | 山崎晴哉 | 八尋旭 | 三浦将則 | |
12月18日 | 37 | 大森林からの脱出 | 酒井あきよし | 遠藤克己 | 鈴木行 | 上村栄司 |
12月25日 | 38 | 百獣の王ライオン 野性の雄叫び | 桜井正明 | 吉田浩 | 広川和之 | 酒井明雄 |
1980年 1月8日 | 39 | 大根役者に乾杯! | 辻真先 | 滝沢敏文 | 芦田豊雄 | |
1月15日 | 40 | スピードに命を賭けた男 | 桜井正明 | 野田作樹 | 三浦将則 | 井上和夫 |
1月22日 | 41 | 悲しみは海の彼方に | 安藤豊弘 | 吉田浩 | 鈴木行 | |
1月29日 | 42 | イワン、父を求めて! | 酒井あきよし | 遠藤克己 | 石崎すすむ | 飯野皓 |
2月5日 | 43 | あばけ! 三兄弟の秘密 | 辻真先 | 山口和十八 | 滝沢敏文 | 嶺松時文 |
2月12日 | 44 | ネオ・ブラック・ゴーストの尻尾をつかめ! | 酒井あきよし | 吉田浩 | 三浦将則 | 上村栄司 |
2月19日 | 45 | 東洋のイエス(前編) | 吉田喜昭 | 遠藤克己 | 鈴木行 | 芦田豊雄 |
2月26日 | 46 | 東洋のイエス(後編) | 桜井正明 | 吉田浩 | 石崎すすむ | 井上忠一 |
3月4日 | 47 | 四つ子の謎(前編) | 酒井あきよし | 滝沢敏文 | 嶺松時文 | |
3月11日 | 48 | 四つ子の謎(後編) | 望月敬一郎 | 三浦将則 | 飯野皓 | |
3月18日 | 49 | 倒せ! 恐怖のシャングリラ計画 | 遠藤克己 | 滝沢敏文 | 上村栄司 | |
3月25日 | 50 | ネオ・ブラック・ゴーストの最期 | 吉田浩 | 石崎すすむ | 芦田豊雄 |
※放送時間は個別に出典が付いているものを除き1980年3月終了時点のもの、系列は放送当時のものとする。
放送地域 | 放送局 | 系列 | 放送時間 | 備考 |
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関東広域圏 | テレビ朝日 | テレビ朝日系列 | 火曜 19:00 - 19:30 | 制作局 |
北海道 | 北海道テレビ | |||
宮城県 | 東日本放送 | |||
静岡県 | 静岡けんみんテレビ | 現:静岡朝日テレビ。 1979年6月までは日本テレビ系列とのクロスネット。 第16話までは火曜 18:00 - 18:30に時差ネット。 | ||
中京広域圏 | 名古屋テレビ | |||
近畿広域圏 | 朝日放送 | |||
広島県 | 広島ホームテレビ | |||
岡山県・香川県 | 瀬戸内海放送 | |||
福岡県 | 九州朝日放送 | |||
青森県 | 青森放送 |
| 火曜 17:30 - 18:00 | |
岩手県 | テレビ岩手 | 水曜 17:30 - 18:00(1979年9月まで) 水曜 17:10 - 17:40(1979年10月から) | ||
秋田県 | 秋田放送 | 日本テレビ系列 | 木曜 17:00 - 17:30 | |
山形県 | 山形テレビ |
| 日曜 8:30 - 9:00 | |
福島県 | 福島中央テレビ |
| 水曜 18:00 - 18:30 | |
山梨県 | テレビ山梨 | TBS系列 | 木曜 17:20 - 17:50 | |
新潟県 | 新潟総合テレビ |
| 月曜 17:20 - 17:50 | 現・NST新潟総合テレビ。 |
長野県 | 長野放送 | フジテレビ系列 | 木曜 17:30 - 18:00 | |
富山県 | 北日本放送 | 日本テレビ系列 | 月 - 金曜 17:30 - 18:00 | キー局本放送終了後、遅れで連日放送 |
石川県 | 石川テレビ | フジテレビ系列 | 月曜 19:00 - 19:30 | 1980年4月28日まで放送。 |
福井県 | 福井放送 | 日本テレビ系列 | 木曜 18:00 - 18:30 | |
島根県・鳥取県 | 山陰放送 | TBS系列 | 日曜 10:00 - 10:30 | |
山口県 | テレビ山口 |
| 火曜 17:30 - 18:00 | |
愛媛県 | 南海放送 | 日本テレビ系列 | 火曜 17:25 - 17:55 | |
長崎県 | 長崎放送 | TBS系列 | 水曜 17:20 - 17:50 | |
熊本県 | テレビ熊本 |
| 水曜 16:55 - 17:25 | |
宮崎県 | 宮崎放送 | TBS系列 | 水曜 17:30 - 18:00 | 1980年5月7日まで放送。 |
鹿児島県 | 鹿児島テレビ |
| 月曜 17:45 - 18:15 | |
沖縄県 | 沖縄テレビ | フジテレビ系列 | 木曜 17:30 - 18:00 |
アニマックスで、リマスター版で再放送されており、字幕放送も実施。009が黄色字幕、それ以外の人物は白色で表記。
テレビシリーズ第2作終了後に制作・公開された長編作品で、アニメ制作はテレビシリーズ第2作の日本サンライズに代わり、東映動画が再度担当した。
キャッチコピーは「あらゆる宇宙、あらゆる愛を越えて いまスターゲートのかなたへ…」。
1980年10月20日に東京會舘にて、岡田茂東映社長、今田智憲東映動画社長、渡辺亮徳東映常務、石森章太郎、明比正行監督、主題歌の町田義人・山本百合子、脚本参加のジェフ・シーガルらが出席して制作会見が行われた。岡田社長より「1981年正月第一弾作品として長編SFアニメ『サイボーグ009 超銀河伝説』を『'80アニメーション ザ・ベストテン』との併映で全国一斉公開する。昨今は、配収10億円を越える作品は稀で、大量動員できるのはアニメーション。『サイボーグ009』は石森氏のライフワークのものだけに同氏には宣伝に協力してもらう。総製作費は9億円を投入、思い切り宣伝費を使い全国231館で公開、配収15億円をあげたい」などと説明があった。今田東映動画社長は「東映動画の技術を結集、最高のスタッフを投入し、世界最高のアニメーションを製作する」とぶち上げた。脚本参加のジェフ・シーガルはSF映画『スター・ウォーズ』に参加した脚本家と説明があり、「私は以前から石森ファン、この原作はキャラクターが独創的で面白い。今回は参加できて光栄、世界中で成功させたい」などと述べた。劇場版第3作は当初、東映洋画系の劇場で公開される予定だったが、1981年の東映正月映画を巡る大混乱で(青春の門#1981年・1982年版)、東映本番線の劇場で正月映画として全国公開された。東映がアニメーション映画を正月映画として公開するのは史上初。これに「劇映画のメジャーがアニメに逃げるとは」と撮影所内部が猛反撥した。
スタッフも、当初は『銀河鉄道999』のりんたろうが監督だったが、脚本作りがうまくいかなかったことから途中で降板し、監督は明比正行、キャラクターデザインと作画監督は山口泰弘という東映動画系のスタッフで固めた。脚本も中西隆三と、テレビシリーズにタッチしていないスタッフを起用した。
当初の石森の構想では、舞台は太陽系内に限定していたが、東映側の要望で宇宙を巡る話になった。新聞広告には、「宇宙戦艦ヤマト、銀河鉄道999に続く壮大なスケールの娯楽超大作」と、当時ヒットしていた宇宙を舞台にしたSFアニメを意識したキャッチコピーが打たれていた。
前述のように、従来の008のマンガ的に黒人をデフォルメしたキャラクターデザインがアメリカ輸出の際に人種問題になるとのシーガルからの指摘から、劇場版第3作では石森が新たにキャラクターデザインを描き下ろした。黒人俳優シドニー・ポワチエにちなんで、ポワチエ風008の通称がついたこのデザインは、以後のアニメ作品でも踏襲されている。
公開前から明かされていた004の壮烈な戦死が話題となったが、004が復活する結末は不評だったと言われ、のちのテレビ放映時(1982年8月30日、テレビ朝日『ゴールデンワイド劇場』)には復活部分がカットされた。
配給収入は5.2億円。目標を大きく下回った。
映画公開に伴い、ファンによる投票を参考にしてキャストが決まったため、1979年版の担当者が大半であるが、001やギルモア博士に関しては1968年版の担当者になっている。1968年版の003役の鈴木、1979年版の001役の千々松、008役の戸谷も、端役で出演している。
テレビシリーズ第2作の終了から20年あまりを経て、放送局をテレビ東京に移す形で『サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER』(サイボーグゼロゼロナイン ザ・サイボーグ・ソルジャー)のタイトルでテレビシリーズが放送された。後年のパチンコやパチスロも、同シリーズを元にしている。また同シリーズの放送に合わせ、『別冊コロコロコミック』にてまつばらともふみによるギャグ漫画『SDギャグバトル・サイボーグ009〜ゼロゼロ学園危機一髪!』も連載された。
アニメーション制作はジャパンヴィステック。キャラクターデザインは、『人造人間キカイダー THE ANIMATION』で石森キャラクターをものにした紺野直幸が担当。シリーズ構成には大西信介、監督に前作の最終話で原画を担当した川越淳という布陣で、原作漫画に忠実という方針で制作に臨んだが、008=ピュンマのキャラクターデザインは、原作ではなく『超銀河伝説』のデザインを踏襲したものとなっている。avexが出資者となり、音楽を小室哲哉が担当し、さらにサポートに前作で音楽を担当したすぎやまこういちの弟子兼パートナーとも言うべき松尾早人が起用され、主題歌はglobe(後期EDはFayray)が歌ったことも話題を呼んだ。
ストーリーは原作の第1期「誕生編」から第2期「地底帝国ヨミ編」、および同時期の主要な短編を含む流れを初めてアニメ化した。原作発表時(1964年 - 1966年)と放送当時では、東西ドイツ統合など世界情勢が異なるため、004までは過去に改造された初期型のサイボーグとされている。改造に際し様々な問題が発生したため、完全な改造技術が確立するまで一旦冷凍睡眠させられていた設定になった。005以降の設定についても、原作のニュアンスを生かす形で時代に即した変更が行われている。
映像ソフトは、レンタル専用のVHS版が販売専用のDVD版に先行してリリースを開始した(後にDVD版もレンタル開始)。制作現場の事情で放送時に作画が崩れていた箇所は、映像ソフトでは原則として修正されているが、一部のエピソードはVHS版では修正が間に合わず、DVD版でようやく修正されたものもある。また第19話と第21話は本来の予定とは逆の順番で放送され、VHS版でもそのままになっているが、DVD版では本来の予定に即して収録され、それに合わせて予告編のナレーションも変更されている。
石ノ森章太郎の遺稿である『Conclusion God's War』は、ラスト3話で序章部分が語られるが、本放送時には第47話と第48話の間に当初の予定にはなかった総集編が追加されたため、『Conclusion God's War』は2話に短縮された。
放送期間は不明だが、東日本放送でも土曜 5:45 - 6:15にて、岐阜放送でも日曜 18:00 - 18:30にて、それぞれ放送されていた。BSではBSジャパンでも金曜 18:55 - 19:25にて、CSではディズニーXDでも開局記念として、それぞれ放送された。
サイボーグ戦士とギルモアは、第26話以降のエンディングのクレジットで、それぞれ本名が表記されるようになる。
話数 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 美術ボード |
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バトルアライブ篇 | |||||||
1 | 2001年 10月14日 | 誕生 | 大西信介 | 川越淳 | 紺野直幸 | 竹田悠介 加藤朋則 | |
2 | 10月21日 | 脱出 | 小林孝嗣 | 竹田悠介 東地和生 | |||
3 | 10月28日 | 閃光の暗殺者 | 増田貴彦 | 寺東克己 | 井之川慎太郎 | 田中穣 | 竹田悠介 光元紋 |
4 | 11月4日 | 死闘の果てに | 古怒田健志 | 今掛勇 | 下司泰弘 | 石川晋吾 | 竹田悠介 |
5 | 11月11日 | 鋼鉄の涙 | 増田貴彦 | おおそどくす | 安田賢司 | 三浦和也 | 竹田悠介 繁澤隆 |
6 | 11月18日 | 消えた博士を追え! | 福嶋幸典 | 江口摩吏介 | 日巻裕二 | 石川晋吾 | 竹田悠介 阪井圭太 |
7 | 11月25日 | 見えない敵を撃て | 大西信介 | 井之川慎太郎 | 丸山泰英 東出太 | ||
8 | 12月2日 | トモダチ |
| ||||
9 | 12月9日 | 深海の悪魔 | 増田貴彦 | 阿蒜晃嗣 | 高田晴仁 | 加藤朋則 | |
10 | 12月16日 | オーロラ作戦 | 福嶋幸典 | 田村一彦 坂田純一 | 浅見松雄 | 石川晋吾 | |
11 | 12月23日 | 幻影の | 大西信介 | 阿部司 | 阿部司 安田賢司 | 田中穣 | 八木琴美 |
12 | 2002年 1月6日 | なぞの無人島 | 根元歳三 | 小林孝嗣 | 藤本義孝 | 桜井木の実 | |
13 | 1月13日 | 小林靖子 寺東克己 | 寺東克己 | 小林孝嗣 | 三浦和也 | 加藤朋則、繁澤隆 阪井圭太、八木琴美 | |
14 | 1月20日 | 再会の地で | 福嶋幸典 | 江口摩吏介 | 浅見松雄 | 石川晋吾 | |
15 | 1月27日 | さらば友よ | 鈴木利正 | 丸山泰英 | 東地和生 阪井圭太 | ||
16 | 2月3日 | 突入 | 増田貴彦 | 寺東克己 | 下司泰弘 | 高田晴仁、橋本誠一 中田栄治 | |
17 | 2月10日 | 決戦 | 根元歳三 | 安田賢司 | 田中穣 | ||
18 | 2月17日 | 張々湖飯店奮闘記 | 大西信介 | 竹内一義 | 江上潔 | 向山祐治 中澤勇一 | 吉原俊一郎 |
19 | 3月10日 | 福嶋幸典 | 安田賢司 | 三浦和也 | 阪井圭太、八木琴美 益城貴昌 | ||
20 | 3月3日 | まぼろしの犬 | 米村正二 | 矢野博之 | 依田正彦 | 光元紋 繁漆琴薩 | |
21 | 2月24日 | 悪の化石 | 川野丈二 | 加藤清司郎(協力) | 阪井圭太 | ||
22 | 3月17日 | 神々の来襲(ミュートス編) | 小林靖子 | おおそ独犬 | 下司泰弘 | 茂木信二郎、中澤勇一 大森英敏、高田晴仁 | |
23 | 3月24日 | そびえたつ神話(ミュートス編) | 寺東克己 | あおきえい 遠藤広隆 | 岡崎洋美 康彦英二 | ||
24 | 3月31日 | アルテミス(ミュートス編) | 冨永タクオ | 冨永タクオ 米山浩平 | |||
25 | 4月7日 | ミュートス、終章(ミュートス編) | 川越淳 | 紺野直幸 | |||
26 | 4月21日 | ギルモアノート | 杉ノ嶋光介 | 下司泰弘 | |||
27 | 4月28日 | 小さな来訪者 | 大西信介 | 殿勝秀樹 | 岡嶋国敏 | 田中穣 | 阪井圭太 |
第2章 地上より永遠に | |||||||
28 | 2002年 5月5日 | 闘いの | 大西信介 | 高田淳 | 五十嵐達也 | 吉田徹 中澤勇一 | |
29 | 5月12日 | 青いけもの | 福嶋幸典 | 篠原俊哉 | 江上潔 | 石川晋吾 | |
30 | 5月19日 | 米村正二 | 寺東克己 | 亀垣一 | 本橋秀之 | 阪井圭太 | |
31 | 5月26日 | 尾石達也 | 岡嶋国敏 | 三浦和也 | 阪井圭太 繁澤隆 | ||
32 | 6月2日 | 機々械々 | 江古田豊 | 芦田豊雄 | 繁澤隆 | ||
33 | 6月9日 | 結晶時間 | 小林靖子 | 寺東克己 | 下司泰弘 | 高田晴仁 | 竹田悠介 |
34 | 6月16日 | ファラオウィルス | 福嶋幸典 | 安田賢司 | 田中穣 | 阪井圭太 繁澤隆 | |
35 | 6月23日 | 風の都 | 大西信介 | 阿部司 | 山内東生雄 | 茂木信二郎 | |
36 | 6月30日 | 凍る大地 | 増田貴彦 | 沖田雅夫 | 石踊宏 | 渋谷一彦 | 阪井圭太 加藤朋則 |
37 | 7月7日 | 星祭の夜 | 金春智子 | 寺東克己 | 紺野直幸 | 八木琴美 | |
38 | 7月14日 | 大西信介 | おおそ独犬 | 下司泰弘 | 大森英敏 中澤勇一 | 阪井圭太 | |
39 | 7月21日 | ミュータント戦士編1 新たなる刺客 | 海老沢幸男 | 倉田綾子 | 繁澤隆 | ||
40 | 7月28日 | ミュータント戦士編2 シンクロワープ -同調跳躍- | 石踊宏 | 阿部雅司 | 向山祐治 | ||
41 | 8月4日 | ミュータント戦士編3 悪夢の未来 | 安田賢司 | 田中穣 | 阪井圭太 | ||
42 | 8月11日 | ミュータント戦士編4 明日へ… | 寺東克己 | 海老沢幸男 | 倉田綾子 吉田大輔 | ||
43 | 8月18日 | 地下帝国「ヨミ」編1 異変 | 小林靖子 | 冨永タクオ | 大森英敏 | ||
44 | 8月25日 | 地下帝国「ヨミ」編2 バン・ボグート | 西森章 | 平田豊 | 三浦和也 | 阪井圭太 | |
45 | 9月1日 | 地下帝国「ヨミ」編3 さよなら、ドルフィン | 政木伸一 | 石踊宏 | 渋谷一彦 | 繁澤隆 | |
46 | 9月8日 | 地下帝国「ヨミ」編4 地底へ! | 尾石達也 | 田中穣 | |||
47 | 9月15日 | 地下帝国「ヨミ」編5 魔神、発動 | おおそ独犬 | 下司泰弘 | 大森英敏 石川晋吾 | ||
総集編 | 9月22日 | 地下帝国「ヨミ」編特別編 黄泉の群像 ※映像ソフト未収録 | - | ||||
48 | 9月29日 | 地下帝国「ヨミ」編6 | 紺野直幸 | ||||
完結編〜Conclusion God's War〜序章〜 | |||||||
49 | 2002年 10月6日 | 第一幕・女神の | 小野寺丈 大西信介 | 寺東克己 | 江島泰男 | 栗原保雄 | |
50 | 10月13日 | 第二幕・光の | 西森章 | 石倉賢一 | 長森佳容 | ||
51 | 未放送 | 終幕・ | 安田賢司 | 田中穣 |
2010年10月5日から10月9日まで、千葉メッセで開催された『CEATEC JAPAN 2010』のパナソニックブースで上映された、短編3Dアニメ。スタッフは以下のとおり。
2012年10月27日に劇場公開された、神山健治監督によるフル3DCGIアニメーション映画。
『サイボーグ009VSデビルマン』の題名で、2015年10月17日よりイベント上映という形式で2週間限定公開。
CYBORG 009 CALL OF JUSTICE | |
---|---|
監督 | |
脚本 |
|
原作 | 石ノ森章太郎 |
音楽 | 池頼広 |
主題歌 | MONKEY MAJIK「A.I. am Human」 |
編集 | 三浦亜矢子 |
制作会社 | SIGNAL.MD、OLM Digital, Inc. |
製作会社 | 石森プロ、Production I.G |
配給 | 東宝映像事業部 |
公開 | |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
『CYBORG009 CALL OF JUSTICE』(サイボーグゼロゼロナイン コール オブ ジャスティス)は、「サイボーグ009」の映像化50周年を記念して制作されたフル3DCGアニメーション。2016年11月25日より、全3章が2週間限定で順次上映された。2017年2月よりNetflixにて劇場版3部作を全12話に再編集して配信されている。
話数 | サブタイトル |
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1 | 嵐の来訪者 |
2 | 祝福されざるもの |
3 | 見えざる力 |
4 | ガーディアンズ強襲 |
5 | 惑いの家 |
6 | 幻想という名の希望 |
7 | 分岐点 |
8 | 皇帝 |
9 | 進化のパラドックス |
10 | 星に願いを |
11 | 誰が為に |
12 | 光りの彼方へ |
『コミッククリア』にて2016年12月9日からWeb漫画配信。
2019年2月にニューギンよりパチンコ『CR CYBORG009 CALL OF JUSTICE』が導入。
テレビ朝日系列で放送されている深夜帯バラエティ番組『お願い!ランキング』(2009年 - )にて、石森プロ公認・協力のもと、原作のデザインに文房具の意匠を加える形で作られたパロディキャラクター。同年3月より不定期に、アイデアものの文房具を紹介するコーナーに登場している。
同年8月には、このキャラクターを用いたショートアニメも数編放送された。ただし簡易アニメなので、ほとんど動かない程度のもの。脚本の新海岳人を除き制作スタッフは非公表。以降も不定期に放送されており、YouTube『お願い!ランキングSP』チャンネルでも第1話 - 第14話が期間限定で公開されていた。
簡易なキャラクター解説も併せて記載。彼らは「ブンボーグ戦士」と称し、悪の組織「ブンボーゴースト団」と戦っている。
以下、特記のない限り発売元は東映ビデオ。
NET系列 金曜19:30 - 20:00 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
大魔王シャザーン (1968年1月12日 - 3月29日)
| サイボーグ009 (第1シリーズ) (1968年4月5日 - 9月27日) | 河童の三平 妖怪大作戦 (1968年10月4日 - 1969年3月28日) |
テレビ朝日系列 火曜19:00 - 19:30 | ||
宇宙海賊キャプテンハーロック (1978年3月14日 - 1979年2月13日) | サイボーグ009 (第2シリーズ) (1979年3月6日 - 1980年3月25日) | 人気アニメ大行進 (1980年4月15日 - 7月1日)
|
テレビ東京系列 日曜18:30 - 19:00 | ||
ウッディー・ウッドペッカー (2001年7月1日 - 10月7日) | サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER (2001年10月14日 - 2002年10月13日)
| 世の中ガブッと! (2002年10月20日 - 2004年12月26日) |
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