四国高速バス株式会社(しこくこうそくバス)は、香川県高松市に本社のある高速バス専業のバス会社である。愛称は四高バス(よんこうバス)。
種類 | 株式会社 |
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略称 | SKB、四高バス |
本社所在地 | 日本 〒761-8031 香川県高松市郷東町176番地 北緯34度20分48.2秒 東経134度0分58秒 / 北緯34.346722度 東経134.01611度 東経134度0分58秒 / 北緯34.346722度 東経134.01611度 |
設立 | 1988年12月21日 |
業種 | 陸運業 |
法人番号 | 5470001001821 |
事業内容 | 高速バス事業 |
代表者 | 代表取締役社長 白川 統人 |
資本金 | 3,000万円 |
売上高 | 14億2000万円(2015年3月末決算) |
従業員数 | 100名 |
主要株主 | 大川自動車 50% ことでんバス 50% |
外部リンク | www |
特記事項:高松琴平電気鉄道の持分法適用会社 |
1988年(昭和63年)の瀬戸大橋開通を期に、香川県の路線バス事業者であるコトデンバス(現在のことでんバス)・琴平参宮電鉄・大川自動車が香川県と他県を結ぶ都市間高速バスの検討を行ったが、香川県の人口規模を勘案すると各社が独自に高速バスを運行することは難しいと判断し、3社が資本金の3分の1ずつを出資して設立した「長距離高速バス専業」の会社である。設立にあたっては、コトデンバス出身の白川統人が、バス2台、乗務員5名という前例のない小規模企業による運行免許取得 に主導的役割を果たしたという。開業当初の車庫はコトデンバス新橋車庫(高松市福岡町)を貸借していた。
当初の出資3社のうち、琴平参宮電鉄は2009年4月1日にバス事業を大川自動車の子会社である琴参バスに事業譲渡した(その後特別清算)が、琴平参宮電鉄保有の四国高速バス株式の扱いは一旦琴参バスに移された後、出資比率調整のためことでんバスと大川自動車に譲渡され、現在はこの両社の折半出資となっている。また、ことでんバスが現在高松琴平電気鉄道(ことでん)の完全子会社となっている関係上、四国高速バスはことでんの持分法適用会社ともなっている。
2020年に新型コロナウイルスによる減収を補うため貸切バス事業に進出。コロナ禍においては貸切バスを走らせていたが、定期路線の運休便が復活してからは走らせていない。
高松市に本社・営業所を有するほか、複数の営業窓口を有する(下記)。
以下のバス停には、ジェイアール四国バスとの共同発券窓口がある。
以下のバス停には、バス利用客対象の駐車場がある。乗務員から配布されるサービス券使用で、高松市内の駐車場が24時間分が無料・善通寺と丸亀の駐車場が48時間分が無料になる。
四国高速バスの乗車券は、ことでんバス・大川自動車でも予約・発券可能である。停車バス停留所などの路線の詳細は各項目参照のこと。
丸亀市・坂出市・高松市と神奈川県横浜市、東京都渋谷区・八王子市を結ぶ夜行高速バス路線。西東京バスとの共同運行。四国高速バスが初めて手がけた路線でもある。
丸亀市・善通寺市・坂出市と兵庫県神戸市、大阪府大阪市を結ぶ昼行高速バス路線。運行開始から2012年まで阪急バス・神姫バス、2002年から2011年まで西日本ジェイアールバス、2002年から2017年までジェイアール四国バスとの共同運行であったが、2017年7月1日から四国高速バスの単独運行)。
四国側では高速丸亀以外の本線上のバス停に停車しないため表定速度が高く、丸亀駅前 - 高速舞子間の所要時間は走行距離の短い高松駅前 - 高速舞子間と同じ2時間23分に設定されている。
丸亀市・坂出市・高松市と福岡県北九州市・福岡市を結ぶ夜行高速バス路線。。2007年7月1日運行開始。運行開始時は、西鉄高速バスとの共同運行であったが、2018年4月1日から単独運行となった。
丸亀市・坂出市・高松市・徳島県鳴門市と愛知県名古屋市を結ぶ夜行高速バス路線。四国高速バスの単独運行だが、名古屋側の運行支援を名鉄バスが行っている。
以下の路線は予約・発券業務のみ行っていた。
高速路線バス専業事業者であったため、2020年までは高速バスタイプ車両のみが在籍していた。メーカーは三菱ふそうと日野で、路線網拡大や利用者増加、増備時の事情にあわせて車両の増備を行っているため、車種だけではなく内装の違いなどの差異も多いが、大半の車両は固定窓である。
次の6タイプに大別される。
車両へのこだわりが強いことで知られている。新型セレガやエアロエースでフラットな客室床が標準となる以前から、フラットな客室床の採用していた車両が存在する。他にも、カーペットを敷き詰めた客室、センタートイレや固定窓車両の導入、カーナビゲーションシステム搭載などのこだわりが見られていた。しかし、大阪線の大量増発に伴う増備前後から、競合バス会社の参入による価格競争の勃発(高松エクスプレス)もあり、一部車両はコスト重視となり、ハイデッカー車・リアトイレの採用など低コスト化も図られたものもある。その一方、日本バス協会の「高速バスにおけるバリアフリー対応」として推奨された車内案内表示装置はブラウン管またはLCD式のディスプレイ型装置(FM文字放送受信対応)をほとんどの車両に備えている。 新型車両の導入も早く、新型セレガやエアロエースも登場まもなく増備された。
車両の外装は、当初はアイボリーに、3色の帯(四国高速バスの出資3社の各社のイメージカラー)が直線に入り、新宿線の愛称"HELLO BRIDGE"のロゴが入るデザインだったが、松山線(坊っちゃんエクスプレス)開業用に導入された車両からは、アイボリーに3色の帯が渦状にデザインされ、車両後部に "TRIPLE LINER" のロゴが入ったものに変更されている。この "TRIPLE LINER" は愛称ではなく、四国高速バスの出資3社をイメージしていた。その後、"Sanuki Express" ロゴに加え、同社のキャラクターマスコットらぴっとくんがデザインされた車両も登場している。
2020年末に導入された貸切車は地色がイエローに変更されている。側面には前方の「貸切」とリアタイヤ横の社名表記以外の文字が全くなく、通常「Sanuki Express」が入るリアガラス下には「YONKOU」の文字が入っている。
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