日比麻音子: 日本のアナウンサー

日比 麻音子(ひび まおこ、1993年7月5日 - )は、TBSテレビのアナウンサー。

ひび まおこ
日比 麻音子
プロフィール
愛称 日比ちゃん、日比姉(ひびねえ)、日比みょん
出身地 日本の旗 日本 東京都大田区
生年月日 (1993-07-05) 1993年7月5日(30歳)
身長 158cm
血液型 O型
最終学歴 青山学院大学文学部英米文学科
勤務局 TBSテレビ
部署 総合編成本部 アナウンスセンター
活動期間 2016年 -
ジャンル 情報
公式サイト 日比麻音子
出演番組・活動
出演中Nスタ』(金曜日)
アフター6ジャンクション2
(第4週を除く火曜日)
王様のブランチ
(隔週土曜日)
オオカミ少年
スポーツ中継(駅伝
おんな酒場放浪記
BS-TBS
ほか
出演経歴 後述
備考
活動期間はTBSテレビアナウンサーとしての期間のみ記載。

来歴

東京都大田区の出身で、幼稚園へ通っていた時期に大阪府内で暮らしていたほか、幼少期に『おかあさんといっしょ』(NHK総合教育)へ出演した経験を持つ。

保健体育教師である実母 の勧めで横浜雙葉小学校へ入学すると、内部進学で横浜雙葉中学校・高等学校にも在籍。小学校5・6年時には吹奏楽部、中学校・高校への在学中には演劇部で活動していた。

(『王様のブランチ』で新作映画の紹介企画を長年担当している)LiLiCoが洋画の主演俳優へのインタビューに英語で臨んでいる姿へ憧れていることや、実母の影響で英語教師を志していたことなどを背景に、青山学院大学文学部英米文学科へ進学。大学でも演劇部での活動を検討していたが、実際には学内のESSに入って、3年時(2014年)から副部長を務めた。また、1年時(2012年)にオックスフォード大学への短期留学を経験したほか、3年時に「第48回東京国際大学ウィラメット大学杯学生英語弁論大会」で優勝している。

大学生時代に中学校・高等学校の教諭1種免許を取得したが、3年時にESSの活動でNHKワールド JAPANのスタジオを見学したことなどがきっかけで、アナウンサーになることを本格的に志望。さらに、この時期に参加した「ミス青山コンテスト2014」(詳細後述)で「2014 準ミス青山学院大学」に選ばれたことから、選出後には芸能プロダクションの「スプラウト」にも所属していた。TBSテレビのアナウンサー試験を受けた際には、同局で制作している『王様のブランチ』を「(採用されたら)担当したい番組」に挙げた。

大学卒業後の2016年4月1日付で、TBSテレビにアナウンサーとして入社。同期のアナウンサーは伊東楓2021年2月28日付で退社)と山本恵里伽で、入社式では、新入社員を代表して英語で挨拶した。新人研修を経てアナウンスセンターへ正式に配属されてからも、英語圏での出生・居住・活動経験を持つ著名人やアスリートに対して、担当番組のロケ取材や生中継向けに英語でのインタビューを単独で任されることが相次いでいる(詳細後述)。

TBSテレビのアナウンサーとしては、2016年8月19日の『ジェーン・スー 生活は踊る』(TBSラジオ)内の天気予報で、伊東・山本と共に「初鳴き」(番組デビュー)を経験。同年の10月改編から『はやドキ!』と『Nスタ』(平日版)へのレギュラー出演を始めたことを皮切りに、『報道特集』『Nスタ』(日曜版)『あさチャン!』でスポーツキャスターを担当している。また、『ひるおび!』でコーナープレゼンター、同番組の13時台や『ゴゴスマ -GO GO!Smile!-』(CBCテレビ制作)でニュースキャスターを一時務めていたほか、単発・レギュラーを問わず音楽・バラエティ系の番組へ出演することも多い(詳細後述)。TBSグループがブランドロゴを一新した2020年からは、「TBSブランディング大使」としても活動。同年4月からは、『From TBS』(関東ローカル向けに放送している番宣番組)のナビゲーターを、2年間にわたって単独で務めていた。

テレビのレギュラー番組では、『あさチャン!』が2021年9月30日で終了したことに伴って、翌10月1日から『Nスタ』(平日版)と『ひるおび』への出演を順次再開。毎週月・火曜日に『Nスタ』でニュースプレゼンター、毎週水曜日の『ひるおび』で11時台に「JNN NEWS」のキャスターを担当しているほか、2022年12月23日までは毎週金曜日に『ひるおび』の全編でアシスタントを務めていた。その一方で、2021年10月8日からは土曜日に『王様のブランチ』、2022年10月3日(月曜日)からは姉妹番組『プチブランチ』(同日から毎週月 - 木曜日に『ひるおび!』の前枠で放送を開始した関東ローカル向けの事前収録番組)の進行役も隔週で担当していた。

TBSラジオ制作の生ワイド番組では、2017年度の下半期(同年度まで設定されていたナイターオフ期間)のみ、『THE FROGMAN SHOW A.I.共存ラジオ好奇心家族』の金曜日にアシスタントとして出演。TBSラジオがプロ野球中継の自社向け放送業務から完全に撤退した2018年度以降は、前年度までのナイトゲーム中継基本放送枠(18:00 - 21:00)に通年で編成された『アフター6ジャンクション』(『アトロク』)の水曜日で、2018年4月4日放送分から宇多丸RHYMESTER)のパートナーを務めている。第26回参議院議員通常選挙の投・開票日(2022年7月10日)には、国政選挙開票特別番組の司会を、『開票ライブ!参院選2022』(JRN・TBSラジオ報道特別番組)で(テレビを含めても)初めて担当した(荻上チキと共同で進行)。

スポーツ関連のテレビ番組・中継にも随時出演していて、国立競技場(第2代)のこけら落としイベント(2019年12月1日)では、先輩アナウンサーの安住紳一郎と共に特別番組(TBSテレビ系列独占生中継)の司会を担当。国立競技場などで2021年の夏季に開催された2020年東京オリンピックの期間中には、報道系アナウンサー の1人として、当時キャスターを務めていた『あさチャン!』と並行しながらTBSテレビ系列の競技中継や関連番組に連日出演していた。また、パリ・サンジェルマンFCフランスリーグ・アンに加盟するプロサッカークラブで略称は「PSG」)が2022年の7月下旬に日本国内で「PSG JAPAN TOUR」(Jリーグに加盟する川崎フロンターレ浦和レッズガンバ大阪との国際親善試合シリーズ)を開催した際には、来日記者会見(17日)の司会および、初戦に当たる20日(水曜日) の対フロンターレ戦(国立競技場)テレビ中継(TBSテレビ系列で全国放送)の「スタジオMC」と副音声の進行を担当。『S☆1』(週末に全国ネットで放送されるスポーツ情報番組)向けの事前収録企画として、「世界で初めて」とされるリオネル・メッシネイマールキリアン・エムバペ(いずれもパリ・サンジェルマンのメンバーとして来日した世界最高レベルのサッカー選手)が揃ってのインタビューも敢行した。

さらに、2021年11月28日開催のクイーンズ駅伝2021(第41回全日本実業団対抗女子駅伝)テレビ中継で、第2中継所の実況担当としてスポーツ中継の実況にデビュー(詳細後述)。TBS(テレビ・ラジオ兼営局)→TBSテレビのアナウンサーから駅伝中継の実況を任された女性は、日比が初めてである。翌年のクイーンズ駅伝(2022年11月27日)では、「TBS→TBSテレビが制作する駅伝中継では初めて」という女性アナウンサーだけの中継所実況を、後輩アナウンサーの篠原梨菜佐々木舞音とのリレー方式で成し遂げた(本人は第1・第4中継所を担当)。

なお、『Nスタ』では2023年1月6日から、月・火曜日のニュースプレゼンターと並行しながら金曜日の「総合司会」を井上貴博2017年4月6日から平日版の全曜日で担当してきた先輩アナウンサー)から継承(放送上の肩書は「金曜キャスター」)。他のレギュラー番組から『ひるおび』『プチブランチ』を卒業したうえで、月 - 木曜日で「総合司会」を続ける井上と同様に、ホラン千秋(青山学院大学での先輩に当たるフリーアナウンサー)とのコンビでメインキャスターの役割を担っていた。2023年3月27日から1年間は井上に代わって月・火曜日の「総合司会」も任されていたが、2024年の4月改編(3月29日)以降は、レギュラーの出演日を金曜日に限ったうえで「メインキャスター」を単独で担当。

ビールを初めとする飲酒を好んでいることを、TBSテレビへの入社直後からたびたび公言していて、『アトロク』『Nスタ』内の企画や同局アナウンサーとしての社外活動にも発展している(詳細後述)。2023年10月からは、第4週を除く火曜日に『アフター6ジャンクション2』(『アトロク』のリニューアル版)のパートナーを務める一方で、『おんな酒場放浪記』(大衆酒場での飲酒を伴うBS-TBSのロケ番組)に「酒場おんな」(リポーター)としてレギュラーで出演中。

趣味・特技

  • 趣味は散歩映画音楽演劇の鑑賞、日本内外の美術館巡り、羊毛フェルトなどを使った手芸トイデジカメを使った写真撮影。美術館巡りでは「鑑賞した作品のポストカードを3枚だけ購入する」というルール(「3枚ルール」)を自主的に課していて、『アトロク』のリスナーなどにも「3枚ルール」の実践を推奨している。
  • 中学生時代からの愛読書に『若草物語』、好きな映画に『小さな恋のメロディ』『20センチュリー・ウーマン』『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』 など、好きな演劇作品に蜷川幸雄野田秀樹原作の戯曲 を挙げている。さらに、『ストーリー・オブ・マイライフ』へ出演したティモシー・シャラメの大ファンであることや、グレタ・ガーウィグ(同作品で監督を務めた俳優)を世界で最も尊敬していることを『アトロク』で公言。2023年には、ガーウィグとシャラメに対する独占インタビューが、東京で相次いで実現している。
    • 横浜雙葉学園の演劇部で作品の演出や大道具の製作にまで携わっていたほか、脚本の執筆にも挑んでいた高校演劇詳細後述)への関心はアナウンサーになってからも高く、パートナーを務める『アトロク』の水曜日では高校演劇特集を2019年から定期的に放送。本人も、演劇の経験を背景に、同番組や所属部署(TBSテレビアナウンスセンター)の企画で朗読を相次いで披露している。さらに、2023年には「TBSアナウンサーによる絵本読み聞かせイベント」を発案。所属部署と(同局の本社が所在する)東京都港区の連携事業として、ゴールデンウィーク期間中の5月3 - 5日に同区内の「ブランチパーク」(『王様のブランチ』のプロデュースによるレストラン)で実際に催されているほか、自身も一部の日に絵本を朗読している。
    • 2020年には、「学生時代から馴染みの深い」という横浜市元町山手エリアを舞台に「海外から訪れたファッションモデルになったつもりで、『演技魂』を燃やしながら撮影に臨んだ」というグラビアが、『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)2月10日号の巻頭を飾った。
  • 「英語学習や高校演劇からの延長で、青山学院大学へ進学してからは、世界に向けた映像の制作にも関心を持つようになった」とのことで、TBSテレビへの入社が内定してからは一時、TBS DigiCon6TBSホールディングスの主催で2000年から東京で年に1回開かれている短編映像の国際映画祭)の「DigiCon ASIA」運営事務局でアルバイトスタッフとして英訳などの事務に従事していた。アナウンサーとして正式に入社してからは、受賞作品の上映会と「JAPAN Awards」(日本国内からの応募作品に対する授賞式)の司会を2019年、BS-TBSで放送される関連番組の進行役とナレーターを2021年から務めている。
    • 『アトロク』の水曜日でも、2020年から「DigiCon JAPAN」に関する特集を「JAPAN Awards」開催の翌月(11月)に放送。「授賞式の司会を任されてからは、応募作品の一次審査にも携わっている関係で作品をすべて見ている」 とのことで、『アトロク』の特集やBS-TBSでの関連番組では、「大学生時代からのDigiCon6ファン」の立場でとりわけ印象に残った受賞作品も自ら紹介している。2022年9月には、「数年越し」という自身の希望に沿ったコラボレーション企画で、『骨噛み』(2021年の「Digicon Asia」グランプリ作品)の劇場公開に合わせた音声ガイドの制作作業へ従事(詳細後述)。
  • 特技は「幼稚園から高校時代まで10年以上にわたって習っていた」というピアノの演奏 で、TBSテレビ入社後の2020年10月からは、『スイモクチャンネル』(BS-TBS)内のカラオケ企画「女子アナが本気で歌ってみた」に後輩の宇賀神メグ篠原梨菜野村彩也子(いずれも当時は自身と同じく『あさチャン!』のレギュラーアナウンサー)・近藤夏子と参加。『スイモクチャンネル』シリーズにレギュラーで出演していないにもかかわらず、自身の歌った『ドライフラワー』(男性シンガーソングライター・優里の楽曲)の収録音源が、『スイモクちゃんねる』に改題後の2021年4月から最終回(同年9月23日)までエンディングで流れていた。
  • TBSテレビへの入社後は、数々の番組でスポーツキャスターを歴任。2021年からは、クイーンズ駅伝のテレビ中継を皮切りに、スポーツ中継の実況にも取り組んでいる。実母は100メートルハードル走の選手として初代国立競技場のトラックを走った経験の持ち主 だが、日比本人は横浜雙葉学園への在学中に演劇と並行しながらソフトボールに6年間興じていた一方で、運動があまり得意でないことを自認。入社当初のプロフィールで「特技」の1つに挙げていたソフトボール についても、実際には遠投だけにとどまることを、入社3年目(2019年1月)に『アトロク』で告白している。その一方で、同年の12月には「第47回ホノルルマラソン」に参加。翌2020年に放送される特別番組向けの密着取材を兼ねた参加で、フルマラソン初挑戦 ながら、6時間7分4秒というタイムで完走した。

人物・エピソード

  • 詳しい理由は不明だが、『アトロク』の水曜パートナーに就いた当初は、24歳年上の宇多丸から「国民の孫」という愛称を付けられていた。本人は「おばあちゃんっ子」であることを自認していて、実の祖母から多大な影響を受けているという。名前の「麻音子」も祖母から付けられていて、「の布のようにまっすぐ育ちながら、楽を愛でるになって欲しい」との思いが込められている。横浜雙葉小学校の5・6年時には、校内の吹奏楽部でユーフォニアムを演奏していた。

学生時代

  • 音楽大学の附属幼稚園 から横浜雙葉小学校への入学試験に専願で合格したこと をきっかけに、女子校である横浜雙葉学園へ12年間にわたって在籍。男女の違いを意識させない教育環境の下で、学級委員長を長く務めていた。本人曰く、「『徳に於いては純真に 義務に於いては堅実に』という校訓を高校からの卒業後も肝に銘じている」とのことだが、在学中は「いわゆる『仕切りたがり屋』で自己愛が低く、『女性は女性らしくあれ』という世間の価値観にも馴染めなかったので、化粧やファッションにあまり興味がなかった」という。
  • 男女共学の青山学院大学へ進学した後に、友人から「お化粧したらもっと可愛く見えるのに」と言われたことをきっかけに、「自己愛を高めるための自分磨きや就職活動の一環」と割り切って「ミス青山コンテスト2014」 へ参加。参加に際しては「祖母からも背中を押された」 とのことで、参加後には「『(パーソナリティとしての)女性らしさを(他人が喜べる方向で)生かすことは楽しく、悪いものではない』と思えるようになった」と述懐している。
    • フジテレビアナウンサーの井上清華 は青山学院大学ESSでの2年後輩、2021年にアナウンサーとしてTBSテレビに採用された佐々木舞音は横浜雙葉中学校・高校での5年後輩に当たる。また、「ミス青山コンテスト2014」のファイナリストには1年後輩の山本里菜がいて、日比と同じくスプラウトへ所属した後に、2017年にアナウンサーとしてTBSテレビへ入社。2023年10月31日付で退社してからは、セント・フォース(スプラウトの親会社)でフリーアナウンサーとしての活動を事実上再開している。
      • 井上はフジテレビへの入社後に、「日比さんとは入学した当初から仲良くさせていただいていて、在学中にアナウンサーへの道を勧められた」と語っている。また、日比が大学生時代に教育実習で母校(横浜雙葉高校)の教壇へ立った際には、佐々木が2年生のクラスに在籍。自身のクラスを受け持っていなかったものの、当時の日比の姿をよく覚えているとのことで、日比も佐々木の入社を知らされた際に「我が母校の妹が(TBSに)来た」という表現で喜びを露わにしたという。

演劇との縁

  • 横浜雙葉小学校1年時の学芸会で「はじめての言葉」という前説を任されたことがきっかけで演劇に興味を持ち始めると、実母や自身を「はじめての言葉」へ抜擢した恩師の勧めで、横浜雙葉学園中等部の1年時から高等部の2年時まで校内の演劇部で活動。小学校の5年時に芸能事務所からのスカウトを受けたほか、高等部の1年時に校外での演技レッスンへ1年ほど参加するなど、一時は舞台俳優を本格的に志していた。実母の同僚にオペラ歌手がいた縁で、5歳の頃には、この歌手に勧められて『蝶々夫人』(石川県立能楽堂で上演されたオペラ)でドローレ(蝶々夫人の子)役を演じていたという。横浜雙葉学園は在校生の芸能活動を一切禁じているため、在学中は「高等部から大学へ入るまでは(舞台俳優への道に進むことを)我慢する」との姿勢を貫きながら、校内の演劇部で作品の演出を主に手掛けていた。
    • 横浜雙葉学園の演劇部では在校生以外の指導者を招かず、最高学年(高等部2年)の部員が中等部へ在学する部員まで自主的に指導する体制で運営しているため、週2 - 3回ペースの活動ながら部員間の上下関係が非常に厳しいとされる。自身も「在籍中は(野田・蜷川の演出による作品や演劇集団キャラメルボックスの舞台公演を学生向けの料金でよく鑑賞していた影響で)『演出はこうあるべきだ』と考えるあまり、後輩の部員に厳しく接していた」とのことで、高等部1年時の2009年に(例年は演劇部が参加している)全国高等学校総合文化祭の地方予選が2009年新型インフルエンザ感染拡大の影響で開かれなかったこともあって、TBSテレビへの入社後に臨んだ『高校演劇ZINE』向けのインタビュー(詳細後述)では「演劇部に在籍していた時期は(性格や境遇の面で)暗黒時代」と表現している。
    • 上記の経緯から、高等部の卒業を前に、演劇へ本格的に取り組める大学を受験。青山学院大学への入学直後には、演劇部での活動を検討していたほか、小学生時代にスカウトを受けていた芸能事務所の門を再び叩いた。しかし、「大学の演劇部で活動するには、(観客のことを気にしなくても自己満足で演じていられた)高校演劇時代の意識を(観客のことを常に考える)『大人の演劇』向けに変えることを覚悟しなければいけない。自分はそのような『大人の演劇』の世界へ呼ばれておらず、演劇サークルへ入ったとしても演劇部ほど演技へ真摯に向き合えそうもないので、(『自分が演技や運営に携われる』という意味での)高校演劇はもう終わった」と実感した末に、「(演劇と並行しながら関心を向けていた)英語でのスピーチでも舞台でスポットライトを浴びられる」との理由でESSへ入ることを決めたという。
    • TBSテレビへ入社してからも、『アトロク』の水曜日で入社4年目(2019年)の夏に「高校演劇特集」が初めて放送されるまでは、演劇への関心や前述した経験をあえて公にしなかった。本人曰く「『(自分には入るほどの踏ん切りが付かなかった大人の)演劇で活動している方々に申し訳ない』との思いをひきずっている」ことによるもので、『アトロク』へのレギュラー出演を始めた頃には、「(生放送で積極的に話せることを)何も持ち合わせていない(と思い込んでいる)自分が、(番組全体のテーマである『カルチャー』への関わりが深い宇多丸やゲストと同じ)スタジオへ居ていいのだろうか?」と繰り返し自問していたという。
    • 『アトロク』が「高校演劇特集」の放送を始めてからは、「『自分には演劇(を語る資格)があるじゃないか』と思えるようになった」とのことで、高校演劇を支援する活動にも「青春を取り戻すような感覚」で個人的に協力。『高校演劇ZINE』向けのインタビューでは「(青山学院大学への進学後に)アナウンススクールへ一切通わないまま受けた(同局などの)アナウンサー採用試験では、高校演劇で身に付けたこと(発声の方法やストーリーを体現できそうな衣装の選び方など)や即興演劇の経験が大いに役立った」とも語っている。
    • 2023年には、報道・情報系番組のキャスターをレギュラーで任されているTBSテレビの女性アナウンサーから、先輩の江藤愛上村彩子と並んで『TBS NEWS DIG』のテレビCMに出演(当該項で詳述)。単独で臨んだ撮影に際して「演技」を求められていたが、本人曰く「元演劇部(員)なのに、ちょっとしたシーンの演技にも苦戦した」とのことで、撮影後には「役者さんへのリスペクトが高まるほどの経験になった」との感想を明かしている。

アナウンサーとしての志と矜持

  • 「よく小児科のお世話になっていた」という幼少期には医師、学生時代には英語を使う機会の多い職業(英語教師や商社員など)を志望していた。進路の選択肢にアナウンサーが加わったきっかけは、青山学院大学ESSでのスピーチ活動を通じて「世界中の社会問題に自分はどう向き合うべきか」と考えるようになったこと や、「自分が番組へ出演することによって、自分以上の『テレビ好き』や『ラジオ好き』である祖母を元気付けたい」との思いが募ったことにもよる。TBSテレビへの入社後に語ったところによれば、「祖母は(私から見ても)ものすごい働き者で、足の具合を悪くしていた時期にしか仕事を休まなかった。仕事を休んでいた時期には自宅で元気を無くしていたが、大好きなテレビを見ている時だけは楽しそうに見えた」という。
  • 憧れのアナウンサーは、TBSテレビの先輩アナウンサーでもあった長峰由紀(2023年3月に早期定年退職)と、『あさチャン!』で総合司会を務めていた夏目三久日本テレビ出身のフリーアナウンサー)。いずれのアナウンサーとも、TBSテレビの入社後にレギュラー番組で共演している。
    • 両親が共働きだった学生時代には、当時長峰と堀尾正明がメインキャスターを務めていた『Nスタ』を、帰宅してから1人で見ることが習慣になっていたという。一方の長峰は、日比のTBS入社に際して、上司の立場でアナウンス研修を統括。日比は研修後に『Nスタ』平日版へのレギュラー出演を始めたほか、長峰が日曜版のメインキャスターへ回った時期には、スポーツキャスターとして長峰と共演していた。『Nスタ』には、長峰がキャスターを退いた後にも、2021年10月から平日版(月・火曜日)へ再び出演。2023年1月からは、かつて長峰が担当していた金曜日のメインキャスターも務めている。ちなみに、長峰からは「(『アナウンサーでいられることに幸せを感じる』という意味で)満足したら(アナウンサーとしては)終わり」という金言を授かっているとのことである。
    • 夏目とは、2019年4月から2年半にわたって『あさチャン!』で共演していた。自身が2020年10月から全曜日(月 - 金曜日)へ出演するようになったことを機に、スポーツコーナーを単独で担当しながら、MCに近い役割で報道系の特集コーナー(同年12月までは「World特派員リポート」「ニュースQ」→2021年1月以降は「ニュース645」)を夏目と共に進行。最終回が放送された2021年9月30日(木曜日)をもって夏目が公の活動を終えることから、当日の放送中には、夏目の前で目を潤ませながら「(キャスター席の)お隣で(夏目と)御一緒できたことで、いつも凛としながらニュースに立ち向かっていく姿から、アナウンサーとしても女性としてもたくさんのことを学ばせていただきました。これからもずっと憧れの存在です。ありがとうございました」との言葉で感謝の意を伝えている。本人が『Nスタ』の金曜キャスター時代に述懐したところによれば、「(前述した役割については)覚悟もないまま何となくこなしてしまったところがあるので後悔している」とのことだが、「放送で語る言葉を一字一句までしっかり考えていた」という夏目の丁寧な姿勢と努力を間近で見られたことは「『Nスタ』のキャスターを務めるうえで大きな武器になっている」という。
  • TBSテレビへ入社してからは「『言葉の職人』として絶え間なく努力を続けることを教えられている」とのことで、(自身を含めた)女性アナウンサーが「女子アナ」と総称されることへの違和感を折に触れて吐露。入社6年目の2021年に臨んだ原田曜平 との対談では、「『女子アナ』という言葉の概念を更新したいという気持ち をずっと持ち続けながら、『局アナ(放送局の現職アナウンサー)として納得できる(次元で)自分なりの幸せを実現させること』や『後輩のアナウンサーに今後への道を示すこと』を目標に、『ひとりの女性として視聴者(やラジオ番組のリスナー)に信頼される』という意味で『きちんとした女子アナ』になりたい」との抱負を掲げていた。また、『ビッグコミックスピリッツ』へのグラビア掲載に向けたコメントでは、「『最新』のもの(映像作品、楽曲、漫画など)へ積極的に触れながら、(視聴者やリスナーの)皆さんから『この人の言葉はいつも自然体で、(言葉に)嘘がない』と思われるようなアナウンサーになりたい」との目標を披露。TBSテレビが2022年の新卒社員採用に向けて公式サイト内に開設した「社員紹介ページ」では、(開設の時点で現職の)女性アナウンサーを代表して日比を紹介したことから、「私なりの『誠実』を極めて」というメッセージを直筆で寄せた。
    • 原田との対談では、「昔(自分がTBSテレビへ入社する前の放送業界で)は『レギュラー番組を何本も持ちながら、帰宅できないほど寝る間を惜しんで働くこと』が『売れっ子アナウンサーの証明』とされていたが、今(自分の入社後)は『働き方改革』が(放送業界にも)浸透しているので、『テレビ番組へ多く出ていさえすれば良い』というわけでもないことを実感している。『テレビにとって勝負の時』であるようにも感じられる今は、自分の個性を活かしながら視聴者に共感や親近感を持っていただけるようなアナウンサーになるべきであって、その方が今のテレビ(番組に対する視聴者)の距離感と合っているように思う」とも語っていた。その一方で、「お酒(マナーや自分なりの適量をきちんと守りながらの飲酒)が『カルチャー(文化)』として好きであることを世間から認められたら、(飲酒とは無縁とされる)『女子アナ』の枠組み(固定概念)を一つぶっ壊した(更新した)ことになると思う」との私見も披露していた。
  • 2022年クイーンズ駅伝のテレビ中継で「女性アナウンサーだけの中継所実況」を篠原・佐々木と実現させた直後には、「『女子アナ』だからできないことなんてない 」という表現で、アナウンサーとしての挑戦を続ける意向を表明。2023年の1月からは、TBSテレビの現職女性アナウンサーでは初めて、『Nスタ』平日版の総合司会を任されている(当該項を参照)。同年には、『報道の日』(長時間の生放送を伴うTBSテレビ系列の年末特別番組)にも、『Nスタ』を代表して「情報プレゼンター」という役割で初めて出演。
    • 『Nスタ』金曜キャスターへの就任に際しては、開始の前月(2022年12月)までフジテレビ系列で放送されていた『エルピス-希望、あるいは災い-』(関西テレビ制作・月曜夜10時枠の連続ドラマ)において、メインキャストの長澤まさみが「浅川恵那」という役名で演じていたアナウンサー像を意識していることを『アトロク』で明言 。2023年の4月改編から月・火曜日にも総合司会を担当することに際しては、「仕事に対する不安や無駄な欲が落ちた分だけ、『(アナウンサーとして)長く走り続けたい』という気持ちが芽生えてきた。『(後輩の女性アナウンサーにとって)理想の存在』になれる自信はないけれど、これからは『職人』として(世間に)もっと認めていただけるような道を探りたいし、後輩にもそのような道を目指して欲しい」と語っていた。さらに、2023年末に「あの人のモチベーション 夢中論」(『スポーツニッポン』が毎週日曜日に掲載している人物特集シリーズ)向けの取材を受けた際には、「番組のスタッフから『女子アナらしさ』を求められても、『「女子アナ」ではなく、私(「日比麻音子」という個人)との仕事であることを考えて下さい』と問い掛けることによって、スタッフとの間に新たな会話が生まれる。そのような会話が(番組内における女性アナウンサーの扱いの改善や自分の)仕事の増加へつながるうちに、『番組にとって何が最善なのか?』ということを考えられるようになっていて、出演を新たに打診された番組によっては『自分より後輩(のアナウンサー)の方が合うのではないか?』と提案することもある」と明かしている。

TBSテレビアナウンサーとしての活動

  • 平日早朝のJNN全国ネット向け生放送番組であった『あさチャン!』には、2019年4月から水 - 金曜担当のスポーツキャスターとしてレギュラー出演を開始。2020年10月から最終回(2021年9月30日)までは、総合司会の夏目に準ずる役割で全曜日に登場していた。この期間にも、水曜日には『アトロク』へのレギュラー出演を継続。他の曜日でも、月曜日の夜間に『CDTV ライブ!ライブ!』で放送される生中継の進行、土・日曜日にスポーツ中継の進行やリポーターを随時任されていた。生放送のレギュラー番組へ出演しない日(または時間帯)にスポーツ関連の取材や(単発・レギュラーを問わず)バラエティ番組の収録へ臨んだり、生放送の特別番組(2020年から「お笑いの日」のクロージングプログラムに組み込まれた『キングオブコント』決勝の中継など)を進行したりすることも多い。
    • 『ひるおび!』のコーナープレゼンター時代に(当時女性の観客を抽選で入れていた)スタジオでの生放送中に披露していたプレゼンテーションについては、入社3年目に『有田哲平の夢なら醒めないで』(2019年2月5日放送分)の収録へ(山本里菜や当時の先輩を含む)4名の同僚アナウンサーと揃ってゲストで出演した際に、アシスタントの大橋未歩テレビ東京出身のフリーアナウンサー)から高く評価されていた。自分の思考をまとめる目的で大小2種類のメモを常に携えていたり、担当番組のスタッフに向けて折に触れて礼状や手紙を直筆で書いたりしているとのこと で、2020年から『キングオブコント』の決勝や『オオカミ少年』などのバラエティ番組で定期的に共演しているダウンタウンの浜田からも(MCを務める自身のアシスタントとして)一目置かれているという。
      • ファースト・ファイナルの2ステージ制で実施された『キングオブコント2023』決勝(2023年10月21日の「お笑いの日2023」内で生中継)では、浜田が場を盛り上げるつもりで、ファーストステージの冒頭から(審査委員長を務めるダウンタウンの相方・松本人志を含めた)共演者に対して悪態を何度も吐いていた。さらに、ファイナルステージでは、「浜田が開幕を告げてから進行台の裏へいったん退いたにもかかわらず、スタッフの準備が間に合わない」というハプニングが発生。日比が浜田を進行台へ呼び戻した直後には、生放送にもかかわらず、浜田が「俺(の仕切り方)が悪いみたいに(放送では)なってる! もうやらへん(MCをやらないぞ)!」という口調でスタッフをなじる事態にまで至った。これに対して、日比はスタッフの不手際を浜田や5人の審査員(松本・小峠英二山内健司秋山竜次飯塚悟志)に謝罪。そのうえで、芸人ばかりの審査員に対して「さっき(ファイナルステージの前に)ほとんど喋らなかった皆さん、どうですか(何か喋りませんか)?」と水を向けたところ、審査員ばかりか浜田の爆笑も誘った。浜田流の「公開説教」で緊迫していた決勝の場をこの一言で一瞬にして和ませるなど、日比による当意即妙の進行には、視聴者からも称賛のコメントが相次いで寄せられている。
  • TBSテレビの女性アナウンサーでは初めて、2020年4月から『From TBS』のナビゲーター(先輩アナウンサーの国山ハセン石井大裕の後任)に起用。当初の予定より長く(2年間)担当した後に、後輩アナウンサーの宇賀神・田村真子がナビゲーターをコンビで引き継いだ。
    • 日本国内には新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行が2020年の初頭から始まっていて、ナビゲーターの起用直後には、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言の下で不要不急の外出の自粛が要請されていた。このような事情で(通常実施している)TBS本社内での収録の目途が立たなかったことから、宣言の発出期間中には、自身が出演するシーンの動画を自宅で撮影。本人曰く「スマートフォンでの自撮り」であったが、撮影された動画は後日放送の映像に組み込まれた。
    • 『Nスタ』平日版ニュースプレゼンター担当初日(2021年10月4日)のJNN全国ニュースパートでは、メインキャスターの井上貴博から「今日から番組に加入するのは、『今夜のTBSは』(でお馴染み)のあのアナウンサーです」と紹介されたため、『From TBS』がTBS以外のネット局で一切放送されていないにもかかわらず、「『今夜のTBSは』として放送する場合の(前述した3秒メッセージに続く)コールと仕草を再現したうえで、全国の視聴者に向けて挨拶する」という一幕があった。
    • 本人がナビゲーターからの卒業(『Nスタ』金曜キャスターへの就任)後に述懐したところによれば、ナビゲーターを務めたことが「アナウンサーとしての転機になった」とのことで、「求められたもの(番組関係者や視聴者などからのリクエスト)に一生懸命応えていれば、次(の仕事)がやってくることに気付いてから気が楽になった」とも語っている
  • 2022年には、1月20日(木曜日)と11月16日(水曜日)にPCR検査を受診したところ、新型コロナウイルスに感染していることを示す陽性反応を確認。検査前に収録を済ませていた番組を除いて、担当番組への出演を暫定的に見合わせた。
    • 1月には、21日(金曜日)から10日間の自宅療養を経て、31日(月曜日)の同番組11時台「JNN NEWS」から生放送番組への出演を再開した。『アトロク』にも2月2日(水曜日)放送分から復帰すると、療養中の状況を放送中に詳しく報告。症状は本人曰く「喉の上部に痛みが出た程度」ながら、「喉が燃えている」といった感覚が5日間にわたって続いていたため、「(ニュースキャスターとして伝えてきた)『軽症』(に当たる症状)でも決して軽くはない」と実感したことも明かした。
      • 生放送番組へ復帰したタイミングは2022年北京オリンピック開幕(2月4日)の直前で、TBSテレビから伊藤隆佑上村彩子(いずれも当時は『S☆1』のスタジオキャスター)など3名のアナウンサーが、自局担当分の競技中継キャスターとして開催地の北京へ順次派遣。他のアナウンサーにも、自身と同様に新型コロナウイルスへの感染が確認される事態(『ラヴィット!』アシスタントの田村など)や、所轄の保健所から「(番組で共演した後に感染が確認された人物の)濃厚接触者」として判定される可能性が生じたことを受けて担当番組への出演を見合わせる事態(同番組に田村の代理で出演していた山本里菜など)が相次いでいた。このような事情から、復帰の翌日(2月1日)から北京オリンピックの閉幕直前(同月中旬)までは、本来の担当番組と並行しながら、当時上村がレギュラーで出演していた番組(『S☆1』や木曜日の昼前 - 夕方帯にテレビで放送される定時ニュース)、『アトロク』の金曜分、『ラヴィット!』などの生放送番組にも暫定的に登場していた。
    • 11月には、クイーンズ駅伝のテレビ中継(27日)に向けた取材準備の一環で16日の午前中にPCR検査を受診した後に、11時台の「JNN NEWS」を通常どおり担当。担当後(『アトロク』の本番直前)に陽性反応が確認されたことを受けて、同日の『アトロク』から生放送番組への出演や(翌週の放送分で進行役を務める予定だった)『プチブランチ』の収録への参加を見合わせた。実際には新型コロナウイルスへの感染が疑われる症状が検査前から出ておらず、厚生労働省が定める期間(無症状者の場合にはPCR検査の検体採取日から原則として7日間)での療養を経て、25日(金曜日)の『ひるおび』午前枠から生放送番組への出演を再開。クイーンズ駅伝については、当初予定していた取材の代わりにリモート方式で出場選手へのインタビューを重ねていたため、27日の中継で前年(2021年)に続いて中継所の実況を担当した。
  • 2024年に入ってからは、能登半島地震石川県能登地方で1月1日に発生)と花蓮地震「台湾」こと中華民国の東部で4月3日に発生)で甚大な被害を受けていたエリアを、『Nスタ』のメインキャスターとして発生の直後に相次いで取材。花蓮地震関連の取材リポートを目的に渡台していた4月4日(木曜日)には、花蓮市での取材中に三立新聞台(台湾のニュース専門チャンネル)向けの生中継へ出演すると、英語でのインタビューに英語で応じている。

スポーツキャスターからスポーツ実況へ

  • 2021年夏季の2020東京オリンピック開催期間中には、『アトロク』を休演する一方で、『あさチャン!』への全曜日出演を継続。夜遅くまで競技中継のリポートや(TBSテレビ系列では中継しない)競技の取材へ従事してから、数時間後(翌朝)に『あさチャン!』の生放送や別の競技中継内の「情報ステーション」(同系列で中継しない競技の最新情報を伝えるコーナー)へ出演することもあった(詳細後述)。
    • 2021年7月23日(金曜日)放送分の『ひるおび!』では、オリンピックの開会式を控えた(第2代)国立競技場の上空でブルーインパルス(航空自衛隊に所属する曲技飛行隊)による展示飛行が放送の時間帯(12時台後半)に実施されることが決まったことを受けて、(NHKを含めた)日本のテレビ局としては唯一の生中継を急遽敢行。競技場前特設スタジオからの中継で11時台(『JNN NEWS』の直前)から出演していた日比は、ブルーインパルスが飛行しながら5色のスモークで「五輪マーク」を空に描く光景を、中継と同じタイミングで地上(競技場に面した特設スタジオの窓)から実況する役割も任されていた。実際には競技場の上空が快晴だったものの、日比のいた窓際からは赤色のスモークの形跡が若干見えただけに過ぎず、本人曰く「視聴者の皆さんに申し訳ない」との思いからテレビカメラの前に向き直って頭を下げる羽目に陥った。
      • 本人は、オリンピック閉幕の3日後(2021年8月11日)に復帰した『アトロク』で、「五輪マークが見えた時のために、記録映像が(生中継の直後から)何度も放送されることを想定しながら、『東京の空に五輪の花が咲きました!』というフレーズを用意していた。それにもかかわらず、中継班が(飛行の直前に逐一伝えられていた)公式情報を基に予想していた地点の上空にマークが描かれていないことに気付いた瞬間、アナウンサーになってから初めて(放送中に呆気にとられて)言葉が出なくなった。実際にはスタジオの真上で五輪マークが描かれていたことを中継の後で(スタッフから)聞かされたのだが、自分が目にした『普通の空』はかえって忘れられない」と告白。さらに、「TBSテレビへの入社当初からの目標の1つだった東京オリンピック(の報道活動)に少しでも携われたことには感謝したいが、新型コロナウイルスへの感染が拡大している最中に開催されたので、実際には『(開催を歓迎するムードとは程遠い状況で競技や選手について視聴者に)どうやって伝えれば良いのか』と自問自答しながら言葉と向き合う日々だった」「感染拡大防止策の一環でメダリストへのインタビューを中継できる時間帯が早朝(TBSの場合には『あさチャン!』を放送中の7時台後半)の10分間に集中していた一方で、夕方から夜遅くまで競技中継への出演やインタビューへの準備に当たっていたせいか、東京にいながら(2019年の秋に世界陸上の中継リポートで)ドーハに滞在していた時よりも強い時差ボケ(のような感覚)に陥った」と述懐していた。
  • 2020東京オリンピックの開幕前にも、前述した世界陸上のドーハ大会に加えて、日本国内で開催されるクイーンズ駅伝・プリンセス駅伝(いずれも女子選手限定の大会)・ニューイヤー駅伝(男子選手限定の大会)のテレビ中継でリポーターや前座番組の進行を経験。駅伝中継の現場では、先輩のスポーツアナウンサー(佐藤文康熊崎風斗など)が準備を重ねた末に実況の重責を担う姿に敬意を抱く 一方で、後輩のスポーツアナウンサー(山本里菜と同期で入社した喜入友浩など)による実況への感想とアドバイスを本人に細かく伝えていた。さらに、東京オリンピックの開催期間中には、メディアの一員(TBSテレビの報道系アナウンサー)として入場を認められた競技会場で実況を聞いた際に「スポーツの実況には(新型コロナウイルスへの感染拡大防止策の一環で会場に入れず、会場のフェンス越しに選手へ声を掛けるしかなかった)御家族や観客の目や耳になれるほどの重みがある」と感じたという。このような経験から、「女性のアナウンサーがスポーツ(の現場で)中継に貢献できることは(前座番組や後座番組の進行・中継内でのリポート・選手や関係者へのインタビュー以外に)もっとあるのではないか?」「(男性のアナウンサーがもっぱら任されている)スポーツ中継の実況に、男女を問わず関われるようにしたい」との思いを強めた末に、実況を自ら志願。オリンピックの閉幕後にTBSテレビスポーツ局のチーフディレクターが日比へ実況を直々に打診するなど、女性アナウンサーによるスポーツ実況復活の機運が社内で高まっていること も相まって、2021年11月のクイーンズ駅伝テレビ中継で(放送上はおよそ5分間ながら)実況を初めて担当することが決まった。TBSテレビの現職女性アナウンサーによるスポーツ中継の実況は、TBS時代の1988年に「スポーツアナウンサー」として採用された香川恵美子(1998年12月31日付で退社)が世界陸上アテネ大会(1997年)テレビ中継で投擲系の3種目を担当して以来とされている。
    • TBSテレビでは、日比が『クイーンズ駅伝』テレビ中継への実況陣に加わることを正式に発表した際に、「今(起用の時点で)は『女性(アナウンサーによるスポーツ中継での)実況』自体がまだ珍しい が、男女関係なく駅伝の魅力が伝わるような布陣で中継を作っていきたい」とコメント。本人も、「ニュース(キャスター)、バラエティ(番組の進行)、スポーツ(中継での実況)で『三刀流』をこなせるアナウンサーになること」を新たな目標に掲げている。もっとも、実際には「自分が(スポーツ中継の制作サイドからの打診で実況陣の)仲間に入れるとは想像に及ばなかった」とのこと で、クイーンズ駅伝開催の2ヶ月前からレギュラー番組への出演と並行しながら局内の「実況勉強会」や自主練習に臨んでいた。『アトロク』の水曜日でも、開催の4日前(11月24日)に、月曜パートナーでもある熊崎(中継では第1移動車からの実況を担当)を交えて 「日比麻音子、“駅伝実況”への道!駅伝実況のパイセン(先輩)・熊崎風斗さんから駅伝実況のコツを教わろう」 という特集を20時台に放送した。
      • 本人は練習の期間中に、「アナウンサーとしてはまだまだ『ひよっこ』の自分にとって、スポーツ実況は『(TBSテレビへの)入社後最大の壁』のようなもので、アナウンサー本来の技術を求められている(ことを痛感している)」「(普段担当している)バラエティ番組での主な仕事は進行・(クイズなどの)ルール説明・MCのサポートであって、ニュース番組では原稿を正確に読むこと(を求められているの)だが、(スポーツ中継の実況で話し続けるように原稿を)10分間読み続けることはない。実況については、『(目の前の)状況に合わせて話し続ける』という意味で『プロのアナウンサーとしての(技量が試される)究極のシチュエーション』と思っているので、(第2中継所の実況担当として)5分間喋り続けられたら(実況の前より)もっと良いアナウンサーになれそう」「実況は音楽のメロディーに似ていて、『序奏→Aメロ→Bメロ→Cメロ→エンディング』といった要素で構成されているように感じる」とコメント。『アトロク』の駅伝実況特集では、「(スポーツ中継ではまだ馴染みの薄い)女性の実況音声に視聴者から違和感を持たれることへの不安を感じつつ、(視聴者が聞き取りやすい)声の高さなどを探りながら実況の練習を始めたところ、学生時代にピアノの弾き方を一から複数の段階を経て身に付けた際の手順が実況の練習にも通じることに気付いた」と明かしていた。
  • 実際には、クイーンズ駅伝2021のテレビ中継で、齋藤慎太郎(『あさチャン!』の木・金曜日→『ひるおび!』の金曜日で共演している横浜F・マリノスユースチーム出身の後輩アナウンサー)と揃って中継所の担当としてスポーツ実況にデビュー。担当の直前には「象に踏まれる夢を見るほど(日に日に強い)プレッシャーを感じている」とのコメントがTBSテレビから出されていた が、初めての実況を終えた後には、「『TBS(→TBSテレビ)の女性アナウンサーとしては初めての駅伝実況』という大きな使命と、(出場する)選手の皆さんのスピードや思いを全身で感じながら(第2中継所でのたすきリレーの模様 を)全力でお伝えした。正直なところ(自分の実況には)反省点ばかりで悔しさが残っているので、もっともっと勉強して(実況の技術を極めていきたい」として、2022年以降のスポーツ中継でも実況に取り組む意向を示した。これに対して、チーフディレクターを務めたTBSテレビスポーツ局の西村和大は、中継後に「基本として声のトーンが実況向き」と総括している。
    • TBSテレビの女性アナウンサーでは、クイーンズ駅伝2021のテレビ中継に実況以外の役割で参加していた篠原・佐々木も、翌2022年のプリンセス駅伝(クイーンズ駅伝予選会)テレビ中継で中継所の実況を初めて担当。2人とも、日比の実況デビューを間近に接した直後から、自身の意思で実況に名乗りを上げていたことを明かしている。さらに、クイーンズ駅伝のテレビ中継では、日比を初めとする女性アナウンサーだけで中継所の実況を分担する体制を2023年以降の大会でも継続(当該項で詳述)。

「趣味」の飲酒から開かれた「新境地」

  • TBSテレビへ入社してからは、実母ともどもお酒に強い体質であることや、一人(または母娘)で飲酒する機会がプライベートで多いことを『アトロク』などで公言。同期のアナウンサーとして日比と二人きりで何度も酒を飲み明かした経験を持つ山本恵里伽は、サワーなどで割った酒も水のように飲む日比を「量の日比」と評する一方で、自身のことを「度数の強い酒(日本酒、焼酎、ワイン)などを一気に飲む」というニュアンスで「度数の恵里伽」と表現している。
  • 2018年4月から5年半にわたってパートナーを務めていた水曜日の『アトロク』では、マナーの遵守や体調への配慮を踏まえた「家飲み」「宅飲み」(自宅でのひとり酒)の新たなスタイルを成年のリスナーに提案すべく、スタジオでの飲酒を伴う生放送企画へ宇多丸などと何度も臨んでいた。その際には、マナーに反した飲酒へ警鐘を鳴らす一方で、「バキ酔い」「飲酒の読後感」「飲酒は総合文化」 といったパンチラインを交えながら飲酒への思いの丈などを熱弁。TBSテレビアナウンサーページ内の「アナウンサー名鑑」で公開しているプロフィールにも、「つまみをお供にビールを飲むことが好き」という情報が、本人の希望で2021年から加えられた。ちなみに、2023年には誕生日(7月5日)が『アトロク』の出演日(水曜日)と初めて重なったことから、当日の同番組でも飲酒を伴う生放送企画が「大人だからこそ楽しい『お誕生日会』」と称して20時台に組まれていた。
    • 2021年には、『アトロク』で上記の企画や発言を聴取していた『ビール王国』(『月刊ワイン王国』の別冊扱いで年に4回発売されている季刊誌)の編集者から、「ビールとペアリング(相性の良い食事の組み合わせ)」というテーマでエッセイの執筆を依頼。この依頼を受けて、TBSテレビ入社1年目の夏季休暇中に石垣島で味わったオリオンビール石垣牛料理の思い出を綴った一文を、10月14日発売の「Vol.32」(第32号)向けに署名入りで寄稿した。
    • 2022年には、日中に飲酒する姿などを2021年内に浅草で撮影したグラビア が、「日々、バキ酔い」というタイトルで『FLASH』(光文社)2月1日号の巻頭に掲載されている。「バキ酔い」とは、「バキ打ち」(「ひどく怒られる」という意味の放送業界用語)を基に自身で作り出した表現で、『アトロク』でもかねてから飲酒に関する話題で多用。本人が「日々、バキ酔い」の撮影中に語ったところによれば、「『ほろ酔い』『(普通の)酔い』『爆酔い』(といった境地)を(順々に)超えてお酒と向き合い続けた人だけがたどり着ける『酒酔いの最終形態』」とされる。
    • TBSラジオと一部のネット局における『アトロク』の放送が6周年を迎えた2023年の春には、「SUZURI by GMOペパボ」からのサポートによる6周年記念グッズ(「SUZURI」内の特設ページで注文を受けてから生産する商品)の製作プロジェクトに際して、「バキ酔い」というフレーズをロゴや明朝体の文字で表現したグラスを「水曜パートナーとしての記念グッズ」として提案。この提案を基に、「『バキ酔い』ロンググラス」と「『明朝体バキ酔い』グラス」の商品化が実現している。
  • 『Nスタ』では、日比が平日版のリニューアル(2023年3月27日)で月・火・金曜日の総合司会へ就任したことを機に、総合司会が個別に担当する冠料理ロケ企画シリーズの第2弾として「日比麻音子のデリシャスキッチン goes well with beer」(ビールを提供している飲食店での収録企画)を同日から不定期で月曜日第3部(関東ローカルパート)の冒頭(生活情報関連の特集枠)に編成。「『飲酒や飲酒を伴う食事は好きでも、自分ではあまり料理しない』という日比が、店主からの手ほどきを受けながら作った『goes well with beer』(ビールによく合う)料理やつまみを、ビールのお供に店内で試食する」という趣旨のVTRを放送している。
  • TBSテレビへの入社直後から『おんな酒場放浪記』(BS-TBS)への出演を熱望していたところ、BS-TBSが「よいの日WEEK」に設定している期間(2023年3月27日 - 4月1日)の同番組(3月31日放送分の『よいの日WEEKスペシャル』)に、TBSテレビの現職アナウンサーから初めて出演。大衆酒場でのロケ中にビールジョッキへなみなみと注がれた赤ワインを飲み干したことなどが大きな反響を呼んだばかりか、半年後(10月6日放送分)からのレギュラー出演にもつながった。
    • BS-TBS代表取締役社長の伊佐野英樹は、「よいの日WEEK」実施後初めての定例社長会見(2023年4月26日)へ臨んだ際に、『おんな酒場放浪記 よいの日WEEKスペシャル』に対してさまさまな方面で反響があったことに言及。同番組に「酒場おんな」の1人として出演した日比について、「実際に飲酒しながらのグルメリポート自体がなかなか難しいのに、(放送の前後で『Nスタ』の「総合司会」を務めている以上)乱れ過ぎてもいけない一方で、普段(の担当番組)と変わらない(姿で出ている)と『つまらない』と言われかねないロケで絶妙な線を行っていた(バランスを取っていた)点で『酒飲みのかがみ(鑑)』と思う」との私見を述べていた。この会見の直前に社内で偶然会った本人からは「(『おんな酒場放浪記』へ)ぜひまた出たい」と直々に言われたとのことで、母体番組に当たる『吉田類の酒場放浪記』でも、同年9月9日に新宿ロフトプラスワンで開催された「『吉田類の酒場放浪記』放送20周年記念ファンの集いVol.1」(ツイキャスからの動画配信と連動した有料イベント)へ吉田類と共に出演した。BS-TBSが大晦日の夜から元日の未明にかけて編成している『吉田類の年またぎ酒場放浪記』でも、2023年度分(2023年12月31日 - 2024年1月1日)から進行を担当。
    • 『おんな酒場放浪記 よいの日WEEKスペシャル』への出演や、『おんな酒場放浪記』へのレギュラー出演は、BS-TBSの番組改編説明会で司会を担当した際に発表。いずれの説明会もノンアルコールビールによる関係者との乾杯をはさみながら進行していたが、レギュラーでの出演が発表された2023年10月期の改編説明会(同年9月6日の『アトロク』水曜分の本番前に開催)では、同席していた担当プロデューサーに対して「まさか『ドッキリ』じゃないですよね?」と問い質す一幕があった。もっとも、プロデューサーからレギュラー出演の確約を得た後には、「番組の歴史をしっかりと継承しながら、『酒場への愛とリスペクト(敬意)』を体現できるように頑張る」との抱負を述べている。
      • 飲食店での飲酒を伴うBS-TBSのロケ番組では、『町中華で飲ろうぜ』で「玉ちゃん」が出演しているロケに、先輩アナウンサーの外山恵理が2020年12月放送分から「ゲスト」として頻繁に同席している(当該項で詳述)。その一方で、日比が『おんな酒場放浪記』への出演を希望している旨を公言した当初は、「いわゆる『女子アナ』が飲酒を好んでいることを(放送で)言ったり、酒で酔っ払いながら番組に出たりすることはいかがなものか?」との意見が数多く寄せられていたという。『おんな酒場放浪記』のレギュラー出演が発表された改編説明会(前述)直後の『アトロク』では、このような背景や『よいの日WEEKスペシャル』に「1回限り」という条件で出演していたことを明かしたうえで、「『町中華で飲ろうぜ』で外山先輩や『玉さん』が(自分のような女性アナウンサーでも、社会人やアナウンサーとしての本分に沿って本来の職務へしっかりと取り組むことを前提に、飲酒を伴うロケ番組へ堂々と出演できるような)土壌をきちんと築いて下さった」との表現で2人への感謝の意を示している。
      • 『おんな酒場放浪記』のロケへ本格的に臨み始めてからは、2024年最初のロケで『サンケイスポーツ』からの密着取材を受けた際に、「台本のないロケなので、『TBSアナウンサーの日比麻音子』(A面)ではなく『ありのままの日比麻音子』(B面)として喋ったり(つまみを)食べたり(酒を)飲んだりすることを心掛けてはいるが、テレビカメラの前に立つと(他の番組のように)ちゃんと(した口調で)喋ってしまう」という難しさを吐露。そのうえで、「『女子アナなのに(酒を)飲むのか』『(女子アナだけに私生活で)遊んでいそう』と言われることが嫌だった私にとって、(『おんな酒場放浪記』にレギュラーで出演できるようになったことは)『飲酒が好きなことをオフィシャル(公)に認めていただけた』という意味で肩の荷が下りたように感じられて、『(アナウンサーとしての)大きな転換点にもなった』と思う」「(ロケや放送を通じて)自分の『A面』も『B面』も知って下さる方が増えているので、のびのびと(した気分で)ロケに臨めている」と語っている。ちなみに、「『おんな酒場放浪記』のロケではファーストインプレッション(第一印象)を大切にしたい」とのことで、ロケの前日に飲酒を控えることや、ロケ先の酒場を事前に調べることをあえてせずに臨んでいるという。

現在の出演番組

地上波テレビ

  • Nスタ
    • 月・火曜日のコーナー担当:2016年10月 - 2017年3月 
    • 日曜版のスポーツキャスター:2017年4月 - 2018年9月
    • 月・火曜日のニュースプレゼンター:2021年10月4日 - 2023年3月21日
    • 金曜日のMC(番組の全般にわたる進行役)
      • 「金曜キャスター」(ホラン千秋と共同で担当):2023年1月6日 - 2023年3月24日
      • 「総合司会」(井上貴博と共同で担当):2023年4月1日 - 2024年3月22日
      • 「メインキャスター」(単独で担当):2024年3月29日 -
    • 月・火曜日の総合司会(ホラン千秋とのコンビで担当):2023年3月27日 - 2024年3月19日
      • 平日版では、月・火曜日で「日刊中吊りニュース」と「N天」(天気予報、いずれもTBSと一部ネット局でのみ放送)を担当した後に、2021年10月4日から「ニュースプレゼンター」として両曜日への出演を再開。JNNの全国ニュースパートにも、日曜版からの降板以来2年振りにレギュラーで登場していた。
      • 『ひるおび』のアシスタントを務めていた2022年7月8日(金曜日)には、午前中に奈良市内で発生した安倍晋三銃撃事件の第一報を(TBSテレビの番組では最も早く)同番組午後枠の冒頭で伝えた後に、安倍晋三の死亡が確認されたことを受けて急遽編成された『JNN報道特別番組』(『Nスタ』の平日版と『news23』をベースに19:00 - 23:45で生放送)へ出演。
      • 2022年1月からは、前年まで経験していなかったメインキャスターを、代理として通算で7日間担当。本人曰く、「メインキャスターの代演を通じて『人間』としての意識が変わった」とのことで、「(情報の)『伝え手』としての欲が初めて湧いた」という。
      • 2023年1月からの3ヶ月間は、月・火曜日のニュースプレゼンターと並行しながら、「金曜キャスター」として金曜日にホラン千秋(アミューズに所属するフリーアナウンサー)とのコンビでメインキャスターをレギュラーで担当。TBS→TBSテレビの制作で平日の夕方にJNN全国ネットで放送されるニュース番組において、メインキャスターを女性のコンビが全編を通じてレギュラーで担うことは、金曜以外の曜日を含めても初めてである。なお、「金曜キャスター」への就任後も、水・金曜日以外の平日版を井上が休演した場合にはホランとのコンビでメインキャスターを代行していた。
      • 2023年3月27日からの平日版リニューアルを機に、「金曜キャスター」という肩書が外れる一方で、「総合司会」として月・火・金曜日に出演。月・火曜日ではホラン、金曜日では井上とのコンビでメインキャスターを務めたほか、月曜日には前述した「デリシャスキッチン」のリポーターを不定期で兼務していた。その一方で、井上とホランのコンビで進行している水・木曜日でいずれか一方のキャスターが休演した場合にも、メインキャスターを随時代行。日曜版にも、後述する「1.5℃の約束」キャンペーンに関する取材リポートを兼ねた進行役として、2023年10月29日放送分の『Nスタ 気候変動スペシャル』で5年振りに出演している。
      • 2024年3月25日からの平日版再リニューアルに伴って、月・火曜日におけるメインキャスターの担当と、自身の出演日における井上/ホランとの共同進行体制を同月22日(金曜日)までに終了。再リニューアル後は、井上・ホランとの同格扱いを維持したまま、金曜日のメインキャスターを3月29日放送分から単独で続けている。
        • TBS→TBSテレビの制作で平日の夕方にJNN全国ネットで放送されるニュース番組において、同局の現職女性アナウンサーがメインキャスターを単独で定期的に任されることは、再リニューアル後の金曜日における日比が初めてである。もっとも、実際には放送の時間帯に応じて、「ニュースプレゼンター」の山内あゆ南波雅俊(いずれも先輩アナウンサー)から少なくとも1名と共同で進行。金曜以外の平日には、基本としてスタジオへ出演しない一方で、日本国内を拠点に活動するアスリートから2024年パリオリンピックでの活躍が見込まれる人物を紹介する「パリ五輪へ ゲキ推しアスリート」(3月29日から金曜日の第0部で放送されている企画)向けのロケ取材などに赴いている。
  • オオカミ少年(アシスタント)
    • 特別番組として不定期で放送を再開した2020年から、浜田雅功ダウンタウン)のアシスタントを担当。2021年4月から復活したレギュラー版(第2期)にも出演している。
    • レギュラー版では2021年12月3日放送分まで、オオカミの両耳をかたどったカチューシャを頭に着用。第2期では金曜日(主に19時台)の放送に向けて隔週ペースでスタジオパートを収録している ため、生放送番組の『ひるおび』へ毎週金曜日に出演していた時期(2021年10月 - 2022年12月)も、『Nスタ』(TBSテレビ=関東地方における前枠番組)金曜キャスターへの就任後(2023年1月以降)もこのパートのアシスタントを任されている。
  • 王様のブランチ(隔週土曜日、2021年10月9日 - )
    • 詳細は前述。2021年4月から野村と交互に進行役を務めていた宇賀神が、『あさチャン!』からの続投扱いで同年10月1日から『THE TIME,』の進行キャスターへ事実上専念することに伴うレギュラー出演で、宇賀神の担当分を継承した。
    • 『Nスタ』金曜キャスターへの就任(2023年1月)後も、『Nスタ』月・火・金曜分の「総合司会」への昇格(同年4月改編)後も隔週での出演を継続。2023年10月からは、後輩アナウンサーの若林有子(野村の後任)と交互に担当している。
  • ムビきゅん(2021年2月18日から毎月最終木曜日の未明に関東ローカルで放送中の映画情報番組) - ナレーター
  • スポーツ中継・関連番組
  • 不定期で出演しているレギュラー編成番組
    • S☆1
      • 『報道特集』・『Nスタ』日曜版のスポーツキャスターを務めていた時期から、レギュラーでキャスターを務めている同僚の女性アナウンサーがスタジオへ出演できない場合に、キャスター代理を随時担当。
      • 2022年7月23日深夜の土曜版と翌週(31日深夜)の日曜版では、同月の「PSG JAPAN TOUR」期間中に収録したリオネル・メッシネイマールキリアン・エムバペへのインタビュー映像を放送。23日深夜の土曜版では、番組内の『JNN NEWS』でも臨時でキャスターを務めた。
    • OAを見た後に…語らナイト(2024年4月20日から毎週土曜日の未明に関東ローカルで放送中の30分番組)
      • TBSテレビが全国ネット向けに制作している連続ドラマの1つを、同局の女性アナウンサーから週替わりで3名が1話分鑑賞した後に「パジャマトーク」を展開する番組で、同期入社の山本恵里伽がナレーターを担当。自身は、『くるり~誰が私と恋をした?~』を取り上げた第1回の放送に、後輩アナウンサーの佐々木・吉村恵里子と揃って出演した。
  • 定期的に放送される特別番組
    • キングオブコント(2020年 - 、決勝の生放送でMCを担当)
      • 2017年から2019年までは、準決勝(未放送)の会場MCをあべこうじとのコンビで担当。
    • オールスター感謝祭
      • 2020年秋(10月3日)放送分で、スタジオアシスタントとして初参加。恒例企画の1つである「赤坂5丁目ミニマラソン」が同年初頭からのCOVID-19流行の影響で番組史上初めて東京ドイツ村で開催された2021年春(3月27日)放送分からは、 「ミニマラソン」のスタート地点のリポーターとスターターを、2022年春(3月26日)放送分まで3回にわたって任されていた。
      • 2023年4月8日(土曜日)には、『王様のブランチ』で進行を担当した後に、『Nスタ』平日版リニューアル(前述)のPRを兼ねた記念企画の一環で「赤坂5丁目ミニマラソン」(2020年秋以来3年半振りに「2023年春」の生放送中に開催)へ初めて「出場」。リニューアル後のキャスター陣を代表して井上貴博と揃って参加したところ、レースの序盤で一時先頭に立った末に完走した。2023年の秋(10月14日)放送分では、関東ローカル向けの告知枠にのみ、南後杏子(同年入社のアナウンサー)・ウエストランドと揃って生中継で出演。
    • お笑いアカデミー賞(進行)
      • ダウンタウンのMCで2021年から12月の第4土曜日に全国ネットで放送されている特別番組で、第1回から出演。ダウンタウンが揃ってMCを務めるレギュラー番組では、『水曜日のダウンタウン』でもロケ企画の進行を随時担当している。
    • 報道の日(情報プレゼンター)
      • 『Nスタ』のキャスター陣を代表して、平日版のメインキャスターに加わった2023年(12月30日放送分)から進行を担当。

2023年からは、TBS放送センターNスタジオ(『Nスタ』向けのセット)からの生放送による1月1日(元日)早朝の特別番組(同年は『Nスタ特別編~開運!初日の出スペシャル』→2024年は『開運!絶景!初日の出スペシャル』の司会も単独で任されている。

    2024年1月1日(月曜日)には『開運!絶景!初日の出スペシャル』を7:30まで進行していたが、本番終了後の16:10頃に能登半島地震が発生。この事態を受けてTBSテレビが『JNN報道特別番組』を16:15頃から急遽編成したため、当時『Nスタ』金曜分のメインキャスターだった日比と井上貴博は、18:00以降4時間にわたってNスタジオから『JNN報道特別番組』へ出演した。さらに、日比は1月7日(日曜日)から10日(水曜日)まで、被害がとりわけ大きかった能登地方で『Nスタ』向けの取材と生中継リポートに従事(当該項で詳述)。

BS放送

BS-TBS限定で放送される番組のみ記載。

  • おんな酒場放浪記(2023年10月6日放送分から「酒場おんな」の1人としてレギュラー出演)
    • 「よいの日スペシャル」として放送時間を通常の30分から1時間(23:00 - 翌0:00)に拡大していた2023年3月31日放送分に、「緊急参戦」と銘打って初登場。砂町銀座商店街東京都江戸川区)および、近隣(南砂町)で営業している大衆酒場に「酒場おんな」として赴いていた。
    • 2019年1月18日 - 2020年11月20日放送分に「酒場おんな」としてレギュラーで出演した後に、出産や育児でロケから遠ざかっていた弓木春奈気象予報士)の卒業が正式に決まったことを受けて、弓木の後任扱いで2023年10月からレギュラー出演。母体番組に当たる『吉田類の酒場放浪記』でも、『吉田類の年またぎ酒場放浪記』(大晦日の夜から元日の未明にかけて編成されている特別番組)において、「年またぎ酒場」(営業中の大衆酒場に吉田類を迎えての収録パート)の進行を2023年度(2023年12月31日 - 2024年1月1日)放送分で任されている。

ラジオ

  • アフター6ジャンクション』シリーズ(曜日パートナー)
    • 『アフター6ジャンクション』水曜パートナー:2018年4月4日 - 2023年9月27日
      • 放送上は、毎週金曜日の20時台に放送される「アトロク フューチャー&パスト」(放送週における主な放送内容を同録音源とパートナーのコメントで曜日ごとに振り返るコーナー)にもコメント出演(水・金曜日以外での代演を含めて担当日の本番後に収録)。その一方で、『Nスタ』の金曜キャスターに就任した2023年1月以降も、(月に1 - 2回のペースで放送されることの多い)『オオカミ少年』へのレギュラー出演を続けている。このような事情から、TBSグループにおける金曜日夕方 - 夜間の関東地方(本来の放送対象地域)向け放送では、『Nスタ』『アトロク』への出演と『オオカミ少年』の放送が重なった週に「『Nスタ』から(テレビ・ラジオを通じて)3番組連続で登場」という事態が2023年1月から9月にかけて複数回生じていた。
      • 2018年7月18日(水曜日)には、アクション映画ミッション:インポッシブル/フォールアウト』のジャパンプレミア・イベントが生放送中に東京ミッドタウン日比谷で開催されることを受けて、日本国内のメディア関係者としてはただ1人、会場のレッドカーペット越しからの生中継リポートを担当。「番組からのミッション」であったトム・クルーズ(主演)への独占インタビューばかりか、メインキャストの1人であるサイモン・ペッグへのインタビューも、生放送中に英語で実現させた。その一方で、2021年9月からから2022年1月までは、「LIVE&DIRECT」(19時台前半のライブパフォーマンスコーナー)内の「ARASHI_DJMIX」(が発表した楽曲を1年単位で振り返るリミックス企画として2020年12月から2022年1月まで月に1回放送)で「DJヒーヴィー」 というキャラクターに扮していた。
      • 放送1年目の2018年から毎年末(2021年までは金曜日における年内最後)の放送で実施している「ライムスター宇多丸のシネマランキング」(毎週金曜日18時台後半の映画評論コーナー「MOVIE WATCHMEN」で宇多丸が1年間に取り上げた作品をベースにリスナーからの投票などを交えながら発表する企画)にも、発表日が水曜日に初めて設定された2022年(12月28日放送分)から参加。当日は山本匠晃(先輩アナウンサーで本来は金曜日のパートナー)との「ダブルパートナー」方式で全編を進行したほか、自身が映画館や映画祭で鑑賞した作品から「2022年のトップ5作品」を発表している。さらに、本番の終了後に実施されたポッドキャスト配信限定音源(「シネマランキング2022放課後」)の収録にも、番組史上初めて同席。
    • 『アフター6ジャンクション2』(第4週を除く)火曜パートナー:2023年10月3日 -
      • 番組のタイトルを変更するだけにとどまらず、『アフター6ジャンクション』では『Nスタ』平日版の一部(18時台のJNN全国ニュースパートおよび関東ローカルパート)と重複していた放送枠(TBSラジオでは基本として月 - 金曜日の18:00 - 21:00)を『Nスタ』本番後の時間帯(月 - 木曜日の22:00 - 23:30)へ移動させるなどのリニューアルを敢行。このリニューアルを機に、出演の曜日を(カレンダーで4週目に当たる)第4週を除く火曜日に変更したうえで、(毎週火曜日にメインキャスターを務めている)『Nスタ』の本番後に出演することになった。なお、(カレンダーで4週目に当たる)第4週の火曜日には山本匠晃をパートナーに充てているが、火曜日が5日にわたる月(2024年1月など)には日比が第5週(5週目の火曜日)にもパートナーも務める。

ポッドキャスト

  • SDGsジャンクション~地球を笑顔にするRADIO~(案内役)
    • 2022年10月から2023年9月までは、『アフター6ジャンクション』で毎月第3水曜日(2023年3月までは19時台の後半→翌4月からは18時台の後半)にフロート番組として内包されていた。『アフター6ジャンクション2』の放送を開始した2023年10月以降は、「TBSラジオPodcast」のコンテンツとして、毎月第3火曜日の同番組本番後(23:30)から最新回を配信。

過去の出演番組

TBS入社後

地上波テレビ

  • はやドキ!(キャスター)
    • 金曜日担当:2016年10月 - 2016年12月
    • 木曜日担当:2017年1月 - 2017年3月
    • 火曜日担当:2017年4月 - 2017年12月
      • TBSテレビへの入社後に初めて担当したレギュラー番組の一つで、2017年12月にレギュラー出演を終了してからも、不定期で登場することがあった(2018年1月3日放送の『新春スペシャル』など)。
  • イベントGO!(2017年2月ほか、不定期でナビゲーターを担当)
  • ひるおび
    • コーナープレゼンター:2017年4月 - 2019年3月/2019年10月 - 2020年9月
      • 『あさチャン!』への全曜日出演を2020年10月に始めるまでは、午後枠「ひるおびハテナ?」のプレゼンターを主に務めていた。2017年4月から9月まで月曜日のみ、2017年10月から2018年3月まで月・火・金曜日、2018年4月から2019年3月まで月・水・金曜日、2019年10月から2020年9月まで月曜日のみ(この期間には午前枠のプレゼンターも)担当。
      • 上記の期間中で自身の出演日に江藤(本来のアシスタント)が休演する場合には、13時台のニュースキャスターを担当しない日に限って、午後枠のアシスタント代理を兼務。『あさチャン!』のキャスターに専念してからも、2020東京オリンピック開催期間中の2021年7月23日(金曜日)・27日(火曜日) に、国立競技場前特設スタジオからの生中継でオリンピック関連コーナーのキャスターを務めた(詳細前述)。
    • 金曜日のアシスタント:2021年10月1日 - 2022年12月23日
      • 『Nスタ』金曜キャスターへの異動に伴ってアシスタントを卒業してからも、生中継やロケ企画で折に触れて出演(詳細後述)。
    • JNN NEWS」のキャスター
      • 木・金曜日の13時台:2018年10月4日 - 2019年3月29日
      • 水曜日の11時台:2021年10月6日 - 2022年12月28日
        • 江藤が2021年10月1日から『THE TIME,』(『あさチャン!』の後継番組)の木・金曜日で進行キャスターを務めることに伴って、『ひるおび!』(当時の番組タイトル)でのアシスタント担当曜日を全曜日から月 - 水曜日へ変更することを背景に、同日から金曜日のアシスタントとしてレギュラー出演を再開。水曜日にはニュースキャスターとして、2021年の4月改編から出水と上村が隔週交代で出演していた『JNN NEWS』(基本として11時台のみ)を担当していた。
        • 2022年8月以降の金曜日には、『ひるおび』の本編(延べ3時間5分)でアシスタントを担当した後に、『Nスタ』でも全編(関東ローカルパートを含めて3時間11分)にわたってメインキャスターやニュースプレゼンターを代行することが相次いでいた。『Nスタ』の「金曜キャスター」へ正式に起用されたことを受けて、『ひるおび』のアシスタントを、金曜日における2022年の最終放送(12月23日)で卒業。水曜日の『JNN NEWS』については、『ひるおび』内における2022年最後の放送(12月28日)までキャスターを担当した後に、2023年最初の放送(1月4日)から出水がキャスターに復帰している。
  • あさチャン!(2019年4月 - 2021年9月)
    • 詳細は前述。2019年3月までの期間にも、生中継でリポートに赴いたり、スポーツキャスターで先輩アナウンサーの石井大裕に代わってスポーツコーナーを進行したりするなど、祝日や年末年始期間を中心に不定期で登場していた。2020年4月から、石井の後任者の1人として、水 - 金曜日にスポーツキャスターを担当。2020年の10月からは、月・火曜日にもレギュラーで出演していた。なお、2020東京オリンピックの開会式当日(2021年7月23日)から閉幕翌日(8月9日)までの期間は、第2代国立競技場前か国際放送センター(IBC)内の特設スタジオからの生中継でオリンピック関連のコーナーにのみ出演。
  • 報道特集(2017年4月1日 - 2019年5月25日)
    • 基本としてスポーツコーナーだけを担当していたが、スポーツ関連以外のストレートニュースを読むこともあった。
  • JNNフラッシュニュース(2018年10月 - 2019年3月、土曜日担当)
    • 『報道特集』スポーツキャスターとの兼務扱いで、年に2回土曜日の夜間に放送される『オールスター感謝祭』内でも2018年秋に担当。2019年3月で土曜日のレギュラー放送枠が廃止されたため、同枠では最後の担当者になった。
  • みんなのえいが(2017年4月17日未明(16日深夜) - 2018年3月12日未明(11日深夜))
  • トコトン掘り下げ隊!生き物にサンキュー!!(2018年4月4日 - 9月19日) - 最終アシスタント
    • 放送日が水曜日で、関東地区での放送の時間帯が『アフター6ジャンクション』と重なっていた。
    • 動物を取り上げた番組では、2022年12月23日に放送の特別番組『キングオブアニマル』でも進行を担当。
  • ゴゴスマ -GO GO!Smile!-CBCテレビ制作、2018年10月4日 - 2019年3月29日、木・金曜日ニュース担当)
    • TBSや一部の系列局で同時ネットを実施しているニュースコーナー(TBS報道局からの生中継パート)で、前述の『ひるおび!』13時台に続いてキャスターを務めた。2020東京オリンピックの開催期間中の2021年7月23日(金曜日)には、国立競技場前特設スタジオからの生中継で、『ひるおび!』に続いてオリンピック関連のコーナーへ出演。
      • ロシアによるウクライナへの侵攻が始まった2022年2月24日(木曜日)には、TBSテレビ系列の番組では最も早く、オープニングの直後(14:00過ぎ)に侵攻開始の一報をTBSテレビ報道局内のニューススタジオから伝えた。当時は番組内のニュースキャスターから退いていたが、本来木曜日のニュースを担当している上村が北京冬季オリンピック(同月20日閉幕)取材から日本へ帰国後にCOVID-19対策との兼ね合いで同局への出勤を見合わせていたこと(当該項で詳述)を受けて、『ひるおび』内の「JNN NEWS」(前述した11時台・13時台)からニュースキャスターを代行していた。
    • 放送上は2022年1月から、『Nスタ』の平日版で「総合司会」を担当する日に、「きょうの"気になる"60秒」(『ゴゴスマ』と『Nスタ』のスタジオを生中継でつなぐクロスプログラム)へ登場。「60秒」で取り上げるトピックに関するクイズや質問を、他の「総合司会」(ホラン・井上貴博)と石井亮次(『ゴゴスマ』のMC)へ投げ掛けている。
  • 消えた天才(2018年10月 - 2019年8月)- レギュラー版で進行を担当
  • 立派なお家にピンポンしてみた(2018年10月17日から不定期で放送されていた特別番組) - スタジオ進行と一部の「ピンポン」(豪邸への突撃ロケ)取材を担当
  • 有田哲平の夢なら醒めないで「私たちは迷走しています…TBS女子アナスペシャル」(2019年2月5日、詳細前述) - 山本里菜、後輩の良原安美、当時の先輩アナウンサーだった宇垣美里林みなほ と揃ってゲスト出演。
  • 集団左遷!!日曜劇場版) - 第4話(2019年5月12日放送分)にカメオ出演
  • 安住紳一郎と2019年上半期のTBS(2019年7月6日の深夜に関東ローカルで放送) - 同僚アナウンサーの安住、宇賀神、山形純菜と共に出演
  • 上田晋也のニュースな国民会議(2019年9月8日および2020年2月15日・6月6日・10月24日に関東ローカルで生放送) - スタジオ進行を担当
  • 国立競技場 こけら落としイベント独占中継(2019年12月21日の21:00 - 22:00に生放送) - 前述 
  • From TBS(曜日を問わず関東ローカルで随時放送、2020年4月1日 - 2022年4月1日) - ナビゲーター
    • ナビゲーターへの起用と同じタイミングで始まった『TBS新番組プレゼン祭』(教室のセットで複数のアナウンサーが制服姿で新番組を紹介する関東ローカル向けの改編告知番組で年に2 - 3回放送)にも、2021年春(4月放送分)まで「プレゼンター」の1人として出演していた。
    • 実際には、ナビゲーターを卒業してからも、「ハリー・ポッターと呪いの子」東京公演のTBS応援大使や、TBSの「SDGs大使」としての活動の一環で随時登場。2023年の3月第4週放送分には『Nスタ』平日版のリニューアル(同月27日から実施)を告知する目的で井上貴博・ホラン千秋と揃って、BS-TBS版(本来は上村が出演している『今夜のBS - TBSは』)では「よいの日WEEK」最終日(4月1日)の放送分に単独でナビゲーターを務めている。
  • CDTV ライブ!ライブ!(中継リポーター)
    • 先輩アナウンサーの宇内梨沙 と交互に、「出張 ライブ!ライブ!」(生中継企画)の進行を担当。レギュラー化前の2020年3月16日に放送された『 CDTVスペシャル! 卒業ソング音楽祭2020』でも、 森山直太朗出演の生中継パートでリポーターを務めた。月曜日夜間でのレギュラー化後は、12月31日深夜 - 1月1日未明に編成される『年越しスペシャル』にも出演。月曜日に『Nスタ』への出演を再開した2021年10月以降も、「出張 ライブ!ライブ!」の担当に名を連ねていたが、実際に出演する機会は『年越しスペシャル』などでの特別企画に限られていた。実際には同年の『年越しスペシャル』を最後に出演が途絶えていて、TBSテレビが「アナウンサー名鑑」などで公開しているプロフィールでも、2023年4月以降は「担当番組」として扱われていない。
    • レギュラー化後の2020年10月28日に放送された『CDTV特別編 みんな歌える!神プレイリスト音楽祭』では、東野幸治DAIGOBREAKERZ)と共に司会を担当。番組発のライブイベントとして2021年から始まった「CDTV ライブ!ライブ!フェスティバル!」(詳細後述)でも、2022年まで進行役を任されていた(2023年からは声優下野紘が担当)。
    • 生放送の音楽番組では、2001年から年に1 - 2回編成されている『音楽の日』でも、TBSテレビへの入社後に『あさチャン!』とのコラボレーション企画などで生中継を進行している。
  • 東大王(2021年4月28日・11月3日、2022年3月16日・11月2日、2023年11月8日)
    • 2022年3月16日放送回には(江藤・宇賀神・田村・バナナマンと共に東京公演の「TBS応援大使」を務めている)「ハリー・ポッターと呪いの子」チーム、それ以外の放送回には「SDGs大使」チームの解答者として収録に参加。いずれも水曜日の放送で、関東地方では放送の時間帯が『アフター6ジャンクション』と重なっていたが、同番組の生放送にも通常どおり出演している。
  • 愛のウップン!(進行)
    • 事前収録番組で、『土曜☆ブレイク』(関東ローカル向けの特別番組枠)での第1回放送(2021年10月16日)を経て、2022年3月8日から全国ネット向けの放送へ移行。全国ネット版の第3回放送日(2022年9月7日)は水曜日で、放送枠が20:00 - 21:57に設定されたが、21:00までは生放送番組の『アフター6ジャンクション』にも通常どおりパートナーとして出演している。
  • 快答!50面SHOW(アシスタント)
    • TBSでは2021年6月20日から7月25日まで、『日曜グランプリ』枠で関東ローカル向けに6回シリーズで放送。
  • チョコプラの超(スーパー)ヒット商品研究所』(チョコレートプラネットのMCでTBSグループの通信販売事業と連動した55分番組)
    • 2021年7月4日の関東ローカル放送を皮切りに(30分の短縮版を含めて)TBSテレビ、系列局、BS-TBSで順次放送された第1回でのみ、スタジオ収録や一部の商品体験ロケを進行。
  • ラヴィット!
    • アシスタント代理(2022年2月1 - 3日)
      • 新型コロナウイルスへの感染に伴う療養から復帰したばかりであったが、本来のアシスタントである田村にも感染が相次いで確認されたことに伴って、生放送のレギュラー番組(1日は『Nスタ』・2日は『JNN NEWS』『アフター6ジャンクション』)への出演と並行しながら代演(詳細前述)。MCの川島明麒麟)も感染に伴う療養で出演を見合わせていたため、代演の期間中は、川島以外のお笑い芸人が日替わりでMCを務めていた。
    • ロケ企画のゲスト(いずれも『Nスタ』担当日の午前中に放送)
      • 「アルピーのお悩みアナウンサー変身計画」(2023年5月9日=火曜日)
      • EXITのテンションアゲアゲグルメ」(2023年6月2日=金曜日) - 中村仁美と揃って出演
  • プチブランチ(2022年10月3日 - 2023年1月) - 進行
    • 『王様のブランチ』シリーズの関東ローカル向け収録番組で、月 - 木曜日に『ひるおび』の前枠で放送。放送上は、『王様のブランチ』と同じパターンで野村と交互に出演していた。『Nスタ』金曜キャスターへの就任に伴って、2023年の初回(1月4日=水曜日放送分)で卒業を発表していたが、放送上は同月17日(火曜日)のロケ企画(2022年末に収録)まで登場。
  • 情報7daysニュースキャスター(2023年1月7日)
    • 本来は三谷幸喜脚本家)とのコンビで司会を務めている安住が、COVID-19への罹患によって2023年1月4日から生放送番組への出演を見合わせていることを受けて、通常は安住が番組の終盤(23時台の前半) にスタジオセットから伝えている『JNN NEWS』をオープニングパートと終盤に担当。1月7日は土曜日で『王様のブランチ』に出演していたが、この日の『ニュースキャスター』(『Nキャス』)では三谷が単独で司会を任されていたため、地震などの「万が一の事態」が『Nキャス』の本番中に生じた場合に三谷に代わって対応することも想定されていた。
  • アッコにおまかせ! - 「おまかせ!コレキテル!?」(話題のスポット・商品・サービスを取り上げるロケ企画)のリポーター
  • 関東大震災から100年 あす巨大地震が来たら(2023年9月1日の17:50 - 20:00に全国ネットで放送) - ロケリポートの一部を担当
    • 当日は金曜日(防災の日)だが、レギュラーで担当している『オオカミ少年』を休止・『Nスタ』の放送枠を短縮したうえで、全編収録の『JNN報道特別番組』として編成。ホラン千秋がスタジオパートのMCと、日比とは別のロケ企画で避難体験のリポートを担当した。また、関東地方では『Nスタ』に続いて放送されたため、放送上は『オオカミ少年』の放送週と同じく2番組連続で登場。
  • 笑える!泣ける!動物スクープ100連発(2019年から年に4回のペースで放送)
    • 初回から同期の伊東→第16回(2021年4月1日放送分)から野村が担当してきた進行役を、第34回(2023年12月28日放送分)で引き継いでいた。
  • TBS系人気番組対抗 オールスタードッキリ祭(2024年1月7日)
    • 放送時点でのレギュラー番組から、『Nスタ』と『オオカミ少年』がエントリー。『Nスタ』では森田正光(金曜日に共演している気象予報士)が仕掛けた「今夜アナウンサーが変身します」(変身ドッキリ企画)のターゲット、『オオカミ少年』ではおいでやす小田に対する「浜田病欠代打MCドッキリ」の仕掛け人の1人として参加。
  • ナレーションに専念していた番組
  • 火曜ドラマ」枠で放送された連続ドラマ
    • ユニコーンに乗って 第9話(2022年8月30日) - ニュースキャスター役で出演
    • 夕暮れに、手をつなぐ
      • 第9話(2023年3月14日):テレビ番組では初めての「音声解説」(音声ガイド)を担当
      • 最終話(2023年3月21日):記者会見の司会者役で出演
  • 音楽関連の特別番組
    • 演歌の乱 - 2017年12月9日に全国ネットで放送された第1弾で、先輩アナウンサーの駒田健吾と共に司会を担当。
    • 生放送で満点出せるか100点カラオケ音楽祭
      • 第2回(2020年8月30日)と第3回(2021年1月16日)で、楽屋からの中継リポートを担当(第1回のリポーターは江藤)。タイトルに「生放送」を冠しているが、第3回では放送日が放送の決定後に新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言の発出期間中と重なったため、撮って出し方式による収録番組として放送された。
    • 令和3年度 こども音楽コンクール(2022年3月)
      • TBSラジオなどが主催する「こども音楽コンクール」から派生した30分間の収録番組で、参加経験者の1人である青島広志作曲家)と共に、受賞校の児童たちに対するリモート方式でのインタビューなどを担当。3月11日にBS-TBSから全国向け、同月13日にTBSテレビから関東地方向けに放送された。
      • 自身も、横浜雙葉小学校吹奏楽部の一員として、5年時(平成16年度)と6年時(平成17年度)の「こども音楽コンクール」に東日本Aブロック(TBSラジオが担当する地域の1つ)から参加。審査の過程で他の部員と共に演奏した楽曲が、TBSラジオ版の『こども音楽コンクール』で放送されていた。TBSテレビへ入社してからも、横浜雙葉小学校の吹奏楽部が在籍中と同じ責任教師の下で参加していた東日本Aブロックの演奏会に、「司会」として立ち会ったことがある。
  • スポーツ関連の中継・特別番組
    • ニューイヤー駅伝中継(JNN系列全国ネットで元日に放送)- 2018年から2022年まで、実況以外の役割(中継所からのリポートや選手へのインタビューなど)を担当。
      • 2018年から2020年までは、一部中継所からのリポートを担当。2018年と2020年には、中継が始まる前に、スタート地点の群馬県庁から『森田さんのニッポンの初日の出』(TBS本社からの生放送による新春特別番組)向けの初日の出リポートも任されていた。
      • 2021年と2022年には、前夜から放送される『CDTV ライブ!ライブ!年越し音楽祭』へ出演した後に中継へ合流。2021年の中継では、(TBSと一部のJNN系列局でのみ放送される)直前情報パートの進行、群馬県庁からのスタート直前リポート、初田啓介(先輩のスポーツアナウンサー)の後任で優勝チームの監督・出場選手へのインタビューを任された。同年にはクイーンズ駅伝のテレビ中継で実況デビューを果たしたが、2022年のニューイヤー駅伝中継では、実況ではなくリポーターを再び担当。
      • 英語圏出身の選手が担当区間のタイムで区間1位(区間賞)を記録した場合や、所属チームの総合優勝に貢献した場合に、当該選手に対して通訳を兼ねたインタビューへ臨むことがあった。
    • 平成スポーツあったなぁ大賞(2019年4月7日) - 『消えた天才2時間半スペシャル』(18:30 - 21:00)からのステブレレスで編成されたため、放送上は2番組連続で進行を担当。
    • マラソングランドチャンピオンシップ中継(TBSテレビ・NHK総合テレビ共同制作、2019年9月19日) - 沿道リポーター
    • 世界陸上2019ドーハ(2019年9月 - 10月) - 現地リポーター
    • 第47回JALホノルルマラソン2019(2020年1月13日、同年2月2日の10:00 - 11:00にBS-TBSで全国放送)
    • クロスカントリー日本選手権2020中継(RKBテレビ制作、2020年2月22日) - スタジオMC
    • ゴールデングランプリ陸上
      • 2020年大会で「陸上好き女子会」(テレビ中継と連動したYouTube向けの動画ライブ配信イベント)の進行、2022年大会のテレビ中継でウォームアップエリアからのリポートを担当。
    • プリンセス駅伝中継(2020年10月18日・2022年10月23日) - 進行(スタート・ゴール地点のリポート)と、出場チームの選手や監督へのインタビューを担当。
    • ドラフト緊急生特番!お母さんありがとう
      • 月曜日に初めて編成された2020年に、初めて進行を任された。『速報!ドラフト会議 THE運命の一日』と改題された2021年にも月曜日(10月11日)に放送されたが、前枠番組の『Nスタ』で前週(4日)から務めているニュースプレゼンターに専念。
    • 2020東京オリンピック(放送上は2021年7月23日から閉幕翌日の8月9日まで報道活動に従事)
      • 『あさチャン!』『ひるおび!』『ゴゴスマ』や競技中継内の関連コーナー(第2代国立競技場前かIBC内の特設スタジオからの生中継)でキャスター、TBSテレビ放送分の柔道野球競技中継(総合司会は安住)で競技会場からのリポート、メダルを獲得した日本代表選手(総勢で約30名)へのインタビューを『あさチャン!』や『新・情報7days ニュースキャスター』(『情報7daysニュースキャスター』の当時の名称) の生放送中にIBC内の特設スタジオで担当。
        • 野球競技準々決勝・日本アメリカ戦(横浜スタジアム)のテレビ中継(2021年8月2日)に際しては、『Nスタ』内の全国ネット向け直前中継へ上原浩治と揃って登場したのに続いて、『よんチャンTV』(上原の地元局である毎日放送の関西ローカル向け報道・情報番組)内のローカル向け直前中継にも上原・中居正広と共に出演。日本代表のメダリストに対するインタビュー取材は、閉幕後にも『あさチャン!』向けにロケ方式で続けていた。
      • 2020東京パラリンピックの開催に際しても、『あさチャン!』のスポーツキャスターとして、日本代表選手の一部を開幕前に取材していた。開催期間中(2021年8月24日 - 9月5日)にはTBSテレビ系列で一部の競技中継やダイジェスト番組を放送しているが、自身は夏季休暇をはさんで、『あさチャン!』のスタジオから競技のルールや見どころ、競技に使用する道具、主な競技の結果、注目の選手を紹介することに事実上専念。
    • サッカー国際親善試合 パリ・サンジェルマン川崎フロンターレ戦中継(2022年7月20日)- 中継先(第2代国立競技場)内のスタジオMC
    • WBCを今からハイパー楽しむぞスペシャル(TBSテレビの制作で2023年3月4日の14:00 - 14:54に放送) - 進行
  • 以下はNHKと「民放」(放送対象地域が関東広域圏である地上波民放テレビ5局)の共同制作によってNHK総合テレビで全国向けに放送された番組で、6局のアナウンサーから1局につき1 - 2名が出演することを受けて、「TBSテレビの代表」としてNHK放送センターでの収録に参加。
    • 1.5℃の約束 いますぐ動こう、気温上昇を止めるために。(2023年9月24日の10:05 - 11:00に放送、詳細後述
    • 明日をまもるナビ』「被災地との声に耳を傾ける」(2024年4月7日)
      • 「NHK民放6局防災プロジェクト」の第4弾に当たる特別企画で、能登半島地震の発生直後から取材を目的に「被災地」の能登地方へ赴いていた6局のアナウンサー(東日本大震災が発災した2021年以降の入社・入局組)から、今井翔馬(NHK)・中島芽生日本テレビ)・山木翔遥テレビ朝日)・田中瞳 テレビ東京)・木村拓也フジテレビ)と揃って出演。熊本地震の発生(2016年4月)直後に熊本県内の被災地を取材していたフジテレビの伊藤利尋(木村の上司)と、「NHKアナウンサー」としての初任局(能登地方が放送対象地域に含まれるNHK金沢放送局)で東日本大震災被災地への支援に関する取材企画へ携わっていた片山千恵子が共同で進行していた。
      • 日比自身は、収録後の2024年4月3日(水曜日)に台湾の東部で花蓮地震が発生したことを受けて、翌4日(木曜日)から急遽渡台。『Nスタ』と『ネットワークトゥデイ』(TBSラジオがJRN向けに制作している平日夕方の全国ニュース)向けの取材リポートを5日(金曜日)まで担当していたため、メインキャスターを務める同日の『Nスタ』には、取材先の花蓮市から生中継で出演していた。

TBSテレビでは上記以外にも、レギュラー(または単発)で放送されるバラエティ番組(『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』やパイロット版時代の『オトラクション』など)のスタジオ(またはロケ)進行やナレーションを随時担当。

BS放送

BS-TBS限定で放送された番組のみ記載。

  • サウンド・イン"S" クリスマススペシャル(2018年12月22日) - インタビュアー
  • バレーボール日本代表国際親善試合~東京チャレンジ2021~日本代表中国代表戦中継(2021年5月1日) - コートサイドリポーター兼インタビュアー
  • スイモクチャンネルシリーズ
    • 『スイモクチャンネル』としての第1回(2020年4月1日)で放送された「アナウンサーのモーニングルーティン」を皮切りに、前述した「女子アナが本気で歌ってみた」や「45秒踊ってみた!」といったアナウンサー企画へ随時登場。
  • オトナを楽しもう 春のよいの日 生放送スペシャル(2023年4月1日の19:00 - 20:54に放送)- 進行

ラジオ

  • ジェーン・スー 生活は踊る(前述)
  • THE FROGMAN SHOW A.I.共存ラジオ好奇心家族(2017年10月6日 - 2018年3月30日、金曜アシスタント)
  • サンドウィッチマンの週刊ラジオジャンプ(2017年7月2日未明 - 2018年12月30日未明、ナレーション)
  • 都市型生活情報ラジオ 興味R(2017年9月18日ほか)
  • 伊沢拓司のクイズ年録2020(2020年12月24日) - 先輩アナウンサーの杉山真也と共に進行を担当
  • アシタノカレッジ
    • 「ちょっといいこと短歌」(月曜日)スタジオパートナー:2022年2月21日
      • 2022年末まで放送されていた短歌の投稿企画。同僚のアナウンサーもパートナーを随時務めていたほか、自身がスタジオへ出演しない週に、自作の短歌がパーソナリティのキニマンス塚本ニキから紹介されることがあった。
    • 「アシタノChat Lounge」(水曜日)ニュースリーダー:2023年4月5日 - 2023年9月20日
      • 水曜日の『アフター6ジャンクション』へ出演している場合に、放送日までの1週間の日本における社会の動向・状況について、番組側で選んだ3項目のトピックスを紹介する目的で放送の当日(同番組の本番前後)にナレーションを収録。
      • 「アシタノChat Rounge」は2023年9月25日(月曜日)、『アシタノカレッジ』自体は同月28日(木曜日)をもって放送を終了。これを機に『アフター6ジャンクション』が『アフター6ジャンクション2』と改題したうえで『アシタノカレッジ』の最終放送枠(月 - 木曜日の22:00 - 23:30)を引き継ぐことから、放送上は当該時間帯の生放送番組へのレギュラー出演を『アフター6ジャンクション2』の(第4週を除く)火曜パートナーとして継続している。
  • JRN・TBSラジオ報道特別番組『開票ライブ!参院選2022』(2022年7月10日) - 第1部(TBSラジオでは20:00 - 翌11日の1:00に生放送)の司会を荻上チキと共同で担当
    • TBSラジオで平日の夕方に『アフター6ジャンクション』(『アトロク』)の本番開始10分前(17:50)まで関東ローカル向けに放送されている『荻上チキ・Session』(荻上がメインパーソナリティを務める報道系の生ワイド番組)をベースに制作された開票特別番組で、放送中には主要政党幹部へのインタビューも担当。上記の時間帯に関東地方(1都6県)のAM・FMラジオ20局からradikoを通じて実施していた放送番組のサイマル(ライブ)配信において、時間帯平均のシェアが全20局中1位(25.1%)を記録するなど大きな反響を呼んだ(当該項で詳述)。
  • 朗読のミカタ(平日の午後に放送されていたJRN全国ネット向けの事前収録番組)
    • 2022年12月26日(月曜日) - 30日(金曜日):「2022年を代表する楽曲の歌詞」
      • 『アトロク』のパートナーを務めているTBSテレビのアナウンサーでは最も遅い時期での出演ながら、2022年の最終週に放送されることを前提に、「2022年を代表する」という観点で選ばれた楽曲の歌詞を朗読。2023年1月から週4日(月 - 木曜日)の放送へ移行することに伴って、2022年内の最終回(12月30日)で金曜分の放送を終了したため、金曜日および週5日の放送体制における最後の出演者にもなった。
    • 2023年3月16日(木曜日):ドキュメンタリー映画『War Bride 91歳の戦争花嫁』の
      中で紹介されている手紙の朗読
      • TBSテレビのプロデューサーとして『半沢直樹』などのドラマを手掛けていた川嶋龍太郎が、「第二次世界大戦の終戦から5年後(1951年)に、自身の伯母(日比にとっては横浜雙葉学園での大先輩に当たる女性)が(大戦中の日本では『敵国』とみなされていた)アメリカから日本に駐留していた軍人との結婚を経て20歳で渡米した」という実話を基に、当時の世相を物語る映像などを交えながら制作した作品。この作品を上映する「TBSドキュメンタリー映画祭2023」が、放送の翌日(3月17日)からヒューマントラストシネマ渋谷で開催されることに合わせて収録された。ちなみに、劇場版では山根基世が朗読とナレーションを担当。
      • 基本として1週分の朗読を1名が担う番組で、2023年3月30日(木曜日)に放送を終了。ただし、上記の朗読が放送された週(3月13日・14日・16日)には、「別の朗読者(山本匠晃)が別のテーマ(映画の興行収入)というテーマで2日分(13日・14日)の朗読を担当する」という番組史上唯一の措置も講じられていた。
  • 関東電気保安協会 presents スガシカオ25th ANNIVERSARY RADIO -tomoshibi-(2023年2月3日) - スガシカオの紹介ナレーション
    • TBSラジオが金曜日の20時台に編成した関東ローカル向けの特別番組。放送の時点では『アトロク』(前述した「アトロク フューチャー&パスト」)をJRN14局ネットで編成している時間帯に当たっていたため、この日の『アトロク』では、20時台限定でネット全局への裏送りを実施した。
  • パンサー向井の#ふらっと(2023年5月18日・2023年11月23日、 いずれも高橋ひかるが「パートナー」・喜入が「アシスタント」という肩書で事実上のパーソナリティを務める週の木曜日)
    • 2023年5月18日放送分への出演については後述。同年11月23日(勤労感謝の日)には、「いいつまみ(1123)の日」でもあることにちなんで酒に合うつまみを「ふらっとトピック」(午前9時台のコーナー)で紹介するなど、ほぼ全編にわたって出演している。
  • 西加奈子×ジェーン・スー『わたしに会いたい』発売記念 特別対談『I miss me』(2023年11月23日)
    • 西が執筆した小説『わたしに会いたい』が2023年11月2日に発売されたことを受けて収録された特別番組で、『アフター6ジャンクション2』木曜分の放送枠に編成。日比は進行のナレーションに加えて、『わたしに会いたい』から一節の朗読を任されていた。
  • アシスタント森本(2024年の新春特別番組)
    • 「『新米パーソナリティ』(浜口京子コウメ太夫など4名)のアシスタントを森本晋太郎トンツカタン)が務める番組は、『ラジオ番組』として成立するのか?」というテーマで2023年内に収録されたドキュメント系バラエティ番組。放送時間は1時間で、TBSラジオが2024年1月1日(月曜日)の16:00から放送した後に、秋田放送北日本放送山梨放送で時差ネットを順次実施することが予定されていた。
    • TBSでは、1月1日の放送中に令和6年能登半島地震(前述)が発生したことを受けて、16:12頃から地震関連のニュース速報を挿入。後に(北日本放送の放送対象地域である富山県など)広い範囲で緊急地震速報津波警報が出される事態に至ったため、『アシスタント森本』の放送を中断したまま緊急報道体制へ移行した。その一方で、秋田放送では当初の予定に沿って当日の20:00 - 21:00、山梨放送では翌2日(火曜日)の15:00 - 16:00に完全版を放送。さらに、地震の発生に関連した警報や注意報が2日の10:00までにすべて解除されたことを踏まえて、北日本放送でも同日の15:00 - 16:00に放送した。なお、TBSでは1月22日の2:00(21日の26:00)から振り替え放送を実施している。

オンデマンド配信

  • すっぴんオンデマンド(2016年12月16日 - 2018年3月20日) - 同期入社の伊東・山本恵里伽と共演

YouTube

  • English Room - 2022年に「TBS NEWS DIG」の公式チャンネルから3回にわたって動画をライブ配信
    • 主に日本国内で英語を学んでいた経験を背景に、小学4年時から高校2年時までアメリカ合衆国ジョージア州で生活していた出水麻衣(先輩アナウンサー)を「先生」として、英会話や海外旅行などに重宝しそうな表現を直近のニュースや双方の体験からおよそ1時間にわたって紹介。第1回の配信(2022年2月23日)をはじめ、一部の回ではTBS NEWS (CS放送) の『あかさか実験室』(単発番組枠)でサイマル放送を実施していた。

TBS入社前

  • おかあさんといっしょ(前述、出演時点での制作局名はNHK教育テレビ
  • 日替わりセントフォース(BSスカパー!、2015年1月22日・2月22日・3月12日)
    • セントフォースの関連会社であるスプラウトへ所属していた時期(青山学院大学3年時)に、スカパー!からのインフォメーション、旬の食材、天気予報を紹介するコーナーを担当。
  • 今夜くらべてみました「青山学院出身トリオ」(日本テレビ、2015年2月17日)
    • 青山学院大学出身のフリーアナウンサー(ホラン千秋、2007年度「準ミス青山学院大学」受賞者で2014年9月までTBSテレビに勤務していた田中みな実、2009年度「ミス青山学院大学」受賞者の新井恵理那)をスタジオゲストに迎えた企画の学内ロケで、当時「準ミス青山学院大学」を受賞したばかりの現役学生として、後輩の井上清華と共に徳井義実チュートリアル)からインタビューを受けた模様を放送。

その他の活動

特記しない限り、TBSテレビ入社後の主な活動を記載。

    イベントでの司会
  • Sony Music Records×TBS Presents「Voice JAM」(2018年8月3日、duo MUSIC EXCHANGE)
    • 2020年3月21日に、BS-TBSでダイジェスト番組を放送。
  • TBS DigiCon6 - 2019年から「JAPAN Awards」の授賞式などで担当(前述)。2023年には、アジア全域からの応募作品を対象に審査する「Digicon6 ASIA」でも、授賞式の司会を初めて任された。
  • CDTV ライブ!ライブ!フェスティバル!2021(2021年9月19・20日、東京ガーデンシアター)
  • CDTV ライブ!ライブ!フェスティバル!2022(2022年9月17・18日、同上)
    • 『CDTV ライブ!ライブ!』が初めて手掛けるライブイベントで、全ての公演日でParaviから動画の有料ライブ配信を実施。
  • JapanEventWeek2022「第9回ライブ・エンターテイメントEXPO」(2022年7月1日、東京ビッグサイト
    • 当日は金曜日で、『ひるおび』のアシスタントに続いて、「ライブ・エンターテイメントxSDGs」(西川貴教SUGIZOによるトークセッション)の「モデレーター」(進行役)を担当。
  • 吉田類の酒場放浪記』放送20周年記念ファンの集い Vol.1(2023年9月9日、新宿ロフトプラスワン
    • 詳細は前述。当日は土曜日で『王様のブランチ』の担当週でもあったため、開催の前には、同番組の特別企画として組まれていた東京ディズニーリゾートからの生中継も進行していた。
    報道・啓発活動関連のCMやPR映像
  • TBS SDGs(2022年12月からTBSラジオで放送)
    • TBSグループによるSDGs達成への取り組みを紹介する啓発CMで、前述した『SDGsジャンクション』などと合わせて「地球を笑顔にするWEEK」(TBSグループがSDGsの達成に向けて2020年11月から展開しているキャンペーン)と連動。
    • 本人は、「地球を笑顔にするWEEK」の開始当初から2022年度まで「17人のTBSアナウンサー」の1人としてSDGs第7の目標(「エネルギーをみんなに」)の啓発活動へ参加した後に、同局の女性アナウンサーから初めて2023年度に「キャンペーン大使」へ名を連ねている。なお、「キャンペーン大使」としては本来の担当番組や『東大王』に加えて、以下の番組にも関連企画で出演。
      • 2023年5月14日(「地球を笑顔にするWEEK 2023春」の初日):『アッコにおまかせ!』
        • SDGsの達成に向けたセブンイレブン(キャンペーンパートナーの1社であるセブン&アイHDが運営)の取り組みを取材した映像を、前述した「おまかせ!コレキテル」枠の特別企画として放送。
      • 2023年5月18日:『パンサー向井の#ふらっと』(TBSラジオ)
        • 「パンサー向井」(メインパーソナリティの向井慧)と高橋ひかる(木曜パートナー)が自身と共に『一緒にやろう SDGsの日』(後述する特別番組)内の「東大王」(生放送によるクイズパート)で「オールTBSチーム」の一員として参加することを背景に、このパートへの予習を兼ねた「地球にもみんなにもやさし~いSDGsクイズ」の出題役として、『アフター6ジャンクション』出演の翌朝(木曜日)に「ふらっとトピック!」と「ふらっとひとやすみ」(いずれも午前9時台のパート)へ生出演。
      • 2023年5月19日・2023年11月10日:『ひるおび』(金曜日の午前枠)
        • 「地球を笑顔にする広場」(赤坂サカス内のキャンペーン関連イベント会場)からの生中継リポートで、総合司会を務める『Nスタ』の本番前に出演。
      • 2023年5月20日(「地球を笑顔にするWEEK 2023春」の最終日):『一緒にやろう SDGsの日』(TBSテレビ系列における「2023春」のクロージング・プログラム)
        • TBSテレビ系列の全局で14:00から8時間放送された特別番組で、生放送パートの大半(前述したクイズパートや18時台に組まれていた『Nスタ』とのコラボレーションパートなど)に出演。出演しないパートでも、閉眼供養を終えた墓石の再利用に関するロケ取材の映像が「TBS"生放送の顔"大集合!!」(『Nスタ』を代表してホラン千秋が出演していた15時台の生放送パート)で流されたほか、「ごみアートショー」(21時台)における赤坂サカス広場からの生中継で「実況」を担当した。
      • 2023年11月9日:『news23
        • 水素エネルギーの最前線に関するロケ取材の報告を目的に、「SDGsキャンペーン大使」という肩書でスタジオに初登場。
  • TBS NEWS DIG「16日分の天気予報を先取り」編(2023年2月18日から『JNN NEWS』の全国ニュースパート内などで放送)
    • スマートフォン向けアプリケーションの大幅なアップデート(2022年10月)によって、日常生活と密接に関連した気象情報を配信するサービスが増強されたことを紹介する目的で出演。
    • 上記のアプリケーションの一種である「NEWS DIG防災」では、人命に関わる防災情報(緊急地震速報津波警報大津波警報大雨特別警報など)を伝える際に流していた機械的な通知音を、2023年9月から日比と井上貴博によるアナウンス音源へ変更した。日比はこの音源の収録後に、「『人の声だからこそ伝わる力がある』と信じながら、1人1人の生命を守るために、短くても強い一言になるよう心を込めた」とのコメントを残している。
  • 国連広報センター民放NHK6局連動『1.5℃の約束 いますぐ動こう、気温上昇を止めるために。』」(2023年9月10日からYouTubeなどで公開)
    • 世界の平均気温の上昇を産業革命以前に比べて「1.5℃」に抑えることの必要性に対する理解と、地球全体の気候変動へ歯止めを掛けることに向けた行動の変容を個人や組織に促すべく、国際連合(国連)と(TBSテレビを含む)日本国内の「SDGメディア・コンパクト」加盟企業が2022年から共同で推進しているキャンペーンの一環として、本人曰く「(青山学院大学の3年時に前述した『NHKワールド JAPAN』の見学で足を踏み入れていたが、)TBSテレビへの入社が内定した当日から『二度と入れないだろう』と思っていた」というNHK放送センター内での収録(2023年8月)に臨んだ。ちなみに、NHKからは高瀬耕造(収録の時点では大阪放送局に所属するチーフアナウンサー)、他の「民放局」(在京民放テレビ局)からは鈴江奈々(日本テレビ)、林美沙希テレビ朝日)、松丸友紀(テレビ東京)、安宅晃樹フジテレビ、いずれも収録の時点で現職のアナウンサー)が参加。
    • 2023年9月24日にNHK総合テレビから全国に向けて放送された同名の特別番組(同月10日に収録)にも、高瀬・鈴江・松丸・安宅および山口豊(テレビ朝日のアナウンサー)と揃って出演。TBSグループで取り組んでいるペーパーレス施策の一環として、『Nスタ』『ひるおび』『news23』で使用するニュース原稿や進行表を、同年5月からデジタル配信(タブレットのモニターを介して表示・加筆・修正させる方式)へ完全に移行させていることを紹介した。鈴江は収録の時点で毎週木・金曜日に『news every.』(日本テレビ系列における『Nスタ』平日版の裏番組)のメインキャスターを担当していたが、この収録を通じて、本人が「絶対にない」と思っていた日比(『Nスタ』金曜日のメインキャスター)との番組共演が初めて実現している。
    映画
  • スマホを落としただけなのに(2018年劇場公開、東宝) - スマホから流れる声だけの出演
  • だから私は前を向く 萌々花20歳(「難病と私 萌々花20歳」の映画版で『TBSドキュメンタリー映画祭2022』参加作品) - ナレーター
  • 骨噛み(2021年制作の短編アニメーション作品、監督:矢野ほなみ)- 音声ガイド向けの台本の執筆・ガイドのナレーションを担当
    • 2021年に「DigiCon ASIA」をはじめ、数々の国際映画祭でグランプリを受賞。シネマ・チュプキ・タバタ限定のバリアフリー上映(2022年9月22 - 26日)に合わせた音声ガイドの制作に際して、「横浜雙葉学園の高等部時代に演劇部の脚本で手掛けて以来」という台本の執筆を、ガイドのナレーションと合わせて引き受けた。上映期間終了2日後(9月28日=水曜日)の『アトロク』では、「日本のラジオ番組で初めての試み」(放送上の呼称は「フル上映」)と銘打って、実際に提供された音声ガイドの音源を全編にわたって「BEYOND THE CULTURE」(20時台の特集コーナー)で放送している。シネマ・チュプキ・タバタでは、2023年の再上映(3月16日 - 30日)に際しても、このガイドを提供。
    雑誌への寄稿
  • 月刊『ユリイカ』(青土社)2018年12月号(特集=雲田はるこ号)「『いとしの猫っ毛』みいくんと恵ちゃんに感謝したいこと。」
    • 『いとしの猫っ毛』(雲田が手掛けたBL漫画)について、横浜雙葉学園への在学中に抱いていた恋愛観を交えながら、「BL初心者」の立場から感想を綴ったエッセイ。自身の執筆による文章を「TBSアナウンサー 日比麻音子」という名義で公表したことは、個人アカウントを開設しているSNSを含めても、このエッセイが初めてである。
  • 『月刊ワイン王国』別冊「ビール王国」Vol.32(ワイン王国、2021年10月14日刊行) - 「特別寄稿 忘れられないペアリング・エピソード1」(25ページ)
  • Sha Shin Magazine vol.3 Spell』(ふげん社、2023年1月20日刊行) - 打林俊(副編集長で写真史家・写真評論家)などと共にエッセイを寄稿
    • 日比が寄稿したエッセイのタイトルは「わたしを解き放つ一枚」で、出生直後の姿が祖母・実母と共に映っているモノクロ写真と合わせて174 - 175ページに掲載。
      • 打林は『アトロク』のリスナーで、「日比が2021年の誕生日に際して、『MASAHISA FUKASE』(「写真家深瀬昌久の集大成」とされる作品集)を宇多丸から贈られた」というエピソードを誕生日前週(6月30日)の放送で知ったことをきっかけに、このエピソードを『写真集の本 明治~2000年代までの日本の写真集662』(当時執筆していた飯沢耕太郎との共著書で同年10月5日にカンゼンから発売)の「著者紹介」(210ページ)へ日比・宇多丸の実名入りで加筆。『写真集の本』の刊行直前(9月22日)からは、写真に関する書籍やイベントに関する特集を『アトロク』水曜日の「CULTURE TALK」(18時台後半のコーナー)で取り上げるたびに、同コーナーのゲストとして日比と共演している。
    新聞でのインタビュー特集
  • 日刊スポーツ』2023年3月26日付(文化・芸能面)「日曜日のヒロイン」
    • 『Nスタ』月・火・金曜日「総合司会」就任の前日に掲載されたため、紙面には(取材を受けた時点で担当していた)「『Nスタ』金曜キャスター」という肩書で登場。関係者を代表して、『アトロク』から宇多丸がコメントを寄せていた。
  • 毎日新聞』東京本社発行版朝刊(芸能面)「赤坂電視台」(2023年3月27日 - 29日)
  • スポーツニッポン』2023年12月3日付(文化・芸能面)「あの人のモチベーション 夢中論」
    • 「午前1時にTBSテレビへ出勤する日々だった」という『あさチャン!』のキャスター時代から、週1回ペースの散歩で心身のリフレッシュを図っていることを、「『ウォーキング』というより『徘徊』に近い」という表現を交えながら告白 。
  • デイリースポーツ』2024年1月4日付(芸能・社会面)「アナ番D」
    • 飲酒(『おんな酒場放浪記 よいの日WEEKスペシャル』向けのロケなど)にまつわるエピソードを披露しながら、「『女子アナ』という(世間での)イメージの壁を超えたくて戦い続けてきた」というアナウンサー生活を回顧。
  • サンケイスポーツ』2024年2月4日付(芸能面)「ヒューマン」
    • 『おんな酒場放浪記』2024年最初のロケ(同年2月9日本放送分)への密着取材記事で、ロケ中に飲む酒をつまみに合わせて自分で選んでいることを、ロケに立ち会っていた尾賀達朗(当時のチーフプロデューサー)が証言 。
    定期刊行誌への登場
    定期刊行誌以外の雑誌媒体への登場
  • 美学生図鑑 - 青山学院大学への在学中に登場
  • 文春ムック「『週刊文春』グラビア特別編集 原色美人キャスター大図鑑2015」(文藝春秋、2015年2月12日刊行) - 刊行の時点で青山学院大学とスプラウトに在籍していたため、「現役女子大生キャスター」の1人として91ページで紹介。
  • 『アトロクプレゼンツ 高校演劇ZINE』シリーズ - 「Vol.1」(2022年2月に初版が刊行された第1号)のみ単独でのインタビュー記事、「Vol.2」(2021年11月刊行の第2号)以降の号で高校演劇経験者との対談記事に登場。
    • 『アトロク』の水曜日で高校演劇やZINE(個人や小規模なグループが非営利で制作する出版物)を特集したことをきっかけに、澤田大樹(日比と同じく高校演劇への造詣の深いTBSラジオ国会担当記者)の監修で制作が始まった部数限定の同人誌。第1号を2020年2月10・11日開催の「RADIO EXPO ~TBSラジオ万博2020~」会場(パシフィコ横浜)などで販売したところ短期間で完売したため、増刷分および、第2号の初版からは主に「TBSショッピング」(TBSグループが運営する通信販売サイト)で取り扱っている。さらに、2023年の夏には「Vol.3」(第3号)を制作。
    • 新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言が日本国内へ最初に発出された2020年4月には、不要不急の外出の自粛が宣言下で要請されていたことを踏まえて、自身も「外出自粛新聞」というZINEを(号外を含めて)4号制作した(『アトロク』のアーカイブページ 限定で公開)。
    一日警察署長

脚注

脚注

出典

関連項目

外部リンク

Tags:

日比麻音子 来歴日比麻音子 趣味・特技日比麻音子 人物・エピソード日比麻音子 現在の出演番組日比麻音子 過去の出演番組日比麻音子 その他の活動日比麻音子 脚注日比麻音子 関連項目日比麻音子 外部リンク日比麻音子1993年7月5日TBSテレビTBSテレビのアナウンサー一覧

🔥 Trending searches on Wiki 日本語:

宮﨑あおい容疑者Xの献身姫様“拷問”の時間です町田啓太SODクリエイト福山雅治大石昌良吉川愛葬送のフリーレン秋山竜次フライデー襲撃事件機動戦士ガンダム野杁正明ボルチモア親愛なる者へ (テレビドラマ)ゴーストバスターズ/フローズン・サマー亀梨和也東山紀之岡田准一SHOGUN 将軍僕の心のヤバイやつ清水尋也GTO (1998年のテレビドラマ)長濱ねる【推しの子】八代亜紀Miwa上本崇司プロジェクトX〜挑戦者たち〜の放送一覧今田美桜ヒロド歩美救命病棟24時の登場人物相棒箕面萱野駅アンセル・エルゴート伊勢谷友介新しい学校のリーダーズ膣内射精子安武人山下智茂天皇の一覧二階堂ふみ竹内結子ずんだもん令和ロマンいきものがかり片桐仁ダイクマ木村美穂富栄ドラム筒香嘉智あおちゃんぺ中村嶺亜橋本龍太郎美味しんぼ大奥 (2023年のテレビドラマ)麻美ゆま中村悠一マグニフィセント・セブンアダルトビデオ前田健太スコット・ハインマンカピバラ2020年の日本プロ野球3月29日ウエストランド窪塚洋介森口博子モンテ・クリスト伯成宮寛貴全国高等学校野球選手権大会阿部サダヲ櫻坂46Twitter黒川智花徳川治休SPY×FAMILY和牛 (お笑いコンビ)UA (歌手)🡆 More