山陽垂水駅: 日本の兵庫県神戸市垂水区にある山陽電気鉄道の駅

山陽垂水駅(さんようたるみえき)は、兵庫県神戸市垂水区神田町にある、山陽電気鉄道本線の駅。駅番号はSY 11。

山陽垂水駅*
山陽垂水駅: 歴史, 駅構造, 利用状況
駅舎
さんようたるみ
Sanyo-Tarumi
SY 10 東垂水 (1.0 km)
(1.1 km) 霞ヶ丘 SY 12
所在地 神戸市垂水区神田町1-37
北緯34度37分46.30秒 東経135度3分13.06秒 / 北緯34.6295278度 東経135.0536278度 / 34.6295278; 135.0536278 (山陽垂水駅) 東経135度3分13.06秒 / 北緯34.6295278度 東経135.0536278度 / 34.6295278; 135.0536278 (山陽垂水駅)
駅番号 SY11
所属事業者 山陽電気鉄道
所属路線 本線
キロ程 9.6 km(西代起点)
大阪梅田から46.7 km
駅構造 高架駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
5,474人/日(降車客含まず)
-2022年-
開業年月日 1917年大正6年)4月12日
乗換 垂水駅JR神戸線
* 改称経歴
- 1943年 垂水駅→電鉄垂水駅
- 1991年 電鉄垂水駅→山陽垂水駅
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西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線JR神戸線)の垂水駅すぐ北に隣接しており、乗換が可能。JRおでかけネットに接続交通機関として当駅が掲載されている。また、全営業列車が停車する。

歴史

駅構造

相対式ホーム2面2線の高架駅。定期券販売所とローソン+フレンズ(西口・東口に一店舗ずつあるコンビニ)がある。ホームは19m車で6連対応。 改札口は地平にあり東西1ヵ所ずつ。西改札のみ駅員が配備されている。ホームは2階にあり、階段またはエレベーターで行くことができる。

スルッとKANSAIが発行するPiTaPaとその提携カードが使用可能。

バリアフリー工事がなされており、各ホームと改札階を結ぶエレベーター、こうべだれでもトイレ(多機能トイレ)が設置されている。

のりば

乗り場 路線 方向 行先
1 山陽垂水駅: 歴史, 駅構造, 利用状況  本線 下り 明石姫路方面
2 上り 須磨神戸三宮梅田方面

自動音声案内放送では番線案内ではなく「下り線」「上り線」と呼称される。一方でホーム上のフルカラーLED案内機では英字案内の場合のみ番線が(日本語時は矢印で案内)、改札階のLCD案内機では常に番線が表示される。[要出典]


    付記事項
  • 高架化される前は、島式ホーム2面4線で、本線のほかに待避線を有する、追い抜き可能駅だった。高架化工事に合わせて、追い抜き駅は隣の霞ヶ丘駅に移転している。電車到着時に山陽バスの案内放送をしている。
  • 以前は旅客案内装置として直通特急の発車時間を表示した機械が西口に存在したが機械故障と共に撤去されている。[要出典]
  • 2012年5月改札階(西口、東口双方)にLCD型の、ホーム階階段付近(上下線各2機ずつ)と以前の特急発車時刻案内(上記参照)と同じ箇所にフルカラーLED型が設置され旅客案内が改善された。同時に入線メロディー、放送の刷新が行われている。[要出典]
  • ホーム上には運転士、車掌向けの抑止表示器が設置されている。[要出典]

その他

    ※駅構内・改札外からそれぞれ利用できるが、店内での通り抜けは改札設備がないためできない。

2018年10月に改装工事が行われ、リフォームされると同時にたい焼き売り場が増設された。

利用状況

1日あたりの乗車人員 5,474人(2022年度)

山陽電鉄内では山陽明石駅山陽姫路駅板宿駅荒井駅に次いで5番目である。

以下に各年の乗車人員を示す。

昭和・平成

昭和・平成
年度 乗車人員総数 内 定期利用者数 出典
人/日 増減 順位 人/日 増減 利用率 順位
1969(S44) 10,660 6,426 60.28%
1970(S45) 11,536 8.22% 7,229 12.50% 62.66%
1971(S46) 12,506 8.41% 7,665 6.04% 61.29%
1972(S47) 13,561 8.43% 8,770 14.41% 64.67%
1973(S48) 13,670 0.80% 8,340 -4.91% 61.01%
1974(S49) 14,108 3.20% 8,763 5.07% 62.11%
1975(S50) 13,570 -3.81% 8,128 -7.24% 59.90%
1976(S51) 12,155 -10.43% 7,724 -4.97% 63.55%
1977(S52) 11,906 -2.05% 7,117 -7.86% 59.77%
1978(S53) 11,647 -2.18% 4/48 7,160 0.60% 61.48%
1979(S54) 11,513 -1.15% 4/48 6,821 -4.74% 59.24%
1980(S55) 10,849 -5.77% 4/48 6,323 -7.29% 58.28%
1981(S56) 11,182 3.07% 4/48 6,560 3.75% 58.66%
1982(S57) 10,932 -2.24% 4/48 6,438 -1.85% 58.90%
1983(S58) 10,951 0.18% 4/48 6,466 0.43% 59.04%
1984(S59) 10,386 -5.15% 4/48 6,126 -5.25% 58.98%
1985(S60) 9,929 -4.41% 4/48 5,764 -5.90% 58.06%
1986(S61) 9,614 -3.17% 4/48 5,496 -4.66% 57.17%
1987(S62) 9,342 -2.82% 4/48 5,326 -3.09% 57.01%
1988(S63) 9,153 -2.02% 4/48 5,288 -0.72% 57.77%
1989(H01) 9,301 1.62% 5,173 -2.18% 55.61%
1990(H02) 9,055 -2.65% 4/48 4,901 -5.24% 54.13%
1991(H03) 8,797 -2.84% 4,685 -4.42% 53.25%
1992(H04) 8,334 -5.26% 4/48 4,523 -3.45% 54.27%
1993(H05) 8,093 -2.89% 4/48 4,405 -2.60% 54.43%
1994(H06) 6,655 -17.77% 5/48
1995(H07) 6,688 0.49% 5/48 3,068 45.88%
1996(H08) 7,167 7.17% 4/48 3,773 22.95% 52.64%
1997(H09) 6,778 -5.43% 4/48 3,638 -3.56% 53.68%
1998(H10) 6,488 -4.28% 4/48 3,512 -3.46% 54.14%
1999(H11) 6,290 -3.04% 4/48 3,397 -3.28% 54.01%
2000(H12) 6,175 -1.83% 4/48 3,247 -4.44% 52.57%
2001(H13) 5,866 -5.01% 4/48 3,112 -4.14% 53.06%
2002(H14) 5,682 -3.13% 4/48 2,981 -4.23% 52.46%
2003(H15) 5,562 -2.12% 4/48 2,885 -3.22% 51.87%
2004(H16) 5,452 -1.97% 5/49 2,896 0.38% 53.12%
2005(H17) 5,441 -0.20% 4/49 2,852 -1.51% 52.42%
2006(H18) 5,452 0.20% 4/49 2,866 0.48% 52.56%
2007(H19) 5,427 -0.45% 4/49 2,866 0.00% 52.80%
2008(H20) 5,397 -0.56% 4/49 2,877 0.38% 53.30%
2009(H21) 5,225 -3.20% 5/49 2,792 -2.95% 53.43%
2010(H22) 5,112 -2.15% 5/49 2,718 -2.65% 53.16%
2011(H23) 5,115 0.05% 5/49 2,726 0.30% 53.29%
2012(H24) 5,227 2.20% 5/49 2,767 1.51% 52.94%
2013(H25) 5,356 2.46% 5/49 2,868 3.66% 53.55%
2014(H26) 5,241 -2.15% 5/49 2,838 -1.05% 54.16%
2015(H27) 5,603 6.90% 5/49 2,995 5.50% 53.45%
2016(H28) 5,567 -0.64% 5/49 3,011 0.55% 54.08%
2017(H29) 5,638 1.28% 5/49 3,055 1.46% 54.18% 6/49
2018(H30) 5,734 1.70% 5/49 3,151 3.14% 54.95% 6/49

令和以降

令和以降
年度 乗車人員総数 内 定期利用者数 出典
人/日 増減 人/日 増減 利用率
2019(R01) 5,746 0.48% 3,240 3.13% 56.40%
2020(R02) 4,940 -14.27% 2,978 -8.35% 60.29%
2021(R03) 5,107 3.38% 3,014 1.20% 59.01%
2022(R04) 5,474 7.19% 3,123 3.64% 57.06%

駅周辺

駅周辺は垂水区のみならず、神戸市西部でも有数の商業地であり、特に駅北側には多くの商業施設が存在する。駅の南側には西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線JR神戸線)の垂水駅が隣接している。

駅周辺では再開発が進んでおり、2002年に垂水駅東地区にはレバンテ垂水、垂水駅西地区にはウエステ垂水の事業が完了した。さらに駅前再開発事業で高層ビルが建設される予定で、2022年3月に廃止された垂水廉売市場のほか、垂水センター街、垂水銀座通り、垂水一番街の各商店街の一部も再開発の対象区域になっている。

駅構内施設

公官庁施設

駅北側

駅南側

バス路線

駅の西口と東口に、1つずつバスターミナルを有している。バスロータリー建設前は、現在の西口発車便は山陽垂水駅のホーム下から発車していた一方、東口発車便は駅から徒歩7 – 8分離れた別ターミナルを使用していた。その名残で、バス停名は、西口が「垂水駅」、東口が「垂水東口」を名乗っている。

西口バスターミナル(垂水駅)

西口ロータリー建設前は、山陽垂水駅の高架下、東改札付近(当時東改札は未開業)から発車していた。当時は1,2,3,4系統しかなく、それぞれ個別の乗場を設けていた。

系統・経由地・行き先・バス会社名

  • 南側、駅に近いバース
      4系統:上高丸団地経由 ゴルフ場・上高丸団地・潮見が丘1丁目・清水が丘行(山陽バス)
      5系統:上高丸団地・ゴルフ場・潮見が丘1丁目・掖済会病院前経由 名谷駅行(山陽バス)
      8系統:上高丸団地・ゴルフ場・潮見が丘1丁目・舞子陵西経由 清水が丘行(山陽バス)
  • 北側、駅に近いバース
      2系統:星陵高校前経由 清水が丘行(山陽バス)
      3系統:星陵高校前経由 ゴルフ場行(山陽バス)
      環系統:星稜高校前→ゴルフ場前→上高丸団地経由(環状系統)垂水駅行(山陽バス・本数少)
      7系統:星陵高校前・掖済会病院前・多聞台経由 垂水駅行(山陽バス)
      (9系統は8時台 - 17時台、清水が丘→垂水駅のみ運転)

東口バスターミナル(垂水東口)

東口ロータリー建設以前の、阪神大震災より前は、駅から徒歩7-8分離れた「垂水東口」「垂水鈴木橋」をターミナルとしていた。

系統・経由地・行き先

  • レバンテ1番館横、南側 (※かつては垂水鈴木橋発着)
      23系統:青山台・桃山台経由 つつじが丘・掖済会病院前行
      (22系統は平日の朝ラッシュ時、つつじが丘発垂水東口行のみ運転)
  • レバンテ1番館横、北側 (※かつては垂水関電前→垂水東口発着)
      11系統:学が丘・学園都市駅行
      12系統:中山経由 名谷駅行
      13系統:滑・つつじが丘(新道)経由 名谷駅行
  • ロータリー北奥
      10系統:高丸経由 上千鳥行 (※かつては神田町発着 → 東口到着/鈴木橋発車)
      57系統:王居殿・青山台・塩屋大谷・垂水東中前経由 垂水東口行 (山陽バス/神戸市バス)  (※かつては福田川沿い発着)

駅前再開発

北側の商店街付近の道路の幅が十分でなく、バス停が駅からやや離れた位置にあるなど駅前の利便性が低い。そのため1990年代から垂水駅前を東地区・中央地区・西地区に分けて再開発が行なわれた。その結果、東口側に「レバンテ垂水」、西口側に「ウエステ垂水」の再開発ビルが建設された。また並行して西口・東口のバスターミナルの整備が行われた。

依然再開発がおこなわれていない垂水駅前中央地区は、商店街の中にあったダイエー垂水店が、2005年10月をもって閉店するなどし地盤沈下が激しくなったことから、ダイエーのあった中央地区の中の東地区が単独で再開発計画を神戸市に提出した。しかしながら、中央地区全体地域のまちづくりという観点から神戸市は東地区単独の再開発は認めず廃案となったが、2010年6月に垂水駅前中央地区市街地再開発準備組合が設立され再開発実行に向けて意思決定を急ぐ方針である。

隣の駅

    山陽電気鉄道
    本線
      直通特急(下記以外)
      直通特急(朝までの上り・夕ラッシュ以降の下り)
        滝の茶屋駅 (SY 09) - 山陽垂水駅 (SY 11) - 舞子公園駅 (SY 13)
      S特急
        滝の茶屋駅 (SY 09) - 山陽垂水駅 (SY 11) - 霞ヶ丘駅 (SY 12)
      普通
        東垂水駅 (SY 10) - 山陽垂水駅 (SY 11) - 霞ヶ丘駅 (SY 12)
      • 1951年まで、当駅と歌敷山駅(1964年に霞ヶ丘駅と入れ替わりに廃止)の間に五色山駅が存在した。

脚注

出典

利用状況

    神戸市統計書
    明石市統計書
    播磨町統計書
    加古川市統計書
    高砂市統計書
    姫路市統計要覧

関連項目

外部リンク

Tags:

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