千歳市(ちとせし)は、北海道中部(道央地方)に位置し、石狩振興局に属する市。
ちとせし 千歳市 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 北海道地方 | ||||
都道府県 | 北海道(石狩振興局) | ||||
市町村コード | 01224-6 | ||||
法人番号 | 2000020012246 | ||||
面積 | 594.50km2 (境界未定部分あり) | ||||
総人口 | 97,455人 [編集] (住民基本台帳人口、2024年3月31日) | ||||
人口密度 | 164人/km2 | ||||
隣接自治体 | 石狩振興局:札幌市、恵庭市 胆振総合振興局:苫小牧市、伊達市、勇払郡安平町、白老郡白老町 空知総合振興局:夕張郡長沼町、夕張郡由仁町 | ||||
市の木 | シラカバ カツラ | ||||
市の花 | ツツジ ハナショウブ | ||||
市の鳥 市の魚 | コウライキジ・ヤマセミ ヒメマス・サケ | ||||
千歳市役所 | |||||
市長 | 横田隆一 | ||||
所在地 | 〒066-8686 北海道千歳市東雲町2丁目34 北緯42度49分15秒 東経141度39分03秒 / 北緯42.82097度 東経141.65089度 東経141度39分03秒 / 北緯42.82097度 東経141.65089度 千歳市役所 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
特記事項 | |||||
ウィキプロジェクト |
「北海道の空の玄関口」である新千歳空港があり、国内線の東京(羽田)—札幌(新千歳)間は単一路線としては世界一の乗降客数を有していたこともある。国際線と合わせた乗降客数は年間約2,000万人に達している。市内には空港があるほか、高速道路(道央自動車道・道東自動車道)や港(苫小牧港)にも至近距離であることから工業団地が集積している。札幌市中心部までは車でおよそ1時間(高速道路利用)、鉄道で約30分から40分(特急・快速列車利用)で行くことができる。また、陸上自衛隊第7師団と航空自衛隊第2航空団の基地や演習場があり、自衛隊と共存した社会を築いている。陸上自衛隊東千歳駐屯地・北千歳駐屯地、航空自衛隊千歳基地の合計隊員は推定で約8,700人で、退役者や隊員の家族を含めると、市内人口の約25 %を占めている。基地の存在は若年層の流入にも繋がり、令和2年の15~19歳の転入増加は440人に及んだ。こうした事情から、同年の千歳市の平均年齢は43.5歳で、北海道一若い街となっている。
現在の千歳川はアイヌ語では「シコッペッ」(大きい・窪み・川) と呼ばれ、この地方もそこから「シコッ」と呼ばれていた。
石狩平野の中心部に当たるこの地には太平洋からウトナイ湖、美々川を遡って分水嶺を越え、千歳川から石狩川を経て日本海へと至るルート「シコツ越え」があり、1658年(万治元年)には現在の千歳神社がある場所に志古津弁天小社が造営された。1805年(文化2年)に当時のシコツ場所担当だった箱館奉行調役並山田鯉兵衛嘉充が、シコツは「死骨」に通じ縁起が悪いとして箱館奉行羽太正養に新しい川の名を依頼し、羽太はこの地に多くのタンチョウが生息していたことから「鶴は千年、亀は万年」の故事にちなんで「支笏川」を「千歳川」と改名し、これが千歳の地名の語源となった。
市域は東西に長く広がっており、面積は594.5 km²。西部は山岳地帯で支笏洞爺国立公園になっている。市街地は石狩平野南部に位置しており、標高15 m前後の低地である。千歳飛行場付近には日本国内で最も低い標高25 m前後の分水嶺がある。東部は馬追丘陵がある丘陵地帯になっている。豊かで清澄な水資源に恵まれており、ナイベツ川湧水(内別川)の水は「名水百選」に認定されているほか。2009年(平成21年)には「ちとせのしゃっこい水」として市内で販売された、支笏湖は湖沼の水質ランキングで度々日本一になっている。支笏湖湖畔には温泉(支笏湖温泉・支笏湖いとう温泉・丸駒温泉)がある。
千歳市の気候は太平洋と日本海の気象影響を受ける分岐点にある。冬の寒さは厳しく-20℃を下回ることも多い寒冷地であるが、比較的晴れることが多いので快適である。夏は内陸にありながらも太平洋の影響を受けて冷涼である。年間の降水量・降雪量ともに北海道内では比較的少ない地域であり、札幌圏の中での降雪量の少なさが空港立地に最適とされた。最高気温の極値は2011年8月11日に観測された34.2℃、最低気温が2019年2月9日、及び2022年1月31日に観測された-25.4℃、最大瞬間風速が2018年9月5日に観測された33.4m/sとなっている。
千歳(2003年 - 2020年 (降雪量のみ2006年 - 2020年))の気候 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
最高気温記録 °C (°F) | 8.4 (47.1) | 10.1 (50.2) | 16.2 (61.2) | 23.9 (75) | 28.6 (83.5) | 31.4 (88.5) | 34.1 (93.4) | 34.2 (93.6) | 30.5 (86.9) | 25.8 (78.4) | 20.4 (68.7) | 13.3 (55.9) | 34.2 (93.6) |
平均最高気温 °C (°F) | −1.1 (30) | −0.3 (31.5) | 4.1 (39.4) | 11.0 (51.8) | 16.6 (61.9) | 20.0 (68) | 23.0 (73.4) | 25.1 (77.2) | 22.5 (72.5) | 16.1 (61) | 8.9 (48) | 1.7 (35.1) | 12.3 (54.1) |
日平均気温 °C (°F) | −6.1 (21) | −5.3 (22.5) | −0.3 (31.5) | 5.5 (41.9) | 11.1 (52) | 15.1 (59.2) | 18.8 (65.8) | 20.9 (69.6) | 17.4 (63.3) | 10.4 (50.7) | 3.9 (39) | −3 (27) | 7.4 (45.3) |
平均最低気温 °C (°F) | −12.9 (8.8) | −12.5 (9.5) | −5.8 (21.6) | 0.0 (32) | 6.0 (42.8) | 11.4 (52.5) | 15.7 (60.3) | 17.5 (63.5) | 12.5 (54.5) | 4.3 (39.7) | −1.7 (28.9) | −8.9 (16) | 2.1 (35.8) |
最低気温記録 °C (°F) | −25.4 (−13.7) | −25.4 (−13.7) | −22.2 (−8) | −8.4 (16.9) | −2.7 (27.1) | 2.7 (36.9) | 8.0 (46.4) | 9.1 (48.4) | 1.1 (34) | −4.6 (23.7) | −14.4 (6.1) | −22.7 (−8.9) | −25.4 (−13.7) |
降水量 mm (inch) | 25.6 (1.008) | 30.1 (1.185) | 45.8 (1.803) | 66.8 (2.63) | 89.0 (3.504) | 95.7 (3.768) | 113.2 (4.457) | 155.2 (6.11) | 140.5 (5.531) | 93.4 (3.677) | 80.3 (3.161) | 49.0 (1.929) | 984.7 (38.768) |
降雪量 cm (inch) | 63 (24.8) | 64 (25.2) | 42 (16.5) | 3 (1.2) | 0 (0) | 0 (0) | 0 (0) | 0 (0) | 0 (0) | 0 (0) | 10 (3.9) | 44 (17.3) | 227 (89.4) |
平均降水日数 (≥1.0mm) | 7.3 | 8.0 | 9.1 | 9.1 | 9.7 | 8.5 | 9.8 | 11.0 | 9.8 | 9.7 | 10.4 | 7.8 | 110.2 |
出典:新千歳空港測候所 |
千歳市 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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雨温図(説明) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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平成27年国勢調査による人口・世帯数は95,664人・40,614世帯で、人口増加数は札幌市に次ぐ北海道内第2位となった。2011年(平成23年)8月には北海道内で10番目の人口規模になった。
千歳市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 千歳市の年齢・男女別人口分布(2005年) |
■紫色 ― 千歳市 ■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 |
千歳市(に相当する地域)の人口の推移 | |
総務省統計局 国勢調査より |
2015年国勢調査によれば、以下の集落は調査時点で人口0人の消滅集落となっている。
千歳(シコツ)は札幌の低地帯と勇払原野の間にあり、太平洋と日本海を繋ぐ交通の要衝「千歳越え、シコツ越え」として知られていた。「シコツ」の地名は文献に初めて登場するのは1660年(万治3年)の『福山秘府』と言われており、その後の記述には「志古津」(シコツ)が登場している。この地域はアイヌと和人が交易する場として16の場所(シコツ十六場所)があり、江戸時代にはユウフツ場所に編入されて千歳川会所が置かれている。
「ちとせ略年表」参照
戸長 | |||
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歴代 | 氏名 | 就任年月日 | 備考 |
初代 | 石山専蔵 | 1880年(明治13年)3月1日 | |
2代 | 秦一明 | 1880年(明治13年)10月25日 | |
臨時代理 | 石山専蔵 | 1884年(明治17年) | |
3代 | 太尾長祥 | 1884年(明治17年)11月22日 | |
4代 | 下宮良平 | 1886年(明治19年)3月2日 | |
5代 | 三木勉 | 1887年(明治20年)6月1日 | |
6代 | 常葉隆久 | 1892年(明治25年)2月8日 | |
7代 | 増川兵蔵 | 1893年(明治26年)6月13日 | |
8代 | 岩田秀雅 | 1897年(明治30年)5月20日 | 明治30年7月、漁村・島松村分村 |
9代 | 橘莞爾 | 1898年(明治31年)7月29日 | 明治32年8月北海道区制、一・二級町村制 |
10代 | 岩田外喜男 | 1902年(明治35年)4月20日 | |
11代 | 福士武美 | 1903年(明治36年)4月10日 | |
12代 | 中川種次郎 | 1903年(明治37年)4月20日 | |
13代 | 深田猪七郎 | 1903年(明治37年)6月1日 | |
14代 | 国谷清之助 | 1911年(明治45年)5月27日 | |
15代 | 川村隆吾 | 1913年(大正2年)12月24日 | |
16代 | 間山俊助 | 1914年(大正3年)5月30日 | |
村長 | |||
歴代 | 氏名 | 就任年月日 | 備考 |
初代 | 間山俊助 | 1915年(大正4年)4月1日 | 二級町村制施行 |
2代 | 山田旦 | 1916年(大正5年)6月30日 | |
3代 | 後藤彌次郎 | 1918年(大正7年)12月10日 | |
4代 | 山田旦 | 1923年(大正12年)1月31日 | |
5代 | 川合新三郎 | 1925年(大正14年)3月24日 | |
6代 | 鹿目徳親 | 1930年(昭和5年)1月23日 | |
7代 | 清水良作 | 1932年(昭和7年)9月21日 | |
8代 | 畠山定吉 | 1936年(昭和11年)1月30日 | |
臨時代理 | 1939年(昭和14年)4月1日 | 一級町村制施行 | |
職務管掌 | 高橋綱三郎 | 1939年(昭和14年)7月15日 | |
9代 | 岡本幸信 | 1939年(昭和14年)10月14日 | |
町長 | |||
歴代 | 氏名 | 就任年月日 | 備考 |
初代 | 岡本幸信 | 1942年(昭和17年)5月1日 | 町制施行 |
臨時代理 | 舛田岩雄 | 1946年(昭和21年)11月7日 | |
臨時代理 | 中川種次郎 | 1946年(昭和21年)12月21日 | |
2代 | 山崎友吉 | 1947年(昭和22年)4月15日 | 地方自治法施行(昭和22年5月)公選 |
市長 | |||
歴代 | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 |
初代 | 山崎友吉 | 1958年(昭和33年)7月1日 | 1959年(昭和34年)4月29日 |
2代 | 米田忠雄 | 1959年(昭和34年)4月30日 | 1975年(昭和50年)3月22日 |
3代 | 東峰元次 | 1975年(昭和50年)4月27日 | 1987年(昭和62年)4月26日 |
4代 | 梅沢健三 | 1987年(昭和62年)4月27日 | 1991年(平成3年)4月26日 |
5代 | 東川孝 | 1991年(平成3年)4月27日 | 2003年(平成15年)4月26日 |
6代 | 山口幸太郎 | 2003年(平成15年)4月27日 | 2023年(令和5年)4月26日 |
7代 | 横田隆一 | 2023年(令和5年)4月27日 | 現職(通算1期) |
千歳市は、自衛隊基地「地域における生活環境又はその周辺地域の開発に及ぼす影響の程度及び範囲その他の事情」を防衛大臣によって考慮された結果として防衛施設周辺の生活環境の整備等に関する法律第9条の「特定防衛施設関連市」に指定されており、例年は特定防衛施設周辺整備調整交付金を中央政府より受け取り、公共事業や教育経費など様々な用途に使用している。平成27年度の交付金事業(単年度)は全40事業で、交付金合計額は7億8,258万2千円となっている。また、現在継続中の特定防衛施設周辺整備調整交付金基金事業数は、平成28年9月1日時点で4事業(千歳市民文化センター改修事業、消防車更新事業、防犯灯整備事業、夜間急病センター整備事業)が継続中で、合計事業費総額は13億4,362万4千円程である。
北海道防衛局事業(政府事業)として、航空機騒音に伴う住宅防音工事の助成や航空機騒音に伴う移転措置事業があり、飛行場の騒音は低下傾向にあると市は説明しているが、市民は窓を開けられないため、夏は高音の室温で生活しなければならず、防音助成は昭和57年3月告示後の新築住宅には適用されず、また助成基準はうるささ指数75WECPNL以上(公害対策基本法第9条による環環境基準は70以下)の住宅しか対象にならず、また深夜早朝、土・日、祝日の飛行、午後10時から午前7時までの就寝時間帯でも無規制で飛行しているなど、未解決の騒音問題があることを市は認めている。このような事情から、千歳市は、「国防に伴う諸障害は一部の国民のみが負担するものではなく、広く国民全体が負担すべきである」との考えのもと、騒音対策を中央政府に求めている。
在日米軍再編に当たり、2005年(平成17年)10月29日の「日米安全保障協議委員会」(2プラス2)合意により、在日米軍訓練は米軍航空施設から他の軍用施設へ分散拡大されることになり、同年10月31日に札幌防衛施設局は千歳飛行場を訓練分散候補地に指定した。これ以降、千歳市は在日米軍訓練受け入れ自治体として在日米軍訓練対策を実施することになり、関連情報を市民に提供している。
終戦後の1945年10月から連合国軍最高司令官総司令部による部隊進駐、加えて1952年に創設された保安隊により、市内には一時数万人規模の基地関係者が居住するようになった。1950年頃からは、彼らを目当てにしたビアホールやパンパンハウスなどで構成される歓楽街も基地外に広がり始め、1953年時点で九州方面からやってきた1300人の売春婦が営業活動を行っていた。売春行為から派生して麻薬法、外為法がらみの問題が続出したため、日米合同委員会風紀部会は他の基地とともに協議会を設置して対策を検討することとなった。また千歳市もなお、特殊貸間業に関する特別措置条例(案)を検討するなど独自の対応を模索した。なお、市内の風紀の乱れは協議会などの活動に関係なく、1954年から始まった第一騎兵隊の撤退により急速に沈静化していった。
千歳市民憲章
世界をつなぐ 北の大空。千歳川の 清い流れ。開拓 ここに一世紀。私たちは、誇りある千歳市民です。郷土の発展と、お互いのしあわせを願い、この憲章をかかげて、力強く前進をつづけます。
— 昭和54年7月1日制定
- 1 心身をきたえ,仕事にはげみ、明るく 若々しい まちにしましょう。
- 1 自然を愛し、季節に親しみ、快よく 楽しい まちにしましょう。
- 1 きまりを守り、力を合わせて、美しく 住みよい まちにしましょう。
- 1 年よりを敬い、子供の夢をはぐくみ、温かく 平和な まちにしましょう。
- 1 文化を育て、希望にみちた、豊かな おちついた まちにしましょう。
都市宣言
市議会党派は自民の1強状態で、千歳は自衛隊のまちだけに自衛官OBの市議が多数いるのが特徴。選挙では、新人を含めて出身組織の現役自衛官はもとよりOB、家族を含めた水面下での支援者の囲い込みや奪い合いは必至と苫小牧民報社は分析している。道議会も定数2を自民党が独占し、国政においても厚別区や北広島市の都市リベラル層を票田とする池田真紀に対し、千歳市の自衛隊票を地盤とする和田義明の対決が繰り広げられている。
条例定数25名。議員数24名(令和2年8月1日現在)。 議長は佐々木雅宏(2019年6月13日就任、無会派・自由民主党所属)。定例会時期は例年3月・6月・9月・12月。常任委員会は総務文教、厚生環境、産業建設の3会がある。
2020年8月1日時点の会派構成は以下の通り。
会派名 | 議席数 | 所属党派 |
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自民党議員会 | 12 | 自由民主党 |
公明党議員団 | 3 | 公明党 |
ちとせの未来を創る会 | 4 | 立憲民主党 |
日本共産党 | 1 | 日本共産党 |
無所属 | 3 | 無所属1、議長1、副議長1 |
2015年4月26日から同年6月9日にかけて実施された「千歳市議会に関する市民アンケート調査」(回収率0.73 %、回答者平均年齢63.0歳)によると、回答者のうち議員報酬の減額を希望する市民は64.5 %、議員定数の削減を希望する市民は78.9 %であった。定数削減を希望する回答者には、「無投票になった理由は議員が多すぎるから」「千歳市は自衛隊の町、一般市民から考えた場合20名程で十分」「100%原案通り可決されては議員じゃなく行政の仕事そのままでは」などとコメントする者もいた。この結果を受け、千歳市議会は2016年(平成28年)12月、議員定数を2議席減らす定数削減案を議決した。
氏名 | 会派名 | 当選回数 |
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太田憲之 | 自民党・道民会議 | 2 |
梅尾要一 | 自民党・道民会議 | 3 |
選挙区 | 議員名 | 党派名 | 当選回数 | 備考 |
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北海道第5区(千歳市など) | 和田義明 | 自由民主党 | 2 | 選挙区 |
池田真紀 | 立憲民主党 | 1 | 比例復活 |
千歳市は2016年(平成28年)11月から「千歳市行政改革基本方針」を策定し、行政改革の大綱・実施計画・定員適正化計画(平成31年3月満了)を推進している。
予算(平成28年度)
財政指数
千歳市には陸上自衛隊東千歳駐屯地・北千歳駐屯地、航空自衛隊千歳基地の各部隊が所在している。
陸上自衛隊第7師団は北部方面隊に属する陸上自衛隊唯一の機甲師団として戦車を主体とした重戦力を保有しており、東千歳駐屯地に師団司令部を置き石狩管内南部地区と胆振・日高管内、空知管内の一部を警備担当区域としている。第1特科団は北千歳駐屯地に団本部を置く陸上自衛隊唯一の特科団であり、地対艦誘導弾、自走榴弾砲などを有する野戦砲部隊である。第1高射特科団は東千歳駐屯地に団本部を置く陸上自衛隊最大の高射特科団で、航空自衛隊と連携して北海道の防空を担っている。
航空自衛隊千歳基地は北海道の第一線航空基地として北部航空方面隊に属する第2航空団が展開している。第2航空団は戦闘航空団で、北日本全空域の領空侵犯に対処するほか、陸上・海上自衛隊の作戦行動に対する支援に当たっている。また、基地には日本国政府専用機を運用する特別航空輸送隊を配備しており、千歳飛行場に格納庫がある。
千歳管制隊は千歳飛行場、新千歳空港とその周辺の空域の航空交通管制業務を行っている。
東千歳駐屯地
北千歳駐屯地
千歳基地
独立行政法人
特殊法人等
千歳市の産業別人口の構成比は、第一次産業が2.7 %、第二次産業が17.9 %、第三次産業が73.5 %になっている。事業所は宿泊・飲食サービス業と運輸・郵便業の割合が高いほか、製造業の従業員数の構成比が高いことが特徴になっている。これは支笏湖などの観光地があること、新千歳空港の利用者による宿泊が多いこと、飲食については若年者が多いこと、千歳市は1事業所当たりの従業者数が多い比較的大規模な工場が立地していることが挙げられる。
農業では農業基盤整備をもとに大規模経営と近代化を進めており、作付面積の大きい作物に小麦、てん菜、大豆などがある。水産業ではサケ・サクラマスのふ化・放流事業が行われており、日本海の北海道西部海域におけるサケ・マス増殖事業の中心的な役割を担っているほか、支笏湖ではヒメマスのふ化事業を実施している。
工業では工業団地、工業系団地への企業の立地件数は250社を超えており、千歳市の製造品出荷額は北海道内で苫小牧市、室蘭市、札幌市に次ぐ第4位となっている。
商業では新千歳空港の空港ターミナルビルや北海道内最大級のアウトレットモールがあり、北海道内外から幅広く集客する商業施設になっている。商店街は商店街振興組合連合会に6つの商店街振興組合と1つの振興会が加入している。
ショッピングセンター
スーパーマーケット
「千歳市の認定こども園・保育園・小規模保育・事業所内保育等」参照
「千歳市の幼稚園」参照
多くの特急列車が南千歳駅に停車しているが、JTB時刻表では乗降数が多い千歳駅が中心駅になっている。なお、室蘭本線追分駅 - 三川駅で市内東部を通っているが駅はない。
※かつては苫小牧市営バスが千歳線を運行していたが、2000年4月1日に廃止された。
小型車の初乗り上限運賃は550円。中型車の初乗り上限運賃は570円(いずれも距離制)。
支笏湖エリア
市街地エリア
東部エリア
50音順
50音順
行政
産業
観光
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