朝日自動車株式会社(あさひじどうしゃ、英称:ASAHI Motor Corporation)は、埼玉県・茨城県などでタクシーおよび路線バス事業を営む会社。東武グループに属し、東武鉄道の連結子会社であるとともに、現在では東武グループのバス・タクシー事業者による朝日自動車グループをまとめる統括事業者に位置づけられている。タクシーは埼玉県などの東武鉄道沿線、路線バスは主に埼玉県東部の東武伊勢崎線・日光線沿線を中心とした地域で事業展開する。
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
略称 | 朝日自動車、朝日バス、朝日タクシー |
本社所在地 | 日本 〒343-0032 埼玉県越谷市大字袋山1119 |
本店所在地 | 〒131-0045 東京都墨田区押上1-1-2 |
設立 | 1941年(昭和16年)1月11日(アサヒ自動車) |
業種 | 陸運業 |
法人番号 | 6010601008303 |
事業内容 | 一般乗用旅客自動車運送事業 一般貸切旅客自動車運送事業 一般乗合旅客自動車運送事業 特定旅客自動車運送事業 |
代表者 | 神﨑 満 |
資本金 | 4,912万円 |
純利益 | 2億7981万1000円 (2023年3月期) |
総資産 | 138億2968万9000円 (2023年3月期) |
従業員数 | 584名 |
主要株主 | 東武鉄道 |
主要子会社 | 朝日自動車グループを参照 |
外部リンク | http://www.asahibus.jp/ |
特記事項:本店は登記上 |
埼玉県より「武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律(国民保護法)」に基づく指定地方公共機関にバス事業者として指定されている。
グループの桐生朝日自動車も、朝日自動車と同様に「朝日タクシー」のブランド名でタクシー事業を行っている。
以下は公式サイトの営業所一覧にないため、廃止されたものとして扱う。
朝日自動車では、以下の自治体のコミュニティバスを運行受託している。※印は他社との共同受託。
2020年6月現在の車両数は、路線バス314両、貸切バス6両、 特定バス21両、タクシー100両。
クラウンコンフォート・デラックスAパッケージとセドリック・カスタム(1999年まではグロリア)の両車が主力だが、群馬県内の一部営業所では小型料金のコンフォートも在籍するほか、かつて存在した千葉県内の営業所にはプリウスαも在籍していた。基本的にはクリーム色の車体に藍色の帯を巻いており、車体表記の文字等は金色となっている。クラウンコンフォートは一部営業所で黒塗りも導入されているほか、かつては法人タクシーでは珍しい6気筒エンジン搭載のセドリック/グロリア・クラシック(黒塗り)が存在した。
中型車が主流である。ほとんどがオートマチック車で、マニュアル車は少ない[要出典]。
メーカー別では日野・いすゞが大半を占める。他は三菱ふそう車が菖蒲営業所に、日産ディーゼル車は本庄・太田にそれぞれ導入されたが現存しない。コミュニティバス用にはトヨタ車(ハイエース)も使用される。
かつてはワンステップ車が主流であったが、ノンステップ車の導入が順次進んでおり、国土交通省の「ノンステップバス導入率が高い事業者ベスト30(全国・導入比率順)」によれば、ノンステップ車の導入比率は2015年が65.8%、2018年では83.3%、2021年には99%(いずれも3月31日現在)である。
車両デザインは白地に赤い半円(楕円)を窓下に配し、その周りに青い線が巻かれている。赤い部分に白抜き斜体で「ASAHI」と入る。1998年に登場したデザインで、翌1999年末頃からは旧塗装車(1993年以降に製造された車両)の塗り替えもされている。初期に新塗装化された車両については、「ASAHI」の文字が小ぶりだったが、2001年以降の新塗装化施工車および増備車については「ASAHI」の文字が大きめになった。
旧塗装は濃い青と薄いグレーだった。東武バスから路線とともに移管された車両には、東武バスカラーのまま表記のみ「朝日バス」と書きかえて使われたものもあった。
なお、現行路線車と共通のデザインは同じ東武系列(朝日自動車グループ)の川越観光自動車(1998年から)、国際ハイヤー(現・国際十王交通、同所でバス事業開始の2001年から)でも導入している。また関越交通・日光交通でもグループ内移籍等により導入されている。一方、グループ内でも茨城急行自動車、阪東自動車では朝日カラーは導入されていない。
廃車車両は関越交通、日光交通など朝日グループ内の移籍や弘南バス、グリーン観光バスなど地方のバス事業者へ転売されている。また朝日自動車内で経年車を置き換えるため、自動車NOx・PM法の規制対象区域内から規制対象外地域の営業所への移籍もされている。
2 | 262 |
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記号 | 固有番号 |
上記の法則により、「2262」は中型車の262号車ということになる。
バス運賃は現金支払いでは10円単位、ICカード利用時は埼玉県内・東京都内(埼玉県と群馬県・茨城県・千葉県をまたぐ場合を含む)が10円単位、群馬県内・茨城県内・千葉県内が1円単位となる。一部区間では、利用促進を図るため特別初乗り運賃としてワンコイン(100円)を実施しているが、通常初乗り運賃に変更されるケースが出ている。
ICカードPASMOは2007年12月15日の越谷営業所を最初に順次導入され、2009年2月21日の太田営業所をもって全営業所へ導入された。交通系ICカード全国相互利用サービスに対応しており、Suicaなども共通利用可能。PASMO・Suica利用時の「バス利用特典サービス(バス特)」は2021年3月31日にサービスを終了した。ICカード導入前は、バス共通カードが、東武鉄道から移管される前から利用可能であった(すでに利用・払戻とも終了している)。
定期券は従来からの紙式(通勤・通学、1か月または3か月)のほか、ウェルネットが提供するスマートフォンアプリ「バスもり!」によるスマホ定期券(降車時に表示画面を乗務員に提示する。通勤定期のみ)を一部路線で導入している。PASMO・SuicaによるIC定期券は導入されていない。
他に特殊な定期券として以下の2つがある。いずれも対象者を限って一定範囲のバスが乗り放題となるもの。期限は6か月または1年。
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