『ABEMA Prime』(アベマプライム)は、インターネットテレビ局ABEMAのニュースチャンネルであるAbemaNewsで平日の21・22時台に生配信されている日本の報道番組。略称は「アベプラ」。
AbemaPrime ↓ 報道リアリティーショー ABEMA Prime ↓ 変わる報道番組#アベプラ | |
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収録場所であるEXけやき坂スタジオ | |
ジャンル | 報道番組 |
配信国 | 日本 |
製作総指揮 | 水野篤 |
プロデューサー | 郭晃彰(CP) 杉原啓太 末松孝一郎 |
出演者 | カンニング竹山 (月) 田村淳 (火) 週替わりMC (水) EXIT (木) 西村博之 (金) 仁科健吾・田中萌(テレビ朝日アナウンサー、月曜・火曜担当) 平石直之(テレビ朝日アナウンサー、水曜 - 金曜担当) 穂川果音 ほか |
ナレーター | #ナレーションを参照 |
オープニング | TOMOO『Super Ball』 |
エンディング | #エンディングテーマを参照 |
外部リンク | 公式サイト |
放送開始から2016年7月第2週まで | |
配信時間 | 平日 20:00 - 21:50(110分) |
配信期間 | 2016年4月11日 - 7月15日 |
2016年7月第3週から2016年3月第4週まで | |
配信時間 | 平日 21:00 - 23:00(120分) |
配信期間 | 2016年7月18日 - 2020年3月27日 |
AbemaPrime ↓ 報道リアリティーショーABEMA Prime (2020年3月30日から) | |
配信時間 | 平日 21:00 - 23:00(120分) |
配信期間 | 2020年3月30日 - 現在 |
過度な演出や切り取りを完全排除し、ニュース解説だけでなく議論を通して、これまでの常識や価値観が大きく変わる今の時代に合った「変わる報道番組」を目指している。
2016年4月、AbemaTVの開局に伴い、2015年6月、テレビ朝日会長である早河洋からパイロット版制作を依頼され番組企画が立ち上がり、AbemaTV先行配信期のAbemaNewsの番組先行配信に伴い、同年3月25日、4月5日に、事実上のパイロット版として『AbemaPrime本開局直前スペシャル』を配信。開局日である4月11日より本配信。
配信開始当初は、本来のAbemaNewsのメインスタジオである「EXけやき坂スタジオ」では無く、テレビ朝日本社ビル内の第3スタジオ(『羽鳥慎一モーニングショー』のセット)を間借りして番組を制作していたが、同年4月25日配信分より「EXけやき坂スタジオ」からの配信に切り替わった。同年7月18日配信分より、AbemaNewsの改編に伴い21時開始に繰り下がるとともに、配信時間も10分拡大して2時間枠となる。
コンセプトは“オトナの事情をスルーしまくる、尖りまくったニュース番組”をキャッチフレーズに、普段地上波テレビ番組を視聴しない若者層に向けたニュースショーで、AbemaNewsの旗艦番組である。前半はその日の速報的話題を紹介しながらゲストを招いて議論し、後半は特集VTRの話題を紹介しつつ番組を進行する。また、外からの中継取材でスマートフォンを、中継先との応答にSkypeによるビデオチャットを活用するなど、インターネット技術をフル活用した取材手法が特徴である。番組制作コードについては、民放連加盟放送局が定めている放送コードを準拠しており、「メディアの人間としてやるべきじゃないということはやらない」という大前提のもと、「アプローチの方法を変えている」と番組プロデューサーの植村俊和は語っている。前述のように通常はニュースを映像取材で深追いし議論することが多く速報性は少ないが、本配信3日後に起きた熊本地震など災害発生時にはネット配信の即時性と利便性を生かした内容編成に切り替えている。
2017年1月から、一部出演者・コーナーを入れ替え、大幅なリニューアルを実施。2018年9月、当該番組の進行をしていた小松が『ワイド!スクランブル』のMC就任に伴い降板し、10月からは、9月まで『報道ステーション』のサブキャスターを務めていた小川彩佳が進行役を務める。2019年3月、小川のテレビ朝日退社に伴い降板。4月1日からはテレビ朝日アナウンサー・平石直之が担当。これに伴い一部出演者も入れ替えられる。また、AbemaTV一部番組で先行配信していた海外向け配信、ニコニコ動画での配信をこの日よりスタートした。
番組配信中、視聴者からの意見をTwitterや配信アプリからのコメント投稿欄から募っており、ハッシュタグは番組略称である「アベプラ」を用いている。
4代目キャスターとなった平石は地上波報道番組との製作者側から見た差異を「オンエア後の“反省会”(事後会議)がない」、「その時間を視聴者からの感想を読む時間に充てられる」。また、スタッフ間の連絡の多くを会議やメールではなくSlackを使用して行っていることを挙げている。
2020年3月30日週より番組名を維持しつつも、21時から22時をニュースの1部、22時から23時を特集の2部 と分け、お笑いコンビ・EXIT、ひろゆきこと西村博之らが新たに曜日MCに就任する。アンカーキャスターの役職を取りやめ、MC、キャスター以外は一律コメンテーターとなる。2部では進行キャスターの平石直之もコメンテーターとなり、別に進行キャスターが招かれる(コメント読みなど以前のアンカーキャスターの役周りも務める)。冒頭のあいさつも「手のひらから世界につながるニュース番組AbemaPrime」から「報道リアリティーショーAbemaPrime」に変更された。また新型コロナウイルス対策のため、出演者の席間隔を空けるソーシャルディスタンス、ゲストを原則スカイプ配信での出演とするなどの対策が当面の間取られる。
AbemaTVのサービスブランドがABEMAへ変わるのに伴い、4月13日配信分よりタイトル表記が『AbemaPrime』から『ABEMA Prime』となる(番組セットなどには「AbemaPrime」表記も残されている)。
プロデューサーを務める郭晃彰によれば「生放送が一番だというのは、今も変わりません」としながらも、2020年以降は「ユーザーがいる所にコンテンツを届けないといけない」という理念から、番組を一つの素材ととらえ、配信後もウェブ、地上波を問わずコンテンツに合わせた届け方を模索しているという。
2021年2月24日の配信では特集「手話通訳士 なぜ少ない?」にちなみ2時間全編にわたり、手話通訳士をワイプ表示する試みを行った。
2021年4月からは「変わる報道番組」を番組コンセプトに一部出演者を入れ替えるリニューアル。毎週水曜日枠を週替わりのMC枠とする。
2022年4月からのリニューアルでは「みんなでしゃべるとニュースはおもしろい」をキャッチコピーに掲げ、これまで以上に多様な視点を盛り込んだ言論空間を目指すため、レギュラーメンバーをこれまでの27人から53人に倍増。月曜MCも週替わりにするなど、前年以上に曜日固定しない多様な出演者で送る。また、議論だけでなく、番組最後にその日のテーマの答え合わせを出すコーナーも設ける。
2023年4月のリニューアルでは昨年の編成を踏襲しつつも、不定期出演した3名をレギュラーMCに指名。レギュラーコメンテーターを60名とした。
2023年10月のリニューアルではセットの一部が変更になった。また、同月から平石が『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日・朝日放送テレビ・名古屋テレビ共同製作)のメインキャスターに就任した事情から水曜から金曜までの進行担当となり、月曜と火曜についてはテレビ朝日アナウンサーの仁科健吾と田中萌が担当することになった。
曜日固定はされておらず、週初めに各曜日の出演者が発表される。
日替わり。2020年4月13日まで、2021年4月以降は曜日固定されていない。木曜日は柴田阿弥がこの役割も兼任する。
2021年4月以降、曜日固定は流動的なものとなっており、一部出演者は他曜日にも出演する。2022年4月以降原則撤廃。毎週週初めに出演者が明かされる形となった。
番組に不定期出演する準レギュラー出演者。2016年7月18日からの配信枠移動を機に制定。主に番組開始以降何度かゲスト出演や代打MCを経験したタレントで構成されている。2017年の改編以降出演減少し、事実上フェードアウト。アベプラファミリーの用語は出演者全体を包括した意味合いとして使用されている。
※番組開始当初はAbemaTV親会社サイバーエージェントの女性社員が『エージェントガールズ』として出演していた。
※2017年1月から、各曜日のテーマと内容。その後の改編などにより曜日テーマの要素は薄くなっている。
曜日 | 曜日テーマ | 内容 |
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月曜日 | 『炎上上等!!タブー知らずの月曜日』(炎上) | 月曜MCの村本がタブーを無視して大胆発言で世の中を斬る。 |
火曜日 | 『ガチ対決!!激論ファイヤー火曜日』(激論) | 火曜MCの小籔(ケンドーコバヤシ)が人気の論客たちを交えて、徹底生激論をする。 |
水曜日 | 『WorldWide!!世界レベルの水曜日』(WorldWide) | 海外経験豊富な総理の孫こと水曜MCの宮澤が世界で話題のニュースや問題を斬る。 |
木曜日 | 『明瞭会!!マネーに夢中な木曜日』(経済) | 木曜MCのふかわが暮らしに役立つ経済情報をマネーな視点で斬る。 |
金曜日 | 『カルチャフル!!文化メガ盛り金曜日』(カルチャー) | 金曜MCの石井が社会問題からサブカルチャーまでを文化的に斬る。 |
年 | 月 | アーティスト | 曲名 | 脚注 |
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2016年 | 7月18日- | GLAY | 超音速デスティニー | |
8月- | Iris | 小さな声 | ||
2017年 | 1月 | nowisee | バイブレーション | |
2月 | Ayasa | Re:Birth | ||
3月 | FINAL FRASH | PARADISE | ||
4月 | Awesome City Club | 今夜だけ間違いじゃないことにしてあげる | ||
5月 | 神聖かまってちゃん | 光の言葉 | ||
6月 | never young beach | 明るい未来 | ||
7月 | Nulbarich | It's Who We Are | ||
8月 | LUCKY TAPES | レイディ・ブルース | ||
9月 | ||||
10月 | Awesome City Club | ASAYAKE | ||
11月 | 平井大 | Story of Our Life | ||
12月 | ||||
2018年 | 1月 | |||
2月 | ||||
3月 | Saucy Dog | いつか | ||
4月 | chelmico | ずるいね | ||
5月 | Helsinki Lambda Club | This is a pen. | ||
6月 | FINLANDS | 恋の前 | ||
7月 | BRADIO | Boom!Boom!ヘブン | ||
8月 | フレンズ | 常夏ヴァカンス | ||
9月 | 佐藤千亜妃 | Summer Gate | ||
10月 | I Don't Like Mondays. | ONE THING feat. SALU | ||
11月 | 向井太一 | Pure | ||
12月 | SIX LOUNGE | ラストシーン | ||
2019年 | 1月 | ぼくのりりっくのぼうよみ | 没落 | |
2月 | the peggies | 明日 | ||
3月 | ReN | Life Saver | ||
4月 | SIRUP | LOOP | ||
5月 | ニガミ17才 | 化けるレコード | ||
6月 | BRADIO | O・TE・A・GE・DA! | ||
7月 | CYBERJAPAN DANCERS | スキスキスー | ||
8月 | PEDRO | 猫背矯正中 | ||
9月 | ネクライトーキー | 音楽が嫌いな女の子 | ||
10月 | 原因は自分にある。 | 原因は自分にある。 | ||
11月 | レルエ | 時鳴りの街 | ||
12月 | ||||
2020年 | 1月 | ジェニーハイ | シャミナミ | |
2月 | ||||
3月 | MONO NO AWARE | 言葉がなかったら | ||
4月 | Omoinotake | トニカ | ||
5月 | 変態紳士クラブ | HERO | ||
6月 | 空白ごっこ | 雨 | ||
7月 | Mr.FanTastiC | Always the best day | ||
8月 | さとうもか | Glints | ||
9月 | Reol | 第六感 | ||
10月 | ゆいにしお | Drink, Pray, Love! | ||
11月 | Creepy Nuts | かつて天才だった俺たちへ | ||
12月 | 黒川沙良 | ブリコー | ||
2021年 | 1月 | KALMA | パリラリラ | |
2月 | Ado | レディメイド | ||
3月 | sloppy dim | Minority | ||
4月 | Cody・Lee(李) | 我愛你 | ||
5月 | YAJICO GIRL | Better | ||
6月 | 変態紳士クラブ | YOKAZE | ||
7月 | さとうもか | Love Buds | ||
8月 | GLAY | SHINING MAN | ||
9月 | ジェニーハイ | 華奢なリップ (feat. ちゃんみな) | ||
10月 | インナージャーニー | 深海列車 | ||
11月 | asmi | Call me | ||
12月 | BiSH | 柏木由紀なりのBiSH -BAD TEMPER- | ||
2022年 | 1月 | ナナヲアカリ | 学校だるい学校だるい学校だるい | |
2月 | シズクノメ | ハイ | ||
3月 | Penthouse | 単焦点 | ||
4月 | 三月のパンタシア | 花冷列車 | ||
5月 | SARD UNDERGROUND | 運命のルーレット廻して | ||
6月 | マハラージャン | 持たざる者 | ||
7月 | ツユ | いつかオトナになれるといいね。 | ||
8月 | 新東京 | Metro | ||
9月 | w.o.d. | リビド | ||
10月 | Hiplin | おわかれ | ||
11月 | ウルフルズ | ツーベーコーベー | ||
12月 | Sincere | I'll be | ||
2023年 | 1月 | Kroi | Hard Pool | |
2月 | あたらよ | 雪冴ゆる | ||
3月 | 春野 | Venus Flytrap feat. 佐藤千亜妃 | ||
4月 | 新東京 | 36℃ | ||
5月 | 超学生 | Let's go | ||
6月 | Furui Riho | Super Star | ||
7月 | imase | Nagisa | ||
8月 | ん・フェニ | MAKE | ||
9月 | ELAIZA | わたしたち | ||
10月 | NIKO NIKO TAN TAN | 琥珀 | ||
11月 | GOOD BYE APRIL | BRAND NEW MEMORY | ||
12月 | NEE | ばっどくらい | ||
2024年 | 1月 | Chevon | 大行浸 | |
2月 | リュックと添い寝ごはん | 天国街道 | ||
3月 | from00 feat.ココラシカ | 恋よ、踊りだせ | ||
4月 | TOMOO | Super Ball |
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