小諸駅(こもろえき)は、長野県小諸市相生町一丁目にある、しなの鉄道・東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅である。しなの鉄道とJR東日本の共同使用駅で、駅管轄はしなの鉄道が行っている。
小諸駅 | |
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駅舎(2021年10月) | |
こもろ KOMORO | |
所在地 | 長野県小諸市相生町一丁目1-1 北緯36度19分36.85秒 東経138度25分18.58秒 / 北緯36.3269028度 東経138.4218278度 東経138度25分18.58秒 / 北緯36.3269028度 東経138.4218278度 |
所属事業者 | |
電報略号 | コモ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 3面5線 |
乗車人員 -統計年度- | (JR東日本)-2022年- 1,406人/日(降車客含まず) |
乗降人員 -統計年次- | (しなの鉄道)-2021年- 2,346人/日 |
開業年月日 | 1888年(明治21年)12月1日 |
乗入路線 | |
所属路線 | ■しなの鉄道線(しなの鉄道) |
キロ程 | 22.0 km(軽井沢起点) |
◄平原 (3.7 km) (5.9 km) 滋野► | |
所属路線 | ■小海線(JR東日本) |
キロ程 | 78.9 km(小淵沢起点) |
◄東小諸 (1.5 km) | |
備考 | |
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しなの鉄道しなの鉄道線と、JR東日本小海線が乗入れており、小海線は当駅を終着駅としている。
1997年に北陸新幹線が長野駅まで開通したことに伴い、その並行在来線である信越本線の一部区間(軽井沢駅 - 篠ノ井駅間)がしなの鉄道線として経営分離された。
信越本線時代は、特急「あさま」全列車が停車する長野県東部の拠点駅であった。しなの鉄道移管後は、長野方面へは当駅始発の「しなのサンライズ号」が設定されたものの、東京から乗換無しで小諸に至る公共交通機関は高速バスのみとなった。
北陸新幹線建設に際して、1988年(昭和63年)8月11日に運輸省(現・国土交通省)がミニ新幹線規格での整備を打ち出した。しかし、1989年(平成元年)1月17日に「政府・与党」がフル規格着工を申合わせで決定し、1990年(平成2年)11月30日に長野県や長野県市長会等で作る「北陸新幹線建設促進県協議会」がフル規格新幹線建設の場合に並行在来線の経営分離を受入れることを決議した。これを受けて、約1週間後の12月5日にミニ新幹線規格での早期着工を求める決議案を市議会で可決し、この動きに抵抗したが、1991年(平成3年)6月2日に小諸市議会の全員協議会でミニ新幹線要求の断念を決定すると共に市長が第3セクター化受入を表明することとなった。
単式・島式ホーム3面5線を有する地上駅。JRとしなの鉄道相互間の乗換は改札を通らずに可能である。両ホームは跨線橋で連絡している。
しなの鉄道社員配置駅。出札窓口、自動券売機の他待合室がある。2019年9月30日までびゅうプラザ小諸支店跡地にJR東日本のみどりの窓口(末期は長鉄開発に委託)があった。翌10月1日からJR券の発売も再度しなの鉄道への業務委託となり、マルス端末が同社の窓口に移設された。
国鉄時代は、出口と入口が別であったが、現在はかつての入口に出口が統合された形になっており、以前の出口は封鎖されている。 駅蕎麦が2・3番線ホーム、4・5番線ホームにあったが2・3番線ホーム上の駅蕎麦屋はホームかさ上げの際に、4・5番線ホーム上の駅蕎麦屋は待合室改装の際に解体された。
かつては小海線と信越本線のレールは繋がっていたが、その後両線のレールは分断され、直通出来ない構造となっている。
なお、待合室には、2013年に閉店した駅そば屋の「ひしや」の味を再現した駅そば屋の「清野商店」が営業している。駅舎内の自動券売機前では、地元農産物の販売も行われている。
番線 | 事業者 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
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1 | しなの鉄道 | ■しなの鉄道線 | 上り | 軽井沢方面 | 上田方面からの直通列車 |
2 | ごく一部の始発列車 | ||||
下り | 長野方面 | 折り返し列車 | |||
3 | 軽井沢方面からの直通列車 | ||||
上り | 軽井沢方面 | 折返し列車 | |||
4・5 | JR東日本 | ■小海線 | - | 小海・清里・小淵沢方面 |
「統計小諸」によると、2021年次(令和3年次)の1日平均乗降人員は2,346人である。
2003年次(平成15年次)以降の推移は以下の通り。
乗降人員推移 | ||
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年次 | 1日平均 乗降人員 | 出典 |
2003年(平成15年) | 3,546 | |
2004年(平成16年) | 3,455 | |
2005年(平成17年) | 3,442 | |
2006年(平成18年) | 3,422 | |
2007年(平成19年) | 3,376 | |
2008年(平成20年) | 3,369 | |
2009年(平成21年) | 3,300 | |
2010年(平成22年) | 3,174 | |
2011年(平成23年) | 3,173 | |
2012年(平成24年) | 3,272 | |
2013年(平成25年) | 3,235 | |
2014年(平成26年) | 3,167 | |
2015年(平成27年) | 3,126 | |
2016年(平成28年) | 3,088 | |
2017年(平成29年) | 3,124 | |
2018年(平成30年) | 3,124 | |
2019年(令和元年) | 3,021 | |
2020年(令和 | 2年)2,167 | |
2021年(令和 | 3年)2,346 |
JR東日本によると、2022年度(令和4年度)の1日平均乗車人員は1,406人である。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下の通り。
乗車人員推移 | ||
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年度 | 1日平均 乗車人員 | 出典 |
2000年(平成12年) | 2,264 | |
2001年(平成13年) | 2,135 | |
2002年(平成14年) | 2,009 | |
2003年(平成15年) | 1,873 | |
2004年(平成16年) | 1,749 | |
2005年(平成17年) | 1,667 | |
2006年(平成18年) | 1,609 | |
2007年(平成19年) | 1,698 | |
2008年(平成20年) | 1,672 | |
2009年(平成21年) | 1,638 | |
2010年(平成22年) | 1,589 | |
2011年(平成23年) | 1,570 | |
2012年(平成24年) | 1,586 | |
2013年(平成25年) | 1,650 | |
2014年(平成26年) | 1,645 | |
2015年(平成27年) | 1,725 | |
2016年(平成28年) | 1,709 | |
2017年(平成29年) | 1,781 | |
2018年(平成30年) | 1,787 | |
2019年(令和元年) | 1,696 | |
2020年(令和 | 2年)1,426 | |
2021年(令和 | 3年)1,398 | |
2022年(令和 | 4年)1,406 |
改札外に小諸城跡(懐古園)側と駅前広場とを結ぶエレベーター付きの東西自由通路がある。
千曲バス佐久上田線は2021年9月30日限りで廃止された。
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