籠原駅(かごはらえき)は、埼玉県熊谷市新堀(にいぼり)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)高崎線の駅である。
籠原駅 | |
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北口(2021年3月) | |
かごはら Kagohara | |
◄*熊谷 (6.6 km) (4.8 km) 深谷► | |
所在地 | 埼玉県熊谷市新堀713 北緯36度10分28.83秒 東経139度19分49.86秒 / 北緯36.1746750度 東経139.3305167度 東経139度19分49.86秒 / 北緯36.1746750度 東経139.3305167度 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■高崎線 |
キロ程 | 41.0 km(大宮起点) 東京から尾久経由で71.5 km |
電報略号 | コラ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 2面4線 |
乗車人員 -統計年度- | 12,395人/日(降車客含まず) -2022年- |
開業年月日 | 1909年(明治42年)12月16日 |
備考 | 直営駅(管理駅) 話せる指定席券売機設置駅 |
* この間に熊谷貨物ターミナル駅(大宮起点 39.3 km)がある。 |
当駅の高崎寄りに車両基地(籠原運輸区および高崎車両センター籠原派出所)がある。また、当駅より北の高崎線の一部駅は15両編成に対応していないため、当駅を跨いで運行される15両編成の列車は、一部を除き当駅で高崎寄り5両の増結・切り離しを行う(後述)。2004年3月13日から2012年3月16日までは車両の連結を兼ねて上り1本のみ特急列車が停車していた。
当駅を起終点とする湘南新宿ライン・上野東京ライン(高崎線 - 東海道線直通)の列車も多く設定されており、熱海・小田原・大船・横浜方面でも「籠原」行きの列車が見られる。また、首都圏で行われる年末年始の終夜運転も当駅までの運転となる。高崎線における定期ダイヤの最終列車も上下ともに当駅までとなっている。
当駅 - 熊谷駅の駅間距離は6.6 kmで、高崎線では最も長い(ただし、当駅より1.7 km先に貨物駅の熊谷貨物ターミナル駅がある)。
開業当初の所在地名(大里郡玉井村大字新堀)から「新堀駅」と名づけられる予定であったが、同じく貨物駅を兼ねてあった東京都の日暮里駅と混同される恐れが出てきたため、付近の小字名(旧中山道の立場であった)を取って籠原駅と名づけられた。ただし、小字名は「こもりはら」であったという。
開業以来長らく(表に出る)地名と駅名が合致しない状態であったが、熊谷市民や近隣住民は駅一帯を指して「籠原」と意識してきた。2007年(平成19年)10月、籠原中央第二土地区画整理事業により当駅南口ロータリー以南の一定区域の地名が「籠原南」(1 - 3丁目)に変更され、初めて「籠原」が市名の直後に来る表の地名となった。当駅以北も籠原中央第一土地区画整理事業により「籠原」が付く地名に変更される見通しである(詳細未定)。
かつては、籠を略字に置き換えた「篭原」という表記も多用されていた。現在では、駅構内・列車内での旅客向け案内では完全に見られなくなっている。近隣にある案内板のごく一部の作り変えられずに古くから残されているものに「篭原駅」の表記が残されているほか、古くからある店舗名に一部残されている(例:東和銀行篭原支店)。
当駅は熊谷統括センターの直営駅(駅長・副長配置)であり管理駅でもあるが、当駅は自駅のみの単駅管理となっている。話せる指定席券売機、自動券売機、自動改札機が設置されている。バリアフリー化済みである。
2016年3月10日より、始発から午前6時30分までの間は遠隔対応のため改札係員は不在となり、一部の自動券売機のみ稼働する。
また、隣に熊谷貨物ターミナル駅ができる前は、秩父鉄道三ヶ尻線が接続していた。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1・2 | ■ 高崎線 | 上り | 大宮・東京・新宿・横浜方面 |
■ 湘南新宿ライン | |||
■ 上野東京ライン | |||
3・4 | ■ 高崎線 | 下り | 本庄・高崎・渋川・前橋方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
2022年度(令和4年度)の1日平均乗車人員は12,395人である。
1990年度(平成2年度)以降の1日平均乗車人員の推移は以下の通りである。
年度 | 1日平均 乗車人員 | 出典 |
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1990年(平成 | 2年)10,777 | |
1991年(平成 | 3年)11,450 | |
1992年(平成 | 4年)11,816 | |
1993年(平成 | 5年)12,140 | |
1994年(平成 | 6年)12,392 | |
1995年(平成 | 7年)12,621 | |
1996年(平成 | 8年)13,122 | |
1997年(平成 | 9年)12,934 | |
1998年(平成10年) | 13,072 | |
1999年(平成11年) | 13,397 | |
2000年(平成12年) | 13,529 | |
2001年(平成13年) | 13,681 | |
2002年(平成14年) | 13,709 | |
2003年(平成15年) | 13,677 | |
2004年(平成16年) | 13,854 | |
2005年(平成17年) | 14,182 | |
2006年(平成18年) | 14,563 | |
2007年(平成19年) | 14,913 | |
2008年(平成20年) | 15,000 | |
2009年(平成21年) | 14,925 | |
2010年(平成22年) | 14,860 | |
2011年(平成23年) | 14,862 | |
2012年(平成24年) | 14,804 | |
2013年(平成25年) | 15,097 | |
2014年(平成26年) | 14,716 | |
2015年(平成27年) | 14,863 | |
2016年(平成28年) | 14,845 | |
2017年(平成29年) | 15,054 | |
2018年(平成30年) | 15,077 | |
2019年(令和元年) | 14,920 | |
2020年(令和 | 2年)10,590 | |
2021年(令和 | 3年)11,173 | |
2022年(令和 | 4年)12,395 |
2011年3月20日、北口に3階建ての駅ビル「E'site籠原」開業。
駅周辺(駅前ロータリー・広場)は、熊谷市の路上喫煙マナー条例(2006年10月1日施行)により、喫煙禁止区域に指定されている。南北各ロータリー内1か所ずつのみ喫煙所が設けられている。
北口駅前広場は狭く、路線バスが広場には入れなかったり、国道17号から通じる通りも昔ながらの狭い道路となっていたが、南口前に引き続いて、土地区画整備事業が進められ、2018年3月頃に新しい広場が暫定解放、2019年3月18日に完成した。
停留所名は国際十王交通が「籠原駅」、ゆうゆうバスが「籠原駅北口」、いずれもロータリー内に発着
停留所名はいずれも「籠原駅南口」、全路線ロータリー内に発着。深谷観光バスと羽田空港行きののりばは同一箇所。
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