北フリジア語は、ドイツの少数言語の一つである。
北フリジア語 | |
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Frasch | |
話される国 | ドイツ |
地域 | シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州 |
話者数 | 1万人 |
言語系統 | |
表記体系 | ラテン文字 |
公的地位 | |
公用語 | ドイツの一部地域 |
言語コード | |
ISO 639-2 | frr |
ISO 639-3 | frr |
消滅危険度評価 | |
Severely endangered (Moseley 2010) |
北フリースラントに約1万人の話者がおり、大陸方言と島方言の2つの方言に大別される。標準となる方言は特にないが、本土方言のうちの一つである「モーリング方言」(ベーキングハルデ方言)を標準語にしようと提唱されたことがある。北フリジア語は、西ゲルマン語群の中のフリジア語の一部に分類される。
北フリースラント諸島のフェール島とアムルム島、ベーキングハルデのリーズム・リントホルムの、少数の村を例外として、大部分の地域では、もはや子供たちが北フリジア語を学ぶことはなくなっており、危機言語の一つとされている。すべての話者が少なくとも標準ドイツ語とのバイリンガルで、多くは低地ドイツ語をも話せるトリリンガルである。デンマークとの国境周辺の人々は、さらにデンマーク語(南ユトランド方言)を加えた4言語話者である。
2004年12月24日にシュレースヴィヒ=ホルシュタイン州において、ノルトフリースラント郡とヘルゴラント島での北フリジア語の公的使用を認める州法が施行された。
北フリジア語の様々な方言による文章の例。(原文はテオドール・シュトルムの『小さなヘヴェルマン』より)
フェリング方言とエームラング方言は、別々の方言ながら非常に似ており、この例では同じものになっている。
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