『機神大戦 ギガンティック・フォーミュラ』(きしんたいせん ギガンティック・フォーミュラ)は、ブレインズ・ベース制作の日本のロボットアニメ作品。テレビ東京系列にて2007年4月4日から同年9月26日まで放送された。全26話。
機神大戦ギガンティック・フォーミュラ | |
---|---|
ジャンル | ロボットアニメ |
アニメ | |
原作 | GF |
原案 | きむらひでふみ |
監督 | 後藤圭二 |
脚本 | きむらひでふみ |
キャラクターデザイン | 門之園恵美(原案) 藪野浩二 |
メカニックデザイン | 荒牧伸志、石垣純哉 出渕裕、海老川兼武 大河原邦男、河森正治 高倉武史、武半慎吾 藤田一己、宮武一貴 村上克司、森木靖泰 山下いくと、山根公利 (ギガンティックデザイン) |
音楽 | 澤野弘之 |
アニメーション制作 | ブレインズ・ベース |
製作 | バンダイビジュアル テレビ東京 |
放送局 | #放送局参照 |
放送期間 | 2007年4月4日 - 9月26日 |
話数 | 全26話 |
漫画 | |
原作・原案など | GF |
作画 | 岡昌平 |
出版社 | メディアワークス |
掲載誌 | 月刊コミック電撃大王 |
発表期間 | 2007年3月20日 - 2008年 |
巻数 | 全2巻 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | アニメ |
ポータル | アニメ |
巨大ロボット(ギガンティック・フィギュア。作中ではほとんど単にギガンティックと呼ばれる)が所有国の世界の覇権をめぐり、世界規模で繰り広げる戦いと、それに巻き込まれる人々の姿を描いたSF作品である。
ギガンティックにはパイロットとトランスレータという二人一組で乗り込み、国家間の代理戦争として、UNが定めたルールに従って1対1で戦い、最後に勝ち残った1体の所有国を主として世界が統一されることになっている。
本作には12体(実際は13体)ものギガンティックが登場し、さらに基本的に1対1の戦いが行われるルールのため、話数的に主人公を除いたギガンティック同士の戦いが複数話にわたって行われることはあまりない。結果、主人公達が直接関わらない話、戦闘の方が多い。そこで作中に登場する共鳴感応システムを用いて、対戦国のパイロット、トランスレータの素性や過去を辿るという展開が用いられる。そして、その後で両国の戦いに移行、主人公達はその様子をシステムによって第三者的に観察することで、主人公達と関係の無い戦闘を物語の背景としてしまうのではなく、間接的に関わらせる手法を採っている。
各ギガンティックは1体ごとにデザイナーが異なり、ギガンティックは全てCGで表現されている。また、本作はその世界観に基づき、さまざまな言語圏の人物が登場する。母語を同じとする人物同士の会話は日本語で展開されるが、他の言語圏の会話を聴取する場合などは、それぞれの人物の母語で会話が行われ、画面下部に字幕が出るという珍しい体裁を取っている。
この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
西暦2035年、「赤道の冬」とよばれる未曾有の異常気象によりクラウド (EM-cloud) と呼ばれる電磁雲で覆われ、既存のエネルギーが消失した世界。人類を救ったのは世界各地で発掘されたオーパーツ「頭像」のオーバーテクノロジーだった。そして、各国が「頭像」 (OXII) を元に巨大ロボットを開発し、新たな世界秩序構築の主導権を賭けた「もっとも賢明なる世界大戦」WWW (Wisest World War) がUN主導で実施される。
劇中の主視点となる、現実の日本をルーツに持つ国。ギガンティックはスサノヲ十式。他国に比べて全体的な文化レベルや財力、国民の衣食住は安定しているようだが、外観上は現実の日本と比べて大きな変化はない。ただ共和国と名乗っているため、天皇制はないと思われる。が、国を代表するギガンティックには天皇の天孫降臨神話に登場する「スサノオ」という名前が付けられ、また、西暦とは異なる歴による年式が用いられている。
DVDブックレット (LOG:01) によると、公式にはエコロジカルな省エネ技術とエネルギーのロスレス移送ノウハウによってエネルギー供給の中心を担っていたらしい。ギガンティックは統合防衛本部直属の組織であるプラクティカルベースが運営、メンテナンスを行っている。
英字表記は「JAPAN REPUBLIC」。
国旗は実在する日章旗の下部にデザインを追加したもの。
現実の中国をルーツに持つ国。ギガンティックは玄武神三号。その血統を有する人間は世界各地に散らばっており、彼らの協力によって広い知識・情報、そして高い情報収集能力を有している。他国同様「赤道の冬」によって多くの孤児が発生したようだが、国家主席である劉雲鵬によってその多くが養子として保護された。しかも彼の教育によって孤児達は心身共に優れる者が多く、後世の人材開発も兼ねた。しかし軍部は暗躍する所が多く、スサノヲ十式のパイロット候補であった慎吾の暗殺を企てた(劉雲鵬の死亡も、軍部による責任追及の可能性が高い)。玄武神三号がスサノヲ十式に敗れたため、現在は日本共和国に吸収されている。
英字表記は「CENTRAL CHINA」。作中でも国名の「中央国」と地域・文化圏としての「中国」とは明確に区別されている。
国旗は実在の五星紅旗に星をひとつ追加したデザイン。
現実のギリシャをルーツに持つ国。ギガンティックはケイロン5世。国政や領土環境の詳細は不明だが、地中海に面し、国民性は陽気で粗野な男性が多い(例外もいるが)。ネフティスIXとの決闘に敗れてエジプトアフリカアラブ共和国に吸収され、以後東欧ロシア→日本共和国の配下となる。
英字表記は「ORIGINAL GREECE」。
国旗は実在のギリシャの国旗の十字部分の横幅を広くしたもの。
現実のエジプトを中心にアフリカ、アラブが統合された国。ギガンティックはネフティスIX。日光の強い砂漠地帯の国らしく、住居や人種はエジプトのそれに近い。元々エジプトは「赤道の冬」の震源地であった中東では被害が少なかった地域であり、OXIIの発見とそれによって起きた「赤道の冬」により、オイルパワーの低下を見越した富裕層と、周辺諸国から生じた大量の難民が共に避難する場所となった。そのため富裕層からなる特権階級と、難民を基とする一般人との階級格差は激しくなっている。ネフティスIXがケイロン5世との決闘に勝利して正統ギリシャを従え、トルコの協力も得るが、後にユーノワVIIIに敗れたため、東欧ロシアの配下に、その後ロシアが日本に敗れたため日本の配下となった。
英字表記は「FEDERATED EGYPT AFRICA ARABIA」で、連邦国家であることがうかがえる。
国旗は実在のエジプトの国旗の鷲の紋章の位置を中央から左端に変更したもの。
現実のイギリスをルーツに持つ国。女王や爵位を持つ貴族が存在する。ギガンティックはグリフィン6。以前は高い財力や技術力、そして優れた精神性と能力を持つ貴族達が住む大国だったようだが、「赤道の冬」によって没落し、現在はWWWに参加している他国と大きな差異は見られない。また、海路保全の名目のもとドーバー海峡を自国軍によって封鎖、通行税を徴収したことでフランス連合との仲は険悪。復興の時に富裕層を中心とする再編が行われたこともあって国民にはWWWに反対する者も多く、グリフィン6が収められている軍施設の周りには多くの反対派が詰めかけていた。また中にはパイロット、トランスレータを暗殺して止めようという過激派も存在している。グリフィン6がディアーヌ7に敗れたが、直後にディアーヌ7が事故による大破という決闘無しでの敗退を迎えたため、現在は何れの国の配下にもなっていない。
英字表記は「GREAT BRITISH KINGDOM」。
国旗は実在のユニオンジャックからセント・パトリック・クロス(斜め十字)部を太くしたもの。
現実のフランスをルーツに持つ国。如何なる国々との連合なのかは不明。ギガンティックはディアーヌ7。国の情勢や領土環境の詳細は不明だが、然程劣悪な環境ではない。ディアーヌ7がグリフィン6に勝利したため大イギリス帝国を従えるはずだったが、直後に事故によってディアーヌ7が大破したため、現在は大イギリス帝国と共に何れの国の配下にもなっていない状態である。
英字表記は「FRANCE UNION」。
国旗は実在のフランス三色旗の白地部分を広くしたもの。
現実のロシアを中心に東ヨーロッパ諸国が統合された国。ギガンティックはユーノワVIII。財政、領地の環境、軍部の一切が不明。しかし北海油田への損害が比較的軽微だったことから、大きく国力を損ねることなく「赤道の冬」を乗り越えることに成功している。東欧へはOXIIによるエネルギー供給を通じて影響力を強化した模様。また非常に好戦的かつ現実的な国民性らしく、あらゆる外部と敵対し、またそれに勝つために敵対側の情報を知り、それらの文化を学ぶことに一切の抵抗がない(むしろ推奨している)。元々は中央国との仲が悪かったようだが、中央国を吸収した日本共和国を代理として扱い、決闘を迫った。それ以降は幾度となく決闘と休戦を繰り返すライバル的な関係となった。エジプトアラブアフリカ連合・インド共和連邦との決闘に勝利したため、それぞれが従えていた正統ギリシャ・ベネズエラカリブ共和国を含めた計四か国を配下として吸収している。三度に亘る決闘の末日本に敗北し、その配下に下る。英字表記は「EAST EUROPEAN RUSSIA」。
国旗は実在のロシアの国旗から青地部分を広くしたもの。
現実のイタリアをルーツとする国。元々エネルギーのほとんどを他国からの輸入に頼っており、「赤道の冬」とそれに伴うエネルギーの寸断並びにEU解体に伴うユーロの暴落による財政破綻といった事態を被ったため、国家は未だに疲弊している。そのため貧民や娼婦となった人間が今なお大勢おり、ウルカヌス1の搭乗者達もそうした人間達である。そうした人々の貧しくも温厚な性格とは対照的に、軍上層部等といった上流階級の人間は傲慢かつ卑怯であり、パイロットやトランスレータはおろか、ギガンティックであるウルカヌス1すらも騙して他国のギガンティックに不意打ちを行わせている。なお、スペインと同盟関係にある。
英字表記は「ITALY ROMA REPUBLIC」。
国旗は実在のイタリアの国旗から赤地を太くしたもの。
現実のドイツをルーツとする国。ギガンティックはミネルヴァスXI。明言されていないもののスイスを領土内に含んでおり、それによる資金力と元々の工業力を併せ持ったことで「赤道の冬」を発端とする混乱を早期に脱出した模様。また科学分野においても優れた技術を有し、遺伝子工学分野においても研究が進められた。NE計画はその成果の一つであり、これによって人材確保にも成功。ギガンティックの搭乗者選択を強制しようとしたが、失敗した模様。そのためか倫理観を欠く者が多く、ミネルヴァスXIを操る人間を改造・量産し、能力に劣る者は投薬等による矯正を施そうとする。アメリカのジュピター2に敗北して、アメリカの配下に下った。
英字表記は「UNIFIED GERMAN DEUTSCH」
国旗は実在のドイツの国旗から金地を太く、赤地を細くしたもの。
現実のアメリカ合衆国を中心にカナダが統合された国。帝国と名乗っているが君主制ではなく、元首は依然、選挙で選ばれる大統領である。ギガンティックはジュピター2。未だ最強の国力・軍事力・情報収集力(政治力による裏取引?)を持つ。随伴部隊の戦力は圧倒的で、無人兵器だけでゲルマンドイツ連邦の随伴部隊を全滅させた。かつて、日本共和国とは同盟を結んでいたこともある。WWWで、最後に日本共和国と決闘戦をすることになる。
英字表記は「EMPIRE OF NORTH AMERICA」。
国旗は実在の星条旗のカントン部を、大きい星が1個、小さい星が10個のデザインにしたもの。
現実のベネズエラを中心にカリブ海の諸国家が統合されたと思われる国家。名目上は「新南米市場」(ヌエボ・メルコスール)の盟主であると思われるが、実質は北アメリカ帝国の傀儡と思われる。国家が赤道周辺に位置していたことで「赤道の冬」の被害が甚大であったこと、またOXIIによる新体制の形成によって国家の主要資源である石油の価値が相対的に低落したことなどで、国家はかなり疲弊している様子。北アメリカ帝国の技術提供により、ケレス4が作られた。イシュタル12に敗れ、インドの配下に下った。だがインドがロシアに敗れ、ロシアが日本に敗れた後は、日本の配下国となった。
英字表記は「CARIBBEAN VENEZUELA REPUBLIC」。
国旗は実在のベネズエラの国旗の中央の星の半円を円にしたもの。
現実のインドをルーツとする国家。高い技術力を持つ技術立国であるらしい。ギガンティックはイシュタル12。ロシアのユーノワVIIIに敗北してロシアの配下に下ったが、日本との決闘戦でロシアが敗北して、日本の配下国となった。
英字表記は「HINDUSTANIA」。なお公式HPでの国名も単に「インド」となっている。
国旗は実在のインドの国旗からオレンジの幅を狭くし、緑の幅を広げたもの。
「頭像」を搭載する形で開発された巨大ロボット。本編ではギガンティック、巨神像と呼ばれる。機体名の後に付けられている番号は、実際に決闘戦に用いられるギガンティックがUNに登録された順番である。「頭像」は意思を持つが、意思の疎通は(一般的には)トランスレータにしか出来ず、直接喋ることはない。「頭像」以外の体や搭載武器は人類の技術で作られているため、交換が可能である。「頭像」から伸びるナーヴケーブルによって体が機動し、それは「頭像」以外に対して絶対的な攻撃力と防御力を駆体に与える。またナーヴケーブルは搭乗者の適合率次第で力の度合いが変わり、駆体の能力向上や機動以外にも、適合率次第では駆体の一部を全く別の駆体に変化させることが出来る。
なお、搭乗するパイロットとトランスレータにはギガンティックからの肉体、精神への侵蝕という危険が常に伴う。
以下の能力値表示は、WWW開始時の物。
ウルカヌス1 | |
---|---|
形式番号 | GF-IRR-I |
分類 | ギガンティック・フィギュア |
所属 | イタリアローマ共和国 |
開発 | イタリアローマ共和国 |
製造 | イタリアローマ共和国 |
生産形態 | ワンメイク機 |
頭頂高 | 26m |
動力源 | OXII:ヘファイストス |
燃料 | 不要 |
HMI | スクリーン、レバー ペダル、精神感応 |
武装 | フレイムロック イグニスビーム 各種ミサイルなど |
ボルカノハンマー | |
特殊装備 | フライト・ユニット |
乗員人数 | 2人 |
搭乗者 | レオーネ・トラサルディ(パイロット) ルクレツィア・モレッティ(トランスレータ) |
POWER - 4、ATTACK - 8、DEFENCE - 6、SPEED - 6
イタリアローマ共和国のギガンティックで、その名の通り最初にUNに登録された(2015年)躯体である。
パイロットは頭部、トランスレータは胸部のコクピットにそれぞれ搭乗する。なお頭部コクピットは戦闘機のコクピットと酷似しており、居住性は悪い。
当初は近接格闘型として躯体開発が進められていたが、「頭像」がヘファイストスを示しているためか、両脚部へのナーヴケーブル伝達がどうしても不良となりそのままでは歩行もままならないため、機動性を左右腰部に追加で搭載した大型飛行ユニットに大きく依存する結果となった。その結果、単独での飛行が可能になり、加速力や機動力に優れた機体となった。ホバリングによる空中停止も可能である。しかし良好な機動性に対し武装は充実しているとはいえず、接近戦での戦闘力に欠き、主武装であるハンマー型のミサイルランチャー「ボルカノハンマー」のように、武装はほとんどが遠距離兵器となっている。これはその機動力でもって相手を翻弄し、ある程度の距離から一方的に攻撃を加える戦法を意図して設計されたと考えられる。
スペイン北岸を拠点に、ゲルマンドイツ連邦のミネルヴァスXIと大陸を横断する遠距離決闘を続けていたが、その最中にフランス国内にて決闘中のグリフィン6とディアーヌ7に対して、上層部の指示によりそれとは知らされずに不意打ちを仕掛けて破壊してしまう(UNには誤射と申請し認められた)。その後ルール変更により長距離戦が禁止されたため、オーストリアから提供された交戦地帯において決闘を再開。だが遠距離戦限定の仕様が長距離戦禁止のペナルティをもろに受け、ミネルヴァスの目前からのミサイル攻撃を余儀なくされる。一応直撃弾は与えるものの、強固なミネルヴァスの人型形態相手にミサイル程度では歯が立たなかった。逆に砲台形態に変形したミネルヴァスの一撃で右腰の飛行ユニットを破壊されたため、神話のヘファイストス同様半身不随で移動不能になってしまう。そのまま滅多撃ちにされた挙句、最後は正面から捨て身の突撃を行い、正面からの直撃を受けて原形を留めずに破壊された。
ジュピター2 | |
---|---|
形式番号 | GF-ENA-II |
分類 | ギガンティック・フィギュア |
所属 | 北アメリカ帝国 |
開発 | 北アメリカ帝国 |
製造 | 北アメリカ帝国 |
生産形態 | ワンメイク機 |
全高 | 30m |
頭頂高 | 28m+α |
動力源 | OXII:ゼウス |
燃料 | 不要 |
HMI | スクリーン、レバー ペダル、精神感応 |
武装 | キャプチュードコート GRシールド 各種ミサイルなど |
ライトニングソード | |
乗員人数 | 2人 |
搭乗者 | ザイオン・オルドリッジ(パイロット) レイ・オルドリッジ(トランスレータ) |
POWER - 10、ATTACK - 10、DEFENCE - 10、SPEED - 4
北アメリカ帝国のギガンティック。他のギガンティックとは異なり、外見的にはほとんどの武装を見ることが出来ないスマートなデザインをしている。またその巨体をキャプチュードコートという巨大なローブで包んでいる。
最大の特色は、天候操作とそれに付随する動力供給と武器形成である。雷雲を呼び寄せて周囲に雷を落とし、また雷雲から雷を吸収することによって動力を補完し、ほぼ無尽蔵の出力を得ることが出来る。さらにプラズマから物質を形成するという特異な能力も有している。
その「頭像」はギリシャ神話の最高神ゼウスのものであり、天候操作やそれに付随する能力は「頭像」に由来するもののようだが、強力な機体とキャプチュードコートは、あくまでも人間の力で開発されたもの。
WWW開始後しばらくはアジア、ヨーロッパの戦況を静観していたが、ミネルヴァスXIがウルカヌス1に勝利した後に参戦。緒戦に当たるベルギーでのミネルヴァスXI戦ではその強力無比なはずの砲撃をキャプチュードコートだけで完全に無効化し、雷から「召喚」したライトニングソードの一振りで撃破、二振りで完全に粉砕。一切損傷を受けることなく、完勝した。日本戦でスサノヲ十式をあと一歩と追い詰めるも割り込んできた一〇式オニクスに叩き潰されて沈黙。またこの日本戦の際、ルール上は配下に収めていないはずのグリフィン6、ディアーヌ7の武器を使用しているが、正式な戦闘でなくともウルカヌス1とミネルヴァスXIがグリフィン6とディアーヌ7のOXIIを破壊したのは確かなため、OXII同士の間で(国家協力や技術供与とは別に)それぞれに力が受け継がれ、ミネルヴァスXI、ジュピター2へと受け継がれたためと考えられる。また、OXIIゼウスは自身の複製として、一〇式オニクス搭載のOXIIをナーヴ・ケーブルから作り出した。
なお、ジュピターの設計に当たっては3社のコンペティションが行われたが、ここで敗れた2社の案はそれぞれスサノヲ十式とケレス4の躯体として流用された形跡がある。
グウェンウーシェン〜 玄武神三号 | |
---|---|
形式番号 | GF-CCh-III |
分類 | ギガンティック・フィギュア |
所属 | 中央人民共和国 |
開発 | 中央人民共和国 |
製造 | 中央人民共和国 |
生産形態 | ワンメイク機 |
全高 | 27.5m |
頭頂高 | 26m |
動力源 | OXII:ヘルメス |
燃料 | 不要 |
HMI | スクリーン、レバー ペダル、精神感応 |
蛇槌(ショーツイ) 亀甲盾(グェージュン)など | |
乗員人数 | 2人 |
搭乗者 | 李雲儀(パイロット) 李走影(トランスレータ) |
POWER - 5、ATTACK - 4、DEFENCE - 3、SPEED - 9
中央人民共和国が持つギガンティック。
コクピットは、パイロット席の背後上斜めにトランスレータ席がある、二者同室の形をとっている。
作中では日本語読みの「げんぶじん」と呼ばれていたが、本来の読み方は中国語で「グウェンウーシェン」である。「頭像」が最も露出した機体で、顔面型彫刻はアルカイク・スマイルを浮かべている。スピードを重視した軽量級であり、本体の攻撃力・防御力は低いが、亀甲盾と蛇槌によってそれらを補っており、総合では優秀な性能を誇る。
開戦直後に日本へ奇襲攻撃をかけるも、スサノヲ十式に右腕を奪われ撤退する。二度目の戦いでもスサノヲ十式を圧倒するが、スサノヲ十式が使用した蛇槌の射撃によって亀甲盾を破壊され、ムラクモソードでOXIIを破壊され完全に敗北した。
ケレス4 | |
---|---|
形式番号 | GF-CVR-IV |
分類 | ギガンティック・フィギュア |
所属 | ベネズエラカリブ共和国 |
開発 | 北アメリカ帝国 |
製造 | 北アメリカ帝国 |
生産形態 | ワンメイク機 |
頭頂高 | 25m |
動力源 | OXII:デメテル |
燃料 | 不要 |
HMI | スクリーン、レバー ペダル、精神感応 |
武装 | クラブ・シザース (ガングレッホ・ティヘーラス) 各種ミサイル他 |
リニアガン | |
乗員人数 | 2人 |
搭乗者 | エヴィータ・ランベルト(パイロット) アマリア・ランベルト(トランスレータ) |
POWER - 4、ATTACK - 6、DEFENCE - 4、SPEED - 4
ベネズエラカリブ共和国のギガンティック。
コクピットは胸部にパイロット席、下腹部にトランスレータ席がある上下別室の形をとる。
隠蔽性と格闘能力に優れた機体。両肩部に装備されたクラブ・シザーズが特徴的。
保有国であるベネズエラカリブ共和国の国力の疲弊故に、戦闘ではなく国のエネルギー供給源として用いられることも多かった(なお日本共和国のスサノヲ十式のOXIIも非戦闘時は一般へのエネルギー供給を行っているような台詞が本編にはある)。国力の疲弊故に護衛部隊も満足に揃えられないため、インドに向かう際は輸送船に偽装した船に搭載し極秘に運搬していた。その際の動力源にもケレス4は使われた(またその際にはケレス4が持つ隠蔽性も用いられたと思われる)。が、それに関してケレス4が怒ったことはなく、またパイロットやトランスレータを助けようとした場面もあり、他のギガンティックに比べて温和な性格をしている。
国家が疲弊しているため、自国では駆体を作れず、WWW参加に際し北アメリカ帝国から供給してもらった駆体を使っている。自らが敗れることを予期し、前もってトランスレータに伝えていた。そしてイシュタル12にまったく歯が立たずに躯体をバラバラに切り裂かれ、自らの託宣どおりに敗北した。
供与された躯体はナーヴケーブルの延伸パターンを無視したものであるため、戦闘におけるバランスは悪い。またDVD付属のカードにはデザインが大きく異なる躯体(デザイナーの初期デザイン)が描かれている。
ケイロン5世 | |
---|---|
形式番号 | GF-OrG-V |
分類 | ギガンティック・フィギュア |
所属 | 正統ギリシャ |
開発 | 正統ギリシャ |
製造 | 正統ギリシャ |
生産形態 | ワンメイク機 |
全高 | 29m |
頭頂高 | 28m |
動力源 | OXII:ポセイドン |
推進機関 | 超振動フィン(水中用) |
燃料 | 不要 |
HMI | スクリーン、レバー ペダル、精神感応 |
武装 | ロックローンチャ Tライフルなど |
トライデント プレッシャーキャノン | |
特殊装備 | フィールド・エフェクト |
乗員人数 | 2人 |
搭乗者 | ムハンマド・デュカキス(パイロット) ハサン・パパス(トランスレータ) |
POWER - 8、ATTACK - 8、DEFENCE - 8、SPEED - 8(水中時)
正統ギリシャのギガンティックで、水中戦では無敵の性能を誇る。「頭像」は、最初に発見された。
コクピットは胸部にパイロット席、下腹部にトランスレータ席がある上下別室の形をとる。
推進機関として搭載されている超振動フィンは「フィールド推進」という水中航法を実現する装備。エネルギー消費が大きいため実用性が疑問視されていたが、OXIIという超エネルギー源を備えたことで実現した。フィールドによって水の抵抗をほぼ0にして行動することができるため、人型という抵抗を受けすぎる形状をしているにもかかわらず、ポセイドンの能力もあって水中では凄まじい機動性を発揮する。一方で地上では鈍重。
近距離武器と遠距離武器の双方を備え、能力も高い上にバランスがとれた、数あるギガンティックの中でも優秀な機体であると言える。
エジプトアフリカアラブ共和国へ攻撃を仕掛けるも、ネフティスIXのプラズマフレイムを受けて大破、乗員は死亡した。本編初頭でコンピュータによるスサノヲ十式の仮想対戦相手にされる、本体が登場しても勝ち残ることなく敗れるなど、能力の割に噛ませ犬的な扱いを受けた不遇な機体。
グリフィン6 | |
---|---|
形式番号 | GF-GBK-VI |
分類 | ギガンティック・フィギュア |
所属 | 大イギリス帝国 |
開発 | 大イギリス帝国 |
製造 | 大イギリス帝国 |
生産形態 | ワンメイク機 |
全高 | 28.5m |
頭頂高 | 27m |
動力源 | OXII:アポロン |
燃料 | 不要 |
HMI | スクリーン、レバー ペダル、精神感応 |
武装 | 飛行翼(プライマリーズ・フェザー) セイバークロウ マルチプルミサイル(タロン)など |
特殊装備 | 羽根翼BPW(バード・オブ・プレイ・ウイングス) |
乗員人数 | 2人 |
搭乗者 | シンシア・ホルバイン(パイロット) ダニエル・ピーターソン(トランスレータ) |
POWER - 8、ATTACK - 7、DEFENCE - 8、SPEED - 3
大イギリス帝国のギガンティックで、ユーノワVIIIと同じく単体飛行が可能な機体。
コクピットはパイロットとトランスレータが一室の中で背中合わせになった座席に座る内部別室の形をとる。
長距離での連続射撃や飛行といった個性を持つ反面、俊敏性と格闘能力に欠くという欠点がある。また、ギリシア神話に置き換えた場合に双子の妹(アルテミス)に相当するディアーヌ7に対しては何らかの特殊な意思と力が働いていた模様。
他のギガンティックと異なり、本来頭像が納められている顔面部にコクピットがあり、頭像は頭部に備えられた縦長の兜の中にある。これは決闘の中で対戦相手のギガンティックを撹乱することが目的であると思われるが、ディアーヌ7に見抜かれ、接近戦でそこを貫かれた。その後、自らコクピットを開き、気絶している搭乗者を排出した後に機能停止した。吹き飛んだ敵随伴部隊車両の乗員が待避するまで攻撃を中止するなど、きわめて紳士的に戦った機体である。
ディアーヌ7 | |
---|---|
形式番号 | GF-FrU-VII |
分類 | ギガンティック・フィギュア |
所属 | フランス連合 |
開発 | フランス連合 |
製造 | フランス連合 |
生産形態 | ワンメイク機 |
全高 | 33m |
頭頂高 | 25m |
動力源 | OXII:アルテミス |
燃料 | 不要 |
HMI | スクリーン、レバー ペダル、精神感応 |
武装 | 力場障壁(フォルス・ブクリエ)など |
光弩(アルク・ルミエール) 矢鑓(クレール・フレッチェ) 光鑓(フレッチェ・ランス) | |
特殊装備 | 光翼(エール・ルミエール) |
乗員人数 | 2人 |
搭乗者 | オリヴィエ・ミラボー(パイロット) シルヴィア・ミラボー(トランスレータ) |
POWER - 5、ATTACK - 7、DEFENCE - 3、SPEED - 6
フランス連合のギガンティック。
コクピットはパイロット席の上段向かい合う方向にトランスレータ席があり、トランスレータはパイロット席の肩に当たる場所から突起した部分の先についているペダルに足を置く。
弓矢状の光学兵器、「光弩アルク・ルミエール」と「矢鑓クレール・フレッチェ」による遠距離射撃を得意とし、一度に複数の矢を放つことも可能である。また右腕の光学ユニットのエネルギーを槍状に生成した「光鑓フレッチェ・ランス」と、左腕に生成した楯状の力場障壁「フォルス・ブクリエ」によって接近戦にも対応できるが、機体自体はその線の細いフォルムどおりあまり防御力は高くない。
なお、ギリシア神話に置き換えた場合に双子の兄(アポロン)に相当するグリフィン6に対しては何らかの特殊な意思と力が働いていたようで、グリフィン6の隠されたOXIIの位置をパイロットに教えたり、グリフィン6が行動不能になったあとそのパイロットの救出に手を貸したりしている。
WWWの開戦当初からグリフィン6とドーヴァー海峡を挟んで長距離武器による決闘を続けていたが勝敗がつかず、幾度かの決闘ののちグリフィン6がフランス本土に上陸、近接戦闘によりグリフィン6のOXIIにダメージを与え決闘に勝利した。しかし直後にウルカヌス1とミネルヴァスXIの不意打ち(両国とも誤射を主張しUNが認めた)により致命的な損傷を受け一旦は機能を停止したが、トランスレータの呼び掛けに応えるかのように自らハッチをこじ開けて搭乗者を脱出させ、さらにはグリフィン6の搭乗者も助け出したあとグリフィン6に倒れ込むような形で今度こそ完全に機能を停止した。
ユーノワVIII | |
---|---|
形式番号 | GF-EER-VIII |
分類 | ギガンティック・フィギュア |
所属 | 東欧ロシア |
開発 | 東欧ロシア |
製造 | 東欧ロシア |
生産形態 | ワンメイク機 |
全高 | 29m |
頭頂高 | 26m |
動力源 | OXII:ヘラ |
燃料 | 不要 |
HMI | スクリーン、レバー ペダル、精神感応 |
武装 | アルゴスの百目ユニット 百目翼(ストー・グラース・クルイロー) 各種ミサイルなど |
剣盾(メエーチ・シート) 決闘銃(ドゥエーリ・ルゥジョー) 軍用機銃(アールミヤ・アフタマート) | |
乗員人数 | 2人 |
搭乗者 | セルゲイ・クラコフスキー(パイロット) タチアナ・グリゴリエフ(トランスレータ) |
POWER - 7、ATTACK - 7、DEFENCE - 3、SPEED - 6
東欧ロシアのギガンティック。コクピットは背部ユニット両側に一つずつ供える別室方式。
アルゴスの百目をのぞいてもバランスの良い武装を持っており、また倒した機体の武装を装備出来る豊富なペイロードも持っている。ただ、機体を軽量化した分防御力は低く、事実上アルゴスの百目による先制攻撃に依存し、相手が反撃してきたら終わりな機体である。
玄武神三号を破って幾許もしない内にスサノヲ十式に戦いを挑み、「アルゴスの百目」を用いて危機に追いやる。しかし土壇場の攻撃で「アルゴスの百目」を一部破壊された為撤退し、日本との間に休戦協定を結ぶ。その後ネフティスIXの襲撃に圧勝し、ネフティスIXの翼腕プラズマアームとケイロン5世のトライデントを追加装備し(必要に応じて排除可能)、再びスサノヲ十式と対戦する。しかしどちらも追加武装を活かした接戦となり、両者が起動持続が出来なくなって再び休戦に入る。その後イシュタル12との決闘戦で、またしても「アルゴスの百眼」によって勝利した。その後、再びスサノヲと対戦したが、「アルゴスの百目」の精神攻撃をスサノヲの搭乗者達に打ち破られ、接近戦を挑むも敵わず、今までの決闘戦のうち最短時間で敗北することとなった。その際、イシュタル12の力を手に入れていたため大爆発が起きたが、パイロット、トランスレータ共にスサノヲに助けられ無事である模様。
ネフティスIX | |
---|---|
形式番号 | GF-FEAA-IX |
分類 | ギガンティック・フィギュア |
所属 | エジプトアフリカアラブ 連合 |
開発 | エジプトアフリカアラブ 連合 |
製造 | エジプトアフリカアラブ 連合 |
生産形態 | ワンメイク機 |
全高 | 26.5m |
頭頂高 | 25m |
動力源 | OXII:ヘスティア |
燃料 | 不要 |
HMI | スクリーン、レバー ペダル、精神感応 |
武装 | プラズマフレイム 翼腕プラズマアーム(ジナーフ・ズィラーァ) 胸焔チェストファイア(サドル・ナール)など |
乗員人数 | 2人 |
搭乗者 | マリアム・アル・アトラシュ(パイロット) イーサー・アリー・ハッダード(トランスレータ) |
POWER - 7、ATTACK - 9、DEFENCE - 4、SPEED - 6
エジプトアフリカアラブ連合のギガンティック。コクピットは玄武神三号と似ており、パイロット席の背後上斜めにトランスレータ席がある、二者同室の形をとっている。全ギガンティック中唯一、通常の人型の腕部を持ちながら、携帯火器を携行していない。
対ケイロン5世戦ではイーサーとマリアムの不協によって両腕をもぎ取られ、大破する寸前まで追い込まれる。そこで、搭乗者の二人の不仲を見かねたネフティスIXは二人が連携をとれるようにとお互いの想いを自身を通して伝え、二人を連携させる。そしてプラズマフレイムを発動し、一撃必殺の熱線でケイロン5世を海へと沈めて勝利する。
その後、ケイロン5世の武装などを移植することにより水中行動能力を高めて黒海に遠征、ユーノワVIIIに挑むも完成に近づいたアルゴスの百目による攻撃を受け、ろくな行動もできないまま機能停止しユーノワに銃で頭像を格納していたと思われる頭部を撃ち抜かれて敗退した。
スサノヲ十式 SXANO | |
---|---|
形式番号 | GF-JAR-X |
分類 | ギガンティック・フィギュア |
所属 | 日本共和国 |
開発 | プラクティカルベース |
製造 | プラクティカルベース |
生産形態 | ワンメイク機 |
全高 | 27m |
頭頂高 | 25m |
動力源 | OXII:アレス |
燃料 | 不要 |
HMI | スクリーン、レバー ペダル、精神感応 |
武装 | 30mmガトリングガン 多目的ランチャー 荷電粒子ビーム砲など 大型剣ムラクモソード |
乗員人数 | 2人 |
搭乗者 | 州倭慎吾(パイロット) 神代真名(トランスレータ) |
POWER - 5、ATTACK - 6、DEFENCE - 6、SPEED - 6
日本共和国が密かに開発していたギガンティック。プラクティカルベースではスサノヲ、統合防衛本部では一〇式改(ヒトマルシキカイ)と呼ばれている。他のギガンティックとは一線を画す存在らしいが詳細は不明。
コクピットは胸部にパイロット席、腹部にトランスレータ席がある上下別室の形をとる。
近接戦闘を基本としているが機体各所のウェポンケーシングを換装することによりギガンティックとしては高い汎用性を誇る。ただしウェポンケーシングには通常兵器しか搭載していないため、ギガンティックを相手にした遠距離戦には向いていない。ウェポンケーシングはパージすることもできる。
主武装は大型剣ムラクモソード。通常は左右の腕の装甲に分割して格納されており使用時に連結させる。手のひらから伸長したナーヴケーブルが全体を包み込むため金色に輝くこの剣は高い威力を持ち、真名曰く「あらゆるものを切り裂く」とされている。ユーノワVIIIとの二度目の決闘時には、両腰のパーツを装着し強化して使うことが可能になった。強化パーツを装着すると幅広の七支刀を思わせる五叉の大剣となる。シミュレータでは腰のパーツがスラスターとして機能したり、ムラクモソードを投擲しナーヴ・ケーブルで回収したりしている。
WWW開戦直後に申請された玄武神三号との決闘で右腕を失うも相手の右腕を奪って接合、修復した。その際は完全に自身の右腕へと変換させていたが、これを元の玄武神三号の腕にさらに変換させることも可能としており、それによって玄武神三号の武器を使用し、決闘にも勝利している。2体目の決闘相手となったユーノワVIIIとの決闘の結果、相手からの申請による休戦という形で引き分けるも多大の損傷を受け、修理にかなりの期間を要した(WWWのルールにより休戦を受諾した側はそれが申請国より解除されない限り第三国から布告されることはないため修復作業に専念することが出来た)。その際、玄武神三号やユーノワVIIIのパーツから得られたデータを元に天野によって開発された共鳴感応システムを搭載し、パイロットとトランスレータの意識を稼働中の他国のギガンティックの元に飛ばして現状やその搭乗者の記憶による過去を解析することが出来るようになった。また、玄武神三号の亀甲盾を使用できるように左腕にも改良を施されており、それによりユーノワVIIIとの二度目の決闘時にアルゴスの百目による攻撃を相手に跳ね返している。ユーノワVIIIとはその決闘でも決着がつかずロシアの申請による再度の休戦に。三度目の決闘時はイシュタル12の力を手に入れたユーノワVIIIに圧倒され、アルゴスの百目の精神攻撃により自らの剣で首を落とすところだったが、搭乗者が精神攻撃を打ち破り形勢逆転、ムラクモソードで相手の機体をコクピットを除いて完全に破壊し勝利した。その際の戦闘時間はWWW最短記録を更新している。なお、ユーノワVIIIとの三度目の決闘時には交戦地域まで亀甲盾を使用して飛行しているが、玄武神三号と違い機体に翼がないため飛行中はかなり不安定な状態だったと思われる。
キメラスサノヲ SXANO | |
---|---|
形式番号 | GF-JAR-X |
分類 | ギガンティック・フィギュア |
所属 | 日本共和国 |
開発 | プラクティカルベース |
製造 | プラクティカルベース |
生産形態 | ワンメイク機 |
全高 | 27m |
頭頂高 | 25m |
動力源 | OXII:アレス |
燃料 | 不要 |
HMI | スクリーン、レバー ペダル、精神感応 |
武装 | アルゴスの百目ユニット 百目翼 (ストー・グラース・クルイロー) 翼腕プラズマアーム (ジナーフ・ズィラーァ) フィールド・エフェクト ケイブル・ループ (ナーヴ・ケーブル・ループ) ループメイカー インパクトブレイカー 亀甲盾(グェージュン) 他、配下に置いた神の能力 |
乗員人数 | 2人 |
搭乗者 | 州倭慎吾(パイロット) 神代真名(トランスレータ) |
POWER - ?、ATTACK - ?、DEFENCE - ?、SPEED - ?
スサノヲが慎吾の呼びかけに応え、ナーヴ・ケーブルの物質変換機能が暴走した結果現れたスサノヲ十式。胴体は今まで通りだが、右腕をイシュタル12、左腕を玄武神三号、右足をケレス4、左足はケイロン5世、背中にはユーノワVIIIのアルゴスの百目ユニット、腰のパーツはネフティスIXの翼腕プラズマアーム…という具合に、機体各所がこれまで配下においたギガンティックのパーツに変化し変わり果てた姿となってしまった。
これまでに配下に置いた神の能力を使用でき、単純にその数でいえばジュピター2を上回る。むしろ、同等かそれ以上の大出力を誇るイシュタルの力を手に入れているため、動力補完を無視するならば、総合的なエネルギー量は上回っていると思われる。
基本能力も高く、強力無比の雷撃を亀甲盾のエネルギーシールド(玄武神三号)とフィールド・エフェクト(ケイロン5世)の併用で弾き返したりなど、ジュピターに引けをとらない。スサノヲの弱点であった遠距離攻撃能力の低さもプラズマアーム(ネフティスIX)や右腕のループメイカー(イシュタル12)、チェストケーシングから撃ちだすナーヴ・ケーブルなどで強化されている。接近戦にはケイブル・ループを主に使用した。また、この形態に移行する直前、頭部OXIIの刻印がUNに登録されたXではなく、XIIIであることが確認されている。これはスサノヲ十式が、後述の一〇式オニクスの影武者、存在しないはずの13番目のギガンティックであるためであった。
スサノヲ13 SXANO | |
---|---|
形式番号 | 不明 |
分類 | ギガンティック・フィギュア |
所属 | 日本共和国 |
開発 | プラクティカルベース |
製造 | プラクティカルベース |
生産形態 | ワンメイク機 |
全高 | 不明 |
頭頂高 | 不明 |
動力源 | OXII:アレス |
燃料 | 不要 |
HMI | スクリーン、レバー ペダル、精神感応 |
武装 | クサナギブレード ヌボコ(テイルロッド) インパクトブレイカー ランチャーアーム 他、全ての神の能力 |
特殊装備 | バウンダリー・リング カザキリ(ウィングエッジ) アルゴスの百目ユニット |
乗員人数 | 2人 |
搭乗者 | 州倭慎吾(パイロット) 神代真名(トランスレータ) |
POWER - ?、ATTACK - ?、DEFENCE - ?、SPEED - ?
「真スサノヲ」、OXIIのナンバーから「スサノヲ13」とも、 劇中では「真のスサノヲ」と呼ばれる。キメラスサノヲからもう一度再構成した真の姿であり、機体はほとんどナーヴ・ケーブルで構成されている。体形は今までの鎧武者のような外観から一新して、マッシブな物に変化。カラーは当初は明るい赤青白のトリコロールであったが、後に光輝く白き機体となる。
今までのスサノヲの駆体はオニクス用と同じ物を使用しており、OXIIアレス本来のナーヴケーブルの延伸パターンを無視した物だったが、この形態となったことで本来の力が発揮できるようになった。本来の姿に戻った後もオニクスとは考えを異にし、慎吾曰く、搭乗者である慎吾や真名を道具だとは思っていないらしい。
倒したギガンティックの能力のみならず全ての神の力を持ち、その力はオニクスをも凌駕する。また、全身のほとんどをナーヴ・ケーブルで構成されているため、能力の使用に制限がない。
主武装はテイルロッド「ヌボコ(沼矛)」で、国生みの舞台となる淤能碁呂(おのごろ)島を生み出した「天沼矛(あめのぬぼこ)」にその名の由来を持つ。刀身を回転させて刺突時の破壊力を高めることも可能。また、イシュタル12の武装であるインパクトブレイカー、ウェポンケーシングの名残と思われる胸の「ランチャーアーム」からは強大な破壊力を持つエネルギー波を放つこともできる。さらに両肩に装備された「バウンダリー・リング」はリング内側に境界面を形成することで他のギガンティックの武装(主として射撃武器)を再現でき、両腕と両足の装甲下にはユーノワVIIIの「アルゴスの百目ユニット」を内装し精神攻撃も可能。劇中では各国のギガンティックが出現し総攻撃を行うという精神攻撃を行った。
腰部背面に2基装備されたウィングエッジ「カザキリ」は背面にあるハードポイントに装着することで光の翼を形成し、機体に飛行能力を与え、大気圏外までの飛行をも可能とする。この「カザキリ」はセパレートさせて、「ヌボコ」と合体させることでスサノヲ13最強の剣「クサナギブレード」が顕現する。この剣は巨大な七支剣で、「ヌボコ」の刀身を柄とし、合体した「カザキリ」が展開することにより高エネルギーで形成された光の刀身が現れ、相当な大きさがある。
真の姿を取り戻したばかりで、自由に動くことができない所を、オニクスから一方的に攻撃をされて黒焦げとなり、危うくOXIIを破壊されかけるが、他の国々のパイロットとトランスレータの協力により危機を脱する。その後、慎吾達の呼びかけに応えて復活、オニクスを追って大気圏を離脱する。最後は大気圏外にて、オニクスによる世界の新生を真っ向から否定、決闘戦を開始する。オニクスの頭部を駆体から弾き飛ばし、神名を救出に成功するが、なおも戦おうとするオニクスの頭部を破壊、戦を終結させた。その後、スサノヲは自らを宇宙に放棄するように望んだため、OXIIアレスを放出、残された駆体は慎吾達を地上のおくたまだ中学校校庭まで連れて行き、到着したところで力尽き消滅した。
一〇式オニクス ONYXS | |
---|---|
形式番号 | GF-JAR-X |
分類 | ギガンティック・フィギュア |
所属 | 日本共和国 |
開発 | プラクティカルベース |
製造 | プラクティカルベース |
生産形態 | ワンメイク機 |
全高 | 27m |
頭頂高 | 25m |
動力源 | OXII:ゼウス・コピー(ディオニュソス) |
燃料 | 不要 |
HMI | スクリーン、レバー ペダル、精神感応 |
武装 | 30mmガトリングガン 多目的ランチャー 荷電粒子ビーム砲等 大型剣ムラクモソード その他の火器=すべてのギガンティックの武装 |
乗員人数 | 2人 |
搭乗者 | 大黒眞人(パイロット) 神代神名(トランスレータ) |
POWER - 5、ATTACK - 6、DEFENCE - 6、SPEED - 6
UNに10番目に登録された本当の日本のギガンティックである。眞人や神名を侵食し、大海指令の兄を死に追いやった元凶でもある。搭載されるOXIIディオニュソスは、OXIIゼウスが日本に眠っているOXIIアレスを滅するために作りだしたアレスに似せたゼウスのコピーであり、本来アレスの適合者たちをかすめ取りアレスごと破壊しようともくろんでいた。
元々はゼウスが作り出したコピーであるため、通常のOXIIに比べ劣っていたが、SNシステム(スクイズドナビゲーションシステム)でスサノヲ十式の全てのデータをオニクスへ移していたことで、スサノヲ十式配下のギガンティックの能力を獲得し、さらにジュピター2を破壊して、その意思と配下にあるギガンティックの能力を獲得したことで、全てのギガンティックの能力を有することになる。スサノヲとは正反対なほどの凶悪な側面を持ち、眞人や神名の精神を完全に侵食して搭乗させ、自分の体の一部として使っている。スサノヲ十式との相違点は、カラーリングが暗いのと、目元を覆うバイザーの有無くらいで、基本武装は変わらない。なお、OXIIが模しているディオニュソスは神話においてゼウスの腿の中から生まれたとされており、また描かれ方によっては若々しい若者の姿を取るなど、劇中との類似点が見られる。
ジュピター2のOXIIを破壊したことで、ジュピター2、ウルカヌス1、ミネルヴァスXIのOXIIの能力と力を手に入れており、また技術を含めずOXIIだけで考えれば誤射で破壊されたグリフィン6とディアーヌ7の力も有する(最終話で幻影として現れた両ギガンティックに「お前達はこのオニクスの中にいるはず」と発言している)。さらにSNシステムによりスサノヲ十式配下にあるギガンティックの能力も使っている。この攻撃では力の発現方法も異なり、ユーノワVIIIやスサノヲ十式がパーツを移植又は具現化しているのに対して、一〇式オニクスでは、サイドアーマとウェポンケーシング、盾、ムラクモソードなど基本装備を利用して発動している。また、ジュピター2のキャプチュードコートを奪って一時装着していたが能力を発動できないのか、攻撃時の爆風で吹き飛んでしまった。
スサノヲ十式とジュピター2の戦闘の最中に乱入。ジュピター2を破壊して、その力を奪い取り、さらにネフティスIXの能力を使ってスサノヲ十式に攻撃を仕掛けた。その後、25話にて眞人を排除し、神名の体を完全にのっとりスサノヲに執拗な攻撃を加える。スサノヲ十式を黒コゲにしたあと、世界を新生させるべく大気圏外へと離脱。スサノヲと激闘を繰り広げ、スサノヲのインパクトブレイカーで首をはねられてもなお霧状の体を生み出し戦おうとするが、最後はスサノヲ最大の武器「クサナギブレード」によって頭像を両断され完全に消滅する。
ミネルヴァスXI | |
---|---|
形式番号 | GF-UGD-XI |
分類 | ギガンティック・フィギュア |
所属 | ゲルマンドイツ連邦 |
開発 | ゲルマンドイツ連邦 |
製造 | ゲルマンドイツ連邦 |
生産形態 | ワンメイク機 |
全高 | 28.5m |
頭頂高 | 27m |
動力源 | OXII:アテナ |
燃料 | 不要 |
HMI | スクリーン、レバー ペダル、精神感応 |
武装 | ライフルアーム(ゲヴェーア・アルム) アーマーズアロー(リュストゥング・ファイル)など |
乗員人数 | 2人 |
搭乗者 | エレオノーレ・クライン(パイロット) ミハイル・シュミット(トランスレータ) |
POWER - 7、ATTACK - 9、DEFENCE - 7、SPEED - 3
ゲルマンドイツ連邦のギガンティック。
コクピットは胸部に上下に重なって設置されており、正面投影面積を減らすために搭乗者が仰向きになり、頭部をモニターで覆う形式をとっている。
異様に大きい両腕と長い脚部、そして前後への起伏がないその駆体構造は変形を可能とするためであり、普段は「人型形態(イモータル・モード)」だが、上半身の反転と右腕の砲塔化によって「砲台形態(カノーネ・モード)」へと変形することが出来る。これは軍部の超長距離戦闘における圧倒的破壊力という要求(ヨーロッパ各国で開発されていた長距離戦可能な躯体への対抗)と、そうした能力を有さないOXIIアテナの間の矛盾を解決するための策であり、変形によってナーヴケーブルを偏向、巨大砲の砲弾に延伸させることで要求能力の獲得に成功した。
出力と防御力の高い大型の駆体だが、引き換えに機動力は著しく低く、それは最早遅いというよりも移動機能の度外視と言っても過言ではなく(劇中でも一切移動していない)、典型的な高耐久力・一撃必殺型の能力を有する。砲台形態で放つナーヴケーブルを接続した銃碗「ゲヴェーア・アルム」は高い精度と共に凄まじい破壊力を誇る。また人型形態では腕から光弾「リュストゥング・ファイル」を放つことが可能で、これは近距離戦での迎撃武器の役割を果たす。また砲撃形態では人型をしていないため、OXIIの防御効果を得ることが出来ない。
パイロットやトランスレータがいつもゲルマンドイツ連邦に人体改造される、あるいは彼等が造った人造人間を選択させようとするため、パイロットやトランスレータの消耗が早く、所有国であるゲルマンドイツ連邦とも折り合いが悪い。
イタリアローマ共和国のウルカヌス1と遠距離決闘を続けていたが、その最中に両者の間でグリフィン6に勝利したディアーヌ7に対して、ウルカヌス1と共に不意打ちを仕掛けて破壊した(UNは誤射だと断定した)。ウルカヌス1側が軍上層部によって騙されたのに対し、こちらは搭乗者達が自覚し、自ら行っている。その後ルール変更による近距離戦闘で、砲台形態にてウルカヌス1を粉砕して勝利したが、パイロットは一時意識不明になった。しかし、次の対戦相手ジュピター2には砲台形態の攻撃でも全く歯が立たず、皮肉にも自らが粉砕したウルカヌス以上に徹底的に粉砕され、敗北した。
イシュタル12 | |
---|---|
形式番号 | GF-HIN-XII |
分類 | ギガンティック・フィギュア |
所属 | インド共和連邦 |
開発 | インド共和連邦 |
製造 | インド共和連邦 |
生産形態 | ワンメイク機 |
全高 | 26m |
頭頂高 | 25m |
動力源 | OXII:アプロディテ |
燃料 | 不要 |
HMI | スクリーン、レバー ペダル、精神感応 |
武装 | ケイブル=ループ(ナーブ・ケーブル・ループ) ループメイカー 超伝導フライホイール(ブラフマン1) スカートユニット〝シヴァ〟 インパクトウォール インパクトブレイカー スピア(ヴァイタスティカ) ブラックスフィア(黒弾)等 |
乗員人数 | 2人 |
搭乗者 | リリィ・ルーナ(パイロット) ラヴィーナ・カーン(トランスレータ) |
POWER - 4、ATTACK - 3、DEFENCE - 2、SPEED - 6
インド共和連邦のギガンティックで、最後に作られた機体。腰部には4つの電磁ユニットが配備され、女性的なデザインとも相まって可憐な様相を見せる。インド的意匠も多分に含まれている。
その強大なエネルギーは、他のギガンティックを遥かに超える「頭像」の保存度が由来している。イシュタル12に用いられている「頭像」は最早「胸像」とも言える程原型を残しており、それに比例した大出力を発揮することが出来る。そのエネルギー量はイシュタル12一体で世界全体のエネルギー供給をカバーしきれる程であり、もし制御体であるOXIIが破壊されれば、エネルギーは制御を失って大爆発を起こす。これは電磁雲によるエネルギー供給で無限の出力を得るジュピター2とは異なる、根本的な大出力である。
だがイシュタル12にはそれら以上の特徴とも言うべきものがある。それはイシュタル12そのものが持つ、異常なまでの戦闘意欲である。敵対者が断片になるまで切り裂き、それを果たす為ならパイロットの操縦さえ無視して独自に行動する。それが「頭像」の高い保存度に由来するものなのかは不明だが、イシュタル12が搭乗者達さえ無視する強い意志を持っているのは確かである。
その圧倒的な戦闘力でケレス4に圧勝した。しかしその後ユーノワVIIIとの決闘戦では幻覚を見せられ、自らの武器で己を切り裂き敗北した。しかし、上記説明に反しその強大な力だけは「頭像」抜きでユーノワに、そしてユーノワを倒したスサノヲに受け継がれた。
UN本部の前に建てられた、ギガンティック・フィギュアを模した巨大な立像。WWWを象徴し、ギガンティックフィギュアを模すその姿はUNの新たな叡智を象徴する存在であり、動き出すことはない。WWW終結後、解体される。
話数 | サブタイトル | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 |
---|---|---|---|---|
1 | 覚醒 - Adrupt × Awakening - | 後藤圭二 | 薮野浩二 | |
2 | 戦闘 - Bold × Battle - | 清水博幸 | ||
3 | 摩擦 - Conflict × Cause - | 大畑晃一 | 奥野耕太 | 谷川亮介 |
4 | 眩惑 - Deep × Daze - | 二瓶勇一 | 山名隆史 | をがわいちろう |
5 | 信頼 - Entrusting × Experts- | 亀井幹太 | ながはまのりひこ | 福田紀之 |
6 | 運命 - Future × Fates - | 二瓶勇一 | 日巻裕二 | 田中良 |
7 | 閃光 - Glittering × Goddess - | 山名隆史 | 清水博幸 | |
8 | 矜持 - Hesitant × Honor - | もりたけし | ながはまのりひこ | 本田敬一 |
9 | 無垢 - Innocent × Immortal - | 今掛勇 | 浅見松雄 | 谷川亮介 |
10 | 猟人 - Jager × Juggernaut - | 二瓶勇一 | 田中良 | |
11 | 士魂 - Kindred × Knights - | 山名隆史 | ふくだのりゆき | |
12 | 遺人 - Lost × Legacies - | きむらひでふみ | 菅原静貴 | 松本健太郎 |
13 | 動機 - Maverick × Motivations - | 今掛勇 | ながはまのりひこ | 清水博幸 |
14 | 純真 - Naive × Nobility - | 二瓶勇一 | 浅見松雄 | 田中良 |
15 | 全能 - Ominous × Omnipotence - | 山名隆史 | 谷川亮介 | |
16 | 不穏 - Past × Peril - | きむらひでふみ | 浅見松雄 | ふくだのりゆき |
17 | 出征 - Quarrelsome × Quest - | 二瓶勇一 | ながはまのりひこ | 清水博幸 |
18 | 慟哭 - Remaining × Roars - | 浅見松雄 | 田中良 | |
19 | 惨酷 - Savage × Specter - | もりたけし | 山名隆史 | 谷川亮介 松本健太郎 |
20 | 試練 - True × Trial - | 篠原俊哉 | 浅見松雄 | ふくだのりゆき |
21 | 衝動 - Unstable × Urges - | 二瓶勇一 | ながはまのりひこ | 清水博幸 |
22 | 誓約 - Vile × Vow - | きむらひでふみ | 浅見松雄 | 田中良 |
23 | 罪智 - Wicked × Wisdom - | 寺東克己 | 山名隆史 | 谷川亮介 松本健太郎 |
24 | 対決 - X × X - | 篠原俊哉 | 浅見松雄 | ふくだのりゆき |
25 | 嫩葉 - Ye × Youthful - | 菅原静貴 きむらひでふみ | ながはまのりひこ | 清水博幸 松本健太郎 |
26 | 終極 - Zemithal × Zygote - | 後藤圭二 | 谷川亮介 松本健太郎 ふくだのりゆき |
放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 |
---|---|---|---|
関東広域圏 | テレビ東京 | 2007年4月4日 - 9月26日 | 水曜 25:50 - 26:20 |
愛知県 | テレビ愛知 | 2007年4月5日 - 9月27日 | 木曜 26:28 - 26:58 |
福岡県 | TVQ九州放送 | 2007年4月10日 - 10月2日 | 火曜 26:23 - 26:53 |
岡山・香川県 | テレビせとうち | 2007年4月11日 - 10月3日 | 水曜 25:18 - 25:48 |
大阪府 | テレビ大阪 | 水曜 25:55 - 26:25 | |
北海道 | テレビ北海道 | 2007年4月17日 - 10月9日 | 火曜 26:00 - 26:30 |
日本全域 | AT-X | 2007年5月30日 - 11月21日 | 水曜 11:30 - 12:00 (リピートあり) |
テレビ東京 水曜25:50枠 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
スーパーロボット大戦OG -ディバイン・ウォーズ- (2006年10月4日 - 2007年3月28日) ※25:30 - 26:00 お買物タウン (2004年4月28日 - 2007年3月28日) ※26:00 - 26:30、水曜26:20枠へ移動 | 機神大戦ギガンティック・フォーミュラ (2007年4月4日 - 9月26日) | ドラゴノーツ -ザ・レゾナンス- (2007年10月3日 - 2008年3月26日) |
This article uses material from the Wikipedia 日本語 article 機神大戦ギガンティック・フォーミュラ, which is released under the Creative Commons Attribution-ShareAlike 3.0 license ("CC BY-SA 3.0"); additional terms may apply (view authors). コンテンツは、特に記載されていない限り、CC BY-SA 4.0のもとで利用可能です。 Images, videos and audio are available under their respective licenses.
®Wikipedia is a registered trademark of the Wiki Foundation, Inc. Wiki 日本語 (DUHOCTRUNGQUOC.VN) is an independent company and has no affiliation with Wiki Foundation.