国際報道2014: 日本放送協会がNHK BS1で放送する国際報道番組

『国際報道20xx』(こくさいほうどう にせんxx、英称:INTERNATIONAL NEWS REPORT 20xx)は、2014年3月31日からNHK BS1で放送されている報道番組である。番組タイトルの数字は西暦での放送年を示したものであり、2024年1月4日からは『国際報道2024』(こくさいほうどう にせんにじゅうよん、英称:INTERNATIONAL NEWS REPORT 2024)と題して放送されている。

国際報道20xx
(14 - 24)
ジャンル 報道番組
司会者 (総合司会)
油井秀樹
出演者 (サブキャスター)
酒井美帆
栗原望
オープニング 小林洋平 BS1『国際報道20xx』テーマ
エンディング 同上
製作
製作 日本放送協会 (NHK)
放送
放送チャンネルNHK BS1(開始-2023年11月30日まで)→NHK BS(2K 2023年12月1日-)
NHK総合テレビジョン(2021年度から)
放送国・地域日本の旗 日本
公式サイト
放送開始から2019年3月まで
放送期間2014年3月31日 - 2019年3月29日
放送時間平日 22:00 - 22:50
放送分50分
2019年4月から2024年3月
放送期間2019年4月1日 - 2024年3月29日予定
放送時間平日 22:00 - 22:40
放送分40分
2024年4月から
放送期間2024年4月1日 - 予定
放送時間平日 22:00 - 22:45
放送分45分

特記事項:
2015年度キャスターの藤田は、当初火曜日 - 金曜日担当、後に全曜日担当に。月曜日は黒木奈々が休養(2015年9月19日没)のため、藤田が全曜日担当までは、当面代役ローテーションを取っていた。

2021年3月29日以降、総合テレビ「ミッドナイトチャンネル」枠内でチャンネルを変えての再放送を実施。(BS1 2022年3月1日からは時論・公論の直後の番組として放送)

【放送時間 2021年度(BS1 2022年3月1日以降を除く)は5分繰り上げ】
月曜日=25:38 - 26:18
火曜日=原則25:59 - 26:39
水曜日=原則25:27 - 26:07
木曜日=25:38 - 26:18
金曜日=25:53 - 26:33
BS1 2022年3月1日 - 3月10日と3月15日 - 3月24日=平日23:30 - 24:10。
BS1 3月11日と3月25日=23:45 - 24:25。
BS1 3月28日 - 4月1日=23:15 - 23:55。
BS1 2022年4月4日 - 2023年3月17日=平日23:45 - 24:25と28:20 - 29:00(翌曜日の4:20 - 5:00)の2回。
BS1 2023年3月20日より、平日28:20 - 29:00(翌曜日の4:20 - 5:00)の1回のみ放送。
BS 2024年4月1日放送分からは平日28:15 - 29:00(翌曜日の4:15 - 5:00)に時間枠拡大
テンプレートを表示

概要

日本国内外の最新ニュースを、現地からの中継やリポートを交えながらいち早く伝えることをコンセプトにした本格的な国際ニュース番組。日本放送協会 (NHK) が海外にも持つ取材網を駆使してそれらを伝える。

メインニュース、特集コーナーの他、世界の放送局のニュースをまとめて伝える「Check!世界の放送局」、世界の旬のトレンドをまとめて伝える「せかトレ」、NHK特派員による各国での食のレポート「特メシ」、世界各地の表情や文化を伝える「WORLD LOUNGE」(2014年度及び2015年度は火曜から金曜、月曜はスポーツコーナー)で構成されている。2014年度及び2015年度は、経済関連のニュースを伝える「国際報道BIZ」も設定されていた。また前番組同様、「ABCニュースシャワー」のキーワードの解説部分が「Today's Word」として放送されている(2017年度に終了)。「WORLD LOUNGE」「特メシ」は前番組同様、一部の回を除き公式ページでの動画配信を行っている。

なお、2015年にリニューアルしたNHKデータオンラインでは、当番組、『キャッチ!世界のトップニュース』、『ワールドニュース・アジア』(14時台)の3番組で放送された内容を抜粋し、文章(テキスト)として配信している。

番組は長らく50分枠で放送されていたが、2019年4月1日からは40分枠での放送になった。この放送時間短縮に伴い、「WORLD LOUNGE」のコーナーは2018年度の放送をもって終了した。ただし重大ニュースが相次いだ場合には10分延長し、50分枠での放送になる場合もある。

BS1の番組ではあるが、地上波・総合テレビでも特別番組として放送したケースがある。2021年3月29日からは総合テレビでも当日深夜(翌日未明)に録画ネットで放送することを同年2月10日に発表。それに伴い、NHKプラスでの見逃し配信も同年3月30日から開始した。

総合テレビでの録画ネット開始当初は放送時間が固定されていなかったが、2022年4月5日からは火曜日 - 土曜日4:20 - 5:00(6時間20分遅れ)に録画ネット時間が固定された。

なお、NHK公式ウェブサイトや、編成用資料として関係者に配布される基本番組表では総合テレビでの再放送が行われるその日(火曜日 - 土曜日)の早朝番組扱い(基点4:00)となっているが、新聞の番組表においては前日(月曜日 - 金曜日)の最終番組扱いとされている。

2023年12月1日午前0時からBS放送の再編が行われたが、当番組は同日以後も2KのNHK BSにて継続して生放送される。総合テレビのディレーも従来通り変更されずに放送される。

2024年4月からは放送時間を5分延長の45分番組となり、BSでの本放送が22:00 - 22:45、総合でのディレーは翌朝4:15 - 5:00となる。また、『BSニュース World+Biz』が同年3月をもって終了となるため、本番組はBSにおける唯一の生放送の報道番組となる予定。

放送休止となる場合

  • 祝日お盆年末年始(以上、特集編成のため)。ただし、お盆期間の前後に夏季オリンピック放送に伴う休止期間が設けられている場合は通常通り放送される年度がある。
  • オリンピック期間中(夏季・冬季。特に、欧州・アフリカ・南北アメリカで行われる場合、時差の関係で競技が集中して行われるため)。ただし、2022年2月の北京オリンピック期間中は本番組の放送時間帯と重なる競技中継をサブチャンネル(BS102ch)での放送に迂回させる措置を行ったため、祝日編成となった2月11日を除き休止せず通常通り放送された。また、2021年8月23日 - 9月3日は東京パラリンピック放送に伴い休止となった。パラリンピック放送に伴う長期休止は東京大会が初めてである。
  • 該当時間にスポーツ中継(サッカーワールドカップアジア最終予選・テニス・カーリング等)がある場合、休止もしくはサブチャンネルで放送される場合と対応が異なる。なお、休止にならずに放送時間を変更して放送される場合もある(プロ野球のリーグ優勝または日本シリーズの優勝決定がかかる試合などが該当)。
  • 衆議院参議院総務委員会におけるNHK予算審議の録画中継や台風・大雨・地震などに伴う特設ニュースを放送する場合、毎年6月下旬から7月前半のウィンブルドンテニス中継が延長した場合(火曜日 - 土曜日未明の総合テレビでの再放送のみ。その場合はNHKプラスでの見逃し配信も行われない)。また、再放送が開始されても途中で緊急ニュースなどにより打ち切られた場合はNHKプラスでの見逃し配信は行われない。
  • 2021年12月25日・28日・29日未明(24日・27日・28日深夜)の総合テレビでの再放送は年末特集編成のため休止となり、この3日間はNHKプラスでの見逃し配信も行われなかった。
  • 以下の事情により、一部の地域で放送を休止する場合がある。なお、放送を休止する地域でもNHKプラスを利用すれば補完視聴することが出来るほか、BSが受信できる環境があれば本放送で視聴することも可能である。
    • 放送機器の保守整備により一部地域で総合テレビの深夜放送を休止する場合(関東地方で深夜放送を休止する場合はNHKプラスでの見逃し配信も行われない)。
    • 2022年10月14日の総合テレビでの録画放送と翌15日早朝の総合テレビでの再録画放送は、近畿地方では『祝 鉄道150年“鉄夜”で鉄オタ選手権』を14日23:45 - 15日5:00に放送(当時、大阪放送局にて行われていた『めっちゃ関西 秋の1ch感謝祭』の一環も兼ねたもの)したため、放送を休止した。

異時放送

  • ロシアのウクライナ侵攻の影響で、国際情勢が緊迫化していることから、2022年3月1日より総合テレビでは録画ネット時刻を繰り上げ、23:45 - 24:25(概ね『時論公論』終了後から)に放送していた。NHKプラスでも通常の見逃し配信に加え、臨時に同時配信でも配信されていた。前述のとおり、2022年度の改編に伴い、翌日4:20 - 5:00への移設が決定していたが、23:45 - 24:25での放送も併せて行われていた。この措置は、2023年3月17日放送分を最後に終了した。
  • 2023年11月7日は、イスラエルパレスチナハマスによる軍事衝突から1か月が経過したことから、放送時間を延長し23:30までの90分スペシャルとして放送することになったが、地上波・総合では放送時間の都合により、11月8日早朝のディレイ放送時間を通常の4:20からではなく1:40-3:10(7日深夜)に繰り上げ、通常の当該時間帯は映像散歩を4:40まで拡大して放送することで対応した。

出演者

現在

過去

キャスター
月 - 金曜日 月曜日 火 - 金曜日
2014年3月31日 2014年8月27日 有馬嘉男 黒木奈々
2014年8月28日 2015年3月27日
2015年3月30日 2015年7月13日 黒木奈々 藤田真奈美
2015年7月14日 2015年7月24日 藤田真奈美
2015年7月27日 2015年8月31日 藤田真奈美
2015年9月1日 2016年4月1日 藤田真奈美
2016年4月4日 2016年10月21日 田中淳子 児林大介 増井渚
2016年10月24日 2017年3月31日 佐藤誠太
2017年4月3日 2018年3月30日 花澤雄一郎 松岡忠幸
2018年4月2日 2019年3月29日 酒井美帆
2019年4月1日 2020年3月27日 池畑修平
2020年3月30日 2021年3月26日 池畑修平◎ 今井翔馬
2021年3月29日 2022年4月1日 油井秀樹
2022年4月4日 2023年3月31日 角谷直也
2023年4月3日 栗原望
    ◎=NHK記者(ゴシック=総合司会)
    〇=NHKアナウンサー

番組内容を巡る批判

  • 2022年8月31日放送分において、出入国在留管理庁(入管)の密着取材に関する特集を行い、母国への帰国を拒否する外国人たちの滞在が長期化し、国の費用負担増加に繋がっていることや在留資格のない外国人に対して、入管が帰国を促す様子などを報じたが、NPO法人の「移住者と連帯する全国ネットワーク」(移住連)は「放送内容が実態とは異なる」、「入管側の主張を一方的かつ無批判に伝えている」として、同年9月6日にNHK会長の前田晃伸などに対して抗議文を送付した。その後、前述の特集の際に使用した在留資格を失った外国人数の推移を示すデータについて、不適切な使い方をしていたことが判明したとして、同年9月12日放送分において、番組出演者が謝罪した。

脚注

注釈

出典

関連項目

外部リンク

Tags:

国際報道2014 概要国際報道2014 出演者国際報道2014 番組内容を巡る批判国際報道2014 脚注国際報道2014 関連項目国際報道2014 外部リンク国際報道2014NHK BS1報道番組西暦

🔥 Trending searches on Wiki 日本語:

山本由伸種﨑敦美ゆるキャン△奥村政佳デレク・ジャコビ鈴木商店柳川大晟突然小杉竜一佐藤麻衣オッペンハイマー (映画)矢本悠馬キャッツ・アイ新垣結衣東京都宮澤博行Creepy Nutsまんこ浜野謙太細田善彦変人のサラダボウルエドガー・アラン・ポー阿部なつき髙木大成高梨雄平YOSHIKIルイス・ネリちいかわ なんか小さくてかわいいやつ矢田亜希子アメリカ同時多発テロ事件倉木麻衣神田沙也加櫻坂46いなづま (護衛艦・2代)俺だけレベルアップな件連続テレビ小説ハ・ヨンス山田楓喜ナタリー・ポートマン岸田文雄日本新選組黒沢ともよ橋本環奈木南晴夏岩田達七奏音かのんREITA武元唯衣所村武蔵アフリカ文学鳥海高太朗須山司超特急 (音楽グループ)井俣憲治FANZA小池百合子藤井貴彦JKと六法全書ガールズバンドクライ猿の惑星シリーズケンドーコバヤシS**t kingz涙の女王Twitterモンスター・ヴァース岡部たかし羽仁未央なにわ男子プラザ合意地平線から来た男カール・ルッツ共和汚職事件見上愛宇多田ヒカルエイドリアン・ニューウェイ魔法科高校の劣等生 (アニメ)神田眞人チャンソン🡆 More