西武バス川越営業所(せいぶバスかわごええいぎょうしょ)は、埼玉県川越市南台に位置する西武バスの営業所である。本川越駅 - 入曽駅と南古谷駅 - 的場駅を主に発着する路線を管轄している。川越市のコミュニティバス「川越シャトル」の運行も受託する。
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当初は本川越駅前に営業所・車庫があったが、本川越駅の再開発を受けて、1987年7月1日に川越市南台の川越狭山工業団地へ移転する。1994年に合理化により旧・狭山営業所(狭山市狭山台)が廃止され、川越営業所に路線を統合するが、同じ車庫を利用している子会社・西武総合企画の運営する学校・会社などの特定輸送業務が好調で、営業所車庫の拡張を行うものの車庫容量は不足したままだったため、2002年9月16日、狭山市駅西口発着路線(狭山20・25・26を除く)は、いったん廃止した狭山営業所を別の場所(狭山市柏原)に開設・路線移管した。
1995年に廃止となった国際興業バス川越分車庫の路線を引き継いだが、それら路線のうち日高地区の路線はイーグルバスへ移管または廃止している。
2008年7月18日よりPASMO・Suicaの利用を開始。同じく川越市内を運行する東武バスウエスト川越営業事務所では2007年3月18日のPASMOサービス開始と同時に導入したのに比べると1年半ほど遅く、2008年2月21日より順次交通系ICカードリーダーの付いた新型運賃箱への取替えが行われた。
本川越駅 - 川越駅東口・西口間と川越駅東口 - 喜多院入口間は、並走する東武バスウエストと共にワンコインバス適用である。
かつて乗り入れていた大22(後述)を、川越グリーンパークで分断。元来から運行されていた当系統が、川越駅東口に乗り入れる路線である。平日の朝一本は川越警察署入口・やすらぎのさとを経由しない。
例年10月に開催される川越まつり期間中は、本53系統や後述の川越35系統などと共に本川越駅 - 川越駅東口・西口間は終日運休となり、川越駅が起終点となる。
1987年以前は今福武蔵野が旧・今福中台(終点)であったが、1987年の川越営業所移転の際に2停留所延長して現在に至る。本54は(現)川越営業所移転後に設定された出入庫路線。2013年6月30日、「三吉バルブ前」停留所を「武蔵野小学校入口」停留所に改称した。
母体は国際興業バス川越営業所→川越分車庫が運行していた路線。国際興業バスから移管後、いくつかの経路変更や停留所名変更を経て、現在に至る。川越線と並行するが、法務局・尚美学園大学を経由する事によりかつての川越34などに比べ新たな乗客を獲得している。高速バスが停車する「川越的場バスストップ」へは、的場駅を利用するか当系統の「的場一丁目」を利用すると便利である。2017年3月25日のダイヤ改正で、川越35は大幅に減便、ほとんどは川越駅西口発着の川越36に短縮された。また、1本のみであった川越36-1も川越35-1の代わりに増便された。
かつて運行されていた大21-1と(初代)大32の経路のうち、川越市中心部の最低限の経路を土休日に1日1往復する。
元は狭山台団地の一角にあった旧・狭山営業所の担当だったが、旧・狭山営業所と現・川越営業所との統合から、狭山市駅東口発着路線は現・川越担当のままで推移している。狭山30は日本住宅公団(現UR)狭山台団地に入居が始まった1975年3月、旧・狭山営業所の設置と共に運行開始。1988年、車庫前の新「狭山台団地」停留所まで延伸され、旧「狭山台団地」停留所は「狭山台一丁目」に改称。なお、新「狭山台団地」停留所は団地から離れている。1998年には狭山市駅東口 - 富士見間に「狭山郵便局」停留所が、2011年4月1日には富士見 - 井戸窪間に「中央通り」停留所が新設されている。
現・川越担当となった2002年9月16日、狭山30を延伸し狭山30-1が新設された。狭山30-1では新狭山駅南口前の道路新規開通に伴う経路変更のため、2009年9月15日をもって「西武新狭山団地」停留所(加佐志 - 新狭山駅南口間)を廃止、2011年3月5日の改正では、日中の1往復のみとなった。さらに、2015年6月16日の改正で、土曜日中1往復のみの運行となった。
狭山31は1991年2月1日に新設された。利用客の増加により運行回数も徐々に増え、それに伴い1993年には富士見二丁目 - 御狩場間に「富士見公民館入口」停留所が、1998年には入間川病院前 - 富士見(現・狭山中央)間に「狭山厚生病院入口」停留所が新設されている。さらに2007年11月16日より、富士見(現・狭山中央) - 富士見二丁目間に「富士見小学校」停留所が新設されるとともに、深夜バスが平日に運行開始となった。
2018年10月1日、狭山30及び狭山30-1と狭山31の2系統で別の地点であったが同一名称であった「富士見」停留所について、狭山30及び狭山30-1「富士見」停留所はそのままとし、狭山31「富士見」停留所を「狭山中央」停留所に改称、系統別に停留所名を分けた。
狭山31では2022年1月30日、狭山台団地方向の「富士見二丁目」停留所を南側狭山台団地方へ29m移設した。同月31日、 狭山市駅東口方向の「富士見小学校」停留所を最終バス運行終了をもって廃止、翌2月1日より同停留所は狭山台団地方向のみとなった。
狭山30・狭山31とも2020年8月31日をもって深夜バスは廃止された。
旧・川越営業所時代に入曽41・42として運行。本川越発着の出入庫路線以外は中新田 - 入曽の折返しをメインとし、現・川越営業所発足後に現行経路となる。途中、道路及び入曽駅付近の狭隘道路対策と利用者数を考慮し、全便中型車或いは小型車で運行される。新狭01の系統番号は当初狭01で、後に出来た狭02も追随したが、その後新狭01・02に変更された。
1987年の川越営業所移転時、新狭02のダイヤは平日・土休日共に上下線1日12本だったが、2011年3月5日の改正では、新狭02の運行が1往復のみとなった。なお、前述の狭山30-1同様、新狭山駅南口前の道路新規開通に伴い2009年9月15日より、新狭山駅南口 - シルバー人材センター間で経路変更が行われている。2013年6月30日、「シルバー人材センター」停留所を「一丁目交差点」停留所に改称した。
南古谷駅から上福岡を通り、川越市の赤坂地区まで南北に貫く路線である。以前の上赤坂折返場は、現・平和浄苑停留所付近(埼玉県道6号川越所沢線・埼玉県道163号狭山ふじみ野線の赤坂交差点手前)に存在していたが、当時の折返場は舗装されず砂利敷の折返場だった。現在は赤坂交差点を過ぎて少し進んだ所にある折返場での発着となっている。赤坂交差点の南側に新所02系統:新所沢駅 - 本川越駅線の上赤坂停留所があり、乗換が可能である。2018年10月1日、「南古谷駅入口」停留所を「川越税務署入口」停留所に、2021年4月1日、「サンケン電気川越工場」停留所を「川ふじ」停留所にそれぞれ改称した。
都市計画道路川越駅南大塚線の開通に伴い、2011年4月1日に開設された路線である。旭町停留所までは本53・54と並行する。川越62は平日の朝夕のみ運行。四都野台南 - 新狭山駅南口間は国道16号とほぼ平行に走り、本50系統の代替路線としての性格も持ち合わせている。2018年10月1日、「南大塚駅入口」停留所を「大田街道」停留所に改称した。
国際興業バスからの移管系統で、停車停留所・系統番号共に変わっていない。西武バスの系統番号で3桁の番号が付けられたのは川越100が初で、以後はドーム100・101に付けられている。現在は川越水上公園のプール営業期間(7月後半〜8月中)の運行である。
上記系統は、2002年9月16日の狭山営業所再開設に伴い路線分割・移管された。系統名は移管当時のもの、現在の路線の詳細は西武バス狭山営業所を参照されたい。
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一般路線車は、西武バス全体と同様に日産ディーゼル製の車両が多数導入されてきたが、2000年代に入ってからはいすゞ・エルガを主体に増備されている。エルガの初期車の中にはツーステップ車も配置されていた。2011年からはUDトラックスのバス製造事業撤退に伴い、西武バスの他の営業所と同様に三菱ふそう・エアロスターも導入されるようになっている。
コミュニティバス「川越シャトル」用の小型車として、日野自動車製のポンチョ(2ドアロングボディ)が在籍する。かつてはリエッセも在籍したが、経年による除籍や他の営業所への転属、西武総合企画への移籍などにより現存しない。
2006年10月10日のご当地ナンバー「川越ナンバー」供用開始により、川越営業所の新車は川越ナンバーで登録される。川越ナンバー導入は西武バスの一般路線・コミュニティバス車両では当営業所のみの導入になり、2007年以降に導入された川越シャトル専用車のポンチョは川越ナンバーとなっている。
2016年の新車から、行先表示機(前面・側面・後面)がフルカラーLED装備の車両が導入された。2017年より既存車両にも順次フルカラーLED表示への換装を開始している。
西武バス秩父営業所(現:西武観光バス秩父営業所)で使用されていた、いすゞキャブオーバーバスBF20形「三角バス」(A6-2466号車)が動態保存されており、普段は非公開だがイベントなどの際に公開されることがある。
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