横光 克彦(よこみつ かつひこ、1943年11月4日 - )は、日本の元俳優、政治家。立憲民主党所属の元衆議院議員(7期)。本名は、武藤 勝彦。旧姓および旧芸名は、横光 勝彦。
横光 克彦 よこみつ かつひこ | |
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生年月日 | 1943年11月4日(80歳) |
出生地 | 日本統治下台湾 |
出身校 | 北九州大学(現・北九州市立大学)外国語学部 |
前職 | 俳優 |
所属政党 | (無所属→) (日本社会党→) (社会民主党→) (民主党(横路G)→) (旧立憲民主党→) 立憲民主党(赤松G・菅G) |
称号 | 文学士(北九州大学) |
選挙区 | (旧大分2区→) (大分4区→) (比例九州ブロック→) (大分3区→) 比例九州ブロック |
当選回数 | 7回 |
在任期間 | 1993年7月18日 - 2012年11月16日 2017年10月23日 - 2021年10月14日 |
よこみつ かつひこ 横光 克彦 | |
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本名 | 武藤 勝彦 |
別名義 | 旧芸名 横光 勝彦 |
生年月日 | 1943年11月4日(80歳) |
出生地 | 台湾 |
民族 | 日本人 |
職業 | 俳優・政治家 |
ジャンル | テレビドラマ・映画 |
活動期間 | 1970年 - 1993年 2013年 - 2017年 |
配偶者 | あり |
事務所 | オフィス斬→劇団青年座(青年座映画放送) |
主な作品 | |
特捜最前線 |
当時日本施政下だった台湾に生まれ、後に父の故郷大分県宇佐市に移住する。大分県立中津北高等学校、北九州大学(現:北九州市立大学)外国語学部卒業。
大学卒業後、1967年に文学座研究所第8期生となり、1968年に劇団青俳に入団。
劇団青俳入団後は、『中学生日記』(NHK)の教師役、NHK連続テレビ小説『北の家族』のレギュラー出演や、花王愛の劇場『忍ぶ川』(TBS)で、上村香子の相手役を演じるなどテレビドラマを中心に活動する。『北の家族』のヒロイン・志津の兄、和夫のオーディションでは清水章吾と最終選考まで残り、和夫役には清水が選ばれるが、真珠養殖に情熱を傾ける青年・徹の役で出演することになった。
1978年、テレビ朝日で放送された刑事ドラマ『特捜最前線』の第40話にゲスト出演。この時期、姓名判断の知識がある友人から改名を薦められ、横光 克彦に改名。その後、藤岡弘が『特捜最前線』を一時降板することになり、第52話より紅林刑事役で1987年の番組終了まで9年間レギュラー出演する。
俳優としては、グループ71を経て、アクターズプロに所属していた。
1993年、衆議院議員総選挙の当選を機に、政治家としての活動に専念するため芸能界を一時引退する。
2014年放送のテレビドラマ『三億円事件』(テレビ朝日)から俳優業を再開。活動再開当初はオフィス斬に所属し、2014年11月に青年座映画放送に移籍。東日本大震災後の野田内閣で環境副大臣を務めていたが、震災をモデルのひとつとした2016年の映画『シン・ゴジラ』では、環境大臣役を演じている。また、同年の映画『仮面ライダー1号』では総理大臣役を演じている。なお、テレビ番組「クイズタイムショック」に俳優時代に出場、トップ賞を獲得したものの、その後社民党議員として出場した「タイムショック21」では、成績が振るわず「トルネードスピン」を受けた。
実弟が大分県の労働組合役員であった関係で選挙での応援演説などを行ったのち、1993年の第40回総選挙において、阿部未喜男の後継候補として日本社会党の推薦を受け旧大分2区に無所属で立候補し当選する。
2002年には鈴木宗男事件にまつわる証人喚問において「島田建設からの金銭供与は政治資金規正法に基づいている」「モザンビーク共和国洪水災害への国際緊急援助隊の派遣に反対や異議を述べることはあり得ない」「島田建設株式会社側による秘書給与の肩代わりの事実関係を承知していない」との鈴木宗男の証言を偽証として議院証言法違反での告発に賛成した。
2003年12月より、社会民主党副党首を務めていたが、横路孝弘から熱心に誘いを受け2005年8月に社民党に離党届を提出。次期衆議院議員選挙に民主党より立候補することを表明した。社民党は10月6日の常任幹事会で、「党と党員の信義に反し、党内に混乱と不信を招いた」として、離党が了承されず除名処分が下った。2003年の第43回衆議院議員総選挙には大分3区から出馬し、自由民主党の岩屋毅に敗れるが、重複立候補していた比例九州ブロックで復活し、当選。2005年9月11日の第44回衆議院議員総選挙でも再び岩屋に大分3区で敗れ、2度連続で比例復活した。
社民党時代は北朝鮮による拉致問題に関連して、土井たか子や福島瑞穂・保坂展人・辻元清美ら所属議員の大半が北朝鮮寄りのスタンスと対話路線を支持したが、横光は阿部知子と共に北朝鮮への経済制裁を主張するなど、対北朝鮮政策では圧力路線を支持。また安全保障政策についても日米同盟を機軸とするという方針に一定の支持を表明している。
2006年5月23日、国立国会図書館法の一部を改正する法律案を提出した。第166回国会での衆議院懲罰委員長在任中の2007年6月18日、同じ民主党所属の内山晃に対する懲罰事案(与党提出)を審査するために委員会を開くかどうかを同委員会理事会で協議した際、「与野党間の議論が不充分である」、「議員の身分を決めるのは慎重に期すべきだ」として、同日の委員会審査はしないことを宣言した。しかし、同委員会の多数は与党議員であったため、同委員会の理事の一人である島村宜伸が委員長代理として委員会を野党欠席のまま開会。ここで横光の委員長としての運営が不当であるとして不信任動議が出され、与党(自民党・公明党)の賛成により議決された(同日内山の懲罰・登院30日停止処分も議決)。国会の常任委員長に対しては、国会法に基づく「本会議での解任決議(可決すれば委員長職強制解任)」と、「委員会での不信任決議(問責にとどまり拘束力なし)」があり、衆議院で委員長不信任決議が議決されたのは1948年12月22日の上林山栄吉に対する予算委員長不信任決議可決以来で59年ぶりのことであった。本件議決を受け衆議院議長の河野洋平は横光に自主的な辞任を促したが、横光はそのまま委員長職にとどまった。
2009年7月、第45回衆議院議員総選挙では、大分3区で岩屋を下し、2003年に選挙区が変更になってから初めて小選挙区で当選した(岩屋もかつての横光同様比例復活)。2010年6月、民主党組織委員長に就任。2011年9月5日、野田内閣で環境副大臣に就任。
2012年12月、第46回衆議院議員総選挙では再び岩屋に敗れ、比例九州ブロックでも惜敗率9位で復活ならず、第40回総選挙以来20年近く守り続けてきた議席を失った。2013年8月、政界引退を表明。今後については白紙としながらも、俳優復帰を示唆していた。
2017年10月5日、第48回衆議院議員総選挙に横光が大分3区から立憲民主党の公認候補として出馬をする意向を固めたことを、民進党大分県連関係者が明らかにした。既に後援会組織などは解散しており、「人も金もない裸一貫の選挙戦」を覚悟したというが、以前の支援者の結集に成功し、最終的に84,133票を得て比例九州ブロックで復活当選し、国政に復帰した。11月1日同党代議士会長に就任。
2021年10月31日の第49回衆議院議員総選挙では、再び岩屋との一騎打ちの構図となるも前回より票差を広げられ、比例復活もならず落選。
立憲民主党から五年ぶりに立候補した2017年の第48回衆議院議員総選挙の際、毎日新聞が行ったアンケートに、次のように回答している。(毎日新聞、「第48回衆院選 立憲 大分3区 横光克彦」、候補者アンケート)
その他
『特捜最前線』には政治関連のエピソードも多く、巨悪の象徴として国会議事堂が映し出されるシーンも多かったため、後年政治家になり政治家の汚職事件が多いことが悔しいとインタビューで答えている。
紅林刑事のキャラクターについて、真面目を絵に描いた男と評しているが、横光自身のキャラクターとは全く違うと述べている。スタッフとの呑み会の席で大笑いしていた横光の姿をヒントに、脚本家の長坂秀佳は第129話「非情の男・ピエロと呼ばれた男!」を執筆している。横光自身、『特捜』で特に印象に残るエピソードとして挙げている。
紅林刑事は、恋愛関連のエピソードも多く、結婚を考えていた女性が襲われて紅林が自暴自棄になる第404話「殺意を呼ぶダイヤルナンバー!」のラストシーンの紅林のナレーションは、横光の要請で入れられたものである。
『特捜』で共演した藤岡弘、は役の上では先輩だが、実際は横光のほうが年長である。インタビューなどでは「藤岡ちゃん」と呼ぶこともある。
妻の従姉妹に自由民主党衆議院議員・佐藤ゆかりがいる。
横光勝彦名義
横光克彦名義
横光勝彦名義
横光克彦名義
議会 | ||
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先代 鈴木克昌 | 衆議院沖縄及び北方問題 に関する特別委員長 2017年 - 2018年 | 次代 末松義規 |
先代 生方幸夫 | 衆議院環境委員長 2012年 | 次代 吉野正芳 |
先代 岩國哲人 | 衆議院懲罰委員長 2006年 - 2007年 | 次代 池田元久 |
公職 | ||
先代 近藤昭一 | 環境副大臣 2011年 - 2012年 | 次代 生方幸夫 園田康博 |
党職 | ||
先代 (創設) | 旧立憲民主党代議士会長 初代 : 2017年 - 2020年 | 次代 (解党) |
先代 中西績介 | 社会民主党国会対策委員長 第5代 : 2003年 - 2005年 | 次代 重野安正 |
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