ブルーロック: 日本の漫画、メディアミックス作品

『ブルーロック』(BLUELOCK)は、原作:金城宗幸、作画:ノ村優介による日本の漫画作品。『週刊少年マガジン』(講談社)にて、2018年35号より連載中。2021年5月に第45回講談社漫画賞の少年部門を受賞。2023年11月時点で累計部数は3000万部を突破している。

ブルーロック
ジャンル サッカー漫画
デスゲーム群像劇
漫画
原作・原案など 金城宗幸
作画 ノ村優介
出版社 講談社
掲載誌 週刊少年マガジン
レーベル 講談社コミックス
発表号 2018年35号 -
発表期間 2018年8月1日 -
巻数 既刊28巻(2024年3月現在)
漫画:ブルーロック-EPISODE 凪-
原作・原案など 金城宗幸(原作)
ノ村優介(キャラクターデザイン)
作画 三宮宏太
出版社 講談社
掲載誌 別冊少年マガジン
レーベル 講談社コミックス
発表号 2022年7月号 -
発表期間 2022年6月9日 -
巻数 既刊4巻(2024年4月現在)
アニメ
原作 金城宗幸、ノ村優介
監督 渡邉徹明
シリーズ構成 岸本卓
脚本 岸本卓
キャラクターデザイン 進藤優(メイン)
田辺謙司、戸谷賢都
音楽 村山☆潤
アニメーション制作 エイトビット
製作 「ブルーロック」製作委員会
放送局 テレビ朝日系列ほか
放送期間 第1期:
2022年10月9日 - 2023年3月26日
話数 第1期:全24話
アニメ:ブルーロック あでぃしょなる・たいむ!
原案 金城宗幸
アニメーション制作 ポイント・ピクチャーズ
配信サイト YouTube
配信期間 2022年10月9日 - 2023年3月19日
話数 全23話
映画:劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-
原作 金城宗幸、三宮宏太、ノ村優介
監督 石川俊介
脚本 岸本卓
キャラクターデザイン 新藤優、清水空翔
音楽 村山☆潤
制作 エイトビット
製作 「劇場版ブルーロック」製作委員会
配給 バンダイナムコフィルムワークス
封切日 2024年4月19日
上映時間 未発表
ゲーム:ブルーロック Project: World Champion
ゲームジャンル 新感覚サッカー育成シミュレーション
対応機種 iOS / Android
ゲームエンジン Unity
開発・発売元 ルーデル
稼動時期 2022年12月30日 -
その他 基本無料(アイテム課金あり)
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画アニメゲーム
ポータル 漫画アニメゲーム

スピンオフ作品として、『別冊少年マガジン』(同社)にて三宮宏太による『ブルーロック-EPISODE 凪-』(ブルーロック エピソード なぎ)が2022年7月号より連載中。同作の部数は2023年9月時点で100万部を突破している。またメディアミックスとして2022年10月よりテレビアニメが放送され、2023年より舞台が上演されている。

高校生を中心とするサッカー漫画だが、部活やクラブチームとは異なり、各地から招集されたFW選手300名が日本代表となる権利をかけて試合をするといったデスゲーム要素を汲む作風をもつ。また、絆やチームワークではなく、個人の圧倒的な個性やエゴを求めるといった主題が特徴である。一方、日本サッカーや実在の選手を貶めるような描写があり、連載当初は批判の声もあった。以上のことから、「史上最もイカれたサッカー漫画」の異名を持つ。

あらすじ

日本代表がサッカーW杯を2010年大会以来、8年ぶりにベスト16で終えた2018年。日本フットボール連合は日本をW杯優勝に導くストライカーを養成すべく、ユース年代のFW300人を対象とした青い監獄プロジェクトを起ち上げ、ブルーロックと呼ばれる施設を建設する。失格者は日本代表入りの資格を永久に失うという条件の中、無名の高校生プレイヤーである潔世一は世界一のストライカーになるべく、計画の全権をもつ絵心甚八が課す試験に挑む。

埼玉県高校サッカー選手権大会決勝戦、ボールは一難高校2年FWの潔世一に渡り、ゴールを狙う。潔はゴール前で味方にパスを出したがゴールは外れ、相手チームの吉良涼介にゴールを決められ敗北。その夜、全国を逃したことを後悔する潔のもとに日本フットボール連合から強化指定選手の通達が届く。

入寮テスト「オニごっこ」

制限時間:136秒。ボールをぶつけられた者が同室の受験者12名中唯一の「オニ」となる。「オニ」が誰かにボールをぶつけた場合、ぶつけられた者が「オニ」に変わる。制限時間終了時点で「オニ」だった一名のみ脱落する。ハンドリングは禁止行為。

青い監獄プロジェクトの参加者は五つの棟のうちの一つで生活することとなり、一部屋12人の部屋に割り当てられる。潔は偶然にも吉良と同じ部屋に入ることになる。絵心によって入寮テストとして、ボールを当てられた者がオニとなり、タイムアップ時にオニだった者が脱落するオニごっこが行われる。オニになった潔はアクシデントで足を挫いた五十嵐栗夢を狙おうとする。イガグリ(五十嵐)にボールを当てる直前で、今までの人生を変えるために参加したことを思い出し自分より強い者を狙うことに方向転換する。最終的に吉良が脱落となり、絵心は不満を訴える吉良に対して「ストライカーは勝者になることが出来る有権者であり、その責任を背負って最後の一秒まで戦う者だ」と喝破した。残った11人はチームZとして一次選考を戦うこととなる。

一次選考「総当たりリーグ戦」

所属する棟内の5チームによる総当りリーグ戦。試合のルールは通常のサッカーに準ずる。勝利数上位2チームのみ通過することができるサバイバルマッチ。ただし、脱落する残り3チームの中からもっとも得点数の多かった「得点王」それぞれ1名も通過者とする。総チーム数は25チームで、総人数は275名。

一次選考開始から、トレーニングの毎日が続く。ある日、他のチームメイトとの実力差や先行きに対する不安を感じていた潔は、彼に関心を寄せるチームメイトの蜂楽廻と自主練を通じて距離を縮める。

一次選考の内容は、総当たりグループリーグマッチという棟内の5チーム(チームV-Z)の総当たり戦。全員FWのチームで、原点からサッカーを始め常識を壊せと絵心から伝えられる。

一方、青い監獄の外では日本フットボール連合による記者会見が行われていた。同時に取材を受けていた世界11傑のMF糸師冴はその様子を見て、日本にどのようなFWが誕生するのか興味を持つ。

第1試合、チームZはチームXと試合を行う。全員がFWのため双方まとまりがなく全員が自分のゴールしか考えない中、チームXの馬狼照英が点を奪う。チームXは馬狼を中心としまとまる一方でチームZはバラバラであったが、蜂楽の提案により1点を狙う潔。潔はゴール前に抜け出す過程で「ゴールの匂い」を感じ、チームZの國神錬介にパスを出す。國神のミドルシュートで1点を取るが、試合は敗北。

試合後、絵心にストライカー各々が自分だけの武器を持つように宣告される。チームZの面々はそれぞれの「武器」を言い合うが、潔だけ自分の武器が言えずにいた。チームが練習を通じて一つになる中、自信を失う潔は國神から「ゴールの匂い」を感じるのが武器ではないかとアドバイスされ、自信を取り戻す。

チームY戦、チームZは千切豹馬とGK役の伊右衛門送人を除く9人が順番にFWを交代する「次俺9」作戦(つぎおれないんさくせん)を実行する。チームYのエース大川響鬼に先制点を取られるも、潔は「ゴールの匂い」の武器を活かし二子一揮がチームYの裏の支配者であることを見抜く。高い身体能力を持つ我牙丸吟と潔が一点ずつ決めて勝利を収める。

Y戦の夜、潔はゴールを決めたことで興奮してモニタールームへ向かう。そこには試合中DFに徹していた千切がいた。千切から、潔は空間認識能力があるのではないかと言われる。千切から過去に怪我をした経験からこれまでのようにサッカーができないことを恐れ、諦める理由を探すためにブルーロックに参加したことを伝えられる。

チームW戦では、前回の反省を活かし3人3組で交代しFWを担う「3×3(サザン)オールスター」作戦を実行する。チームWの主軸コンビ鰐間兄弟は千切と同じ高校出身で因縁を持つことが明らかになる。一方、チームZのリーダー格久遠渉は先制ハットトリックを決める。しかし、後半で久遠のミスが原因で逆転され、チームで勝つことを捨て1人で勝ち上がるために久遠はチームWと八百長していたことが発覚する。久遠が寝返り勝ち筋を失った中で1人でゴールを決めるため奮闘する潔に触発され、千切は本来の俊足を活かし点を取り引き分けとなる。

伍号棟最強のチームV戦では、久遠抜きの10人で勝つために千切、國神、我牙丸を前線とし守りを固める作戦とするが、凪誠士郎御影玲王剣城斬鉄による激しい攻撃に通用せずチームZは戦意喪失する。しかし、蜂楽が武器のドリブルを活かしチームVから1人で点を取ったことで、チームZは士気を取り戻す。また、雷市陣吾のディフェンスにより司令塔の玲王を制圧し、同点に並ぶ。逆転するチームZを見て、今まで玲王の指示でしか動かなかった凪は自分でゲームメイクを行うようになり流れは再びチームVに傾くが、尻込みするチームZに対し雷市は激を飛ばす。それにより再び1点を取り返す。そのゴールまでの過程が予想通りとなった潔は自分の空間認識能力を活かせることを悟る。試合に参加していない久遠は人生を賭けて戦うチームZの姿を見て考えを改め、反撃する凪をレッドカードで止め得点を防ぐ。FKを防ぎボールを持った潔は空間認識と未来予測を活用しゴール前に出る。凪に追いつかれるが、潔が今まで得点を決めたパターンであるダイレクトシュートを決め、勝利する。

この結果、チームZは一次選考を突破することとなる。

二次選考

二次選考では他の棟の参加者も加わる。300人中125人が二次選考を受けることとなる。

二次選考(奪敵決戦(ライバルリー・バトル))は1stから5thステージに分かれており、1stステージを突破した者は3rdステージからスタート、3人一組を組み試合に勝ったものは相手から1人を引き抜き、人数に応じてステージが変動する。2ndステージを敗退し1人になったものは脱落というルールである。

1次選考を突破した潔は蜂楽・凪と組み、2次選考ランキングTOP3の糸師凛蟻生十兵衛時光青志のチームに挑む。蜂楽のパスセンスと凪のトラップ力の化学反応を起こし点を奪うも、圧倒的な実力に敗北する。

蜂楽を引き抜かれ2ndステージに落ちた際、元チームXの馬狼・元チームZの成早朝日のチームと対戦。高い得点能力を持つ馬狼と凪の接戦の中、異なる欠点と武器を持つ潔と成早は、お互いを出し抜くことを意識して試合に臨む。最終的に潔は成早の武器「裏への飛び出し」をトレースしゴールを決め勝利する。馬狼が引き抜かれ成早は脱落する。

一方、3rdステージでは、國神・千切・玲王が組む。玲王は自分を置き去りにした凪に復讐することを理由に潔・凪・馬狼のチームに挑む。試合中、馬狼の自分勝手なプレーが目立ったが國神の対策により個人技が通用せず、國神・千切・玲王の連携によりリードされる。それでも頑なに自分のゴールしか考えない馬狼に対し、潔は馬狼と協力するのではなく、馬狼を「喰う」ことを考え馬狼を囮にし凪との連携するという戦法で流れを変える。最終局面、自分をフィールドの王様だと考えていた馬狼は潔にその座を奪われたことで1度は絶望するものの、復活し自力でゴールを決め勝利する。逆転された状況でも自分の武器を活かし新たな戦法を編み出した千切が引き抜かれ、國神・玲王は2ndステージに後退する。この試合以降、馬狼は他人の能力や考えを認め、フィールドの悪役として味方を「喰って」ゴールを奪うスタイルを編み出す。

4thステージで潔達は蜂楽を取り返すべく凛達のチームに挑む。潔と同じ空間認識能力や未来予測能力を持ち、フィールドの選手全員の能力を最大限に発揮させる能力を持つ凛に圧倒されるが、自分がゴールを決めることだけを考え味方からでさえボールを奪うことだけを考える馬狼の戦法が鍵となり、反撃が始まる。潔と凛の読み合いで接戦してきた最終局面、今まで自分のサッカーを理解してくれる人間を探すプレーをしていた蜂楽は純粋にサッカーを楽しむ気持ちを取り戻し、ドリブルで潔チームを抜く。結局潔によって蜂楽のシュートは防がれるが、こぼれ球を受けた凛がゴールを決め、凛チームが勝利。凛によって潔が引き抜かれ、凛・蟻生・時光・蜂楽・潔の5人は二次選考突破となる。

一方、2ndステージに進んだ國神と玲王は、粗暴なプレイヤー士道龍聖と元チームZのイガグリのチームと試合が決まる。士道の弱点のない能力と常識を超えたプレーに圧倒され敗北。引き抜かれた玲王はそのまま三次選考へ進出した一方、脱落となった國神は目の前に現れた敗者復活戦の扉に進む。

三次選考

三次選考に進んだ潔達は、選考の手初めに絵心が招待した世界選抜プレイヤーと試合をすることとなるが、世界で活躍するトッププレイヤーを前になすすべなく敗退。試合後、世界選抜の1人レオナルド・ルナから、この試合はU-20日本代表の選考であることが伝えられる。

世界選抜戦後、残った選手に数日間英語学習が課される。ある時、三次選考を突破した35人は絵心から急遽プランを変更しブルーロックのメンバーでチームを組み現U-20と試合をすることとなったと伝えられる。そこでチームを作るために適性試験(トライアウト)を行うことになる。適性試験では固定選手2名を代表とした3チームによる5vs5マッチを行い、代表選手との相性を試される。各チームの代表は世界選抜戦を終えた時点での上位6名(TOP6)が担い、残りの選手は3チームのうち1チームを選択し、1人につき1試合のみ加入する形式となる。1,2位がAチーム、3,4位がBチーム、5,6位がCチームと名付けられる。凛は1位、士道は2位、凪は6位となる。潔はAチームを選択し、七星虹郎氷織羊とチームとなる。士道が先制点を取るも、Bチームのランキング3位の烏旅人とランキング4位の乙夜影汰により点を返される。TOP6以外の選手は自分の力を発揮できず、TOP6のみで試合が進行する中で、氷織はパス技術を活かし凛と連携、Bチームの千切は脚を活かし烏・乙夜の戦法に適応する。潔は烏にチームの穴だと判断され徹底マークされていたが、七星のサポートにより力を発揮し流れがAチームに向く。得点が4-4となった局面、潔は氷織から「思考を反射でやってみ」とアドバイスを受ける。Aチームゴール前、氷織がパスを出し凛と士道がシュートを決めようとした瞬間、潔は「思考の反射」を実践し、凛と士道を出し抜きゴールを決め勝利する。

二試合目では、玲王が凪と同じCチームとなる。Cチームのランキング5位の雪宮剣優の高威力ジャイロシュートを凪がトラップし先制点を取る。そこで玲王は凪が自分と出会ったころには見せなかった楽しそうな表情を見て、自分では凪が満足させるプレーが出来ないことを改めて悟る。さらに、Aチームの石狩幸雄と蟻生の高身長同士のヘッディングとフィニッシャーの凛によりカウンターされ、玲王自身には彼らのような特別な武器が無いことを痛感する。玲王は自分の能力を受け入れ他人の技を複写(コピー)する戦法を編み出し、雪宮のジャイロシュートを再現しゴールを決める。試合には敗北するも、いつか凪に追いつくことを彼に宣言する。

登場人物

声の項はテレビアニメ版の声優、演の項は舞台版の俳優。

青い監獄参加者

絵心の判断により、全国から実力のあるFWの高校生300人が集められる。所属、学年は様々である。吉良、西岡、石狩、大川は有名選手であり多くの選手が名前を認知しているが、彼らより実力があるものの知名度のない選手も数多く存在する。

元・チームZ(伍号棟)

主人公が一次選抜で所属したチーム。下馬評では伍号棟最弱だったが、一次選考を2勝1敗1分けで2位通過する。

    潔 世一(いさぎ よいち)
    声 - 浦和希幸村恵理(幼少期) / 演 - 竹中凌平
    ランク:299位→一次選考274位→二次選考15位→三次選考1位
    青い監獄選抜チームポジション:OMF 背番号は11番。
    本作の主人公。高校二年生。身長175cm。
    名門校で二年生エースを張るだけのスペックはあるものの、ストライカーとしての武器といえるものを持たない平凡な選手だった。しかし元から持っていた秀でたスポーツIQと、一次選考でのチームメイトの國神や千切の助言によって優れた「空間認識能力」が備わっていることに気づいてからは、フィールド上を把握して未来を予見し、DFの裏側に抜け出してからのダイレクトプレーで得点するスタイルを確立し、のちにマスコミや海外メディアから「青い監獄の申し子」と呼ばれるストライカーへと成長していく。技術やフィジカルは前述の通り平凡・平均を逸脱しないが、「目」や「脳」の分野においてはワールドクラスの選手にも高く評価されており、世界トップクラスのストライカーのマルク・スナッフィーは「特殊な才能の逸材」とその才能を高く評価している。進化するためなら自分を壊すことを厭わない「適応能力」に天賦を持つ天才。
    幼少期より五感が異様に優れており、常人では目視出来ないようなほど離れた場所にいる蚊や僅かな気候の変化にも敏感に反応するほどで、「空間認識能力」はこの延長線ともいえる。
    県大会決勝での決定機、フリーの味方に「サッカーは全員でやるスポーツだ」と教育されていたためにパスを出したが、結果的に敗北に繋がったことに「あの時自分で打っていたら」という後悔を抱えていた。「青い監獄」説明会の際に絵心の言葉に反発はしていたものの、その後悔を強く揺さぶられ、集められた300人の選手のなかで一番最初に駆け出すことになった。
    明るい性格ではないが社交性は高く、強くなるために敵味方関係なく物怖じせずに質問しに行く積極性がある。ほぼ最底辺のランクから始まり、自分の武器を自覚していなかった頃は自信の無さが目立っていたが、次第に自信と矜持を身につけていく。「俺のゴールで勝ちたい」という強烈なエゴイズムを秘めており、勝利に対しても非常に貪欲。そのため勝利の味に酔って敗者を見下ろすことに快感を覚えたり、感情が昂ぶっていると戦意を喪失した味方相手に痛烈な罵倒を浴びせることもある(試合後に冷静になって謝罪している)。たとえどれほどエゴイスティックなライバルにも基本的にリスペクトの精神は持っているが、「新英雄大戦」でのチームメイトであるカイザーとだけは絶望的に反りが合わない。
    入寮試験では動けなくなったイガグリに対してボールをぶつけようとするが思いとどまり、「人生変えに来てんだよ、世界一になりに来てんだよ、自分より強い奴に勝たなきゃ何も変わらない」と標的を変更、ほぼ無意識に参加者内で一番強かった吉良にボールをぶつけ、最終的に脱落した彼に怒りの視線を向けられる。一次選考では自分の武器を自覚せず最初は低迷していたが、チームが状況を打破するヒントを常に第一に気づき提言する活躍をし、「空間認識能力」に気づいてからは絵心の教えやフィールド上のヒントとともに要所での決定機に得点、最終戦での決勝点でもって「空間認識能力×直撃蹴弾」の方程式を完成させる。二次選考では初戦で敗北を喫し、一次選考からのパートナーだった蜂楽を引き抜かれるものの、凪と二人で臨んだ試合で成早の得意技であるオフ・ザ・ボールの立ち回りと裏への抜け出しをラーニング、脱落した成早に自分の天賦が「適応能力」にあると教えられ、試合中での適応と進化を更に目覚ましいものにしていく。三次選考では新たに氷織から「思考を『反射』で行う」と言う概念を教えられる。「新英雄大戦」では自分と同系統の天才であるカイザーのプレーを観察し、空間認識能力の更に活用し、首振りによってフィールド全体を捕捉し、すべての選手の動向を把握してシミュレーションすることに成功。これを「超越視界(メタ・ビジョン)」と名付け、ビッグクラブのU-20カテゴリ選手たちに食らいついていく。氷織によると潔の能力の核を担ってるのは『戦場の中で宿敵を食う能力』であり、それが『潔の"願望"(エゴ)』であると分析している。
    「新英雄大戦」においては普段から試合観戦しているイングランドと憧れの選手であるノエル・ノアが在籍するドイツで悩むも、蜂楽の考えに触発されてドイツを選んだ。第一試合でスペインチームと対戦し、最初はベンチに控えていたものの、ノアの指示で途中参戦する。自ら点を取ろうと奮起するも、カイザーらのレベルの高さに加えチームの哲学に則ってプレーする選手からも相手にされないままで終わりかけた。終盤では強引に味方からボールを奪取して、同じく参戦した國神をアシストしたことで決勝ゴールに繋げてチームは勝利する。
    スペイン戦の試合後にかけられた入札年俸額は1700万円(玲王曰く、「大企業の役員並の年俸」)であり、バスタード・ミュンヘンのライバルチームであるバーサーク・ドルトムントからオファーを受けた。
    続くイングランド戦では、OMFに抜擢される。試合の中で見せたカイザーの動きをヒントに、フィールドを二次元・三次元をも超越した四次元の視点から認識する能力「超越視界(メタ・ビジョン)」を開花させる。この能力そのものは今までも潔は反射的に使用しており、意識的に使用したことでカイザーにも引けを取らないレベルの空間認識能力を得ている。自分の意思で常時発動できる様になったが、その反面体力の消耗が激しく「超越視界」をフルで使ったワンプレイで足元がふらつく程。
    さらに終盤には凪の発言や雪宮の行動と会話から、新たに「自分が主人公だと信じて何かを突き動かす」『主人公感』という考え方に気づき、味方や相手の主人公感を読んだり利用することで相手のプレイを読んで阻止したり、相手の予想や行動を読んでその裏をかく戦法を生み出した。そして最終局面では自身についていくと決めたノアからの言葉によって、自分は「カイザーに勝ちたいという」真理に辿り着いて、黒名とノアのアシストを受けて、ゴール前から敵ゴール前まで辿りつき、カイザーにシュートを阻止されかけるが、「どれか1個でもカイザーに勝つ事」への『挑戦』が自分が『FLOW』へ導く『主人公感』であったことから、ゴールを阻止しようとする行動の裏を読むことにも成功し、雪宮へのパスをして雪宮のゴールのアシストをした。世一の行動がカイザーを道化にしようとするための行動であったとカイザーに言うと、カイザーからは「イカレてる」と言われていた。試合後には雪宮との和解をして、改めてカイザーから「ストライカーとして勝負しよう」と言われた後に「超越視界」の酷使による反動によって倒れてしまい、10時間以上寝込んでしまった。
    イングランド戦では攻守に渡り活躍し、2アシストを達成したことから、ブルーロックの運営公式が出すマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)選ばれて、イングランド戦後には「バスタード・ミュンヘン」から「ノアと組ませてみたい」「攻撃にも守備にも万能な新しい形のMFとして使ってみたい」とMFとして採用したいと5000万円の入札年俸をかけられ(この金額はネスと同額のオファーとなる)、海外メディアからは「次世代のモドリッチ」「"青い監獄"の中心はやはり潔世一」と評価された。しかしこの評価に対して、自分の取材に来た記者には「そう言うプレイをしたのでそう言う評価をしてくれたのは嬉しい」と言いつつも、「最後にはFWとしてゴールを奪える存在になりたい」「僕はストライカーとして生きたい」「俺は俺のゴールで勝ちたい、そのエゴを譲る気は無い」と記者に返している。
    続くイタリア戦を前にカイザーに勝つための新たな武器として國神に両利きになるための特訓を願うも、國神にはもし両利きのトレーニングをしたとしても、自身の能力を潰すだけだから止めておくようにと忠告され断られた。しかし自身と國神に会いに来た、蜂楽・千切の2人が「新英雄大戦」で覚えた新たな武器や戦型が、自身の最大の武器を生かすための小改良変化(マイナーチェンジ)の進化だということに気づいたことで、無理に両利きになる必要は無く、欲しいのは左脚からでもシュートが撃てる技術だと理解したことで、右脚よりも精度は完璧では無いが、サイドウェポンとして左脚からのダイレクトシュートを会得した。またフィジカル能力も、青い監獄でのトレーニングを重ねたことで初期の頃よりも大幅に上げており、イタリア戦ではOMFに選ばれており、『超越視界』を伴った思考に身体が追いつくようになっていた。そして、ネスに右脚からのシュートを妨害すべく重心をずらされるも、振り切って左脚からのダイレクトシュートを決め、先制点を上げてみせた。
    さらにスターシステムでスナッフィーが出てきた時には、ノアの言葉からヒントを得て、雷市にスナッフィーの半径2メートルの半円限定のマンマークを頼み、雷市との連携でユーヴァースの攻撃パターンを読んで防ぐことに成功した。スターシステムが終了後、自身がカイザーに勝つために「失敗したらレギュラー剥奪」という条件を引き換えに、氷織の出場をノアに希望した。最終盤、氷織に対して「反射」を促し、お互いを見ずに互いの理想のプレーを共有し、氷織のアシストから決勝点をも決めて見せた。このゴールはロレンツォからも「1億円ゴール」と評価されており、実際に年俸は前回から1億上昇した1億5000万が付いて、当時の青い監獄2位になった。
    作者はモチーフとなった選手をフィリッポ・インザーギとしている。
    蜂楽 廻(ばちら めぐる)
    声 - 海渡翼岡咲美保(幼少期) / 演 - 佐藤信長
    ランク:290位→一次選考265位→二次選考16位→7位
    青い監獄選抜チームポジション:LSB 背番号は8番。
    黒髪と黄色いインナーカラーのような髪が特徴的な人物。
    天然で自由奔放かつ楽天的な性格で気分屋だがおとなしめではあるものの、必要と感じれば直接の蹴りやエゴイスティックなプレイすら厭わないという先が読めない人物でもある。なお、サッカーセンスはあるが勉学や教養に関してはからっきしな模様。
    武器はテクニカルなドリブルとパスセンス、後に会得する「ジンガ×モンスター」。
    本人曰く、自分の中に"かいぶつ"が居てその声に従ってサッカーをしている。ちなみに、かいぶつは所謂「イマジナリーフレンド」であり、蜂楽の下記の過去から生み出されたものである。
    幼少期からサッカーに熱中していたが、周囲からは受け入れ難い考え方や、理想のプレーとチームメイトの間に差があり孤独を感じていた。
    母親はメディアでもよく取り上げられているほど高名な芸術家であり、息子の考えにも理解を示している。また、父親は幼い頃に病死している。
    4thステージで潔達と試合をする中で、自分がやりたいサッカーができる友達を探すことで"かいぶつ"に固執していることを悟り、"かいぶつ"と決別し純粋にサッカーを楽しむ気持ちを取り戻し、単独で相手DFである凪・馬狼・千切をごぼう抜きするも潔に止められてしまったが、結果的にはゴールのきっかけになっている。日本代表戦では、速さと技巧を持つドリブラーとしてサイドバックを務める。後半戦では直感と即興による自由自在なドリブルを駆使して、単独で日本代表のDFをごぼう抜きしてシュートを放つも止められた。
    「新英雄大戦」においては、自身の考えとリーグの方向性に則った上で「選んだ道を正解にする。」という信念の下でスペインを選ぶ。指導者ストライカーであるラヴィーニョの指導によって、自分だけの"世界一"のイメージを作る様教わり、ラヴィーニョに自身の中にある世界一のイメージである"かいぶつ"の存在を言って、自分は"かいぶつ"を乗り越えて強くなったことで、何をイメージすれば良いのか聞き、ラヴィーニョに"かいぶつ"がまだ自分の中にあると言うと、ラヴィーニョからその"かいぶつ"を進化させろと言う答えを貰って、更なる進化を果たす。そして彼の得意とする「ジンガ」のリズムを自分のスタイルに取り入れた。その結果、上体の脱力と重心を低く構えて「待つ」選択肢を持つことで相手を焦らし、ドリブルの選択肢を無限に増やした「ジンガ×モンスター」というスタイルを会得。バスタード・ミュンヘンとの試合においてはチームの中心となり、新生した姿を見せつけた。
    描写こそ無かったものの、イタリア戦では馬狼のハットトリックの裏で1点決め、フランス戦でも1点ゴールを決めている。
    試合には3連敗しているものの、ドイツ戦の試合後には3200万円、イタリア戦後には6600万円、フランス戦後には7900万円の入札年俸がかけられた(暫定5位)。
    國神 錬介(くにがみ れんすけ)
    声 - 小野友樹 / 演 - 松田昇大
    ランク:291位→一次選考266位→二次選考50位→敗者復活戦突破
    オレンジ色の髪と無愛想な表情が特徴的な人物。
    武器は左足のミドルシュートと馬狼も認める強靭なフィジカル(但しボールキープ力が弱い)。技は「無回転ロングシュート」。
    無愛想ではあるが正々堂々を好む律義で誠実な性格でスポーツマンシップと漢気に溢れる良心的な人物。
    サッカーでヒーローになるべく、ワールドカップ優勝を目指している。
    チームV戦において「無回転ロングシュート」を編み出す。
    2ndステージの士道・イガグリに敗退し引き抜きでは玲王が選ばれて脱落、敗者復活戦の扉を潜る。
    敗者復活戦参加者で、ノエル・ノアに数値上最も近い者として唯一最終選考への切符を手にする。敗者復活戦を経て身体能力は大幅に向上し、ネックであった右足からのシュート威力も増加している一方で、目からはハイライトが消えたようになって隈が出来ており、性格も自己中心的に変貌していた。潔の「ヒーロー」という言葉に対して、「そんな青臭い戯言は地獄に捨ててきた」と吐き捨てる。
    しかし、両利きの技能を覚えるために特訓に協力してほしいと潔に願われた際、後述の理由から自身と同じ身体の使い方やトレーニングをしたとしても、結果的に肉体のバランスを崩してしまい、自身の才能を潰すだけだからやめておくよう提言する等、仲間想いの面は顕在している。
    第一試合では、ブルーロックから参加している中で唯一ドイツチームのスタメンに参加するも、スタンドプレーに走り過ぎたためにノアやカイザーらの顰蹙を買ってしまい、途中交代させられる。後に再び出場し、潔のアシストによって決勝ゴールを挙げて見せ、チームは勝利する。
    続くイングランド戦では、カイザーの妨害によってコースが外れた潔のシュートに対してウルトラボレーを決め、ゴールに押し込むことに成功した。
    スペイン戦の試合後にかけられた入札年俸額は2400万円で、イングランド戦後にかけられた入札年俸は4700万円である。
    なお、上記の豹変は夢を絶たれた絶望感と強迫観念に加え、絵心曰く「敗者へ強制的に異なる哲学を教える「”裏ルート”」に於いて唯一生還した”強制実験体(モンスター)”」で、「世界最高のサッカープレイヤーであるノエル・ノアと同じ肉体を持つ”器”を創るための実験」であるとのこと。國神によると「敗者復活戦で強制的にノエル・ノアと同じ両利きにさせられた」とのことで、結果的に自身が両利きの技能を習得出来たのは自身の筋肉量と骨格があったことによってたまたま出来ただけと、両利きに成ろうとして自身の身体の使い方やトレーニングを勉強しようとした世一に、自身と同じやり方をしても意味は無いと忠告した。
    イタリア戦では目立ちはしなかったものの攻守に渡って活躍し、5000万円に年俸を上げた。
    千切 豹馬(ちぎり ひょうま)
    声 - 斉藤壮馬 / 演 - 佐伯亮
    ランク:292位→一次選考267位→二次選考44位→三次選考?位
    長い赤髪で女性と間違えそうになるほどの顔立ちの美少年。青い監獄選抜チームポジションはRSB で背番号は4番。
    武器は50m5秒77を誇る快足によるトップスピード。技は「無減速ドリブル」、「44°赤豹狙撃(フォーティフォー・パンサースナイプ)」。
    スタミナに不安を残すものの、限られたスペースからシュートを決めるために必要な威力とコントロールにも優れている。
    顔立ちに加えて髪などのケアを怠らないことやマイペースな言動が目立つことから、周囲から「ワガママお嬢」と呼ばれている。なお、母親と姉も同じような髪色と顔立ちをしている模様。
    チームWの鰐間兄弟は同じ高校の先輩であるが、因縁がある。
    青い監獄に来る前は、名門校の超高校級選手として知られていたが、大怪我をしたことで自分が自分ではなくなることを恐れており、サッカーを諦めようとしていた。チームW戦の終盤までは自分の力を出せずにいたが、潔の諦めない姿勢に感化されて動き出し、潔に自分が世界一のストライカーになると宣言する。
    3rdステージでは、進行方向にボールを弾くことで自身の弱点であるトラップ時の停止状態を改善した「無減速ドリブル」を編み出し、三次選考では加速力を活かした戦法を存分に発揮し烏や乙夜にも気に入られるなど、機転が利く面がある。日本代表戦では、速さと技巧を持つドリブラーとして蜂楽と共にサイドバックを務める。
    前半戦からチーム随一のスピードを活かしてフィールドを駆け巡り、攻守に渡って活躍する。しかし、かつて大怪我した後のブランクが原因で、後半戦開始して間もないタイミングで右足の痙攣とスタミナ切れで、交代を余儀なくされる。悔しさを隠し切れないままベンチに下がった後、絵心からその態度を叱責され「それがお前の限界だ」と指摘された。
    「新英雄大戦」においては自身のスピードを試したい考えの下で、ラッシュ&スピードが重要視されるイングランドを選んだ。
    ドイツ戦ではLWGでスタメンとして出場しており、指導者ストライカーであるクリス・プリンスの教えを受けたことで、スピードに磨きがかかるだけでなく、「青い監獄」にある自身のデータから導きだされた自分の「黄金特区」からのセンタリングのパスのようにコントロールを重視したカーブショット=「44°赤豹狙撃(フォーティフォー・パンサースナイプ)」を習得し、先制点を挙げて見せた。ドイツ戦後には、3000万でのオファーを獲得した。
    フランス戦では凛がハットトリックをする中で、イングランドの選手の中で唯一ゴールを決めており、年俸を國神と同額の5000万に年俸を上昇させた。イタリア戦後にはさらに500万円年俸を上昇させ、5500万円(暫定7位)となっている。
    雷市 陣吾(らいち じんご)
    声 - 松岡禎丞 / 演 - 佐藤たかみち
    ランク:294位→一次選考269位→二次選考95位→三次選考?位
    金髪とギザギザした歯が特徴的な人物。青監に来る前は碇ヶ丘サッカー部所属。
    武器は華麗なシュートテクニック(本人曰くセクシーフットボール)、スタミナとそれに加えて体格・洞察力も生かしたディフェンス。
    青監の中でも我が強い人物の一人で、自信家だが口が悪く胸ぐらをつかむなど粗暴で攻撃的な性格。後には精神的に成長し、メンバーを叱咤激励したりと意外なリーダーシップも見せている。
    一次選考では久遠が自分達を裏切った事に対し、最も怒りと憎しみを覚え、殴りかかってイエローカードを貰ったり、その後も暴言を喚き散らして危うくレッドカードになりかけた。
    その後のチームV戦では久遠がレッドカード系のファウルを犯してまでもチームZの危機を救い、久遠に手を差し伸べたと思いきや不意にぶん殴るが「お前の事は一生嫌いだけど、裏切った件はこれで終いだ!」と発言し水に流している。
    U-20日本代表との試合では、スタメンに選ばれることこそなかったが、絵心が選んだサブメンバーの一人に選ばれていた。
    「新英雄大戦」はドイツを選ぶ。練習においてフィジカルコンタクトの強さや1vs1でのボール奪取力が評価され、イタリア戦ではボランチに任命される。
    スターチャンスシステム時、潔の提案でスナッフィーの半径2m以内での半円限定の徹底マークを試み、スナッフィーの視界に居座り続ける事でスナッフィーの膨大な攻撃パターンを消して、潔が攻撃パターンを先読みして防ぐ『遠隔守備連動』でユーヴァースの攻撃を防ぐなど活躍をした。スナッフィーからも評価された体幹や執念の強さを認められ、イタリア戦後に1800万(当時20位)の年俸が付いた。
    選考通過圏内の年俸が付いたことに喜びを隠せずにいたが、ドイツ不参加の第7、8試合終了時点でボーダーである23位まで下がったことから、焦りの表情を見せていた。
    我牙丸 吟(ががまる ぎん)
    声 - 仲村宗悟 / 演 - 村松洸希
    ランク:296位→一次選考271位→二次選考88位→三次選考?位
    青い監獄選抜チームポジション:GK 背番号は1番。
    武器は肉体のバネ(本人曰くは肉弾戦)。それを活かした変則的なシュートやブロックを得意としている。
    食べ物を素手で食べたりするため「野生児」と言われている。また、休みの時には山の中で獣の毛皮を着ているなど、野生児らしいものの私生活は謎に包まれている。
    青い監獄内での身体能力GK適正最高値を叩き出し、青い監獄選抜戦ではゴールキーパーを務める。当初は自身がゴールキーパーを務めることに驚いていたが選考理由を聞くと納得した。
    試合ではバネを活かしたパンチングなどで、凪のフェイント気味のゴールキックに誰よりも反応し飛び出し見事に防いだり、U-20エースである閃堂の攻撃を数回防いでいる他、ペナルティ・エリア外でのヘディングにより士道の攻撃を防いでいる。さらに士道のシュートに対して一度読みを外したものの、逆立ちしてそのシュートをブロックすることに成功している。
    「新英雄大戦」においては、ドイツを選択。本人は普通にトレーニングして意識していなかったもののGKとしての適性が尋常じゃなく高くて、バスタード・ミュンヘンチームをも凌いでいたことから、イングランド戦ではスタメンGKを退けGKに抜擢された。イングランド戦では、パワーアップを果たした玲王の強力なシュートを見事に止めて見せた。試合後には、2800万のオファーを獲得した。
    イタリア戦後には、3200万に年俸を上げている。
    五十嵐 栗夢(いがらし ぐりむ)
    声 - 市川蒼 / 演 - 書川勇輝
    ランク:300位→一次選考275位→二次選考108位→三次選考?位
    実家が寺だからか坊主頭が特徴で、通称「イガグリ」。
    武器は自称「諦めない心」。だが、チームV戦序盤では完全に士気を失い、後に相手からファウルをもらう「ずる賢さ(マリーシア)」を身に付けた。
    お調子者な性格。頭をつかうのは苦手。実は寝相がとても悪い模様。
    実家の寺を継ぐことを反対し、「日本代表になれれば継がなくても良い」と父親と約束し、ブルーロックに参加する。
    自己主張は強いが、実力が劣っていることを自覚している節がある(しかし、U-20日本代表との試合ではベンチ入りを果たした)。
    1次選考を伍号棟の個人ランク最下位で通過し、2次選考の通過順位も判明している中では最も低い。上述のU-20日本代表戦も、登録メンバーリストの掲載順は最後であった。
    「新英雄大戦」においては、ドイツを選んだ。
    ちなみに、原作者の金城はイガグリを(潔以上に)「読み手を普通に戻してくれる存在」と思っており、作画のノ村も「超重要な存在」と言っている。
    久遠 渉(くおん わたる)
    声 - 中澤まさとも / 演 - 佐織迅
    ランク:293位→一次選考268位→二次選考97位
    微笑んでいるような表情とくせ毛気味のミディアムヘアが特徴。
    武器は本人曰くジャンプ力、作戦の立案。
    チームZでは仕切り役で主に作戦の立案をしているが、公式サイトのキャラ説明やアプリゲーム内で作戦名のネーミングセンスがあまりない(独特)な事が判明する。また、コミュ力も高い。
    青い監獄に来る前は無名の高校でサッカー部を創設し全国制覇を本気で目指す自分と高校の部活気分でサッカーを行うチームメイトとの温度差に苦しんでいた。その過程で「自分だけでも勝ち続ける」という考えを持つようになる。
    当初はチームプレイやチームの輪を重んじる発言や行動が目立ったが、チームの先行きに危機感を覚えチームWに八百長を持ちかける。チームV戦では試合に一切参加しなかったが、人生を懸けて戦うチームZの姿を見て改心しレッドカード覚悟で相手チームを妨害、それ以降(雷市に盛大に殴られはしたが)チームと和解する。
    二次選考では裏切った悪評が出回り、誰ともチームを組めなかったが、クリアが遅くなった「出遅れ組」の伊右衛門と今村とチームを組むも脱落する。
    伊右衛門 送人(いえもん おくひと)
    声 - 綿貫竜之介 / 演 - 澤田拓郎
    ランク:298位→一次選考273位→二次選考101位
    武器はオールラウンドなところ。
    國神同様、青監の良心と言える人物。頼まれると断れない性格。見た目同様に精神的にも大人であり面倒見が良く、久遠の裏切り後はチームZのまとめ役となる。本人曰く、字が綺麗らしい。
    上記の性格から、一次選考では全試合に渡ってチームZのゴールキーパーを引き受け、元々FEのためゴールを決められまくるものの、終盤のPKでファインセーブを決めて見せた。
    二次選考では「出遅れ組」で同様の今村と裏切りでペアが居なかった久遠とチームを組むも、選考突破ならず脱落。このため、FWはおろかフィールドプレイヤーとしてのプレーが描かれていない。
    今村 遊大(いまむら ゆうだい)
    声 - 千葉翔也
    ランク:295位→一次選考270位→二次選考104位
    武器はスピード&テクニック。
    一見やる気なく見えるがノリの軽い女好きの軟派なチャラ男でサッカーを恋愛に置き換えて考えている。
    二次選考では伊右衛門同様「出遅れ組」となり、裏切りの悪評によりチームに入れず残っていた久遠と3人組を作るも、脱落。
    成早 朝日(なるはや あさひ)
    声 - 梶田大嗣
    ランク:297位→一次選考272位→二次選考38位
    武器は裏への飛び出し。DFの目線を読み、DFラインの裏へと抜け出すステップワークを得意とする。
    よく他人の食べ物をつまみ食いをするなど、ひょうきんでやんちゃな言動が目立つ。
    6人兄弟の長男。事故で両親を亡くし貧しい生活を送っており、アルバイトや家事をしながらサッカーの練習に励んでいた苦労人。日本代表になって家族を助けるべく、青い監獄に参加する。
    2次選考2ndステージの潔・凪に敗退し、引き抜きで馬狼が選ばれ脱落。潔と同じく自身が個人能力では劣る点を認めており、脱落が決まった際には、その潔が情けをかけず馬狼を選んだことに感謝し、潔に涙ながらにエールを送り、ブルーロックを去った。
    吉良 涼介(きら りょうすけ)
    声 - 鈴村健一
    ランク:289位
    松風黒王高校のエースストライカーで、青い監獄では潔世一と同じチームZに所属していた。
    "日本の宝"と呼ばれU18に飛び級召集される噂が立つほどの実力者(しかし入寮テストでは合格していた場合、最下層のチームZとなる組に配属された)で、イガグリやスピンオフの御影などに顔と名前を覚えられていた。
    紳士的で正義感のある人物で、初対面の人物にも気さくで友好的。
    当初はブルーロック計画及び絵心の考えを猛批判し、自身がトップに立つことで絵心の考えは間違っていると証明すべく参加したが、入寮テストで敗退してしまう。
    これは皮肉にもランクが高かったために、ジャイアントキリングに燃える蜂楽や潔に狙われてしまったことで発生した悲劇であった。
    潔と青い監獄で最初に会った時は気さくで紳士的な振る舞いをしていたのだが、自身が失格と告げられた時は納得いかず、普段の自分をかなぐり捨てて口汚く声を荒げながら絵心に猛抗議をする。しかし、ストライカーとして本質的に必要なことと「勝負から逃げたお前の負けだ」と告げられ、去り際に潔に向かって怒りと憎悪の表情を向ける。

元・チームX(伍号棟)

エースの馬狼を絶対的な支柱としたチーム。当初、チームメイト達は馬狼の強さに心酔しきっていたが、己のルールで勝ち進む馬狼を扱いきれず、遂には3連敗してしまう。最終戦であるチームV戦時には、チームメイト達は馬狼への不満を顕にしていた。一次選考の最終成績は、1勝3敗の勝ち点3と得失点差-3で5位。 馬狼以外のチームメイトはキャラブックにて名前が公開された。

    馬狼 照英(ばろう しょうえい)
    声 - 諏訪部順一石上静香(少年期) / 演 - 井澤勇貴
    ランク:一次選考250位→二次選考18位→三次選考5位
    青い監獄選抜ポジション:LWG(交替枠)
    武器はゴール右上角への正確無比なシュートとフィジカルを利用した突進力。また、弾きフェイントと鋭角ドリブルを新たに習得する。
    自身を王様(キング)、周りのプレイヤーを「愚民」と称するかなりの自信家かつ傲慢不遜な性格で、自分をルールだと言い張る極めて自己中心的な性格。口も悪く、「てめえ」「殺すぞ」など、物騒な言葉づかいすらしている。
    また、超几帳面で神経質かつ拘りが強く、モノの整理整頓や自身が習慣としているトレーニングの実施を徹底しているだけでなく、公共の場でも高い意識でマナーを守っており、周囲の人物に対しても整理整頓やマナーを守ることを遵守させようとしている。アプリゲーム内でもルーティーンを厳守したり、主人公が差し入れたタオルや水の置き方に苦言を入れたり、プロテインの配合にも拘っている、ボールを片付けない凪に苦言するなど、いかんなく発揮している。
    サッカーのプレーにおいて周囲の人間は自分を目立たせるために存在すると考えるようになり、自分がやりたいようにゴールをすることしか考えていない。この考えは幼少のころにサッカーを始めた時からであり、当時からその才能や実力を発揮しては自分を磨き続けていたものの、他者への理解を諦めるようになる。二次選考3rdステージでは潔がゴールを奪うために利用され、大きな挫折を味わうことで、フィールドの悪役としてゴールを奪う活路を見出し勝利する。それ以降、基本的な性格は変わらないものの潔の能力や考えを認めるような発言をするようになり、良い意味で精神的な変化も見られるようになる。プレースタイルも、味方の能力を利用し合って高めていくものへと変化する。ノアからは「ストライカーとしての資質だけならU-20カテゴリの中でも世界最上位ランク」と、その才能を高く評価している。
    三次選考は知っている人とチームを組んでも成長に繋がらないという理由から、凪や凛のチームを避け、チームBを希望した。
    三次選考においては自身も1点を取る活躍を見せるも、自身はスタメンに選ばれることはなく、最後の一人として選ばれた潔に怒りと屈辱の表情を向けた。絵心が選んだサブメンバーの一人に選ばれ、後半戦15分にて乙夜との交替で登板された。U-20日本代表との試合では、合理性を無視して潔を食うために「潔狩り」と称した、自身の独善的なプレーで敵味方問わず混乱させ、フィールドを乱すジョーカー枠としてフィールドに混沌を作った。
    潔に執着したプレーをすぐに相手に見透かされたが、冴によってゴールを阻まれた潔が凛に咄嗟にパスした際、凛の動きさえも掌握し、自身のゴールへと変えてみせた(但しこの際、シュートを決めた感情を抑えられなかった余り、ユニフォームを脱いで騒いだことが原因で、非紳士的行為によりイエローカードを取られるという恥ずかしいミスをしている)。潔からなぜ出来たのか聞かれるも、本人曰く「凛と潔はシンクロし過ぎて一心同体にしか視えない」「凛も潔だろ」と平然と返している。
    「新英雄大戦」においてはイタリアを選択。初戦(フランス戦)は参加しなかったが、続くスペイン戦には参加し、ハットトリックを決めたことで当時「青い監獄」選手最高額である1億円もの年俸が与えられた。
    マルク・スナッフィーから聞いたサッカーの哲学を、志の低い哲学と反発して、1人で練習をしてた所に現れたスナッフィーに自身にとってサッカーは「王様になる為の手段」と言うが、スナッフィーからはサッカー選手である前に1人の人間で、それを履き違えてるのなら素人だと言われる。そしてスナッフィーから、自身の過去やかつての友人が失敗の末に自殺した話を聞かされ、スナッフィーから自身と仕事をしないかと言われ、自身の後継者として『ユーヴァースの王』にならないかと誘われるが、与えられた王冠なんかいらなく、未来にビビってる大人にはならないと反発して立ち去る。その後、ロレンツォから自身の過去とスナッフィーの関係を聞き、彼からスナッフィーは「ゴミ野郎を見捨てない、未来をくれるクレイジーな大人」と聞いたことで、スナッフィーからの仕事の誘いを受けるのを決め、「スナッフィーの後継者」としてでは無く、スナッフィーを超えるためのストライカーとしての仕事と言い、彼に「世界の王」としてプロデュースしろと要求した。
    スナッフィーから「ゴールハンター」としての自身の武器であるシュートを活かすためにGKとの駆け引きを体得する様に言われ、自身が撃ちたい時では無く、『敵の意識の隙間を狙い撃つ』様に教わり、特訓を重ねたことで、GKとの駆け引きによるシュートを撃ち込む事に特化した眼である『捕食者視界』を習得する。そしてユーヴァースのチームメイトとの連携による、誰がボールを持っているかGKに分からなくさせる、一瞬の空白地帯を創り出してからシュートを撃つ『隠密殺撃蹴弾』を習得した。
    ドイツ戦前日にオリヴァや蟻生に二子に手伝って貰い、髪に赤いメッシュをかけており、ヘアスタイルを見た潔に対して本人は1億円記念のレッドメッシュだと自信満々に潔に言うが、2人の近くにいてその会話を聞いていたオリヴァからは「潔に逢う前に気合を入れたいからと」言い出したからおめかしだと、蟻生は「さながらデート前夜の乙女」と、二子からは「王様ってかプリンセスバロウですね」と言われてしまっていた。
    ドイツ戦では潔の先制ゴールの後に、ユーヴァースのチームメイトとの連携で『隠密殺撃蹴弾』を炸裂させ、同点ゴールを決める。その後、スターシステムで出場したスナッフィーの設計した通りのデザインで潔らにシュートを4回止められたことで不満が爆発して、スナッフィーとの仕事を降りると宣言。自身が生きていくには絶望が足りないとして、組織的なプレーをせずエゴイズム全開ながら他のチームメイトを引き込んで行き、最後は潔とカイザーのブロックを避けるためにグラウンダーシュートで2点目を決める。得点後にスナッフィーから「自身の勝ち」と言われるが、それを結果論と一蹴し、スナッフィーとの仕事を終えた上でスナッフィーの生き方を「二流ストライカー」と言い、「自分との決着がついてないから引退を撤回しろ」とスナッフィーに言う。それを聞いたスナッフィーは友人のミックの最期の言葉を思い出して、引退撤回をし現役続行を決断した。その後は独善的なプレーをしつつも、自ら積極的なプレスをしてユーヴァースを引っ張っていくプレーなどをして行き、他の選手たちも馬狼について行くプレーをして行き、氷織からは「愛される意思と才能を持った人間」「愛されるエゴを持った人間」と評している。試合後には、年俸は当時3位の1億3000万円になった。
    イングランド戦後には、年俸を潔と同額の1億5000万円に上昇させた。
    趣味はボウリングであり、ボウリング場を「聖域(サンクチュアリ)」と称し、マイボールとマイグローブを所有するだけでなく、ストライクを何回も連続で出せるほどのこだわりと腕前を持っている。U-20戦後の休暇では単身でボウリングをしてた所を、青い監獄チームとU-20チームのボウリング対決の時に同じボウリング場にいたことで、なし崩し的に参加する形となり、結果的に自身のターキーで青い監獄チームを勝利させた。
    明治 心(めいじ はあと)
    声 - 藤澤奨
    ランク:一次選考251位
    背番号6番のオールバックの選手。アニメ
    チームZ戦で馬狼にマークを集中させている隙をついて1点ゴールを決める。
    38話にて脱落時のランクも251位から変動していなかった。
    森永 大弥(もりなが だいや)
    声 - 内田修一
    ランク:一次選考246位
    背番号4番。チーム内の司令塔をしていた描写が原作、スピンオフ共に確認出来る。
    番区 柔(ばんく やわら)
    ランク:一次選考249位
    背番号3番。最終戦であるチームV戦において、馬狼の独りよがりなプレーに対する不満特に顕にしていた。
    江崎 千尋(えざき ちひろ)
    声 - 篠原彰宏
    ランク:一次選考253位
    背番号5番。最終戦であるチームV戦において、番区同様に馬狼の独りよがりなプレーに対する不満を特に顕にしていた。
    三賀 理安(さんが りあん)
    ランク:一次選考243位
    背番号11番。
    大堂 無頼(だいどう ぶらい)
    ランク:一次選考244位
    背番号9番。
    土戸藻 優座(どこも ゆうざ)
    ランク:一次選考245位
    背番号1番。
    高良 流斗(こうら ると)
    ランク:一次選考247位
    背番号8番。
    大塚 昂生(おおつか こうせい)
    声 - 杉林晟人
    ランク:一次選考248位
    背番号7番。
    英油 使輝(えいゆ つこてる)
    ランク:一次選考252位
    背番号2番。

元・チームY(伍号棟)

不気味なほど組織的なチーム。大川が中心だと思われていたが、実際は裏で二子がチームを操っていた。一次選考の最終成績は、1勝2敗1分けの勝ち点4と得失点差-8で4位。

    二子 一揮(にこ いっき)
    声 - 花江夏樹 / 演 - 坪倉康晴
    ランク:一次選考255位→二次選考63位→三次選考?位
    青い監獄選抜チームポジション:CB 背番号は3番。
    チームYの司令塔。武器は潔と類似した空間認識能力とチームを支配する頭脳。
    前髪が長く目が隠れている。話す相手が同年代でも敬語や丁寧語で話すが、自信に満ちた発言をすることもあり、冷静と慇懃を併せ持つ性格。
    中学生までは遊戯王を趣味としており、公式大会でも優勝するほどの実力を持っていた。趣味以外のことには基本無頓着で、クラスメイトのサッカー部員によるいじめに対しても無関心だったが、大切にしていた遊戯王のカードを破られたことで激昂。その際に「君の大切にしているものを潰す」と100日後にサッカーの試合を宣戦布告した。当時二子自身はサッカー部員ではなかったが、自身の持ち前の運動神経に加え、趣味で鍛えられた戦術眼を駆使して、他部活のエースの寄せ集めチームでありながら指揮を取り、サッカー部相手に圧勝した。この勝利の暁にサッカー部へ入部し、高校でもサッカー部を続けていた間にブルーロックへの招待を受ける。
    一次選考初戦のチームV戦において既に空間認識能力を発揮しており、先陣のボールの奪い合いによるこぼれ球を奪い取った(しかし、直後に一次選考の素質を見破った玲王により奪われた)。
    続くチームZ戦では司令塔に徹し、ゴールは同チームの大川に任せていたが、敗北して以降自分でゴールを狙うプレースタイルに変更。結果的に大川からチーム内得点王を奪取し、二次選考に進出する。対日本代表戦では高さもスピードも並みだが、ボール奪取力と空間読解に長けた頭脳を買われ、センターバックを務める。
    U-20日本代表戦では前半戦、絵心が一目置くほどの空間認識能力と読みの深さを活かしたディフェンスでカウンターによる反撃に繋げる活躍を見せる。後半戦開幕、決死のブロックにより士道の攻撃を防ぐことに成功するが、その際に足首を負傷。試合の最中にDFとして自身の能力で相手の攻撃を阻止することに快感や面白さを覚えて、潔に自身の心境の変化を「恐れずに受け入れる」「潔と出会ってから自分が変わって行く事が怖く無い」と語るが、足首の負傷に伴い玲王との交替を命じられる。
    「新英雄大戦」においてはイタリアを選んだ。スナッフィーのサッカーに対する哲学を聞き、スナッフィーによって作られた無数の戦術パターンを見ると、選手1人1人の個性を活かした戦術パターンが膨大な量用意されており、それを自分達が失敗しなければ勝てると言うスナッフィーの哲学を面白い考え方と言い、ここで生き残ったら間違い無くド成長できますと他のメンバー達に言った。初戦のフランス戦には出場はしておらず、スペイン戦では詳細は不明だが、2350万の年俸でのオファーを獲得した。
    ドイツ戦でのポジションはMFであり、『超越視界』のような空間認識能力を発揮し、潔とボールの動きから危険なポイントを予見することで潔のブロックに成功した。このときまで無自覚に能力を使用していたが、潔の解説を聞き、『超越視界』の言葉に強く興味を持ち、意識して使うようになった。しかし、まだ不完全なため全体を見ることは出来ておらず、潔の動きによって背後から迫った雷市に気づくことが出来ず、ブロックされた。試合後には、年俸を3000万に上昇させている。
    イングランド戦後には、年俸を4000万に上昇させている。
    大川 響鬼(おおかわ ひびき)
    声 - 新祐樹
    ランク:一次選考254位
    名は体を表すが如く、モヒカン頭でヤンキー風の見た目をしている。
    武器はGKのタイミングを外すフェイントを駆使したシュートテクニック。本人曰くメンタルコントロールが上手いらしい。
    熊本県大会得点王の実績を持ち、吉良と同様に知名度が高い。
    一次選考で二子がエゴに目覚めたのもあってかパッとしないまま、チームY敗退に伴い脱落。

元・チームW(伍号棟)

エースコンビの鰐間兄弟を主軸としたチーム。一次選考の最終成績は、1勝1敗2分けの勝ち点5と得失点差-1で3位。

    鰐間 淳壱(わにま じゅんいち)
    声 - 鈴木崚汰 / 演 - 船木政秀
    ランク:一次選考233位→二次選考79位→三次選考?位
    チームWのエースコンビ。鰐間兄弟の双子の兄の方。弟の計介からは「お兄」と呼ばれる。千切とは同じ高校。
    武器は計助との以心伝心連携(アイコンタクト)。
    普段はとんがり気味の髪、丸まり眉毛にへの字口と計介との違いがわかりやすいが、笑うと眉以外瓜二つになる。
    基本的に計助が淳壱の言葉を代弁して会話しているが、実際は喋ることが出来る。
    雷市、我牙丸らと共に二次選考を突破している他、2人に対して喋ってコミュニケーションをとっている様子も確認できる。2人のプレースタイルをべた褒めしたうえで二次選考のチームに加えてもらうように説得したことが番外編で明かされている。
    「新英雄大戦」ではイングランドを選んだ。フランス戦後に400万、イタリア戦後には820万のオファー年俸を獲得する。
    アプリゲーム内では「口下手」が強調され、計介が居ないときには身振り手振りで伝えるシーンが有る。また「口下手」である事等で計介に頼りきりなのを悩んでいる、弟の前でいいところを見せようとするなど、キャラが掘り下げられている。
    鰐間 計助(わにま けいすけ)
    声 - 鈴木崚汰 / 演 - 川井雅弘
    ランク:一次選考232位
    チームWのエースコンビ。鰐間兄弟の双子の弟の方。千切とは同じ高校。
    双子の兄・淳壱とのコンビネーションプレイを得意とし、アプリゲーム内ではその場に居なくとも淳壱の動きがわかるらしく、それを利用した練習をしている事が発覚した。
    普段は笑っている顔と短い眉と兄・淳壱より短い髪で違いがわかりやすいが、兄・淳壱が笑うと眉以外瓜二つになる。
    一次選考でチームW敗退に伴い、脱落。兄の淳壱がサッカー選手で有名になったら、モノマネ芸人「計助・デビッドソン」としてやっていくとのことである。

元・チームV(伍号棟)

凪・玲王・斬鉄の主力ストライカーによる、凄まじい攻撃力が持ち味のチーム。伍号棟最強のチームと呼ばれている。一次選考の最終成績は、3勝1敗の勝ち点9と得失点差+14で1位。スピンオフ作品「EPISODE 凪」では、一次選考はこのチームをメインに物語が進行される。

    凪 誠士郎(なぎ せいしろう)
    声 - 島﨑信長 / 演 - 小坂涼太郎
    ランク:251位→一次選考221位→二次選考7位→6位→三次選考4位
    青い監獄選抜チームポジション:OMF 背番号は7番。
    白宝高校2年生。サッカー歴半年の天才FW。
    武器は桁外れのトラップ力。桁外れなトラップ能力の高さは、全身の筋肉のしなやかさと流動性によるもの。トラップ時に衝撃を受け止める脱力に関しては世界トッププレイヤーのクリスから俺以上と評価されている。また、様々な体勢・状況でシュートを打ちに行けるほど身体能力も高く、自身のトラップ力を活かしたドリブルやパスにも優れている。トラップでチャンスからフィニッシュに繋がる力は高いが、チャンスを作る技術に関しては持っておらず、またサッカーを始めて半年なため、サッカーの知識の無さや経験不足による『創造性(クリエイティブ)』の欠如などの弱点がある。良くも悪くも味方のサッカー能力に依存してしまうためクリスから「パートナーがそっぽを向けば存在が無価値になる」と警告されている。
    伍号棟のトッププレイヤーで玲王とは同じ高校。当初はサッカーに興味が無かったが、玲王から才能や潜在能力を見込まれ誘われる形でサッカーを始める。
    ルーズな性格であり、私生活や練習の合間を見てはゲームをよくやっている。携帯ゲームをよくしているが、試合や練習が無い日はゲームセンターでアーケードゲームに興じていることもある。ゲームの腕前は本物だが、面白そうなゲームがあれば友人との約束をそっちのけにしてしまうほどのゲーム脳であり、知る人からは窘められている。
    親元を離れて一人暮らしをしており、めんどくさくない話し相手が欲しいという理由で、「チョキ」と命名されたサボテンを育てている。青い監獄に行っている間は玲王の世話係であるばあやに預けている。
    最初は選考に参加することに乗り気ではなかったが、玲王の熱意に押される形で「最後までいっしょにいる」ことを玲王に約束して、選考に参加する。
    チームZに敗北はしたものの、サッカーの面白さや全力で戦うことの素晴らしさを知るようになる。これ以降、認めた相手には強い信頼を寄せる一面が目立っていく。二次選考からは空き時間でも、トラップの上手い選手の動きを参考にトラップの勉強をするようになったりと、向上心も見せ始めている。
    閃きと潜在能力を開花させ試合を重ねるごとに大幅に進化し、周囲を驚嘆させている。日本代表戦ではトラップとシュートを評価され、世一と共にオフェンシブミッドフィールダーを務める。
    U-20日本代表戦では前半戦では糸師冴に1点取られるも、凛を起点にした反撃と味方のプレーによってチャンスを作り、自身のトラップ力を遺憾なく発揮したシュートで同点ゴールを決めて見せた。
    「新英雄大戦」においてはイングランドを選択。イングランドチーム「マンシャイン・C」の主導者クリスやエースFWであるアギの提案により、自分の弱点である創造性の欠如を踏まえた上での、練習テーマとして「能動的なフットボール」を目指して、トラップを起点としたゲームメイクに挑戦する。
    ドイツ戦中盤にて、「今の玲王となら、潔にも勝てる」という"夢"から玲王に再び手を組むことを望む。玲王のアシストから五連続フェイク・ボレーを決め、2点目を上げる(なお、このプレーに再現性は無いと潔や絵心は言及している他、指導に背いて玲王にゲームメイクを任せたことからアギにも失望された)。このプレーによって世界中を魅了させたことで、試合後には8800万のオファーを獲得した。
    しかしフランス戦では、凛を相手に奮闘している姿はあったものの1点も獲得できず、年俸も4300万に下落した。イタリア戦では、ロレンツォの妨害に反応が遅れ、点を逃すなどプレーの粗が目立っていた結果、4000万に年俸が下がることとなった。
    このとき、凛や馬狼に対して「自分の目標を達成した後はどうするつもりか」と問いかけており、自身の目標を見失い暗中模索している描写が見られる。
    御影 玲王(みかげ れお)
    声 - 内田雄馬稗田寧々(幼少期) / 演 - 菊池修司
    ランク:250位→一次選考222位→二次選考10位→三次選考?位
    青い監獄選抜チームポジション:CB(交代)
    チームVのリーダー格で凪と同じ白宝高校出身。凪同様サッカー歴は半年。
    全ての能力が高レベルで纏まっているオールラウンダーで、得点の起点としてゲームメイクを行う。作戦の立案を担当している参謀格でもある。三次選考からは、後述にある「相手の技やプレーを自身の器用さを遺憾なく発揮してコピーする」という新戦法「複写変化(カメレオン)」を編み出した。
    育ちもあってか、自分本意な考え方や短気な性格といった精神的な未熟さがある。
    総資産7058億円を誇る「御影コーポレーション」の御曹司。幼いころから全てに恵まれており人生を退屈に感じていた中でサッカーW杯優勝を夢見るようになったが、両親からは反対されていた。どうやって成し遂げようか悩んでいる時に凪と出会い誘った経緯がある。
    サッカー歴半年でありながらコネの力を利用してサッカー部のキャプテンに上り詰める。名門校である青森駄々田高校との練習試合を視察に来ていたアンリの目に止まったことがきっかけで、凪とともに青い監獄へ招待される。
    二次選考で凪が自分ではなく潔とチームを組んだことから敵対心を抱き、さらに自分以上に進化する凪との差を痛感している。
    三次選考では凪と同じチームになり、「複写変化(カメレオン)」で雪宮のジャイロシュートを複写(コピー)し、ゴールを奪い新たな進化を遂げる。その試合には敗れるも、一度は見切りを付けられた凪との関係に修復の兆しが見えた。
    自ら1点を取ることは出来たものの、スタメンに選ばれることはなかった。しかし、U-20日本代表との試合では、絵心が選んだサブメンバーの一人に選ばれた。後半戦、二子の負傷による交代で士道を抑える役割を果たすために登板。U-20チームのDF陣のそれぞれの守備能力をコピーして士道を迎え撃つ。また、誰よりも一番見てきた凪のプレーであるトラップ技術のコピーを行うことでカウンターに繋げた。
    「新英雄大戦」においては「金の匂いがする」という考えの下でイングランドを選ぶ。また、偶然ではあるが凪と同じチームともなった。クリスからどんな選手になりたいかと理想を聞かれた問いかけには「俺一人の力で世界一になれる力が欲しい。」と答え、クリスの元で練習を重ねてドイツ戦ではMFとしてスタメンに選ばれている。試合では自身の器用さを遺憾なく発揮するために、身体能力の強化と自分が現状で想像できる理想のプレイスタイルとして糸師冴と凛の兄弟のプレーを組み合わせた戦いを習得した。さらにドイツ戦終盤にて、潔の得た"超越視界(メタ・ビジョン)"も会得した描写がされている。
    ドイツ戦にて、凪の強い"夢"を聞き入れ、「凪が世界一のストライカーになるならば、俺が凪の右腕になってもいい」と決意を新たに、凪と再び手を組む。クリスから最初に言った自身の理想を諦めたのかと聞かれると、クリスに元々自身の夢は「W杯優勝」で、そのためなら凪と手を組んで自身がその右腕になってもいいし、"青い監獄"を踏み台にするというエゴを語った。また、最後のプレーでは潔の予想すらをも上回る立ち回りをして雪宮のシュートに対してブロックを試みたが、雪宮の新たな武器『剣撃墜弾』の前にシュートを止められず敗北した。しかし、攻守共に優れたプレーが評価され、試合後には4000万のオファーを獲得した。
    しかし、フランス戦では大きな活躍が無かったのか、3600万円に下落した。イタリア戦では、さらに年俸を3400万円まで下落させており、アギから共倒れになる前に凪から離れるよう忠告を受けていた。
    なお、「新英雄大戦」において外国人選手を招聘した際には御影コーポレーションが開発した超高性能な翻訳機を、全選手に提供をしている。
    剣城 斬鉄(つるぎ ざんてつ)
    声 - 興津和幸 / 演 - 益永拓弥
    ランク:241位→一次選考223位→二次選考53位→三次選考?位
    武器は爆発的な加速力。左足の正確なシュートも強力。
    あまり頭はよくなく、自身もよく理解しきれていない熟語や横文字を用いても上手く伝わらず、その度に玲王と凪からは「バカ斬鉄」と呼ばれている。一方で、激昂した玲王を諫めたりする等、冷静な一面も持つ。
    親しくない人からバカと呼ばれることを嫌う。小学生時代、交通料金の計算が苦手なことを周囲からバカにされることが嫌で公共交通手段を使わずに走って移動し、その際に自身の足の速さに気づき、サッカーを始める。サッカーで頂点に立ち、世界一尊敬されるバカになることを夢としている。
    予選時(鬼ごっこ開始時)は棟内最高順位であった。
    二次選考開始時は二子とチームを組んでいたが、二次選考突破時点では凪・千切・馬狼と同チームにいたことから、彼らに敗北するも引き抜かれる形で勝ち上がったことが考えられる。
    U-20日本代表との試合では、スタメンに選ばれることこそなかったが、絵心が選んだサブメンバーの一人に選ばれていた。
    「新英雄大戦」においては「頭良さそうに見える。」という理由でフランスを選んだ。
    イングランド戦後に、800万の年俸が付いた。スペイン戦では士道を中心としたフォーメーションに就き、年俸を2300万円に上昇させている。
    実家は歯医者を経営している。
    根本 蒼太(ねもと そうた)
    声 - 杉林晟人
    ランク:一次選考226位→二次選考進出
    背番号3番。長髪の上からヘアゴムを巻いている。
    アニメでは潔より先に二次選考を突破したように描かれており、二次選考待機シーンでモブとして描かれていた。
    初戦後の献立はきんぴらごぼう。
    土方 喜三郎(ひじかた きさぶろう)
    声 - 藤澤奨
    ランク:一次選考228位
    背番号1番。
    チームZ戦ではGKを務めていた他、「EPISODE 凪」においてチームリーダーとして選手分析を行っていた描写も確認出来る。
    初戦後の献立はひじき。
    温芽 真澄(あたため ますみ)
    ランク:一次選考224位
    背番号6番。初戦後の献立は肉まん。
    海老名 修平(えびな しゅうへい)
    ランク:一次選考225位
    背番号7番。初戦後の献立は天ぷらそば。
    鳥飼 漢二(とりかい かんじ)
    声 - 杉林晟人(9話、11話)、善養寺恭平(10話)
    ランク:一次選考227位
    背番号8番。初戦後の献立は親子丼。
    保灰 力也(ほはい りきや)
    声 - 篠原彰宏
    ランク:一次選考229位
    背番号4番。初戦後の献立はほうれん草のおひたし。
    練馬 烈(ねりま れつ)
    声 - 善養寺恭平
    ランク:一次選考230位
    背番号2番。初戦後の献立はカニカマ。
    緑川 平和(みどりかわ ひらかず)
    ランク:一次選考231位
    背番号5番。初戦後の献立はシューマイ。
    舐岡 了(なめおか りょう)
    声 - 木村昴
    ランク:252位
    サッカー全国大会常連校・青森駄々田高校のキャプテン。玲王の父による差し金として白宝高校に試合を挑み、敗北。その後、チームV内で凪・玲王と再会するが忘れ去られていた。
    傲岸不遜な性格であり、白宝高校との練習試合時は相手を「ザコに毛が生えた程度のボンボン学校」と見下していた。
    高校生離れした肉体を駆使して力押しする戦術を得意とする。
    入寮テストで、凪の放ったシュートを斬鉄が避け、その背後にいたところを直撃し、そのまま戦闘不能になり脱落した。
    本編には登場せず、スピンオフ作品である「EPISODE 凪」にのみ登場している。

上記以外の参加者

潔達とは別の棟にいた参加者。同じ棟に居た者同士や同じチームだった者同士の面識が曖昧であることが多く、かつて同じチームであったはずが赤の他人であるかのように描写されていることもある。

    糸師 凛(いとし りん)
    声 - 内山昂輝
    ランク:二次選考1位→1位→三次選考2位
    青い監獄選抜チームポジション:CF 背番号は10番。16歳。神奈川県鎌倉市出身。
    青い監獄の現トップランカー。天才MFとして有名な糸師冴の実の弟。兄同様下まつげが特徴的であり渾名に使われやすい。
    基本的に同格以下の相手には高圧的で高慢な部分が目立つものの、認めた相手には実力や潜在能力を評価したりする公正さも持つ。また、ネイティブで英語を流暢に話せる語学力も持っている。
    日本代表となって、兄である冴を超えるために青い監獄に参加した。
    冴とはかつて、自身がサッカーを始めたころはどこに行くにも離れない仲の良い兄弟で、「世界一のストライカー」の夢を追いかけていた。冴が海外に渡って以降、自身も腕を磨き続けたことで自身が所属しているチームを日本一に導いていく選手になっていく。そんな中、不意に帰ってきた冴が目の前に現れ「世界一のMF」を目指す夢へ切り替えたと打ち明けられた際は、納得できずに反論し1対1の勝負をするも、世界に揉まれレベルの高さを知った彼に惨敗する。それでも自身が目指す姿でないならやる意味がないと本音を打ち明けた際は、冴から兄弟とはとても思えない非情な言葉をぶつけられ、それが憧れていた冴との亀裂になり、決裂した。
    「技術」「戦術眼」「身体能力」全てを高次元で兼ね備え、2つのシュートを空中でピンポイントで命中させるほどのキック精度の持ち主。潔と同じ空間認識能力も持ち合わせている。本領は相手の思考を思うままに操って支配する戦法で、フィールド全体に操ることが可能。仲間の潜在能力ギリギリのプレーを引きだすことができる。
    サッカーを命を懸けた殺し合いだと考えている。また、作中でも随一のストイックさを持ち、格上の相手でも決して諦めることなく全力で戦う姿勢を最後まで貫けるほどに精神力も強い。
    二次選考4thステージ以降、潔を多少認めるようになる。日本代表戦では最も得点率が高かったため、チームの中心人物としてセンターフォワードのポジションを務める。
    U-20日本代表戦では前半戦では攻撃の中心となってプレーしながら、兄・冴とマッチアップしていくも、敵わず終いになってしまう。それでも前半戦が終了する直前でオリヴァ・愛空を出し抜いた見事なゴールで逆転して見せ、チームメイトの懸命なディフェンスもあって、前半戦は1点リードで終わらせた。
    後半戦において冴にボールが渡った際、「自身が冴だったらどうするか」と考えを張り巡らせ、自陣のペナルティ・エリアまで走り込み、士道にパスが渡る前にブロックに成功した。後半戦終盤、冴のコーナーキックに対して読みを外し、さらにそれを潔に止められたことから自身を取り巻く全てのものに対する敵意を覚え、今までの合理的な戦術を捨て、相手の得意な分野を引き出しつつそれを真っ向勝負で潰しにかかることに歓喜する、冴の「美しく壊す」とは対極ともいえる「相手を醜く壊す」戦術へと変わる「FLOW」へ突入した。集中力が極限まで高まっているせいか、目を常に刮目し、口を開けたまま舌を垂らした状態で固定化され、尋常ではない様相になる。
    最終盤で冴と最後の一騎打ちになった際は、叶わず終いだった前半戦と打って変わり一歩も退かない攻防の末、動きを読み切って見事なディフェンスでボールを弾き飛ばしたことで一瞬ながら冴を超えて見せた。そして潔が弾いたボールを決めて見せたことでチームは勝利した。終了後は潔から自身がいなければ出来なかったと感謝の言葉を伝えられるも、自分が決め切ることの出来なかったゴールを決められなかった屈辱と、更には冴が日本サッカーを変えられるのは潔かもしれないという言葉を聞いたことが怒りと憎悪を滾らせ、「今からお前は宿敵(ライバル)だ。次は殺す。」と言い残した。
    「新英雄大戦」においてはフランスを選び、初戦の相手であるイタリアから3点中2点を獲得している(残りの1点は士道によるもの)。イタリア戦の試合後にかけられた入札年俸額は3600万円である。
    イングランド戦ではハットトリックに成功し、当時1位の1億8000万の年俸を獲得している。
    スペイン戦ではさらに1ゴールを決め、年俸を1億9800万円に上昇させた。
    蟻生 十兵衛(ありゅう じゅうべえ)
    声 - 小西克幸
    ランク:二次選考2位→三次選考?位
    青い監獄選抜チームポジション:CB 背番号は2番。栃木県出身。
    武器は高いジャンプ力と195cmという高身長からの日本人離れした四股による長いリーチ。
    美意識が強く、ナルシストな性格。自身が思う相手が「オシャ」ならば敵であっても敬意を示すものの、自分の古風な名前にコンプレックスを持っており、それを指摘されると激しく動揺する。
    「オシャ」という言葉を多用する、セリフの「俺」が大きい太字になるといった独特な話し方をする。対日本代表戦では高さと手脚のリーチの長さを買われセンターバックを務める。
    U-20日本代表戦では前半戦終了間際、糸師冴の強力かつハイレベルなシュートで追いつかれそうになったところを自身のリーチの長さと執念で止めて見せ、前半戦リードで終了する立役者となった。
    「新英雄大戦」においては「フィレンツェが俺を呼んでいる。」という考えの下でイタリアを選んだ。初戦からDFとして参戦するも、試合相手のフランスチームに敗れる。
    イタリア戦の試合後にかけられた入札年俸額は、500万円である。スペイン戦後には2500万、ドイツ戦後には3500万、イングランド戦後には4500万の年俸を獲得した。
    第1話の強化選手が並ぶ場面に登場しており、当初はモブとして扱うつもりで描いていたが、原作担当の金城が気に入り、キャラとして採用されたことがキャラブック内で明かされている。
    時光 青志(ときみつ あおし)
    声 - 立花慎之介
    ランク:二次選考3位→三次選考?位。
    17歳。新潟県出身。
    武器はケタ違いの俊敏反応(クイックネス)。さらに馬狼と互角以上のフィジカルや体幹、無尽蔵のスタミナを持つ。
    お人好しではあるものの、かなりネガティブな性格。ただし一応勝ちたい気持ちが勝つのか試合では全力を出す。後ろ向きな発言や無自覚に煽る発言をして相手を困惑させたり怒らせることが多い。
    世界的に有名なサッカー選手の名前は勿論、異名や特筆すべき部分を細かく覚えているほどのサッカーオタクでもある。
    U-20日本代表との試合では、スタメンに選ばれることこそなかったが、絵心が選んだサブメンバーの一人に選ばれていた。
    「新英雄大戦」においてはフランスを選んだ。イングランド戦後には、1000万の年俸を獲得した。スペイン戦では、凛を中心としたフォーメーションに就き、2300万(暫定20位)の年俸を獲得した。
    蟻生同様、第1話の強化選手集合が並ぶカットにモブとして登場しており、原作担当の金城にキャラとして採用された。
    士道 龍聖(しどう りゅうせい)
    声 - 中村悠一
    ランク:二次選考111位→2位→三次選考3位
    U-20選抜特別参加(後半戦)。
    東京都出身。メンバーで唯一の無所属。
    色黒の肌で金髪の派手な髪型が特徴。潔とは別の棟の得点王。暴力を振るうことに躊躇いのない粗暴な性格。一方で試合中や普段の生活の中でも、ひょうきんな発言をすることが多い奔放なところも目立つ。
    身体能力やセンスが非常に高く、どのような体勢や状況でもペナルティエリア内ならばゴールポストに背を向けた状態からシュートを決めることすらできる得点力を持つ。一方でゲームメイクやディフェンス力は荒削りであり、ペナルティエリア以外では相手に後れを取ることもあり、初見には弱い面もある。
    サッカーに対しても「俺ほどサッカーを正々堂々愛する男はいない」と言い切る等、強い価値観や美学を持ち、自分が満足しない相手には暴力を振るうが、認めた相手は素直に褒める公正さを持つ。
    サッカーを「生命活動」と発言するなど、独特な言い回しが多い。
    自分がゴールを奪うことだけに集中しているプレースタイルであるため、合理的思考で点を奪うスタイルの凛とは相性がかなり悪い。実際、三次選考での試合中や終了後に凛との罵り合いや殴り合いが絶えなかった上に凛からパスどころか見向きすらされない場面もあり、三次選考における全試合終了後は凛に惨い暴言と決して軽くない怪我を負わせた。
    後にU-20日本代表の一員として参加する糸師冴の希望により(絵心が凛を中心とするチームにしていくのに士道は合わないという意向もあるが)、士道はU-20日本代表の一員として引き抜かれ、倒すべき相手として立ちはだかる結果になってしまった。
    U-20日本代表との顔合わせのミーティングにおいて、エースである閃堂と諍いを起こし、愛空に抑え込まれて沈静化するもチーム内の不和を起こしたことで、序盤はベンチに下げられる。しかし、ハーフタイムにおいてU-20に失望した冴を留めるための愛空の指示により、後半戦開始時に登板。冴と抜群の化学反応を起こし圧倒的な攻撃力を発揮し、冴の放つ「挑戦のパス」に向き合い続けた結果、青い監獄選抜チームを出し抜いて最初にFLOWへと突入、ペナルティエリア外からのスーパーゴールを決めることにも成功する。また、そんな冴に対し実力やポテンシャルを誰よりも認めるようになり、友好的に接しては連絡先の交換を自ら申し出るくらい親しげになっている(当の本人は士道の馴れ馴れしさを煩わしく思いながらも、「ハットトリック決めたら考えてやる。」と返している等、それほど憎からず思っている)。
    最終盤、冴が凛の考えを超えたパスでハットトリックを決めかけるも、読み切っていた潔にギリギリ止められてしまう。そして結局点を取れず潔が決勝点を決めたことでU-20日本代表は敗北してしまう。しかし、冴のミスが無ければ決められていたという理由で3点目とカウントし、冴に連絡先の交換を果たしたこととみなし、冴からも後で交換する旨を伝えられた。
    「新英雄大戦」においてはフランスを選んだ。初戦から、1点を取る活躍をしている。
    イタリア戦の試合後にかけられた入札年俸額は2000万円であり、「肉がいっぱい食える。」と胸を躍らせていた。イングランド戦後は2500万の年俸を獲得し、続くスペイン戦では決勝点含む2ゴールを決めたことで、年俸を1億円まで上昇させた。
    烏 旅人(からす たびと)
    声 - 古川慎
    ランク:二次選考69位→3位→三次選考?位
    青い監獄選抜チームポジション:DMF 背番号は6番。大阪府出身。
    泣きボクロと関西弁が特徴。氷織とは元々同じ関西のユースチームに所属していた。氷織よりも年齢は1つ上。自ら「分析屋」を名乗っており、人間観察を趣味とするなど、他人の行動や心理に興味を示す。しかしその趣味は折り紙つきで、氷織の心理状況を一プレーで見抜いたうえ、氷織の零した言葉に対して「まずは自分に『期待』しろ」と核心を突いたアドバイスを残している。
    三次選考ではTOP6入りを果たし、乙夜と共にチームB代表に選出される。
    相手の重心をずらすフェイント技術と腕を使って自身に有利な領域を確保しながらボールをキープすることを得意とする。
    マークした相手の弱点をつき徹底的に追い詰める戦い方を好むことから、「殺し屋」の異名で恐れられている。対日本代表戦では、青い監獄No.1のボールキープ力と分析力を活かした心臓役としてボランチを務める。
    U-20日本代表選では攻守に渡って攻めのチャンスを作ったりディフェンスの立て直し、更にはシュートを決めるきっかけの一つを自ら作るなど、得点は出来なかったもののチームの勝利には貢献できた。
    「新英雄大戦」においてはフランスを選んだ。初戦はMFとして参加し、試合相手のイタリアチームに勝利する。スペイン戦ではロキの指導のもと、士道を中心としたフォーメーションに就いた。
    イタリア戦後に1200万、イングランド戦後に2400万、スペイン戦後には3500万の年俸(当時15位)を獲得した。
    乙夜 影汰(おとや えいた)
    声 - 河西健吾
    ランク:二次選考33位→4位→三次選考?位
    青い監獄選抜チームポジション:RWG(前半)RSB(後半) 背番号は9番。
    アシンメトリーにメッシュの入った髪型とローテンションな振る舞いが特徴の選手。「ちゅーす」が口癖。
    三次選考ではTOP6入りを果たし、烏と共にチームB代表に選出される。
    忍者の末裔であり、忍者の如く相手の影をすり抜けるように突破する高い俊敏性を持つ。相手を引きつける烏の特技と非常に相性が良く、そのコンビネーションの完成度は青い監獄内でもトップクラスと言われている。日本代表戦では、雪宮と共にウイングを務める。氷織が出場してからはサイドバックにポジションを変更した。そして馬狼が出場してから彼と交代する。
    「新英雄大戦」においてはスペインを選ぶ。第一試合では、蜂楽と共にスタメンに選ばれて出場する。得点こそ取れなかったが、蜂楽を他のチームメイトと見事な連携でフォローする活躍を見せた。
    ドイツ戦後に900万、イタリア戦後に2200万の年俸を獲得した。フランス戦では、描写こそ無かったものの1ゴールを決めており、年俸を4200万に上昇させた。
    雪宮 剣優(ゆきみや けんゆう)
    声 - 江口拓也
    ランク:二次選考23位→5位→三次選考?位
    青い監獄選抜チームポジション:LWG 背番号は5番。
    丸眼鏡に柔らかで謙虚な物腰が特徴だが、本人曰く負けず嫌いでストイック。サッカー選手の傍ら、モデル活動もしている。試合時はゴーグルを着用。
    疲労次に視界が狭くなる視神経の病気を患っており、進行を遅らせることは可能だが止めることは出来ないことから、「俺には時間が無い」と焦燥する様子も度々見られる。眼の疾患については周囲に隠していたが、絵心は入寮前の身辺調査で雪宮の眼の疾患を知っていた。
    二次選考は烏・乙夜と同じチームを組んで勝ち上がった。
    三次選考ではTOP6入りを果たし、凪と共にチームC代表に選出される。
    パワーとスピードを駆使したドリブルを得意とし、1on1の近接戦に持ち込めば日本最強と自負している。また、高く打ち上げて急降下するようなジャイロ回転を用いたシュートを打てる等、技術にも優れている。日本代表戦では、乙夜と共にウイングを務める。
    乙夜との交代で登板された馬狼によって一時的に乱され、敵味方が入り乱れたフィールドにて、FLOWに入ったことで他の選手を障害物に見立てて掻い潜るストリートスタイルのドリブルを新たに開発する。
    「新英雄大戦」においてはドイツを選ぶ。自身よりも初期評価の低かった潔がスペイン戦で抜擢されたことから焦りを感じ始め、潔に強く当たる。続くイングランド戦ではベンチに置いとくには惜しい逸材とノアに評価されたことで、黒名と共にSBに抜擢される。試合の終盤では、自身がまだ活躍出来てない焦りや眼の疾患などによる焦燥感から潔のボールを強奪するなど、暴走を始める。ドリブルを駆使して6人抜きを達成し、そのままシュートを撃つもゴール手前にてクリスにゴールを阻止される。さらにその後、潔から自分と黒名と組もうと提案されるも、その内容が「潔へのアシスト」だったことから潔と口論になり、潔をカイザーと同類のクソ野郎と言い、自身の主張を言うも、潔から「子供じみた思考」と一蹴され、「気持ちいい夢を抱いて沈んでイッてろ泥舟が」と酷評され、潔と断絶する。最終局面では潔からボールを奪ってゴールを決めようとするが、自身の動きを予見した潔に囮として利用され捨て駒とされたことで完全に意気消沈し、絶望する。
    しかしカイザーにゴールを阻止されることを予見していた潔から、アシストを受ける。絶望の最中に潔だけが自分を見ていた事実と、「自分の結末(ゴール)を潔が勝手に決めるな」と言う潔への反抗心がごちゃ混ぜになっていた中で、「自分の"運命(エゴ)"だけは神にも渡さない」という思いから、試合の中で見ていたクリスの『制御不能歪曲弾』と自身のジャイロ回転のシュートを融合させた、斜め回転量をさらに上げることで二度の急降下弾道を描く新たなシュートである『剣撃墜弾(ソードスクリュー)』を開発し、決勝点を上げる。
    イングランド戦後、潔に対して「お前だけが俺を見ていてくれた」と感謝し、試合の最中の互いの言動を謝罪して改めて、潔を好敵手と認めた上で和解した。
    イングランド戦後に2900万円で入札され、絵心が自身の眼の疾患を知っていたことや、本人が言わなかったから公表をしなかったことと、雪宮を入札したチームに自身の眼の疾患を含めたメディカルデータを送っていた事を聞かされる。入札したチームからは、「眼の治療に協力したい」「治療費は全て出す」と最新鋭の治療を受けれる好条件でのメディカルオファーも受ける。雪宮自身はこのオファーに対し、「途轍もなく嬉しい」と喜ぶも今回の活躍は潔に貰ったような物だと言い、「ここでオファーを受けたら自分のエゴが終わってしまう気がするから、新英雄対戦が終わるまでの自身を見てから、もう一度判断してほしい」と、これ以上の好条件が来る保障は無いのを覚悟の上で保留してもらうよう伝えた。絵心からも、今回みたいな好条件のオファーがまた来る保障は無いかも知れないと言われるも、それを覚悟の上で自身はもう神に祈ることはしないと断言し「"運命"は自らの手で勝ち取る」と宣言した。
    イタリア戦でも、SBとして出場。攻守で活躍し、試合後は3600万円(当時9位)の年俸を獲得した。
    氷織 羊(ひおり よう)
    ランク:二次選考27位→三次選考?位
    青い監獄選抜チームポジション:RWG(交代)⇒RSB
    京都弁で話す中性的な顔立ちの選手。髪色は水色である。烏とはブルーロック参加以前から同じ関西のユースチームである等の馴染みがある。七星と共にブルーロックでは貴重な常識人で、トライアウトで組んだ潔は普通の会話が成立するだけで感動を覚えた。
    高精度なパスや烏同様のボールキープを得意とする。また、相手の動きを読み自チームにギリギリ有利な位置に向けてボールを撃ったり、潔の新たな能力"反射"を産み出す糸口を見つけるなど、分析能力も非常に高い。イタリア戦では試合前に潔から『超越視界』について聞いていたことで、『超越視界』を使用して更にユーヴァースの選手達が驚く程の脚技のテクニックを見せつけている。
    ゲーマーである一面も持っており、三次選考最終盤で潔が得た反射能力を『ぷよぷよ』や『テトリス』の落下速度が上昇した状態で盤面を判断することに喩えて説明する。
    柔道全日本銀メダリストの父と走り高跳び日本2位の母との間に生まれ、自らの果たせなかったトップアスリートになってほしいという期待を背負って、愛情をかけて育てられてきた。しかし、その愛情が氷織自身ではなく自身の才能にしか向けられていなかったことに気づく。それでも両親がバラバラにならないようサッカーは好きではないしやりたくないけれど、サッカーは続けながら、自身を「そういう境遇のキャラ設定」と見なして「もう誰も自分に『期待』するな」と考えることで自我を保っていた。青い監獄は、そんな両親から逃げる場所と考えている。
    青い監獄選抜チームではスタメンには選出されなかったが、サブメンバーとして選出。U-20戦後半でスタミナの切れた千切との交代で出場。視野の広さとキックの正確さを活かして、チーム内のバランスを整えていく。馬狼の出場後はサイドバックにポジションをスライドした。
    「新英雄大戦」においてはドイツを選ぶ。イタリア戦のスターチャンスシステム終了後、潔の「新しい発想を吹き込む"変革者"が必要」という希望に伴い、「失敗したらレギュラー剥奪」を条件にSBとして出場する。潔のもう一つの眼として相手の守備の穴を塞ぐように動き、かつ潔の期待するもう一手先の未来の創造を試みる。試合の中で、馬狼が独善的な動きだが、チームメイトを惹きつける何かを持っており、人を惹きつける何かと愛される才能を持つ人間だと感じて、潔の覚醒の鍵は自身が持っていて潔の才能を開花させるためなら生きたいと思うようになり、「自身が潔を王にする」と言う自身が見つけた未来への願望の元にプレイをするようになり、『演出家』と言うエゴイストに目覚め、その際、潔に期待する自身に、自身に期待する親と重ねてしまい葛藤するが、烏の「自分に期待しろ」という言葉を思い出し、「誰かの期待を言い訳に生きる」という考えを捨て、最終的に自身のエゴに従ってシュートを試みる。
    そのシュートを閃堂にブロックされたことで、サッカーを辞める踏ん切りをつけるつもりだったが、それでもなお自身に期待し「反射しろ」と言った潔を見て、最後のサッカーと決めて続けていくうちに自身や潔に湧き出る感情が理解出来ずにいたが「期待は他人に向けたり合わせたりするものではなく、同じ未来に向けて信じ合う関係」であることを理解し、同時に「自分を中心に世界が変わる瞬間を体感してみたい」という強いエゴを抱えるようになり、烏の「自分に期待しろ」と言う言葉の真の意味を理解して、この試合でサッカーを辞めると決意してサッカーを続行する。そして考えを「反射」させ、潔とともにお互いを視ることなく互いの理想のプレーを共有し、パスを出して潔の決勝点へのアシストに成功する。
    試合後、「潔とのサッカー」を辞めるとともに、「世界一のストライカーを"創生(プロデュース)"するサッカー」をすると宣言し、同時に「自分の理想に付いて行けなかったら潔であろうと振り堕とす」と容赦なく宣戦布告するも、潔に自分は極Sだと笑顔で語った。イタリア戦で付いた年俸は2000万(当時18位)だった。
    七星 虹郎(ななせ にじろう)
    ランク:二次選考99位→三次選考?位
    訛りの入った方言を話す、ブルーロックのロゴマークの入ったヘアバンドを頭に巻いた選手。三次選考で潔と同じチームとなる。一年生であるため潔達には敬語で話す。さん付けや君付けが曖昧なことが多い。腰が低く穏やかな性格で、潔・氷織と3人揃った環境は「優しい世界」と呼称される。
    選考試合中は、自身の行動で追いつくことが出来る潔のフォローに徹する。
    「新英雄大戦」ではフランスを選ぶ。選考を勝ち残るために凛に特訓を懇願し、その特訓の中で自身が「先天的な両利き」であることが凛の指摘により発覚する。(このときの順位は24位であったため、両利きが発覚したのはスペイン戦後と思われる。)
    第二戦であったイングランド戦で出場しており、300万の年俸が付いていた。続くスペイン戦では、ロキの指導のもと凛を中心としたフォーメーションに付き、1600万(暫定24位)の年俸を獲得した。
    黒名 蘭世(くろな らんぜ)
    ランク:二次選考4位→三次選考?位
    ギザ歯と三編みが特徴的な選手。独り言を話す際は同じ単語を二度繰り返す癖を持つ。
    三次選考最終盤で決勝点に繋がるパスをしている様子が描かれ、青い監獄選抜チームではサブメンバーの一人に選ばれていた。
    「新英雄大戦」ではドイツを選択。潔のプレースタイルに順応するために自ずとSBの適性を上げるトレーニングを行い、イングランド戦ではSBに抜擢される。
    イングランド戦では主に同じサイドの潔との連携プレーや潔のサポートなどで活躍した。イタリア戦でもSBで出場し潔の先制ゴールのアシストを決めたが、試合の途中で潔の「超越視界」による動きに「超越視界」を持たないが反応しついていき続けたために脚をつらせてしまい、スターシステムを使ったノアと途中交代した。
    武器であるスピードと小回りの効いたドリブルを駆使して、「惑星」の如く潔の周りを隈無く動きアシストする。二次選考で最終的に同チームであった玲王も、「新英雄大戦」でマッチアップしたときは厄介者扱いしていた。
    イングランド戦後の入札年俸は2400万円。イタリア戦後の入札年俸は3400万円(当時12位)。
    清羅 刃(きよら じん)
    ランク:二次選考21位→三次選考?位
    少し目つきの悪いボサボサな髪型をした選手。ブレイクダンスが趣味であることが単行本26巻にて明かされている。
    Bチームの5人目として2次選考を突破。スピンオフ作品である「エピソード凪」において、今後出会うライバルを表わすコマ割りとして、馬狼や士道や凛と共に彼の姿が確認出来る。
    また、青い監獄選抜チームて、はサブメンバーの一人に選ばれていた。
    「新英雄大戦」ではドイツを選ぶ。イタリア戦でスターチャンスシステム終了に伴いノアが下がる際、交代要員として指名されるも、潔が氷織を希望したため出場は叶わずとなった。その際にノアから、次のフランス戦での出場を確約されるとともに「その刃を腐らせるな」と激励された。
    西岡 初(にしおか はじめ)
    ランク:二次選考29位→三次選考?位
    「青森のメッシ」と言われる選手。第1話から名前が登場し、有名選手であることが示されている。
    二次選考では馬狼・成早とチームを組むも負け上がりで引き抜かれ、途中経過は不明だが最後は二子と同チームで通過している。
    三次選考の世界選抜戦にて負傷するも、選考には継続して参加。1度もプレーが描かれていないものの登場頻度は高く、名前が出る度に「青森のメッシ」という異名が強調される。
    「新英雄大戦」ではイングランドを選ぶ。イタリア戦に出場しており、300万の年俸を獲得していた。
    石狩 幸雄(いしかり ゆきお)
    ランク:二次選考13位→三次選考?位
    高校No.1高身長の選手として有名である。西岡同様第一話から言及されている。
    作者曰く「最初はモブキャラだった」とのことで、試合の描写が描かれる以前から顔が変化している。また、三次選考進出時にランクの誤植もあった(潔より先に二次選考1stステージを突破していたにもかかわらず、ランクが25だった)。
    三次選考2戦目にチームAに配属。玲王の高軌道パスに対して高身長を活かしたブロックに成功した他、同じく高身長の蟻生との連携プレー(蟻生により「ハイタワー連立政権」と命名)も披露した。
    上記の活躍もあり、青い監獄選抜チームではサブメンバーとして選ばれていた。
    「新英雄大戦」ではイタリアを選ぶも、一度も出場することなく全試合を終えてしまった。
    田中 信玄(たなか しんげん)
    ランク:二次選考5位→三次選考?位
    老け顔のドレッドヘアの選手。三次選考ではアフロヘアーになっている。おまけでは鼻くそをほじるなど、粗相を見せた。
    名前が明かされる以前も作中で何度か描かれており、人気投票では1票を獲得している。
    「新英雄大戦」ではイタリアを選ぶも、一度も出場することなく全試合を終えてしまった。
    皿斑 海琉(さらまだら かいる)
    ランク:二次選考51位→三次選考?位
    目つきの悪いドレッドヘアのオールバックの選手。「湘南のプレデター」の二つ名を持つ。
    三次選考初戦にBチームとして指名されるが、FWとしての活躍はないまま試合を終える。「流れ」というセリフを多用する。
    「新英雄大戦」ではイングランドを選ぶ。
    志熊 恭平(しぐま きょうへい)
    ランク:二次選考55位→三次選考?位
    色黒でガタイの良い無口な選手だが、実はおばあちゃん子。「鹿児島の巨神兵」の二つ名を持つ。
    雷市や我牙丸らと共に二次選考を突破しているが、彼らは志熊のことを初見であるかのような言い方をしている描写がある。
    皿斑同様、三次選考初戦にBチームとして指名され、FWとしての活躍はないまま試合を終える。
    「新英雄大戦」ではイタリアを選ぶも、一度も出場することなく全試合を終えてしまった。
    柊 零次(ひいらぎ れいじ)
    ランク:二次選考22位→三次選考?位
    青い監獄選抜チームでは、サブメンバーの一人に選ばれていた。白目と長髪が特徴。
    「エピソード凪」において、二子・斬鉄両名とチームを組んで、4thステージから降格した凪たちに宣戦布告していたことが明らかになった。アプリでの占いが趣味。統計学を学んでおり、統計から相手の行動パターンを予測し追い込み、型に嵌めて翻弄する巨大情報網(ビッグデータ)サッカーを哲学とする。本人は理性的なプレースタイルと、走行中のトラップからのシュートが得意技で、潔と凪のハイブリッドともいえる。占いも統計を元にしており、二子と斬鉄から得た情報で凪・千切・馬狼の三人を挑発した。
    しかし潔を失ったことと、「弱点克服」のために躍進・成長する三人を次第に制御できなくなり、「占いサギ男」「タロット嘘男」という屈辱的な渾名で呼ばれた挙げ句、データを凌駕した三人に敗北する。その際、潔との違いとして「他人を情報でコントロールし、自分の想像の中にハメようとする」という傾向を凪によって分析されていた。
    斬鉄を奪われた後、二子とも別のチームでクリアしていたことから、少なくとも2敗していることが窺える。
    「新英雄大戦」ではイングランドを選ぶ。フランス戦後に500万、イタリア戦後に900万のオファー年俸を獲得する。
    灰地 静(はいじ しずか)
    ランク:二次選考19位→三次選考?位
    黒目とボサボサした付箋のような髪質が特徴。
    「新英雄大戦」ではスペインを選ぶ。フランス戦に出場し、600万の年俸を獲得した。
    曽倉 哲(そくら てつ)
    ランク:二次選考20位→三次選考?位
    短髪と揉み上げが特徴。
    「新英雄大戦」ではスペインを選ぶ。
    猿堂寺 暁(えんどうじ あきら)
    ランク:二次選考59位→三次選考?位
    星形の目が特徴。
    「新英雄大戦」ではフランスを選ぶ。
    日不見 愛基(ひみず あいき)
    ランク:二次選考77位→三次選考?位
    蛇のような舌と右目が隠れる長髪が特徴。
    「新英雄大戦」ではスペインを選ぶ。フランス戦に出場し、700万の年俸を獲得した。
    柚 春彦(ゆず はるひこ)
    ランク:二次選考98位→三次選考?位
    「新英雄大戦」ではフランスを選ぶ。
    劈 大河(つんざき たいが)
    ランク:二次選考100位→三次選考?位
    「新英雄大戦」ではイングランドを選ぶ。

U-20日本代表

潔が青い監獄招集された年に選ばれた20歳以下のサッカーワールドカップU-20の日本代表チーム。「堅守速攻」を信条にしている。主将オリヴァ・愛空を始め大変有望な選手を多く抱えた年でもあることから、メディアでは「ダイヤモンド世代」と呼ばれている。青い監獄選抜チーム戦においては糸師冴を迎え入れ、試合することが決定している。 選抜チーム戦後絵心に招待され、青い監獄に合流する形で選考に参加する。

    オリヴァ・愛空(オリヴァ・あいく)
    U-20日本代表。ポジションはCB。チームの主将。
    無造作に下ろされた黒髪とオッドアイが特徴の青年。19歳。身長190cm。ストックホルムで生まれ、スウェーデン、ドイツ、日本のミックス。
    基本的にチームの輪や協調性を重んじる一方、チームを勝利に導くために他者の意見よりも自分自身が決めた賭けに委ねて行動する等、どこか利己的な一面も持っている。また、U-20日本代表戦で一時的に参加する冴が渋る中で士道や自身の現状や願いを伝えて選手として最後まで参加するように訴え実行させたりと結構したたかな人物でもある。サッカー選手としては頼りがいがある一方、試合や練習がない日は複数の女性と遊んではそれがバレて手痛いしっぺ返しを喰らいがちと私生活はだらしない方である。
    U-20日本代表の主将に相応しく、身体能力・視野の広さ・リーダーシップはずば抜けており、イタリア1部リーグからも「大型新人」と注目されているほど。暴挙を起こしかけた士道を難なく組み伏せる等、体術やセンスにも優れている。
    対青い監獄戦において自身のチームの力を試す「賭け」として、士道をスタメンに加えずに闘いたいと冴に交渉。試合当日、自身の能力で驚異的な守備力を見せるも、凪と凛に点を許してしまう。前半戦を通してチームの非力さを痛感、士道の登板を指示する。
    嘗てはFWに所属していたが、「チームのため」を方針とした日本ストライカーのプレイスタイルに嫌気が差し、また自身がそれに染まってしまったことに幻滅した経験から、DFへ転身した。
    青い監獄チームを嘗て自身の求めていた理想のストライカー像に照らし合わせながら愛空が選ばなかったアナザーストーリーと思っており、その上で青い監獄の実力を試しているだけでなく、自らを「日本サッカーが生まれ変わる最後の砦」と断じ切り立ちはだかる。
    試合の最終盤、冴の出したパスを起点にチームは得点を決めかける局面で自らも元ストライカーである経験や矜持に従ったプレイで決めかけるも、結局阻まれてしまい、最終的にはチームは敗れてしまう。
    試合終了後、潔の強さと姿勢、そしてU-20日本代表に勝って見せたブルーロックを認めた。
    2週間の休暇後、絵心の招集によって自身を含むU-20日本代表だった自身を含む主力数名をブルーロックと合流する。「新英雄大戦」においてはイタリアを選ぶ。初戦からDFとして参戦するも、試合相手のフランスチームに敗れる。
    フランス戦の試合後にかけられた入札年俸額は1500万円である。スペイン戦後には、2700万の入札を獲得した。
    ドイツ戦で潔が言った『超越視界』についての詳しい内容を聞いたことで自身も『超越視界』を使える様になり、潔の動きだけで無く能力も見抜いて、潔が新たに身につけた左足でのダイレクトシュートの完成度が右足よりも不完全だと見抜いた。試合後には、3800万に年俸を上昇させた。最終試合であったイングランド戦後には、年俸を6000万まで上昇させた。
    閃堂 秋人(せんどう しゅうと)
    U-20日本代表。ポジションはCF。チームのエース。
    ツーブロックとアシンメトリーの髪型が特徴の青年。サッカー日本国内1部のレギュラーフォワードも務めている。
    フォワードとしてのプライドは高く、召集された糸師冴の発言に最も噛みついていた。一方、士道から突っかけられた際はU-20日本代表のチームメイトから擁護する発言が次々飛び出したことから、相応の期待と信頼は寄せられている。
    青い監獄戦を通して自身の実力を痛感し、またエースとしてのプライドから本気で世界を目指すよう奮い立つ。
    愛空さえも止められなかった蜂楽のシュートを、ゴール前で死守する、その後すぐに自陣に戻り、玲王によるセカンド・ボールを拾うといったファインプレーをしている。
    「新英雄大戦」ではイタリアを選択し、スペイン戦後に1750万円の年俸が入札された。
    ドイツ戦ではスタメンであったが、足をつったことでスターシステムで出てきたスナッフィーと途中交代する。スターシステムが終わった後は、スナッフィーと交代で再出場する。ドイツ戦後に、2000万のオファー年俸を獲得する。
    続くイングランド戦では、馬狼の放ったシュートが千切に止められたときにルーズボールに食らいつき決勝点をあげ、年俸を3700万(暫定13位)まで上昇させた。
    ドイツチームと再開した際、雷市に「万堂」と苗字を間違えられた。
    仁王 和真(におう かずま)
    U-20日本代表。ポジションはCB。オールバックの髪型と20歳以下に見えない老け顔が特徴の青年。自身を「ドーベルマン」と称する。速いプレスとそれを遺憾なく活かすフィジカルが武器。
    「新英雄大戦」ではイングランドを選択した。フランス戦後は600万、イタリア戦後には1000万のオファーを獲得した。
    陀来 弥勒(だらい みろく)
    U-20日本代表。ポジションはRSB。インド人を思わせる見た目と古風な言葉遣いが特徴の青年。相手の動きを先読みする眼力とそれを封じるための立ち回りが武器。
    「新英雄大戦」ではスペインを選択し、イタリア戦後に1600万の年俸を獲得したが、フランス戦後では何故か1500万円になっている。
    音留 徹平(ねる てっぺい)
    U-20日本代表。ポジションはLSB。高校生にも見えるひょうきんな顔たちと言動が特徴の青年。千切や雪宮に劣らぬスピードと敏捷性が武器。
    「新英雄大戦」ではドイツを選択した。
    颯 波留(はやて はる)
    U-20日本代表。ポジションはDMF。長身でツンツンヘアーの選手。相手ボールになったときに一枚目の壁として立ちはだかり、DF陣の体勢を整えるための時間稼ぎをする役割を担っている。後半戦ではFWに上がった。
    「新英雄大戦」ではスペインを選択し、イタリア戦後に1300万円の年俸が入札された。
    若月 樹(わかつき たつき)
    U-20日本代表。ポジションはDMF。後半戦で士道と交代した。
    「新英雄大戦」ではスペインを選択し、フランス戦後に500万の年俸を獲得した。
    超 健人(ちょう けんと)
    U-20日本代表。ポジションはFW。台詞の一文字目だけを離す、独特な話し方をする。
    「新英雄大戦」ではフランスを選択し、スペイン戦後に500万の年俸を獲得した。
    狐里 輝(きつねさと てる)
    U-20日本代表。ポジションはFW。
    「新英雄大戦」ではスペインを選択し、フランス戦後に400万の年俸を獲得した。
    不角 源(ふかく げん)
    U-20日本代表。ポジションはGK。
    「新英雄大戦」ではイタリアを選択した。対ドイツ戦で、ミヒャエル・カイザーがゴールを決めた際に、脇腹を負傷した第1GKのカナーリと交代で出場する。試合後には、500万のオファーを獲得した。イングランド戦では、描写こそ無かったものの年俸を2800万まで上昇させており、活躍があった可能性が窺える。

青い監獄プロジェクト関係者

    絵心 甚八(えご じんぱち)
    声 - 神谷浩史 / 演 - 横井翔二郎
    日本をW杯優勝させるために雇われたコーチ。嘗てはサッカー選手としても活躍しており、世界一のストライカーとされるノエル・ノアは現役時代のチームメイトで自身にとって最初のライバルだったとノアから語られている。ノアからは「世界一に取り憑かれたただの亡霊」と言われている。
    集めた優秀な18歳以下のストライカー300人の中から、世界一のストライカーを創ろうと画策する。
    日本サッカーの組織力は世界一ではあるが、それ以外は二流だと思っている。日本サッカーに足りないのはエゴだと豪語する。
    要所で選手に対して辛辣な言い方をするが、同時に選手に必要な本質を的確に教えていくなど、選手を強くしていこうとする姿勢は本物。
    U-20日本代表戦では総監督としてベンチで青い監獄メンバーの戦いを見守り、後半の失点直後には状況の変化に応じてメンバー交代を行う。逆転を許してしまう中でも泰然とした振る舞いを通し、潔から助言を求められた時には本人曰く、「青い監獄は、もう既に勝っている」と断じ切った。それは、たとえプロジェクトが頓挫し自身はサッカー界隈から永久追放になっても、青い監獄のU-20日本代表戦で活躍したチームメイトの雄姿やポテンシャルを世間は無視できない爪痕と、青い監獄の選手の未来は保証されていて、日本サッカーを変える礎を作れたと信じての発言だった。しかし、潔からは「そんなコトどうだっていい」と一蹴され、将来の保障や日本サッカーの未来なんて自分たちには関係無く、自分たちには次なんていらなく、青い監獄で、目の前の勝利以外や世界一以外は何もいらないというエゴを育てた絵心に対し「勝たせろクソメガネ」「このエゴはアンタが教えた感情だろ」と活を入れられる。そして「青い監獄で教え育てたエゴが自分の想像以上に上回っている」と感じたことで、「自分にも読めない未曽有の計画」として馬狼の投入を決断し、再度行く末を見守る。そして死闘の末、潔が決勝ゴールを決めたことでチームは勝利、静かに勝利のガッツポーズをした。
    帝襟 アンリ(ていえり アンリ)
    声 - 幸村恵理
    日本フットボール連合新入職員。日本代表のW杯優勝が夢で、その救世主として絵心甚八を指名した。日本フットボール連合の男性幹部にも強気な物言いをする、男勝りな性格。巨乳でスタイルがかなり良く、スリーサイズは上から88・57・84(自称)。
    夢への情熱と想いは本物だが、新入職員なのもあってか少々早合点や思い込みが過ぎる一面も散見され、その度に絵心から悪態交じりに窘められている。
    U-日本代表戦においてもマネージャーとして参加し、試合の行く末を不安と期待を胸に見守り、最後は勝利したブルーロックイレブンを「あなた達を誇りに思います。」と賛辞をかけた。
    不乱蔦 宏俊(ぶらつた ひろとし)
    声 - 島田敏
    日本フットボール連合会長。サッカーは金儲けのビジネスだと思っており、青い監獄プロジェクトに対して否定的。そのため、絵心に対して何かと噛み付くばかりか、金儲けにならないことには頭ごなしに相手や計画を頓挫させようと必死になるほど幼稚な一面も見られる。
    ブルーロックとU-20日本代表戦以降はブルーロックの存在を認めたのか、マスコミには都合のいい対応をしていた。同時にそれが、ブルーロックの計画が更に壮大なモノにしていくこととなった。
    テレビアニメでは、肩書が「特別顧問」に変更されている。
    法一 保守(ほういち やすもり)
    現U20監督。不乱蔦と共にブルーロックチームとの試合で、金儲けと青い監獄プロジェクトを潰すことを画策する。不乱蔦同様にサッカーを金儲けの道具だと考えているが、自分のチームが侮辱された際に怒りを表すほどには自分のチームに対する思い入れと監督としてのプライドがある。
    協会の言うこと以外聞く耳を持たないことから、「耳なし法一」という渾名を付けられている。

トッププレイヤー

作中、世界最強と言われている選手。ジュリアン・ロキ、レオナルド・ルナ、パブロ・カバソス、アダム・ブレイク、ダダ・シウバの五人は潔達のチームが三次選考に進出した際に対戦するために絵心に招待される。

    糸師 冴(いとし さえ)
    声 - 櫻井孝宏
    MFとして世界中のクラブチームが注目している若手有望選手。新世代世界11傑に選ばれている。糸師凛の実の兄。
    選手としての技術・才能は非常にレベルが高く、プレー一つ一つに高等テクニックや戦術が盛り込まれている。MFながらも得点能力は本職のFWと同等以上に優れ、ドリブルのスキルも相手の動きや仕草で一瞬の内に抜き去っていくカウンタードリブルを得意としている。潔曰く、「美しく壊す」サッカーを真髄としているとのこと。
    基本的に傲岸不遜かつ大胆不敵な性格と言動をしており、自分についてこれるようなFWがいない現在の日本サッカーに失望していた。しかし、パスポート切れで日本帰国中の間に伝え聞いた「青い監獄プロジェクト」の存在を知って以降、日本サッカーに多少の関心を持つようになる。自身が大なり小なり認める相手には、不遜な態度は残しつつも相手の話や要求に少なからず応じたりと相手を受け入れる度量がないわけではない。本人曰くサッカー以外には興味がない。
    三次選考二次ノルマ「適性試験(トライアウト)」後のU-20日本代表チームと青い監獄選抜チームの試合にて、青い監獄から士道龍聖を自分のバディとして重用することを条件にU-20日本代表に一時的に参加し、青い監獄イレブンと正面からぶつかることになる。
    青い監獄選抜チームとの試合では、ゴールラインギリギリの位置からからの縦直下回転シュートで先制点をあげる。その後に弟・凛とマッチアップし最初は互角に見えたが、凛に「俺の弟でいる間は俺を超えられない」と言い捨て抜き去り、世界で戦う選手としての実力差を見せつけた。前半戦は得点に結びつくチャンスを作ったものの、U-20日本代表チームは1点リードされたまま前半戦終了となった。
    自分より得点力がない者をFWとは認めない」と言って憚らず、FWには自分が作ったチャンスに得点することだけを求めている。そのためゴール前で得点することに特化した士道とは非常に相性が良く、FLOW状態になった彼との化学反応で強烈な攻撃力を発揮する。試合の終盤からは相手の潜在能力と勝利への意志を感じたことで遂に本気を見せていき、何度もブルーロックイレブンをピンチに追いやるも、最終盤における凛との1対1の末、遂に凛から競り負けてしまい潔が決勝ゴールを決めたことでU-20日本代表は敗れることとなった。士道があれこれと理由を付けながらも連絡先交換を約束した。その後は凛の下に自ら歩み寄り、日本サッカーに失望していた自身の考えを改め、日本サッカーを変えるのは潔のような人間かもしれないこと、日本サッカーはまだ変われると日本に希望を見出した。
    U-20日本代表戦以降、メディアからは戦犯扱いするような記事や質問もあったが、本人は「見た通りの結果だ。」と言い切っていた。
    かつてのポジションはFW。「世界一のストライカー」の夢を追いかけていたが、海外に渡って世界を知ったことで「自分より優れたFWがいる」ことを知り、「世界一のMF」を目指す夢へ切り替えたが、それが自分に憧れていた凛との亀裂になり、決裂した。
    レオナルド・ルナ
    声 - 神尾晋一郎
    スペイン代表。27歳。
    レ・アールの貴公子と呼ばれる。糸師凜のことは、彼の兄である糸師冴がヨーロッパで活躍していることもあって、少なからず興味を持っている。一見すると爽やかな好青年に見えるが、本来は無自覚ではあるが口が悪く、満面の笑みで皮肉を言ったり、他人を罵ることも辞さない。凛の死角からボールを奪い、凜との1on1であっさり抜き去りシュートを決めるほどの実力を持つ。
    パブロ・カバソス
    声 - 駒田航
    アルゼンチン代表。23歳。
    そぼかすベイビーの異名を持つ通り、そばかすに童顔が特徴で、自分のことを一番可愛いと思っている。武器は、速い振りの蹴りと高いパス精度。
    アダム・ブレイク
    声 - 高橋大輔
    イングランド代表。26歳。
    ゲットゴールジャンキーの異名を持つ。武器はブレない体幹。女好きであり、日本の着物を着た女性に興味がある。シウバ曰く女狂い。
    ダダ・シウバ
    声 - ロバートウォーターマン
    ブラジル代表。28歳。
    重戦車の異名を持つ。武器は高いジャンプ力。スラム街出身であり、金に対して執着があるような描写がある。

指導者ストライカー

    ノエル・ノア
    名実ともに世界一のストライカー。フランス代表。31歳。現在はドイツのクラブチーム「バスタード・ミュンヘン」の絶対的エースとして活躍している。ブルーロック創始者である絵心とは元チームメイトであり、自身にとって人生最初のライバルで戦友であったと述べている。
    フランスのスラム街で生まれ育つ。「味方にアシストして1-0で勝つより俺がハットトリック決めて3-4で負ける方が気持ちいい」と発言している稀代のエゴイスト。一方、指導者ストライカーとして招集され監督という形で参加した際は、成長に悩む潔に厳しい意見を投げかけると同時に成長に必要な哲学と考えを教える等、指導者としてのメンタリティーも一流である。
    「新英雄大戦」においてドイツチームの指導者として参加。絶対の数値主義を打ち立てて潔たちを試す。沈着冷静で感情や印象を信じず、極めて合理的に世界一となるべく己のすべてを費やすという哲学で生きている。そのせいかコーチとしては基本的に放任主義であり、聞かれたことには答えるが進んでチームの指導を行う様子は見せていない。スペイン戦前に潔から相談を受けた時には、様々な質問を投げかけて最後に「自分に勝てるか?」と聞き「わかりません」という答えを聞くと「わからないを持ち込むな」と言って、潔に「思考のやり直し」を要求し、「お前の理論はここで破綻した」と言って、潔へ自身の哲学を伝えた上で「俺に勝つ理論を持ってこい」と指標を与えた。 イングランド戦で潔が『超越視界』を使って辿り着いた理論によるプレーを見ると「最高だ潔 世一。お前が見つけたその世界一への”挑戦理論(チケット)”はこの俺まで届き得るぞ」と評価していた。
    しかし、選手育成に対しては積極的で、スターシステムで相手チームの指導者ストライカーが出たタイミングで彼らを止めるために自らも出場しており、特にイングランド戦では他の選手を差し置いて決勝点を決めようと出しゃばったクリスを「指導者失格」と言い、クリスを妨害するために自らも出場して本来のポジションのFWのポジションでは無くて、DMFに就いた。イタリア戦では、閃堂が足をつったタイミングでスターシステムで出場したスナッフィーに対して「出てくんなよ」「こっちの仕事増やしやがって」と文句を言って、自身もスターシステムを使って閃堂と同じタイミングで足をつった黒名と交代して、SBで出場した。
    イングランド戦で自分が出た時には選手に「俺はこの戦場で最も合理的な人間につく」と宣言。そして最終局面では、自分は潔のサポートにつくと宣言して潔につき、ノアの協力で見えた複数のゴールのルートの中でどのルートを選ぶか迷っていた潔へ、欲望が多すぎるといって「精神性の取捨選択」だと言って「心に合理性」を持つように言い、「この瞬間に、一つしか叶えられないのなら何を望む」問いかけ潔が出した答えに「それが真理(答え)だ」と言った。試合後に意識を失って倒れた潔が意識を取り戻した時には、潔へ次の目標を聞き、潔が出した答えやそれを達成する新たな方法の言語化出来るか聞き、潔がイングランド戦で新たに得られた脳と頭の使い方である『超越視界』と『主人公感』らの理論を聞いたことで、潔が言った思考やサッカー理論が絵心から10年以上前に聞いたことから、だから絵心は潔を選んだのだと納得していた。潔へかつて潔が自分へ言った思考や理論は昔絵心から聞いたことがあると言って、自身と絵心の過去を話し、どう言う関係なのかと詳しく聞こうとした潔に「ただの戦友」と返した。
    合理を突き詰めて最短で進むドリブルのスピードとそれを実現するフィジカル、ブロックに来た相手プレイヤーを躱すテクニックも当然ながら世界トップレベル。最大の特徴はその脚が完全なる両利きであり、どちらの脚からでも遜色ないシュートを決めることができる天性の持ち主。
    作中では実在のプロサッカー選手の名前が登場することが多いが、ノエル・ノアは架空の人物である。
    ジュリアン・ロキ
    声 - 下野紘
    神速神童(ゴッドスプリンター)。フランス代表。弱冠17歳で代表入りした天才中の天才で、フランスのクラブチーム「P・X・G」のエース。
    世界選抜の5人として潔たちの前に現れ、圧倒的な実力を見せつけて彼らの実力を見極めた。その後、同チームのMFであるシャルルを、自らを世界一に導くパサーへと育成する目的で、「新英雄大戦」のフランスチームの指導者ストライカーとして参加する。
    謙虚で礼儀正しく、物腰の柔らかい態度で潔達に接する少年。その一方で、自分の実力に絶対の自信も持ち合わせており、トッププロと肩を並べるにふさわしい大胆不敵な風格の持ち主。
    武器としているのは、他の追随を許さないスピード。離れた間合いから一瞬で潔のボールを奪い、凄まじい速度のドリブルで潔たちを圧倒した。
    ラヴィーニョ
    舞踏技師(ダンスマン)。ブラジル代表。スペインのクラブチーム「FCバルチャ」のエースにして、指導者ストライカー。
    色黒の肌と上半身に多く彫られたタトゥーが特徴な陽気な男で、感覚、イメージを重んじている。性格こそラテン系を思わせるフットワークの軽い人物であるが、後進育成にも労力を惜しまず本気で強くなろうとする相手にはアドバイスも積極的にする等、指導者としての能力と気概は本物である。そのため蜂楽や乙夜という自分の指導対象にも惚けた顔でサッカーを直接教えるということはせず、「自分だけのイメージを作れ」という指標とそれの構成するサポートを惜しみなく行い、進化を促した。
    彼自身のイメージは自由な「蝶(バタフライ)」。ブラジルに伝わる「ジンガ」という概念を主軸とし、音楽的な感性でサッカーに望んでいる。その生き方が、芸術家の血筋である蜂楽に強い影響を与えることになった。
    武器は究極のテクニックによって実現するドリブル。相手を「意表を突く」ことにおいては世界に右に出る者がおらず、そのドリブルに翻弄された相手は「敗北のダンス」を踊らされたように倒れ伏していき、ノアも一目置いている。一方、過去にノアとはヨーロッパのチャンピオンズリーグ準決勝で敗れたことを因縁に突っかかった際は、感性とイメージを重要視する自身と数値主義なノアとは対照的な考えもあり、強気な姿勢で対抗意識を燃やしている。
    クリス・プリンス
    完全英雄(パーフェクトヒーロー)。イングランドのクラブチーム「マンシャイン・C」に所属している、指導者ストライカー。
    フィジカル面ではほとんど隙が無い鋼の肉体の持ち主であり、世界一のストライカーと称されるノエル・ノアと人気を二分する世界的ストライカー(しかし実際の人気に関しては、ヨーロッパ最優秀選手賞を決める投票ではノアに4倍近い圧倒的大差をつけられている)。
    爽やかな容姿と常に前向きな発言を行う自信家であり、積極的に相手の身体に触れるスタンスで、相手の筋肉の構造から得意分野やプレイスタイルを判別することが出来るほどの筋肉ソムリエで、自身の筋肉に見合った得意分野を理解し、それをコントロール出来る者こそが真のプロフェッショナルであるという信念を持つ。誤ったトレーニングで自分の才能を潰してしまった者たちを多く見てきており、ブルーロックのメンバーに「自覚のない才能は枯れるよ」と忠告して、「天才が消えていくプロセス」を教えた。
    自身も多くの失敗や挫折といった『壁』にぶつかりながらもそれらを乗り越えて、自身の理想を外れることを決して許さなかった事から得られた強靭なメンタルによる「確固たる理想」を獲得しており「理想の自分」と現在の自分の対比をブルーロックのメンバーたちに呼びかけ、理想に近づくためのサポートを行う。
    また、スポーツドリンク「プリンスウォーター」を初めとした様々なトレーニング用品をプロデュースしているようで、ブルーロックが全世界に放映されていることを利用してそれらを宣伝するといった抜かりの無さも併せ持っている。
    その実態は、かなりの目立ちたがりかつ自己中心的な性格であり、ドイツ戦では自チームが2点目を決めた直後に自身が決勝点を決めて目立つべく参戦し、ノアに「目立ちたがりナルシスト」と呆れられていた。そのため、試合で自身がノアを超えるために編み出した『制御不能歪曲弾(アンストッパブルナックル)』を止めた潔の事を自身がノアを超える瞬間を世界に見せるのを阻んだと、試合後も根に持っている。
    ドイツ戦後には雪宮を自身のCM撮影にモデルとして追加するよう頼んでおり、CM撮影後には雪宮に「次はW杯で逢おう」と言い、潔にもそう伝える様に頼んでいる。
    マルク・スナッフィー
    王冠配達士(クラウン・メッセンジャー)。イタリアのクラブチーム「ユーヴァース」に所属し「勝利の旅人」と称された、指導者ストライカー。高い鼻と大きな瞳、バンダナが特徴的な男。絵心の現役時代やノアとのライバル関係も知っている。
    移籍したチームを常にチャンピオンに導き続ける優勝請負人。筋金入りの戦術マニアであり、選手それぞれを研究し尽くして構築した戦術と統率により、彼が率いるユーヴァースは軍隊のような雰囲気を醸し出している。試合でユーヴァースの戦術による連携プレーを体感した潔は、「11人が戦術・思考・選択肢を共有する一つの生命体」と実感した。サッカーを「仕事」と断言する非常に高いプロ意識を持っており、チーム全体をひとつの会社とみなして試合を「経営」選手を「社員」と例え、プロ選手としての在り方をブルーロックの選手らに説く。そしてブルーロックの選手達のデータから自身が作った選手それぞれの特徴を活かした膨大な量の戦術パターンを作り上げ、もし自身の作って無いパターンによって負けたとしたら、負けたのは「社長」である自分の責任と言い、ブルーロックの選手達に「仕事狂」に行こうと語った。
    彼にとってセリエAは唯一優勝を成し遂げていない欧州リーグであり、五大リーグ制覇達成後に現役引退を発表している。引退後は、指導者に転身する予定である。なお、現実で欧州五大リーグを四つ以上制覇している選手は存在しない。
    ドイツ戦では、ノアが創ったバスタードミュンヘンのカイザーと潔の2軸(ダブル・スタンダード)チームを変態的なチームとノアに言い、「壊してやる」とノアに宣言して、スターシステムで足がつった閃堂と交代して出場する。
    柔術を取り入れたことで培った体さばきと、世界一のボールキープ技術、更に超越視界と頭脳でもってフィールドを支配する。ノア曰くストライカーとしては自身の方に分があるが、どのポジションをやらせても超一流の実力を発揮する万能型であり、総合力においては自身を超えるNo.1プレイヤーと認めている。試合ではチームの戦術を成立させるための黒子としてプレイをし、統率されたプレイで相手チームに思考する暇を与えずに高速展開する猛攻を指揮し、1on1ではノアを抑え込んでみせた。潔からスナッフィーの攻略法を聞かれるも、ノアも攻略法を見出せずに「わからん」と言っている。
    嘗て親友であるプロ選手ミックと共に自身の才能に全てを乗せるように生き、二人で欧州5大リーグを全て制覇できると信じて疑わなかった過去を持つ。その親友は練習不足から怪我をし、そのままレギュラー剥奪やスキャンダルにより精神を追いやられ自殺してしまう。この出来事がきっかけで現在の哲学に至り、ブルーロックの選手らに「サッカーを失ったら何が残る」、「天才でなくなった自分を好きでいられるか」と問いかける。
    自分の才能にすべてを懸ける馬狼を「最高だ」と評し、彼を直々に自分に代わるユーヴァースの王に指名する。一度は馬狼に手を払われるものの、ロレンツォの説得によって「自分を王にプロデュースしてみせろ」というオーダーを受けて馬狼中心のチームを構築。試合中において馬狼が四度シュートを防がれたことで「仕事を降りる」と宣言して暴走した際も、戦術を含めてチームを乗っ取り、栄光と天秤にかけるほどの「絶望」を欲した彼を更に評価し、作戦設計にない馬狼のギャンブルシュートをまるで道を開けるかのようにアシストした。
    馬狼のシュートが成功し、2点目を取った時には馬狼に「お前の勝ち」と称賛したが、馬狼からは結果論と一蹴され、スナッフィーとの仕事を終えて、1人のフットボーラーとしての馬狼の意見として、自身の生き方を2流ストライカーと言われ、自身との決着がついてないから引退を撤回しろと言われる。その発言を聞くと、ミックの最期の言葉を思い出し、ミックの言葉を今なら信じられると思い、馬狼に「現役続行だ」「世界一は俺だぜ」と「5大リーグを制覇したら現役を引退して指導者に転向する」と自身の表明を覆して、引退をせずに現役続行を決断した。
    スターシステム終了後は閃堂と交代してベンチに下り、ノアに「潔と馬狼を見ていると、ノアと絵心の腐れライバル関係を思い出す」と言い、潔や馬狼らがこのまま伸びて行けば「日本がW杯で優勝するって戯言も夢じゃ無くなるかもな」と語った。

海外選手

    ミヒャエル・カイザー
    ドイツのクラブチーム「バスタード・ミュンヘン」の下部組織に所属するFWであり、チームのリーダー格にしてカリスマ。糸師冴と同じく新世代11傑の一人に名を連ねている。
    ミディアムヘアの後ろに異様に伸びた二本の髪を垂らし、上半身の左手首から首筋にかけて薔薇のタトゥーを施している美青年。
    世一の戦勝インタビューを見て彼に興味を抱き、「新英雄大戦」の身体能力テストの終盤で、世一のシュートを自らのシュートのボールで撃ち落とすという超絶的なテクニックを披露。以後彼を「自分を主役と思い込んだ哀れな道化師」として挑発的な言動を取るようになる。
    一見すると優しい印象を抱かせるような好青年に見えるが、自分の才能と実力の絶対の自信を持ち格下と見做した相手には下に見る態度を微塵も隠そうとしない、大胆不敵で不遜な性格の持ち主である。マウントを取りたがるのも最早「悪癖」と言っていいレベルであり、他人に変な渾名を付けたりちょっかいを出しては指導者ストライカーにして先輩であるノエル・ノアからよく窘められている。一方で、ドイツチームのメンバーからは狂信的とも言える程に絶大な信頼を寄せられているカリスマでもある。
    「バスタード・ミュンヘン」がノアの絶対的支配下にあるため、自身がエースになれないことに苛立っており、新英雄大戦を利用して自身がノアと共にプレーしても謙遜ないことを証明させる、またはバスタード・ミュンヘンを超えるチームに引き抜かれることを画策している。
    選手としては優れたコートビジョン、オフ・ザ・ボールの立ち回りを駆使し、絶好のポジションに滑り込んで自らのシュートを確実に決めるスタイル。更にハンドワークやトラップというシュートを妨害されないためのテクニックにも秀でた、「世一の才能の延長上にいる完璧な存在」である。更には世界一のスイングスピードから放たれる必殺シュート「カイザーインパクト」を操り、ボールを捉えてからシュートまでの時間と、シュートされたボールがゴールに着弾するまでの時間が格別に速い。シュート時の足の振り抜きの早さもノアでさえ自分を凌ぐと断じ切るほど。
    イングランド戦にて、「メタ・ビジョン」を開花させた潔に対してシュートを妨害するように立ちはだかる。しかし、最終盤で自身が妨害に来ることを予見して雪宮にパスをし、妨害を阻止されたことで思考の敗北を認める。その際に「次はゴールの数で勝負しよう」と、改めて潔に宣戦布告する。
    スペイン戦の試合後にかけられた入札年俸額は3億円と、他の選手とは一線を画している。イタリア戦後に、レ・アールから新規入札の3億2000万のオファー年俸を獲得するが、イタリア戦で潔とのゴール勝負に敗北したことで、憤怒の表情を浮かべる。
    アレクシス・ネス
    「魔術師」と呼ばれる選手。ドイツのクラブチーム「バスタード・ミュンヘン」のMFであり、チームのリーダー格にしてカリスマのカイザーに絶対的な忠誠心を抱いている。
    科学者の家に生まれ、兄、姉も両親と同じ道を志す中、本人は魔法やファンタジーに憧れ家庭内では落ちこぼれの扱いであった。やがて成長するにつれ、自分は科学的に説明できない物事に興味があるという個性を自覚。あるときサッカーの試合を観戦しスタジアムの興奮や熱狂を体感したことからプロのサッカー選手を志し、地元のクラブで実力をつけバスタード・ミュンヘンに入団するチャンスを得る。
    トライアルテストでは自身の理想とするプレースタイルをチームメンバーが共有できなかったため悲願が破れかけるが、カイザーの登場により状況は一変。彼のハットトリックの立役者となった事で合格を果たすと共に、カイザーの信奉者となる。
    中性的な美男子で表向きは柔和そうな青年に見えるが、上述の来歴ゆえにカイザーの意にそぐわず彼の存在を脅かそうとする人間に容赦が無く、敵愾心を剥き出しにした毒舌を吐くことはおろか、プレーの妨害も辞さない。
    イングランド戦後、カイザーの意識が自身ではなく潔に向けられたことで、潔に対する嫉妬と憎悪を抱く。
    異様に柔らかい足首によるボールタッチと、後出しで動きを変えられる柔軟な立ち回りでベストなプレーを自在にできるフットワークの持ち主であり、「チームの心臓」と評されている。
    スペイン戦の試合後にかけられた入札年俸額は、5000万円である。
    エリック・ゲスナー
    ドイツのクラブチーム「バスタード・ミュンヘン」のFWであり、ツーブロックに刈り込み逆立てた金髪と細目が特徴。
    カイザーほどではないが、口がかなり悪い。
    早く精密なドリブルが武器。
    ベネディクト・グリム
    ドイツのクラブチーム「バスタード・ミュンヘン」のFWであり、縦ロールとウェーブヘアをいっしょくたにした髪型と儚げな風貌が特徴。
    カイザーやゲスナーのように口や態度は悪くないものの、物事を何でも悲観的に捉えたがるペシミスト。
    儚げな風貌に似合わず、早く力強いドリブルが武器。
    名前がイガグリと同じ「グリム」であることに加え、蟻生のような性格であったことから雷市に「オシャグリ」という俗称をつけられた。
    アギ
    イングランドのクラブチーム「マンシャイン・C」FWの黒人選手。
    自他ともに認める変態級の分析好きであり、周囲からは「Dr.」と呼ばれている。
    凪の天才的なプレイスタイルに興味を示し、凪のゲームメイカーとしてのトレーニング指導に自ら進んで買って出るが、凪が自らの指導に背いて玲王にゲームメイクを任せるプレーを始めた際に、凪に対する興味を失った。
    手足の長さを活かした空中戦を得意とする他、凪のプレイングを早速自身の戦法に取り入れたりするなど、サッカーIQも非常に高い。
    ドン・ロレンツォ
    イタリアのクラブチーム「ユーヴァース」に所属している痩せ型で目の落ちくぼんだ不気味な風貌の選手。新世代11傑の1人である。
    全ての歯を金歯にしており、カイザーからは「全金歯(フルキン)野郎」と呼ばれていた。うなじにコインを飲み込む唇のタトゥーを入れている。
    もとは親に捨てられ悪事を働いていたストリートチルドレンで、行き倒れとなっていたところをマルクに拾われた。
    トレードマークの総金歯はマルクに保護された直後に本人の要望で治療されたもので、ロレンツォはこの法外な要求が飲まれるか半信半疑だったが、マルクがそれをあっさりと快諾したため、彼の信奉者となった。
    出自故に金銭に対する執着は苛烈で、選手をそれぞれの年俸額で呼ぶ。また、特に年俸の高い選手を相手チームの主役と見なし、その主役を喰らうことで自身はそれ以上の価値を持った選手であることを証明しようとすることから、「主役喰い(エースイーター)」の異名を持つ。口癖は「OK?」。
    基本ポジションはCBだが、圧倒的な守備能力や身体能力でボールを奪取するとMFにシフトし、重心を読ませない奇妙なドリブルや連携プレーを駆使して前線までボールを運ぶ「死者長距離反撃(ゾンビロングカウンター)」を戦術とする。スペイン戦では、この戦術を使って馬狼までボールを運ぶことで、馬狼のハットトリックに繋げた。

用語

    青い監獄(ブルーロック)
    W杯優勝を見据えた、世界一のストライカーを育成するための施設。
    壱号棟から伍号棟の5つの棟から構成されている。「B」-「Z」の全25チームが参加。: B-Fが壱号棟、G-Kが弐号棟、L-Pが参号棟、Q-Uが肆号棟、V-Zチームが伍号棟に分かれて生活しているとされている。1チームは11人でアルファベットの若い順に高いランクとなっている。面識のある者同士が同じチームになる事例(潔と吉良、鰐間兄弟、玲王と凪)が複数あるが、意図的に仕組まれたものかどうかは不明。
    選ばれた300人はここで共同生活を行い、トップトレーニングと選考をこなす。
    実際は5つの棟全てが伍号棟であり、参加者全員が一番下のランクの棟にいると思い込まされていた。
    ランキング
    選手は一人一人ランキングされる。最初の棟では、チームVが221位〜231位、チームWが232位〜242位という風にランキングされ、試合後にゴールを決めた得点数や試合での活躍などでランキングが変動する。各選手の順位はユニフォームにワッペンとして貼られており、選考結果に応じてその都度更新されていく。
    二次選考では今までのランキングの効果は無く、単に二次選考1stステージをクリアした順番がランキングとなる。
    三次選考では、上位7名のみ明確に公表されている。
    新英雄大戦では、各国のクラブチームが提示した入札年俸価格がそのままランキングとなる。
    青い監獄プロジェクト(ブルーロックプロジェクト)
    W杯優勝を見据えた、世界一のストライカーを育成することを目標に掲げたプロジェクト。選ばれた300人のうち1人のみを選抜する計画であり、脱落した選手達は永久に日本代表に入る権利を失う。1人1人にランクがつけられており、トレーニングや試合の結果で日々アップダウンする。当初は、ランキング上位5名は、無条件で半年後のU-20W杯のFW登録選手となるとされていた。特別壮行試合の結果、絵心がU-20W杯の全件を掌握することとなり、23名の登録選手全員を青い監獄で選抜するべく、新たなプロジェクト「新英雄大戦」を始動する。
    日本フットボール連合
    会長を不乱蔦宏俊(ぶらつたひろとし)におく組織。略称はJFU。サッカーを金儲けの手段としか考えておらず、予算を食う上に騒動を起こすブルーロックを忌み嫌い、絵心に対して青い監獄消滅を賭けた特別壮行試合を持ち掛けた。

選考

絵心甚八による、集めた300人の中から1人のストライカーを選抜するための選考。

    入寮テスト「オニごっこ」
    300人を25チーム12人に分け、PAエリアと同じ広さの部屋の中で行われた。制限時間は136秒で、最後にボールを当てられた者が失格となった。
    失格の1人を除いた11人で「チーム」となり、次の選考に進んでいく。合計275名が通過可能。
    一次選考「総当たりグループリーグマッチ」
    25チームそれぞれ下位5チーム用の棟である伍号棟に入れられV~Zのチーム名を付けられランキングも低い順位になり、実力者も底辺と思い込まされる仕組みになっている。実際には1~4号の棟は存在せず伍号棟が5つあり、チームB~Uや人数的に合わない謎の最上位チームであるチームAは存在せずどの棟でもチームV~Zになっていた。
    同じ棟内で5チームの総当たりを行う。チームに勝ち3点、負け0点、引き分け1点の勝点が与えられ、上位2チーム22名が勝ち残り、残り3チームは失格・強制退場となる。ただし、復活枠として敗れたチームの最多得点王1名ずつの3名も勝ち上がることができる。得点王が複数いる場合はフェアプレーポイント、ブルーロックランキングが高いほうが選ばれる。各棟25名ずつ、合計125名が通過可能。
    二次選考「奪敵決戦(ライバルリー・バトル)」
    5つのステージから構成されている。
      1stステージ
      世界トップレベルのゴールキーパーのデータを収集して作られた人工知能ホログラムGK [BLUE LOCK MANシステム」を導入しており、1人でホログラムのゴールキーパーに対し、90分間で100ゴールすることがクリアの条件となる。ゴール数が増えるほどレベルがあがり、「Lv.1」「Lv.2」「Lv.MAX」まで段階がある。
      クリアした者のみ2ndステージに進むことができる。
      二次選考のブルーロックランキングは二次選考1stステージをクリアした順。突破人数は明かされていないが、二次選考のランキング111位の士道が居ることから、一次選考通過者125人のうち最低でも111人は突破している。
      2ndステージ-5thステージ
      3人1組を作り、初めは3rdステージからのスタートとなる。
      各チームのゴールキーパーにはBLUE LOCK MANを採用し、5点先取したチームの勝利とする。勝利したチームは相手チームから1人を指名して新たに4人のチームを作り、同じルールで4thステージも勝利し、5人組を作ったチームが二次選考クリアとなる。
      ただし負けたチームは下のステージに戻る必要があり、2ndステージで敗れて相手チームに選ばれなかった場合、失格となる。
      2ndステージ-4thステージでもトレーニングルームに加え食堂や寝室、風呂場等の生活設備があり、ステージが進むにつれて生活する環境も良くなっている。
      5thステージに進出することで、三次選考一次ノルマとして世界選抜と対戦する権利を得られる。
      2ndステージを敗退し、失格となった選手はそのまま脱落するか、「敗者復活戦(ワイルドカード)」に挑戦するかの選択権が与えられる。
    三次選考一次ノルマ「世界選抜戦」
    二次選考5thステージ進出時点のチームで、ジュリアン・ロキ他世界選抜チーム5人との5vs5マッチを行う。
    二次選考同様BLUE LOCK MANがゴールキーパーとなり、5点先取が勝利条件となる。
    なお、この試合は勝ち負けに関わらず、世界選抜チームによる査定が目的である。第58話で蟻生・時光から、対戦を断った選手が三次選考進出者の中に一人もいなかった。
    三次選考2ndノルマ「語学学習」
    まずは英語から勉強する。
    三次選考「適性試験(トライアウト)」
    ここまでの通過者は7組35名。二次選考1stステージのクリア人数からすれば、もっと多数が二次選考を通過可能だが、どの段階で多数脱落しているかは不明。
    元々は違う選考内容を予定していたが、日本フットボール連合との対立の結果、絵心がU-20を乗っ取る計画を考え、急遽選考内容を変更する流れとなり、適性試験によって11傑(レギュラー)とベンチ入り選手のブルーロック選抜を決めて、糸師冴を加えたU-20日本代表チームと対決することとなる。
    固定選手2名を代表とした3チームによる5vs5マッチ。試合ルールは二次選考と同様。
    各チームの代表は、世界選抜戦を終えた時点で新たに査定したランキングの上位6名が担い、1~2位をチームAの固定選手、3~4位をチームBの固定選手、5~6位をチームCの固定選手に振り分け。残りの選手29名は3チームのうち1チームを選択し、1人につき1試合のみ加入する形式となる。なお、人数の端数対策として、暫定7位の選手のみ2試合参加というシード権が与えられ、蜂楽がそれを担うこととなった。選手は皆、試合前日まではモニターで他の選手の試合を確認することが出来る。
    U-20日本代表 VS. 青い監獄選抜「特別壮行試合(スペシャル・ビッグマッチ)」
    ブルーロックの存続がかかっており、負ければブルーロックは解体される。
    敗者復活戦(ワイルドカード)
    二次選考2ndステージにて敗北し、かつ相手に選ばれなかった選手が挑戦可能なステージ。
    詳しい選考内容は明かされていないが、世界一のストライカー、ノエル・ノアと同じ肉体を創り出す実験の場として設けられた。
    「数値上」ノエル・ノアの肉体に最も近づくことが出来た一名のみを通過者とし、國神がそれに該当したとされる。
    最終選考「新英雄大戦(ネオ・エゴイスト・リーグ)」
    イングランド、スペイン、イタリア、フランス、ドイツの5ヶ国を代表する各チームいずれかとの合同訓練に参加し、チームの中でレギュラーを勝ち取ることが第一条件となる。その後、各チームのレギュラー同士でリーグ戦を行う。3点先取制で、スタメンの交代は無制限。また、FW以外のポジションの志望も可能とされている。
    また、各チームにはノエル・ノアやジュリアン・ロキを始めとしたスター選手が指導者として就く。指導者は特別ルールに基づき、一試合につき3分だけ出場可能。
    本選考は「ブルーロック・ティービー(BLTV)」を通して、全世界に中継配信されている。試合後に各国のチームによる選手入札が行われ、その落札額が年俸として扱われる。
    その年俸が直接ブルーロックランキングに反映され、全ての試合を終えた時の上位者23名はU-20選手として登録される。
    本選考は二次選考通過者35名に、U-20選抜チームから10名、敗者復活戦から國神を加えた46名により行われる。

評価

  • ライターのちゃんめいは本作が「史上最もイカれたサッカー漫画」と呼ばれる3つの理由について以下のように述べている。
    1. 主人公たちが挑む選考の数々は、従来のサッカー漫画の指導とはかけ離れたまさに「実験」的な内容となっている。
    2. 従来のスポーツの魅力だった作中で描かれる「仲間との助け合いや友情」を真っ向から否定し「圧倒的な個性」が求められている。
    3. サッカー漫画の見所である奇跡的な勝利が本作では評価されず、もう一度同じように勝利する「成功の再現性」が本作では求められている。
    また、従来のサッカー漫画とは一風変わったストーリーを描く本作についてちゃんめいは「エゴイストとしての頭角を現し心身ともに強くなっていく潔世一やストライカーたちの姿は読者の目にとても魅力的に映る。そして何より、作中に登場するチーム論や考え方は現実社会を生きる私たちにとても役立つものになっている。」と評している。
  • フリーライター兼編集者の青木圭介は本作について「題材は紛れもなくサッカーでありながら、”閉鎖された施設にて同じポジションの300人で戦い、負ければ夢破れる”というデスゲームの要素を色濃く取り入れている。原作者が『神さまの言うとおり』でお馴染みの金城宗幸なだけあり、その設定は非常に残酷で秀逸である。」と評している。
  • アニメ化決定の祝福コメントとしてプロサッカー選手の大久保嘉人は本作について「エゴイストFW育成という、これまでのサッカーマンガにはない尖ったテーマを貫き通す姿勢こそがエゴイストFWに必要なものであり、その信念が『ブルーロック』をより一層面白くしている。」と、同じくプロサッカー選手の岡崎慎司は本作について「特にFWとしてもう一度点取り屋としてゴールを取るために考えた思考と重なる事があり、潔世一の成長を自分と重ねてみることが出来て、いつも楽しみにしている。」とそれぞれ述べている。

書誌情報

  • 金城宗幸(原作) / ノ村優介(作画) 『ブルーロック』 講談社〈講談社コミックス〉、既刊28巻(2024年3月15日現在)
    1. 2018年11月16日発売、ISBN 978-4-06-513400-9
    2. 2019年1月17日発売、ISBN 978-4-06-514121-2
    3. 2019年3月15日発売、ISBN 978-4-06-514447-3
    4. 2019年6月17日発売、ISBN 978-4-06-515450-2
    5. 2019年8月16日発売、ISBN 978-4-06-516336-8
    6. 2019年10月17日発売、ISBN 978-4-06-517167-7
    7. 2020年1月17日発売、ISBN 978-4-06-517887-4
    8. 2020年3月17日発売、ISBN 978-4-06-518559-9
    9. 2020年5月15日発売、ISBN 978-4-06-518854-5
    10. 2020年8月17日発売、ISBN 978-4-06-520360-6
    11. 2020年10月16日発売、ISBN 978-4-06-521018-5
    12. 2020年12月17日発売、ISBN 978-4-06-521638-5
    13. 2021年3月17日発売、ISBN 978-4-06-522073-3
    14. 2021年5月17日発売、ISBN 978-4-06-523148-7
    15. 2021年8月17日発売、ISBN 978-4-06-524479-1
    16. 2021年10月15日発売、ISBN 978-4-06-525141-6
    17. 2021年12月17日発売、ISBN 978-4-06-526286-3
    18. 2022年3月17日発売、ISBN 978-4-06-527288-6
    19. 2022年5月17日発売、ISBN 978-4-06-527913-7
    20. 2022年7月15日発売、ISBN 978-4-06-528501-5
    21. 2022年10月17日発売、ISBN 978-4-06-529489-5
    22. 2022年12月16日発売、ISBN 978-4-06-529987-6
    23. 2023年3月16日発売、ISBN 978-4-06-530927-8
    24. 2023年5月17日発売、ISBN 978-4-06-531566-8
    25. 2023年7月14日発売、ISBN 978-4-06-532183-6
      • 『潔・蜂楽サイン入り公式応援セット付き特装版』同日発売、ISBN 978-4-06-532182-9
    26. 2023年9月14日発売、ISBN 978-4-06-532844-6
      • 『國神・千切サイン入り公式応援セット付き特装版』同日発売、ISBN 978-4-06-532839-2
    27. 2023年12月15日発売、ISBN 978-4-06-533904-6
      • 『凪・玲王サイン入り公式応援セット付き特装版』同日発売、ISBN 978-4-06-533940-4
    28. 2024年3月15日発売、ISBN 978-4-06-534561-0
  • 金城宗幸(原作) / 三宮宏太(イラスト) / ノ村優介(キャラクターデザイン) / もえぎ桃(小説) 『小説 ブルーロック 戦いの前、僕らは。』 講談社〈KCデラックス〉、既刊3巻(2023年10月17日現在)
    1. 『潔・凪・蜂楽』 2022年10月17日発売、ISBN 978-4-06-529449-9
    2. 『千切・玲王・凛』 2023年1月17日発売、ISBN 978-4-06-530251-4
    3. 『二子・國神・氷織』 2023年10月17日発売、ISBN 978-4-06-532990-0
  • 金城宗幸、ノ村優介、週刊少年マガジン編集部(監修) 『ブルーロック キャラクターブック EGOIST BIBLE』 講談社〈KCデラックス〉、2022年10月17日発売、ISBN 978-4-06-529431-4

アニメ

テレビアニメ

第1期は2022年10月から2023年3月までテレビ朝日系列『NUMAnimation』枠ほかにて、連続2クールで放送された。

放送終了後には第2期の制作が発表された。

スタッフ

  • 原作・ストーリー監修 - 金城宗幸
  • 漫画 - ノ村優介
  • 監督 - 渡邉徹明
  • 副監督 - 石川俊介
  • シリーズ構成・脚本 - 岸本卓
  • コンセプトアドバイザー - 上村泰
  • メインキャラクターデザイン - 進藤優
  • キャラクターデザイン - 田辺謙司、戸谷賢都
  • チーフアクションディレクター - 東島久志
  • アクションディレクター - 坂本ひろみ
  • プロップデザイン - 興津香織、東島久志、瀧原晶子(第1期第2、4、5、7、11、16、19話)、橋本明日美(第1期第5、18話)、小倉典子(第1期第8、9、12、18話)、杉村友和(第1期第8、16、19話)、齊藤めぐみ、福田歩美(第1期第14話)
  • 衣装デザイン - 中島裕里
  • 色彩設計 - 小松さくら
  • 美術設定 - 杉山晋史
  • 美術監督 - 高木佐和子(第1期第1 - 13話)→小島俊彦(第1期第13 - 24話)、新井佳奈(第1期第23、24話)
  • 撮影監督 - 浅黄康裕
  • 3DCGディレクター - 広沢範光
  • ビジュアルコンセプト - 山下敏幸
  • 編集 - 長谷川舞
  • 音響監督 - 郷文裕貴
  • 音響制作 - ビットグルーヴプロモーション
  • 音楽 - 村山☆潤
  • 音楽制作 - ランティス
  • 音楽プロデューサー - 庄司夕紀
  • プロデューサー - 有澤亮哉、古川慎、森悠紀→柳井寛史
  • アニメーションプロデューサー - 平野強
  • アニメーション制作 - エイトビット
  • 製作 - 「ブルーロック」製作委員会(バンダイナムコフィルムワークス講談社バンダイナムコミュージックライブテレビ朝日クランチロールBANDAI SPIRITS、エイトビット、トイズファクトリー

主題歌

    カオスが極まる
    UNISON SQUARE GARDENによる第1期第1クールオープニングテーマ。作詞・作曲は田淵智也、編曲はUNISON SQUARE GARDEN、SEアレンジメントはeba
    「Judgement」
    ASH DA HEROによる第1期第2クールオープニングテーマ。作詞はASH、編曲はNarukaze、作曲は両者の共作。
    「WINNER」
    仲村宗悟による第1期第1クールエンディングテーマ。作詞・作曲は仲村、編曲は村山☆潤
    Numbness like a ginger
    UNISON SQUARE GARDENによる第1期第2クールエンディングテーマ。作詞・作曲は田淵智也、編曲はUNISON SQUARE GARDEN。

各話リスト

話数サブタイトル絵コンテ演出作画監督アクション作画監督総作画監督初放送日
第1期
第1話渡邉徹明
  • 渡邉徹明
  • 川瀬まさお
  • 横山和基
  • 東島久志
  • 坂本ひろみ
  • 田辺謙司
  • 進藤優
  • 戸谷賢都
2022年
10月9日
第2話かいぶつ 石川俊介
  • 坂本ひろみ
  • 橋本明日美
  • もりともこ
  • 中島裕里
  • 松本剛彦
10月16日
第3話サッカーの0
横山和基
  • 橋本明日美
  • 中島裕里
  • シノミン
  • 隣アニメーション
  • RadPlus
  • STUDIO MASSKET
東島久志
  • 小谷杏子
  • 田辺謙司
10月23日
第4話予感と直感 石川俊介榎田敬宏
  • 田辺謙司
  • 橋本明日美
  • もりともこ
  • 長沼智也
  • 香田智樹
田辺謙司10月30日
第5話生まれ変わるのは
  • 渡邉徹明
  • 石山タカ明
熊野千尋
  • 坂本ひろみ
  • もりともこ
  • 中島裕里
  • 松本剛彦
  • 橋本明日美
  • 小谷杏子
  • 中山みゆき
  • 南伸一郎
  • ビッグオウル
  • RadPlus
  • 田辺謙司
  • 戸谷賢都
11月6日
第6話ごめん 清水聡石黒達也
  • 北條真純
  • 篠原健二
  • 𠮷田肇
  • 服部憲知
  • 飯飼一幸
  • 日根野優子
  • 田辺謙司
  • 戸谷賢都
  • もりともこ
11月13日
第7話滾り
  • 渡邉徹明
  • 石川俊介
  • 石山タカ明
  • 坂本ひろみ
  • 橋本明日美
  • 石黒美知子
  • 大槻ちえ
  • 佐藤好恵
  • Limeros
  • Double Swordsアニメーション
11月20日
第8話成功ゴールの方程式 古川知宏杉本研太郎
  • 小美野雅彦
  • 米澤優
  • モリタユーシ
  • Double Swordsアニメーション
-小美野雅彦11月27日
第9話覚醒
  • 奥山潔
  • 新田千尋
  • 生原雄次
田中タカユキ
  • 橋本明日美
  • 中島裕里
  • シノミン
  • Henry Kuan
  • Porkchop!
  • Double Swordsアニメーション
  • 東島久志
  • 諸貫哲朗
  • 松本剛彦
  • 田辺謙司
  • 戸谷賢都
  • もりともこ
12月4日
第10話このままで 横山和基
  • 橋本明日美
  • 中島裕里
  • シノミン
  • 石黒美知子
  • 菊地康仁
  • Big Owl
  • 王建
  • 郭成甲
  • 徐晓民
  • シード
  • Jed Panulin
  • RVEN
  • 陳亮
  • 東島久志
  • 松本剛彦
12月11日
第11話最後の欠片ピース森川滋鹿島典夫
  • 橋本明日美
  • 坂本ひろみ
  • 中島裕里
  • シノミン
  • 石黒美知子
  • 菅原裕幸
  • 田中亜優
  • 大槻ちえ
  • 武永一輝
  • 平田彰子
  • 菊地康仁
12月18日
第12話二次選考セレクション小島正士小野田雄亮
  • シノミン
  • 橋本明日美
  • 中島裕里
  • 石黒美知子
  • スタジオリングス
  • Double Swordsアニメーション
  • ECHELLE Animation
松本剛彦12月25日
第13話TOP3 横山和基室谷靖
  • 坂本ひろみ
  • 小谷杏子
  • 小澤和則
  • 中島裕里
  • 大槻ちえ
  • シノミン
  • 石黒美知子
  • 大清水瑛良
  • スタジオリングス
  • 橋本明日美
  • 佐藤好恵
  • Double Swordsアニメーション
  • RadPlus
東島久志2023年
1月8日
第14話天才と凡才
  • 奥山潔
  • 新田千尋
  • 雨咲和
  • 朱央
  • スタジオ・ミュウ
  • 東島久志
  • 松本剛彦
  • 田辺謙司
  • もりともこ
  • 戸谷賢都
  • 清水空翔
1月15日
第15話関野関十
  • 美甘義人
  • 井ノ川慎太郎
  • シノミン
  • 橋本明日美
  • 中島裕里
  • スタジオリングス
  • Double Swordsアニメーション
  • 田辺謙司
  • もりともこ
  • 戸谷賢都
  • 清水空翔
  • 小美野雅彦
1月22日
第16話三者融合トライ・セッション森川滋倉富康平
  • 田中亜優
  • 坂本ひろみ
  • 中島裕里
  • シノミン
  • 小谷杏子
  • はまだまこと
  • スタジオリングス
  • RadPlus
  • サイゲームピクチャーズ
  • Double Swordsアニメーション
  • 田辺謙司
  • もりともこ
  • 戸谷賢都
  • 清水空翔
1月29日
第17話ヘタクソ
  • 奥山潔
  • 新田千尋
  • 小野田雄亮
  • 井ノ川慎太郎
  • 橋本明日美
  • 伊藤智子
  • 田中亜優
  • シノミン
  • Double Swordsアニメーション
2月5日
第18話主役のステージ
  • 木村寛
  • 服部福太郎
  • 坂本ひろみ
  • 中島裕里
  • 橋本明日美
  • 小澤和則
  • シノミン
  • 大槻ちえ
  • 石黒美知子
  • 田中亜優
  • スタジオリングス
  • RadPlus
  • STUDIO MASSKET
  • Double Swordsアニメーション
東島久志
  • 田辺謙司
  • もりともこ
  • 戸谷賢都
2月12日
第19話Dancing Boy 室谷靖鹿島典夫
  • 菊地康仁
  • 橋本明日美
  • 富岡隆司
  • 入江篤
  • 高岡淳一
  • 田中亜優
  • 安彦守
  • 梅澤茉里
  • 山口葵
  • エイトビット
  • メーシエ・タイス
  • モリタユーシ
  • 白幡裕二
  • 石山直美
  • 渡辺朋子
  • Double Swordsアニメーション
  • 田辺謙司
  • もりともこ
  • 戸谷賢都
  • 清水空翔
2月19日
第20話超連動
  • 奥山潔
  • 新田千尋
  • 田中タカユキ
  • 佐々木勅嘉
  • 坂本ひろみ
  • 中島裕里
  • 小谷杏子
  • 高岡淳一
  • 牛ノ濱由惟
  • 田中亜優
  • 橋本明日美
  • 小澤和則
  • スタジオリングス
  • Double Swordsアニメーション
  • 東島久志
  • 松本剛彦
  • 諸貫哲朗
2月26日
第21話俺がいない
倉富康平
  • 菊地康仁
  • シノミン
  • 白幡裕二
  • 田中亜優
  • メーシエ・タイス
  • 吉野美貴
  • 郁山想
  • RadPlus
  • Double Swordsアニメーション
  • 東島久志
  • 松本剛彦
  • 田辺謙司
  • もりともこ
  • 戸谷賢都
  • 清水空翔
  • 小美野雅彦
3月5日
第22話
  • 奥山潔
  • 新田千尋
横山和基
  • 阿部友葉
  • 飯田香帆
  • 関美帆乃
  • 中島裕里
  • 四野見謙治
  • メーシエ・タイス
  • 橋本明日美
  • 石黒美知子
  • 坂本ひろみ
  • レジェ・ランベル メロディ
  • グラシ ポーリン
  • RadPlus
  • スタジオリングス
  • 田辺謙司
  • もりともこ
  • 戸谷賢都
  • 清水空翔
3月12日
第23話LUCK 倉富康平
  • 木村寛
  • 服部福太郎
  • 雨咲和
  • 朱央
  • スダジオ・ミュウ
  • 田辺謙司
  • もりともこ
  • 戸谷賢都
  • 清水空翔
  • 小谷杏子
3月19日
第24話時は来たり
  • 奥山潔
  • 新田千尋
  • 渡邉徹明
  • 井ノ川慎太郎
  • 倉富康平
  • 渡邉徹明
  • もりともこ
  • 坂本ひろみ
  • 中島裕里
  • 小谷杏子
  • 菊地康仁
  • シノミン
  • 橋本明日美
  • 田中亜優
  • 大槻ちえ
  • 石黒美知子
  • 佐藤好恵
  • 飯田香帆
  • メーシエ・タイス
  • 松本剛彦
  • 梅澤茉里
  • レジェ・ランベル メロディ
  • グラシ ポーリン
  • STUDIO MASSKET
  • RadPlus
  • Double Swordsアニメーション
  • ノ村優介
東島久志
  • 田辺謙司
  • 戸谷賢都
  • 清水空翔
3月26日

放送局

日本国内 テレビ / 第1期 放送期間および放送時間
放送期間 放送時間 放送局 対象地域・備考
2022年10月9日 - 2023年3月26日 日曜 1:30 - 2:00(土曜深夜) テレビ朝日製作参加)ほか系列全24局 日本国内
NUMAnimation』枠
日曜 2:00 - 2:30(土曜深夜) BS朝日 BS放送 / 『アニメA』枠
日曜 21:00 - 21:30 AT-X CS放送 / リピート放送あり
全局で字幕放送を実施。
日本国内 インターネット / 第1期 配信期間および配信時間
配信開始日 配信時間 配信サイト
2022年10月9日 日曜 2:00(土曜深夜) 更新
日曜 20:00 - 20:30 ABEMA
2022年10月11日 火曜 12:00 更新
2022年10月14日 金曜 20:00 更新 GYAO!

短編アニメ

ブルーロック あでぃしょなる・たいむ!』のタイトルで、2022年10月9日より日曜2時(土曜深夜)にYouTubeで配信。地上波でもテレビアニメ放送後に不定期に放送されるほか、配信サイトでは本編とまとめて配信される。コンテ・演出・編集はくだ ゆうた、アニメーション制作はポイント・ピクチャーズ。原案・ネームは原作者自身が担当するほか、アニメ本編でカットされた原作のエピソードも映像化されている。

各話リスト
話数 サブタイトル 配信日
#1 潔世一の夢 2022年
10月9日
#2 監獄で迷子 10月16日
#3 青い監獄ブルーロック”1日のスケジュール 10月23日
#4 ブルーロックの食事 10月30日
#5 ブルーロックの支給品大紹介! 11月6日
#6 裏切者 11月13日
#7 お嬢の髪型 11月20日
#8 押しかけ女房玲王 11月27日
#9 チームZモノマネ王決定戦 その① 12月4日
#10 チームZモノマネ王決定戦 その② 12月11日
#11 二次セレクションじゃんけん 12月18日
#12 お兄、喋る! 12月25日
#13 TOP3のチーム結成秘話 2023年
1月8日
#14 TOP3と蜂楽 1月15日
#15 恋する乙女?玲王 1月22日
#16 メイドカフェ・きんぐ・ばろう 1月29日
#17 それぞれの三人一組 2月5日
#18 帝襟アンリのBLUELOCK日誌! 2月12日
#19 出遅れ組 2月19日
#20 凪の学園生活 2月26日
#21 それぞれの三人一組 その② 3月5日
#22 蟻生の勝手なオシャ対決 3月12日
#23 ダメな方の化学反応 3月19日
テレビ朝日系列 NUMAnimation
前番組 番組名 次番組
ブルーロック(第1期)

劇場アニメ

劇場版ブルーロック
-EPISODE 凪-
監督 石川俊介
脚本 岸本卓
原作 金城宗幸
出演者 島崎信長
内田雄馬
興津和幸
浦和希
海渡翼
小野友樹
斉藤壮馬
諏訪部順一
内山昂輝
神谷浩史
音楽 村山☆潤
主題歌 Nissy × SKY-HI
「Stormy」
撮影 チップチューン
編集 長谷川舞
制作会社 エイトビット
製作会社 「劇場版ブルーロック」製作委員会
配給 バンダイナムコフィルムワークス
公開 ブルーロック: あらすじ, 登場人物, 用語  2024年4月19日
製作国 ブルーロック: あらすじ, 登場人物, 用語  日本
言語 日本語
テンプレートを表示

テレビアニメ放送終了後には『EPISODE 凪』を原作とする劇場アニメの制作が発表された。2024年4月19日にバンダイナムコフィルムワークス配給で公開予定。

スタッフ(劇場アニメ)

  • 原作 - 金城宗幸
  • 漫画 - 三宮宏太
  • キャラクターデザイン - ノ村優介
  • 監督 - 石川俊介
  • シリーズ構成・脚本 - 岸本卓
  • ストーリー監修 - 金城宗幸
  • キャラクターデザイン - 新藤優、清水空翔
  • 総作画監督 - 田辺謙司、もりともこ、清水空翔
  • アクションディレクター - 東島久志
  • 特殊効果 - あかね
  • 色彩設計 - 小松さくら
  • 美術設定・美術監督 - 廣澤晃
  • 背景 - Creative Freaks
  • 撮影監督 - 浅黄康裕
  • 撮影 - チップチューン
  • 3DCG - オーラスタジオ
  • 編集 - 長谷川舞
  • 音響監督 - 郷文裕貴
  • 音響制作 - ビットグルーヴプロモーション
  • 音楽 - 村山☆潤
  • プロデューサー - 有澤亮哉、佐藤尚哉、川勝宥典、柳井寛史
  • アニメーションプロデューサー - 小菅秀徳
  • アニメーション制作 - エイトビット
  • 配給 - バンダイナムコフィルムワークス

主題歌(劇場アニメ)

ゲーム

スマートフォン用ゲーム『ブルーロック Project:World Champion』(ブルーロック プロジェクト:ワールドチャンピオン)が、2022年12月30日より配信中。略称は「ブルーロックPWC」。開発・運営はルーデル。

テレビCMにプロサッカー選手の三笘薫を起用するほか、ゲーム内にも三笘がキャラクターとして登場する。

舞台

舞台『ブルーロック』

2023年5月4日から7日までサンケイホールブリーゼ(大阪府)、同月11日から14日までサンシャイン劇場にてそれぞれ上演された。脚本・演出は伊勢直弘。公式略称は「ブルステ」。

キャスト(舞台)

スタッフ(舞台)

  • 原作 - 金城宗幸
  • 漫画 - ノ村優介『ブルーロック』 (講談社 週刊少年マガジン連載)
  • 脚本・演出 - 伊勢直弘
  • 美術 - 乘峯雅寛
  • 主題歌歌唱 - Kradness
  • 舞台音楽 - 早川博隆(Rebrast) / 関根佑樹(Rebrast)
  • 技術監督 - 寅川英司
  • 舞台監督 - 田中翼
  • 音響 - 前田規寛(ロア)
  • 照明 - 大波多秀起
  • 映像 - O-beron inc.
  • 衣裳 - 雲出三緒
  • ヘアメイク - 木村美和子
  • 小道具 - 枦山兼
  • 演出助手 - 入江浩平
  • 宣伝美術・WEBデザイン・物販デザイン - 遠藤嘉人 / 岡部哲也(EAST END CREATIVE)
  • 物販デザイン - flyer-ya
  • 宣伝写真 - 渡邉和弘
  • 制作協力 - 上野志津華 (KURAN)
  • 制作 - Office ENDLESS(豊島区国際アート・カルチャー特命大使 / SDGs特命大使)
  • 協力 - 豊島区、DESCENTE UMBRO、メイコー化粧品
  • サッカー指導 - エリース東京(豊島区国際アート・カルチャー特命大使 / SDGs特命大使)
  • 主催 - 舞台『ブルーロック』製作委員会

舞台『ブルーロック』2nd STAGE

2024年1月18日から21日まで京都劇場、同月25日から31日までヒューリックホール東京にてそれぞれ上演された。

キャスト(2nd STAGE)

日替わりゲスト

アンサンブル

スタッフ(2nd STAGE)

コラボレーション

    富士急ハイランド
    2022年9月23日から11月13日にかけてコラボレーションキャンペーン、『ブルーロック IN FUJI-Q HIGHLAND』を開催。
    各アトラクションとのコラボレーションや出演声優による園内アナウンス、限定グッズやコラボレーションフードの販売などが行われる。また、グループの富士山麓電気鉄道富士急行線及び富士急バスでも連動したコラボが行われ、6000系電車と高速バス車両にもラッピングが施行されている。
    アディダス×スポーツデポ・アルペン
    2022年11月1日より、サッカー日本代表ユニフォームをスポーツデポ・アルペンで購入すると、先着でオリジナルステッカーやトートバッグが配布されるキャンペーンが開催された。

関連項目

脚注

注釈

出典

外部リンク

漫画
アニメ
ゲーム
舞台

Tags:

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