『灼眼のシャナ』(しゃくがんのシャナ)は、高橋弥七郎による日本のライトノベルおよびこれを原作とするメディアミックス作品。イラストはいとうのいぢが担当している。略称は「シャナ」。電撃文庫(メディアワークス→アスキー・メディアワークス)より2002年11月から2012年11月まで刊行された。2023年11月に短編集として「灼眼のシャナ SIV」が刊行された。
灼眼のシャナ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ジャンル | バトル、ファンタジー、ラブコメ、現代学園異能 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
小説 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
著者 | 高橋弥七郎 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
イラスト | いとうのいぢ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
出版社 | メディアワークス→アスキー・メディアワークス | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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レーベル | 電撃文庫 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
刊行期間 | 2002年11月 - 2023年11月 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
巻数 | 全28巻(本編全22巻+短編全6巻) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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テンプレート - ノート | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
プロジェクト | ライトノベル・漫画・アニメ・コンピュータゲーム | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
ポータル | 文学・漫画・アニメ・コンピュータゲーム |
人知れず行われる異世界の住人“紅世の徒(ぐぜのともがら)”と異能力者「フレイムヘイズ」との戦いを背景に、平凡な高校生活を送っていた少年と異能力者の1人である少女との出逢いを発端とした、日常生活と戦いの日々を描く物語作品。
2002年11月、小説の第I巻が発行され以降シリーズ化することとなった。
また、日販調べの週間ベストセラー、文庫ランキングでは文庫化されている本編19作+短編集3作品のうち16作品が初登場3位以上を記録しており、VII・XIII・XIV・XVI・XVII・XVIII・XIXの7作品が第1位を記録している。2011年10月のXXII巻発売にて本編が完結、2012年11月の外伝SIII巻発売にてシリーズが完結した。完結から10年が過ぎた2023年にその後を描いた短編集、「灼眼のシャナ SIV」が刊行された。
また小説を原作としたメディアミックス展開が行われ、2003年にラジオドラマ化、2005年に漫画版連載が開始され、同年及び2007年と2011年にはテレビアニメがそれぞれ半年間放送された。
その他、2006年からテレビアニメ版スタッフ・キャストによるドラマCD、ゲーム、OVAも発表され、2007年には劇場版アニメが制作されている(これらの詳細は後述する)。
2022年1月時点でシリーズ累計部数は860万部を、関連書籍を含めたシリーズ累計発行部数は1080万部をそれぞれ突破している。『このライトノベルがすごい!』作品部門では2008年版で10位を獲得している。
本作では現実と同様の性質をもつ「この世」と架空の異世界“紅世”(ぐぜ)とが設定され、物語は日本の架空の都市である御崎市を中心に展開する。“紅世”から渡り来た住人“紅世の徒(ぐぜのともがら)”は、この世に存在するための根源的なエネルギー“存在の力”を人間から人知れず奪う(喰らう)。喰われた人間は元々いなかった事になり、人間を喰らうことで得た“存在の力”を使って“徒”は本来起こるはずのない出来事を引き起こす(自在式・自在法の利用)。“徒”の中でも強い力を持つ“王”たちの一部は、こうして生まれた存在の欠落や矛盾が世界のバランスを崩しいつか決定的な破滅が起きることを危惧して人間と契約を交わしフレイムヘイズと呼ばれる異能力者を生み出すことで、人を喰らう“徒”を討ち、この世と“紅世”のバランスを保とうと戦いを繰り広げている。
御崎市で平凡な日常を過ごしていた高校生の坂井悠二は、怪物の出現と共に非日常の世界に巻き込まれ、名も無き少女と出逢った。その名も無き少女は、人知れず人を喰らう異世界人“紅世の徒”を探し討滅するフレイムヘイズの1人。彼女は、悠二が自覚がないまま死んでいることを告げ、訳あって“紅世の徒”から狙われるようになった悠二を護る様になる。そんな彼女に悠二は「シャナ」と名付ける。2人は当初は反発しながらも、少しずつ惹かれ合っていく。
フレイムヘイズに課せられた使命の塊であったシャナは、自身が抱く悠二への恋心に戸惑い悩みながらも御崎市で暮らすうちに、徐々に一人の人間として成長していく。一方の悠二も、自身が既に人間ではないことに悩み将来を見出せずにいたが、シャナや仲間たちと共に“紅世の徒”との幾多の戦いを経て、フレイムヘイズと“紅世の徒”の戦いをいつか終わらせたいと望むようになる。
しかし、トーチである悠二をこの世に存在させ続けている宝具『零時迷子』を狙う、“紅世の徒”の大集団がいた。彼ら[仮装舞踏会(バル・マスケ)]は、数千年をかけて準備してきた計画『大命』の最後の切り札として、『零時迷子』を必要としていたのだ。クリスマス・イヴに[仮装舞踏会]盟主“祭礼の蛇”と合一した悠二は、『大命』の全貌を知らされると、フレイムヘイズと“紅世の徒”の戦いを終わらせるために[仮装舞踏会]側に付くことを選び、彼らの放埓を許さないシャナたちと敵対することになる。
ここでは本作の設定の根幹を成す“存在の力”の概念について解説する。
“存在の力”とは、この世に存在するための根源的なエネルギーである。人間や動物・物質など、この世のあらゆる個体が持っており、この世の時空に過去・現在・未来に渡って広がっている。“存在の力”の量が多い人間ほど、周囲に強い影響力(≒存在感)を持つことになる。また人間の場合、死亡してもその人物の“存在の力”が失われることはなく、過去の時空にその人物の“存在の力”は残り続け、同時に「その人物が過去に存在していた事実」も残り続ける。
“紅世の徒”がこの世で活動するため、この世の人間の“存在の力”を変換・吸収する(「喰らう」と例えられる)などすると、本来あるべき“存在の力”が過去・現在・未来の時空から強制的に失われ、その存在は「最初からこの世に存在していなかった」ことになる。すると、その存在によって起こるはずだった影響(人間関係など)や、所有物や関わった人間の記憶や写真などの『存在した証』も同時に失われる。しかし、既に起きた出来事などを巻き戻すには至らないため、本来あるべき存在が失われたことで、矛盾する部分が必ず生じる。それらが積み重なって、この世を構成する巨大な“存在の力”の秩序と流れに変調をきたしている状態を「世界が歪んでいる」と言い、前述の通りあまりにも歪みが大きくなると、この世と“紅世”の両界に『大災厄』と称される大きな災いが起きると予想されている。
例を挙げれば、子供と家を持つ夫婦が喰われた場合、夫婦自身やその直接の持ち物は消える。しかし子供は親がいない子供として残り、住んでいる家は夫婦の部屋が空っぽの状態になって残る。人々の記憶は夫婦が「最初からこの世に存在していなかった」ように修正され、残された子供や家に関する矛盾や疑問点を追究する者も通常はいないとされる。このような違和感の集合が「世界の歪み」である。「世界の歪み」を感覚として捉えることができるフレイムヘイズはこの歪みを“徒”のいた痕跡として追い、同様の力を持つ“徒”も歪みがあると興味を惹かれてその土地にやって来る傾向がある。
“紅世”の関係者は一般に上述のように認識しているが、歪みの真の原因は“存在の力”がこの世で自然発生し得ない状態に変換されたことによる「不安定化」である。“存在の力”は実際には消失しておらず、異世界の住人である“徒”が「この世に存在する為の根源的な力」として本来この世に存在しない形に固定しており、それが“存在の力”の流れを滞らせ歪みを生む原因となっている。これが“徒”に発覚すれば「不安定化した“存在の力”を使えば“存在の力”が安定化するため、“存在の力”を乱用しても何の問題もない」という誤認を生み、中途の過程を無視した更なる暴走を招く恐れがあったため、この事実に気づいた『宙の心臓』とその弟子である『大地の四神』のみの秘密とされた。後に現代の『大戦』の最中に『大地の四神』の一人であるセンターヒルから、シャナ他数名のフレイムヘイズのみに伝えられた。
“徒”が人間の“存在の力”を喰らうと、“存在の力”が急激に失われることでこの世に強い歪みが発生する。強い歪みはフレイムヘイズに感知されやすいため、多くの“徒”は喰った(喰われた)人間の“存在の力”を少量残して加工し、トーチという残滓を作る。トーチを作ると“存在の力”の消失が緩やかになり、この世に発生する歪みも最初は弱く、その後徐々に強くなっていくため、フレイムヘイズに感知されにくくなる。またフレイムヘイズたちも、“徒”との戦闘の後に必要に応じてトーチを作り、世間に急激な変化がないように配慮している。
トーチは元となった人間の姿と記憶を持ち、その人間が生き続けた場合と同様に活動するが、残された“存在の力”を消耗するにつれ徐々に存在感や気力が薄れ、やがて“存在の力”を完全に失い消失する。周囲の人間は、しだいにトーチへ意識を向けなくなるため、トーチが消失しても全く気づかない。トーチ自身も通常は、自身がトーチであると気づかないまま消失する。また、元となった人間に関する人々の記憶や所持品などの「存在した証」は、トーチが存在する間は維持されるが、トーチが消失すると同時にこの世から失われる。
トーチの中には、特殊能力を持つ道具“宝具”を存在の内に宿すものがある。このようなトーチは“ミステス”と呼ばれ、そのトーチが燃え尽きる、または破壊されると宿されていた宝具は別のトーチに無作為に転移し、移った先のトーチがまた“ミステス”となる。“ミステス”は基本的には普通のトーチと何ら変わりないが、宿した宝具の影響を受け特殊な力を持つ場合がある。本作の主人公である坂井悠二もまた、“ミステス”の一人である。
“存在の力”への干渉は、基本的に「在り得ないことの現われ」「事象への干渉」の片鱗として炎として視覚化される。この炎はあくまで見た目の話であり、熱エネルギーを持たず、物も燃やさない。“徒”は個体ごとに違った色の炎を現す。フレイムヘイズは契約している“紅世の王”と、“燐子”(“徒”の作り出す下僕)は製作者である“徒”と同じ色の炎で、トーチの場合は存在を喰らった“徒”の炎の色を薄めたものになる。
三木一馬は高橋の前作『A/Bエクストリーム』が「重厚感」を前面に出したため「軽い」小説を求めていた読者に受け入れられなかったと分析し、本作では従来の高橋の作風に「キャッチー」な要素を加えることを考えた。例えば構想段階では妙齢だったシャナはギャップを出すことを目的として見た目や年齢を幼くすることで、全長130センチの大太刀を振り回すシャナの描写にインパクトを与えることができ、また読者層が若いことに着目して読者と同年代または年下の少女の頑張る姿に親しみを持たせることが出来ると三木は述べている。
文芸評論家の榎本秋は、敵とのバトルやその裏で進行する陰謀といった非日常と対比する形で日常シーンがしっかりと描かれていることが本作において特に魅力的な点であると述べている。その他、ヒロイン的キャラクターのエピソードによる「萌え」的な要素と、バトル&アクションや物語で徐々に明らかになる深く掘り下げて構成された設定による「燃え」的な要素が両輪となり人気の元となっているというライトノベルの常套手段が盛り込まれた作品であるとも紹介している。
高橋弥七郎による著書『灼眼のシャナ』の既刊一覧と、その他に収録された作品も併せて記載する。
タイトル | 初版発行日 | 発売日 | ISBN | |
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1 | 灼眼のシャナ I | 2002年11月25日 | 2002年11月10日 | 4-8402-2218-5 |
2 | 灼眼のシャナ II | 2003年4月25日 | 2003年4月10日 | 4-8402-2321-1 |
3 | 灼眼のシャナ III | 2003年7月25日 | 2003年7月10日 | 4-8402-2410-2 |
4 | 灼眼のシャナ IV | 2003年8月25日 | 2003年8月10日 | 4-8402-2439-0 |
5 | 灼眼のシャナ V | 2003年11月25日 | 2003年11月10日 | 4-8402-2519-2 |
6 | 灼眼のシャナ VI | 2004年2月25日 | 2004年2月10日 | 4-8402-2608-3 |
7 | 灼眼のシャナ VII | 2004年7月25日 | 2004年7月10日 | 4-8402-2725-X |
8 | 灼眼のシャナ VIII | 2004年10月25日 | 2004年10月10日 | 4-8402-2833-7 |
9 | 灼眼のシャナ IX | 2005年2月25日 | 2005年2月10日 | 4-8402-2881-7 |
10 | 灼眼のシャナ X | 2005年9月25日 | 2005年9月10日 | 4-8402-3142-7 |
11 | 灼眼のシャナ XI | 2005年11月25日 | 2005年11月10日 | 4-8402-3204-0 |
12 | 灼眼のシャナ XII | 2006年2月25日 | 2006年2月10日 | 4-8402-3304-7 |
13 | 灼眼のシャナ XIII | 2006年9月25日 | 2006年9月10日 | 4-8402-3549-X |
14 | 灼眼のシャナ XIV | 2007年2月25日 | 2007年2月10日 | 978-4-8402-3719-2 |
15 | 灼眼のシャナ XV | 2007年8月25日 | 2007年8月10日 | 978-4-8402-3929-5 |
16 | 灼眼のシャナ XVI | 2007年11月25日 | 2007年11月10日 | 978-4-8402-4061-1 |
17 | 灼眼のシャナ XVII | 2008年11月10日 | 2008年11月10日 | 978-4-04-867341-9 |
18 | 灼眼のシャナ XVIII | 2009年2月10日 | 2009年2月10日 | 978-4-04-867521-5 |
19 | 灼眼のシャナ XIX | 2009年9月10日 | 2009年9月10日 | 978-4-04-868007-3 |
20 | 灼眼のシャナ XX | 2010年4月10日 | 2010年4月10日 | 978-4-04-868451-4 |
21 | 灼眼のシャナ XXI | 2010年11月10日 | 2010年11月10日 | 978-4-04-870050-4 |
22 | 灼眼のシャナ XXII | 2011年10月10日 | 2011年10月10日 | 978-4-04-870960-6 |
既刊 | 初版発行日 | 発売日 | ISBN |
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灼眼のシャナ 0 | 2005年6月25日 | 2005年6月10日 | 4-8402-3050-1 |
灼眼のシャナ S | 2006年6月25日 | 2006年6月10日 | 4-8402-3442-6 |
灼眼のシャナ M | 限定販売 | なし | |
灼眼のシャナ SII | 2008年6月25日 | 2008年6月10日 | 978-4-04-867085-2 |
灼眼のシャナ SIII | 2012年11月10日 | 2012年11月10日 | 978-4-04-891085-9 |
灼眼のシャナ SIV | 2023年11月10日 | 2023年11月10日 | 978-4-04-915272-2 |
タイトル | 初版発行日 | 発売日 | ISBN | |
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解説本 | 灼眼のシャナノ全テ | 2005年12月30日 | 2005年12月10日 | 4-8402-3287-3 |
DVD付き限定版 アニメ『灼眼のシャナ』ノ全テ | 2006年10月27日 | 4-8402-3547-3 | ||
通常版 アニメ『灼眼のシャナII』ノ全テ | 2009年10月19日 | 2009年10月19日 | 978-4-04-868123-0 | |
DVD付き限定版 アニメ『灼眼のシャナII』ノ全テ | 978-4-04-868122-3 | |||
灼眼のシャナノ全テ 完 | 2013年6月27日 | 978-4-04-891322-5 | ||
画集 | いとうのいぢ画集『紅蓮』 | 2005年2月25日 | 2005年2月25日 | 4-8402-2898-1 |
いとうのいぢ画集II『華焔』 | 2007年8月9日 | 2007年8月9日 | 978-4-8402-3987-5 | |
いとうのいぢ画集III『蒼炎』 | 2009年8月10日 | 2009年8月10日 | 978-4-04-867990-9 | |
いとうのいぢ画集 結『遮那』 | 2013年8月9日 | 978-4-04-891321-8 |
2004年6月発売。2003年にラジオ番組「電撃大賞」内で計4回放送されたラジオドラマとCDオリジナル1編を収録。メディアワークスのネット販売や『電撃hp』の誌上通販などが行われた。脚本は作者である高橋弥七郎が担当し、小説本編のI巻とII巻の間を埋める正式な外伝となっている。後に脚本を小説の形式に書き直した外伝『ノーマッド』として小説化され『灼眼のシャナM』に収録された。
ジェネオンエンタテインメント(Assorted / SPLENDIDE)およびワーナー・ホーム・ビデオ(SUPERIORITY)より発売。キャストおよび設定をアニメ版と同様にした番外編ミニドラマとキャラクターソングを収録。
月刊アニメ雑誌「アニメージュ」2008年4月号付属。声優はテレビアニメシリーズに準じている。ミニドラマ『迷子の迷子のゆうじ君』とキャストによるコメントを収録。
メディアワークス刊の『月刊コミック電撃大王』2005年4月号から2011年10月号まで連載。
原作同様にシャナと悠二の出逢いから描かれており、I巻からIII巻までが原作I巻、IV巻からVI巻までが原作II巻、VII巻からVIII巻134ページが原作III巻、VIII巻135ページからX巻までが原作IV巻に相当する。また、II巻・IV巻・VI巻には漫画版『灼眼のしゃなたん』(アニメ版とは設定が異なる)、V巻には原作SII巻収録の『ゾートロープ』が収録されている。
毎巻、原作者・高橋弥七郎からのコメント、キャラクターデザインいとうのいぢからのコメントと書き下ろしのイラストが寄せられていて、そのコメントの中で高橋弥七郎はこの作品を「極上のコミカライズ作品」と高く評価している。
単行本は全X巻まで刊行された。累計発行部数は162万部を突破している。
『電撃「マ)王』増刊『電撃黒「マ)王』(季刊)にて、2007年9月19日(vol.1)から2009年(Vol.9)まで連載。2009年10月より本誌『電撃「マ)王』(現『電撃マオウ』)に移籍し、それに伴い掲載も月一に変化し、2012年7月まで連載された。
原作X巻の時代16世紀に焦点を当てた外伝コミック。シャナの先代にあたる『炎髪灼眼の討ち手』マティルダ・サントメールを中心にフレイムヘイズと“紅世の徒”の戦いが描かれている。
原作X巻には登場していないキャラクターとして“盤曲の台”ゴグマゴーグが登場しているが、外伝でこの“徒”が存在したことを仄めかすセリフがあり、番外編でも登場する等、正式なキャラクターとして扱われている。
2005年10月期のテレビアニメ化を機に、テレビアニメ3期、劇場版アニメ1本、OVA2シリーズ5本が製作された。いずれも製作はJ.C.STAFF。
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