横浜市中央卸売市場 本場(よこはましちゅうおうおろしうりしじょう ほんじょう)は、神奈川県横浜市神奈川区山内町(山内埠頭)に位置する横浜市中央卸売市場の二市場の一つ。
日本国内で三番目、東日本で初となる中央卸売市場として1931年(昭和6年)に開場。卸売市場法に基づき設置・運営されている。敷地面積は98,748平方メートルで、水産物や青果、鳥肉、鶏卵などを主に取り扱っている。また、市場休場日は毎週日曜日および祝日のほか、水曜日にも臨時休場日が設けられることがある。
横浜市の中央卸売市場では統合・再編計画が進められており、2014年(平成26年)度末で南部市場(金沢区鳥浜町)が中央卸売市場としては廃止となり本場に統合された(統合に伴う全体の整備完了は2016年(平成28年)度を予定、詳細は「横浜市中央卸売市場#統合・再編計画」を参照)。
市場の機能強化としては2014年(平成26年)度から2015年(平成27年)度にかけて水産棟の低温化改修工事(温度管理施設整備)を実施したほか、2020年(令和2年)度から2023年(令和5年)度にかけて青果部施設の増築(3棟)を行い、屋内荷さばき場や冷蔵保管庫などの施設を整備する計画である。
なお、市場近辺を挟んで東西に広がる地域(コットンハーバー地区およびポートサイド地区)では再開発事業が進行中である。また当市場まで結ぶ道路橋として、みなとみらい地区からは「みなとみらい橋」(歩道整備済み)、コットンハーバー地区からは「コットン大橋」(歩道未整備のため自動車等の通行のみ)が整備されている。この他、2017年(平成29年)12月には横浜駅東口から当市場を経由して、みなとみらい地区、山下埠頭地区方面までロープウェイなどの索道で結ぶ空中交通構想も浮上している。
敷地総面積は115,843m2で、せりが行われる市場の他、水産棟や青果棟、冷蔵庫棟などがある。また、市場内には市場関係者に限らず一般人も利用できる飲食街(食堂)も備える。詳細は横浜市経済局のサイト内「本場施設情報ページ」を参照のこと。
東経139度38分3.9秒 / 北緯35.467194度 東経139.634417度
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