大久保駅(おおくぼえき)は、兵庫県明石市大久保町大久保町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線の駅である。駅番号はJR-A75。「JR神戸線」の愛称区間に含まれている。
大久保駅 | |
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北口外観(2020年6月) | |
おおくぼ Ōkubo | |
◄JR-A74 西明石 (2.8 km) (3.5 km) 魚住 JR-A76► | |
所在地 | 兵庫県明石市大久保町大久保町20 北緯34度40分56.25秒 東経134度56分19.88秒 / 北緯34.6822917度 東経134.9388556度 東経134度56分19.88秒 / 北緯34.6822917度 東経134.9388556度 |
駅番号 | JR-A75 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | A 山陽本線(JR神戸線) |
キロ程 | 25.6 km(神戸起点) 大阪から58.7 km |
電報略号 | オク |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 2面4線 |
乗車人員 -統計年度- | 16,648人/日(降車客含まず) -2021年- |
開業年月日 | 1888年(明治21年)12月23日 |
備考 |
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中央本線(中央・総武緩行線)の大久保駅あるいは奥羽本線の大久保駅と区別するため、当駅発着の切符には「(陽)大久保」と印字される。
1番のりばが上り待避線、2番のりばが上り本線、3番のりばが中線、4番のりばが下り本線となっている。主に2番のりばと4番のりばが使われる。また、4番のりばの南側には、ホームのない下り待避線(5番線)が1本ある。以前は2面3線であり、これに下り待避線を加えた構造で、現在の1番のりばが存在しなかった。当時の1番・3番のりばに列車が停車し、待避線は2番のりばであった。
のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
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1・2 | A JR神戸線 | 上り | 三ノ宮・大阪方面 | 一部3番のりば |
3・4 | 下り | 加古川・姫路方面 |
三ノ宮・大阪方面への上りで朝7・8時台に新快速の通過待ちをする列車と、土日祝ダイヤ夜間にスーパーはくとを待避する列車、網干訓練の返却回送列車の一部は1番のりばを使用する。平日では、6時台の当駅始発の大阪方面行き普通電車が3番のりばを使用するほか、加古川・姫路方面下りで朝9時台に新快速の通過待ちをする列車も、3番のりばを使用する。なお、3番のりばは、和田岬線の車両が西明石駅の車庫に入る時や、土休日には線路保守を兼ねて僅かな通過待避のない下り快速列車(705M)にも使われる。人身事故・各種トラブルによりダイヤが大幅に乱れている場合は、新快速・快速で当駅折り返しが設定されたり、姫路方面の新快速が臨時停車する場合がある。これは、東隣の西明石駅の列車線ホームでは折り返しができないためである。なお、姫路方面からの上り列車が3番のりばに入線することはまれである。
5番線には12時台と夕夜間に貨物列車が停車する。
開業当初は地上駅だったが、1996年8月8日に橋上駅舎に改築された。橋上駅舎化に合わせてホームと改札口の間および改札口と南北駅前広場間にエレベーターおよびエスカレーターが設置された。南口はイオン明石ショッピングセンター1番街VIERA大久保に直結している。また、VIERA大久保を通ることにより、イオン明石ショッピングセンター1番街VIVREに行くことができる。
アーバンネットワークエリアに属しており、ICOCAおよび提携ICカードが利用できる。2023/12/1~?より西明石統括駅が発足し、引き続き西明石駅が当駅を管理している。
旧駅舎の西側跨線橋に使われていた橋脚の一部をホームの時刻表掲示板の支柱として再利用している。
日中時間帯は1時間に4本が停車する。朝時間帯は本数が多くなり、三ノ宮・大阪方面で終点まで各駅停車の普通が設定されている。また、平日朝に1本、当駅始発大阪方面行きの各駅停車が設定されている(西明石駅 → 当駅間は回送)。2021年3月13日から、特急「らくラクはりま」が停車する。
ダイヤが乱れた場合、本来停車しない新快速の運転が当駅で打ち切られることがあったり、当駅から姫路方面で運転見合わせになることがある。新快速の運転打ち切りの場合、さらに後続の新快速も臨時停車する場合がある。
「兵庫県統計書」、「データで見るJR西日本」によると、2021年(令和2年)度の1日平均乗車人員は16,648人である。
これはJR西日本の駅の中で第49位であった。
近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
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1995年 | 13,655 |
1996年 | 14,132 |
1997年 | 16,209 |
1998年 | 17,497 |
1999年 | 17,877 |
2000年 | 17,922 |
2001年 | 17,710 |
2002年 | 17,449 |
2003年 | 17,337 |
2004年 | 17,587 |
2005年 | 17,736 |
2006年 | 17,955 |
2007年 | 18,257 |
2008年 | 18,600 |
2009年 | 18,245 |
2010年 | 18,165 |
2011年 | 18,418 |
2012年 | 18,590 |
2013年 | 19,083 |
2014年 | 18,739 |
2015年 | 19,448 |
2016年 | 19,625 |
2017年 | 19,865 |
2018年 | 19,971 |
2019年 | 20,001 |
2020年 | 16,368 |
2021年 | 16,648 |
駅南側にはイオンモールが管理及び運営するショッピングセンターの「イオン明石ショッピングセンター」(旧・マイカル明石)が広がる。工場跡地を再開発したもので、明石市内外から来る買い物客によって賑わっている。また神戸製鋼不動産カンパニーによって大規模分譲集合住宅の「大久保オーズタウン」が建設された。これらの開発で当駅周辺は明石市有数のショッピングゾーンになった。
駅北側には国道2号が通り、道路をはさんで富士通や三菱マテリアル明石製作所などの工場が立ち並ぶ。人口集積によって飲食店や食料品店なども増加しており、かつての田園風景の中に工場が立ち並ぶ片田舎の町の光景が、高層マンションやそれらの周辺で新たに整備された公園なども多数あるニュータウン的な様相へと劇的に変貌をとげた。
駅南側には、先述の「大久保オーズタウン」や、他にも「オーズガーデン」「オーズガーデンイースト」なども出来ている。さらに、イオン明石ショッピングセンターの北側には、大久保駅と直結する商業施設、「VIERA大久保」も完成した。
高等学校
中学校
小学校
特に注意書きのないものを除き全て神姫バスである。
当駅 - 魚住駅間の田んぼに、新幹線の車両基地を20線程度併設する形で在来線用の留置線10線と新駅を整備する計画がある。
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