『ドラゴンボール ファイターズ』(DRAGON BALL FighterZ)は、アークシステムワークスが開発を担当し、バンダイナムコエンターテインメントより発売された鳥山明の漫画およびアニメ『ドラゴンボール』を題材にした対戦型格闘ゲーム。 2018年2月1日にPlayStation 4・Xbox One・Steamのマルチプラットフォームで発売。また、同年9月27日にNintendo Switch版、2022年2月24日にWindows版、2024年2月29日にPlayStation 5版とXbox Series X/S版も発売されている。
ジャンル | ドラゴンボールファイティング |
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対応機種 | PlayStation 4 Xbox One Steam Nintendo Switch Microsoft Windows PlayStation 5 Xbox Series X/S |
開発元 | アークシステムワークス |
発売元 | バンダイナムコエンターテインメント |
プロデューサー | 広木朋子 |
シリーズ | ドラゴンボール |
人数 | 1 - 2人(オンライン時1 - 6人) |
発売日 | 2018年2月1日 Switch:2018年9月27日 Windows:2022年2月24日 PlayStation 5/Xbox Series X/S:2024年2月29日 |
対象年齢 | CERO:A(全年齢対象) ESRB:T(13歳以上) ACB:PG |
エンジン | アンリアルエンジン4 |
売上本数 | 1000万本(2023年5月時点の出荷・DL本数) |
「ドラゴンボールの本格対戦格闘ゲーム」を標榜し、原作の特色を生かした高速バトルや、アニメの2D表現とポリゴンモデルの3D表現を組み合わせた、「2.5D表現」ともいえるハイエンドなビジュアルおよび演出を特徴とする2D対戦型格闘ゲーム。ゲームエンジンはUnreal Engine 4。
ゲーム内の世界観は、アニメ『ドラゴンボール超』のものを基準としているが、本作独自の要素や設定も存在する。また、ストーリーモードでは過去のキャラクターも登場する本作オリジナルストーリーが用意されており、原作者である鳥山明監修の本作オリジナルキャラクター「人造人間21号」も登場する。ゲーム中では、設定上の実力差が大きいキャラクター同士で対戦を行う場面もあるが、本作においては「特殊な装置の影響で本来の力が出せなくなっている」という設定で補完されている。
2017年6月にロサンゼルスで開催された世界最大規模のゲームショウのE3 2017で初公開。6人のキャラクターが使用可能な状態でプレイアブル出展され好評を博し、国内外のメディアから30以上の賞を受賞またはノミネートされた。『ドラゴンボール』を題材とするゲームではシリーズ最速で世界累計出荷本数200万本を記録し、2020年5月時点で全世界500万本を突破、2021年11月時点で全世界800万本を記録し、2023年5月時点で1,000万本を突破した。また国内、国外問わず様々なゲーム大会やeスポーツなどの種目に採用されている。
『週刊ファミ通』1521号によるクロスレビューは40点満点中36点(プラチナ殿堂入り)。
Nintendo Switch版の早期購入特典として『ドラゴンボールZ 超武闘伝』のダウンロードコードが封入された。2019年1月31日、PS4とXbox Oneにおいてゲーム本編の内容に加え、シーズン1の有料DLCキャラクターを同梱した廉価版『Deluxe Edition』が発売された。『Deluxe Edition』はPS4版はパッケージ版とダウンロード版、Xbox One版はダウンロード版のみの提供となる。
PlayStation 5版、Xbox Series X/S版はオンライン対戦においてロールバック方式を導入。PlayStation 4、Xbox One版を所持済みのユーザーは有償のアップグレードを行なう事で上位機種でのプレイが可能になる。
あるとき何者かが、どんな願いも叶う「ドラゴンボール」を利用し、かつて孫悟空たちが倒した悪の戦士たちを蘇らせるところから物語は始まる。その後、地球にて孫悟空やベジータ、フリーザやセルたちの姿をした謎の「クローン戦士」たちが出現し、世界中で暴れ始める。地球の戦士たちは手分けして調査に出発し、事態の収拾へと向かうが、その途中でほぼ全員が意識を失い次々に倒れてしまう。地球を守る戦士たちの不在という絶望の状況の中、一人の戦士の体に、ある別の精神が宿ったことで物語は別の方向へと動き出す。
孫悟空を中心に進行する物語。突然意識を失った悟空はブルマのもとで目を覚ますが、その体には別の精神が宿っており、悟空本人の精神は体の奥に封じ込められてしまっていた。悟空の体を乗っ取った謎の人物は自分に何が起きたのかわからず、悟空もまた自分の意思で体を動かすことができず一行は途方に暮れるが、その最中かつて破壊されたはずの人造人間16号が姿を現す。16号は悟空たちに起きた現象を「リンク」と呼び、有無を言わさず襲い掛かってくるが、悟空の体を乗っ取った人物=プレイヤーが悟空の体を操り戦ったことで辛うじて16号を撃退することに成功する。その後、ブルマの協力もあり悟空は自分の体を取り戻すが、戦士たちの気を封じる謎の力が働いているせいで、プレイヤーと精神を同調(リンク)させないと戦うことができなくなってしまっていた。
プレイヤーはこの「リンク」を通じて、悟空や他の戦士たちの体を操作しながら敵と戦ってゆくこととなる。そして、戦いの果てにこの事件の黒幕である「人造人間21号」のもとに辿り着くのだった。
フリーザを中心に進行する物語。プレイヤーが悟空にリンクする「超戦士編」に対して「もしも悟空ではなく、フリーザにリンクしていたら」という「if」の展開を描く。
16号曰はく「本来なら孫悟空にリンクするはずだったが、何かしらのトラブルでフリーザにリンクしてしまった」という理由付けがなされている。
何者かの願いにより、奇しくも復活を遂げたフリーザだったが、その身体には別の精神が宿っており、思うように体を操ることができなかった。初めはリンク者であるプレイヤーを追い出そうとするフリーザだったが、リンクを使わないとまともに戦うことができないことを知ると、しかたなくプレイヤーの精神を受け入れ、逆に自分のために上手く利用する方針へと切り替える。その後フリーザは同様に復活していたかつての部下やセルたちと合流し、真相究明のために暗躍する。また、その過程で事件の調査を行っていた悟空たちと遭遇し、人造人間21号という共通の敵に対抗するべく図らずも共闘することとなるのだった。
人造人間18号を中心に進行する物語。プレイヤーが悟空やフリーザにリンクする「超戦士編」、「敵戦士編」に対し「もしも人造人間18号にリンクしていたら」という「if」の展開を描く。
こちらは敵戦士編と違って「トラブルではなく、21号と16号が意図的にプレイヤーを18号にリンクさせた」設定となっている。
他の超戦士たち同様、クローン戦士の調査中に意識を失った18号は何者かによって救出され、とある研究所に運び込まれる。目を覚ました先で18号は、かつての仲間である人造人間16号と弟の人造人間17号、そして人造人間21号と対面を果たす。また、18号の体には別の精神が宿っていたが、21号はこの「リンク」こそがクローン戦士たちを倒す鍵であると語る。さらに21号はクローン戦士たちがレッドリボン軍が生み出した兵器であることを説明すると同時に、自分の中に眠る「衝動」を抑えるために手を貸してほしいと18号たちに協力を求めるのだった。
本シナリオでは超戦士編、敵戦士編では悪役として描かれていた人造人間21号の正体や彼女の本当の目的が明らかになる。
各キャラクターの詳細情報は該当ページを参照。
キャラクター名は公式表記に準拠(英字表記は日本国外版のもの)。各キャラクターの声優はアニメ『ドラゴンボール改』以降の作品に準拠したキャスティングがされている。
また、ストーリーモードでは既存キャラクターとはベースカラーや瞳の色が異なる「クローン戦士」も登場する。
インターネットに接続して、追加コンテンツや追加キャラクターをダウンロードできる。
名称 | 内容 | 配信日 |
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アニソン&BGMパック | DB、DBZ、DBGTの主題歌やBGMに変更可能 | 2018年2月6日 |
実況キャラクターパック | 実況キャラクター「チチ」 実況キャラクター「ビーデル」 実況キャラクター「人造人間18号」 | |
ファイターズパス | ファイターズパック1:バーダック ファイターズパック2:ブロリー ファイターズパック3:ザマス(合体) ファイターズパック4:ベジット(SSGSS) ファイターズパック5:孫悟空 ファイターズパック6:ベジータ ファイターズパック7:クウラ ファイターズパック8:人造人間17号 | 2018年3月28日 |
ファイターズパック1:バーダック | プレイアブルキャラクター「バーダック」 カラー6色、Zスタンプ1枚、ロビーキャラクター1種、カードヘッダー1種 | |
ファイターズパック2:ブロリー | プレイアブルキャラクター「ブロリー」 カラー6色、Zスタンプ1枚、ロビーキャラクター1種、カードヘッダー1種 | |
ファイターズパック3:ザマス(合体) | プレイアブルキャラクター「ザマス(合体)」 カラー6色、Zスタンプ1枚、ロビーキャラクター1種、カードヘッダー1種 | 2018年5月31日 |
ファイターズパック4:ベジット(SSGSS) | プレイアブルキャラクター「ベジット(SSGSS)」 カラー6色、Zスタンプ1枚、ロビーキャラクター1種、カードヘッダー1種 | |
ファイターズパック5:孫悟空 | プレイアブルキャラクター「孫悟空」 カラー6色、Zスタンプ1枚、ロビーキャラクター1種、カードヘッダー1種 | 2018年8月9日 |
ファイターズパック6:ベジータ | プレイアブルキャラクター「ベジータ」 カラー6色、Zスタンプ1枚、ロビーキャラクター1種、カードヘッダー1種 | |
ファイターズパック7:クウラ | プレイアブルキャラクター「クウラ」 カラー6色、Zスタンプ1枚、ロビーキャラクター1種、カードヘッダー1種 | 2018年9月27日 |
ファイターズパック8:人造人間17号 | プレイアブルキャラクター「人造人間17号」 カラー6色、Zスタンプ1枚、ロビーキャラクター1種、カードヘッダー1種 | |
ファイターズパス2 | ファイターズパック9:ジレン ファイターズパック10:ビーデル ファイターズパック11:孫悟空(GT) ファイターズパック12:ジャネンバ ファイターズパック13:ゴジータ(SSGSS) ファイターズパック14:ブロリー(DBS) | 2019年1月31日 |
ファイターズパック9:ジレン | プレイアブルキャラクター「ジレン」 カラー6色、Zスタンプ1枚、ロビーキャラクター1種、カードヘッダー1種 | |
ファイターズパック10:ビーデル | プレイアブルキャラクター「ビーデル」 カラー6色、Zスタンプ1枚、ロビーキャラクター1種、カードヘッダー1種 | |
ファイターズパック11:孫悟空(GT) | プレイアブルキャラクター「孫悟空(GT)」 カラー6色、Zスタンプ1枚、ロビーキャラクター1種、カードヘッダー1種 | 2019年5月9日 |
ファイターズパック12:ジャネンバ | プレイアブルキャラクター「ジャネンバ」 カラー6色、Zスタンプ1枚、ロビーキャラクター1種、カードヘッダー1種 | 2019年8月8日 |
ファイターズパック13:ゴジータ(SSGSS) | プレイアブルキャラクター「ゴジータ(SSGSS)」 カラー6色、Zスタンプ1枚、ロビーキャラクター1種、カードヘッダー1種 | 2019年9月26日 |
ファイターズパック14:ブロリー(DBS) | プレイアブルキャラクター「ブロリー(DBS)」 カラー6色、Zスタンプ1枚、ロビーキャラクター1種、カードヘッダー1種 | 2019年12月5日 |
ファイターズパス3 | ファイターズパック15:ケフラ ファイターズパック16:孫悟空(身勝手の極意) ファイターズパック17:亀仙人 ファイターズパック18:スーパーベビー2 ファイターズパック19:ゴジータ(超サイヤ人4) | 2020年2月26日 |
ファイターズパック15:ケフラ | プレイアブルキャラクター「ケフラ」 カラー6色、Zスタンプ1枚、ロビーキャラクター1種、カードヘッダー1種 | 2020年2月28日 |
ファイターズパック16:孫悟空(身勝手の極意) | プレイアブルキャラクター「孫悟空(身勝手の極意)」 カラー6色、Zスタンプ1枚、ロビーキャラクター1種、カードヘッダー1種 | 2020年5月22日 |
ファイターズパック17:亀仙人 | プレイアブルキャラクター「亀仙人」 カラー6色、Zスタンプ1枚、ロビーキャラクター1種、カードヘッダー1種 | 2020年9月18日 |
ファイターズパック18:スーパーベビー2 | プレイアブルキャラクター「スーパーベビー2」 カラー6色、Zスタンプ1枚、ロビーキャラクター1種、カードヘッダー1種 | 2021年1月15日 |
ファイターズパック19:ゴジータ(超サイヤ人4) | プレイアブルキャラクター「ゴジータ(超サイヤ人4)」 カラー6色、Zスタンプ1枚、ロビーキャラクター1種、カードヘッダー1種 | 2021年3月12日 |
ファイターズパック20:人造人間21号(白衣) | プレイアブルキャラクター「人造人間21号(白衣)」 カラー6色、Zスタンプ1枚、ロビーキャラクター1種、カードヘッダー1種 | 2022年2月24日 |
内容 | 配信日 |
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パーティマッチ リプレイチャンネル:フォローチャンネル リプレイチャンネル:検索チャンネル | 2018年2月28日 |
かつてアークシステムワークスとともに開発した『ドラゴンボールZ 超究極武闘伝』の発売後、バンダイナムコは次回作としてハイエンドの本格的な『ドラゴンボール』の格闘ゲームの企画を検討していた。また、『ドラゴンボール ゼノバース』シリーズが全世界で大ヒットし、シリーズ累計販売本数が800万本を記録する一方で、その多くがカジュアル層のプレイヤーだったため、「カジュアル層だけでなくコア層も楽しめるゲーム」を目標として本作の開発が進められることとなった。
アークシステムワークスも以前から「『ドラゴンボール』の格闘ゲームを『ギルティギア』のグラフィックで出してほしい」という要望を受けたことがあり、「『ドラゴンボール』という強力なIPを使用することで格闘ゲームの魅力をより幅広い層にアピールできる」として依頼を快諾した。
好きなキャラクターを一人に絞り切れないだろうということから「3on3制チームバトル」が採用された。同様の理由から、アークシステムワークス作品としては珍しく、キャラクター固有のアクションよりも、共通システムを重視する方針が取られた。加えて、原作のハチャメチャ感を出すために「リアルタイム交代」かつ「1ラウンド制」という、『MARVEL VS. CAPCOM』シリーズに似たルールが採用された。また、理不尽さの解消と戦況の可視化を目的として、キャラクターが倒された後に一区切り入るシステムが採用された。さらに、プレイヤーがキャラクターを交代しやすくするため、キャラクター交代時の「超(スーパー)ダッシュ」には攻撃判定を付与した。本作のプロデューサーの広木朋子は格闘ゲームとしての調整をアークシステムワークスに任せてよかったと4Gamer.netとのインタビューの中で振り返っており、「細かな調整によって、一人ひとりが本当に個性的なキャラクターに仕上がっていると思います」とも述べている。
Nintendo Switch版では、操作を簡略化した「エクストリームタイプ」が導入された。
プレイアブルキャラクターの選定は開発スタッフにとって非常に苦労した部分の一つであり、最終的にはキャラクターの個性と格闘ゲームとしてのキャラクターの選択基準が重視された。例えば、ナッパはサイバイマンとセットで出せる点が決め手となって選定され、最終的に設置系のパワーキャラクターという『ドラゴンボール』のゲームには珍しい性能のキャラクターとなった。また、ギニューはこれらの選定基準を満たさない可能性があったものの最終的には起用に至り、彼の代表的な技であるボディチェンジもメテオ必殺技として取り入れられた。加えて、本作は「3on3制チームバトル」を採用していることから、キャラクター同士のコミュニケーションも選定基準の一つとなっており、たとえば原作でつながりのある人造人間18号とクリリンにはコンビ技が設定されている。
ストーリーモードはバトルモードと同じモデルとシェーダーを利用しているが、ストーリーモードは物量の多さと尺の長さから、バトルモードのアニメーションをそのまま使うことができなかった。その代わり、ストーリーモード用のポーズを多数作り、ポーズ間の移行の制御を積み重ねる形でアニメーションを作り上げ、効率化に成功した。
ゲームエンジンにはドラゴンボールシリーズでは初めてUnreal Engine 4を採用しており、アークシステムワークスが先に制作した『GUILTY GEAR Xrd -SIGN-』と同様にキャラクターを含めたモデリングは3Dポリゴンであるが、グラフィックタッチは2Dセルアニメのような表現がなされている。通常のプレイ画面はサイドビューだが、必殺技使用時には3D視点のカメラワーク演出がなされるため「2.5Dバトル」と表現されている。
E3 2017での初発表時、マイクロソフトXbox責任者であるフィル・スペンサーに「日本で見つけた少しクレイジーなゲーム」として紹介され、ムービー公開後に会場内が歓声で包まれるなど大きな反響を呼んだ。その際に海外メディアから30以上の賞にノミネートおよび受賞している。
日本国内においては、ゲーム発売前の時点で日本ゲーム大賞2017の「フューチャー部門」を受賞。ゲーム発売後はPlayStation Developers Choice Awards 2018において「ベストビジュアルアーツ部門」を受賞し「リアル系3D表現全盛の時代においてトゥーン表現の頂点を見せてもらった」「原作を読んで誰もが妄想する迫力のハイスピードバトルをゲームに落とし込むとこうなる、という点において1つの回答を見せてもらうことができた」などコメントされている。また、CEDEC AWARDS 2018においても「ビジュアルアーツ部門/優秀賞」を受賞し「アニメ3Dビジュアルの完成形」と評された。
ゲーム発売後は『ドラゴンボール』のゲームシリーズ歴代最速で世界累計出荷本数200万本を達成した。ゲームおよびeスポーツの大会の種目に選ばれることも多く、国内においては「ジャンプフェスタ2018」や「闘会議2018(超・バトルトーナメント)」などで公式大会が開かれたほか、日本国外では「EVO 2018」などのメイン競技としても採用されている。
『週刊ファミ通』1521号によるクロスレビューは40点満点中36点で、プラチナ殿堂入りしている。
イッコウはねとらぼによせたレビューの中で、通常投げの代わりに「ドラゴンラッシュ」を導入したことや、キャラクター同士のぶつかり合いを生み出すシステムにより、格闘ゲームの駆け引きの面白さと『ドラゴンボール』らしさを両立できたと評価している。
日本国外向けに配信されたSteam版は、配信開始後も好意的な評価を受けている。1月26日のピーク時には4万4000人がSteam版をプレイしていたものの、2月11日のピーク時には9000人に減少していた。AUTOMATONのMinoru Umiseは、2月13日の記事の中で、ゲームそのものは良かったとしたうえで、Steamレビュー上でオンライン対戦に不備があったという意見に触れ、オンライン対戦の不十分さがプレイヤー数の減少につながったと推測しており、加えてSteamでは対戦型格闘ゲームの人気を出しにくいのではないかと述べている。プロデューサーの広木朋子はこの問題を受け、修正パッチを複数回に分けて配信する予定であると発表した。
その一方で、公式にはMODのサポートが行われていないものの、インターネット上のコミュニティではSteam版のMODの制作が盛んにおこなわれた。「ベジータベビー」といった原作に登場しながらも本作には登場しなかった形態などを基にしたものや、ソニック・ザ・ヘッジホッグやキャプテン・ファルコンといった他社作品のキャラクター、そしてウガンダナックルズといったインターネット・ミームを基にしたものが作られた。
これらのMODの多くは一般配布されておらず、個人で楽しむ程度に作成・使用されている。
アメリカで開催された世界最大級の格闘ゲーム大会EVO2018で、本作はもっとも注目を集めたタイトルとなった。発売前の段階でメイン8種目のひとつに選ばれ、出場エントリー数は、2575名で全種目中1位を記録。Steamなどの大型プラットフォームを解析しているサイト「GitHyp」によれば、本作の最終日TOP8トーナメントの最高同時視聴者数は25万8705人で、Twichでの公式「EVO」放送における過去最高記録を樹立した。これは20年以上続く「EVO」の歴史上、最高の記録である。
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