2020年東京オリンピックの柔道競技(2020ねんとうきょうオリンピックのじゅうどうきょうぎ)は国際柔道連盟(IJF)が管轄し、2020年東京オリンピックにて実施されたオリンピックの柔道競技。会場は日本武道館。男女個人戦は体重別で各7種目が実施され、新種目として男女混合団体戦も実施された。
2020年東京オリンピック 柔道競技 | |
日本武道館 | |
会場 | 日本武道館 |
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開催日 | 2021年7月24日 - 7月31日 |
参加選手数 | 124か国 388人 |
« 2016 | 2024 » |
種目 | 金 | 銀 | 銅 |
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60 kg級 | 髙藤直寿 日本 (JPN) | 楊勇緯 チャイニーズタイペイ (TPE) | エルドス・スメトフ カザフスタン (KAZ) |
ルカ・ムハイジェ フランス (FRA) | |||
66 kg級 | 阿部一二三 日本 (JPN) | バジャ・マルグベラシビリ ジョージア (GEO) | アン・バウル 韓国 (KOR) |
ダニエル・カルグニン ブラジル (BRA) | |||
73 kg級 | 大野将平 日本 (JPN) | ラシャ・シャフダトゥアシビリ ジョージア (GEO) | 安昌林 韓国 (KOR) |
ツェンド=オチル・ツォグトバータル モンゴル (MGL) | |||
81 kg級 | 永瀬貴規 日本 (JPN) | サイード・モラエイ モンゴル (MGL) | シャミル・ボルチャシビリ オーストリア (AUT) |
マティアス・カス ベルギー (BEL) | |||
90 kg級 | ラシャ・ベカウリ ジョージア (GEO) | エドゥアルト・トリッペル ドイツ (GER) | ダブラト・ボボノフ ウズベキスタン (UZB) |
トート・クリスティアーン ハンガリー (HUN) | |||
100 kg級 | ウルフ・アロン 日本 (JPN) | チョ・グハム 韓国 (KOR) | ジョルジ・フォンセカ ポルトガル (POR) |
ニヤス・イリアソフ ROC (ROC) | |||
100 kg超級 | ルカシュ・クルパレク チェコ (CZE) | グラム・ツシシビリ ジョージア (GEO) | テディ・リネール フランス (FRA) |
タメルラン・バシャエフ ROC (ROC) |
種目 | 金 | 銀 | 銅 |
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48 kg級 | ディストリア・クラスニキ コソボ (KOS) | 渡名喜風南 日本 (JPN) | ダリア・ビロディド ウクライナ (UKR) |
ムンフバット・ウランツェツェグ モンゴル (MGL) | |||
52 kg級 | 阿部詩 日本 (JPN) | アマンディーヌ・ブシャール フランス (FRA) | オデッテ・ジュフリーダ イタリア (ITA) |
チェルシー・ジャイルズ イギリス (GBR) | |||
57 kg級 | ノラ・ジャコバ コソボ (KOS) | サラ=レオニー・シジク フランス (FRA) | 芳田司 日本 (JPN) |
ジェシカ・クリムカイト カナダ (CAN) | |||
63 kg級 | クラリス・アグベニュー フランス (FRA) | ティナ・トルステニャク スロベニア (SLO) | マリア・チェントラッキオ イタリア (ITA) |
カトリーヌ・ボーシュマン=ピナール カナダ (CAN) | |||
70 kg級 | 新井千鶴 日本 (JPN) | ミヒャエラ・ポレレス オーストリア (AUT) | マディナ・タイマゾワ ROC (ROC) |
サンネ・ファン・デイケ オランダ (NED) | |||
78 kg級 | 濵田尚里 日本 (JPN) | マドレーヌ・マロンガ フランス (FRA) | アンナ=マリア・バーグナー ドイツ (GER) |
マイラ・アギアル ブラジル (BRA) | |||
78 kg超級 | 素根輝 日本 (JPN) | イダリス・オルティス キューバ (CUB) | イリーナ・キンゼルスカ アゼルバイジャン (AZE) |
ロマヌ・ディッコ フランス (FRA) |
順 | 国・地域 | 金 | 銀 | 銅 | 計 |
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1 | 日本 (JPN)(開催国) | 9 | 2 | 1 | 12 |
2 | フランス (FRA) | 2 | 3 | 3 | 8 |
3 | コソボ (KOS) | 2 | 0 | 0 | 2 |
4 | ジョージア (GEO) | 1 | 3 | 0 | 4 |
5 | チェコ (CZE) | 1 | 0 | 0 | 1 |
6 | ドイツ (GER) | 0 | 1 | 2 | 3 |
韓国 (KOR) | 0 | 1 | 2 | 3 | |
モンゴル (MGL) | 0 | 1 | 2 | 3 | |
9 | オーストリア (AUT) | 0 | 1 | 1 | 2 |
10 | キューバ (CUB) | 0 | 1 | 0 | 1 |
スロベニア (SLO) | 0 | 1 | 0 | 1 | |
チャイニーズタイペイ (TPE) | 0 | 1 | 0 | 1 | |
13 | ROC (ROC) | 0 | 0 | 3 | 3 |
14 | ブラジル (BRA) | 0 | 0 | 2 | 2 |
カナダ (CAN) | 0 | 0 | 2 | 2 | |
イタリア (ITA) | 0 | 0 | 2 | 2 | |
17 | アゼルバイジャン (AZE) | 0 | 0 | 1 | 1 |
ベルギー (BEL) | 0 | 0 | 1 | 1 | |
イギリス (GBR) | 0 | 0 | 1 | 1 | |
ハンガリー (HUN) | 0 | 0 | 1 | 1 | |
イスラエル (ISR) | 0 | 0 | 1 | 1 | |
カザフスタン (KAZ) | 0 | 0 | 1 | 1 | |
オランダ (NED) | 0 | 0 | 1 | 1 | |
ポルトガル (POR) | 0 | 0 | 1 | 1 | |
ウクライナ (UKR) | 0 | 0 | 1 | 1 | |
ウズベキスタン (UZB) | 0 | 0 | 1 | 1 | |
合計 | 15 | 15 | 30 | 60 |
60 kg級 | 日本 | 髙藤直寿 | 4位 |
66 kg級 | 日本 | 阿部一二三 | 5位 |
73 kg級 | 日本 | 大野将平 | 13位 |
81 kg級 | 日本 | 永瀬貴規 | 13位 |
90 kg級 | ジョージア | ラシャ・ベカウリ | 4位 |
100 kg級 | 日本 | ウルフ・アロン | 5位 |
100 kg超級 | チェコ | ルカーシュ・クルパーレク | 4位 |
48 kg級 | コソボ | ディストリア・クラスニキ | 1位 |
52 kg級 | 日本 | 阿部詩 | 3位 |
57 kg級 | コソボ | ノラ・ジャコバ | 5位 |
63 kg級 | フランス | クラリス・アグベニェヌ | 1位 |
70 kg級 | 日本 | 新井千鶴 | 5位 |
78 kg級 | 日本 | 濵田尚里 | 2位 |
78 kg超級 | 日本 | 素根輝 | 4位 |
60 kg級 | 日本 | 永山竜樹 | 不出場 |
66 kg級 | イタリア | マヌエル・ロンバルド | 5位 |
73kg級 | 日本 | 橋本壮市 | 不出場 |
81 kg級 | ベルギー | マティアス・カス | 銅メダル |
90 kg級 | スペイン | ニコロス・シェラザディシビリ | 7位 |
100 kg級 | ジョージア | ヴァルラーム・リパルテリアニ | 5位 |
100 kg超級 | ロシア | タメルラン・バシャエフ | 銅メダル |
48 kg級 | コソボ | ディストリア・クラスニキ | 金メダル |
52 kg級 | 日本 | 志々目愛 | 不出場 |
57 kg級 | カナダ | ジェシカ・クリムカイト | 銅メダル |
63 kg級 | フランス | クラリス・アグベニュー | 金メダル |
70 kg級 | 日本 | 大野陽子 | 不出場 |
78 kg級 | フランス | マドレーヌ・マロンガ | 銀メダル |
78 kg超級 | キューバ | イダリス・オルティス | 銀メダル |
(出典、JudoInside.com)。
男子 | 女子 | 計 | |
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アフリカ | 12 | 12 | 24 |
ヨーロッパ | 13 | 12 | 25 |
アジア | 10 | 10 | 20 |
オセアニア | 5 | 5 | 10 |
アメリカ大陸 | 10 | 11 | 21 |
計 | 50 | 50 | 100 |
出場資格を得た選手
選出形態 | 男子 | 女子 | 総計 |
---|---|---|---|
世界ランキング上位による選出 | 126 | 126 | 252 |
大陸枠による選出 | 50 | 50 | 100 |
開催国による選出 | 7 | 7 | 14 |
ワイルドカードによる選出 | 14 | 7 | 21 |
難民選手団 | 3 | 3 | 6 |
総計 | 200 | 193 | 393 |
ワイルドカードには追加で招待されたサウジアラビアの女性選手を含む。
上記の通り、393名が出場資格を得たが、5名が棄権したため、388名が競技に出場した。
試合時間は4分間であるが、4分経過時点でスコア(技あり)に差がついていない場合はゴールデンスコア方式の時間無制限の延長戦で決着させる。
個人戦は階級ごとに22~36名の選手が出場し、トーナメント方式で行われる。世界ランキングで上位8名は準々決勝まで、上位4名は準決勝まで対戦しないようにシードされる。準々決勝と準決勝の敗者は敗者復活戦(3位決定戦)に出場し、銅メダル(2名)を争う。
新種目の男女混合団体戦は男女3名ずつ計6試合を行い4勝したチームが勝者となる。3勝3敗で並んだ場合は抽選により選ばれた階級の選手が再び対戦し勝者を決定する。難民選手団を含め12チームがエントリーしたため、チームランキング上位4チームは準々決勝にシードされる。個人戦と同様の敗者復活戦を実施し、2チームが銅メダルを獲得する。
2020年12月にCASの裁定により、組織的なドーピング問題を抱えていたロシア選手団は、主要な国際競技大会から2年間除外されることが決定した。そのため、今大会のロシア選手はロシア代表の代わりに、ロシアオリンピック委員会(ROC)名義での出場となった。これにより、国旗と国歌も使用できない。
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