カイシェドリース(リトアニア語: Kaišiadorys、ポーランド語: Koszedary)は、リトアニア中部の都市。国内の二大都市ヴィリニュスとカウナスのほぼ中間に位置する。リトアニア国内にある6つのカトリック教区のうち1つはこの街を中心としている。また、街にはリトアニア獣医学研究所がある。
カイシェドリース Kaišiadorys | |||
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位置 | |||
カイシェドリースの位置(リトアニア共和国) | |||
座標 : 北緯54度52分 東経24度27分 / 北緯54.867度 東経24.450度 | |||
歴史 | |||
文献に登場 | 1782年 | ||
市に制定 | 1946年 | ||
行政 | |||
国 | リトアニア | ||
地方 | アウクシュタイティヤ | ||
郡 | カウナス郡 | ||
自治体 | カイシェドリース地区自治体 | ||
市 | カイシェドリース | ||
人口 | |||
人口 | (2010年現在) | ||
市域 | 9,642人 | ||
その他 | |||
等時帯 | EET (UTC+2) | ||
夏時間 | EEST (UTC+3) | ||
郵便番号 | LT-56001 |
「カイシェドリース」という都市名は、16世紀にこの地域に住んでいたタタール人貴族のカイシャダルに由来する。
1871年にヴィリニュスとリエパーヤを結ぶ鉄道が敷設され、沿線にあったカイシェドリースは発展をし始める。第一次世界大戦が始まると、1915年、街はドイツによって占領され、この辺りの地域の中心都市となった。1919年にはカイシェドリースからラドヴィリシュキスまでを走る列車が運行を始める。その後ヴィリニュスやトラカイがポーランド共和国領となると、カイシェドリースはトラカイ県の中心都市となった。
独立回復後初の大統領となったアルギルダス・ブラザウスカスは、幼少時代をカイシェドリースで過ごした。現在街には彼の名を冠した中学校がある。
ヨーロッパで活躍するバスケットボール選手ラムーナス・シシュカウスカスはカイシェドリースに生まれた。
国際的に活躍するリトアニア人初のレーサーのカジミエラス・ヴァシリャウスカスもカイシェドリース出身である。
カイシェドリースの人口の変遷は以下の通りとなっている。
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