神辺駅(かんなべえき)は、広島県福山市神辺町大字川南にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・井原鉄道の駅である。
神辺駅 | |
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JR駅舎(2009年10月) | |
かんなべ Kannabe | |
広島県福山市神辺町大字川南746-2(JR) 広島県福山市神辺町大字川南747-3(井原) | |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) 井原鉄道 |
電報略号 | カン |
駅構造 | 地上駅(一部橋上駅) |
ホーム | 2面2線(JR西日本) 1面1線(井原鉄道) |
乗車人員 -統計年度- | (JR西日本)-2021年- 1,034人/日(降車客含まず) (井原鉄道)-2013年- 318人/日(降車客含まず) |
開業年月日 | 1914年(大正3年)7月21日(JR) 1999年(平成11年)1月11日(井原) |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | Z 福塩線(JR西日本) |
キロ程 | 8.4 km(福山起点) |
◄横尾 (2.3 km) (2.0 km) 湯田村► | |
所属路線 | ■井原鉄道井原線* |
キロ程 | 41.7 km(総社起点) |
◄湯野 (2.2 km) | |
備考 | 共同使用駅 JR西日本:無人駅(定期券が発行できる多機能券売機あり) 井原鉄道:直営駅 |
* 1日3往復のみ福塩線に乗り入れ。 |
JR西日本の福塩線と、井原鉄道の井原線が乗り入れ接続駅となっている。井原線は当駅が終着駅であるが、一部の列車が福塩線に直通する。福塩線の福山方面に限りICOCAが利用可能であるが、当駅から府中方面と井原鉄道では利用することができない。
両備軽便鉄道として開業、高屋線の分岐駅となったが非電化の高屋線は国有化の対象にならず、運命が分かれてしまった。井笠鉄道として廃止された旧高屋線は、井原鉄道として32年後に復活した。
相対式ホーム2面2線を有し、行違い可能な地上駅。一見すると2面3線に見えるが、下りホーム(2番のりば)の反対側の線路は保守車両用の線路である。福塩線では唯一の橋上駅舎を有する。のりばは方面別に使い分けているが、1番のりばは府中方面への出発も可能で、平成30年の集中豪雨で当駅 - 府中駅間で折り返し運転を行っていた際は全列車1番のりば発着となった。
現在は福山駅が管理する無人駅であるが、2020年2月29日まではJR西日本岡山メンテックが駅業務を受託する業務委託駅で、福塩線内では福山駅・府中駅とともにみどりの窓口が設置されていた。ピンク色の自動券売機設置(定期券・ICOCAの購入、ICOCAのチャージに対応)。
2018年3月17日のダイヤ改正まではワンマン列車における運賃収受は無人駅同様に車内で行われていたが、ダイヤ改正後はICOCA取扱区間当駅以南の全駅でホーム側の全てのドアから乗り降り可能とする取扱いに改められた。なお、終日営業だった直営駅時代はワンマン列車でもすべてのドアを開閉して駅での収受を行っていた。
駅舎は福塩線上りホーム脇にあり、同ホームと直結する乗換改札も存在する(ただし早朝・夜間は閉鎖)。単式ホーム1面1線を持つが、福山方面に直通する列車は福塩線のホームに発着する。こちらは2012年(平成24年)3月まで井原鉄道の直営駅であり、携帯型発券機や補充券(定期券・回数券・愛好者に発売の補充乗車券)で乗車券を販売し、早朝と夜間は無人となっていた。2012年(平成24年)4月に一度終日無人化されたが、2013年(平成25年)の窓口不定期営業を経て、2014年(平成26年)8月より、駅係員が再配置されている。駅係員の再配置時は、消費税の8%増税に伴う運賃改定の際に携帯型発券機を更新しなかったため、常備券・補充券と総社駅から移設された自動券売機により販売され、入場券は一旦発売を終了していた。
2016年7月頃にタブレット端末にプリンタを接続した乗車券類発行機で乗車券・入場券を発売するようになり、常備券での販売を終了した(清音駅・矢掛駅・井原駅も同様。補充券については継続)。
2020年8月31日、自動券売機を更新。発売できる券種を拡充し、券売機でも入場券を発売するようになった。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
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JR線のりば | ||||
1 | Z 福塩線 | 上り | 福山方面 | |
2 | 下り | 府中方面 | 三次方面は府中で乗り換え | |
■井原鉄道井原線 | 清音・総社方面 | 福山始発のみ | ||
井原鉄道線のりば | ||||
■井原鉄道井原線 | 清音・総社方面 | 当駅始発 |
「統計ふくやま」によると、1日平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | JR西日本 | 井原鉄道 |
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1日平均 乗車人員 | 1日平均 乗車人員 | |
1989年(平成 元年) | 1,467 | 開 業 前 |
1990年(平成 2年) | ||
1991年(平成 3年) | ||
1992年(平成 4年) | 1,379 | |
1993年(平成 5年) | ||
1994年(平成 6年) | ||
1995年(平成 7年) | ||
1996年(平成 8年) | ||
1997年(平成 9年) | ||
1998年(平成10年) | 1,251 | 調査なし |
1999年(平成11年) | ||
2000年(平成12年) | ||
2001年(平成13年) | 1,225 | 36 |
2002年(平成14年) | 1,208 | 63 |
2003年(平成15年) | 1,240 | 93 |
2004年(平成16年) | 1,208 | 60 |
2005年(平成17年) | 1,159 | 調査なし |
2006年(平成18年) | 1,162 | 236 |
2007年(平成19年) | 1,213 | 調査なし |
2008年(平成20年) | 1,186 | 211 |
2009年(平成21年) | 1,148 | 調査なし |
2010年(平成22年) | 1,132 | 233 |
2011年(平成23年) | 1,134 | 調査なし |
2012年(平成24年) | 1,197 | |
2013年(平成25年) | 1,348 | 318 |
2014年(平成26年) | 1,332 | 調 査 な し |
2015年(平成27年) | 1,355 | |
2016年(平成28年) | 1,392 | |
2017年(平成29年) | 1,427 | |
2018年(平成30年) | 1,395 | |
2019年(令和 元年) | 1,418 | |
2020年(令和 2年) | 1,032 | |
2021年(令和 3年) | 1,034 |
当駅は福塩線のすべての駅の中で最も利用者が多く、且つ利用者が唯一1,000人を越えている駅でもある。(福山駅を除く)
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