メンバー
略歴・概説
- ピン芸人だったカズレーザーと、2012年7月にお笑いコンビ「ぷち観音」を解散した 安藤なつにより、2012年8月に結成。安藤は自分が30歳になる(2011年)まで売れないとという覚悟でやっていたことから、ぷち観音解散の時点でお笑いを引退しようと思っていたが、その解散の話を聞き付けたカズレーザーに半ば強引に誘われ、その後何度断っても誘い続けて来たので、徐々に「この人に賭けてみよう」と思うようになり、結成を決断。カズレーザーから誘われた時に「今ちょうど130kgの女性の相方を探していたんです」と言われて安藤は「そう言われて嬉しかった」と話している。結成までには、ある日のライブで安藤に男性芸人が次々に体当たりしていく企画があり安藤が次々になぎ倒していく中でカズレーザーだけには投げ飛ばされ、その後楽屋に戻った時にカズレーザーに謝られるより先にいきなり「コンビ組みませんか?」と言われ、その時やその後も何度も断ったが、ずっとヘラヘラしたようなカズレーザーの態度に最後は根負けした、という経緯がある。カズレーザーは安藤を相方に選んだことについて「前のコンビ(ぷち観音)で売れなかったということは、太っている体型をいじりのネタにしても伸びしろが無い。だから太ったツッコミ役の方がいい」という考えがあったと言う。安藤は「カズは頭がいいので、結成したばかりの頃は付いて行くだけで必死だった」と話している。
- 芸に集中するためのルールとして恋愛禁止を掲げている。しかしドッキリにかけられたカズレーザーが瀧上伸一郎(流れ星)との交際を試みたことで破綻し、恋愛禁止は建前だと明かした。カズレーザーはバイセクシャルである。
- 2015年に漫才新人大賞、M-1グランプリなどで決勝進出を果たし、一気に知名度を上げた。
- 2016年10月から初のラジオ冠番組『新発見!有楽町合金』(ニッポン放送)が放送開始。
- 2020年3月をもって『青春高校3年C組』を降板したことに伴い、コンビでのレギュラー番組が消滅。それ以降は互いにピンで活動することが多くなり、コンビでの共演が年数回程度と少なくなっている。
芸風
ネタは主に漫才で、ネタ作りはカズレーザーが担当。カズレーザー曰く「理想は読んで面白いネタで、自分たちは外見が濃いので、その分ネタのインパクトは控えめにと思っている」とのこと。ネタの前にはカズレーザーが「ジークジオン!」と言って舞台に入るが、これは景気のいい言葉を言いたいからだそうである。また過去には「セシルマクビー!」「ガールネクストドア!」などの言葉も存在した。カズレーザーが安藤に「どうした、この○○(『○○』には『平均体重底上げ担当大臣』『女装した冷蔵庫』『俺の最寄りの化け物』『就職に不利な体型』『教育上不適切な体型』『ミス地盤沈下』『いわタイプのポケモン』などのフレーズが入る)」と言ってネタが始まる。安藤の見た目をいじるのはこのつかみだけに限定しているが、ネタ見せで「なぜ安藤の見た目をいじらないのか」と構成作家に何度も指摘されたため、毎日ネタを見ている作家がそう言うのならばいまだに誰もやっていないことなのだと解釈してそのスタイルを貫くことにした。
カズレーザーが常に笑顔で、自由奔放かつ暴走もありながらのボケに安藤が激しく突っ込むという掛け合いが多く、ネタ中によく用いられる台詞には「ちょっと待って、いい下ネタが出そう」「ここWi-Fi飛んでんな」「俺はバグってるよ」などと言ったものがある。これらのネタには筋が無く、言いたい言葉をつなげて構成されていくネタであるという。
そしてネタの最後は
安藤:こんなにメチャクチャにしてどう思ってんだよ!
カズ:(若干腰を落とし、左手を腰の所に構え、右手を顔の高さまで上げたポーズ を取り)手ごたえあり!」
安藤:(横綱土俵入りのようなポーズ で)もういや〜!
カズ:ハイ!
2人 :(両手を体の前に構えたポーズで)ブパパブパパブパパ~」
カズ:しばらく話をして「現場からは以上で~す」
で締める、というパターンが主となっている。この一連の流れはカズレーザーが決めたとのことで、「『ジークジオン!』は自分で一番景気がいい言葉だと思って選んだ。締めの台詞(ブパパ〜)はオチのつけ方が解らない中で苦し紛れに発したのが最初で、ドリフ大爆笑はあまり意識してなかった」と話している。
M-1グランプリ
- 安藤なつは2010年にぷち観音として、カズレーザーは2003年(大学時代)にフルハウスとして出場はしていたが、いずれも1回戦~3回戦敗退だった。2012年に結成したため、『メイプル超合金』としては2015年が初めての出場だった。
- 2015年に結成3年目で初めて決勝進出し、「誰も知らない超ダークホース」のキャッチフレーズでトップバッターで出場した。カズレーザーの「聞いた話を別のものに変えてしまうボケ」「突拍子もないボケ」に対して、安藤なつの「女性を捨てた男気あるツッコミ」で返す漫才を披露した。
- 結果は796点で9組中7位だったが、強烈なインパクトを残したため翌年からテレビ出演が激増し、「2016年ブレイク芸人ランキング」で1位を獲得した。
- 2016年も出場したが準決勝で敗退し、翌年からは出場していない。2027年まで出場資格を持っている。ちなみに2017年のオープニングで、「過去に出場し今活躍している芸人」として少し映っていた。
その他の賞・レース
出演
安藤なつの単独出演については、安藤なつ#出演の節を参照。 カズレーザーの単独出演については、カズレーザー#出演の節を参照。
テレビ
現在の出演番組
準レギュラー、及び不定期出演
- お願い!ランキング(テレビ朝日、2016年 - )- 不定期出演
- ロンドンハーツ(テレビ朝日、2016年 - )- 不定期出演
- アメトーーク!(テレビ朝日、2016年 - )- 不定期出演。なお、安藤は2017年5月14日放送「ガリガリ芸人」ではオブサーバー側のゲストとして出演している。
スペシャル番組 (最新出演から1年未満で出演している特別番組)
- 有吉の壁(日本テレビ、2016年3月28日・7月3日・12月24日、2017年4月16日・12月29日、2018年9月23日、2019年1月2日)
過去の出演番組
レギュラー番組
スペシャル番組
- 芸人報道(日本テレビ、2015年12月29日)
- 日本で一番早いお笑いバトル!フットンダ王決定戦2016(中京テレビ、2016年1月1日)
- さまぁ〜ずの クイズ!芸人100人が答えました!(TBSテレビ、2016年1月6日)
- 日曜ファミリア 人気芸能人 仰天ハプニング100連発(フジテレビ、2016年1月24日)
- さわがす人たち2(関西テレビ、2016年3月5日)
- ゲーム王(朝日放送テレビ、2016年3月19日)
- 言わせろ!リアクションワード(日本テレビ、2016年3月22日)
- ジュウブンノサン(日本テレビ、2016年3月27日)
- 激突!!ニッポン仕事人 若き才能VSベテランの技(MBSテレビ、2016年3月31日)
- ものまねグランプリ(日本テレビ、2016年4月5日)
- オールスター感謝祭'16春(TBSテレビ、2016年4月9日)
- 歌がうまい王座決定戦(フジテレビ、2016年5月20日)
- ネクストブレイク『しばらく○○になってみた!』(日本テレビ、2016年11月7日)
- 人気芸人50人大集合!スキャンダルも大激白 無礼講の宴!大忘年会(日本テレビ、2016年12月14日)
- 志村&鶴瓶のあぶない交遊録20(テレビ朝日、2017年1月2日)
- リアルガチ勉!~出川のくせに勉強しやがって~(フジテレビ、2017年1月4日)
- 日曜ビッグ「東京湾大調査!お魚ぜんぶ獲ってみた~深海500mカメラ仕掛けたら~」(テレビ東京、2017年9月17日) - MC
- たけしの誰も知らない伝説〜ニッポンの天才たち2017(テレビ東京、2017年12月30日)
- 志村&所の戦うお正月2018(テレビ朝日、2018年1月1日)
- 東京湾大調査!お魚ぜんぶ釣ってみた2(テレビ東京、2018年1月28日) - MC
- 日テレ系人気番組No.1決定戦(日本テレビ、2016年10月2日、2017年4月2日、2018年4月1日)4/1はカズレーザーのみ
- ネクストブレイク『カズレーザーと深掘り熟女』(日本テレビ、2018年3月3日)
- オードリー・千鳥・メイプル超合金のトークバラエティ!KANGEI(TBSテレビ、2018年3月24日)
- 東京湾大調査3(2018年8月14日、テレビ東京) - MC
- たけしのこれがホントのニッポン芸能史(NHK BSプレミアム、2019年3月20日)
- 日曜ビッグ「潜入!工場JAPAN ヒット商品の製造工程を♪名曲と共にお届け♪」(テレビ東京、2019年10月27日) - MC
- この冬一番めぐり散歩!あったかパーク冬遊びガイダンス(テレビ東京、2019年12月7日) - MC
ラジオ
レギュラー番組
スペシャル番組
- メイプル超合金のオールナイトニッポンR(ニッポン放送、2016年3月12日)
インターネット番組
レギュラー番組
スペシャル番組
その他のラジオ番組
映画
吹き替え
CM・企業キャンペーン等
ミュージックビデオ
Blu-ray
- 伊集院光のてれび 完全版 〜仲良しメンバーと厳選食材でカレーを作ろう!/VRDK(バカ編)〜(ポニーキャニオン、2016年6月15日) - カズレーザー
主催ライブ
ユニットライブ
- 馬鹿よ貴方は × メイプル超合金『馬鹿超合金』(2016年5月24日 東京・野方区民ホール)
脚注
外部リンク
This article uses material from the Wikipedia 日本語 article メイプル超合金, which is released under the Creative Commons Attribution-ShareAlike 3.0 license ("CC BY-SA 3.0"); additional terms may apply (view authors). コンテンツは、特に記載されていない限り、CC BY-SA 4.0のもとで利用可能です。 Images, videos and audio are available under their respective licenses.
®Wikipedia is a registered trademark of the Wiki Foundation, Inc. Wiki 日本語 (DUHOCTRUNGQUOC.VN) is an independent company and has no affiliation with Wiki Foundation.