草加市(そうかし)は、埼玉県の南東部に位置する市。施行時特例市に指定されている。
そうかし 草加市 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 関東地方 | ||||
都道府県 | 埼玉県 | ||||
市町村コード | 11221-6 | ||||
法人番号 | 6000020112216 | ||||
面積 | 27.46km2 | ||||
総人口 | 249,095人 [編集] (推計人口、2024年3月1日) | ||||
人口密度 | 9,071人/km2 | ||||
隣接自治体 | 川口市、越谷市、三郷市、八潮市、吉川市 東京都足立区 | ||||
市の木 | マツ | ||||
市の花 | キク | ||||
他のシンボル | 市歌:想い出はいつも | ||||
草加市役所 | |||||
市長 | 山川百合子 | ||||
所在地 | 〒340-8550 埼玉県草加市高砂一丁目1番1号 北緯35度49分31秒 東経139度48分19秒 / 北緯35.82539度 東経139.80533度 東経139度48分19秒 / 北緯35.82539度 東経139.80533度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
特記事項 | 市外局番:048-9(市内全域・草加MA) | ||||
ウィキプロジェクト |
人口は約25万人。さいたま市、川口市、川越市、所沢市、越谷市に次いで県内6位の人口を有する。旧北足立郡。1958年(昭和33年)市制施行。
草加松原や草加せんべいで知られる。江戸時代、日光街道で江戸から2つ目の宿場町である草加宿として栄え、その周辺部は水田地帯で稲作が盛んであった。
戦後当初は5万人にも満たなかったが、高度経済成長期における1963年に当時東洋一のマンモス団地と言われた松原団地の造成や、東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)と営団地下鉄(現東京メトロ)日比谷線の相互直通運転開始により人口が爆発的に増大し、急激な都市化が進行した。
また、東武伊勢崎線は2003年3月19日からは半蔵門線・東急田園都市線との相互直通運転も開始され、都心への利便性が更に向上している。
都営日暮里・舎人ライナーの開通に伴い、遊馬町、柳島町などの市西部の最寄り駅は、見沼代親水公園駅(足立区)である。
毛長川を隔てて南側を東京都足立区と接しており、東京に通勤・通学する、いわゆる「埼玉都民」が多く、市内の広範に住宅地が広がる。
自動車での移動も、以前からあった南北を結ぶ国道4号に加えて、東京外環自動車道やその高架下を利用した国道298号も開通し、東西の移動が格段に向上した。
中心市街地(草加駅周辺)は、都心まで約15km、南部の谷塚では約10kmという立地にありながら宿場町の面影を残す住宅地である。交通不便な市北東部以外は宅地化が進み、今後大規模な開発を行う余地が無いため、松原団地の建て替え事業(コンフォール松原)や草加宿を中心とした都市計画「今様草加宿」が進められている。2000年に彩の国中核都市に指定、2004年に特例市に移行した。
草加市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 草加市の年齢・男女別人口分布(2005年) |
■紫色 ― 草加市 ■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 |
草加市(に相当する地域)の人口の推移 | |
総務省統計局 国勢調査より |
代 | 氏名 | 就任日 | 退任日 | 備考 |
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初 - 3代 | 牛山信吉 | 1958年11月1日 | 1967年2月17日 | |
4代 | 池田岩松 | 1967年2月18日 | 1971年2月17日 | |
5代 | 黒沢春雄 | 1971年2月18日 | 1973年8月22日 | 事故にて任期中に逝去 |
6代 | 鈴木繁 | 1973年10月14日 | 1977年10月13日 | |
7 - 10代 | 今井宏 | 1977年10月14日 | 1993年6月24日 | 衆院選出馬のため辞職 |
11 - 12代 | 小澤博 | 1993年8月9日 | 2001年8月7日 | |
13 - 15代 | 木下博信 | 2001年8月8日 | 2010年10月27日 | 再度の不信任決議可決により失職 |
16 - 17代 | 田中和明 | 2010年12月13日 | 2018年10月28日 | 満期日を繰上げして退任 |
18代 | 浅井昌志 | 2018年10月29日 | 2022年10月28日 | |
19代 | 山川百合子 | 2022年10月29日 |
候補者名 | 当落 | 年齢 | 党派名 | 新旧別 | 得票数 | 備考 |
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木下博信 | 当 | 58 | 自由民主党 | 現 | 23,683票 | |
蒲生徳明 | 当 | 62 | 公明党 | 現 | 15,844票 | |
中村美香 | 当 | 36 | 日本維新の会 | 新 | 13,650票 | 2024年3月15日付で当選無効が確定。 |
小森克己 | 落 | 48 | 立憲民主党 | 新 | 10,909票 | 2024年3月19日、埼玉県選管は小森の当選を決定。 |
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 重複 |
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当 | 黄川田仁志 | 51 | 自由民主党 | 前 | 125,500票 | ○ |
山川百合子 | 52 | 立憲民主党 | 前 | 100,963票 | ○ | |
河合悠祐 | 40 | NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で | 新 | 7,534票 |
総じて、第3次産業が中心である。しかしながら、工業団地(草加・八潮工業団地)では製紙工場もあり、第2次産業もある。
日本を代表する米菓であるせんべいが名産である。「草加煎餅」として全国に知られる地域ブランド(地域団体商標)でもある。1932年(昭和7年)に組合が組織されると組織的なPRが展開された。第二次世界大戦中は原料米の統制により一時衰退したが、戦後間もなく復興した。1970年(昭和45年)ごろ最高の売上げと全国的な知名度が普及し、市域に約120店舗を数えた。その後、他地区から類似品の大量生産品が普及するようになり、売上げが減少している。
しかしながら、現在でも旧草加宿を中心に市域で約60店舗がある。手作り感の強い、醤油味がベースの丸い素朴な米菓である。東京都と隣接するため「東京みやげ」と扱われることも多く、同様なものとして、千葉県浦安市にある東京ディズニーランドのみやげ物がある。
幕末から晒(さらし)業や浴衣(ゆかた)染めが市域南部を中心に栄えていた。浴衣染めは、かつては長板中型が行われていたが、大正期に導入された注染が主流となった。1960年頃には出荷額も最高に達したが、その後水質汚染などから規模を小さくしている。
1935年(昭和10年)ごろから、三河島付近から皮革業者が広い土地と豊富な水資源を求めて市域中央部に進出し、それとともに同業者が集積してきた。第二次世界大戦中は一時衰退したが、朝鮮戦争を契機になめし業を中心に発展した。1970年(昭和45年)ごろから水質・悪臭汚染でなめし業は縮小したが、製靴や鞄製造など皮革加工業が市域に広く点在する。
1958年(昭和33年)の市制施行ごろから、市域に工場進出が目立つようになった。1963年(昭和38年)から埼玉県が造成した草加工業団地の完成と、引き続き造成が行われた1967年(昭和42年)の草加八潮工業団地の完成により、60社余りの企業が進出した。また、中小企業が市域に広く点在している点も特長といえる。
かつては全市的に稲作が盛んであったが、宅地化の波に押されて、市域北東部の柿木町・青柳付近を除き、急激に耕地面積を小さくしている。
市域北部を中心にハスやクワイも収穫され、またキクを中心に花の栽培が行われるが、第1次産業は当市においてはかなり少数で、専業農家はごく少数になる。
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郵便番号は市内全域が「340-00xx」である。
市域のほぼ中央を東武スカイツリーラインが南北に通る。JTBパブリッシングや交通新聞社の時刻表における市の代表駅は、市役所の最寄駅である草加駅となっている。市内で最も乗降人員が多い駅も草加駅であり、急行停車駅となっている。
市の南西部は日暮里・舎人ライナーの見沼代親水公園駅(東京都足立区)が、市の北東部はJR武蔵野線の越谷レイクタウン駅(越谷市)が、市の北西部は埼玉高速鉄道線戸塚安行駅(川口市)が最寄駅となる地域もある。
かつて市内の路線バスは東武バスが一手に引き受けていたが、東武バスの事業縮小に伴い2000年10月から市内北部を走行する一部の路線が朝日自動車に移管された。一方で、1990年9月から運行されている深夜急行バスは東武バスセントラルへの分社後も残存している。国際興業バスが運行する4路線のうち、3路線は東武バスセントラルとの共同運行である。
高速バスはかつて東北急行バスのスイート号、レインボー号が草加駅前に停車していた。
タクシーの営業区域は県南東部交通圏で、春日部市・越谷市・久喜市・八潮市などと同じエリアとなっている。
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