コマンドウルフ(COMMAND WOLF)はトミー(現タカラトミー)が展開する『ゾイド』シリーズに登場する架空の兵器。本記事では各種派生機についても記載。
『ゾイド』シリーズにおいては第一期シリーズ(1983~1990年)の1987年から登場。第二期シリーズ(1999~2006年)においてもジオラマストーリーやアニメ、漫画作品など各種メディアミックスで登場する。
コマンドウルフ COMMAND WOLF | |
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番号 | RHI-3(旧) RZ-009(新) |
所属 | ヘリック共和国 |
分類 | オオカミ型 |
ロールアウト | ZAC2042年 |
配備台数 | 2500機(ZAC2100年秋時点) |
全長 | 14.7m |
全高 | 7.9m |
全幅 | 5.9m |
重量 | 46.0t |
最高速度 | 200km/h(旧) 210km/h(新) |
乗員人数 | 2名 |
武装(旧) | 2連装ビーム砲座 煙幕噴射口×2(加速用ブースター兼用) 電磁牙 |
武装(新) | 50mm対ゾイド2連装ビーム砲座 スモークディスチャージャー×2 エレクトロンバイトファング ストライククロー×4 |
主な搭乗者 | ヘリック共和国一般兵 アンドレア少佐(旧) トミー・パリス(バトルストーリー) ダン・フライハイト(ゾイド -ZOIDS-、機獣新世紀ZOIDS) バン・フライハイト(機獣新世紀ZOIDS) |
(旧)は中央大陸戦争時代(第1期シリーズ)、(新)は第二次大陸間戦争時代(第2期シリーズ)の呼称
コマンドウルフのベースとなったのは中央大陸の風族が古くから用いてきたオオカミ型ゾイドである。
このオオカミ型ゾイドは狩猟用として家畜化されたもので、何世代も人為的に選別して来たことによって人間の命令を理解する高い知能を獲得している。部族間紛争時代は運搬・交通・防衛・競技と幅広い用途に用いられていたが、ZAC1960年ごろになると体のほとんどを人口部品に置き換えたメカ生体にも改造され、ZAC2042年にはコマンドウルフがロールアウトしている。オオカミ型ゾイドは第二次大陸間戦争においてもライガー、タイガー型ゾイドに勝るその生存数から重宝されたが、中央大陸種では新型のボディを開発したとしてもライトニングサイクスに太刀打ちできない課題を残している。
後に共和国軍は西方大陸種のより巨大なオオカミ型野生体ゾイドを発見しており、ライガーゼロに匹敵するパワーを持つケーニッヒウルフを開発している。
大型のゼンマイであるHiパワーユニットを動力とし、単純な四足歩行ギミックを有するが、連動ギミックは無い。手動ギミックとしては頭部キャノピーの開閉、下顎の開閉、頭部・首・尻尾の上下動および背部砲塔の旋回、分離がある。本機特有の特殊ギミックとして変速機構がある。これは首を下げることによってその内側に備えた偏心バラストつきのギアとHiパワーユニット前方のギアとをかみ合わせ、バラストの負荷によって歩行速度を下げるものである。
タカラトミーの内部資料においては、第一期、第二期までの商品で988000台の販売数であったとしている。
MSSシリーズ第8弾で2013年発売。
背部ビークルにはパイロット固定用のバーフレームが付いている。専用ジオラマベース付き。
機獣新世紀ZOIDSにてバンの父の機体が登場。「ジーク」という愛称を持つ数年前の戦いで野良ゾイドと遭遇した際に命と引き換えに使用する最強攻撃『ラグナレクファング』を用いたことで機能停止し、ウィンドコロニーにて鎮座していた。その後、レイヴンの強襲に立ち向かうため、オーガノイド・ジークがこのコマンドウルフ(ジーク)と合体し、再活性化する。最終的には再び『ラグナレクファング』を用いて機体は完全大破することとなるが、レイヴンのセイバータイガーと相打ちに持ち込むことに成功した。
ゼンマイ駆動の中型ゾイドとしては非常に多くのゲームに登場しており、特にゾイド第2期シリーズ中に発売されたほとんどのゲームに登場する。
コマンドウルフNEW | |
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番号 | RHI-3 |
所属 | ヘリック共和国 |
分類 | オオカミ型 |
全長 | 14.7m |
全高 | 7.9m |
全幅 | 5.9m |
重量 | 46.0t |
最高速度 | 210km/h |
乗員人数 | 2名 |
武装 | 2連装ビーム砲座 煙幕噴射口(加速用ブースター兼用)×2 電磁牙 |
中央大陸戦争時代に登場したバリエーション。共和国MK-2部隊への配属に合わせてカラーリングが変更された。ベアファイターNEWとともにシールドライガー・マーク2の随伴機として活躍した。
ゲーム作品では「ゾイド VS.シリーズ」や『ゾイドタクティクス』に登場する。
コマンドウルフ アーバイン仕様 COMMAND WOLF IRVINE CUSTOM | |
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番号 | Zi-024 Zi-024AS |
分類 | オオカミ型 |
全長 | 14.7m |
全高 | 8.6m |
重量 | 48.0t |
最高速度 | 200km/h |
乗員人数 | 1名 |
武装 | ロングレンジライフル スモークディスチャージャー×2 エレクトロンバイトファング ストライククロー×4 |
主な搭乗者 | アーバイン (ゾイド -ZOIDS-・ゾイドバトルストーリー) |
アニメ『ゾイド -ZOIDS-』および『ゾイドバトルストーリー』に登場。
戦場で傷付き、乗り捨てられていた機体をアーバインが回収し独自に改修したもの。その際に規格外のパーツを多数使用したためにクセが強く、一部のスペックがノーマル機より劣ることになったが、反応速度などは向上している。ゴジュラス用のロングレンジライフルを装備。直撃すれば、大型ゾイドの装甲をも撃ち抜く威力を持つ。
アニメ登場当初は2連装ビーム砲座を装備。その後、スプレッドミサイルの装備を経て第16話からロングレンジライフルを装備した。彼が別のゾイドに乗ると機嫌を悪くしたらしい。
レッドコマンドウルフ RED COMMAND WOLF | |
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所属 | ガイロス帝国 |
分類 | オオカミ型 |
全長 | 14.7m |
全高 | 7.9m |
重量 | 46.0t |
最高速度 | 210km/h |
乗員人数 | 2名 |
武装 | 50mm対ゾイド2連装ビーム砲座 スモークディスチャージャー×2 エレクトロンバイトファング |
西方大陸戦争当時、第一次全面会戦で勝利を収めたガイロス帝国がその時に大量に鹵獲したコマンドウルフをカラーリングと識別信号を変更し、自軍の戦力として組み込んだ機体。鹵獲された機体は50機または100機存在し、内部回路の解析や装甲の弱点を研究する観点から射撃目標として用いられた。一部の機体は帝国軍特殊部隊に配備され、共和国軍のコマンドウルフ部隊とも交戦したとされる。後に帝国軍で開発されたライトニングサイクスにはこのコマンドウルフから得られたデータがフィードバックされている。
ゲーム「ゾイド VS.シリーズ」と『ゾイドタクティクス』では、カラーリングと設定を同様とする機体が「コマンドウルフEM」として登場する。
ブルーコマンドウルフ BLUE COMMAND WOLF | |
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所属 | ヘリック共和国 |
分類 | オオカミ型 |
全長 | 14.7m |
全高 | 7.9m |
重量 | 46.0t |
最高速度 | 231km/h |
乗員人数 | 2名 |
武装 | 50mm対ゾイド2連装ビーム砲座 スモークディスチャージャー×2 エレクトロンバイトファング |
訓練を終えたばかりのエースパイロット5名で編成された共和国超高速戦闘実験部隊「セブン・トゥ・スリー」に配備されているコマンドウルフ。一般に配備されているコマンドウルフに比べて動力機関の出力が20%ほど引き上げられており、その最高速度は231km/hに達するとされる。
西方大陸戦争時代、レッドラスト砂漠にて野営中だった共和国軍のゾイド部隊がブラックレドラー部隊の奇襲を受けた時、颯爽と現れてその窮地を救ったと言われている。
コマンドウルフAU | |
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所属 | ヘリック共和国 |
配備台数 | 500機(ZAC2100年秋時点) |
分類 | オオカミ型 |
全長 | 14.7m |
全高 | 10.0m |
重量 | 66.0t 49.2t |
最高速度 | 200km/h 210km/h |
武装 | スモークディスチャージャー×2 エレクトロンバイトファング ロングレンジキャノン スタビライザー×2 アシスタンスブースター×2 |
長引く戦いに対応させるため、コマンドウルフにロングレンジキャノン(2連長射程ビーム砲、2連装250mmロングレンジキャノン)とブースターからなるCP-04アタックユニットを追加装備したバリエーション。火力を増強しつつブースターによって運動性を補っている。後述のコマンドウルフACはこのAUタイプをパイロットの技量に合わせてカスタム化したものである。
コマンドウルフAC COMMAND WOLF AC | |
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番号 | RZ-042 FZ-003 |
所属 | ヘリック共和国 チーム・マッハストーム(フューザーズ) |
分類 | オオカミ型 |
全長 | 14.7m |
全高 | 10.0m |
重量 | 66.0t |
最高速度 | 200km/h |
乗員人数 | 1名 |
武装・装備 | AZ2連装250mmロングレンジキャノン スタビライザー×2 アシスタンスブースター×2 スモークディスチャージャー×2 エレクトロンバイトファング ストライククロー×4 |
主な搭乗者 | トミー・パリス(バトルストーリー) マスクマン(フューザーズ) |
250mmロングレンジキャノンを装備して火力強化したコマンドウルフ。重量増加による機動力低下はアシスタンスブースターなどで補っている。共和国軍特殊工作師団416部隊(コマンドウルフACのみで編成された遊撃部隊。青いカラーリングから通称「青の軍」と呼ばれる)に配備されたゾイド。西方大陸戦争終結後、帝国軍の残属勢力掃討に従事した同部隊とこのゾイドはその任務の完了後、閃光師団(レイフォース)に編入され、シャドーフォックスと共にライガーゼロをサポート機として活躍した。主に火力を生かした支援砲撃戦を担当するとともに、その索敵能力の高さから、敵の位置を突き止める任務も得意としている。個人によって本機のカスタマイズの仕様は微妙に異なる。
コマンドウルフBlS | |
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番号 | Zi-042 |
所属 | チーム・ブリッツ(スラッシュゼロ) |
分類 | オオカミ型 |
乗員人数 | 1名 |
主な搭乗者 | バラッド・ハンター(スラッシュゼロ) |
コマンドウルフAC COMMAND WOLF AC | |
分類 | オオカミ型 |
全長 | 14.7m |
全高 | 10.0m |
重量 | 66.0t |
最高速度 | 200km/h |
武装・装備 | AZ2連装250mmロングレンジキャノン スタビライザー×2 アシスタンスブースター×2 スモークディスチャージャー×2 エレクトロンバイトファング ストライククロー×4 |
主な搭乗者 | バラッド・ハンター(スラッシュゼロ) |
アニメ『ゾイド新世紀スラッシュゼロ』に登場するバラッド・ハンターの乗機。登場当初はロングレンジライフルを装備し、第7話からアタックカスタムに装備変更。第20話でバックドラフト団のラオン博士が開発した新型ゾイドシャドーフォックスを追跡中に崖から滑落したところにミサイル攻撃を受け、爆散した。
機体名はゾイドバトルカードゲームでの呼称だが、「ゾイドエンサイクロペディア」では「コマンドウルフAC」の呼称が用いられている。コトブキヤから2010年12月にロングレンジライフルとアタックカスタムの同梱商品が発売された際の商品名は、「コマンドウルフLC&AC バラッド仕様」、説明書文中では「コマンドウルフ・バラッド仕様」という呼称もみられる。
コマンドストライカー COMMAND STRIKER | |
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番号 | FZ-012 |
分類 | オオカミ型 |
全長 | 14.7m |
全高 | 9.6m |
重量 | 58.0t |
最高速度 | 213km/h |
乗員人数 | 2名 |
主な搭乗者 | マスクマン シグマ (フューザーズ) |
武装 | ザンブレイカー マルチプルキャノン×2 中型ミサイルポッド×2 小型ミサイルポッド×2 エレクトロンバイトファング ストライククロー×4 スモークディスチャージャー×2 Eシールド発生装置 |
アニメ『ゾイドフューザーズ』に登場。コマンドウルフACにブロックスゾイド・レオストライカーがユニゾンしたコマンドウルフの新形態。ユニゾンの際にカラーリングは青からグレーに変わり、背部にレオストライカーが変形した武装ユニットが装着される。
本編では第10話から登場。元仲間のマービスの罠に嵌り窮地に陥ったチーム・マッハストームのマスクマンのコマンドウルフACにシグマのレオストライカーがユニゾンして誕生した。ノーマル時よりも優れた反応速度と白兵戦能力でこの危機を脱し、以後はチームの新戦力として活躍した。主武装はレオストライカーの尻尾だったザンブレイカーで、初ユニゾン時に披露した必殺技「ガイアブレイカー」時には、ザンブレイカーの刃が倍近くに伸びる。また、第17話では黄緑色の円状Eシールドを使用している。
ゲームでは、ゾイドフューザーズの世界観をモチーフにしている『ゾイド VS.III』に登場している。
コマンドウルフLC COMMAND WOLF LC | |
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番号 | GZ-003 |
所属 | ディガルド討伐軍(ゾイドジェネシス) |
分類 | オオカミ型 |
全長 | 14.7m |
全高 | 8.6m |
重量 | 48.0t |
乗員 | 1名 |
最高速度 | 200km/h |
武装 | ロングレンジライフル スモークディスチャージャー×2 エレクトロンバイトファング ストライククロー×4 |
主な搭乗者 | バルブロ(ジェネシス) ボントレガー(ジェネシス) |
コマンドウルフにロングレンジライフルを搭載させたカスタム機。大型砲を搭載したため、機動力は落ちているが、命中すれば大型ゾイドをも一撃で撃破できる破壊力を持つ。
アニメではゾイドジェネシスに登場するも、ディガルド武国のバイオゾイドに対してはリーオ(メタルZi)製の武器以外は基本的に通用しないため、自慢のロングレンジライフルも役立たずとなる。物語終盤でソラノヒトからリーオの弾を供給されたことによりバイオゾイドに対抗できるようになる。
コマンドウルフLCゼネバス帝国軍仕様 EMPIRE COMMAND WOLF LC | |
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番号 | EHI-3(ゼネバス仕様) |
所属 | ゼネバス帝国 |
分類 | オオカミ型 |
全長 | 14.7m |
全高 | 8.6m |
全幅 | 5.9m |
重量 | 48.0t |
乗員 | 1名 |
主な搭乗者 | ウォル・ガーレイ大尉(ゼネバス仕様) |
最高速度 | 200km/h |
武装 | ロングレンジライフル スモークディスチャージャー×2 エレクトロンバイトファング ストライククロー×4 |
HMM(ハイエンド・マスターモデル)シリーズで登場。「コマンドウルフLC ゼネバス帝国仕様」としてゼネバス帝国がシールドライガー部隊への対抗措置として、あらゆる手段で入手または鹵獲したコマンドウルフを制式に採用したという、上記レッドコマンドウルフをベースにしたオリジナル設定の機体としてリリースされた。入手が困難な共和国製の部品を得るために撃破した敵機の残骸を漁る姿から共和国側からは「ハイエナコマンド」とあだ名されている。
主なパイロットは、ゼネバス帝国傘下となったベルナ国軍のウォル・ガーレイ大尉。
コマンドウルフ ホロテック COMMAND WOLF HT | |
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分類 | オオカミ型 |
『ゾイドジェネレイションズ』に登場。黒と赤を基調としたクリアのコマンドウルフ。
初出は『次世代ワールドホビーフェア』第21回大会にて限定発売されたキットとなるが、こちらではパッケージにおいて『ゾイドフューザーズ』に登場するマッハストームのラベルが描かれていた。
コマンドウルフ 森林戦仕様 | |
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所属 | ヘリック共和国 |
分類 | オオカミ型 |
武装 | 高速キャノン砲 小型ミサイルポッド 接近戦用ビーム砲 |
『RHI-3コマンドウルフ』商品パッケージに掲載されたバリエーション。機体下部に高速キャノン砲、肩に小型ミサイルポッド、尾部に接近戦用ビーム砲を増設。森林戦用にスピードよりも武装の強化を重視している。
コマンドウルフ 夜間仕様 | |
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所属 | ヘリック共和国 |
分類 | オオカミ型 |
武装・装備 | 長射程キャノン砲 赤外線抑制装置 レーダー |
『RHI-3コマンドウルフ』商品パッケージに掲載されたバリエーション。夜間での長距離狙撃を目的としており、背部の主砲を長砲身のキャノン砲に換装している。
被発見率を低下させるためエンジン排気口には赤外線制御装置が組み込まれている。
クライマーウルフ | |
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番号 | RZ-009MS |
所属 | ヘリック共和国 |
分類 | オオカミ型 |
全長 | 14.7m |
全高 | 10.4m |
重量 | 49.5t |
最高速度 | 200km/h |
武装 | 2連レーザー バイトファング |
ゾイド公式ファンブック2巻に掲載。暗黒大陸ニクス戦用に改造された山岳戦用ウルフ。元は月刊コロコロコミック誌で行われた「第1回ゾイド全日本ゾイド改造グランプリ」のゼンマイ部門用作例として掲載されたもので、ゾイドバトルカードゲームのプロモカードとしても登場した。
ブリッツァーウルフ | |
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番号 | RZ-009BW |
所属 | ヘリック共和国 |
分類 | オオカミ型 |
全長 | 14.7m |
全高 | 9.1m |
重量 | 53.0t |
ゾイド公式ファンブック3巻に掲載された強化改造機。ジェノブレイカーのフリーラウンドシールドなど、帝国の技術も実験的に取り入れられている。元はコロコロコミック誌2000年11月号で開かれた改造コンテストに入賞し、同誌2001年1月号にて、KFDとともに掲載された作品。
チャージウルフ | |
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番号 | RZ-009CW |
所属 | ヘリック共和国 |
分類 | オオカミ型 |
全長 | 14.7m |
全高 | 10.2m |
重量 | 63t |
コマンドウルフにミサイルパック(CP-06 ボマーユニット)、CP-07 キャノリーユニット、アシスタンスブースター(CP-04 アタックユニット)を装備し火力を増強した機体。ゾイドバトルカードゲームのプロモカードとして登場。元はホビージャパン誌2000年10月号に掲載された改造作例
ケルベロス | |
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番号 | RZ-009DH |
所属 | ヘリック共和国 |
分類 | オオカミ型 |
全長 | 14.7m |
全高 | 7.9m |
重量 | 50.0t |
重量 | 190km/h |
武装 | 2連ビーム砲 ビームバルカン 煙幕発生装置 ダブルファング |
ゾイド公式ファンブック2巻に掲載。頭部が1基追加され双頭となった。右側のコクピットはコンピュータの制御室となっており、パイロットの搭乗はできなくなっている。
初出は月刊コロコロコミック誌2000年6月号の付録冊子に掲載された改造作例。
コマンドウルフ ミサイル強化型 | |
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所属 | ヘリック共和国 |
分類 | オオカミ型 |
全長 | 14.7m |
重量 | 51.3t |
最高速度 | 195km/h |
武装 | ロケット砲 煙幕発生装置 バイトファング |
強化型共和国軍仕様とも呼称される。アニメ『ゾイド -ZOIDS-』16話で初登場。首都防衛や市街戦を想定したバリエーションで多連装ロケットランチャーや増加装甲で火力と防御力の増強を図っている。
この機体呼称は小学館刊「ゾイドバトルワールド」掲載時のもの。ゲーム『ZOIDS SAGA』においても「コマンドウルフ(市街戦仕様)」の名称で登場している。
ウォルターウルフ | |
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所属 | ヘリック共和国 |
分類 | オオカミ型 |
コロコロコミック誌2000年6月号の付録冊子に掲載された改造ウルフ。オーガノイドシステムを組み込んだワンオフの実験機。
コマンドウルフMk-IIタイプ | |
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所属 | ヘリック共和国 |
分類 | オオカミ型 |
武装 | 4連対空ミサイルランチャー エレクトロンファング スモークディスチャージャー リニアレーザー |
ゾイドバトルストーリー3巻で登場した改造コマンドウルフ。背中に高い命中率を誇る4連対空ミサイルランチャーを装備し、所属するMK-II強襲部隊の防空を担う。なお、名称・設定の記載は無いものの、バトルストーリー3掲載の写真では尾部にビーム砲らしき小火器を追加装備している。
ゲーム『ゾイド -ZOIDS- 邪神復活!〜ジェノブレイカー編〜』では「コマンドウルフ2」という機体名で登場しているが、図鑑の画面では「コマンドウルフ マーク2」と解説されている。また、同ゲームではリニアレーザーなる武器が固定装備枠に入っている。
アニメ『ゾイド -ZOIDS-』14話に登場。元々はZG(ゴジュラス)用の装備で、ドクター・ディの伝を使い、アーバインが自機のコマンドウルフに装備させたもの。頭部に機関砲のような装備が追加されているほか、背部ポッドに搭載された多弾装追尾拡散(スプレッド)ミサイルは発射後槍状の弾体を空中で放散・地上に降り注ぎ敵を串刺しにして攻撃することができ、素早い敵に対して有効。これによってレイヴンのセイバータイガーの右前脚を損傷させることに成功するが、彼の機転によって逆に返り討ちに合い、背部ポッド側面の閃光弾を利用し戦線を離脱した。
ゲーム『ZOIDS SAGA』においてはコマンドウルフSM、コマンドウルフ(ミサイル装備仕様)などの名称で登場している。
コマンドウルフ サーベラス・エボルブ | |
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所属 | ヘリック共和国 |
分類 | オオカミ型 |
電撃ホビーマガジン2001年8月号に掲載された改造コマンドウルフ。オーガノイドシステムを搭載し、OSが稼動状態となると両肩に格納された頭部(ドロイドヘッド)が展開することで「ケルベロスモード」へと変形する特色を持つ。アイデアはシャドーフォックスの企画没案がベースになっている。
ガトリングウルフ GATRING WOLF | |
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所属 | ヘリック共和国 |
分類 | オオカミ型 |
全長 | 50.0m |
全高 | 27.5m |
重量 | 518.0t |
最高速度 | 380km/h |
『ZOIDS改造マニュアル』に掲載された改造コマンドウルフ。4連装ガトリングバズーカで火力を増強し、開閉式電磁ウイングと加速用ブースターで機動性も向上させたタイプ。カラーリングはサンドイエローとグリーンの迷彩塗装が施されている。
初出は『小学四年生』2000年8月号。
『ゾイドカスタマイズステッカー』に掲載。赤と銀基調に塗装されたコマンドウルフの背部に、ミサイル状の装備が増設されている。
『小学二年生』2000年4月号にも改造作例の一つとしてスチル写真が掲載されているが、呼称は定められていない。
漫画『ゾイドバトルストーリー』で登場。コマンドウルフ(アーバイン仕様)に機体色は近似するが、ビームガトリングガンなどで火力が増強されている。
作中では偽アーバイン(ガンタイン)が搭乗。残骸に偽装しブレードライガーを誘き出し、攻撃を仕掛けた。途中で本物のアーバインとそのコマンドウルフが登場し、最後はブレードライガーの攻撃を受け撃破されている。
雑誌や書籍の記事では、同様の装備を施した改造例が掲載されている。
FZ-003 コマンドウルフACに掲載されたユニゾンバリエーション。コマンドウルフACとボルドガルドの合体。
コマンドウルフ 盗賊団仕様 | |
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所属 | デザルト・アルコバレーノ |
分類 | オオカミ型 |
搭乗者 | ビアンコ ネロ |
アニメ『ゾイド -ZOIDS-』第1話から登場。デザルト・アルコバレーノのビアンコとネロの乗機で、デザートカラー風の機体色。ジークが合体し蘇生したシールドライガーによって撃退される。
コマンドウルフ シミュレーション仕様 | |
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所属 | ヘリック共和国 |
分類 | オオカミ型 |
アニメ『ゾイド -ZOIDS-』第35話から登場。共和国軍の模擬戦に使われる機種。作中ではバンのブレードライガーと交戦した。
レッズウルフ REZ WOLF | |
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所属 | ナカト国 |
分類 | オオカミ型 |
乗員 | 1名 |
搭乗者 | ギシン |
武装 | 小刀「カヅチ」 スモークディスチャージャー×2 他 |
『ゾイドジェネレイションズ』に登場。ナカト国の親衛隊員ギシンの機体で、口部にアタッチメントを介し小刀「カヅチ」を装備可能なほか、背部の火器が専用のものに変更されている。
「レッズウルフ」という機体名は後にギシンの息子ジンが登場する機体へと受け継がれている(古代虎型ゾイド#レッズウルフも参照)。
2007年にトミーのゾイド公式サイトにおいて行われた『コマンドウルフ・カラーリングコンテスト』の入賞作。オンラインゲーム『ゾイドオンラインウォーズ』にも登場し、パイロット養成学校の訓練機という位置づけになっている。
ゲリラ戦を得意とする隠密機動型ゾイドとされる。『ZOIDS concept art』作中では専用の頭部装備を有するドラゴンヘッド(マスター・ザッパ専用機)が登場する。
コマンドウルフRGC COMMAND WOLF RGC | |
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所属 | 連邦軍 |
分類 | オオカミ型 |
全長 | 16.2m(レールガン最長時20.5m) |
全高 | 9.0m |
重量 | 49.5t |
乗員 | 1名 |
主な搭乗者 | テッド・スペクター ブライ・イーノ ダイアン・パークス (ゾイドオリジナル) |
最高速度 | 185km/h |
武装 | レールガン(試作型) 正面特殊二重装甲×2 可変式ヘッドスコープ ハイパーキャパシター×2 エレクトリックトランスミッションユニット×2 スパイクアンカー×2 エレクトロンバイトファング 強化型嗅覚センサー |
コマンドウルフ インターセプター COMMAND WOLF INTERCEPTOR | |
所属 | 連邦軍 |
分類 | オオカミ型 |
全長 | 14.7m |
全高 | 7.9m |
重量 | 46.0t |
乗員 | 1名 |
主な搭乗者 | テッド・スペクター ブライ・イーノ ダイアン・パークス (ゾイドオリジナル) |
最高速度 | 200km/h |
武装 | ロングレンジライフル スモークディスチャージャー×2 エレクトロンバイトファング 強化型嗅覚センサー |
コマンドウルフ[ザッパ隊長仕様:後期型] COMMAND WOLF CAPTAIN ZAPPA | |
所属 | 連邦軍 |
分類 | オオカミ型 |
全長 | 14.7m |
全高 | 7.9m |
重量 | 46.0t |
乗員 | 1名 |
主な搭乗者 | マスター・ザッパ(ゾイドオリジナル) |
最高速度 | 200km/h |
武装 | ロングレンジライフル スモークディスチャージャー×2 エレクトロンバイトファング 強化型嗅覚センサー 射撃管制装置 ドラゴンヘッド(ザッパ隊長機専用アーマー) |
『ZOIDS concept art』の世界観をベースとしたゾイドオリジナルに登場。コマンドウルフに、対ジェノリッター用に超高速の実態弾で大型ゾイドの装甲をも撃ち抜くレールガンを装備した機体。
可変式ヘッドスコープや正面特殊二重装甲、スパイクアンカーなどに加え、レールガンに大電力を供給できるハイパーキャパシターやエレクトリックトランスミッションユニットなども装備され、肩の部分に姿勢制御装置を内蔵するなど機体自体もレールガンの精密射撃に適した改造が成されている。ジェノリッター討伐作戦においてはレールガンの貫通力を増すために通常使用時の2.4倍の電力を流す選択をしたため、レールと弾丸との接点の蒸発が原因で各機1発のみの使用に限られた。
中央大陸戦争終結後、連邦軍において量産配備されたロングレンジライフル搭載型の迎撃用タイプ。
コマンドウルフMZとも呼ばれる。元トラップ遊撃隊の隊長であったマスター・ザッパの専用機「ドラゴンヘッド」にインターセプターと同様の換装を施した機体。ロングレンジライフルに射撃管制装置を装備しており、砲手に頼らず本体側の操縦で正確な射撃が行えるようになっている。
映像外部リンク | |
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シールドライガーとコマンドウルフ(タカラトミー) |
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