越辺川(おっぺがわ)は、埼玉県西部を流れる荒川水系入間川の支流で一級河川である。
越辺川 | |
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水系 | 一級水系 荒川 |
種別 | 一級河川 |
延長 | 35.8 km |
平均流量 | -- m³/s |
流域面積 | 399.6 km² |
水源 | 越生町黒山 |
水源の標高 | -- m |
河口・合流先 | 入間川(川島町角泉) |
流域 | 埼玉県 |
埼玉県入間郡越生町黒山地区の黒山三滝付近に源を発する。源頭は関八州見晴台である。流域には黒山鉱泉がある。ここより埼玉県道61号越生長沢線に沿い越生梅林を抜け、比企郡鳩山町で鳩川を合わせる。東へ流れ、坂戸市で高麗川を、比企郡川島町で都幾川をそれぞれ合わせ、埼玉県道12号釘無橋を越えた川島町角泉付近で入間川に合流する。元々は国道254号落合橋の手前で入間川に合流していたが後年の治水工事(三川分流工事)で今の流れに変わった。
支流、飯盛川が合流する付近に白鳥飛来地がある。近年、下流域を中心に外来植物のナガエツルノゲイトウやアレチウリ(何れも特定外来生物)が繁殖し、至る所で群落を形成している。ナガエツルノゲイトウは埼玉県では2017年に坂戸市を流れる越辺川で初観測された。
中世には入間川を経由する水運が発達していたらしく、鎌倉街道上道と交わるところに苦林宿(堂山下遺跡)という町ができていた。
比企郡鳩山町の鳩川との合流点付近、今川橋より下流は河川の管轄が埼玉県から国土交通省に変わり、両側を高い堤防で囲まれるようになる。この堤防は荒川水系の各河川に設けられているものだが、大雨時には堤防を持たない中小河川が、水位の上がった越辺川と合流出来ずに、周辺地域を浸水させてしまう現象が越辺川流域全体で見られ、近年、流域の小畔川、大谷川、飯盛川、葛川、九十九川では水門・樋門建設による越辺川堤防締切や、放水路(葛川)、ポンプ場建設を行っている。
越辺川の語源については、「越生の辺りを流れる川」から来ているという説や、北海道乙部町の「乙部」と同様にアイヌ語の「オ・ト・ウン・ペッ(o-to-un-pet 下流の方に沼のある川)」に由来するという説などがあるものの、詳しいことは分かっていない。
上流より記載
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