横浜市立市民病院(よこはましりつしみんびょういん)は、神奈川県横浜市神奈川区にある医療機関。横浜市が横浜市病院事業の設置等に関する条例(昭和41年横浜市条例第60号)に基づき設置した病院である。地域医療支援病院の承認を受けるほか、地域周産期母子医療センター、災害拠点病院などの機能を有する。「慶應義塾大学関連病院会」に所属する慶應義塾大学病院、横浜市立大学の関連病院である。
横浜市立市民病院 | |
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情報 | |
英語名称 | Yokohama Municipal Citizen's Hospital |
標榜診療科 | 内科、精神科、神経内科、呼吸器科、消化器科、循環器科、小児科、外科、整形外科、形成外科、脳神経外科、呼吸器外科、心臓血管外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻いんこう科、リハビリテーション科、放射線科、麻酔科、歯科口腔外科 |
許可病床数 | 650床 一般病床:624床 感染症病床:26床 |
機能評価 | 一般病院2 機能種別版評価項目3rdG:ver.1.0 |
開設者 | 横浜市 |
管理者 | 中澤 明尋(病院長) |
地方公営企業法 | 全部適用 |
開設年月日 | 1960年(昭和35年)10月18日 |
所在地 | 〒221-0855 神奈川県横浜市神奈川区三ツ沢西町1番1号 |
位置 | 北緯35度28分7.8秒 東経139度36分17.6秒 / 北緯35.468833度 東経139.604889度 東経139度36分17.6秒 / 北緯35.468833度 東経139.604889度 |
二次医療圏 | 横浜 |
PJ 医療機関 |
同病院は、開設時の敷地(横浜市保土ケ谷区岡沢町56番地)の老朽化が著しく手狭になっていることを受けて、移転先の検討に入っていたが、その有力な候補に三ツ沢公園の敷地とそれに隣接する古河電気工業の社宅用地を挙げていることが産経新聞2014年3月26日付の紙面掲載で分かった。
移転先についてはこのほか横浜市内5か所が候補として挙がっていたが、
などを理由として、Jリーグの3チーム(横浜F・マリノス、横浜FC、YSCC横浜)が本拠地として登録しているサッカー専用のニッパツ三ツ沢球技場の裏手にある軟式野球・ソフトボール用の野球場と、古河電工の社宅を再開発して新病棟の建設を計画していたが、2017年9月7日に起工式が行われ着工した。2020年5月1日に開院した。
球技場のすぐ裏手になるとナイター時の光害や、応援団の鳴り物(太鼓、チアスティック、チアリーダーのポンポンなど)での騒音などの問題も発生する恐れがあり、J3リーグ・YSCC横浜理事長の吉野次郎は「なぜ球技場のすぐ隣に病院を建てる狙いがあるのか?」と疑念を示していた。一方で横浜市側は「光害・騒音対策に万全を期することによって、病院内の療養環境を良好に保つようにする」としていた。新しい病院の敷地の北側がスタジアムにあたるため、正反対の南側へ病棟や外来を配することとなった。
なお、病院の移築後は、軟式野球場を現病院の跡地に整備する計画(事実上、軟式野球場と病院の土地を交換する形)を予定している。
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