『梁書』(りょうしょ)は、中国南朝の梁(502年から557年)の歴史を記した歴史書。56巻。629年(貞観3年)に、陳の姚察の遺志を継いで、その息子の姚思廉が成立させた。
同時期に完成した『晋書』などの官撰の正史とは趣きを異に、司馬氏父子の『史記』などに通ずる私撰の史書としての意味合いを持っている。
本紀6巻・列伝50巻で構成されており、南朝梁から陳にかけて編纂された『梁史』も参照にされている。
後世の評価では、概ね公正で体裁も整った良史とされるが、列伝の立伝方針や編纂順序等に難ありとの評価もある。また、引用文以外の文章は当時全盛の駢儷文を採用せず、古文を用いて叙述している点にも特徴がある。
巻五十四 列伝第四十八 諸夷には、倭国を含め、当時の東・東南・西・中央・南アジア諸国について記載がある。倭伝では、倭王武が大将軍に除正されたことなどが記されている。
巻五十四 列伝第四十八 諸夷には、倭国を含め、当時の東・東南・西・中央・南アジア諸国について記載がある。各国、歴史的な実在と比定が確認されているもの、未確認のものがある。以下、掲載国とその概要を記す。
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