このページでは、1つのページを2つに分割する方法、2つのページを1つに統合する方法について説明しています。また、後者に関連して、履歴を1つにまとめる方法について、両者に関連して、あるページの一部を別のページに転記する方法も説明しています。
この文書はウィキペディア日本語版のガイドラインです。多くの利用者が基本的に同意しており、従うことが推奨されますが、方針ではありません。必要に応じて編集することは可能ですが、大きな変更を加える場合は、先にノートページで提案してください。 |
この文書の要旨: ページの分割あるいは統合を実施する際には、要約欄に、「[[ページB]]ヘ分割」「[[ページA]]から分割」あるいは「[[ページB]]を統合」「[[ページA]]ヘ統合」というように記述してください。この手順は、「編集履歴の継承」と呼ばれ、Wikiのライセンス条件の義務であり、怠ると、Wiki: 削除の方針に当てはまります。 |
メンテナンス |
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依頼と提案 |
削除関連 |
ウィキペディアのページは、多くの参加者によって常に加除訂正が繰り返されるため、理想的な完成形態とは異なる方向へ発展することも珍しくありません。その軌道修正の手段の1つとして、ページの分割とページの統合とがあります。以下では、分割・統合を行うべき場合と、分割・統合を行うべきでない場合とを抽象的に列記していますが、具体的に各ページが分割・統合されるべきか否かはケースバイケースですので、ノートページで議論をして対応を決めることが推奨されます。
以下に該当すると考えられる場合は、ページの分割を検討してみて下さい。
分割すべきと考えられるページを見つけたら、以下のガイドラインに従って分割提案を告知してください。ただし、カテゴリの分割は、Wiki: カテゴリの提案と議論#品質保証提案の場合のガイドラインに従ってください。
提案に対し、反対意見・分割するべき項目・今後の方針に関する意見がある場合は、ノートページに投稿します。そこで提案者を含む方々と意見調整を行います。提案後1週間が経過しても、他の利用者からの明確な反対意見がない、もしくは他の利用者との分割に関する議論が起きない場合は、次の手順を参考にして分割作業を行なってください。分割するページの数や扱う内容の大きさに比例して、周知徹底のための期間は長く取るのが望ましいでしょう。
反対意見があり議論が始まったものの、結論が得られないまま議論が途中で止まってしまった場合は、利用者の意見を引き続き受け付けるためにも分割提案テンプレートは貼り続けることになりますが、議論が止まってから(最後の意見の投稿日時から)1か月以上経過した場合は分割提案自体が消滅したものとして、分割は行ないません。これは、その後の加筆・修正により分割が不適切となっている可能性があるためです。#分割しない場合の終了処理に従い、告知を終了する処理を行ってください。なおも分割が必要と思われる場合には、改めて提案しなおしてください。
ページ甲の一部を分離し、新規ページ乙とする場合の手順は、以下の通りです。
[[乙]]へ分割
」と記述します。 [[甲]]から分割
」と記述します。insource:"[[甲#見出し]]"
で検索するなどして見つけて、乙へのリンクおよびリダイレクトに替えるなど、修正します。もし大量の修正の必要がある場合にはノートページなどで協力を求めてみてください。2.の要約欄への記述は、ウィキペディアのライセンス条件の義務であり、怠るとWiki: 削除の方針により削除される可能性があります。2.と3.は、転記処理と編集作業を明確に区別するため、義務ではありませんが、2段階に分けて行なうことが推奨されます。
分割部分の著作権をただ1人の利用者が有している場合は、当該利用者は、分割に際して要約欄への記載を行わなくてもウィキペディアのライセンス条件違反とはなりません。しかしこの場合であっても要約欄への記載が推奨されます。これは、他の利用者によって履歴継承違反と誤って認識される可能性があるためです。
もし分割した後から何らかの意見が表明された場合は、速やかに相手との議論に移り、合意形成に努めてください。
要約欄には文字数の制限があるため、分割先が複数にわたる場合は、一度に分割しようとすると、履歴継承の必要事項を要約欄に書ききれなくなる場合があります。その場合は分割の手順1.を複数回に分けて行ってください。
議論の結果(または議論が止まったなどのため)、分割をしないことになった場合は、告知を終了する処理を行ってください。
以下に該当すると考えられる場合は、ページの統合を検討してみて下さい。
どのページを統合先のページとするかはWiki: 記事名の付け方も参考に選択します。
ページ甲をページ乙に統合する場合、ページ甲は削除するのではなく、ページ乙へのリダイレクトとして残す必要があります。後に非リダイレクト化(独立項目化)することは問題ありませんが、削除すると履歴の継承ができないため、ウィキペディアのライセンス条件違反となります。統合元のページが問題無く残せるよう、予め統合元の記事名が統合先へのリダイレクトとして適切かどうか、統合前に必ず検討してください。ただし、カテゴリページではページ甲をリダイレクトとして残すことは許されていません(Wiki: カテゴリの方針#カテゴリ間のリダイレクト)。
通常の#統合の手順で実施すると、統合元のページ名「甲」が統合先「乙」または「乙」の節見出しへのリダイレクトとして不適切となる場合は、以下のように対処してください:
以下に該当する場合は統合すべきではありません:
統合すべきと考えられるページを見つけたら、以下のガイドラインに従って統合提案を告知してください。ただし、カテゴリの統合は、Wiki: カテゴリの提案と議論#統合提案の場合のガイドラインに従ってください。
提案に対し、反対意見・統合後のページの構成・他のページとの振り分けなど、今後の方針に関する意見がある場合は、統合提案のテンプレートで指定されたノートページに投稿します。そこで提案者を含む方々と意見調整を行います。提案後1週間が経過しても、他の利用者からの明確な反対意見がない、もしくは他の利用者との統合に関する議論が起きない場合は、次の手順を参考にして統合作業を行なってください。統合するページの数や扱う内容の大きさに比例して、周知徹底のための期間は長く取るのが望ましいでしょう。
反対意見があり議論が始まったものの、結論が得られないまま議論が途中で止まってしまった場合は、利用者の意見を引き続き受け付けるためにも統合提案のテンプレートは貼り続けることになりますが、議論が止まってから(最後の意見の投稿日時から)1か月以上経過した場合は統合提案自体が消滅したものとして、統合は行ないません。これは、その後の加筆・修正により統合が不適切となっている可能性があるためです。#統合しない場合の終了処理に従い、告知を終了する処理を行ってください。なおも統合が必要と思われる場合には、改めて提案しなおしてください。
ページ甲の内容を、既存のページ乙に統合する場合の手順は、以下の通りです。
#転送 [[乙]]
」または「#転送 [[乙#見出し]]
」に置き換えます。要約欄には「[[乙]]へ統合
」と記述します。[[甲]]を統合
」と記述します。甲に、履歴が1件しか存在しない場合は、2. の際に要約欄にその投稿者の名を追加し、「[[甲]] 200x年xx月xx日 xx:xx (UTC) 誰々執筆 を統合」という形式で記述します。これによって、履歴の統合に代えることができます(ローカルタイムの設定をしている場合は、協定世界時 (UTC) に換算してください)。このような手順で行った統合には、#履歴の統合を依頼する必要はありません。
もし統合した後から何らかの意見が表明された場合は、速やかに相手との議論に移り、合意形成に努めてください。
要約欄には文字数の制限があるため、一度に多数のページを統合しようとすると、履歴継承の必要事項を要約欄に書ききれなくなる場合があります。その場合は統合の手順2.を複数回に分けて行ってください。
また、議論は、一つのノートページでまとめて行ってください。
ページ甲とページ乙を統合してページ丙にする場合を新設統合といいます。新設統合の場合、最初に主となる一方のページを丙に移動した後に、上記の統合の手順を実行します。
議論の結果(または議論が止まったなどのため)、統合をしないことになった場合は、告知を終了する処理を行ってください。
ページ甲の一部を、ページ乙に転記即ちカット・アンド・ペーストする場合は、甲に関しては分割、乙に関しては統合と基本的に同じになります。
一部転記すべきと思うページを見つけたら、以下のガイドラインに従って一部転記提案を告知してください。
ページ甲の一部を、ページ乙に転記する場合の手順は、以下の通りです。
[[乙]]へ一部転記
」と記述します。[[甲]]から一部転記
」と記述します。2.の要約欄への記述は、ウィキペディアのライセンス条件の義務であり、怠ると、Wiki: 削除の方針に当てはまります。2.と3.は、転記処理と編集作業を明確に区別するため、義務ではありませんが、2段階に分けて行うことが推奨されます。
もし一部転記した後から何らかの意見が表明された場合は、速やかに相手との議論に移り、合意形成に努めてください。
議論の結果(または議論が止まったなどのため)、一部転記をしないことになった場合は、告知を終了する処理を行ってください。
ページの統合をしたり、移動機能を使用せずにコピー&ペーストで移動がされた場合に、履歴の統合をする方がよいことがあります。履歴の統合は管理者しか行うことができません。また、履歴を統合した場合、元に戻すのは困難です。
以下に該当すると考えられる場合は、履歴の統合を検討して下さい。
以下に該当する場合は履歴統合をする必要はありません。
統合元と統合先が両方とも有用な項目として存在している場合には、履歴を統合することが出来ません。履歴の統合では、統合元の項目にある履歴を統合先へ移動することになり、統合元に必要な履歴が残せないためです。このような場合には履歴統合が必要になる前の状態まで編集を差し戻して特定版削除後に転記作業をやり直すか、または履歴の複製を依頼することを考慮してください。
履歴統合は管理者のみが行うことができます。手順はHelp:管理者マニュアル 履歴統合を参照してください。
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