三ツ境駅(みつきょうえき)は、神奈川県横浜市瀬谷区三ツ境にある、相模鉄道相鉄本線の駅である。駅番号はSO12。
三ツ境駅 | |
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ペデストリアンデッキ上から駅入口を望む。(2015年4月12日) | |
みつきょう Mitsukyō | |
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所在地 | 横浜市瀬谷区三ツ境4番地 |
駅番号 | SO12 |
所属事業者 | 相模鉄道 |
所属路線 | ■相鉄本線 |
キロ程 | 13.6 km(横浜起点) |
電報略号 | ミツ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- | 49,177人/日 -2022年- |
開業年月日 | 1926年(大正15年)5月12日 |
1889年(明治22年)から1939年(昭和14年)にかけて存在していた都筑郡二俣川村(大字二俣川)と都岡村(大字下川井)、鎌倉郡中川村(大字阿久和)の三つの境であることから、「三ツ境」と名付けられる。
なお、この付近は分水嶺となっており、古くから武蔵国都筑郡(二俣川村・下川井村)と相模国鎌倉郡(瀬谷村)・同高座郡(下鶴間村)の2か国3郡が至近で境を接している場所でもあり(カッコ内は町村制施行前の村名)、当駅の横浜寄りが相模国と武蔵国の境(相武国境)にかかっていた。
相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、橋上駅舎を有する。駅舎は北口の駅ビル「相鉄ライフ 三ツ境」(通称:三ツ境ライフ)と一体化しており、線路上に整備された駅前人工広場(ペデストリアンデッキ)とも地上2階レベルで接続している。
2007年度から2008年度にかけてバリアフリー化工事が行われ、コンコースと上下(1・2番線)ホームを連絡するエレベーターと、コンコースと上り(2番線)ホームを連絡するエスカレーターがそれぞれ設置された。また、各ホームにはユニバーサルデザインの一環として多機能トイレも設置された。さらに2010年度にかけて風力発電機、太陽光発電パネル、太陽光集光装置(関東の私鉄で初導入)、ミスト冷却装置の設置や壁面緑化、案内サインの更新、駅舎のリニューアル、耐震補強などの改良工事も実施されている。
その後、2015年度には行先案内表示装置、2016年度には待合室が設置された。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | 相鉄本線 | 下り | 海老名方面 |
2 | 上り | 横浜・湘南台(二俣川のりかえ)・羽沢横浜国大方面 |
2022年度の1日平均乗降人員は49,177人である。相鉄線全27駅中第6位。
当駅は瀬谷区に所在しているが、東側の旭区にも隣接しているため、瀬谷区だけではなく、旭区西部地域も駅勢圏である。
近年の1日平均乗降・乗車人員推移は下表の通り。
年度 | 1日平均 乗降人員 | 1日平均 乗車人員 | 出典 |
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1980年(昭和55年) | 26,899 | ||
1981年(昭和56年) | 27,608 | ||
1982年(昭和57年) | 27,836 | ||
1983年(昭和58年) | 28,339 | ||
1984年(昭和59年) | 29,047 | ||
1985年(昭和60年) | 29,551 | ||
1986年(昭和61年) | 30,521 | ||
1987年(昭和62年) | 31,896 | ||
1988年(昭和63年) | 33,627 | ||
1989年(平成元年) | 34,027 | ||
1990年(平成 | 2年)34,674 | ||
1991年(平成 | 3年)35,145 | ||
1992年(平成 | 4年)34,830 | ||
1993年(平成 | 5年)35,049 | ||
1994年(平成 | 6年)34,852 | ||
1995年(平成 | 7年)34,884 | ||
1996年(平成 | 8年)34,279 | ||
1997年(平成 | 9年)33,255 | ||
1998年(平成10年) | 33,067 | ||
1999年(平成11年) | 65,426 | 32,428 | |
2000年(平成12年) | 63,899 | 31,759 | |
2001年(平成13年) | 63,074 | 31,362 | |
2002年(平成14年) | 61,853 | 30,715 | |
2003年(平成15年) | 60,923 | 30,205 | |
2004年(平成16年) | 60,256 | 29,882 | |
2005年(平成17年) | 60,515 | 29,992 | |
2006年(平成18年) | 60,994 | 30,276 | |
2007年(平成19年) | 61,372 | 30,464 | |
2008年(平成20年) | 60,706 | 30,136 | |
2009年(平成21年) | 59,854 | 29,718 | |
2010年(平成22年) | 59,664 | 29,616 | |
2011年(平成23年) | 58,494 | 29,052 | |
2012年(平成24年) | 59,223 | 29,404 | |
2013年(平成25年) | 59,806 | 29,708 | |
2014年(平成26年) | 58,021 | 28,847 | |
2015年(平成27年) | 58,533 | 29,093 | |
2016年(平成28年) | 58,649 | 29,169 | |
2017年(平成29年) | 58,905 | 29,285 | |
2018年(平成30年) | 58,418 | 29,043 | |
2019年(令和元年) | 57,806 | 28,824 | |
2020年(令和 | 2年)44,123 | 21,960 | |
2021年(令和 | 3年)46,531 | 23,130 | |
2022年(令和 | 4年)49,177 | 24,477 |
当駅は瀬谷区の中心駅であるが、北口の野境道路(バスターミナル北側)から北側と南口の三ツ境橋から東側は旭区である。
バスターミナルは北口と南口のイオンスタイル前の2か所にある。なお、南口発のバスはバスターミナルより駅に近い「三ツ境駅前」バス停にも停車するが、南口着のバスは同バス停には停車せず、南口バスターミナル向かいの降車場が終点となる。
北口バスターミナルには神奈川中央交通・神奈川中央交通東と相鉄バスのバス路線が乗り入れている。停留所名は神奈川中央交通・神奈川中央交通東が「三ツ境駅北口」なのに対し、相鉄バスは「三ツ境駅」と異なっている。2007年11月までは横浜市営バスも116系統を運行していたが、撤退した。
南口バスターミナルには神奈川中央交通のバス路線が乗り入れている。停留所名は「三ツ境駅」である。1999年までは三ツ境駅南口に折り返し設備がなかった時代の名残として、一部のバス路線が三ツ境東原住宅まで乗り入れ、折返しを行っていた。[要出典]
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