『24 -TWENTY FOUR-』(トゥエンティフォー、原題: 24)は、アメリカ合衆国の連続ドラマシリーズ。
24 -TWENTY FOUR- 24 | |
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ジャンル | アクション スリラー サスペンスドラマ |
脚本 | ジョエル・サーナウやロバート・コクラン、ハワード・ゴードン、ピーター・M・レンコフなど |
出演者 | キーファー・サザーランド エリシャ・カスバート デニス・ヘイスバート カルロス・バーナード メアリー・リン・ライスカブ キム・レイヴァー ジェームス・モリソン チェリー・ジョーンズ |
製作 | |
製作 | イマジン・テレビジョン チークウッドレーン・プロダクション 20世紀フォックステレビジョン |
放送 | |
放送局 | FOX |
放送国・地域 | アメリカ合衆国 |
公式ウェブサイト | |
Season 1 | |
放送期間 | 2001年11月6日 - 2002年5月21日 2004年4月1日 - 2004年4月11日 (上段米FOX、下段フジテレビ) |
放送時間 | 火曜 21:00ET - 22:00 |
放送分 | 44分 |
回数 | 24 |
Season 2 | |
放送期間 | 2002年10月29日 - 2003年5月20日 2004年10月1日 - 2004年10月10日 |
放送時間 | 火曜 21:00ET - 22:00 |
放送分 | 44分 |
回数 | 24 |
Season 3 | |
放送期間 | 2003年10月28日 - 2004年5月25日 2005年9月29日 - 2005年10月8日 |
放送時間 | 火曜 21:00ET - 22:00 |
放送分 | 44分 |
回数 | 24 |
Season 4 | |
放送期間 | 2005年1月9日 - 2005年5月23日 2006年10月2日 - 2006年10月10日 |
放送時間 | 月曜 21:00ET - 22:00 |
放送分 | 44分 |
回数 | 24 |
Season 5 | |
放送期間 | 2006年1月15日 - 2006年5月22日 2007年10月1日 - 2007年10月11日 |
放送時間 | 月曜 21:00ET - 22:00 |
放送分 | 44分 |
回数 | 24 |
Season 6 | |
放送期間 | 2007年1月14日 - 2007年5月21日 2008年9月29日 - 2008年10月9日 |
放送時間 | 月曜 21:00ET - 22:00 |
放送分 | 44分 |
回数 | 24 |
24 リデンプション | |
放送期間 | 2008年11月23日 |
Season 7 | |
放送期間 | 2009年1月11日 - 2009年5月18日 2009年11月8日 - 2010年3月28日 |
放送時間 | 月曜 21:00ET - 22:00 |
放送分 | 44分 |
回数 | 24 |
Season 8 | |
放送期間 | 2010年1月17日 - 2010年5月24日 |
放送時間 | 月曜 21:00ET - 22:00 |
放送分 | 44分 |
回数 | 24 |
24 リブ・アナザー・デイ | |
放送期間 | 2014年5月5日 - 2014年7月14日 |
放送分 | 44分 |
回数 | 12 |
特記事項: 撮影:35mmフィルム撮影(パナフレックス) 全放送回数:192話(+『24 リデンプション』) |
架空の政府機関「テロ対策ユニット」(CTU)ロサンゼルス支局の捜査官(シーズン1〜6)ジャック・バウアーとテロリストとの戦いを描く。作中、物語はリアルタイムで進み、1話で1時間の出来事が、1シーズン全24話で24時間の出来事が描かれる。
企画や原案、脚本は、ジョエル・サーナウやロバート・コクラン、ハワード・ゴードン、ピーター・M・レンコフなど。
フォックス放送ほかにて放送されたテレビドラマ。20世紀フォックステレビジョンとイマジン・エンターテインメントが製作。米国では2001年より放送が開始され、その後、世界各国で放送され世界的人気作品となった。
本作では時間軸にそって、さまざまな登場人物が登場するが、おおまかに分けて以下のような人物たちを、交互に切り替えながら描いている。主人公であるジャック・バウアーとCTUスタッフらの活躍はもちろん、もう一人の主要人物として「大統領」とその政権スタッフ、もしくはジャックの家族や人質、人質を取られて犯行に加担させられた人物たち、さらにはテロリスト達の行動にも焦点をあて、テロに対する政治的な苦悩や決断なども描かれている。
カリフォルニア州での大統領予備選挙戦当日の24時間が舞台。アメリカ合衆国で初めての黒人の大統領候補・デイビッド・パーマー議員が、今後24時間以内に暗殺されるとの情報が入り、ジャック達主要メンバーが召集をうける。また、ジャックにはCTU内の内通者(裏切者)捜査の極秘命令を受ける。
一方、家を抜け出して友達と夜遊びをしていたジャックの娘キムがパーマー暗殺計画グループに誘拐される。1度は逃げたが、友達は事故に合い、自身は再び捕まってしまう。さらにキムを探していたジャックの妻テリーも、キムの友達の父親に化けたテロリストに誘拐されてしまい、議員を守るはずのジャックは犯人に娘と妻を殺すと脅迫されてしまい、議員暗殺の片棒を担がされてしまう。
さらにもう一方で、パーマー議員の息子が過去に犯した殺人という政治的スキャンダルが問題となり、真実を公表しようとするパーマー議員と、真実を是が非でも隠したい妻シェリー・パーマーとの熾烈な争いが巻き起こる。
シーズン1から18か月後のある1日が物語の舞台。妻テリーの死を未だ引きずるジャックは、CTUを休職し、キムとも離れ、ひとりで失意の日々を送っていた。一方、デイビッド・パーマーはアメリカ合衆国初のアフリカ系アメリカ人の大統領として活躍。久々の休暇を満喫していたパーマーのもとに「24時間以内にテロリストがロサンゼルスで核爆弾を爆発させる」という情報が届く。
核の脅威からロサンゼルスを守るために、パーマー大統領からの懇願により、仕方なくジャックはCTUに復職。その頃、娘のキムはLA市内にあるマシスン家でベビーシッターとして住み込みで働いていたが、一見幸せそうに見えるその家庭では、父親によるDVが行われていた。
シーズン2とシーズン3の中間にあたるゲーム版(PS2用ソフト『24: The Game』、日本未発売)。シーズン2から6か月後のある1日が物語の舞台。ジャックは療養して正式に復職。ロサンゼルス港の兵器密輸船を捜査していた。またデイビット・パーマー大統領はバイオテロの影響で療養していた。そのためプレスコット副大統領が大統領代理として指揮を執っていたが、CTU ワシントン支局からLA支局にプレスコット暗殺の連絡が入りジャックは暗殺団から守ろうとする。
シーズン2から3年後のある1日が物語の舞台。生物兵器として改良された強力な病原菌に感染した死体が、ロサンゼルスにある国立衛生局の前に捨てられた。ジャックの娘・キムはCTUのスタッフとして勤務しており、同僚とともに、病原菌の出所の調査を始める。
CTUでは、ある1人の青年が麻薬(ヘロインかコカイン)の運び屋として今にも動き出そうとしていることを知るが、この物質は麻薬ではなく、生物兵器の病原菌なのではないか、と疑いを掛ける。またジャックは、この生物兵器の散布を防ぐため、別ルートで犯人を特定しようとしていた。
折りしもその頃、デイビッド・パーマー大統領は任期満了に伴う大統領選挙戦を控え、共和党のジョン・キーラー候補との演説会を迎えようとしていた。
これはシーズン3とシーズン4の中間にあたる短編である。シーズン3から3か月後の物語。トニーの後任であるドリスコルに、ジャックがヘロイン中毒であることを理由にCTU解雇を言い渡される。『トゥルー・コーリング』のVol.1(レンタル版)に収録
シーズン3から18か月後のある1日が物語の舞台。ジャックは麻薬中毒だった過去を上官に「弱点になる」と指摘されCTUを解雇され、国防長官の特別補佐官として働いていた。1年前にCTUを解雇されて以来初めて、国防長官代理としてCTU LA支局を訪れたジャックは その日の朝に発生した列車爆破事件の実行犯と遭遇。犯人から本当の狙いが国防長官の拉致だと聞き出したジャックは、長官に避難するよう知らせる。ジャックは長官を救出するまで復職してもらえるよう支部長に頼んだ。
シーズン4とシーズン5の中間にあたる短編。シーズン4から1年後、シカゴに潜伏中のジャックの携帯にクロエから緊急の連絡が入る。『プリズンブレイク(1)』Vol.1(レンタル版)に収録
シーズン4から18か月後のある1日が物語の舞台。中国政府に追われる立場となったジャックは「フランク・フリン」と名前を変え、日雇いの仕事をしながらダイアン・ハクスリーとその息子デレクと生活していた。
一方、元大統領のパーマーはロサンゼルスで弟のウェインと共に回想録を執筆中にテロリストによって狙撃され死亡。パーマーの暗殺直後、ミシェルとトニーもテロリストに狙われ、ミシェルは死亡、トニーは重傷を負う。そしてテロリストに狙われたクロエはジャックに助けを求める。
シーズン5とシーズン6の中間にあたる短編。シーズン5から7か月後、中国政府に捕まり、僻地の収容施設で捕らわれていたジャック。何か月にも及ぶ厳しい拷問にも全く機密事項を話そうとしないジャックに、工作員のチェン・ジーは一計を案じた。
シーズン5から20か月後のある1日が物語の舞台。アメリカ国内は自爆テロが頻発し、アメリカ政府や国民の間では恐怖と中東系市民への警戒心が高まっていた。そんな中ジャックが、アメリカ政府と彼を監禁していた中国政府との交渉により帰国を果たす。しかしジャックが連れ戻された理由は、テログループ内部の者による、グループリーダーとされるアサドの居所を教える代わりにジャックを差し出す、という提案を政府が呑むためだった。
グループがジャックを捕らえるまでの間、CTUの情報を筒抜けにすることも条件とされたため、なす術がないCTU。ジャックは、アサドがリーダーであるどころかテログループを阻止するために動いていることを告げられる。決死の覚悟で脱出を試みるジャック。そうしている間にも政府はアサド暗殺の準備を進めていく。
これはシーズン6のその後にあたる短編である。 シーズン6から15時間後、ホテルでバレンシアの核爆発のニュースを見ていたジャック。その時、誰かがドアをノックした。本部からの特別捜査官が、中国に拘留されている時にアメリカの機密情報を漏らしたのではないかという容疑で、ジャックを拘束しに来た。断固否定するジャックだったが、信用しない彼はバークに自白剤を注射するよう命じる。
原題は『24: Redemption』。本来なら2008年1月から放送されるはずだったシーズン7が脚本家組合のストライキの影響で1年延期されたため、シーズン6と7の間を補完する2時間の特別番組として製作され、シーズン7開始(2009年1月)に先立つ2008年11月23日に放送、同11月25日には特典映像を含む2枚組DVD(北米盤)が発売された。従来の『24』とは異なり、2時間でストーリーは完結するが、リアルタイム・フォーマットは堅持している。
物語のシーズン6から3年8か月後で舞台はアフリカのサンガラと、アメリカのワシントンD.C.。オードリーと別れ、人間らしい生活を全て失ったジャックは、アメリカを離れ放浪の果て特殊部隊時代の同僚で、現在は、内戦で親を失った孤児達のために学校を運営しているカール・ベントンの元に人目を忍ぶように身を寄せていた。
ある日、武装集団が来襲し、子供達を拉致しようとする。政情不安なサンガラでは、反白人主義のグループが身寄りのない子供を集めては洗脳し内戦のための兵士を仕立てていた。チルドレンソルジャーの悲惨な現実を目の辺りにしたジャックは子供達を守るために立ち上がる。その頃、ワシントンではダニエルズ政権が任期を終え、アメリカ初の女性大統領アリソン・テイラーのアメリカ合衆国大統領就任式が始まろうとしていた。
リデンプションから2か月後。舞台はワシントンD.C.。シーズン6と7の間に、CTU(テロ対策ユニット)は解体されている。上院の公聴会で、過去にCTUにおいて行った違法な拷問についての責任追及を受けていたジャックは、急遽FBIのルネ・ウォーカーに緊急の捜査協力を依頼される。
それは過去数週間に起きたIT関連製品盗難、および直前に起きた全米インフラ保護システム開発者:マイケル・レイサムの誘拐に関連するもので、テロリストが全米の通信網、交通網などを乗っ取る計画を阻止することだった。拘束下である自分がなぜ捜査に協力させられるのか疑問だったジャックは、テロリストの映った監視カメラの映像を見せられる。そこに映っていたのは死んだはずの元同僚、トニー・アルメイダだった。
シーズン7から18か月後。舞台はニューヨーク。キムによる幹細胞治療で回復したジャックは、政府の仕事を辞めキムとの関係を改善し孫娘のテリーらキムの家族と共に過ごそうと決めていた。だが、そこにジャックが現役当時に使っていた情報屋のヴィクターが、何者かに襲われ、傷ついた姿で転がり込んでくる。彼はジャックに、アメリカのテイラー大統領とカミスタン共和国のハッサン大統領による中東和平協定締結を阻止しようとするグループがハッサン暗殺を企て、すでに計画が進行中であることを知らせる。
新しい組織体制となったCTUは捜索を開始。ジャックは最初は家族のために協力を拒むが、自身への襲撃と国家安全の脅威を受け、またもや事件解決のために立ち上がることとなるのであった。
シーズン8から4年後。舞台はロンドン。反逆罪、殺人罪で国際指名手配されているジャック・バウアーは、大統領暗殺の情報を入手し、テロの阻止およびCIAに拘束された仲間の救出のため、ロンドンに姿を現す。
24シリーズ初のスピンオフ作品。 イエメンでテロリストの首謀者を殺害した陸軍特殊部隊のエリート、エリック・カーター。その後アメリカの地で突如襲撃を受けたエリックは、自身だけでなく家族の命、そして国家までもが危険にさらされていることを知り、作戦を指揮した元CTU(テロ対策ユニット)局長レベッカ・イングラムに警鐘を鳴らす。
全ての出来事がリアルタイムで進行し、1話で1時間、1シーズン24話で1日の出来事を描く。全世界で最も有名なリアルタイムサスペンスと言える。予測不能な事態に捜査官たちは基本的に不眠不休で対処する。
リアルタイムという特性を活かした手に汗握る展開や、テロリズムという脅威をテーマにした容赦ない展開が特徴である。
画面を多分割して同時進行する事態を描写する「スプリット画面」は初期のシーズンでは多用されていたが、シーズンが進むにつれてCMの前後などでしか使用されなくなっている。スプリット画面やCMの前後などでは24時間表示のデジタル時計が登場し、ストーリー中の時刻を伝える。
なお、本編の進行は、視聴者からのインターネットの投稿により、物語が変化する可能性がある伏線が、各所にちりばめられている。CTUの活躍を全面に押し出すためか、FBIなどの捜査機関はほとんど登場していなかったが、シーズン7でFBIワシントン支局が主軸で登場している。
アメリカのメディアやファンの間では、1つのストーリーが24時間で完結することから「シーズン(Season)」のことを「デイ(Day)」と表現する事がある(Day1、Day2……)。なお、放送開始前の宣伝に使う「DAY○○」は、これとは異なり「あと○○日で放送開始をする」という意味である。
放送が始まった当初は13話まで放送が確約した状態で撮影が進められていたが、視聴率が好調であったために全24話までの放送となった。その後シーズンを重ね、シーズン6終了時には映画版の製作も示唆されたが、製作は延期された。
シーズン7は2008年1月より放送開始予定だったが、脚本家ストライキの影響により2009年1月に放送延期。そのため、シーズン6とシーズン7をつなぐストーリーとして『24 リデンプション』が製作され、2008年秋にテレビ放送とほぼ同時にDVDも発売された。
2010年に一旦全8シーズンで終了。その続編となる劇場映画版が予定されていたが再び延期・未定となった。2013年、映画化を断念し代わりに新しいテレビシリーズが製作される事となった。
2014年に『24:リブ・アナザー・デイ』(原題:24: Live Another Day)のタイトルで全12話のドラマが再開された。
2017年にオールニューキャストの新シリーズ、『24:レガシー』(原題:24: Legacy)が12エピソードで製作された。主人公は、アメリカ軍人のエリック・カーター(コーリー・ホーキンズ)と元CTU局長のレベッカ・イングラム(ミランダ・オットー)。
シーズン1はゴールデングローブ賞のドラマ・シリーズ部門の主演男優賞(キーファー・サザーランド)を受賞。2004年には作品賞を受賞している。エミー賞では全シーズンでサザーランドが、シーズン5まで作品が候補となっており、2006年の第58回ではシーズン5にしてようやく両者とも受賞した。
人気作家のスティーヴン・キングは『24』のファンであると認めた上で、「『24』には、『もし非常事態になれば、私たちは誰でも拷問していい。国家を守るためなら、私たちは拷問をする義務がある。やったね!』と思わせるようなサブテキストがある。」と批判した。
2006年11月に、アメリカ陸軍士官学校学部長でアメリカ陸軍准将でもあるパトリック・フィネガンは、陸軍とFBIの尋問官3人と共に撮影現場に赴き、「国家の安全のためには、アメリカの法律を蔑ろにしても構わない…というドラマの前提は有害である」と、番組制作者に意見した。
2003年にビデオ化され、レンタルビデオによって人気が爆発。シリーズ累計レンタル回数3億回という異例の記録も作り、レンタルビデオ店の前に24の次回の話が気になるファンが行列を作るという、珍しい現象まで見られた。また、数話まとめて、時には1シーズン全てを連続視聴するという行為が試写会やテレビ放送で行われ、これを媒介して世間でも広く知られるようになった。
日本でのテレビ放送はフジテレビがこの番組の日本国内での地上波放送権を、系列のBSフジが衛星放送(無料放送)での放送権を獲得し、フジテレビならびにFNS各局が地上波の深夜枠で、シーズン7までが放送された。2004年以降は毎年9月下旬から10月上旬にかけて1日3時間程度まとめて放送されていたが、2009年は深夜帯にドラマ枠が設けられその枠で一話ずつ放送されていた。2011年4月からは放送局並びに放映権がフジテレビからテレビ東京に移行した上で、テレビ東京並びにTXN系列と、独立UHF局である岐阜放送・奈良テレビ・テレビ和歌山で水曜21:00からの『シアターGOLD』枠内で、シーズン8(ファイナルシーズン)が放送される予定であったが、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)および福島第一原子力発電所事故に配慮してファイナルシーズンの放送が延期となり、4月13日から9月21日まで、代替措置としてシーズン5を放送した。そのファイナルシーズンの放送は、2013年12月31日から翌年1月3日まで、BSジャパンで放送された。
現在全ての放送分がビデオ・DVD化され、2004年11月3日にシーズン3、2005年9月2日にシーズン4、2006年9月2日にシーズン5、2007年9月7日にシーズン6、2009年3月19日にリデンプション、同年7月3日にシーズン7、2010年10月2日にシーズン8のレンタルが開始された。 レンタルの方がDVD販売より早く、また数話ごとにレンタル解禁されるなどして、24のファンがTSUTAYAの前で並ぶという現象まで発生した。
2009年12月18日にシリーズ初となるBlu-ray Disc版が発売。2013年5月現在レンタル向け販売の発表はない。
また、シーズン7までを放送していたフジテレビが行う8月のイベント「お台場冒険王」で一挙上映された。TSUTAYAのイベント企画で、24のシーズン1からシーズン4まで連続72時間鑑賞するイベントまで開催された。25人の参加者の中で、1人だけが72時間連続鑑賞を達成し、DVD連続鑑賞記録としてギネスブックに書かれている連続69時間鑑賞を抜き、ギネス世界記録を更新した。
さらに、日本のFOXチャンネルでは2011年1月1日0:00(JST)から1月7日24:00(1月8日0:00)(JST)にかけてシーズン1から7まで168時間ぶっ通しで放送を行った。5月にギネスブック公認「同一作品の連続長時間放送」の世界新記録として認定された。
このドラマのノベライズも日本の書店で販売されている。2006年10月24日に24オフィシャルファンクラブが設立された。また、スカパー!またはケーブルテレビのFOX JAPANでも放送され、人気コンテンツとなっている。
また、デアゴスティーニ・ジャパンが2006年9月12日から「24 TWENTY FOUR DVD コレクション」というDVD付きテーママガジンの発売を開始した。これは24の全てのエピソードを収録したDVDとそれに付随してそのドラマに関連した解説マガジンを同梱したものである。第1号から第25号までは毎週火曜日発売であったが、第26号より第1・3火曜日発売となった。71号まで刊行された。
アメリカでのメディアミックスに関しては、#その他のメディアを参照。
会話シーンやデジタル時計とビーコン音による演出はテレビ番組のパロディに用いられ、『名探偵コナン』では、毛利小五郎役がジャック・バウアーと同じ小山力也ということもあり、声優を使ったパロディなど様々なネタを活用している。他に『FNN踊る大選挙戦』、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』や『クレヨンしんちゃん』、『らき☆すた』、『スイートプリキュア♪』、関西ローカルニュース番組の『VOICE』、『水曜どうでしょう』の企画「ジャングル・リベンジ」などが挙げられる。日本語版でのジャック・バウアー役の声優小山力也がマブラヴ ALTERED FABLEでは「チャック・ザウバー」、2008年版『ヤッターマン』では「チャック・バウアー」なるパロディキャラを演じた。
お笑いコンビどきどきキャンプの岸学がジャック・バウアーのモノマネでコントをしている。主に爆笑レッドカーペットでネタを披露している。物真似では、タレントがパントマイムを行い、小山が声を当てる形式で行われることもある。
篠原涼子主演のテレビドラマ、『アンフェア』(2006年1月10日〜2006年3月21日、関西テレビ制作・フジテレビ系列)に登場する、警視庁・情報解析係の蓮見杏奈(濱田マリ)はジェイミー・ファレルのパロディー。情報解析担当で犯人に協力するあたりのプロット、あるいはルックス等がジェイミーに擬せられている。
24 は国際的なシンジケイション(番組販売)であり、以下の国で放送されている。
FOXネットワーク | |
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シーズン1 | 2001年11月6日 - 2002年5月21日(火曜 21:00ET - 22:00) |
シーズン2 | 2002年10月29日 - 2003年5月20日(火曜 21:00ET - 22:00) |
シーズン3 | 2003年10月28日 - 2004年5月25日(火曜 21:00ET - 22:00) |
シーズン4 | 2005年1月9日 - 2005年5月23日(月曜 21:00ET - 22:00) |
シーズン5 | 2006年1月15日 - 2006年5月22日(月曜 21:00ET - 22:00) |
シーズン6 | 2007年1月14日 - 2007年5月21日(月曜 21:00ET - 22:00) |
24 リデンプション | 2008年11月23日(日曜 20:00ET - 22:00) |
シーズン7 | 2009年1月11日 - 2009年5月18日(月曜 21:00ET - 22:00) |
ファイナルシーズン(シーズン8) | 2010年1月17日 - 2010年5月24日(月曜 21:00ET - 22:00) |
リブ・アナザー・デイ(シーズン9) | 2014年5月5日 - (月曜 21:00ET - 22:00) |
フジテレビ系列(シーズン7まで)とテレビ東京系列とFOXチャンネルとWOWOW
フジテレビ | BSフジ | |
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シーズン1 | 2004年4月1日 - 2004年4月11日 | 2004年5月3日(0:00から24話連続放送) |
シーズン2 | 2004年10月1日 - 2004年10月10日 | 2004年11月7日 - 2004年12月26日(日曜 22:00 - 24:30、毎週3話) |
シーズン3 | 2005年9月29日 - 2005年10月8日 | 2006年10月4日 - 2006年12月20日(水曜 21:00 - 22:40、毎週2話) |
シーズン4 | 2006年10月2日 - 2006年10月10日 | 2007年1月10日 - 2007年3月28日(水曜 21:00 - 22:40、毎週2話) |
シーズン5 | 2007年10月1日 - 2007年10月11日 | 2008年1月9日 - 2008年3月26日(水曜 21:00 - 22:40、毎週2話) |
シーズン6 | 2008年9月29日 - 2008年10月9日 | 2009年1月7日 - 2009年3月25日(水曜 21:00 - 22:40、毎週2話) |
24 リデンプション | 2009年10月24日、2009年10月31日 | 2010年4月13日、2010年4月20日 |
シーズン7 | 2009年11月7日 - 2010年3月27日 | 2010年4月27日 - 2010年10月2日(火曜 23:00 - 24:00) |
テレビ東京系列・岐阜放送・奈良テレビ・テレビ和歌山 | BSジャパン→BSテレ東 | |
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シーズン5 | 2011年4月13日 - 2011年9月21日(水曜 21:00 - 21:54) | |
シーズン6 | ||
24 リデンプション | ||
シーズン7 | ||
ファイナル・シーズン | 放送中止 | 2013年12月31日- 2014年1月3日 |
リブ・アナザー・デイ |
WOWOW | |
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シーズン1 | 2012年9月29日 - 2012年9月30日(20:10から24話連続放送) |
シーズン2 | 2012年10月8日(0:00から24話連続放送) |
シーズン3 | 2012年11月23日(0:10から24話連続放送) |
シーズン4 | 2012年12月30日 - 2012年12月31日(23:10から24話連続放送) |
シーズン5 | 2013年1月5日 - 2013年1月6日(23:10から24話連続放送) |
シーズン6 | 2013年2月10日(0:15から24話連続放送) |
24 リデンプション | 2013年3月16日(19:00から2話連続放送) |
シーズン7 | 2013年3月20日(0:00から24話連続放送) |
ファイナル・シーズン(シーズン8) | 2013年4月28日 - 2013年4月29日(21:00から24話連続放送) |
リブ・アナザー・デイ(シーズン9) | 2015年6月27日、7月7日、7月11日(14:00から4話ずつ放送) 2015年7月20日(9:30から全12話連続放送) |
国・地域 | 流通網 |
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カナダ | グローバルテレビジョンネットワーク(同時ネット)とTe'le'-Que'bec |
ブラジル | グローボ |
チリ | RedTV |
ベルギー | KanaalTwee(オランダ語)とRTL TVI(フランス語) |
フランス | カナルプリュス(有料地上波)とTF1(無料地上波) |
オランダ | RTL5/7 |
イギリス | BBC(シーズン2まで)とSky One |
デンマーク | TV 2 |
フィンランド | MTV3とSubtv |
ノルウェー | TV 2 |
スウェーデン | TV4 |
香港 | TVB PearlとAXN(ケーブルテレビ) |
韓国 | MBC |
台湾 | TTVとAXN(ケーブルテレビ) |
オーストリア | ORF 1とATV |
チェコ | TV Nova |
ドイツ | RTL II |
ポーランド | Canal PlusとPolsat |
スロベニア | RTV SLO 1 |
スイス | SF2(ドイツ語)とTSR 1(フランス語) |
イタリア | FOX Italia(有料)とRete 4 |
ポルトガル | 2:(公共放送) |
スペイン | アンテナ3 |
ロシア | RENとChannel One |
オーストラリア | Seven NetworkとFOX8 |
ニュージーランド | TV3 |
発売日 | タイトル | 収録 | |
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シーズン1 | 2003年11月1日 | 24 -TWENTY FOUR- シーズンI vol.1 | 第1〜3話 |
2003年11月1日 | 24 -TWENTY FOUR- シーズンI vol.2〜6(DVDコレクターズ・ボックス1) | 第4話〜第13話 | |
2004年8月20日 | 24 -TWENTY FOUR- シーズンI vol.1〜12(DVDコレクターズ・ボックス2) | 第1話〜第24話 | |
2005年8月12日 | 24 -TWENTY FOUR- シーズンI vol.1〜12(DVDハンディ・ボックス) | 第1話〜第24話 | |
2010年5月28日 | 24 -TWENTY FOUR- シーズンI vol.1〜12(SEASONS コンパクト・ボックス) | 第1話〜第24話 | |
シーズン2 | 2004年5月28日 | 24 -TWENTY FOUR- シーズンII vol.1〜12(DVDコレクターズ・ボックス) | 第1話〜第24話 |
2005年8月12日 | 24 -TWENTY FOUR- シーズンII vol.1〜12(DVDハンディ・ボックス) | 第1話〜第24話 | |
2010年8月4日 | 24 -TWENTY FOUR- シーズンI vol.1〜12(SEASONS コンパクト・ボックス) | 第1話〜第24話 | |
シーズン3 | 2004年12月22日 | 24 -TWENTY FOUR- シーズンIII vol.1〜12(DVDコレクターズ・ボックス) | 第1話〜第24話 |
2005年8月12日 | 24 -TWENTY FOUR- シーズンIII vol.1〜12(DVDハンディ・ボックス) | 第1話〜第24話 | |
2006年11月24日 | 24 -TWENTY FOUR-(トリロジー・ボックス) | シーズンI、II、IIIセット | |
2010年8月4日 | 24 -TWENTY FOUR- シーズンIII vol.1〜12(SEASONS コンパクト・ボックス) | 第1話〜第24話 | |
シーズン4 | 2004年11月25日 | 24 -TWENTY FOUR- シーズンIV vol.1〜12(DVDコレクターズ・ボックス) | 第1話〜第24話 |
2006年11月24日 | 24 -TWENTY FOUR- シーズンIV vol.1〜12(DVDハンディ・ボックス) | 第1話〜第24話 | |
2010年8月4日 | 24 -TWENTY FOUR- シーズンIV vol.1〜12(SEASONS コンパクト・ボックス) | 第1話〜第24話 | |
シーズン5 | 2006年11月24日 | 24 -TWENTY FOUR- シーズンV vol.1〜12(DVDコレクターズ・ボックス) | 第1話〜第24話 |
2007年11月22日 | 24 -TWENTY FOUR- シーズンV vol.1〜12(DVDハンディ・ボックス) | 第1話〜第24話 | |
2010年10月2日 | 24 -TWENTY FOUR- シーズンV vol.1〜12(SEASONS コンパクト・ボックス) | 第1話〜第24話 | |
シーズン6 | 2007年11月22日 | 24 -TWENTY FOUR- シーズンVI vol.1〜12(DVDコレクターズ・ボックス) | 第1話〜第24話 |
2008年12月17日 | 24 -TWENTY FOUR- シーズンVI vol.1〜12(DVDハンディ・ボックス) | 第1話〜第24話 | |
2008年12月17日 | 24 -TWENTY FOUR-(トリロジー・ボックス) | シーズンIV、V、VIセット | |
2010年10月2日 | 24 -TWENTY FOUR- シーズンVI vol.1〜12(SEASONS コンパクト・ボックス) | 第1話〜第24話 | |
リデンプション | 2009年3月19日 | 24 -TWENTY FOUR- リデンプション vol.1 | 第1〜2話収録 |
シーズン7 | 2009年12月18日 | 24 -TWENTY FOUR- シーズンVII vol.1〜12(DVDコレクターズ・ボックス) | 第1話〜第24話 |
24 -TWENTY FOUR- シーズンVII vol.1〜6 (Blu-ray BOX) | 第1話〜第24話 | ||
2011年7月6日 | 24 -TWENTY FOUR- シーズンVII vol.1〜12(SEASONS コンパクト・ボックス) | 第1話〜第24話 | |
シーズン8 | 2010年12月23日 | 24 -TWENTY FOUR- シーズンFinal vol.1〜12(DVDコレクターズ・ボックス) | 第1話〜第24話 |
24 -TWENTY FOUR- シーズンFinal vol.1〜6 (Blu-ray BOX) | 第1話〜第24話 | ||
2012年4月21日 | 24 -TWENTY FOUR- シーズンVIII vol.1〜12(SEASONS コンパクト・ボックス) | 第1話〜第24話 | |
2012年12月19日 | 24 -TWENTY FOUR- 10周年記念コンプリートDVD-BOX | シーズンI〜VIIIおよびリデンプション | |
リブ・アナザー・デイ | 2015年3月4日 | 24 -TWENTY FOUR- リブ・アナザー・デイ ブルーレイBOX | 第1話〜第12話 |
24 -TWENTY FOUR- リブ・アナザー・デイ DVDコレクターズBOX | 第1話〜第12話 | ||
発売元はいずれも20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン。 |
レンタル開始日 | 巻数 | |
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シーズン1 | 2003年10月3日 | vol.1〜2(第1話〜第5話) |
2003年10月17日 | vol.3〜5(第6話〜第11話) | |
2003年11月21日 | vol.6〜8(第12話〜第17話) | |
2003年12月19日 | vol.9〜12(第18話〜第24話) | |
シーズン2 | 2004年3月19日 | vol.1〜2(第1話〜第4話) |
2004年4月2日 | vol.3〜4(第5話〜第8話) | |
2004年4月16日 | vol.5〜6(第9話〜第12話) | |
2004年4月29日 | vol.7〜8(第13話〜第16話) | |
2004年5月14日 | vol.9〜10(第17話〜第20話) | |
2004年5月28日 | vol.11〜12(第21話〜第24話) | |
シーズン3 | 2004年11月3日 | vol.1〜3(第1話〜第6話) |
2004年11月17日 | vol.4〜6(第7話〜第12話) | |
2004年12月1日 | vol.7〜8(第13話〜第16話) | |
2004年12月15日 | vol.9〜10(第17話〜第20話) | |
2004年12月22日 | vol.10〜12(第21話〜第24話) | |
シーズン4 | 2005年9月2日 | vol.1〜3(第1話〜第6話) |
2005年9月14日 | vol.4〜5(第7話〜第10話) | |
2005年10月5日 | vol.6〜8(第11話〜第16話) | |
2005年10月19日 | vol.9〜10(第17話〜第20話) | |
2005年11月2日 | vol.11〜12(第21話〜第24話) | |
シーズン5 | 2006年9月2日 | vol.1〜3(第1話〜第6話) |
2006年9月23日 | vol.4〜6(第7話〜第12話) | |
2006年10月7日 | vol.7〜9(第13話〜第18話) | |
2006年11月3日 | vol.10〜12(第19話〜第24話) | |
シーズン6 | 2007年9月7日 | vol.1〜3(第1話〜第6話) |
2007年9月21日 | vol.4〜6(第7話〜第12話) | |
2007年10月5日 | vol.7〜9(第13話〜第18話) | |
2007年11月2日 | vol.10〜12(第19話〜第24話) | |
リデンプション | 2009年3月19日 | vol.1(第1話〜第2話) |
シーズン7 | 2009年7月3日 | vol.1〜3(第1話〜第6話) |
2009年8月5日 | vol.4〜5(第7話〜第10話) | |
2009年9月2日 | vol.6〜7(第11話〜第14話) | |
2009年10月2日 | vol.8〜9(第15話〜第18話) | |
2009年11月6日 | vol.10〜11(第19話〜第22話) | |
2009年12月2日 | vol.12(第23話〜第24話) | |
シーズン8 | 2010年10月2日 | vol.1〜4(第1話〜第8話) |
2010年11月5日 | vol.5〜8(第9話〜第16話) | |
2010年12月3日 | vol.9〜12(第17話〜第24話) | |
リブ・アナザー・デイ | 2015年3月4日 | vol.1〜6(第1話〜第12話) |
リンク先は「リブ・アナザー・デイ」であるが、過去のシーズンも配信されている。
竹書房から発売しており、シーズン1から6までは小島由記子訳。リデンプション、シーズン7、8および24 DECLASSIFIED-CTU機密解除記録-は阿部清美訳。英知出版からも文永優訳でいくつか翻訳され出版されたが、発行元の倒産に伴い絶版となっている。
※en:List of 24 (TV series) mediaも参照。
2013年にシーズン1、2016年にシーズン2が放送された。
スラムドッグ$ミリオネアで司会役を務めたアニル・カプールが直接リメイク権を買い付け、ダニー・ボイル監督で制作された。
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