三種町(みたねちょう)は、秋田県の北西部に位置し、山本郡に属する町である。
みたねちょう 三種町 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 東北地方 | ||||
都道府県 | 秋田県 | ||||
郡 | 山本郡 | ||||
市町村コード | 05348-1 | ||||
法人番号 | 9000020053481 | ||||
面積 | 247.98km2 | ||||
総人口 | 13,780人 [編集] (推計人口、2024年4月1日) | ||||
人口密度 | 55.6人/km2 | ||||
隣接自治体 | 能代市、男鹿市、南秋田郡八郎潟町、五城目町、大潟村、北秋田郡上小阿仁村 | ||||
町の木 | スギ | ||||
町の花 | サクラ | ||||
町の鳥 | ハクチョウ | ||||
三種町役場 | |||||
町長 | 田川政幸 | ||||
所在地 | 〒018-2401 秋田県山本郡三種町鵜川字岩谷子8番地 北緯40度06分06秒 東経140度00分18秒 / 北緯40.10161度 東経140.005度 東経140度00分18秒 / 北緯40.10161度 東経140.005度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
「白神市」構想が破談となった後、山本郡琴丘町、山本町、八竜町の3町による合併を表明し、新たに合併協議会を設置した。当初、二ツ井町にも参加を呼びかけたが、同町は琴丘町・山本町と境界を接してはいるものの、その境界は山間部で、3町と二ツ井町の中心部は離れていることから、現実的でないとして断られた。二ツ井町は能代市との合併と、単独での存続の両面を模索したが、その後能代市との合併を選択した。町名の『三種』は、3町を流れる三種川に由来するものである。
三種川の由来は、大昔巡国の高僧が川の源流で白髪の老翁に出会い、その翁に高僧が川の名を尋ねると三種川と答えた物語に由来する。これは、房住山の縁起を書いた『房住山昔物語』に記録されている。
合併後の町役場は旧八竜町役場に設置されたが、交通・経済の中心は旧琴丘町の鹿渡地区である。琴丘地域の核は鹿渡、山本地域の核は森岳、八竜地域の核は鵜川と浜口(地名としては「浜田」と「大口」だが、それぞれから1文字ずつ取って浜口地区と呼ばれている)の隣接した2地区になっており、それぞれに旧役場(現町役場と琴丘地域拠点センターおよび山本総合支所)や人口集積が見られる。主に、鹿渡地区が交通と経済の核、森岳地区が観光の核、鵜川・浜口地区が行政の核にほぼ色分けされている。
じゅんさいの生産は国内生産量の約90%を占める日本一の産地である。生産の中心は旧山本町で、1986年(昭和61年)度で約270トンだった生産量は、町が転作作物として1987年(昭和62年)から3年かけて奨励事業を行ったことにより急速に増え、最盛期の1991年(平成3年)度には約1260トンに達した。しかし、その後は減少傾向に転じており、2016年(平成28年)度は約440トンへ大きく落ち込んでいる。
2024年、民間の有識者らで作る人口戦略会議は、各市町村における将来の20歳-39歳女性の人口減少率を予想。三種町では、2020年から30年間に74.6%減少するとし、将来的に消滅する可能性が高い「消滅可能性自治体」であることが公表された。
三種町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 三種町の年齢・男女別人口分布(2005年) |
■紫色 ― 三種町 ■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 |
三種町(に相当する地域)の人口の推移 | |
総務省統計局 国勢調査より |
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