エリエール(elleair)は、大王製紙が販売を行う家庭用品の商品名。大王製紙を代表するブランドにして、衛生用紙での生産量基準の国内市場占有率(シェア)が約15%で首位にあり、業界のトップブランドでもある。
「エリエール」ブランドの商品は、ティッシュペーパー・トイレットペーパーのほかにも、ベビー用紙おむつ、大人用紙おむつ、生理用品、ペット用品など幅広い生活用品がラインナップされている。派生ブランドとして「GOO.N(グ〜ン)」、「アテント」、「elis(エリス)」等が著名だが、商品パッケージには「エリエール」のブランドも併記されている。また、家庭用品だけでなく、業務用紙加工製品も販売している。
また、2015年8月にブランドロゴを変更したことに伴い、同年9月以降に発売した新製品やリニューアル品、一部の既存品で新ブランドロゴへの移行を開始している。商品によっては正面はカタカナロゴのみを変更し、側面などの別の場所にエアーエンブレム・英字ロゴ付のロゴマークを表記している。なお、「エルフォーレ トイレットティシュー」はブランドロゴ変更に伴い、側面に「エリエール」のブランドロゴ(エアーエンブレム・英字ロゴ付)が新たに表記された。
2017年4月3日、日清紡ホールディングスの紙製品事業を担う日清紡ペーパープロダクツの全株式を大王製紙が譲り受け、同日付でダイオーペーパープロダクツに商号変更。2018年1月、にダイオーペーパープロダクツの営業部門が大王製紙へ統合された。これらにより、「コットンフィール」や「シャワートイレのためにつくった吸水力が2倍のトイレットペーパー」などが「エリエール」ブランドに組み込まれるようになった。
(2023年11月現在、◎印は旧「NISSINBO」ブランドで発売されていた製品)
1979年(昭和54年)、大王製紙は「エリエールティッシュー」の販売を開始した。クリネックス(十條キンバリー)、スコッティ(山陽スコット)(両社とも現:日本製紙クレシア)・ネピア(王子製紙)などの大手メーカーの先発ブランドがある中での進出であったが、巧みな広告戦略が実り、7年後の1986年(昭和61年)にはシェア首位にまで拡大した。品種も、ティッシュペーパーの半年後にトイレットペーパー、1980年(昭和55年)に紙おむつ、1981年(昭和56年)にタオルペーパー、1982年(昭和57年)に生理用ナプキンと、順次拡大していった。
「エリエール」の由来はフランス語の女性名詞である「エル=elle」と風を意味する「エール=air」を組み合わせ、「風の妖精」という意味を込めたものである。
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