『文化放送ライオンズナイター』(ぶんかほうそうライオンズナイター、Nippon Cultural Broadcasting LIONS NIGHTER)は、文化放送が平日に放送しているプロ野球ナイトゲーム中継番組である。1982年4月5日から放送開始した。
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文化放送ライオンズナイター | |
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ジャンル | プロ野球中継(西武戦) |
放送方式 | 生放送 |
放送期間 | 1982年4月5日 - 現在 |
放送時間 | 平日17:45 - 21:00(最大延長21:30) |
放送局 | 文化放送 |
ネットワーク | |
テーマ曲 | LAMENT〜やがて喜びを〜 結城アイラ(インストゥルメンタル版) |
公式サイト | 公式サイト |
文化放送では、本番組が開始するまでは、関東地区のAMラジオ局で唯一平日のナイター中継の無いラジオ局(土・日曜の『文化放送ホームランナイター』のみ放送)だったが、国土計画(後のコクド)が1978年(昭和53年)に福岡野球(クラウンライターライオンズ)を買収し、本拠地を埼玉県所沢市に移転した、プロ野球球団・西武ライオンズ(現:埼玉西武ライオンズ)の意向により、同球団とタイアップした1時間放送の野球情報バラエティ番組として放送開始となった。1981年(昭和56年)の20時枠に放送されていたバラエティ番組『ザ・マンザイクイズ』の中でも「西武ライオンズ情報」というスポットコーナーがあり、毎日試合の途中経過や選手のコメントを1分程度に収めて紹介しており、この番組誕生の布石の様な形となっている。放送初年度には「レオ仲間大集合」というサブタイトルも存在した。
中田秀作・坂信一郎アナウンサーが交互にキャスターを務め、一般公募で選ばれた中川充四郎を専属レポーター(リポーター)に据え、ライオンズの応援を全面に打ち出した。ライオンズ攻撃時はライオンズに偏った野球実況放送を展開し、相手チームの攻撃中はライオンズ選手のインタビューやクイズを行う独自の放送で話題になった(1年毎に番組専属のマスコットガールも2名ずつ公募、レギュラー出演していた)。
当初、20時からの1時間番組となったのは、1980年(昭和55年)10月改編で始まった文化放送初の本格的夜ワイド『吉田照美のてるてるワイド』の絡みで、それまで深夜に放送されていた教養番組『大学受験ラジオ講座』『百万人の英語』が18時から19時にかけての枠に移動しており、時間帯の捻出ができなかったのが理由である。
番組スタートの翌年の1983年(昭和58年)に「ライオンズナイターファンクラブ」が作られた。文化放送に入会希望の手紙を出すと会員証が郵送されてきて、西武ライオンズ球場の内野指定席への招待(試合毎に招待する会員番号が番組内で指定され、試合当日に西武球場に来場出来る事が条件)や会員限定イベントへの招待、ライオンズ選手がホームランを打った際、抽選でレオ人形プレゼントなどの特典があり、1992年(平成4年)に終了するまで約27000人が入会していた。同年、実況アナウンサーとは別に球場実況席にライオンズキャスターを置きライオンズ応援色がより強まる。この年から2年間、タレントの藤田亨がキャスターを務めた。1993年以降ファンクラブの活動はなくなったが、現在でも番組では随時ライオンズ戦チケットやライオンズ選手からのプレゼントは行っている。
1985年(昭和60年)以降はバラエティ番組を改め、一般的なナイター中継と同様の放送体制となったが、「はっきりいってライオンズびいきです!!」をキャッチコピーにアメリカンスタイルと呼ばれるライオンズ一辺倒の応援実況・解説を行う過激な放送で、日本のラジオ野球中継放送に革命を起こし、広く知られるようになる(特に、戸谷真人の過激な実況は語り草となった)。ライオンズ応援というスタンスはそのまま継続し、現在に至っている。その独自の放送スタイルは、後に各地方毎の地元球団応援の中継放送を次々生み出すという影響ももたらした。
戸谷によれば、これは当時ディレクターを務めた門口伯康の発案で、「巨人一辺倒をひっくり返そうよ、数字取るよりも、メジャーリーグ中継みたいに、監督の批判もしちゃうような面白い中継を日本でも目指そうよ」という理由から始まったものだという。この西武びいきのスタイルには相手チームからの大反発もあったものの、パ・リーグの試合を伝える貴重な存在として次第に認知され始めていく。
ライオンズ応援企画では、かつては「Vのシナリオ」(歌:ばんばひろふみ・梶原茂)という曲をホームランを打った時や投手が登板した時に流したり、相手投手をKOした際に流すノックアウトテーマ、ライオンズが勝利した時に流すファンファーレもあった。1991年5月に、ライオンズナイターのエンディングテーマ「明日」とライオンズ応援ソング「新Vのシナリオ」(歌:シネマストリートキッズ)がシングル8cmCDとして発売された。「新Vのシナリオ」は森祇晶監督当時のライオンズ黄金時代の選手が背番号順に歌われている。
1985年以降、文化放送はライオンズ主催試合のラジオ優先放送権(春期および秋期のライオンズのキャンプ取材したものの放送を含む)を取得およびラジオ放送権管理をしている。ライオンズ主催試合はNRNが放送権を独占しているヤクルト主催試合と異なり、ニッポン放送など他社でも中継をされてはいるが、文化放送の許諾を受けなければ放送はできない。このため、文化放送以外の在京局のナイター中継番組では、主に全国中継における本番カード雨天中止時の予備カードで、ライオンズ主催試合については順位を下げられている。NHKのラジオ中継では、本番カードとしてライオンズ主催試合を2018年までは文化放送と並列放送することがあった。
1993年(平成5年)は、キャッチコピーが番組開始初の一新。キャッチコピーは「パッといこうぜ!!ライオンズ」。この年からの新企画として三振を奪うと「strike out」等の効果音を流す(他にも効果音の種類があるが、特に斉藤一美アナ実況時は必ず、それ以外のアナウンサー実況時も効果音を流すことがある。対ファイターズ戦で岩本勉が解説を担当したときは、ファイターズ選手が活躍すると岩本が勝手に押してしまう。ただし、2009年限りで効果音の使用は廃止された。ライオンズナイター独自のエレクトーン風のナイター速報のチャイムは長谷川太アナが制作したものである)。
得点が入った際には下に記すように球団公式応援歌のアレンジなど得点したチームにゆかりのあるメロディーが流れる。
文化放送のナイター中継には「ホームランレポーター」と呼ばれるレポーターが、外野席でホームランをキャッチした観客にインタビューを行ってきた。このレポートはセントラル・リーグの各球団がトラブルの火種に成りかねないと難色を示したことから、『文化放送ホームランナイター』では1991年に終了することとなった。しかし、アレックス・カブレラ選手がライオンズに入団した2001年以降は「一発レポーター」として復活。西武ドームでのゲームで恒例企画となっていた。2006年6月14日、対中日ドラゴンズ戦(セ・パ交流戦)で、当日の一発レポーター担当の斉藤一美がレフト外野席に落ちたカブレラ選手のホームランボールをゲットすることに成功し、歴代ホームランレポーターおよび一発レポーターの悲願が達成された。
スペシャルウィーク(聴取率調査期間)の企画として、現役ラジオ局アナウンサーが球場アナウンスするウグイスボーイズを担当している。それ以外にも「カブレラ地蔵」の設立や西武池袋線・池袋駅〜西武球場前駅の臨時列車での案内役などを行ってきた。
ただし、「パッといこうぜ!!」が含まれているキャッチコピーからわかるようにこの頃から「ライオンズを応援する」ことの番組開始からのスタンス自体は変化はないものの、関東地区のAMラジオ局で唯一パ・リーグの試合をレギュラーで放送することから、同時に「パ・リーグ全体を盛り上げよう」という意味合いが強くなっている。2002年までは「花のパ・リーグ」「エキサイティングリーグ・パ」と銘打って、ライオンズの試合が予定されていない日や雨天中止時の予備で、他のパ・リーグの試合が中継された(後述)。2005年以降では、ライオンズと同じ関東をフランチャイズとする千葉ロッテマリーンズ戦について、毎試合「今夜のマリーンズ」というコーナーを設けて詳しい試合展開を放送している。ライオンズ戦ではマリーンズファンのかわのをとやをマリーンズ応援リポーターとして起用し、「パ・リーグ関東ダービー」と銘打って放送されている。しかし、実況はライオンズ寄りであり、実況アナとかわのが丁々発止のやりとりをすることやマリーンズ情報の豊富さから解説者から呼びかけることもある。
そしてセ・パ交流戦では「我らパ・リーグ応援団」という立場を取り、2005年の企画では交流戦の勝利数でセ・リーグに負け越したら坊主になるという公約を東尾修団長に押し付けられた大塚光二と盛り上げた。さらに同期間の放送中はライオンズ以外のパ・リーグ各チームが得点を挙げるたびに、東尾の「パ・リーグ!」という掛声とともに氷川きよしの『きよしのドドンパ』をバックに流して得点の情報を放送にカット・インしている。パ・リーグ応援の立場をシーズン中での中継(雨傘番組も含む)で示したのが、放送中に何度か流される交通情報であり、2005年〜2015年の放送時間中の全ての交通情報にパ・リーグ連盟歌である「白いボールのファンタジー(マーチ・バージョン)」のBGMが流されている。
2007年からは、文化放送の組織改革により、アナウンサーが実況アナウンサーと技術スタッフも兼任する「アナデユースナイター」の放送体制となっている。これにより番組のキャッチコピーも14年ぶりに一新。キャッチコピーは「生西武やってます。」但し、遠征試合は従来どおり、NRN系列局(下記参照)が技術スタッフを担当する。試合開始直前に放送される「プロ野球直前情報」では、主に監督へのインタビューが、試合中の1回表(ビジターの場合は1回裏)終了直後には「中島裕之の今日も一発、やったるで!!」と題して同選手へのインタビューが放送されている。さらに2007年からの試みとして、監督もしくは球団にゆかりのある人物によるタイトルコールを番組冒頭に使いはじめた(2007年は伊東勤監督の双子の子供が、2008・2009年は渡辺久信監督がそれぞれ務めた)。2009年は若手選手のインタビュー「ピックアップライオンズ」ほか、スターティング・オーダー発表時に選手自身の肉声による選手紹介(事前収録したテープを流す。例えばアナウンサーが「一番・セカンド」とコールしたあと、「片岡易之」と片岡自身によるコールの音声を流す)およびジングルを流している。 2010年は効果音を廃止した。
番組30周年となる2011年はキャッチコピーを「獅子道。」に変更。イメージキャラクターとして、かつての西武の4番打者であった清原和博を起用する(解説者としても出演)。「獅子道。」はポスターなどでは使用するが、放送では使用しない。その代わりにかつて使用したキャッチコピーである「はっきりいってライオンズびいきです!!」を清原がジングルで使用する(オープニング時のタイトルコールも、西武戦とそれ以外の2パターンが用意されている)。オープニングのテーマ曲も一新され、『LAMENT〜やがて喜びを〜』のインストゥルメンタル版が採用された(週末の『ホームランナイター』でも2015年まで共用。2016年からは本番組のみ使用)。ライオンズ戦の予定がない場合のパ・リーグ他球団の中継を再開させる一方、交流戦期間中の「我らパ・リーグ応援団」を取りやめた。7回のライオンズの攻撃前に「若き獅子たち」を復活させた。さらに、番組30周年記念企画として7月11日には解説・豊田泰光、実況・戸谷真人の名コンビで「文化放送ライオンズナイタークラシック」を放送した。さらに8月26日には中川充四郎のベンチリポートが一夜限りの復活となった。
2011年は前述の選手紹介の大トリとして、その日の放送の実況アナウンサーが「今日の解説者は」とコールした後「東尾修」という風に解説者本人によるコールの音声を流している。さらには西武が勝利した場合には、中継終了後スタジオに引き取られる前に、渡辺久信監督の歌唱によるQRソングが流れていた(渡辺が監督を退任する2013年まで実施)。
2012年はキャッチコピーを「パ・リーグの、ど真ん中。」に変更。2011年と同様、7回のライオンズの攻撃前に応援歌を流す。2011年まではスタジオからホームでは「若き獅子たち」、ビジターでは「地平を駈ける獅子を見た」の音源(ワンコーラス)を流していた。2012年ではホーム・ビジターに関係なく「若き獅子たち」、「地平を駈ける獅子を見た」、「吠えろライオンズ」のいずれか1曲のワンコーラスを流していたが、2013年は取りやめている。選手紹介については、解説者のコールに続き、試合ごとに収録された栗山巧の決意の一言が挿入されるが、栗山本人が故障などで出場選手登録から外れている場合は、これが省略されて2011年と同じ体裁となる。2015年以降は解説者のコールは省略されている。当初の試合開始予定時刻が18時を過ぎる場合や17時開始の薄暮ゲーム時は栗山巧の決意の一言は直前情報内のオープニングで流し、選手によるスターティングメンバーの紹介がない場合もある。この場合18時の時報明けに番組タイトル・提供クレジットを流した後に番組本編に入ることになる
2013年は中島がオークランド・アスレチックスへ移籍したため、2007年から放送されてきた「中島裕之の今日も一発、やったるで!!」に代わって栗山が登場する企画「栗山巧 今日のナンバーワン!」を、試合中の2回表終了直後に放送する。中島のインタビューコーナーは「中島裕之のアメリカでも一発やったるで!I DO IT!」として月1回程度月曜日のライオンズエクスプレス内で放送されていた(中島のオリックス移籍により2014年で事実上終了)。聴取率調査期間限定で行っていたリスナープレゼントクイズ「マウンドにいたのは誰だ! プレゼント」を常時実施する。それに伴い、ライオンズの選手がホームランを放つと実施されていたホームランプレゼントは終了した。
2014年はキャッチコピーを「パ・リーグ、きこうぜ!」に変更。2014年から「栗山巧 今日のナンバーワン!」に加えて、秋山翔吾が登場する企画「秋山翔吾の今日も真面目に行きます」を、毎月5の付く日(もしくは前後近い日)に放送する。
2015年は秋山のインタビューコーナーのタイトルが「秋山翔吾の楽にいこうぜ!」に変更となり、中村剛也がホームランを打って勝った試合の次の放送で「中村剛也、僕のホームラン」を放送する。インタビューもライオンズの選手はもちろん、パ・リーグ他球団の選手のインタビューも放送する。2016年はFM補完放送(ワイドFM)の放送開始に従い、交通情報における「白いボールのファンタジー(マーチ・バージョン)」のBGMが廃止され、汎用の交通情報用BGMが使用されている。2017年は西武戦が早く終わった場合(原則3時間前後)に限り中継終了後岡田雅利の「出た!ワオ!!」が、キャプテンが栗山から浅村栄斗への交代に伴い「栗山巧 今日のナンバーワン!」は毎月1の付く日(もしくは前後近い日)に、毎月3の付く日(もしくは前後近い日)に「浅村キャプテンのライオンズ通信」をそれぞれ放送する。
2018年はTBSラジオ(JRN、『エキサイトベースボール』)のプロ野球中継全面廃止を受け、西武の関わる試合について、JRN系列局(主に北海道放送、RKB毎日放送、CBCラジオ)と相互に制作を提携することになり、文化放送が西武主催試合の中継をビジター側のJRN系列局向けに制作(ただし、同一地域のNRN系列局が本番組をネットする場合は別制作)したり、逆にJRN系列局が西武のビジターゲームならびに西武戦中止時の予備カードを文化放送向けに配信するようになった。このため、西武ビジターゲームの自社制作は聴取率調査週間などを除き、大半がネット受けとなった。またTBSラジオの中継制作業務を引き継ぐ形でJRN系列局向けに、文化放送でのロッテ主催、東京ドームでのパ・リーグ球団主催試合の中継制作業務を開始。TBSラジオがキー局となっていたJRNのプロ野球中継実施局による協議にも参加するようになった。
2018年限りで『文化放送ホームランナイター』のレギュラー放送を終了したことを契機に、2019年から本番組のキャッチコピーを「吼えろ!ライオンズ 叫べ!文化放送ライオンズナイター」に変更した。これに伴い番組内容もライオンズ応援放送に特化された。
2021年は「ありがとう40周年文化放送ライオンズナイター」という番組開始40周年を記念したライオンズ選手のジングルも流れていた。
2022年 - 2023年度は「パーティ・ピープル(パリピ)」をもじった「〜We are パ・リーグピープル」というサブタイトルを付け、西武主軸でありつつもパ・リーグ応援放送へと回帰。他のパ・リーグの試合を中継する時は、通常は西武選手を対象とする「デイリーMVP」の投票をその試合の両球団選手に拡大している。
2022年6月17日からは既存の地上波ラジオ・radiko・インターネットラジオに加え、日本国内のラジオ野球中継では初めてYouTube Liveでも平日に行われる西武主催ゲームの完全生中継を行なう。これにより、試合中継の事後のアーカイブ配信が可能になった。
2024年度は、熱烈な西武ライオンズサポーターとして知られるアイドルタレントの向井葉月(乃木坂46)が番組の公式マネージャーに就任。また3月29日の開幕戦( 対東北楽天戦/楽天モバイルパーク)を特別編成により放送する。
1985年から2019年までは、一部の年度を除き基本、定時の開始時間を17:50、定時の終了時間を21:30に設定していた。2020年度は、開始時間を17:55に繰り下げるとともに、定時の終了時間を21:00に繰り上げ(延長オプション50分のまま、最大22:20から最大21:50に変更)。2019年までシーズン中に放送されていた「プロ野球直前情報」「ライオンズエクスプレス」の放送枠を廃止したうえで、本番組と『岩本勉のまいどスポーツ』に組みこんでいた。
2020年には、日本国内で新型コロナウイルス感染症が流行している影響で、NPBのレギュラーシーズン開幕が当初予定の3月20日から6月19日(いずれも金曜日)に延期。西武戦を例年より遅く11月上旬まで開催するほか、クライマックスシリーズがパ・リーグ限定で11月14日 - 17日(レギュラーシーズンの優勝チームと2位チームの対戦による4試合制)、日本シリーズの開幕日が11月21日(土曜日)に設定されている。このような事情から、4月上旬から6月中旬までは、例年と異なる趣向の野球関連番組を本番組の基本中継枠に随時編成。当初は3月31日から9月25日までの期間を予定していたレギュラーシーズンの中継については、放送期間を6月19日から10月30日までに改めた。その一方で、2020年が(西鉄ライオンズ時代から数えて)ライオンズ命名70周年に当たることから、西武戦の中継では「ライオンズ命名70年 獅子の年輪」というミニコーナーを編成。レギュラーシーズンの開幕当初(7月上旬まで)に(西武戦を含めた)全試合が無観客で実施されたほか、その後の公式戦でも観客の収容人数が制限されていることから、従来の野球中継では聴けなかった球場内の音声(本番組での呼称は「野Q音」)も最新の音響技術を駆使しながら可能な限り放送している。新型コロナウイルスへの感染拡大防止策の一環として、文化放送スポーツアナウンサー・解説者の関東圏外ビジター試合への乗り込み制作、リポーターの派遣および土・日曜に開催される試合のインターネット配信を休止した。
文化放送では2020年度のナイターオフ編成を9月28日(月曜日)から開始。同日から『ココロのオンガク 〜music for you〜』を平日の18:45 - 19:00、29日(火曜日)から『斉藤一美 ニュースワイドSAKIDORI! OVERTIME』を火 - 金曜日の17:55 - 18:45に放送している。10月中の火 - 金曜日に西武のナイトゲームが組まれている場合には、本番組を19:00 - 21:00(最大21:50まで延長対応)に放送。中継カードが西武主催試合で、本番組の中継をインターネットやビジター相手局でも配信する場合は、試合開始から19:00までインターネットと相手局への裏送りを実施していた。10月30日(金曜日)の西武対ソフトバンク戦(九州朝日放送との局間ネット)の中継を最後に、西武のホームゲームを5試合残してレギュラーシーズンの放送を終了。
なお、文化放送ではNPBのレギュラーシーズンの日程都合によるライオンズナイターの放送期間をナイターオフ編成の10月以降に延長したのは、2020年度が唯一である。東日本大震災の影響で開幕が当初予定の3月25日(金曜日)から4月12日(火曜日)に延期した2011年度、および東京オリンピック開催に伴う変則日程で行われた2021年度は、ナイターオフ番組を優先するため、通常の放送期間(原則4月 − 9月)で放送した。
例年10月以降のナイターオフ編成はライオンズナイターの放送期間外になるが、パ・リーグの優勝のかかる試合などでは特別番組として試合終了まで中継したことがある。
パ・リーグのクライマックスシリーズは2015年までは西武の出場に関係なく特別番組の扱いで全試合放送していたが、同年を最後に地上波での中継は撤退し、オフ編成の公式戦同様、西武ドーム開催分のみインターネット配信を行う方針となった。この件については当時社長の上口宏が2017年10月17日の定例会見で言及していて「10月にスタートした番組と野球中継が重なることがあり、クライマックスも、日本シリーズもとなると、中止が増えてしまう。どう向き合って、何を提示するか、という編成上の判断」とコメントとしている。セ・リーグの同シリーズは、制度導入当初から一切中継していない。
日本シリーズは西武の出場に関係なく特別番組の扱いで原則全試合放送する。2017年までは西暦偶数年(セ本拠地から始まる年)は偶数試合(2,4,6戦)、西暦奇数年(パ本拠地から始まる年)は奇数試合(1,3,5,7戦)がNRN全国放送の担当となり、関東地区の球団のホームゲームを全国へ送信し、関東地区以外の球場の試合ではNRN系列局からネットを受ける。2018年は全試合、2019年からはパ本拠地開催試合でNRN全国放送の担当となり同様の措置を採るが、2019年からのセ本拠地開催試合は関東地区以外の球場の試合では非NRN担当局が制作する中継をネットを受ける形となった。西武が出場する場合はホーム・ビジターは関係なくライオンズナイターの方式で自社制作してローカル放送する。
西武が関与しない日本シリーズ(以前はクライマックスシリーズも)の中継に、西武の現役選手もしくは西武を当年限りで引退した選手がゲスト解説に付くことがある。
以下の解説者は番組公式サイトではレギュラー(専属解説)の出演者として案内されていないが、定期的に本番組を含む文化放送の番組に出演しており、公式サイトの記事で紹介される際には「スペシャル解説」と扱われる。
このほか、日本ハム戦のHBCラジオ等への裏送りでは、岩本を含むHBCラジオの解説者が担当するほか、ソフトバンク戦のRKBラジオ等への裏送りでは、元TBSラジオ解説者をRKBからの派遣扱いで再起用する場合がある。これらを文化放送が予備カードとした場合は、昇格時に自社でも放送されることがある。これらの出演者については、HBCファイターズナイターならびにRKBエキサイトホークスの項を参照のこと。
文化放送のスタジオから中継中のスタジオパート(提供読み、オープニング、エンディング、ニュース、交通情報など)を担当する。試合が早く終わったときの後座パートも担当する。文化放送制作のローカル放送では実況アナウンサーがスタジオ担当のアナウンサーを紹介することがある。組織改革が行われた2007年から2015年までのスタジオ担当は実況アナウンサーの持ち回り制であったが、2016年から再び上記のように専属の担当者が配置されるようになった。ただし、日本シリーズに行われるスポーツスペシャルでの特例中継が行われる場合は従前通り実況アナウンサーが担当する。雨天中止等でスタジオパートが長時間にわたる場合には、当日文化放送に出勤している実況アナウンサーがサポートに入ることがある。
2024年度については番組公式サイトでは専属の担当者は配置されているが、明確に担当曜日は決まっていなく、火曜日に鈴木純子、水曜日を中心に小川真由美、金曜日を中心に西村志野が担当となり、木曜日もしくはビジター中継時のスタジオ担当アナは実況アナウンサーの持ち回り制である。このシフトは2023年から実施している。
以上の5人は文化放送を退職もしくは専属契約を満了しているフリーアナウンサー(局名クレジットは「文化放送」と告知)であるため、本番組には出演しないが、西武戦を含む文化放送制作の土・日曜のNRN系列局向け、平日のJRN系列局向け委託制作・裏送り(ライオンズナイター本番カード中止による予備カードからの繰り上げの場合も含む)の実況及びリポーターを引き続き担当する。また、本番組のアナウンサーの要員が不足の場合は本番組のリポーターを担当することがある。なお、槇嶋はJRN系列局がネット受けまたは裏送りで受けるRFラジオ日本制作の巨人主催試合でも実況を担当することがある。
2023年は土・日曜を含む裏送り及び素材収録に限り、文化放送の在籍経験がなくNACK5で実況を担当している小笠原聖が実況を担当することがある。
※:担当期間中に文化放送との間で有期雇用契約を結んでいたため、契約期間の満了による退社を機に降板。
実況アナウンサーに加え、2009年までは以下のライオンズファンのタレントがスタンドのファンへのインタビューを行うことがあった(2008年は、「所沢 ナベにQ!」と題して、西武鉄道・所沢駅前に向かい、駅前を歩いているライオンズファン(当日、西武ドームに行けないサラリーマン・OL・学生が多い)を見つけてインタビューした後に西武ドームへ向かい、スタンドのファンへのインタビューを行っていた)。
2010年は、同年入団したゴールデンルーキー・菊池雄星の専属レポーター「雄星ガールズ」として以下の2名の女性レポーターが参加。さらには関東地区(西武ドーム、QVCマリン、大宮球場など)での試合の際に、ライオンズ側の客席からレポートを入れていた(事実上、2007年以前の「一発レポーター」に代わる役割を担う)。文化放送では本番組以外にも「きょうの雄星くん」というコーナーを組んでレポーターとして出演していたが、同年菊池が左肩痛で戦線離脱し一年間を棒に振ってしまったことで企画倒れの形となった。2011年と2012年は有馬のみが出演を継続し、スタンドレポーターに専念していた。
2013年以降はスタンドレポーター自体が配置されていない。
ライオンズナイターは、ニッポン放送(『ショウアップナイター』)が平日の幹事局であるNRNナイターではなく、文化放送の独自番組(非NRN扱い)である。2000年までは完全に自社ローカルの中継だった。
月曜に「マンデー・パ・リーグ」(2001-2005年)が開催されるようになってから、月曜の本番組はパシフィック・リーグの試合限定でNRN全国中継担当となり、西武の主催試合を中心に、関東地区で行われた日本ハムおよびロッテの主催試合も一部地方ラジオ局へネットしていたが、西武主催ゲームおよび日本ハム(2003年まで)・ロッテ主催の西武戦がNRN本番カードとなった場合、時折自社向けを「ライオンズナイター方式」で、ネット局向けを中立実況の「ホームランナイター方式」で別制作することがあった。一方、西武のビジターゲームのうち関東地区以外の試合については、文化放送自体は他の曜日同様に主催側のNRN系列局の技術協力による自社制作となったが、ネット局向けは主催側のNRN系列局が中継を担当した。
「マンデー・パ・リーグ」終了後、2017年までは月曜に日本ハムが西武と対戦する場合(東京ドームでの日本ハム主催試合を含む)には、本番組をSTVラジオへネットしていた(STVが月曜の中継を行わなかった年度を除く)。これに加えて2009年以降は、平日におけるNRN担当日で、NRNナイターを担当するニッポン放送の本番カードにならない場合に、東北放送で『ライオンズナイター』そのものがネットされたことを最初に、2017年までに、ビジター側のNRN系列局である東北放送・九州朝日放送・朝日放送ラジオ(月曜開催の阪神戦を自社制作を行わない場合のみ)が本番組をネット受けしている。あくまで、火〜金曜にNRN系列局が本番組をネットする場合は、西武の主催試合に限定される。当初は中継フォーマットについても相手ネット局への配慮はせず、通常どおりのライオンズひいき放送という方針としていたが、NRN系列局へのネット頻度が増加して以降は「ホームランナイター」に準じて中継全編を中立的なトーンで実況することがある。
西武のビジターカードは、2017年までは主催側のNRN系列局(オリックス・阪神主催試合は朝日放送ラジオ)の技術協力による自社制作を全試合行っていた(パ・リーグ球団主催の東京ドームの試合は主催側のNRN中継は自社制作・裏送りは当該系列局の対応となるが、原則として、NRNナイター幹事局であるニッポン放送に制作を委託する。ただし、月曜の場合は文化放送が技術協力を担当する場合がある)。この場合は原則として、NRN系列局からのアナウンサー派遣は受けていない(逆に主催側のNRN中継には文化放送からのリポーター派遣を行わない)。2018年以降も聴取率調査週間などで文化放送が自社制作を行なう場合は主催側のNRN系列局が技術協力を担当する。
上記の他、前述した通り、TBSラジオのプロ野球中継撤退の影響があり、2018年からはJRN系列局(北海道放送『HBCファイターズナイター』、RKB毎日放送『RKBエキサイトホークス』)への委託制作による裏送りも西武主催試合で行うことになる。西武のビジターカードでは北海道放送・RKB毎日放送・東北放送・朝日放送ラジオ・MBSラジオ・CBCラジオ・中国放送からのネット受けを行うことになった。このビジター中継には文化放送からのリポーター派遣を行う。
西武主催試合での本番組はビジター側のNRN系列局との2局ネット(局間制作)が基本であるが、事前に相手局が自社制作および、ニッポン放送制作によるNRN本番カードもしくは裏送りのネット受けの予定となる場合は、①本番組をJRN系列局にネットする場合と、②本番組を自社のローカル放送として別途JRN系列局への裏送りを行う場合とがある。地元球団の試合が最初から組まれていない日もしくはNRN系列局向けの中継を制作しない場合は、本番組をJRN系列局がネット受けすることがある。
日本ハム・ソフトバンク主催の西武戦が東京ドームで開催される場合は、主催側のNRN系列局(STVラジオ・九州朝日放送)がニッポン放送からのネット受けもしくは同局協力による自社制作となるため、JRN系列局(北海道放送・RKB毎日放送)が乗り込み自社制作を行わない場合は本番組をネット受けするが、2019年の同カードでは、主催側のJRN系列局に制作を委託する例も発生している。
関東の球場にて平日に西武非関与のパ・リーグ球団主催試合(ロッテ主催試合・東京ドーム開催試合)が行われる場合、文化放送がJRN系列局向け中継の裏送り制作もしくは制作協力を行っている。2013年は月曜ナイトゲーム開催のオールスターゲーム第3戦をNRN系列局に配信した(ニッポン放送が諸事情により、自社で中継しなかったため)。
ロッテ主催試合については、日本ハム戦・ソフトバンク戦であっても西武主催試合と異なりビジター側のNRN系列局(STVラジオ・九州朝日放送)が本番組の予備カードとしての放送有無にかかわらずニッポン放送からのネット受けもしくは裏送りを優先するため、JRN系列局(北海道放送・RKB毎日放送)が乗り込み自社制作を行わない場合は西武戦とは別途に文化放送からの裏送り、もしくは本番組の予備カード昇格時としてのネット受けを行う。
CBCラジオ『CBCドラゴンズナイター』でも文化放送制作によるJRN系列局への裏送り分を予備カードや中日ドラゴンズが関与する試合の放送がない日に本番カードとして放送することがあり、カードによってはCBC解説者の牛島和彦が文化放送に派遣されることがある。セ・パ交流戦では、中日主催試合を本番組にも本番もしくは予備カードとして配信する。
NRN独占カードであるヤクルト主催試合(対西武戦およびセ・パ交流戦における予備日開催分)を本番組の本番カードとして放送する場合は、NRNに加盟している東北放送(火曜日)・朝日放送ラジオ(火〜木曜日)・MBSラジオ(金曜日)への局間ネットは可能。JRN単独加盟のRKB毎日放送へは対ソフトバンク戦を含めて局間ネットができない他、NRN加盟局ながらNRNナイターのネットに原則参加していない北海道放送は、STVラジオが編成しない場合の対日本ハム戦に限り局間ネットが可能となっている。
文化放送では西武主催試合の本番カードをNRN系列局に個別でネットをする一方、JRN系列局制作からのネット受けもしくは文化放送制作によるJRN系列局向け裏送りのパ・リーグのカードを予備カードとする場合、本番と予備でネット関係が変わることになり、ビジター側のNRN系列局は従前通りニッポン放送他制作のNRN中継から予備補充を行うことが原則となっている。
系列/曜日 | 月 | 火 | 水・木・金 | |
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西武主催 | 対日・ソ | QR→NRN(表)/JRN(裏) | ||
対楽 | QR→NRN | QR→JRN | QR→NRN | |
対他 | QR→JRN | |||
ロッテ主催 | ||||
西武ビジター・予備 | JRN→QR |
放送局 (番組タイトル) | 担当球団 | 平日基本系列 ●NRN非加盟局 (JRN単独加盟) | 備考 |
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STVラジオ (STVファイターズLIVE) | 日本ハム | NRN | 前述のとおり、月曜日の一部の西武戦に限定してライオンズナイターがSTVラジオでネットされていたが、火〜金曜の「西武対日本ハム」はニッポン放送制作分を放送していた。2018年のTBSラジオ野球中継撤退に伴うネットワーク再編で「西武対日本ハム」は火〜金曜のニッポン放送発NRN本番カードにならない場合にはTBC・KBCと同様に文化放送制作となり、その場合にはライオンズナイターがネットされることになった。 北海道で開催される「日本ハム対西武」を文化放送が自社制作する場合は、2018年以降もSTVラジオが制作協力を行う。 |
北海道放送 (HBCファイターズナイター) | JRN | 2018年より西武・ロッテ主催のネット及び東京ドームでの日本ハム主催試合の制作協力を行う。STVがニッポン放送からのネットの場合は本番組を、STVが本番組をネットしている場合は裏送りを放送する為、場合によってはHBC・STVとも文化放送制作となる。 北海道で開催される「日本ハム対西武」で本番組にHBCファイターズナイターのネット受けを行う。 | |
東北放送 (TBCパワフルベースボール) | 楽天 | NRN:月・水〜金曜 JRN:火曜 | 火曜は東北放送のナイターネットがJRNのため、以前からアナウンサーを派遣せず、技術協力のみだった。 2009年以降(2010年を除く)は火曜以外の「西武対楽天」で、ニッポン放送発NRN本番カードにならない場合に、ライオンズナイターそのものが東北放送でネットされることがある(経費削減のため裏送りによる現地局からの代理制作中継を休止しているため)。2016年からJRN(TBSラジオ発)の本番カードにならない火曜でもライオンズナイターのネット受けることになった。 2018年からは「楽天対西武」で本番組が東北放送からネット受けをすることになった(2018年は東北放送の自社分との二重制作による裏送り、2019年以降はTBCパワフルベースボールのネット受けを行う。)。 東京ドームで楽天主催試合が行われる際に、東北放送が二重制作ができない場合に、裏送りとなるラインについては、火曜のNRN系列局向けをニッポン放送に、水〜金曜のJRN系列局向けを文化放送に委託することがある。また、2023年はセ・パ交流戦における予備日開催になった火曜の「ヤクルト対楽天」でライオンズナイター本番として放送することがあり、東北放送と局間ネットを行なった(2023年6月20日が該当)。 |
朝日放送ラジオ (ABCフレッシュアップベースボール) | オリックス 阪神 | NRN:月・金曜 JRN:火〜木曜 | 1977年から2004年までラジオ大阪が関西ローカルで『近鉄バファローズナイター』を編成したこともあり、ラジオ大阪とは相互に制作協力を実施した。両番組をネットし、ライオンズ攻撃時は文化放送アナウンサー、バファローズ攻撃時はラジオ大阪アナウンサーが応援実況中継をしたこともある。ラジオ大阪がプロ野球中継を行った2007年まで制作協力を担当していた。 2008年以降はナイターネットの曜日に関係なく、ABCが制作協力を担当している(ABCラジオでは文化放送との局間ネットによるナイターが放送されない裏送りになっている)。それ以前も前述の「マンデー・パ・リーグ」中継やラジオ大阪の要員都合でABCのアナウンサーがレポーターとして登場したこともあった。 ビジターのオリックス戦は予備カードからの昇格または予備日復活及び日程編成の都合によりJRN(TBSラジオ発)・NRN(ニッポン放送発)本番とならない限り、ABCラジオを含む在阪局では原則として放送されないため、事実上の独占中継になる場合がある。 この他、2013年は、ABCは阪神ビジターゲームの自社制作を縮小していたため、月曜日に「西武対阪神」が行われる場合はライオンズナイターそのものをネットした。 2018年からはTBSラジオの野球中継撤退の影響で、火〜木曜の本番組への裏送りである「オリックス対西武」をABCでの阪神戦の予備として制作することになり、同年の金曜はABCによるNRN分との別制作による裏送りで対応したが、2019年以降は金曜日の制作をMBSが担当。 |
MBSラジオ (MBSベースボールパーク) | NRN:火〜木曜 JRN:月・金曜 | 2018年より、金曜日の本番組の中継(JRN系列局向けを兼ねる)を阪神戦の本番もしくは予備として編成する。最初の実例は2018年6月1日の「西武対阪神」で、日本シリーズを除けば1976年の土曜ナイター以来の、文化放送からのネット受けとなった。 2019年以降は金曜日開催の「オリックス対西武」で本番組への裏送りを行う。 | |
九州朝日放送 (KBCホークスナイター) | ソフトバンク | NRN | 平日の「西武対ソフトバンク」は従前ニッポン放送制作分を放送していたが、2012年以降は同局の要員都合で一部試合で文化放送制作となる場合があり、その場合にはライオンズナイターそのものがKBCラジオでネットされるケースがある。 東京ドームで「ソフトバンク対西武」が行われる場合、ライオンズナイターのネット受けではなく、ニッポン放送が制作して裏送りしている。 |
RKB毎日放送 (RKBエキサイトホークス) | JRN● | 2018年より西武・ロッテ主催のネット及び東京ドームでのソフトバンク主催試合の制作協力を行う。KBCがニッポン放送からのネットの場合は本番組を、KBCが本番組をネットしている場合は裏送りを放送するため、場合によってはRKB・KBCとも文化放送制作となる。 福岡で開催される「ソフトバンク対西武」で本番組がRKBエキサイトホークスのネット受けを行う。 | |
東海ラジオ放送 (東海ラジオ ガッツナイター) | 中日 | NRN | 過去にはナゴヤ球場・ナゴヤドーム・長良川球場で開催された西武主催及びビジターゲーム(主に近鉄・オリックス主催)の技術協力も担当していた。 TBC・KBCと異なり平日の「西武対中日」は従前通りニッポン放送から裏送りを受けているため、2018年以降、本番組との関わりは殆ど無くなっている。 |
CBCラジオ (CBCドラゴンズナイター) | JRN● | 2018年より、中日戦の非開催時やヤクルト主催中日戦の裏カード時を中心に、文化放送から本番組もしくはJRN系列局に裏送りする中継をネット受けする場合がある(前述)。 西武と中日の対戦は、西武主催試合では本番組のネット受けもしくは文化放送協力による自社制作を実施。中日主催試合ではCBCドラゴンズナイターのネット受けを実施。セ・パ交流戦期間中に本番組の予備カードとして優先的に設定される場合がある。 | |
中国放送 (RCCカープナイター) | 広島 | NRN:火〜金曜 JRN/NRN:月曜 (任意ネット) | 制作協力はセ・パ交流戦のみ実施。 月・火曜は中国放送のナイターネットがJRNのため、以前からアナウンサーを派遣せず、技術協力のみだった。 TBC・KBCと異なり平日の「西武対広島」は2017年まで従前通りTBSラジオ(月・火曜)・ニッポン放送(水〜金曜)から裏送りを受けていた。 2018年・2021年・2023年は広島主催で中国放送が裏送りで制作する(中国放送本番はニッポン放送およびNRNの予備扱い)が、2023年は文化放送もアナウンサーを派遣して合同の応援実況企画を実施。 2019年の西武主催は当初radikoの番組表でニッポン放送からの裏送りが発表されていたが、聴取率調査期間のため、ニッポン放送協力による自社制作(解説者は文化放送の笘篠賢治・豊田清と元TBSラジオの川口和久を起用)に変更された。 |
(月)
(火・水・木・金)
以下は定時番組(『かわのをとや スポーツの泉』の前身番組)の扱い
この他、マンデー・パ・リーグ開催年で月曜日ナイターのない時は『プロ野球ホットライン』と『ビッグサウンズスペシャル』を放送していたが、2005年は実施せず『ライオンズエクスプレス・デラックス』などを放送していた。
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