『第67回NHK紅白歌合戦』(だいろくじゅうななかいエヌエイチケイこうはくうたがっせん)は、2016年(平成28年)12月31日19時15分から23時45分まで放送された通算67回目のNHK紅白歌合戦である。
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第67回NHK紅白歌合戦 | |
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会場のNHKホール | |
ジャンル | 大型音楽番組 |
司会者 | 総合 :武田真一 紅組 :有村架純 白組 :相葉雅紀(嵐) |
出演者 | #出場歌手および#ゲスト出演者の節を参照 |
オープニング | 鷺巣詩郎「Fly into the Sun」 |
エンディング | 「蛍の光」 |
製作 | |
制作 | NHK 【放送媒体:総合テレビ】 |
放送 | |
音声形式 | 音声多重放送 |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 2016年12月31日(土曜日) |
放送時間 | 19:15 - 20:55 21:00 - 23:45(JST) |
放送枠 | NHK紅白歌合戦 |
放送分 | 265分 |
回数 | 1 |
第67回 NHK紅白歌合戦 公式サイト | |
番組年表 | |
前作 | 第66回(平成27年) |
次作 | 第68回(平成29年) |
第67回NHK紅白歌合戦 | |
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ジャンル | 大型音楽番組 |
放送方式 | 生放送 |
放送期間 | 2016年12月31日 |
放送時間 | 19:15 - 20:55 21:00 - 23:45(JST) |
放送局 | NHKラジオ第1 |
パーソナリティ | 二宮直輝 寺門亜衣子 |
特記事項: その他の項目は媒体固有のものを除きテレビと共通 |
テーマは「夢を歌おう」。
なお、このテーマは第70回(2019年)までの共通テーマと制定。
共通テーマが制定されたのは第58回(2007年)から第60回(2009年)以来。
セットのイメージは「巨大な雪のかまくら」。2階席には「ルーフステージ」が設置され、メインステージと行き来しながらパフォーマンスが行われた。また、ゲスト審査員席は例年1階席の最前列にあったが、2階でもパフォーマンスを行う都合上、メインステージの下手側通路にラウンジスタイルの物を設置する形となった。
特別企画、 初出場、 返り咲き。
歌唱曲・出場回数に関する備考
紅組トリに石川、白組トリおよび大トリに嵐が起用された。嵐は第65回(2014年)以来2年ぶり2回目の白組トリ、および初の大トリ担当であった。白組司会を兼任する嵐のメンバー・相葉は第21回(1970年)での美空ひばり以来46年ぶり2人目かつ男性では史上初の組司会と大トリの兼任となる。なお、多くのメディアが白組トリおよび大トリが嵐であることを予想していた。
有村は初司会かつ紅白司会としては初の平成生まれ、相葉は嵐として5度司会経験があるが単独では初司会であった
コメントの中で相葉はこのオファーを受けた際、本当に悩んだことを明かしている。有村・相葉の起用は司会発表当日にスポーツニッポンがスクープしている。また、相葉は司会発表の1週間程前に白組司会のオファーを聞いたことを明かしている。番組終了後の取材に対し、相葉は自身の司会ぶりについて、「ポンコツでした」と猛省した。
武田は初司会かつ音楽番組司会初担当。『NHKニュース7』(『NHKきょうのニュース』→『(19時の)NHKニュース』時代も含む)平日版の現役メインキャスターが紅白の司会に起用されるのは初めて。2008年度から2015年度までは、紅白の合間の『NHKニュース』を担当していた。
チーフプロデューサーの矢島良は総合司会について、当初はここ4年間の担当者だった有働由美子(東京アナウンス室)の続投案もあったが、(東京オリンピックまでの)4か年計画のスタートの年だったため、「切り替え」を象徴するためにそれを見送り、有働の先輩である武田を起用したことを明かしている。有働は総合司会を外れたことについて「ホッとしました、正直。あれ、大変なんですよ」と述べているほか、リハーサルと本番では武田のサポートを行った。
ボールを利用した玉入れ形式により勝敗を決定する。
上述のとおり、2016年12月21日に発表された。
「ふるさと審査員」として招待された夫婦が、入場整理券を忘れて客席につくことができずNHKホール内をさまようという寸劇を繰り広げた。
前半最後にスーパーボウルのハーフタイムショーをイメージしたショーを行った。
この回は番組テーマである「夢を歌おう」に合わせて、3つの企画が実施された。
AKB48とその姉妹グループのメンバー300人以上の中から紅白に出場する48人を選抜する企画で、投票期間は12月8日から12月28日までの20日間であり、視聴者が公式スマートフォンアプリとデータ放送で投票して選出した。12月15日にTOKYO DOME CITY HALLで開催された『第6回 AKB48紅白対抗歌合戦』で中間結果が明らかにされ、選抜48名は12月29日放送の『Road to 紅白 スペシャル』において発表された。総得票数は460,856票であり、当選人数はAKB48から17名、SKE48から6名、NMB48とHKT48からそれぞれ11名、NGT48から3名となったが、このうち中学生メンバーの矢吹奈子と田中美久(いずれもHKT48)の二人は歌唱には参加できず、前半で天童よしみのバックダンサーとして参加していた(メインサポートは本田望結が務めた。)。なお、矢吹と田中の代わりの歌唱メンバーにはSKE48の北川綾巴と惣田紗莉渚の2人が繰り上がった。
以下、メンバーならびに所属チーム・グループは放送当時。
順位 | 氏名 | 所属 | 得票数 | 総選挙 順位 |
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1位 | 山本彩 | NMB | 41,990票 | 4位 |
2位 | 指原莉乃 | HKT | 34,247票 | 1位 |
3位 | 島崎遥香 | AKB | 19,002票 | 8位 |
4位 | 渡辺麻友 | AKB | 15,473票 | 2位 |
5位 | 宮脇咲良 | HKT/AKB | 11,552票 | 6位 |
6位 | 吉田朱里 | NMB | 11,101票 | 77位 |
7位 | 小嶋陽菜 | AKB | 10,957票 | 16位 |
8位 | 横山由依 | AKB | 9,758票 | 11位 |
9位 | 柏木由紀 | AKB/NGT | 9,220票 | 5位 |
10位 | 市川美織 | NMB | 8,624票 | 81位 |
11位 | 松井珠理奈 | SKE | 8,541票 | 3位 |
12位 | 大家志津香 | AKB | 8,110票 | 87位 |
13位 | 須田亜香里 | SKE | 5,954票 | 7位 |
14位 | 北原里英 | NGT | 5,870票 | 12位 |
15位 | 白間美瑠 | NMB/AKB | 5,659票 | 24位 |
16位 | 峯岸みなみ | AKB | 5,408票 | 17位 |
以上16名が「君はメロディー」歌唱メンバー | ||||
17位 | 矢吹奈子 | HKT/AKB | 5,089票 | 28位 |
18位 | 木下百花 | NMB | 4,819票 | 不参加 |
19位 | 高柳明音 | SKE | 4,813票 | 20位 |
20位 | 朝長美桜 | HKT/AKB | 4,542票 | 23位 |
21位 | 薮下柊 | NMB | 4,415票 | 39位 |
22位 | 向井地美音 | AKB | 4,336票 | 13位 |
23位 | 木﨑ゆりあ | AKB | 4,233票 | 37位 |
24位 | 入山杏奈 | AKB | 4,230票 | 18位 |
25位 | 小嶋真子 | AKB | 4,202票 | 19位 |
26位 | 渋谷凪咲 | NMB/AKB | 4,075票 | 56位 |
27位 | 上西恵 | NMB | 3,899票 | 不参加 |
28位 | 太田夢莉 | NMB | 3,762票 | 52位 |
29位 | 兒玉遥 | HKT/AKB | 3,734票 | 9位 |
30位 | 村山彩希 | AKB | 3,720票 | 不参加 |
31位 | 田島芽瑠 | HKT | 3,678票 | 43位 |
32位 | 岡田奈々 | AKB | 3,668票 | 14位 |
33位 | 中井りか | NGT | 3,626票 | 96位 |
34位 | 須藤凜々花 | NMB | 3,471票 | 44位 |
35位 | 松岡はな | HKT | 3,347票 | 圏外 |
36位 | 大和田南那 | AKB | 3,307票 | 62位 |
37位 | 松村香織 | SKE | 3,221票 | 不参加 |
38位 | 川本紗矢 | AKB | 3,156票 | 27位 |
39位 | 加藤美南 | NGT | 3,148票 | 76位 |
40位 | 古畑奈和 | SKE | 3,117票 | 29位 |
41位 | 矢倉楓子 | NMB | 3,055票 | 33位 |
42位 | 加藤玲奈 | AKB | 3,036票 | 26位 |
43位 | 武藤十夢 | AKB | 3,019票 | 10位 |
44位 | 大場美奈 | SKE | 2,860票 | 22位 |
45位 | 田中美久 | HKT | 2,798票 | 45位 |
46位 | 森保まどか | HKT | 2,796票 | 50位 |
47位 | 本村碧唯 | HKT | 2,709票 | 36位 |
48位 | 松岡菜摘 | HKT | 2,652票 | 46位 |
49位 | 北川綾巴 | SKE/AKB | 2,648票 | 64位 |
50位 | 惣田紗莉渚 | SKE | 2,539票 | 30位 |
『シン・ゴジラ』とのコラボレーション企画。会場のNHKホールにゴジラが襲来したという設定で『シン・ゴジラ』主演の長谷川博己らが出演するオリジナル映像を交えながら出場歌手がゴジラと対峙するという設定であった。
ゴジラの進路は速報の形で番組内で随時伝えられ、長谷川演じる矢口蘭堂はゴジラ対策チーム「巨災対」メンバーの進言によりNHKホールでゴジラを足止めして、紅白歌合戦の「良質な歌」を聴かせることでゴジラの凍結を図る「渋谷紅白迎撃作戦」の実施を決断し、紅白の会場に協力を呼びかけた。
松田聖子の歌唱終了後にゴジラがNHKホール前に到達し、会場の外から武田アナがレポートした。「良質な歌」を披露するように指示があったところでピコ太郎が名乗り出て、合唱団とともに「PPAP」の第九バージョンを披露すると、ゴジラが動きを止めてしまう。しかし直後に武田アナが突然「PPAP」のパロディーを披露したことからゴジラが激怒し、ここでX JAPANのYOSHIKIが「僕たちが止めます」と宣言、「紅」を演奏するとゴジラは凍結した。
番組平均視聴率は前半(19:15 - 20:55)が35.1%、後半(21:00 - 23:45)が40.2%で2年ぶりの40%台となった(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム)。瞬間最高視聴率は優勝が決まったシーンの44.8%、歌手別では嵐の43.7%だった。ピコ太郎は前半最高となる40.5%、後半での出演時も歌手別2位の星野源と並ぶ42.9%を記録した。
なお、前半ラストのピコ太郎の直後に放送された「ニュース」(20:55 - 21:00)の平均視聴率が40.4%(同、瞬間最高は41.3%)となり、紅白の視聴率を超える異例の事態となった。
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