『ドラゴンボール エピソード オブ バーダック』(DRAGON BALL EPISODE of BARDOCK)は、鳥山明原作・監修、オオイシナホ作画による日本の漫画。『ドラゴンボール』のスピンオフ作品。
『Vジャンプ』(集英社)にて2011年8月号から10月号まで3号連続集中連載。また、『最強ジャンプ』2011年夏号にも第1話が再掲載された。ゲーム『ドラゴンボールヒーローズ』第5弾スペシャルボスミッションと連動した企画で、テレビスペシャル『ドラゴンボールZ たったひとりの最終決戦〜フリーザに挑んだZ戦士 孫悟空の父〜』直後のエピソードに当たり、原作およびアニメでは描かれなかったバーダックが超サイヤ人となった経緯が描かれた。
本作について作者のオオイシナホはIFストーリーとコメントしている。『ドラゴンボール超全集』の年表ではバーダックが過去に飛ばされたことが表記されているが、これが超サイヤ人伝説の始まりなのかは明確にされていない。イパナ、ベリー、チルドは、原作・監修の鳥山明がデザインしている。
連載時にはチルドが絶命したところで物語は完結したが、2012年4月号のVジャンプにまとめて収録され、チルドを倒したバーダックが仲間の無念を晴らせたことを思い、変身を解いた後に村を去るシーンが加筆された。2014年3月号の最強ジャンプでは付録として一冊にコミックス化され、鳥山の特別インタビューやオオイシのオマケ漫画が追加された。
ボスであるフリーザから攻撃を受け、惑星ベジータと共に消滅したと思われたバーダック。しかし、彼が目覚めてみるとそこは惑星ベジータと呼ばれる以前の過去の惑星プラントにいたのであった。一方、宇宙海賊チルドが惑星プラントの侵略を企てていた。
はるか昔の惑星プラントの先住民族。同じく惑星プラントの先住民族であるはずのツフル人とは身体的特徴が異なり、関連は明かされていない。
チルドをリーダーとする宇宙海賊。アニメ版では部下は左腕にビーム銃を装備している。惑星プラントを小汚い星と見下していたが、傷薬などに感心し目をつけていた。
万が一の脅威になる可能性のあったサイヤ人を惑星ベジータともども破壊する。経緯はアニメと同様だが、バーダックとフリーザとの会話内容など放映当時と細部は異なる。漫画ではバーダックには直接攻撃を行わず彼の目の前で先に惑星ベジータを破壊。アニメでは『ドラゴンボール改』と同じ声優が演じている。
ドラゴンボール エピソード オブ バーダック | |
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監督 | 上田芳裕 |
脚本 | 小山真 |
原作 | 鳥山明 |
製作 | 鳥嶋和彦 |
出演者 | 野沢雅子 江原正士 桑島法子 中尾隆聖 平井啓二 石川和之 長嶝高士 三浦祥朗 八奈見乗児 |
音楽 | 高木洋 |
制作会社 | 東映アニメーション |
公開 | 2011年12月17日 - 18日 |
上映時間 | 20分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
前作 | ドラゴンボール オッス!帰ってきた孫悟空と仲間たち!! |
2012年には『DRAGONBALL SSSS PROJECT(ドラゴンボールフォースプロジェクト)』の一環としてアニメ化。2011年12月17、18日開催の『ジャンプフェスタ'12』で先行上映、フォースプロジェクト公式サイトでも配信された。上映時間約20分。『最強ジャンプ』2012年3月号に付録として『超サイヤ人絶滅計画』と共にDVDソフト化。
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