論争を解決するためにはどうしたらいいか、ここではその方法を5段階に分けて説明していきます。
この文書はウィキペディア日本語版のガイドラインです。多くの利用者が基本的に同意しており、従うことが推奨されますが、方針ではありません。必要に応じて編集することは可能ですが、大きな変更を加える場合は、先にノートページで提案してください。 |
利用者の行動について |
---|
合意形成 |
まず、記事を編集しているときに、他者と論争が起きたときは、編集合戦にならないように注意してください。もしそうなった場合は保護の方針により、多くは保護の対象となり、その記事の編集自体が不可能になります。
編集合戦は決して解決には至りません。それどころか解決を阻害します。編集合戦が起きた場合は、すぐに中断してください。 編集合戦を見かけた場合、当事者にそれ以上の編集をやめるよう呼びかけ、ノートで議論するようにさせてください。
それでも中断されなければ、ページの保護を依頼してください。そうすることによって、単なる荒らしの場合を除けば、冷静になる時間ができます。保護された後、適当な期間の経過後ノートで合意に達した場合、保護解除の依頼を出してください。
以下では、そうなる前に論争が起きた場合の解決法を具体的に見て行きます。
論争を解決するための最も良い方法は、まずはそれを回避することです。あなたの編集に反対する編集が行われた場合、それをすぐ元に戻さず、最初はまず1日以上待ってみて下さい。冷静な判断には冷却期間が必要です。あなたが間違っている、あるいは偏っていると考える編集でも、編集した人にはそれなりの理由があるものです。
1日経過してもなお、偏っている、あるいは不正確だと思えても、その編集を単純に取り消したり差し戻したりするのではなく、代わりにその編集をできるだけ発展的に改善してみて下さい。そうすれば元に戻す (revert) より内容をより豊かにでき、相手に理解されるかもしれません。
この際、要約欄で変更内容を丁寧に説明して下さい。それに対する野次や悪態に対しては報復しないで無視してください。 この時注意すべきなのは荒らしと真摯な主張を区別することです。真摯な主張には丁寧に対応しましょう。
推奨 |
| ||||||||||||
非推奨 |
|
論争相手との合意がうまくいかない場合は、他の人々に問題を広く公表することで、合意を目指す方法があります。ステップ2が失敗した論争についてはコメント依頼にお知らせ下さい(参考: 中立的な観点、正確性に疑問がある記事)。このときも、エチケットと中立的な観点に従うことを忘れないで下さい。
ウィキペディアは多数決主義ではありませんが、マナーを守り議論を尽くしても合意に至るのが難しい場合には、調査投票の方法の原則に従って、投票の実施準備をし「現在行われている投票」に掲載して下さい。もちろんこの際にも、エチケットと中立的な観点に従うのを忘れないようにお願いします。
残念ながらウィキペディア日本語版には、2016年現在、以上のプロセスが決裂した場合に論争を調停・仲裁する専門組織はありません(英語版には、Arbitration Committee〈裁定委員会〉等があります。英語版のMediation Committee〈調停委員会〉は2018年に閉鎖)。このステップに辿り着いてしまった論争については、それが解決されるまでページの保護を続ける、という手段で対応しています。時が解決するのを、ひたすら待つのも良いでしょう。
This article uses material from the Wikipedia 日本語 article Wiki:論争の解決, which is released under the Creative Commons Attribution-ShareAlike 3.0 license ("CC BY-SA 3.0"); additional terms may apply (view authors). コンテンツは、特に記載されていない限り、CC BY-SA 4.0のもとで利用可能です。 Images, videos and audio are available under their respective licenses.
®Wikipedia is a registered trademark of the Wiki Foundation, Inc. Wiki 日本語 (DUHOCTRUNGQUOC.VN) is an independent company and has no affiliation with Wiki Foundation.