羽沢横浜国大駅(はざわよこはまこくだいえき)は、神奈川県横浜市神奈川区羽沢南二丁目にある、相模鉄道(相鉄)・東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅。
羽沢横浜国大駅 | |
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駅舎(2019年11月) | |
はざわ よこはまこくだい Hazawa yokohama-kokudai | |
所在地 | 横浜市神奈川区羽沢南二丁目471-3 |
駅番号 | SO51 |
所属事業者 | 相模鉄道 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
電報略号 | ワヨ |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- | (JR東日本)-2022年- 16,028人/日(降車客含まず) |
乗降人員 -統計年度- | (相模鉄道)-2022年- 29,336人/日 |
開業年月日 | 2019年(令和元年)11月30日 |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ■相鉄新横浜線 |
キロ程 | 2.1 km(西谷起点) |
◄SO52 新横浜 (4.2 km) (2.1 km) 西谷 SO08► | |
所属路線 | ■相鉄線直通(JR東日本) (線路名称上は東海道本線貨物支線) |
キロ程 | 8.8 km(鶴見起点) 武蔵小杉から16.6 km |
◄JS 15 *武蔵小杉 (16.6 km) (- km) (西谷)**► | |
備考 | 共同使用駅(相模鉄道の管轄駅) JR東日本: 横浜市内駅 |
運輸政策審議会答申第18号の神奈川東部方面線にあたる相鉄・JR直通線と相鉄・東急直通線の建設に伴い、相鉄の相鉄新横浜線とJR東日本の東海道本線貨物支線(相鉄線直通列車)の接続駅として、JR貨物・JR東日本の貨物駅横浜羽沢駅の敷地内に2019年(令和元年)11月30日に開業した。
相鉄とJR東日本の共同使用駅で、相鉄が管轄する。このため駅構内の案内についても相鉄仕様となっている。駅番号は相鉄に対してのみSO51が付与されている。
鉄道不便地域だった羽沢地域の利便性向上が期待されている。特に近隣住民や横浜国立大学の関係者が当駅を利用すると見込んで、開業時点での乗降客数を1日約1万人、相鉄・東急直通線の開業後には約1.6万人になると予測している。
相鉄本線西谷駅から当駅までの地下新線を建設し、JRと相鉄との相互乗り入れを行う事業計画(相鉄・JR直通線)は2015年(平成27年)の開業を目標に建設が進められていた。しかし接続する東海道貨物線は鉄道貨物輸送の大動脈であるため、横浜羽沢駅構内の配線工事・信号システム切り替え作業に必要な間合い時間が1日で最大2時間程度しか確保できないことが判明した。また大規模な構内配線の切換えには時間がかかるため、貨物列車の運行本数が少ないゴールデンウィークや年末年始に行わなければならないことも分かった。これらの要因により、開業は2018年度内にずれ込む見通しとなった。さらに開業は延びて、2019年11月30日に開業した。
その後、当駅から新横浜駅を経て東急新横浜線・日吉駅へ通じる新線(相鉄・東急直通線)も整備され、2023年3月18日に開業した。
相対式ホーム2面2線を有する地下駅。改札口は地上階に1か所ある。ホームの東側(東京方向)でJR線新宿方面と新横浜・東急線方面の線路が分岐し、JR線方面の線路はその先で東海道貨物線に合流する構造となる。開業時からホームドアが設置されており、ホームと改札の間にはエレベーター2基、エスカレーター4基が設けられている。
また、当駅にて相鉄の乗務員と交代を行うJR東日本新宿統括センター乗務ユニットの乗務員専用の休憩・宿泊スペースが用意されている。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
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1 | 相鉄新横浜線 | 下り | 海老名・湘南台・横浜(西谷のりかえ)方面 | |
2 | 相鉄新横浜線 (相鉄・東急直通線) | 上り | 新横浜方面 | |
■ 相鉄線直通 (相鉄・JR直通線) | 武蔵小杉・渋谷・新宿・川越方面 |
← 西谷方面 | → 新横浜方面 | |
↓ 東海道貨物線 (相鉄線直通) 新宿方面 | ||
凡例 出典: |
駅舎のデザインはデザインブランドアッププロジェクトに基づき、ダークグレーを基調として、鉄・レンガ・ガラスを用いたものになっている。
以下の値には、いずれも相鉄・JR間の直通人員を含む。
開業後の1日平均乗降人員の推移は以下の通り。
年度 | 相模鉄道 | |
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1日平均 乗降人員 | 増加率 | |
2019年(令和元年) | 25,422 | |
2020年(令和 | 2年)21,309 | −16.2% |
2021年(令和 | 3年)24,655 | 15.7% |
2022年(令和 | 4年)29,336 | 19.0% |
開業後の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
年度 | 相模鉄道 | JR東日本 | 出典 |
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2019年(令和元年) | 12,017 | 12,681 | |
2020年(令和 | 2年)10,183 | 11,597 | |
2021年(令和 | 3年)11,777 | 13,637 | |
2022年(令和 | 4年)14,042 | 16,028 |
運賃計算上の隣の駅が(当駅発着の全列車が通過する)鶴見駅となっていることから、後述する運賃計算の特例が新たに設定された。この結果、列車運転上の隣駅である武蔵小杉駅までの運賃(320円)よりも、相鉄線直通列車が通過する鶴見駅や、相鉄線直通列車のルートから外れている国道駅までの運賃(いずれも180円)の方が安いという稀な現象が発生している。なお、当駅 - 鶴見駅間の駅間キロ程は8.8 kmで、これは首都圏のJR電車特定区間内では最長の駅間距離である。
(相鉄・東急直通線の開業年度となる)2023年度中での完成を目指して駅前の再開発工事が進められている。2019年11月30日に開催された開業イベント「ハザコクフェスタ」で、その概要が明らかとなり、2021年10月に住居と商業地区を一体的に開発した タワーマンション「リビオタワー羽沢横浜国大」のデザインが明らかにされた。
停留所名は「羽沢横浜国大駅前」で、当駅の開業に伴い「羽沢貨物駅」から改称された。神奈川中央交通が運行する下記の路線が乗り入れる。
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