『DARK SOULS III』(ダークソウルIII、ダークソウルスリー)は、フロム・ソフトウェアより2016年3月24日に発売されたPlayStation 4、Xbox One、Windows用アクションRPG。
このフィクションに関する記事は、ほとんどがあらすじ・登場人物のエピソードといった物語内容の紹介だけで成り立っています。 |
ジャンル | アクションRPG |
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対応機種 | PlayStation 4 Xbox One Windows |
開発元 | フロム・ソフトウェア |
発売元 | フロム・ソフトウェア バンダイナムコエンターテインメント |
ディレクター | 宮崎英高 サブディレクター:谷村唯、岡野勇 |
音楽 | 桜庭統、北村友香 |
シリーズ | DARK SOULSシリーズ |
人数 | 1人(オンライン時1-6人) |
発売日 | [PS4/XBOne]2016年3月24日 [PC]2016年4月12日 THE FIRE FADES EDITION 2017年4月20日 |
対象年齢 | [PS4/Xbox One] CERO:D(17才以上対象) ESRB:M(17歳以上) PEGI:16 USK:16(16歳未満提供禁止) ACB:MA15+ |
ダウンロード コンテンツ | あり |
エンジン | havok Autodesk Gameware YEBIS2 |
売上本数 | 1000万本 |
2017年4月20日に、二つのDLCを同梱した完全版『DARK SOULS III THE FIRE FADES EDITION』(ダークソウルIII ザ ファイア フェーズ エディション)が発売。
E3 2015の開幕に先駆けて行われたイベント「Xbox E3 2015 Briefing」(2015年6月16日)にて正式発表された、DARK SOULSシリーズの三作目。ディレクターを務めるのは、前作『DARK SOULS II』を担当した谷村唯、渋谷知広ではなく、『Demon's Souls』『DARK SOULS』『Bloodborne』と同じ宮崎英高である。
宮崎英高が過去に手がけた作品同様に、本作もいわゆる『死にゲー』である。
敵のほとんどは固定配置で、ある程度のランダム要素が加えられつつも基本的に決まった動きをするので、失敗や死亡を繰り返しつつ動きのクセやスキを覚えて攻略していく。ステージ上に多数設置されている罠や仕掛けは、急がずによく観察すれば対処できるものばかりで、理不尽さは少ない。
SOULSシリーズおよび『Bloodborne』でお馴染みの要素として、敵や仕掛けが発する音や声には、はっきりとした個性が持たされており、これを聞き取って不意打ちを察知したり、一部の強力な技を見切ったりすることも過去作同様に求められる。
システムは前々作である『DARK SOULS』のものに回帰しつつ、『DARK SOULS II』の二刀流、『Bloodborne』の溜め攻撃、合言葉マッチング、本作初となる『戦技』や『狂った霊体』などが加えられている。なお、ベイグラントは復活しなかった。
戦闘は鈍重だった前作および前々作とは異なり、『Bloodborne』に近い、敵味方ともに動きの速いものとなっているが、コンボや指先の技量はそれほど重視されておらず、盾による防御、間合い、立ち回り、差し合い、そして前述のとおり失敗を繰り返しつつ、敵の行動を覚えて学習することに重きを置かれている。
敵キャラクターの動きが過去作よりも多彩かつ複雑になっており、特に『騎士』に相当するキャラクターは総じて強敵となっている。
レベルデザインにおいては、一ステージが過去作より長めになっており、さらに上下方向に入り組んだ構成となったほか、中ボスに相当する敵が多めに配置されているのも特徴である。ただしボスと違い、中ボスの多くは逃げることもできる。
ほとんどのステージの関門や終着点に現れるボスは、残りヒットポイントが一定値を下回ると、攻撃を激化させたり見た目と戦い方を大きく変えるようになった。これも『Bloodborne』から取り入れられた要素である。
本作で初登場となる新システムであり、武器(盾や魔法の触媒も含む)ごとに設定された強力な技を繰り出すものである。使用には『FP』と呼ばれるマジックポイントに似た数値を消費する。
多くは攻撃および、攻撃に派生する構えや予備動作であるが、パリィや魔法の強化などの補助系や、隠された公式メッセージを見えるようにするといった特殊なものもある。
おおむね前作・前々作と同じであるが、今作では『狂った霊体』が登場した。これは敵・味方を問わず、マルチプレイヤー開始時に決められた人数のプレイヤーを殺すことを目的としている。
闇霊(侵入者)の場合は通常の闇霊とは異なり、ホストではなく指定された人数の白霊(協力者)や他の闇霊を殺すことでも目標達成となる。白霊の場合は、ホストや他の協力者および侵入者を殺すことで達成となるが、これを無視してホストや他の白霊と協力して闇霊のみを殺し続けても良い。ただし、通常の白霊と異なり同士討ちが起こるため注意が必要な上、あくまでもホストがボス部屋に入る前に決められた人数を殺さないと失敗扱いとなり、報酬は得られない。
途中まで協力しつつ難所で裏切るなどの、緊張感に満ちた遊びもできるシステムとなっている。
また、『Bloodborne』から、メッセージにジェスチャーをとる幻を添付することと、友人とだけマッチングするのに便利な合言葉マッチングが引き継がれた。前者は、前を指差すジェスチャーを添付してメッセージの意図をわかりやすくしたり、役に立たないアイテムに対して人を食ったようなジェスチャーを添付して笑いを取るなどの利用法がある。
これも『Bloodborne』から引き継がれたシステムである。ゲーム開始時に作り上げた主人公の容姿を『お気に入り』として保存するシステムであり、気に入ったキャラクターと同じ見た目の新キャラクターを即座に作り直せるようになった。
キャラクターメイキング画面と実際のゲーム中では光源処理などがやや異なるため、作成時によく出来たように見えても本編中では不気味になったりすることがあり、即座にニューゲームに戻って保存した容姿を手直しするといった、やり直しの省力化にもつながった。
発売から半年以上経って配信された有料DLC第一弾『Ashes of Ariandel』に同梱されたゲームモードで、同DLCもしくはDLC第二弾『The Ringed City』のいずれかで一定の条件を満たすと解禁される。
オンライン専用の対人戦に特化したモードであり、決闘・共闘・乱闘の三つのルールが存在する。勝敗数に応じて名誉のランクが付けられ、マルチプレイヤー中の名前表示の隣にメダルとして表示される。一度メダルが付くと外すことはできない。メダルによる役得は存在せず、あくまで名誉のみとなっている。
本作は前作よりもさらにかなり後の時代が舞台だが、前作同様にシリーズのこれまでの物語とは直接の繋がりはない。
偉大な英雄や王が自らの魂を犠牲にすることで、火継ぎの儀式が続けられ、「はじまりの火」は守られてきた。そして再び火が弱まって世界に不死人が現れ始め、火継ぎの儀式を必要とする中、その使命を託されたロスリック王国のロスリック王子はこれを拒否し、世界の破滅を傍観する道を選ぶ。そこで、かつて火継ぎの儀式を行い、今は燃え殻となっている英雄4名を復活させ、彼らに火継ぎをさせようとするも、1人を除いて彼らもその使命から逃亡する。彼らは時間と空間が乱れてロスリックの地に流れ着いた各々の故郷に籠もる。
プレイヤーは墓場から蘇った「火の無い灰」とも呼ばれる不死人を操作し、火継ぎの祭祀場にて、上記の本来、薪として火継ぎをすべき者たち(薪の王)を倒して、代わりに火継ぎを行う使命を与えられる。この冒険では単純に薪の王たち以外にも、別勢力として事実上アノール・ロンドを乗っ取った法皇サリヴァーンの思惑なども絡む。主人公はまず各地に逃げた薪の王3名やサリヴァーンを倒し、最終的にロスリック王子を討伐する。
薪の王たちの遺骸である「王の薪」を火継ぎの祭祀場にある玉座に集めると「最初の火の炉」へ行けるようになる。そこでは歴代の火継ぎを行った王たちの化身が待ち構えており、これを倒すことで今回の火継ぎは完了するが、プレイヤーはいくつかエンディングを選択することができる。その中には土壇場で火継ぎを拒否して、世界を闇に落とすものも含まれる。
主に本作で追加・変更された用語を解説する。
ロスリックの地は、歴代の薪の王の故郷が集うという設定のため、砂漠の民の地下墓の隣に寒々とした貴族の街があるなど、地理的・気候的に大きく異なる地域同士が隣り合っていることが珍しくない。
以下はDLC第一弾に登場する場所。
以下はDLC第二弾に登場する場所。
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