三池淵楽団(サムジヨンがくだん)(正式名称:万寿台芸術団三池淵楽団、朝鮮語:만수대예술단 삼지연악단)は、朝鮮民主主義人民共和国の楽団である。
三池淵楽団 | |
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出身地 | 朝鮮民主主義人民共和国 |
活動期間 | 2009年-現在 |
三池淵楽団 | |
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各種表記 | |
チョソングル: | 삼지연악단 |
漢字: | 三池淵樂團 |
発音: | サムジヨナクタン (サムジヨン アクタン) |
日本語読み: | さんちえんがくだん |
RR式: | Samjiyeon-akdan |
MR式: | Samjiyŏn-aktan |
英語表記: | Samjiyon Band |
朝鮮民主主義人民共和国の楽団として2009年1月に創立された。通常は万寿台芸術団三池楽団と呼ばれる。朝鮮新報の報道によると、「強盛大国を建設する人民の志向と要求に合った音楽 、人々が音楽を聴きながら笑って涙も流すことができるよう、大衆と呼吸することを知っている音楽を作成するように」との金正日総書記の音楽普及、大衆化の指示に基づいて結成されたものとされる。ある種のポップスオーケストラ性格を持っている。
2018年平昌オリンピックでは、三池淵楽団を中心とした三池淵管弦楽団が韓国に派遣され、2018年2月8日に現地で特別公演を行った。
全体的に平壌音楽大学の卒業生が多く、平均年齢は20代前半の若い楽団。女性団員が多く見られ、特にバイオリンパートでは、「イケメン」楽団として報道になるほどの美貌の楽団員がいる。団長兼指揮者は、功勲俳優リ・スネであり、時には舞台正面からバイオリン独奏をする傍、指揮をする姿もみられる。
2015年3月25日、労働新聞はリ・スネ楽団長へのインタビューを掲載したが、この記事ではリ・スネは万寿台芸術団の出身であることが明らかになった。創立初期には万寿台芸術団所属のキム・イルジンが団長に抜擢されており、2011年1月の公演では尹伊桑管弦楽団の指揮者キム・ホユンがしばらく三池淵楽団の指揮者として活動したことがあった。その後リ・スネが団長兼指揮者として2014年に、2015年の二度にわたって北朝鮮メディアで確認されており、最近の楽団再編成後にはキム・ホユンが指揮者として活動するようになった。
2.8ビナロン連合企業所、興南肥料連合企業所、東興山銀河布工場でも祝賀公演をした。
2018年平昌冬季五輪に派遣された三池淵管弦楽団は、万寿台芸術団三池淵楽団を中心とし、母体の万寿台芸術団・牡丹峰楽団・青峰楽団・功勲国家合唱団などの芸術人(演奏家・歌手など)から選抜されたメンバーで構成された。
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