『ひみつのアイプリ』は、タカラトミーアーツとシンソフィアが共同開発したトレーディングカードアーケードゲームおよび、同ゲームを原作とするテレビアニメ。プリティーシリーズの第5世代に当たる。
ひみつのアイプリ | |
---|---|
ジャンル | アイドル、音楽 |
ゲーム:ひみつのアイプリ | |
ゲームジャンル | トレーディングカードACG リズムゲーム |
開発元 | シンソフィア |
発売元 | タカラトミーアーツ |
キャラクターデザイン | 梨本裕美 |
プレイ人数 | 1人 |
稼動時期 | 2024年4月4日 - |
キャラクターボイス | あり |
通信機能 | インターネット通信 |
ゲーム:アイプリバース | |
ゲームジャンル | トレーディングカードACG リズムゲーム |
開発元 | シンソフィア |
発売元 | タカラトミーアーツ |
プレイ人数 | 1人 |
稼動時期 | 2024年4月4日 - |
キャラクター名設定 | 可能 |
キャラクターボイス | あり |
通信機能 | インターネット通信 |
アニメ | |
原作 | タカラトミーアーツ シンソフィア |
監督 | 藤咲淳一、山口健太郎 |
シリーズディレクター | Park Chi Man(チーフディレクター) |
シリーズ構成 | 市川十億衛門 |
キャラクターデザイン | 梨本裕美(原案) 永野佑貴 |
音楽 | 森いづみ |
アニメーション制作 | OLM、DONGWOO A&E |
製作 | テレビ東京、アイプリ製作委員会 |
放送局 | テレビ東京系列 |
放送期間 | 2024年4月7日 - |
漫画 | |
原作・原案など | タカラトミーアーツ シンソフィア |
作画 | みたう |
出版社 | 小学館 |
掲載サイト | ちゃおプラス |
発表期間 | 2024年4月8日 - |
関連作品 | |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | ゲーム・アニメ |
ポータル | ゲーム・アニメ |
本記事では『ひみつのアイプリ』と同時に稼働を開始する関連筐体の『アイプリバース』(AIPRI VERSE)についても解説する。
2010年に稼働を開始した『プリティーリズム』を起源とするプリティーシリーズの第5世代である。2024年4月よりアーケードゲームが稼働を開始し、同時期にテレビアニメやコミカライズ等のメディアミックスも開始された。2021年10月から稼働していた第4世代の『ワッチャプリマジ!』は本作の開始と入れ替わりで終了となるが、マイキャラデータ等は『アイプリ』と同時に稼働を開始するクロスオーバー作品『アイプリバース』への引き継ぎキャンペーン実施を予定している。
2024年1月26日の製作発表記者会見において、齊藤なぎさが公式アンバサダーへ就任した。
また、本作では筐体と連動した「アイプリブレス」やミルフィーカードを始めとした玩具およびリップやマニキュアなどのコスメ用品がタカラトミーアーツではなく、親会社のタカラトミーから発売される。
私立パラダイス学園中等部1年生の青空ひまりは、女子寮で見つけたアイプリブレスを装着した事により「ひみつの扉」を通り抜けてアイドルプリンセス、略してアイプリとなってしまった。アイプリデビューした事を「ひみつ」として隠し通さなければならなくなってしまったひまりだが、実は幼馴染みでルームメイトの星川みつきも既に人気アイプリ「ミー」として活動しており、ひまりを含めた周囲の人物にそれを「ひみつ」にしていた。2人は互いに「ひみつ」を抱えていた上、一緒にアイプリデビューするという幼少期の約束を双方が破っていたため関係がギクシャクしかけたが、互いにアイプリになっていた事を打ち明かす。
こうして、2人の「ひみつ」を抱えながらの学園生活とアイプリでの活動の日々が始まった。
星川 八雲、青空 ひなたについては「私立パラダイス学園」の説を参照。
いずれも2024年4月4日に稼働を開始した。プレイ料金はいずれも100円となっている。
データをセーブする媒体は上記のアイプリブレス、店頭で配布されるセーブカード、インターネット上で使用するWEBセーブカードの3種類となり、ゲーム開始時にそれらに付属するセーブコードを読み取る事でセーブしたデータを使用できる。
第2世代の『プリパラ』以降3世代にわたり続いた縦型画面の筐体ではなく、『ドラゴンクエスト ダイの大冒険 クロスブレイド』で採用されていた横画面型筐体を採用しており、リズムゲームは筐体から排出される「アイプリカード」をスキャンテーブル上で操作する方式となっている。
ゲームではアイプリカードを2枚まで使用可能。ゲームで使用するキャラクター・コーデ・楽曲は最初にスキャンしたアイプリカードに記載されている内容で決定されるため、過去作のようにゲーム内で選択する事は出来ないが、『アイプリバース』のマイキャラは後述の方法で使用可能。ゲームはオーディション形式となっており、1回のプレイにつき審査員となるキャラクターがランダム3人で配置されている。画面の指示に従ってカードを操作して「バズパワー」を貯め、特定のタイミングまでにゲージが満タンになると終盤でステージが暗くなり「バズリウムチェンジ」が発動する。
ゲーム終了後に審査員によるジャッジが入り、今回のゲームの結果が10点満点で評価され(ただし、満点を出すにはバズリウムチェンジの成功が必須となる)、点数に応じて不合格、合格、大合格などのランクがつけられる。また、ランクに応じてゲーム後に追加購入できる枚数も変わる。
なお、過去作のゲーム中盤の特殊なアクション(プリズムジャンプ、メイキングドラマ、やってみた、イリュージョン等)やボーナスステージ(神チャレンジライブ、キラッとチャンス等)に相当する要素は現時点で導入されていない。
アイプリカードには「うた」「ダンス」「ファッション」の3つの「タイプ」が存在し、一部の審査員はプレイヤーのタイプによって厳しさが変わることがある。また、アイプリカードの裏面にはコーデの説明やゲームの豆知識なども書かれている。
第4世代の『ワッチャプリマジ!スタジオ』と同じ縦型筐体を使用したタイトルで『ひみつのアイプリ』と同時に稼働を開始した。第4世代『ワッチャプリマジ!』まで導入されていたマイキャラデザイン機能は本作が引き継いでおり、過去のシリーズ作品を含めたクロスオーバー要素が採り入れられている。
ゲームモードはマイキャラ編集機能の他にメインとなるミニゲーム「ひろばであそぶ」が存在しており、「ミニライブ」と「パシャリング」の2種類から選択してプレイする。ゲームの舞台となる「アイプリひろば」では4人のアイプリが登場しており、過去作のキャラクターもランダムで登場する。ミニライブは第3世代『キラッとプリ☆チャン』までと同様にボタンのみを使用したリズムゲームとなり、楽曲はゲーム内でランダムで表示される4曲の中から選択できるが、ゲームは1回30秒程度のため楽曲の尺は短い(『ひみつのアイプリ』で用いられている楽曲も一部分のみの使用となる)。
リズムゲームは、画面上に次々と出現する音符に向かって収束する判定枠が音符と重なった時に、音符がピンクなら赤、青なら青のボタンを押すルールとなっている。なお、一部の曲では赤と青の同時押しも登場する。
ゲーム終了後はコーデルーレットが始まり、更に100円を投入する事で提示された9枠の中からランダムでコーデアイテムを一つ入手でき、その後「プリフォト」が印刷される。1回のプレイにつきゲームを最大4回繰り返し、2回目以降のゲームではアイプリひろばにいるアイプリを2人まで入れ替え可能となる。アイプリごとに手に入りやすい「チャンスコーデ」(ルーレットで3枠以上確定)は決まっており、特にアイプリカードをスキャンして呼び出したアイプリはそのカードに描かれているコーデと同じものが指定される(ただし、対象外のカードもある)。なお、チャンスコーデが当たる確率(最大で6枠)はゲーム回数ごとに上昇していくほか、右下のアイプリは高確率で自分と同じブランドのコーデを着用している。
セーブデータの読み取りは『ひみつのアイプリ』同様にマルチスキャナーのみであり、『ワッチャプリマジ!』で導入されていた画面下部のスロットは使用不可になった。
『プリパラ』以降のシリーズと同様にプレイヤーキャラクターのエディット機能があり、各種のパーツを組み合わせて「マイキャラ」を作成する。
マイキャラのパーツは「フェイス」「ボイス」「はだ」「まえがみ」「うしろがみ」「ヘアカラー」「アイカラー」「メッシュタイプ」「メッシュカラー」「メイク」「ワンポイント」に加え、「ヘアデコ」(ヘアアクセサリー)と「アイプリブレス」が追加。また、マイキャラの固有能力およびランク付けとして新たに「ドリーム」が設定され、「シンガー」「ダンサー」「モデル」の3種類が存在する。これらはアイプリカードのタイプと紐づけられており、シンガーは「うた」、ダンサーは「ダンス」、モデルは「ファッション」に対応する。
『ワッチャプリマジ!』とは異なりフェイスとボイスは一度選ぶと変更できないが、その他のパーツとドリームは随時変更できる。また、イベントで入手可能な特殊ドリームを選ぶと過去作に登場したキャラクターをモチーフとしたマイキャラパーツがもらえる。この場合、タイプは設定されない。
『ひみつのアイプリ』でも使用可能であり、予め『アイプリバース』で編集したセーブデータを読み込み、アイプリカードを置いた直後に緑色のボタンを押すと使用できる。
本作におけるボイスパターンは以下の通りで、前作『ワッチャプリマジ!』で採用されていた4パターンに加えて、前作に登場したキャラクターを元にした「ゆうが」と「かわいい」の2パターンが新規に追加された。一部のタイプは固有の言葉遣いを持っている。
2024年4月7日よりテレビ東京系列6局ほかにて放送されている。前作『ワッチャプリマジ!』の放送終了から1年半のブランクを経てのシリーズ再開に当たって制作体制に大幅な変更があり、第1作『プリティーリズム・オーロラドリーム』から前作『ワッチャプリマジ!』まで制作して来たタツノコプロに代わってOLMと韓国の同友アニメーション(Dongwoo A&E)の共同制作となる。 スタッフ面ではシリーズ初の2人監督体制が敷かれたのを始め、前作までの全シリーズ作品で共通だった音響監督を含めて一新されている。製作委員会に関しても新たに京楽産業ホールディングスがOLMと共に参加し、タカラトミーが玩具・コスメなどの関連商品を発売する関係上『オーロラドリーム』以来に復帰している。音楽制作は過去シリーズに引き続きエイベックス・ピクチャーズが担当する。 ストーリー面ではシリーズ史上初めての「開始と同時にダブル主人公」体制となる。青空ひまり役の藤寺美徳は、2021年にシリーズ10周年を記念して開催された「NEXT声優アーティストオーディション」のグランプリ受賞者で、前作『プリマジ』の御芽河あうる役でデビューし、シリーズ出演2作目にしてアニメ初主演となった。藤寺以外にも過去シリーズに出演したキャストが多数起用されている。 通常シーンが2D作画、ライブシーンが3DCGでの制作となるのは過去シリーズと同様である。
曲名 | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 歌 | 使用話数 | 補足 |
---|---|---|---|---|---|---|
「シークレット・ドリーム」 | 松井洋平 | 本多友紀(Arte Refact) | 大熊淳生(Arte Refact) | 星川みつき(平塚紗依) | 1 - 4 | |
「P.O.P.P.Y」 | Nika Lenz(Arte Refact) | 青空ひまり(藤寺美徳) | 1 - 3 | |||
「GIRA GIRA STAR」 | mekakushe.笹川真生 | 笹川真生 | 真実夜チィ(大地葉) | 2 |
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 作画監督 | 総作画監督 | 初放送日 |
---|---|---|---|---|---|---|
第1話 | ひまりのアイプリデビュー! | 市川十億衛門 | 山口健太郎 |
| Cha Sang Hoon | 2024年 4月7日 |
第2話 | みつきのひみつの約束 | 藤咲淳一 | 4月14日 | |||
第3話 | 生徒会のひみつのレッスン | 鈴森ゆみ | 大宙征基 | 4月21日 | ||
第4話 | ドキドキ!初めての参観日 | 吉岡南都 | 内藤明吾 | 4月28日 |
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 | 備考 |
---|---|---|---|---|
2024年4月7日 - | 日曜 10:00 - 10:30 | テレビ東京系列全6局 | 北海道・関東広域圏・愛知県・ 大阪府・岡山県・香川県・福岡県 | 字幕放送 |
2024年4月22日 - | 月曜 17:00 - 17:30 | テレビ和歌山 | 和歌山県 |
配信開始日 | 配信時間 | 配信サイト | 備考 |
---|---|---|---|
2024年4月7日 | 日曜 10:30 更新 | 地上波放送終了直後に独占先行見放題配信。 | |
2024年4月9日 | 火曜 17:00 以降 更新 |
| |
火曜 21:00 - 21:30 | |||
2024年4月10日 | 水曜 12:00 更新 |
| 1・2話は常設、3話以降は1週間限定無料。 |
テレビ東京系列 日曜 10:00 - 10:30 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
プラモnoハナシ (2024年3月3日 - 3月24日)
| ひみつのアイプリ (2024年4月7日 - )
| - |
前作『ワッチャプリマジ!』までと異なり、小学館『ちゃお』本誌ではなくウェブコミック配信サイト『ちゃおプラス』にフルカラーの4コマ漫画として連載される。作画はみたうで、4月8日から毎週月曜日午前0時に更新。
This article uses material from the Wikipedia 日本語 article ひみつのアイプリ, which is released under the Creative Commons Attribution-ShareAlike 3.0 license ("CC BY-SA 3.0"); additional terms may apply (view authors). コンテンツは、特に記載されていない限り、CC BY-SA 4.0のもとで利用可能です。 Images, videos and audio are available under their respective licenses.
®Wikipedia is a registered trademark of the Wiki Foundation, Inc. Wiki 日本語 (DUHOCTRUNGQUOC.VN) is an independent company and has no affiliation with Wiki Foundation.