高速神戸駅(こうそくこうべえき)は、兵庫県神戸市中央区多聞通三丁目にある、阪神電気鉄道・阪急電鉄の駅である。
高速神戸駅 | |
---|---|
東口 | |
こうそくこうべ Kosoku-Kobe | |
右は上から神戸駅、ハーバーランド駅 | |
所在地 | 神戸市中央区多聞通三丁目3-13 北緯34度40分45.7秒 東経135度10分27.98秒 / 北緯34.679361度 東経135.1744389度 東経135度10分27.98秒 / 北緯34.679361度 東経135.1744389度 |
駅番号 | HS35 |
所属事業者 | |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 2面4線 |
乗車人員 -統計年度- | 14,666人/日(降車客含まず) -2022年- |
開業年月日 | 1968年(昭和43年)4月7日 |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | 阪神神戸高速線 |
キロ程 | 3.5 km(西代起点*) 大阪梅田から33.6 km |
◄HS 34 西元町 (0.7 km) (0.6 km) 新開地 HS 36 **► | |
所属路線 | 阪急神戸高速線 |
キロ程 | 0.6 km(新開地起点*) 大阪梅田から34.5 km |
◄HK-17 花隈 (0.9 km) (0.6 km) 新開地 HS 36 **► | |
乗換 | JR西日本 神戸駅 神戸市営地下鉄海岸線 ハーバーランド駅 |
備考 | 共同使用駅(阪神の管轄駅) |
|
配線図 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
阪神と阪急の共同使用駅で、駅営業の主体は阪神電気鉄道が受け持つ。また、当駅と新開地の間は両社の重複区間とされる。どちらの路線も神戸高速鉄道が第三種鉄道事業の「東西線」として施設を保有しており、阪神・阪急は第二種鉄道事業者である。駅番号は阪神に対してのみ付与されており、HS 35である。
駅出入口の案内板等は2010年の経営形態変更以降に交換され、現行の案内板では阪神と同様のデザイン・書体で「阪神 阪急 神戸高速線(HANSHIN HANKYU KOBEKOSOKU LINE)」と表記され「神戸高速鉄道」の表記はされていない。
上記のほか、以下の路線に連絡している。なお、公式な乗換駅ではないが、神戸市営地下鉄西神・山手線(大倉山駅)とも乗換が可能である(同線との公式な乗換駅は三宮駅または高速長田駅)。
島式ホーム2面4線を持つ地下駅である。ホーム有効長は8両編成分あるが阪神方面(2・4番のりば)の停車列車は、阪神・山陽の6両編成(115 m)以下のため両端1両分ずつ(8両編成の1・8号車部分)は固定柵でガードされている。近鉄の車両は乗り入れていない。改札口は東西に各1か所が設けられ、東側にはエスカレーターならびに多機能トイレが、西側にはエレベーターが設置されている。
当駅の西側に引き上げ線が2本あり、北側を阪急が、南側を阪神が使用している。当駅改札外から隣の新開地駅まではメトロこうべ(地下街)を介して連絡している。
阪急方面に発着する列車は奇数番線、阪神方面に発着する列車は偶数番線に発着する。また当駅始発の山陽電気鉄道の下り列車は新開地駅から回送された上で3番線で折り返し、逆に当駅終着の山陽電車上り列車は2番線に到着後折返して新開地駅まで回送のうえ同駅始発の下り列車となる(いずれも、神戸三宮側に引き上げ線がないための措置)。
のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ■阪急神戸高速線 | 上り | 三宮・宝塚・大阪・京都方面 | |
2 | ■■阪神神戸高速線 | 三宮・尼崎・大阪(梅田)・難波・奈良方面 | ||
3 | ■■■神戸高速線 | 下り | 新開地・明石・姫路・ ■神戸電鉄線(新開地のりかえ)方面 | 阪急方面から 一部当駅始発 |
4 | 阪神方面から |
近年の1日平均乗車人員は下表のとおりである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
2007年(平成19年) | 13,667 |
2008年(平成20年) | 13,907 |
2009年(平成21年) | 13,258 |
2010年(平成22年) | 13,701 |
2011年(平成23年) | 13,262 |
2012年(平成24年) | 13,633 |
2013年(平成25年) | 14,271 |
2014年(平成26年) | 14,540 |
2015年(平成27年) | 15,344 |
2016年(平成28年) | 15,266 |
2017年(平成29年) | 16,049 |
2018年(平成30年) | 16,400 |
2019年(令和元年) | 16,219 |
2020年(令和 | 2年)12,444 |
2021年(令和 | 3年)13,145 |
2022年(令和 | 4年)14,666 |
多聞通5バス停から発着する。
運行事業者 | 系統・行先 | 備考 |
---|---|---|
神戸市バス | ||
阪急バス | ||
神姫バス |
神戸高速鉄道が計画された当初、神戸電鉄が高架線で神戸駅前(現在のバスターミナル付近)に入る予定で、神戸電鉄の入る高架駅と阪急・阪神・山陽の入る地下駅(現在の高速神戸駅とほぼ同位置)との総合ターミナル駅として開設される計画であった。湊川公園の東側に、神戸駅まで「し」の字型に伸びる道路があるが、これが神戸電鉄が走る計画だった高架ルートとほぼ一致する。 この計画は後に見直され駅前の用地の問題や日本国有鉄道が神戸駅前への乗り入れに難色を示したため神戸電鉄は現在のルートで地下を走る計画に変更され、そして神戸電鉄と阪神・阪急・山陽が接続する位置に新開地駅を設置することになった。このため、神戸高速鉄道のターミナル駅は、新開地駅と当駅との2駅に分割されることになった。
鉄道アナリストの川島令三によると、川島の父親が当駅の建設にかかわっており、本来は隣の新開地駅と統合した神戸総合駅を設置する予定だったが、予算の都合上やむなく2つの駅に分割・縮小して建設することが決まった、としている。
駅名は開業当初より「高速神戸」であるが、国鉄の駅との区別を意図した駅名付けを同様にしていた山陽電気鉄道を中心に(電鉄須磨を日常的には「須磨」と呼称していたのと同様に)「神戸」と呼ばれることもある(高速長田駅についても同様)。もっとも、1990年代に山陽の行先表示器字幕が「神戸」から「高速神戸」に変更されたり、神戸高速鉄道自体もプラットホームの駅名標を交換した際に「こうそく」の文字をやや小さめに表現するのをやめたりという変化も見られる。当駅を発着する3社ともJR九州日豊本線の駅と同じ名前の駅を通る(阪急は中津、阪神は今津、山陽は別府)。
括弧内の英数字は駅ナンバリングにより付与された番号である。
This article uses material from the Wikipedia 日本語 article 高速神戸駅, which is released under the Creative Commons Attribution-ShareAlike 3.0 license ("CC BY-SA 3.0"); additional terms may apply (view authors). コンテンツは、特に記載されていない限り、CC BY-SA 4.0のもとで利用可能です。 Images, videos and audio are available under their respective licenses.
®Wikipedia is a registered trademark of the Wiki Foundation, Inc. Wiki 日本語 (DUHOCTRUNGQUOC.VN) is an independent company and has no affiliation with Wiki Foundation.