富山県(とやまけん)は、日本の中部地方に位置する県。県庁所在地は富山市。
とやまけん 富山県 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 中部地方(北陸地方) | ||||
団体コード | 16000-8 | ||||
ISO 3166-2:JP | JP-16 | ||||
面積 | 4,247.54km2 (境界未定部分あり) | ||||
総人口 | 1,002,090人[編集] (推計人口、2024年3月1日) | ||||
人口密度 | 236人/km2 | ||||
隣接都道府県 | 新潟県 長野県 岐阜県 石川県 | ||||
県の木 | タテヤマスギ | ||||
県の花 | チューリップ | ||||
県の鳥 | ライチョウ | ||||
他のシンボル | 県の獣:ニホンカモシカ 県の魚:ブリ、シロエビ、ホタルイカ 県の歌:富山県民の歌 マスコット:きときと君 | ||||
富山県庁 | |||||
知事 | 新田八朗 | ||||
法人番号 | 7000020160008 | ||||
所在地 | 〒930-8501 富山県富山市新総曲輪1番7号 北緯36度41分43秒 東経137度12分41秒 / 北緯36.69531度 東経137.21131度 東経137度12分41秒 / 北緯36.69531度 東経137.21131度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
■ ― 市 / ■ ― 町 / ■ ― 村 | |||||
特記事項 | 越中国 | ||||
ウィキポータル | 日本の都道府県/富山県 | ||||
ウィキプロジェクト |
中部地方の日本海側、新潟県を含めた場合の北陸地方のほぼ中央にある。
富山県は、北方を日本海(大半は富山湾)、他三方を山脈で区切られている。令制国の越中国と領域を同じくする。
東の新潟県との県境は難所親不知として知られる。長野県との県境には飛騨山脈(北アルプス)が聳える。石川県との県境北部は宝達丘陵、南側は岐阜県などにまたがる両白山地である。南の岐阜県境には飛騨山脈や飛騨高地が控える。
山に囲まれているものの、西は倶利伽羅峠辺りで加賀国(現在の石川県南部)以西と結ぶ北陸道が通り、経済的・文化的結び付きは強い。戦国末期には越中の佐々成政と加賀の前田利家が争った。その後、羽柴秀吉(後の豊臣秀吉)によって越中は利家の子前田利長に与えられ、江戸時代の越中は加賀藩とその支藩である富山藩に統治されていた。廃藩置県では一時的に富山県(旧県)及び新川県が成立するも、人口が過小と見なされたことと歴史的経緯により、石川県に併合されてしまう。しかし、石川県議会では富山の水害復旧が放置された上に必要経費を石川側が独占する(県庁所在地の金沢の都市基盤整備などを優先する)形となり、治水はおろか生活や教育も苦しい状況となっていた。このような富山軽視の姿勢が目立ったことから分県運動が起こり、旧越中国全域が分離独立する形で現在の富山県が成立した。
岐阜県境の山間部には「白川郷・五箇山の合掌造り集落」として世界遺産(文化遺産)に登録されている五箇山、立山信仰などの山岳信仰で有名な立山連峰、山岳観光ルートの立山黒部アルペンルートなどがあり、日本で唯一氷河が現存する。隣接する岐阜県北部の飛騨地方は、山々に遮られる形で岐阜市や名古屋市との交通の便が悪く、比較的近距離である富山県南部との経済的・文化的な結び付きが強い。そのため、富山(越中)と飛騨をあわせて飛越地方と呼ばれる事がある。
北に面する富山湾は「世界で最も美しい湾クラブ」に加盟している。国際拠点港湾の伏木富山港は、北陸工業地域や環日本海貿易の拠点として発達した伏木港、富山港、富山新港の総称である。また、魚津、滑川、氷見などでは豊富な海産物が水揚げされる。うち、魚津から滑川にかけてはホタルイカの群遊海面、蜃気楼の見える海岸で有名である。
石川県からの独立を果たした明治から産業の発展が続き、北陸工業地帯を形成。YKKや三協立山など大手金属製品メーカーの発祥の地として知られる。北陸3県を中心に展開する北陸銀行や北陸電力などの本拠地でもある。
既に世界遺産(文化遺産)に登録されている「白川郷・五箇山の合掌造り集落」のほか、「近世高岡の文化遺産群」と「立山・黒部~防災大国日本のモデル-信仰・砂防・発電-~」の世界遺産(文化遺産)登録を目指す動きがある。「立山・黒部」については自然遺産、あるいは複合遺産としての登録を目指す可能性もある。
方言としては富山弁がある。地域によって、呉羽山周辺を境とする呉東方言と呉西方言、魚津弁などに分かれる。富山弁は北陸方言に属し、特に石川県の能登弁と類似性がある。「新鮮、生き生きとした、気力のある」を意味する「きときと」をはじめ、『広辞苑』に収められている言葉もある。
前述の「きときと」と表現される魚介類に加え、名水百選、平成の名水百選にそれぞれ県内から4か所が選ばれるなど、名水の産地として知名度が高い。
アクセントにおいて、「富山」の地名は、全国的には「とやま」と発音されるが、富山県全域、新潟県の上越市以西および岐阜県飛騨地方北部では「とやま」と平板に発音する。また、石川県加賀地方では「とやま」と発音する(太字はアクセントを置く部分)。
「富山」の地名のルーツについてはこちらを参照のこと。
国土地理院の全国都道府県市区町村別面積調によると、富山県の面積は4247.54平方キロメートルである。 国土地理院地理情報によると、富山県の東西南北それぞれの端は以下の位置である。加えて、および県境未確定地域に仮の境界線を入れて求めた重心も併記する。また統計局の平成27年国勢調査によると、人口重心は富山市呉羽本町付近にある。
長野県(旧信濃国)との間には険しい山脈(北アルプス、特に東寄りの後立山連峰)が聳える。踏破が容易でないが、江戸時代には加賀藩が奥山廻りを派遣して、地理の調査や信濃側からの材木盗伐取り締まりを行った。現代では登山者が多く、また1971年には富山県と長野県を直接結ぶ立山黒部アルペンルートが開通した。豪雪地帯であるため冬季は閉鎖されるうえ、マイカー規制などがあり、主にバスによる観光ルートとして使われる。登山やアルペンルート以外では、新潟県西部(糸魚川市や上越市など)を経由すれば、自動車や鉄道で長野県と行き来できる。
県の中部には、概ね複数の河川が形作った沖積平野の富山平野が広がる。山麓部には複数の川の扇状地が重なり合ってできた「複合扇状地」が見られる。
氷見市など県北西部は、能登半島の付け根の東側に当たる。
ジオパーク
国立公園
国定公園
県立自然公園
県定公園
富山県は日本海側気候であり、県内全域が豪雪地帯(一部地域は特別豪雪地帯)に指定されている。夏はフェーン現象の影響で気温が上がり、高温多湿。標高の高い南部の山岳地帯は亜寒帯湿潤気候に属し寒さが厳しい。特に立山連峰は世界有数の豪雪地帯であり、立山および剱岳周辺には、氷河が確認されている。 しかし近年では、暖冬傾向にあり、降雪日数は減少してきている。
平年値 (月単位) | 沿岸部 | 内陸部 | |||||||||
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氷見 | 高岡市 伏木 | 富山 | 魚津 | 朝日町 泊 | 富山市 秋ケ島 | 上市 | 富山市 八尾 | 砺波 | 南砺市 南砺高宮 | ||
平均 気温 (°C) | 最暖月 | 25.4 (8月) | 26.3 (8月) | 26.1 (8月) | 25.5 (8月) | 26.1 (8月) | 23.9 (8月) | 25.6 (8月) | 25.4 (8月) | 25.0 (8月) | |
最寒月 | 2.1 (2月) | 2.6 (2月) | 2.5 (1,2月) | 2.4 (2月) | 3.0 (2月) | 0.2 (2月) | 1.8 (2月) | 1.8 (2月) | 1.6 (2月) | ||
降水量 (mm) | 最多月 | 245.3 (12月) | 249.4 (12月) | 255.4 (1月) | 265.8 (7月) | 295.5 (11月) | 330.9 (7月) | 304.7 (1月) | 265.8 (1月) | 302.3 (1月) | |
最少月 | 111.1 (4月) | 115.7 (4月) | 122.5 (4月) | 145.5 (4月) | 141.2 (4月) | 181.7 (4月) | 127.4 (4月) | 115.6 (4月) | 126.6 (5月) |
伝統的に富山平野の中央部にある呉羽丘陵を境に東を呉東(ごとう)、西を呉西(ごせい)と呼んでいた。現在では市町村界によって区切った県東部・県西部という名称も使われている。おおむね呉東・呉西に一致するが、富山市の呉羽地区及び婦負(ねい)地区(旧婦負郡)の一部は呉西でありながら県東部に属する。また、富山市婦負地区は、かつて気象庁の地方区分では県西部(西部婦負)に属していたが、行政区分との統一を図るため2006年3月1日より同市他地区と同じ県東部(東部南)へ管轄変更となった。
県東部から新川地区と富山地区、県西部を高岡・砺波地区とする3区分と南北に更に高岡・射水地域と砺波・小矢部地域として4エリアにする表記がある。
本県には10市(2郡)4町1村の計15の自治体がある。自治体数15は47都道府県の中で最も少なく、最も多い北海道(179)のおよそ12分の1である。「町」の読みはすべて「まち」だが、地元の人々の中で「ちょう」と読む人が多くいる。「村」の読み(舟橋村一村のみ)は「むら」。また、富山県内の自治体におけるウェブサイトのURLは、富山県のサイトも含めすべてwww.(市町村区別).(自治体名).toyama.jpとなっており、lg.jpを採用する自治体がない唯一の都道府県となっている(富山県公式ウェブサイト 県内の市町村情報も参照)。
富山県は都市雇用圏として県全体が富山都市圏に属している(2015年)。都市圏の中心である富山市とその周辺自治体は人口減が緩慢だが、県西部・東部は減少率が高く県下第二の都市である高岡市さえも例外ではない。
増加 5.0 - 7.49 % | 減少 0.0 - 2.5 % 2.5 - 5.0 % 5.0 - 7.5 % 7.5 - 9.99 % |
富山県と全国の年齢別人口分布(2005年) | 富山県の年齢・男女別人口分布(2005年) |
■紫色 ― 富山県 ■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 |
富山県の人口の推移 | |
総務省統計局 国勢調査より |
県内順位 | 都市 | 地域区分 | 人口 | 県内順位 | 都市 | 地域区分 | 人口 | |||
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1 | 富山市 | 呉東地方 | 405,251人 | 6 | 氷見市 | 呉西地方 | 40,892人 | |||
2 | 高岡市 | 呉西地方 | 160,800人 | 7 | 魚津市 | 呉東地方 | 38,349人 | |||
3 | 射水市 | 呉西地方 | 89,257人 | 8 | 黒部市 | 呉東地方 | 38,382人 | |||
4 | 南砺市 | 呉西地方 | 44,983人 | 9 | 滑川市 | 呉東地方 | 31,857人 | |||
5 | 砺波市 | 呉西地方 | 47,006人 | 10 | 小矢部市 | 呉西地方 | 27,698人 | |||
2017年12月 現在 |
地方債等の残高
地方債等の合計 1兆1120億円 (連結会計)
富山県内における広域行政の主な形態は以下の通り。
富山県は古来より米所であった。特筆すべき資源として、豊富な水資源とそれを利用した水力発電がある。富山県は明治から昭和にかけてこの電力を生かして第一次産業から第二次産業、つまり日本海側屈指の工業地域北陸工業地域へと産業シフトを果たした。第三次産業の情報処理業はインテックなど企業向けの事業者がバックボーンである。一方で美術(アート&デザイン)への関心が比較的高く、多くの美術館や、地方としては珍しいアニメ制作会社(P.A.WORKS)がある。
農地は減少傾向にあるが、耕作地における水田率は全国1位 (95.9%)。明治時代から続く砺波地区やその後に発展した入善地区おいてはチューリップの栽培が盛んであり、異彩を放っている。北部に占める富山湾の恩恵により、漁業も盛んであったが、近年は定置網漁を除く、その他の漁業は衰退の傾向にある。しかし、国民のグルメ指向と輸送時間の短縮化により、従来は移送が不可能であったシロエビなど、今まで売れなかった商品が注目されている。
富山県は日本海側最大の工業集積地であり、北陸工業地域の中核である。ライフラインや銀行の本店があり、北陸経済の重要な拠点となっている。
立山連峰の豊富な水資源と水力発電を利用して産業が発達している。特に電気料金は北陸電力が日本で最も安い電気料金を実現しており、多量の電気を必要とするアルミニウム精錬とその関連産業が栄えてきた。臨海部を中心として石油精製、重化学工業、各種電気製造が発達している。特定重要港湾の伏木富山港では大量の原料の輸入と製品の輸出が行われている。
「越中の薬売り」の伝統から医薬品の製造・販売が盛んである。製薬業は景気後退や高齢化の進行に強い。ジェネリックブームの恩恵もあり、平成不況の中でも安定している。
県外への輸出は伝統的に富山の売薬やブリ街道が有名である。古くから北前船で知られる日本海側貿易の中継拠点であったが、現代ではさらに環日本海貿易の拠点として発達し、中古車などの取引拠点となっている。
県内商業としては伝統的には富山市の総曲輪(そうがわ)などの中心市街地が栄えていた。近年では車社会化(モータリゼーション)が進行し、幹線道路沿いの郊外店が主流となっている。それに伴い大型店舗化が進行している。富山市と高岡市の商圏は県内のみならず岐阜県飛騨地方や新潟県上越地方をも収めるが、隣県の石川県金沢市の商圏と競合関係にある。
道路整備率は75.7%(2006年)と全国で最高水準にある一方で、混雑率は大都市圏よりはるかに低い(1,079台/124時間)。
JRグループ旅客2社の路線と、旅客営業を行っている私鉄事業者が5社ある。2023年現在、日本の都道府県では唯一、県内のすべての自治体に鉄道駅が存在する。モータリゼーションの進行で在来線が衰退傾向にある一方で、ライトレール専用路線が新設されるなど先進的な試みもなされている。
2015年には北陸新幹線が金沢駅まで延伸開業したことで、県内では黒部市に黒部宇奈月温泉駅、富山市に富山駅、高岡市に新高岡駅の各駅が設置された。これに伴い、JR在来線幹線であった北陸本線は県内の全区間があいの風とやま鉄道に経営分離されたため、元々JR路線のない沖縄県を除く46都道府県で唯一、JR在来線の幹線が存在しない県となり、JRの在来線で複線区間と電化路線が存在しないのも徳島県、高知県に次ぐ3県目になった。
なお、県内を通る普通列車の本数は富山市近郊を除いて毎時1本以下。
西日本旅客鉄道(JR西日本)
東海旅客鉄道(JR東海)
日本貨物鉄道
あいの風とやま鉄道
富山地方鉄道
万葉線
黒部峡谷鉄道
立山黒部貫光
関西電力
富山湾に設けられた湾港群は、古くより沿岸貿易路の中継拠点であった。現代では環日本海貿易のハブ(中継路)として、そして北陸工業地帯と世界をアクセスする。
富山湾は黒潮親潮の潮境が生み出す豊穣な漁場であるため、漁港としても重要である。
富山県は全国紙の発行本社が東京本社・大阪本社とそれぞれ別になっている。
富山県・石川県のほとんどのコミュニティ局は新聞社系列となっており、富山ではより顕著になっている。
上記の大半が富山県ケーブルテレビ協議会加盟局であり、あわせて県内世帯カバー率100%を達成している。また、全局で石川県の北陸朝日放送(ANN系)が区域外再放送により視聴可能だが、TXN系列局は再放送が行われていない。
貯蓄率は高く、「越中の一つ残し」と言われるほどである。「自分の家を持って一人前」という風潮があり、持ち家率は全国最高である。さらに家のサイズ(延べ床面積)も全国一大きい。
子弟の教育にも熱心な傾向があり、全国学力調査など教育関係の統計で、上位に位置することが多い。
大家族傾向があるため、世帯収入が全国最高水準である。逆に生活保護家庭の割合は極端に低く、全国ワーストである。
乳幼児を祖父母などに預けることが比較的容易なこともあって、共働き率が全国最高水準である。石川の「嫁は越中から貰え」という格言は、富山の女性は働き者とされるところからきている。コロッケの消費が多いのも共働きが多いからとされる。
「サラリーマン小説」を得意にした富山市出身の源氏鶏太は「富山県人である宿命」(『わが文壇的自叙伝』集英社)に同窓会に出てみんな泥くさいとし「私自身、極めて泥くさい人間であることを知っているし、それが富山県人の特性であると信じている。ただし、あえて弁解すれば、泥くさいということは、軽薄でないということだ」と書いている。
富山で過ごしたことがある宮本輝『天の夜曲 流転の海・第四部』には主人公の友人・久保敏松が富山人というのは、地味ではあっても、進取の気概を内に秘めていて、粘り強く自分の仕事に工夫を凝らすという特質を持っているような気がする、という。
この勤倹克己を地で行くような県民性は、安田財閥で安田講堂に名を残す安田善次郎や、浅野財閥の浅野総一郎、ホテルニューオータニの大谷米太郎のような経済的成功者を多く生み出してきた。
海産物を好む食文化を持っており、魚介類の消費額が全国一多い。特にコンブ、ブリ、イカの消費額が群を抜いて大きい。
北陸地方は一向一揆で知られる浄土真宗が盛んで、歴史的にも富山県民の価値観にも強い影響を与えてきた。たとえば堕胎・間引きを忌んだことから、江戸時代から人口増加率が特に高く、全国に移住者を出していた。関東での銭湯経営者に新潟県と共に富山県出身者が多い理由は、これは厳しい仕事だからとされる。北海道開拓においても、富山県出身者が有意に多く、北方領土からの引揚者も北海道に次ぎ2番目に多い。北陸銀行も北海道各地に支店が存在し、北海道銀行とほくほくフィナンシャルグループとして経営統合するに至った。
県内の広範囲から見られる立山連峰は、山岳信仰の舞台になっていて立山は富士山・白山と共に日本三霊山の一つである。
プロ野球の父と呼ばれる正力松太郎の出身地であることや、『読売新聞』の発行部数が多いことなどから読売ジャイアンツ(巨人)のファンと、『北陸中日新聞』の発行エリアであることから中部地方唯一のNPB所属球団である中日ドラゴンズのファンが多いと言われる。ちなみに、フジテレビアナウンサーの石本沙織は巨人ファン、千葉ロッテマリーンズの石川歩は中日ファン、元鹿島アントラーズの柳沢敦は阪神タイガースファンを公言している。これは、「富山県民は人と違うことをしたがらない」とされる県民性があるからである。
県民性に関する本の多くは浄土真宗信者の勤勉さと家族の絆、富山の売薬によるパイオニア精神などを通して、勤勉でありながら、結婚式などのライフイベントでお金を蕩尽する部分にフォーカスしている。NHKなどの県民調査では石川県とのライバル意識が強いとされる。
富山県が友好関係を有する地域は以下の通り。
このほか、製薬産業が盛んな共通点で協力するため、スイスのバーゼル=シュタット準州、バーゼル=ラント準州と交流協定を結んでいる。
太字は映画化またはテレビドラマ化された作品。
行政
観光
先代 富山藩 | 行政区の変遷 1871年 (第1次富山県) | 次代 新川県 |
先代 石川県の一部 (越中国) | 行政区の変遷 1883年 - (第2次富山県) | 次代 ----- |
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