矢向駅(やこうえき)は、神奈川県横浜市鶴見区矢向六丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)南武線の駅である。
矢向駅 | |
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駅舎(2019年9月) | |
やこう Yakō | |
◄JN 02 尻手 (0.9 km) (1.5 km) 鹿島田 JN 04► | |
所在地 | 横浜市鶴見区矢向六丁目5-6 北緯35度32分20.1秒 東経139度40分49.5秒 / 北緯35.538917度 東経139.680417度 東経139度40分49.5秒 / 北緯35.538917度 東経139.680417度 |
駅番号 | JN03 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■南武線 |
キロ程 | 2.6 km(川崎起点) |
電報略号 | ヤコ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- | 16,348人/日(降車客含まず) -2022年- |
開業年月日 | 1927年(昭和2年)3月9日 |
備考 |
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駅番号はJN 03。南武線で唯一横浜市内にある駅となっている。
地名から採ったもの。「矢向」には諸説あるが、地名研究では古来川口(川の合流する所)のことを「やこう」という。
線路西側の駅舎側に単式ホーム1面1線の下り(立川方面)ホーム、線路を挟んで島式ホーム1面2線の上り(川崎方面)ホームがある。上りホームとは跨線橋で結ばれている。
川崎統括センター(尻手駅)管理の業務委託駅(JR東日本ステーションサービス委託)。お客さまサポートコールシステムが導入されており、早朝と夜間の一部時間帯は遠隔対応のため改札係員は不在となる。不在の時間はインターホンにより鹿島田駅の係員が対応を行う。
自動券売機・多機能券売機・指定席券売機・自動改札機が設置されている。トイレは改札を入って左側にある。2011年にはホームと跨線橋を結ぶ東芝のエレベーターが設置された。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | 南武線 | 下り | 武蔵小杉・登戸・立川方面 |
2・3 | 上り | 尻手・川崎方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
留置線があり、 夜間滞泊などの留置運用が設定されている。このため、早朝や夕方に当駅始発の川崎行き列車が設定されており、3番線から発車する。また、朝ラッシュ時にて、川崎発の回送列車が留置される際は、1番線からではなく、3番線に進入する形となっている。以前はここに矢向車掌区が置かれていたが、中原電車区(現在の鎌倉車両センター中原支所)の運転士部門と統合。武蔵中原駅近くに新設された川崎運輸区(現在の川崎統括センター南武線オフィス)に移転した。広い留置線は1960年まであった矢向電車区の名残である。
2022年(令和4年)度の1日平均乗車人員は16,348人である。南武線の快速通過駅では最も利用客が多い。
近年の推移は下記の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 | 出典 |
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1991年(平成 | 3年)15,040 | |
1992年(平成 | 4年)14,994 | |
1993年(平成 | 5年)15,054 | |
1994年(平成 | 6年)14,681 | |
1995年(平成 | 7年)14,187 | |
1996年(平成 | 8年)13,944 | |
1997年(平成 | 9年)13,538 | |
1998年(平成10年) | 13,372 | |
1999年(平成11年) | 13,529 | |
2000年(平成12年) | 13,496 | |
2001年(平成13年) | 13,798 | |
2002年(平成14年) | 13,336 | |
2003年(平成15年) | 13,293 | |
2004年(平成16年) | 13,257 | |
2005年(平成17年) | 14,555 | |
2006年(平成18年) | 15,176 | |
2007年(平成19年) | 15,652 | |
2008年(平成20年) | 15,788 | |
2009年(平成21年) | 15,762 | |
2010年(平成22年) | 16,214 | |
2011年(平成23年) | 16,318 | |
2012年(平成24年) | 17,022 | |
2013年(平成25年) | 17,726 | |
2014年(平成26年) | 17,837 | |
2015年(平成27年) | 17,979 | |
2016年(平成28年) | 18,134 | |
2017年(平成29年) | 18,623 | |
2018年(平成30年) | 18,986 | |
2019年(令和元年) | 19,449 | |
2020年(令和 | 2年)15,149 | |
2021年(令和 | 3年)15,135 | |
2022年(令和 | 4年)16,348 |
横浜市と川崎市の境にある駅であり、駅前には小ぶりのロータリーがある。駅南側に接して道路が踏切で交差しており、この道路に沿って商店街がある。
最寄り停留所は、矢向駅前となる。以下の路線が乗り入れ、川崎鶴見臨港バス、横浜市営バスにより運行されている。
のりば | 運行事業者 | 系統・行先 |
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1 | 横浜市営バス | 18:鶴見駅東口 / 生麦 |
川崎鶴見臨港バス | 川57・川61・川69:川崎駅西口 | |
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川崎市幸区と横浜市鶴見区との境界線上に置かれていて、ホームは川崎市と横浜市にまたがるが、改札口や駅舎が横浜市にある。このため横浜駅からの経路上にある川崎駅・隣の尻手駅とともに、JRの特定都区市内における「横浜市内」駅の扱いとなっている。なお、当駅が南武線の横浜市内エリアの北限となる。
成瀬巳喜男の映画「めし」(1951年)で、ヒロイン岡本三千代(原節子)が実家に帰るシーンの下車駅として使われた。
矢向駅周辺において横浜市および川崎市は、連続立体交差を検討している。
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